2014-06-03 21:55

グローバリズムの本質が見えてきた

 ウクライナが大変な状況なのだが如何も日本の報道では良く分からない。
丁度ウクライナの新大統領になった人物がどんな奴か分かる報道が有ったので紹介したい。

最初に皆様の東京新聞がこの大統領選挙を如何報道したのか。

<以下東京新聞より引用>

ウクライナ大統領選 ポロシェンコ氏、勝利宣言
2014年5月26日 夕刊

 【キエフ=常盤伸】危機的事態が続くウクライナで二十五日に実施された大統領選は即日開票され、中央選管の暫定開票結果や出口調査結果によると、ヤヌコビッチ前政権を崩壊に追い込んだ抗議運動に参加した親欧米派の国会議員で有力実業家のペトロ・ポロシェンコ元外相(48)が、過半数の票を獲得するのは確実で、決選投票を待たずに当選を決める見通しとなった。 
 ポロシェンコ氏はキエフ市内の選対本部で行った会見で「選挙は一回で終わった。ウクライナで新たな大統領が決まった」と述べ、事実上の勝利宣言をした。
 開票率25・85%での暫定集計によるとポロシェンコ氏の得票率は約54%。二位のティモシェンコ元首相(53)はかつて親欧米派の象徴的存在だったが得票率は約13%にとどまった。複数の調査機関による出口調査では、ポロシェンコ氏の得票率は56~57%だった。暫定投票率は約60%だった。
・・・以下略、詳細は下記リンク先参照ください。・・・
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014052602000221.html

<引用終り>

まあ親欧米派=善玉、その前提で書かれた記事なのでこんなモノ。

所でこんなニュースもある。

最初にこんな記事
201406-3ウクライナ記事

何だと、武器、売春婦、麻薬、これがこの新大統領の正体なんだと言っている。

<ネットに和訳が載っていたのでこれを紹介>
(但しこのサイトがどんなものか、私は検証してないので参考までに引用するものです)

ペトロ・ポロシェンコが関わっていたもの、武器と売春と麻薬
Gregory KOLYADA
2014年5月24日 00:00

Strategic Culture Foundation

日曜日のウクライナ大統領選挙に参加者する人々がどれほど少数であろうと、結果は事前に分かっている - アメリカのお気に入り、ペトロ・ポロシェンコが大統領選の勝者として宣言されるだろう。結果は更に国家分裂を推進するだろう。多くの地域は、政府の金を懐に入れたことで悪名が高いこのチョコレート王を大統領として認めることを拒否している。ポロシェンコは、ジョー・バイデン、ビクトリア・ヌーランドやジェフリー・パイアト(引用者注:バイデン=アメリカ副大統領、ヌーランド=アメリカの国務次官補、パイアト=パイアット駐ウクライナ大使)から与えられた全ての命令を、たとえ几帳面に実行したとて、血みどろの紛争を止められる見込みはない。そもそも、流血の惨事を終わらせるという任務など、決してアメリカの親玉から与えられてはいないのだ…

億万長者ポロシェンコは、ソ連時代の管財人達の金をロンダリングすることで、事業を始めた。彼は決して自分で事業を始めた起業家ではない。話はでっちあげだ。1986年に大規模窃盗のかどで罪に問われた父親の犯罪関係とのコネのおかげで、他人より有利に事業を始めることができたのだ。服役を終えた父親ポロシェンコは、息子を巻き込んで、事業を始めたのだった。事業は汚らしいもので、全て暴力団によって国有財産を略奪することから始まっていた。ポロシェンコ家はウクライナ国外にも事業を拡大する計画を持っている。著名なキエフを本拠とする弁護士タチヤーナ・ミコヤンは、この一家が沿ドニエストル共和国でしたことを覚えている。‘1990年代はひどいものでした。違法な武器、売春、麻薬 - こうした全てが父親と息子の儲けになりました’。

・・・中略・・・

ペトロ・ポロシェンコは政治的カメレオンだ。この実業界の大物は、政界に乗り出した際、実に冷めていた。個人的な金儲けの為、彼は政界に入ったのだ。彼は野望と権力に対するむき出しの欲望に満ちているが、効果的に動いたり、国民を感服させたりする為の専門家チームが欠けている。彼は理想というより、強欲で動いている

現在、ポロシェンコは、権力をウクライナ全土に広げることを夢見て、ヴィニツィア、ヴォルィーニ、チェルノヴィツィやサポロジエ州の現地当局に支配を及ぼしている。不正行為に関わりがちな彼の性癖は、とうてい抑えることはできるまい。ポロシェンコは、ウクライナ政治で最も憎むべき人物の一人であり、ウクライナの腐敗した人物で首位を占めている。実におおくの失敗をしてきた彼が、アメリカ政府のお墨付きで、ウクライナの次期大統領となるのだ。

記事原文のurl:http://www.strategic-culture.org/news/2014/05/24/weapons-prostitutes-drugs-things-poroshenko-associated-with.html

ソースは
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-76a3.html

<引用終り>

まあ反アメリカ側の記事なのでアメリカをボロクソに言っているが、これは仕方ないだろう。
しかし私もこの人物、チョコレートで巨万の富を築いたと言われても納得しがたい思いが有った。
チョコレート?? 丸儲けしたってそうたいした量ではない。巨万の富を10年や20年で造れるものではない。
私はタイでタクシンが不正蓄財している時代に仕事をしていた。
ありとあらゆる方法で金を集めに来る、もうそんな一部始終を話していたら夜が明けてしまう・・・
巨万の富をきづくためには相当の悪事を働かねば巨万の富など出来る筈が無い。

このウクライナの新大統領も当選と決まった瞬間から流血の惨事が始まっている。そういう人物の様だ。
アメリカ支援のグローバル主義とはこんなインチキなものだった、そのいい例ではないだろうか。
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コメント

反グローバリズムという視点から

フランスFNのルペン党首とプーチンの合作があってもよさげです。
宮崎正弘氏が以下のような記事を書いておられます。

宮崎正弘の国際ニュース・早読み(ルペンを評価するロシア「プラウダ」)
http://melma.com/backnumber_45206_6038376/

「マリネ・ルペン率いるNF(国民戦線)は至極まっとうな主張をしており、彼らの主張の根拠は自らの国益が基軸にある」とプラウダは評価した上で、次の言葉を続ける。
「この点では、ロシアの国益を追求するプーチンと共鳴する要素がある。国民戦線を極右呼ばわりするには偏見であり、その主張はファシストではなく、『正しい』(Right)のである」。

 「EU加盟国はドイツの支配と紙切れを印刷するECBに操られ、奇妙なイデオロギー的ドグマと「債権者の信用」という不明瞭な尺度によって支配されている。国家の主権は軽く扱われている。グローバリズムが主権を破壊しているかのごとし」。

▲EUは解体されなければならない

 つづけてルペンは獅子吼する。
「メルケルはEU重視のあまり自国ドイツばかりか、各国の国益を軽視し、国民の怨みを買う。その路線を暴走すれば、いずれドイツは憎まれるだろう。EUはそもそも政治的な災禍であり、民主主義に敵対するモンスターと化けている。EU解体はフランスから起こる。フランスは経済では後れたが政治の心臓部であると警告しておきたい」

 さらにルペンはこうも言った。
 「プーチンのクリミア編入は正しい選択であり、同時にウクライナとロシアは兄弟であると言うのも正しい」。

等など
わたしめも欧州に暮らす身としてはメルケルの頑迷さにはうんざりしています。しかしネゴと潮目を見る能力は高い政治家ですから「多文化政策は失敗だった」と発言もできるのです。裏ではEU解体、あるいは最低でも縮小への動きがあると信じます。そのためにはフランスとロシアというドイツにとっては欠かすことの出来ないパートナーが反グローバリズム、国民国家・国民経済保守へと大きく舵をとっていることの影響が徐々に効いてくることを期待するばかりです。
  1. 2014-06-04 16:07
  2. URL
  3. 丸山光三 #S/NbrHps
  4. 編集

Re: 反グローバリズムという視点から

> フランスFNのルペン党首とプーチンの合作があってもよさげです。
> 宮崎正弘氏が以下のような記事を書いておられます。
> ↓
> 宮崎正弘の国際ニュース・早読み(ルペンを評価するロシア「プラウダ」)
> http://melma.com/backnumber_45206_6038376/
>
> 「マリネ・ルペン率いるNF(国民戦線)は至極まっとうな主張をしており、彼らの主張の根拠は自らの国益が基軸にある」とプラウダは評価した上で、次の言葉を続ける。
> 「この点では、ロシアの国益を追求するプーチンと共鳴する要素がある。国民戦線を極右呼ばわりするには偏見であり、その主張はファシストではなく、『正しい』(Right)のである」。
>
>  「EU加盟国はドイツの支配と紙切れを印刷するECBに操られ、奇妙なイデオロギー的ドグマと「債権者の信用」という不明瞭な尺度によって支配されている。国家の主権は軽く扱われている。グローバリズムが主権を破壊しているかのごとし」。
>
> ▲EUは解体されなければならない
>
>  つづけてルペンは獅子吼する。
> 「メルケルはEU重視のあまり自国ドイツばかりか、各国の国益を軽視し、国民の怨みを買う。その路線を暴走すれば、いずれドイツは憎まれるだろう。EUはそもそも政治的な災禍であり、民主主義に敵対するモンスターと化けている。EU解体はフランスから起こる。フランスは経済では後れたが政治の心臓部であると警告しておきたい」
>
>  さらにルペンはこうも言った。
>  「プーチンのクリミア編入は正しい選択であり、同時にウクライナとロシアは兄弟であると言うのも正しい」。
>
> 等など
> わたしめも欧州に暮らす身としてはメルケルの頑迷さにはうんざりしています。しかしネゴと潮目を見る能力は高い政治家ですから「多文化政策は失敗だった」と発言もできるのです。裏ではEU解体、あるいは最低でも縮小への動きがあると信じます。そのためにはフランスとロシアというドイツにとっては欠かすことの出来ないパートナーが反グローバリズム、国民国家・国民経済保守へと大きく舵をとっていることの影響が徐々に効いてくることを期待するばかりです。


情報ありがとうございます。
今回の欧州の選挙結果、遂にグローバリズムの悪辣さに目が覚めたのでしょう。
実はこの選挙結果、私はBBCをずっと見ていまして、コメンテーターが「地震だ!」と騒いでいるのを聞いていました。
そして興味深かったのがロイターなど欧米マスコミの日本語版にはその記事が全く載らなかったこと。
相当後になってからWSJ日本語版が報道しました。恐らく欧米マスゴミは如何報道して良いか混乱していたのでしょう。
BBCの報道のその慌てふためいての報道ぶりを見るにつけ、欧州に激震が走った事が良く分かりました。
マスコミが極右と呼ぶルペンをロシアが支持する・・・ 信じられない事が起こっていますね。
何か大きな歴史の転換点を見ているようです。
  1. 2014-06-04 18:53
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

New World Order

新世界秩序(New World Order、略称NWO)
http://ja.wikipedia.org/wiki/新世界秩序
グローバリゼーション(英: Globalization, Globalisation)
http://ja.wikipedia.org/wiki/グローバリゼーション

現在新世界秩序やグローバリゼーションについては、私も悪意が隠されているように思います。(TPP反対派の私は賛成派のyohkanさんと何度も議論になりました)

アジア安全保障会議の奇跡 数千万人復活
http://yomouni.blog.fc2.com/blog-entry-4774.html

しかしながら私はよもぎねこさんの所で書き込んだように、究極的には全人類が幸福になる形で世界連邦政府ができることを夢想しています。
  1. 2014-06-05 09:47
  2. URL
  3. taigen #-
  4. 編集

Re: New World Order

> 新世界秩序(New World Order、略称NWO)
> http://ja.wikipedia.org/wiki/新世界秩序
> グローバリゼーション(英: Globalization, Globalisation)
> http://ja.wikipedia.org/wiki/グローバリゼーション
>
> 現在新世界秩序やグローバリゼーションについては、私も悪意が隠されているように思います。(TPP反対派の私は賛成派のyohkanさんと何度も議論になりました)
>
> アジア安全保障会議の奇跡 数千万人復活
> http://yomouni.blog.fc2.com/blog-entry-4774.html
>
> しかしながら私はよもぎねこさんの所で書き込んだように、究極的には全人類が幸福になる形で世界連邦政府ができることを夢想しています。


なるほどねえ、面白い話ですね。
グローバリズムに悪意が隠されているという意見、私も全く同感です。
そして人間みんな平等であるべき、この見果てぬ夢はスターリンの壮大な社会実験で見事に否定されました。興味深いのはスターリン自身はかなり早い段階から失敗に気が付いていた、しかし西ヨーロッパやアメリカの夢想民主派はずっと気が付かなかった。そう思っています。
私は人間には美人・不美人が有るように元々不平等なもの、住む土地も日当たりのよい肥沃な土地も有れば不毛な土地もある。何でも不平等なのがこの世の中、だからこそ、その人の出来る範囲で額に汗して働かねばいけない。そう思っています。
そんな中では日本的価値観が新しい世界秩序を作っていくのではないか、そう思うのですが長い道のりでしょうね。
  1. 2014-06-05 11:48
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

どうも昨今の欧州を見ていると、EUがグローバカどもの手先に落ちてその痩躯になってる図ばかりで何とも言えない気がします。そもそもEUというものは、その発想は昔からあったにせよ、米ソの台頭の中で没落する欧州というものを救おうという発想でできたものであり、欧州の利益を第一に考えたものであったはずです。

そしてその発想には間違いなくソ連を非共産化するとともに自己のうちに取り込み統合ヨーロッパを作るというものがどこかにあったと思っています。それは共産主義者というインターナショナリストや今でいうグローバカどもとは別の発想で動いていたはずです。

いつ頃からでしょうか、グローバカどもがEUを変節させたのは?小生は物事は制度などで変わることはないと信じています。物事の本質が変わり制度がそれに合わなくなるから制度改革が必要というのが当たり前の考え方でしょう。しかるにグローバカどもは法や制度を無理やり変えて利権をむさぼるという連中です。

欧州にしたところでお互いの利害が一致する場面を増やし統合の実を少しづつあげてその本質を変えてからでなければうまくいくはずはなかったでしょう。いわんやアングロサクソンの手先のようなことをやり他国のp政権を壟断するというのはどう見ても変でしょう。ウクライナの大統領などは論外ですが、それを支援しつつ人権を主張することの異常さを論じない欧州人というのは一体何なのでしょうか。

欧州右翼の主張がまともに見える異常さは一体何なのでしょう。おそらくグローバカどもが人類最後の敵ではないかという気がしてなりません。
  1. 2014-06-05 21:06
  2. URL
  3. kazk #-
  4. 編集

To:kazkさん

> どうも昨今の欧州を見ていると、EUがグローバカどもの手先に落ちてその痩躯走狗になってる図ばかりで何とも言えない気がします。そもそもEUというものは、その発想は昔からあったにせよ、米ソの台頭の中で没落する欧州というものを救おうという発想でできたものであり、欧州の利益を第一に考えたものであったはずです。
>
> そしてその発想には間違いなくソ連を非共産化するとともに自己のうちに取り込み統合ヨーロッパを作るというものがどこかにあったと思っています。それは共産主義者というインターナショナリストや今でいうグローバカどもとは別の発想で動いていたはずです。
>
> いつ頃からでしょうか、グローバカどもがEUを変節させたのは?小生は物事は制度などで変わることはないと信じています。物事の本質が変わり制度がそれに合わなくなるから制度改革が必要というのが当たり前の考え方でしょう。しかるにグローバカどもは法や制度を無理やり変えて利権をむさぼるという連中です。
>
> 欧州にしたところでお互いの利害が一致する場面を増やし統合の実を少しづつあげてその本質を変えてからでなければうまくいくはずはなかったでしょう。いわんやアングロサクソンの手先のようなことをやり他国のp政権を壟断するというのはどう見ても変でしょう。ウクライナの大統領などは論外ですが、それを支援しつつ人権を主張することの異常さを論じない欧州人というのは一体何なのでしょうか。
>
> 欧州右翼の主張がまともに見える異常さは一体何なのでしょう。おそらくグローバカどもが人類最後の敵ではないかという気がしてなりません。


グローバリズムこそ人類最終の敵! 凄い! 名言です。慧眼です。
私はその背景に白人社会の持つ昔からの白人優先主義、奴隷支配の歴史が有ると見ています。
平等も何も全て白人だけに許されたもの。他の連中がやってきてもそれは奴隷がやってきて白人に尽くすべきもの。こんな思想が有ると見ています。
そう言う観点で見るとグローバリズムの異常さが理解できます。
西欧に色んな連中が入ってきていますが、最初は白人の下で奴隷労働をしていた(形は奴隷ではないが中身は奴隷)訳です。
ドイツなどで肉体労働しているトルコ人などがいい例でしょう。
しかしそんな連中が増えてきて我が物顔に動き回るようになってやっと目が覚めた。それが今回の選挙での右翼の勝利でしょう。右翼=right=正しい、こんな事を欧州で言いだした、良い事です。
しかし此れにはどうしても避けて通れない問題が有ります。
労働の尊厳、これです。
肉体労働であろうともそれは「尊敬されるべきもの」、こんな考え方が出来るか。

残念ながら今の欧米、キリスト教国には肉体労働を尊重する習慣は無くなりました。
例えばフランスで言えば「ミレーの晩鐘(L'Angélus)オルセー美術館蔵」と言う絵が有りますが、こんな絵に象徴される労働の尊厳、これを取り戻さない限り白人至上主義には対抗できないでしょう。
白人至上主義が拝金主義と一体になってグローバリズムの根底に居座っていると思っています。

そう言う意味では日本・日本人が昔から持っている平等感、労働観がこれからのグローバリズムに対抗する唯一の思想かもしれません。
そんな観点で見ると現在は大東亜戦争直前に似ている言えるのではないでしょうか。
  1. 2014-06-06 07:37
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

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