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2019-02-08 17:35

ヨーロッパから見た日本・日本車

 
 1月29日のエントリー「マクロンが日産とルノーの経営統合を要求  2019-01-29 19:13」のコメント欄に縄文人さんから興味深いコメントをいただいた。
マクロンが日産とルノーの経営統合を要求する背景には「マクロンは日本を知らない」という問題があるのではないかとの指摘である。
根の深い問題で、コメント欄では書ききれなかったので、この問題についての私の考える所を書いてみたい。この問題の根っこにあるのはマクロン=フランスだけではない。ドイツが問題だという話になってくる。そしてマクロンは自動車を知らないということにもなるのだが、さてどうなりますか。


最初に縄文人さんの投稿から

<以下引用>
マクロンは日本を知らない

少し気になることがあります。
それはヨーロッパから見て日本はどのように映ってるいるのかということです。
そこが解らないとマクロンの言動あるいはメルケルの行動が解らないかも知れないと思います。
というのは、トッドの著書を読めば、彼が日本について「人口減少に苦しみ経済が縮小している斜陽の国」という印象を持っていることが解ります。
トッドの日本観は、おそらくヨーロッパのインテリの日本観でしょうから、マクロンやメルケルの日本観でもあることは間違いないと思います。
これはもしかしたら朝日新聞の創作した日本です。ヨーロッパのインテリは「朝日新聞の英語版」しか読まないのかなと思います。
そこから推測してマクロンは日産とルノーの合併は、日本にとって大変有り難いことであったと推測しており、ゴーンの先見の明でEV開発に成功したと考えているとも想像します。
マクロンにしてみれば、経済が縮小している日本にはもともとEVなど開発する必要もなく、トヨタなど安いから売れる車であり、日産のEV開発はルノーのおかげであり、日産がルノーの子会社になることは、当然の流れで、かつ日本にとってもそう悪い話ではないはずだと推測していないか。もしそうならマクロンの言動も解るような気がします。
トヨタのハイブリッドが奈辺の技術であるかは、ボッシュは知っているでしょうが、そのボッシュが緘黙すれば、ヨーロッパ中誰も知らない技術になります。
マクロンにしてみれば、まさか安倍が自分の申し出を断るとは信じ難いと思っているかも知れません。きっと日本にとっても良い提案であるはずだと思っているに違いありません。
昔々のまた昔、アメリカにケリー国務長官という人がいたそうですが、彼が就任するとき、アジアの担当官に「なぜ日本は孤立しているのか」と聞いたという話があります。担当官から「孤立しているのは日本ではなく中国だ。」と聞いてたいそう驚いたというホラ話があります。
もしかしてこれと同じかなあと考えた次第です。
2019-02-05 08:43 URL 縄文人 

<引用ここまで>


ここで現状認識として自動車メーカー別の生産台数ランキングと売上高ランキングを見てみます。報道では日本のトヨタとドイツのVWがトップ争いをしている。そこにルノー・日産・三菱グループが割り込んで三つ巴の争いと言われていますが・・・。





2017年 自動車メーカー販売台数
            メーカー        販売台数
第1位 VW(注)      1074.2 万台
第2位 ルノー・日産     1060.8 万台
                   ・三菱連合
第3位 トヨタ   1038.6 万台
第4位 GM       960.0 万台
第5位 現代-起亜         725.1 万台
第6位 フォード         660.7 万台
第7位 ホンダ         518.8 万台
第8位 FCA                 474.0 万台
第9位 PSA                 363.2 万台
第10位 ダイムラー          327.4 万台
(出所:https://car-moby.jp/295745#c12
(注:VWグループにはこんな企業も含まれる)
フォルクスワーゲン・アウディ・ランボルギーニ・ドゥカティ・セアト・シュコダ・ベントレー・ブガッティ・ポルシェ・スカニア・MAN

有名どころではアウディとかポルシェなどがVWグループとして台数に入っています。こんなことまでして台数世界一を追い求めたんでしょうね。そういえば日本のスズキもVWに騙されてVWに取り込まれそうになりました。スズキの爺様の英断で手切れ金を払って縁を切ったんですが、まさに正解でした。流石スズキの爺様、英断です。


そんな事でこれをブランド別にみると
1)トヨタ 938万台
2)GM 797万台
3)VW 623万台
4)日産 581万台
5)ホンダ 522万台
6)フォード 491万台
7)現代自動車 451万台
8)ルノー 376万台

こんな事でVWブランドとしては日産より少し上と言った所でしょうか。


しかしこれを売上高ベースで見てみるとどうなるか。

2019-2-7世界の自動車メーカー売上ランキング2017 
https://automotive.ten-navi.com/article/29752/

売り上げベースではトップは台数3位のトヨタですが、僅差でVW。しかしそれより3位にびっくり、ダイムラーです。昔は車の名前はメルセデス・ベンツ、会社の名前はダイムラー・ベンツでしたが、クライスラーとの合併・合併解消を経て、現在の社名はダイムラーです。
高級車ベンツと大型トラックを作っているので、台数は少ないが売り上げ高は凄いです。
(下の表の台数順位が12位、上の表の台数順位が10位と可笑しいですが、これはこんなものとして見てください)

台数ベースでドイツ勢が凄いのは分かりますが、ルノー、あるいはフランス勢も健闘しているように見えます。しかし売上金額で見るとダイムラー(車名はメルセデス・ベンツ)の存在感は大きいことが分かります。
流石自動車王国ドイツです。

ヨーロッパの自動車メーカーはこのようにドイツ勢が圧倒的で、フランス勢などはルノーとプジョー・シトロエングループを合わせてもVWの半分程度、そこにダイムラーとBMWが加わり、部品メーカーの巨人ボッシュがいる。ドイツ勢の圧倒的な強さが分かります。こんな現状認識の上でこの問題を見ていきます。


さてこんな現状認識に立ってみてみたいのがカーオブザイヤー。
欧州には欧州カーオブザイヤーと世界カーオブザイヤーが有ります。ここでどんな車がカーオブザイヤーに選ばれたのか見ていくと欧州のジャーナリストの考えていることが大体見当がつくのではないかと調べてみました。

最初に欧州カーオブザイヤー
欧州カーオブザイヤー概要:1964年に始まり、ヨーロッパ7か国の自動車雑誌社各1社により構成され、自動車ジャーナリストが審査員となる。2006年には22か国からの58人が審査。

最近30年の欧州カーオブザイヤー受賞車
1990年 - シトロエン・XM
1991年 - ルノー・クリオ(日本名ルーテシア)
1992年 - フォルクスワーゲン・ゴルフ(3代目) - フォルクスワーゲン(VW)車初の受賞
1993年 - 日産・マイクラ(日本名マーチ) - 日本車初の受賞
1994年 - フォード・モンデオ
1995年 - フィアット・プント
1996年 - フィアット・ブラーボ/ブラーバ(日本名ブラビッシモ)
1997年 - ルノー・メガーヌ/ルノー・セニック - セニックはミニバンとして初の受賞
1998年 - アルファロメオ・156 - アルファロメオ初の受賞
1999年 - フォード・フォーカス - 史上初・欧州/北米のカー・オブ・ザ・イヤー同時受賞
2000年 - トヨタ・ヤリス(日本名ヴィッツ)
2001年 - アルファロメオ・147
2002年 - プジョー・307 - プジョー3度目の受賞
2003年 - ルノー・メガーヌ(2代目)
2004年 - フィアット・ニューパンダ
2005年 - トヨタ・プリウス(2代目) - 日本車初の欧州/北米カーオブザイヤー同時受賞
2006年 - ルノー・クリオ(3代目) - ルノー6度目、クリオとして2度目の受賞
 (注:2005年にはトヨタ・プリウスが37人からの最高得点を得て計406点で1位を受賞したのに対し、2006年にはルノー・クリオが235点の得票で1位となったが、同車に10点満点を投票したジャーナリストは僅か一人であった。)

2007年 - フォード・S-MAX - フォード8年ぶり、ミニバンとして2度目の受賞
2008年 - フィアット・Nuova 500 - フィアット(傘下ブランド除き)9回目の受賞
2009年 - オペル/ヴォクスホール・インシグニア - 欧州GMの22年ぶり受賞
2010年 - フォルクスワーゲン・ポロ(5代目) - VWとして18年ぶり、2度目の受賞
2011年 - 日産・リーフ - 電気自動車初の受賞
2012年 - シボレー・Volt/オペル(ヴォクスホール)・アンペラ - 電気自動車として2年連続の受賞
2013年 - フォルクスワーゲン・ゴルフVII - VWとして3度目、ゴルフとして2度目の受賞
2014年 - プジョー・308 - プジョー4度目の受賞
2015年 - フォルクスワーゲン・パサート
2016年 - オペル・アストラ
2017年 - プジョー・3008

欧州カーオブザイヤーは欧州ですからアメ車が無いのは分かります。欧州車中心ですが、日本車も結構入っています。
2005年のプリウスについては、圧倒的な支持でトップとなり受賞しました。この間の経緯は以下ブログ参照ください。

このブログで引用しているプリウスの設計者八重樫さんの話が興味深い。要点だけ引用すると

冒頭(欧州カーオブザイヤー)の選考委員会委員長Mr. Rey Huttonのスピーチの中で
「トヨタは(自動車としての)厳しい道を学んできた。カーオブザイヤーの審査委員は、2000年プリウスも候補としたが、その投票は割れていた。当時では、プリウスが将来のビーコン(引用者注: beacon 、標識、かがり火、航空標識などの意味、将来の方向を指し示すものと言う意味と思われる)と見なした委員と、ハイブリッドのアイデアは見当違いと片づけた委員に分かれていた。新型プリウスは2000年には無かった大部分を持つようになった。今回は、32の候補車の中で、過去最高得点の一つ139点を獲得し、58人の審査員のうち39名がトップとした。」
などとこの受賞を紹介してくれました。

・・・中略・・・

このブログを書きながら、はたと思い至ったことがあります。この欧州カーオブザイヤーの受賞式は2005年1月、これがひょっとすると今大騒ぎになっているVWスキャンダルの引き金の一つになったのではとの思いです。
プリウスハイブリッドが米国で、欧州で認知度が高まり、急激に販売を伸ばし始めたのもこの頃からです。講演会、フォーラムでの欧米エンジニアの態度、目線に変化を感じ始めたのもこの時期からのような気がします。特に、欧州のエンジニア、ジャーナリストは、審査員のコメント、委員長のスピーチにあったように2000年のモデルまでは、ハイブリッドを収益無視の広告宣伝用のシステム、欧州では通用しないとの意見が主流であったのに対し、この2003年二代目でその見方が変わったように思います。

・・・中略・・・
この二代目プリウスは、このブログのように、2005年欧州カーオブザイヤー受賞の他、北米カーオブザイヤーも受賞しました。
以下略
<引用ここまで>

長々と引用したのは、私の見る所ですが、この2台目プリウスの成功が発端になって、その後のヨーロッパメーカー(特にドイツのカーメーカー)のクリーンディーゼル(というマヤカシ)への傾斜とキャンペーンが始まり、日本敵視政策が始まったと見ているためです。
最近もトヨタはEVに出遅れているキャンペーンをやっていますね。

そんなものの一環がこんなもの。もう一つの「世界カーオブザイヤー

世界・カー・オブ・ザ・イヤー (World Car of the Year 、WCOTY)概要:2004年創設、23国・82人の国際的自動車ジャーナリストにより選考される自動車賞である。
その年に、世界各地域・各国で発売される新車を平等に評価・投票するものとして創設された。選考の対象となる自動車は、該当年の1月1日の時点で2つ以上の大陸にまたがる5か国以上で販売されていることが条件である。

歴代受賞車
  ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー
2005   アウディ・A6
2006  BMW・3シリーズ
2007   レクサス・LS 460
2008   マツダ・デミオ
2009   フォルクスワーゲン・ゴルフ VI
2010   フォルクスワーゲン・ポロ 6R
2011   日産・リーフ
2012   フォルクスワーゲン・up!
2013   フォルクスワーゲン・ゴルフ VII
2014   アウディ・A3
2015  メルセデス・ベンツ・Cクラス
2016   マツダ・ロードスター[3]
2017   ジャガー・F-PACE
2018   ボルボ・XC60

14車種のうちドイツ車が8車種、中でもVWが4車種、VWグループとしてアウディも入れると6車種がVWグループです。日本車はトヨタ1、日産1、マツダ2。
これだけ見てもこの世界カーオブザイヤーがドイツ車マンセーが目的と分かります。世界と言いながらアメ車が有りません。

実はこれにはからくりが有ります。「選考の対象となる自動車は、該当年の1月1日の時点で2つ以上の大陸にまたがる5か国以上で販売されていることが条件である。」、これです。これでアメリカ専用車とか日本専用車はパージされます。日本車がアメリカでいくら売れても、日本(アジア大陸)とアメリカ(北米大陸)で、2大陸はクリヤーしますが、5ヵ国以上という縛りでこれも選考対象から外れます。一方ヨーロッパは小さな国が沢山ありますから、5ヵ国以上は簡単にクリヤーできる。2大陸も多分トルコ位を入れればヨーロッパ大陸とアジア大陸がクリヤーできるから問題なし、巧妙ですね。

しかももう一つの問題。この欧州カーオブザイヤーは「World Car Awards -  Steering Committee」の6人の委員が審査員を指名するようですが、その6人は日本、イギリス、カナダ、ドイツ。アメリカ、インドとなっているものの日本の委員というのはPETER LYON というオーストラリア人(やっぱりねえ)。
こんな所が14車種中ドイツ車が8車種も受賞する原因ではないかと思う。

そこで直近の状況はというと、2019年はこんな車がノミネートされている。

2019ワールドカーオブザイヤーの第2次選考10車種
・アウディe-tron
・BMW3シリーズ
・フォード・フォーカス
・ジェネシスG70
・ヒュンダイ・ネクソ
・ジャガー I-PACE
・メルセデスベンツAクラス
・スズキ・ジムニー
・ボルボS60/V60
・ボルボXC40

日本車はスズキ・ジムニー、まあノミネートされるだけ良しとせねばいけないかもしれないがどうなんだろう。


結論です。ヨーロッパのメディアが伝える自動車関連のニュースはこのようにとんでもないバイアスがかかっています。そして残念ながらゴーンもマクロンもこんなニュースを見て日本の実情を判断しますから、縄文人さんが言われる懸念も尤もです。
つまり
>マクロンにしてみれば、経済が縮小している日本にはもともとEVなど開発する必要もなく、トヨタなど安いから売れる車であり、日産のEV開発はルノーのおかげであり、日産がルノーの子会社になることは、当然の流れで、かつ日本にとってもそう悪い話ではないはずだと推測していないか。
こんな見方になるように欧州のメディアが情報を垂れ流している訳です。
そして
その黒幕はどう見てもドイツのVW・ダイムラーを代表とする自動車関連でしょう。

騙されてはいけませんね。



  1. 自動車
  2. TB(1)
  3. CM(2)

2019-02-06 13:32

韓国朝鮮人への基本認識が甘い


 宮崎正弘さんのメルマガの読者の声欄で大変興味深い話がやり取りされている。
最初は落合道夫さんの「韓国への警戒」についての投稿。それを受けてのKI生さんのご自身の体験談である。特にKI生さんの話は日本人として真剣に受け止めなければいけない話。
KI生さんはご自身の体験から『日本人全般に、「朝鮮(韓国+北朝鮮)と朝鮮人への基本認識」が甘いと感じます』と言っています。
先ずはその読者の声の紹介から。


<以下引用>

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
より読者の声2のみ引用

(読者の声2)「韓国への警戒」
1.韓国の企図不明
レーダー照射事件は、韓国政府の異常な対応に驚いて韓国を馬鹿にする向きが見られるがよくない。というのはこの事件の裏がまだ見えていないからだ。
これは日本人が気付かない事情があるということでそれは即日本にとって危険ということである。分かるまで警戒を固める必要がある。

 2.制裁論
こうした状況で制裁を声高に主張するものがいる。しかし、制裁は強い者が弱い者にすることだ。日本は韓国に比べて強いのだろうか。たしかに経済力は大きいが国防力ではどうか。政治力などを含めた総合力ではどうか、見直す必要がある。なお極東では武器と金なら武器を取ると云われている。武器があれば金は巻き上げられるからだ。

 3.武器
専門家の間には両国の新型戦闘機の性能を比較する人がいる。しかしこれは第二次大戦の発想だ。国防力は政治を含めた総力戦だ。核ミサイルを除き武器、兵器の優劣は二の次、三の次の話だ。

 4.政治力の差
そこで、韓国の日本に対する浸透振りを見ると、半端ではないことに気付く。何しろ国政の最高機関である議会に多数の議員を送り込んでいるのだ。一方日本はどうかというと、韓国議会に日系議員は見当たらない。また、帰化した朝鮮人が政財官マスコミ文科教育界に多数いると言われている。
それが日本社会の韓国エッジになり、日本の正常化を妨害しているという。
では日本人は韓国に同じように浸透しているだろうか。全く聞いていない。それどころか今年、多数の著名な日本人の国会議員が恥ずかしそうに東京の韓国人の新年会に出席していた。当然理由があるのだろう。ということで、韓国を軽視することなどまったくできない。これでは制裁どころの話ではない。自衛を固めなければならない。

 5.国家の基本
地政学は「隣国は敵対する」と規定している。マキャベッリは「隣国を助ける国は隣国に滅ぼされる」と記している。国家と人間関係を混同してきた戦後日本の対韓外交は大失敗だった。
 6.国防の心配
今日本と韓国の軍事力を比較すると韓国は徴兵を完成している。愛国心も非常時の組織行動も日本人より優れている。また最近水中発射ミサイル装置を持つ潜水艦を進水させた。これを北朝鮮に供与すれば北は固定基地に縛られることなく自由に核ミサイルを発射できるようになる。
米国は身代わり被曝はしない。だとしたら日本が核自衛するしかない。時間が無いから占領憲法は棚上げして特例法で再軍備し核自衛すべきだ。核開発には3年、3兆円が必要というが年間予算と比べると安いものだ。国民に急速に危機到来をひろめるべきである。
   (落合道夫)

<落合氏の投稿は終わり、以下はKI生さんの投稿>

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」

(読者の声4)貴誌5973号の、「読者の声2」「韓国への警戒」に関しまして、投稿します。
日本人全般に、「朝鮮(韓国+北朝鮮)と朝鮮人への基本認識」が甘いと感じます。幼馴染の親友の在日韓国人(74歳)より、朝鮮人のホンネを聞かされたことがあります。
(1)秀吉、伊藤博文は、殺しても殺したりないほどの憎悪を、深層に持っている。秀吉の二度にわたる暴虐は、400年前であろうと許さないし、忘れない。まして36年間の併合という植民地支配は、昨日のことであり、絶対に許すことなどできるはずがない。 
(2)朝鮮人は、一民族として、南北統一を心から希っている。我々は好んで南北に分かれた訳ではない。統一は「民族の悲願」である。ドイツは統一なって発展している。
(3)日韓条約で賠償して全て済んでいると日本は云うが、あんなはした金で、済まそうとは何たる傲慢な態度か等々
しかし彼はそれがホンネであっても、経済交流、観光文化スポーツの交流、自由にやれば良い。
 韓流ブームは在日には嬉しいことである、日本人もどんどん韓国に旅行したらいい、と語りました。また米韓軍事同盟、米日軍事同盟は成立していますが、日韓軍事同盟はないのです。なにも韓国とべたべた付き合う必要など全くありません。
 しかし、「朝鮮」は未来永劫、日本の「隣国」です。
(KI生、尼崎市)

<引用終り>


私がこの投稿で絶句したこと、それは私にも在日朝鮮人の同級生が一人いたからである。
KI生さんの「幼馴染で親友」という方は現在74歳。ということは昭和19年か20年生まれ位。だから親が戦前から日本に来ていたのか、又は昭和25年頃の朝鮮戦争前後に日本に逃れてきた人の子供ということだと思う。

実は私も小学校時代の同級生に一人在日朝鮮人がいた。日本名を名乗っていたので、早くから帰化していたかもしれない。小学校時代はその子の家に遊びに行ったりしていた。
その子の家に行くと、土間に汚いバケツが置いてあり、中に白い変なものが入っていた。親父さんがその変なものを欠けた茶碗ですくって「さあ飲め」と飲ませてくれた。どぶろく(マッコリ)だった(笑)。
子供が昼間っから赤い顔をしてフラフラしているのだから平和な時代だった訳だ(笑)。
その同級生とは中学高校とも同じ学校だったが、クラスが違い疎遠になった。それでも小学校の同窓会をすると遠路はるばるやって来る。そして二次会三次会まで付き合っていくので、在日朝鮮人としての苦労話などもきいたことがある。その同級生は日本人女性と結婚したのだが、相手の親に反対され大変だった。それでも頑張って親を説得し、今のカミさんと一緒になった。そんな苦労話が色々あるようだった。


本題に戻ります。
KI生さんの幼馴染で親友という人の話。恐らく小学校の頃からの知り合いなのであろう。しかしそんな人が「秀吉、伊藤博文は、殺しても殺したりないほどの憎悪を、深層に持っている」、こんな感情を持つに至ったのはどうしてだろう。私の同級生の話と比較すると、どうしてそんな感情を持つのか理解できない。
「まして36年間の併合という植民地支配は、昨日のことであり、絶対に許すことなどできるはずがない
この日韓併合を植民地支配などというのは朝日新聞史観であり、日本は併合したのだが植民地として朝鮮を搾取したわけではない。実態は日本の大幅持ち出しである。

こんな所を私の同級生と比較して考えると、多分KIさんの親友という方はどこかで朝鮮学校にでも行っていたのではないか。
朝鮮学校は現在でもこんな風である。

2019-2-5朝鮮学校の授業風景 
この写真は以下より拝借しました
https://kaikai.ch/board/8795/


ここで使っている教科書は北朝鮮のモノ。ここで教えているのは猛烈な反日である、こんな所で学んでいれば、今回のKIさんの友人の方のような日本に対する憎悪も良く分かる。

朝鮮人学校を卒業した人の書いたものを見ると、「実に偏った教育を受けてきたものだと痛感しているが、今となっては最早手遅れ」、こんな感想を述べているがこれが本音だろう。

しかし、実際の人格は愚衆ではなく悪鬼、これが心ある韓国人の言葉であるのが問題の深刻さだ。

以下ブログ参照ください。
韓国人のアイデンティティを一言で言えば「憎悪」 2017-05-21 18:30」
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1392.html

ここにこんな記事がある。バンダービルドさんの発言だが・・・

分かってみると愚衆ではなく悪鬼だった
バンダービルド

 私は、韓国人の多くは、よく騙されて扇動される愚衆だと思っていたが、現在の一般的な韓国人たちが見せている不気味な態度は、韓国人たちの多くが単純な愚衆ではなくて、悪鬼に属するという感じを消すことができない

愚衆とは、愚かで騙されやすい人々という意味である。
これに対して悪鬼は、悪いことをする者を意味する。
最近の混乱期に徐々に現れているのは、相当数の韓国人たちが悪鬼に近いという点である。
最近の韓国人が見せている行動をもとにして、その源となるそれぞれの思考や潜在意識を推測すると、具体的な例(象徴的な例)としてこのような表現が可能である。

「米国は嫌いだから退け!日本も嫌いだから退け!財閥(大企業)も全部嫌いだから退け!」

しかしこれはおとなしい表現で、もっと誇張してリアルに表現すると、相当数の韓国人たちの今日の精神状態はこれに近い。

「米国を引き裂いて殺し、日本も引き裂いて殺そう!財閥も全部引き裂いて殺そう!」
(引用者注:この考え方が韓国朝鮮人が時折見せる凶悪な犯罪の原点と言ってもいいだろう)

<引用終り>


このKI生さんの投稿を取り上げたのは、普段何でもない人が内にとんでもない「憎悪」、「怨念」、「悪意」を持っているかもしれない。その対象が韓国朝鮮人だということで、日本人がもっと気をつけねばいけない事なんだと思う。

私もタイ時代に一番気をつけていたのが悪意による「故意の機械故障」、「良品の箱に不良品をわざと混入させ、信用失墜を図る」、こんな事だった。残念ながらローカルのレベルより大幅に向上したと言ってもゼロでは無かった。むずかしい問題である。

是非皆さんも身の回りからまずチェックしてほしいと思います。


  1. 朝鮮韓国
  2. TB(0)
  3. CM(12)

2019-02-05 16:52

春はあけぼの


 今日は旧暦の1月1日。一昨日が節分で昨日が立春。
昔の人の感覚なら、明けましておめでとう御座います。いよいよ春ですね。こんな感覚でしょうか。

春と言えば、
春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎはすこしあかりて、むらさきだちたる雲のほそくたなびきたる

枕草子です。
所で今朝、ヒョイと外を見たらこんな雲が

2019-2-5本日の夜明け、紫色の細い雲
2月5日06:49

むらさきだちたる雲のほそくたなびきたる」というのはこんな雲なんでしょうか。
でも清少納言の見た空は、「やうやう白くなりゆく山ぎはすこしあかりて」なのでもっと薄暗い感じだったかもしれません。


実は朝、こんな雲があるのに気が付いて慌てて手元のカメラで撮ったのがこれ
2019-2-5本日の夜明け、紫色の細い雲6時44分 
2月5日06:44 (冒頭の写真の5分前)

これだと「むらさきだちたる雲のほそく」になるかも知れません。
でもこの場所では何ともならないので、大急ぎでもう少し見晴らしの利く所まで小走りで行ったのが冒頭の写真。わずか5分で随分違います。
(影の声:望遠も持って出ればよかったとすぐ気が付いたが、取りに帰る時間なし、トホホ)


そしてこれが冒頭の写真の1分後。
2019-2-5本日の夜明け、紫色の細い雲6時50分 
2月5日06:50

太陽がさらに上ってきたので雲が金色に光っています。美しいですが、でもこれでは「むらさきだちたる雲」とは言えないですね。

旧暦(太陽太陰暦)元旦の朝はこんな感じでした。
雲の色が紫から金色に変わるのにほんの数分。清少納言はこんな瞬間の色の移り変わりを目にして「春はあけぼの」と言ったんですね。
素晴らしい感性です。

  1. 社会一般
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2019-01-30 16:16

タシュケントのナヴォイ劇場<技術者倫理の絶好の見本


 筑波大学の掛谷 英紀 (かけやひでき)氏がツイッターで大変いいことを言っている。
記録の為引用します。

<以下引用>
https://twitter.com/hkakeya/status/1089538974731784192
Hideki Kakeya
@hkakeya
文系の先生がシベリア抑留を教えないので、我々理系の教員が教えるしかない。私は技術者倫理の授業で必ず取り上げる。タシュケントのナヴォイ劇場は抑留された日本人が作った。1966年の地震で周りの建物は倒壊したがナヴォイ劇場は倒れなかった。最近相次ぐ耐震偽装事件と好対照をなす事例。
7:01 - 2019年1月27日

@hkakeya
 1月27日
戦前の人の職業倫理の高さは学校教育に支えられていた部分も大きいと思う。尋常小学校の国語教科書に出てくるのが青函連絡船の久田佐助船長の話。乗員乗客を全員救命ボートに乗せた後、自分は母船に残って救難信号を打ち続け、船と共に沈んだ。この話に限らず、戦前の国語教科書は読み応えがある。

<引用終り>


ナヴォイ劇場
2019-1-30ナヴォイ劇場 
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%82%A4%E5%8A%87%E5%A0%B4

参考ブログ
http://aranishi.hobby-web.net/3web_ara/personal92.htm
ここにこんな事が・・・。
現地のウズベキスタンの人々を感動させたのは、
戦いに敗れても日本人は、誇りを失うことなく骨身惜しまず働いて立派な仕事を残した。」
 ウズベキスタンの母親は「子供に日本人捕虜のようになりなさい」人が見ていなくても手抜きをせずにまじめに仕事をする。すばらしい民族だ。」との言い伝えがあります。

参考図書・・中山先生の著書
ウズベキスタンの桜 単行本 – 2005/11/1  中山 恭子  (著)
2019-1-30中山恭子 


安倍総理大臣のウズベキスタン訪問  平成27年10月26日
https://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/ca_c/uz/page1_000145.html

日本人墓地参拝
2019-1-30安倍首相ウズベクスタン訪問1 

ナヴォイ劇場視察
2019-1-30安倍首相ウズベクスタン訪問2 

こんないい話は折に触れて語り伝えたいですね。
 
  1. 社会一般
  2. TB(0)
  3. CM(0)

2019-01-29 19:13

マクロンが日産とルノーの経営統合を要求


 日産のゴーン逮捕劇の続報です。ゴーンがフランスのルノートップを解任され新しい段階に入った。そしてかねて懸念されていたこと、フランス政府が日産の併合を強行するようになってきた・・・。
露骨ですねえ・・・。
丁度青山繁晴さんがこんなことを言っている。


日仏首脳が電話会談 、マクロンが日産とルノーの経営統合を要求!【青山繁晴】



虎ノ門ニュースはこれ
https://www.youtube.com/watch?time_continue=182&v=Q_E6DavJYQU

該当部分の文字起こしは ぼやきくっくりさんから拝借
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid2258.html#sequel

<以下文字起こし>
(1)日産・ルノー協力に期待 日仏首脳が電話会談

(ざっくり起こし)

【共同通信によりますと、安倍総理大臣は25日、フランスのマクロン大統領と電話会談し、フランスの自動車大手ルノーの新たな経営体制が決まったことを受け、日産自動車とルノーの協力が円滑に進むよう期待するという考えで一致しました。これは日本の外務省が発表したもので、電話会談で安倍総理は日産とルノーの提携に関し、日仏産業協力の象徴だと強調し、安定的な提携の維持や強化に期待を示しました。このほか、安倍総理とマクロン大統領は、今年6月に大阪で開催されるGT20、20の国と地域の首脳会合に向けた緊密な連携も申し合わせました】

 今日は時間がないのに、あえて珍しく全文読んでもらったんですね。
 たったこれだけの短い文。
 カスカスなんですよね。
 それで、ミスリーディングだと思うんです、これ。

 まず、フランスのマクロン大統領が、いわば一企業の問題で…。
 ルノーはフランスのを事実上の国有企業とも言われてます、大株主、筆頭株主ですよね
 でも日産はもちろん大事な企業だけど、日産だからといって、政府間協議やるってことはあり得ないわけですよ
 それなのにフランスのマクロン大統領の方から、どうしても電話で話したいってことで、電話してこられたんですよね。
 そのこともこの記事では全然、うかがい知ることはできなくて。

 しかも、もっと大事なこと、この中身について、要は日産とルノーの協力が円滑に進むよう、という話をしたんだと。
 で、この記事によれば、安倍総理は、日産とルノーの提携は、日仏産業協力の象徴だと強調して、安定的な提携の維持や強化に期待を示しましたと。
 何かもうフランスのおっしゃるとおりでございます、みたいな記事になってるでしょう?
 こういうミスリーディングな記事は困るんですよね。

 あんまりにもカスカスだから、差し替えたのかもしれません。
 ていうか、もし差し替えていたとしても、やっぱりこれが一報で出れば、これだけを使う加盟紙は、共同通信の加盟紙の中に、かなり当然あります。
 北海道新聞から沖縄タイムス、琉球新報まで、全国のブロック紙と地方紙は全部、共同通信の、基本的に加盟紙です。
 影響の大きさを考えると、こういう誤報に近いような記事は本当に困るから、あえて全文読んでいただいたんですが。

 まず実際起きたことはですね、マクロン大統領の言いぶりも、ていうか、この中にマクロンさんが言ったっていう話が一言もないんですよ。

(居島一平:ありませんね)

 記者にも問題あるけど、デスクが…。
 19年の記者生活考えると、この原稿上げると、デスクから馬鹿野郎電話が絶対かかってきます。
 何でマクロンの言葉ないんだよと。
 で、こんな異常な会談で、総理がそうですね、日仏協力の象徴ですねで終わるわけはねーだろ、何なんだこれはって言って突っ返されることが、100.0%間違いないんで。

 古巣だから逆に厳しくなるんですが、あえて甘く言うと、とりあえず一報だから出したのかなって。
 でも、あとで差し替えるから一報を軽く出すっていうのは絶対ダメなんですよ。
 通信社はそれをやっちゃダメなんですよね。
 First Impressionが大事ですからね。

 で、実際起きたことを言いますと、実はマクロン大統領は生やさしく電話してきたんじゃなくて、日産とルノーの経営統合してくれっていうか、しろと
 もっとはっきり言うと、ルノーの一部になれと、日産が完全に
 提携じゃなくて。

 ルノーって日産の半分以下なんですよ、本当は
 時価総額も売上も全部合わせて考えると。
 日産を100とすると、ルノーの実際のマーケットや生産能力とかあるいは持ってる資産、全部合わせると、よく見ても40ぐらいですよ
 比べものにならないんです。
 で、その焦りもあるんですよね。

 ところがマクロン大統領は、異様な電話をしてこられて、ルノーの中に日産を入れてしまえと。
 それが第一。
 それから、要するに、例えば統合した後のトップはルノーから出すと。
 だから、カルロス・ゴーン事件をきっかけにこういう話になってるんですけど、これは実は一般メディアにもちらちら出てるけど、本当はこの事件の背景がですね…。

 カルロス・ゴーンさん、僕のところに、ブログへの書き込みで、良い人だったんじゃないかとか、そういうのも来るんですよ、案外ね。
 というのは、やっぱり日産が一時期ものすごく会社の調子悪かったのみんな知ってるんで、それを立て直した恩人じゃないかっていうね、やっぱり私たち日本人に共通する気持ちがあると思うんですけど、実際は容赦ないリストラ、日本人のトップと違って、それが外国から来るとできるから、もうリストラに次ぐリストラで成し遂げた再建なので。

 ま、それ以外にも電気自動車の取り組みとか工夫はあったけど、電気自動車が本当に日産の立て直しにどれだけプラスだったかと言うと、必ずしもそうは言えない。
 トヨタのようにハイブリッド、電気とエンジンを組み合わせたやり方が実は収益上げてきたわけですからね。
 これからはもちろん違うんだけれども。

 それやこれや考えると、カルロス・ゴーンさんがお姉様とか、ご自分の家族とかあるいはご自身のために、自分の出した損を補おうとしたり、これは裁判でこれから争われることですけれども、しかし全体を眺めるとやっぱり、日産で全く異論、意見を言える人がいない。
 ゴーンさんに対してのチェックが働かなかった。
 これは日産の日本人の役員の企業ガバナンスが働いてなかったってことだから、より厳しく責任は追及されなきゃいけないけど、ゴーンさんに全く問題がないのに起きたとはとても言えないんですよ。

 でも今まではゴーンさんが絶対的ないわば王制のような、普通の企業経営じゃない状態をしいてて、なんでこれがいま覆ったかというと、一般的には、ゴーンさんとフランス政府が一緒になって、日産が良くなったんでルノーにもいただこうと。
 半分以下しか実力がないのに飲み込もうとしてると。
 それで実は日本人の役員やその他の方が、捜査当局に協力をして、いま日本はそういう場合は告発した人の刑事責任を追及しないって新しい制度が出来てるから、それが事件の背景だと言われてるわけです、一般的にはね。

 それもあるんだけど、実はフランス政府もゴーンさんを切りたかったって話があるんですよ。

(一同:ほうー)

 なんでかというと、最終的にはフランス政府がルノーの中に日産全部吸収してしまえというのを、最後に抵抗してたのはむしろカルロス・ゴーンさんであって、日本人の役員はうつむいてて何もできなかったっていうね。
 これは、いちおう元経済記者でもあるんで、ルートがあるから色々調べたんですけれども、ほぼこれで間違いないと思ってるんですよね。

 したがって、カルロス・ゴーン事件でフランス政府が弱って焦ってっていうよりは、一番の障害だったゴーンさんを日本の捜査当局がいわば実質的に取り除いてくれたから、一気にマクロン大統領、しかもマクロン大統領は辞めろ辞めろの大コールで、ヨーロッパの首脳陣は総崩れで…。

(中略。ドイツのメルケル首相、イギリスのメイ首相の話)

 ヨーロッパは総崩れなんですが、ゴーンさんがいま裁判に向かっていくのを利用して、のしかかってきたわけですよ。

 そういう日仏電話首脳会談ですから、安倍さんはもちろん良き提携はあって然るべきだってことはお答えになってるけれども、そうですか、マクロンさんのおっしゃるとおり日産はルノーに吸収させましょうとか、そんなことは当たり前だけど言ったらお終いですから(笑)。
 日本がお終いですから絶対言ってないというか、そこはOKしてないんですよ。

 総理が何て言ったかっていうのは公表されてないんで、僕の口からは言えませんが、きちんと、いや、そういうことは受け入れられないと。
 そもそも日産というのは自由な民間企業であって、日本ではそういう自由な民間企業に政府といえども勝手なことを言うのはできませんってことはちゃんと答えてるんで
 それ一切ないんですよ、この記事に。
 だからこれはまあトンデモな記事ですよね。

 しかしここは踏ん張りところで、フランスはいわばもうマクロン政権の生存賭けるぐらいになっちゃってるんですよ
 だって他に話ないんですよ、マクロン政権って。
 他にできることないから。

(中略。売れる車を作ってる国は少ない、日独とあとイギリス…という話から、イギリスのモーガンの話など)

 だから自前で日産も含めて、ちゃんと世界に評価される車を自分で開発して売ってるのは、日本とドイツぐらいなんですよ。
 そこに食い込みたいんですよね。

 だからそこに変な妥協ってことが起きないようにしないといけないし、僕は日産の側は、本当は日本政府の後押しを期待してると思うんですよ。
 新聞でそれ書いてるところ、ありました。
 それは間違いなく日産の役員が喋ってるんですよ。
 フランスがこんな政府絡みでやってくるんだから、日本政府に支えてほしい。
 それやっちゃダメです。

 これはフランスの国家資本主義って書いてた新聞があったけど、それちょっと言えるんですよね。
 このような国家資本主義がアドバンテージを、利益を得ないようにしないといけないっていうのは大事なところですね。

<引用終り>


いよいよフランス政府による「日産分捕り作戦」が本格化してきたということだと思う。

フランスの立場としては、フランスの自動車産業は永年下り坂の一途。現在ではルノーとプジョー・シトロエングループの2社だけが健在だが、見通しは芳しくない。そんな時、ルノーの主導で日産と合併させられれば、トヨタ、VW、GMと並ぶ巨大自動車メーカーがフランスのモノになる。
何とナポレオン以来の快挙ではないか!。マクロン大統領の構想(絵に描いた餅のこと)はこんな所だと思う。


もう一つ厄介な事。ドイツのメルケル首相が2月4日~5日訪日する。この狙いは何だろう。
2015年にも「メルケルさん Youは何しに日本へ」、こんな謎の訪日が有ったが、今回も突然の訪日、目的が分からない。
実はこれは私も全くの憶測なのだが、メルケルさんは「安倍!、日産をフランスに譲れ」と言いに来るような気がする。何せメルケルさんは「EU=ドイツ帝国の盟主」である。ここで日産を分捕れば、フランスは元よりドイツにとっても大きな得点だ。

ヨーロッパの自動車メーカーはVWの排ガス不正問題で実はメロメロである。大々的にこれからはEVだとアドバルーンをあげてみたものの「EVは簡単ではない」。
ここは何としても日産の技術を分捕りたい。それが本音だと思う。



ここでちょっと別の面から。
自動車技術をリードしているのはどこだろう。国別、メーカー別にみてみたいと思います。

これは以前のエントリー「排ガス問題をリードしているのは何処か  2017-07-26 」で使ったグラフ。現在の自動車技術のリーダーは何処か、これを特許の面から見るとこうなります。
出所:トムソンロイターのクルマ関係の特許公開件数の5年間(2009年ー2013年)のまとめ
http://ip-science.thomsonreuters.jp/press/release/2015/automotive-industry-trends/
(リンク切れ)
2017-7-24自動車関連のメーカー別特許件数

メーカー名が見にくいのですが、左からトヨタ、ボッシュ、ヒュンダイ、ホンダ、デンソー、ダイムラーGM、セイコーエプソン、ミツビシ、コンチネンタルです。日本~5社、ドイツ~3社、アメリカ・韓国各1社となっています。
日本が自動車技術でも世界をリードしていることが分かります。尚この表でVWを見ると21位で件数はGMの半分でした。トップのトヨタと比べると1/5程度。
こうして見るとドイツではボッシュの力が圧倒的と言うのが分かります。

日産やルノーが如何なのか知りたいのですが、残念ながらリンク切れで元記事が見られません。
しかし、ヨーロッパのカーメーカーの技術力は、実は巨大部品メーカー「ボッシュ」が中心になっており、VWにしろルノーにしろ、ボッシュの技術に依存しているという構図です。
VWの排ガス不正問題も黒幕はボッシュ、だからこそVW以外のメーカーもみんな問題が露見したという訳です。

古くからの日産ファンの方は、「技術の日産」だろ、どうして日産が出てこないんだと思われるかもしれません。残念ながら技術の日産は昭和30年代~40年代はそうだったのかも知れません。しかし昭和50年代からはそんな事は言えなくなりました。
原因は色々あるでしょうが、最大の問題は三頭政治、川又・塩路・石原、この三人がそれぞれ天皇と言われるような権力を持ち内部抗争をしたことでしょう。こんな事が結局ゴーンの軍門に下る原因で、その体質が完全に抜けないまま今日に至っています。


ゴーンの問題は、ゴーンの会社私物化という面だけがクローズアップされているが、本当は自動車メーカートップとしてゴーンは不適当だった、せいぜい購買部長クラスの実力の人間だったので会社を追われた。こうだと思います。
そう考えると、日産は新車も出ないし、品質も良くない。そんな原因が経営トップに有るということです。

是非とも日産には頑張ってほしいですね。何せ相手はフランス政府。一筋縄ではいきません。


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