2014-04-04 15:54

或る方のコメント紹介

 もう1ヶ月も前になるのだが或る方から長文のコメントを頂いた。
ポスコの高炉事故に関するエントリーに対してのコメントで、同じ短足仲間だという事で日頃思っている事を書いたものの様だった。
何時かこのコメントに回答せねばいけない、そう気にしていたのだが中々機会が無い。
今回別エントリーにしてそのコメントの紹介と私の考えている事を書いてみたい。


<最初にその方から頂いたコメント。(プライベート部分を除く全文)>

14/03/04 ある方からのコメント・・コメント主は以前はコンサルタント、現在は故郷で家業を継いでいるそうです。


暇にまかせて、とりとめない超(長)駄文、ご容赦!

長い海外でのご経験、ご苦労を察せられます。
私の友人も中国から苦労して撤退を済ませた会社にいる者と、共産党とのパイプが太い故に、いまだ撤退せずにいる(撤退できずにいる)会社の役員とがおります。
中国の場合、中国民法2〇〇条の規定で民事訴訟を提訴されただけで国外に出られないとか、結局、設備などはすべて置いて出ないといけないとかの話を聞きました。撤退にもずいぶん金がかかるとか・・・、中国進出のk国企業の場合には、負債の整理すらせず、夜逃げトンズラするようですが。
また、10年くらい前には中国進出のコンサルティングでボロ儲けしていた会社が、今や、中国撤退コンサルでボロ儲けしているとかいないとか・・・。

古来、人間社会には、搾取する側とされる側しかいません。
現在、搾取する側の制度として、資本/民主主義と社会/共産主義がありますが、資本主義国家の場合、民主主義制度のもとに「選挙」がありますから、政治権力者には「民意」という足枷をはめられます。しかし、中国の場合、共産党には「民意を反映できる選挙」がありませんから、実質、共産党の統治は「貴族による支配」と同じですよね。
韓国の場合は、資本主義でありながら、第二次大戦後に中途半端な制度改革しかできず、貴族たる両班が生き残り、経済的に国家を牛耳る(利益を独占する)少数の巨大「財閥」が形成されてしまいました。結果、巨大財閥と政権を一部政治家が権力と利益を独占していますが、さらに悪いことに、獲得した利益の大半を欧米資本に吸い上げられてしまっていますので、利益を国民に還元できず、国家・国民の負債が増大し続けています。

日本では、アメリカが資本主義を植え付けてくれましたが、幸か不幸か、共産主義勢力も潜在していたため、世界的に稀な「平等主義的」要素が強い資本・民主主義が育ったような気がします。もちろん、完全ではありませんが、平等・公平という概念を理解した国民性にもよるためか、最近までは、比較的所得格差が少ない社会でした。

政治的・経済的に行き詰まり、封建時代のように搾取する土地を求めた安易な武力侵略が困難(中国では継続的に武力侵略をしていますが)な現代では、中国と韓国は、もう殆ど死に物狂いで、国内問題の矛先をかわすために反日を叫んでいます。反日は、支配している側の共産党や両班の末裔たる財閥・政治家(支配している側から金銭を貰って生活している者と反日教育に染まってしまった者を含む)が行っているわけですが、支配されている側の一般の人々には、それを理解している人々もいるようです。
しかし、中韓の情報統制や日本国内の偏向報道で、この事実・現実は日本国内で報道されません。

国家GDP・企業決算の粉飾が多年にわたり繰り返され、限度を超えているとみられ、いつ何時に破たん・崩壊するか分からない中韓両国とその企業。
多年に亘る粉飾決算は、帳簿・決算書上の数値は短期的にごまかせても、必ず、資産の枯渇か資金ショートに繋がります。
中韓・同企業の破たん・崩壊が現実となった時、産経以外の大新聞社やテレビなどのマスゴミのエライ評論家・コメンテーター各位の論評を楽しみにしている今日この頃です。
「北朝鮮の拉致」を否定していた政治家・政党・一部マスコミ諸氏が拉致被害者の方の帰国時に受けた以上のインパクトがあるのではないかと・・・期待しています。

しかし、経済は破たんしても、思想は永遠なりとでも言い張るかもしれません・・・一部の支配層が栄華を極めつつも経済が破たんして国民が困窮するような制度・体制・思想は、意味が無いと思うんですけどね。

中韓が完全崩壊し、ゼロから理想に向かって、経済・統治制度・思想を立て直すときには、日本はその支援・協力をすべきかとも思います・・・ただし、経済だけでなく、その国の統治制度・体制と思想・教育も同時に立て直そうとすること(共産党や両班財閥の支配からの解放)が前提ですが・・・、両国民の本質・国民性を知らない私は甘いのかも知れません。

私が知る限り、良識ある日本人の「多く」は、上から目線で指導・支援をしません。上から目線で高圧的な指導・支援では、その受け手は内容を理解・吸収しないし、根付かないで、指導・支援が無駄になることを知っています。
これは、日本人にしか出来ないのではと思っています。


過去の米国(waspの差別からの解放に注力していた頃:現駐日米国大使の父親の頃など)であれば、米国もできるでしょう・・・今の米国では無理かな・・・支援した国家が立ち直った後に米国が利益を吸い上げられるシステムを内包した制度を作りあげてしまうんではないかと危惧します。

<コメントの紹介終り>


この方の文明批判は大筋は私も同感である。
資本主義は壮大なネズミ講で70年位でリセットが必要と言う意見の人がいるが、そういう意味では中国・韓国ともリセットが必要な時期であることは間違いない。
特に中国などはまともなリセットは既に不可能になっているだろう。
先日「最近の鉄鋼事情」をエントリーした。
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-928.html

これなどを見ていただくと分かるのだが、中国のバブルは壮大の一語。
こんなモノが爆発したらその影響たるや凄まじいものである。
間違いなくリセットが必要だが、無茶苦茶な痛みの伴うモノになるだろう。

そこで日本が此れから如何するか、それを考える時このコメントはこんな事を言っている。
私が知る限り、良識ある日本人の「多く」は、上から目線で指導・支援をしません。上から目線で高圧的な指導・支援では、その受け手は内容を理解・吸収しないし、根付かないで、指導・支援が無駄になることを知っています。
これは、日本人にしか出来ないのではと思っています。

これは海外に工場を作った時、そこでどのように仕事をしていくか。
現地人にどう仕事を教えるか、どう仕事の管理・監督をしていくか、そんな事についての考え方である。

この方の言う事は私がタイでやってきたことと基本的には同じ。
そしてそれは他の国では絶対できない事だと思う。

こんな事でこの方の意見、まあ色々異論もあるだろうがこんな事もあるという事で紹介した次第。
中々自分の想いを発信できない人も多いと思うので、たまたま長文のコメントを頂いたので紹介する事にしました。
  1. 社会一般
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コメント

中国や朝鮮はどうなろうが知ったことではないんですが、日本が協力することでうざったい敵勢力を『永久的』に消滅させられるのならやる価値はありそうですね。
まあ、その協力と引き換えに常任理事国入りとかも望めたらなお良いんですけどね。
そうなれば、後はロシアとアメリカの扱いに傾注すれば良いので、今よりずっと楽になります。
アメリカさんの支配下も嫌なので、どさくさに紛れてNATOのような枠組みを日本を中心として設立して、アメリカからの脱却を図ると共に、防衛費を抑えつつ強力な抑止力を確立するってのもアリなのかもしれませんね。
同盟国に部隊を分散させることで、仮に日本本土に核だの何だのを撃ち込まれても一網打尽になる可能性を低めることもできるので冗長化という面でも、有効だろうと思います。
  1. 2014-04-22 03:31
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  3. ルカ #-
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To:ルカさん

> 中国や朝鮮はどうなろうが知ったことではないんですが、日本が協力することでうざったい敵勢力を『永久的』に消滅させられるのならやる価値はありそうですね。
> まあ、その協力と引き換えに常任理事国入りとかも望めたらなお良いんですけどね。
> そうなれば、後はロシアとアメリカの扱いに傾注すれば良いので、今よりずっと楽になります。
> アメリカさんの支配下も嫌なので、どさくさに紛れてNATOのような枠組みを日本を中心として設立して、アメリカからの脱却を図ると共に、防衛費を抑えつつ強力な抑止力を確立するってのもアリなのかもしれませんね。
> 同盟国に部隊を分散させることで、仮に日本本土に核だの何だのを撃ち込まれても一網打尽になる可能性を低めることもできるので冗長化という面でも、有効だろうと思います。


初めまして、コメント有難うございます。
アメリカはいやだ、これは私もそう言う思いになる事も有るわけですが、アメリカは大きな国。
そして人種以上に考え方も様々です。
こんな言葉が有ります。
本当のアメリカはアパラチアとロッキーの間にある、つまり中西部こそ本当のアメリカ。こんな考えです。
アパラチアの東、つまりニューヨークを中心にした金融中心の地域。
ロッキーの西、これはロスやサンフランシスコでしょう。映画などの文化の発信地。
その間には農業地帯や工業地帯が有る。
そして南北戦争で北部と対立した南部もここです。
こんな健全な思想の有る所とは日本は共同してやってゆくべきなんだと思っています。

今のアメリカはグローバリズム、国際金融資本に乗っ取られた、そんな状態でしょう。
中国のリセットが間もなく始まりますが、アメリカのリセットももう始まる、そう見ています。
  1. 2014-04-22 06:37
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  3. 短足おじさん二世 #-
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お返事ありがとうございます。

確かに、私もアメリカの支配下のような状態が嫌なだけであって、アメリカの人々が嫌いという訳ではありません。
我が国がアメリカから外交的、軍事的に自立し、また、アメリカがそれを認めてくれるとするのならば、末永い同盟者として平和を構築できるものと確信しております。
日本もアメリカも、どちらの国民も自由と平和を愛するという点で価値観を共有できると思いますし、どちらかの頭を押さえつけるという考えではなく、対等な同盟国として国際平和に貢献すれば、より良い世界を構築できるのではないかとも思います。
  1. 2014-04-23 12:17
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  3. ルカ #-
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To:ルカさん

> お返事ありがとうございます。
>
> 確かに、私もアメリカの支配下のような状態が嫌なだけであって、アメリカの人々が嫌いという訳ではありません。
> 我が国がアメリカから外交的、軍事的に自立し、また、アメリカがそれを認めてくれるとするのならば、末永い同盟者として平和を構築できるものと確信しております。
> 日本もアメリカも、どちらの国民も自由と平和を愛するという点で価値観を共有できると思いますし、どちらかの頭を押さえつけるという考えではなく、対等な同盟国として国際平和に貢献すれば、より良い世界を構築できるのではないかとも思います。


基本的には私もルカさんと同じ考え方だと思うのですが、国際政治の世界は実に腹黒い。
そんな汚い連中ばかりです。
ではそれではイヤだと言っても地球脱出など出来る訳ではない。
結局清濁併せ飲む世界に生きていかざるを得ないわけです。
困ったものですね。

これはいつも私の周りの人には言っているのですが、最後は自分の問題。
自分がいかに「どう生きるか」をきちんと確立していくこと。
此れしかないと思っています。
何か禅問答みたいになりました。
難しいですね。私なんぞは未だに鳥羽口をウロウロです。
  1. 2014-04-23 21:28
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  3. 短足おじさん二世 #-
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嫌な人間とも付き合っていかないといけないのは、どの世界でも同じなんでしょうね。
まあ、それもわかるんですけれど、あまり腹黒い連中と一緒にいれば、自分も知らず知らずの内に感化されると思うんです。
自分の為にも、人の為にも、孫子の為にも、出来れば常に善良な側に立ちたいものです。
悪の側にいるという事は、憎しみの対象になり、見知らぬ人間だけでなく、大切な人間へも災いをもたらすこととなるかもしれない。
理想は、悪にしてやられぬ『したたかさ』を持ちつつ、正義を為すことなのではないでしょうか。
  1. 2014-04-24 22:03
  2. URL
  3. ルカ #-
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To:ルカさん

> 嫌な人間とも付き合っていかないといけないのは、どの世界でも同じなんでしょうね。
> まあ、それもわかるんですけれど、あまり腹黒い連中と一緒にいれば、自分も知らず知らずの内に感化されると思うんです。
> 自分の為にも、人の為にも、孫子の為にも、出来れば常に善良な側に立ちたいものです。
> 悪の側にいるという事は、憎しみの対象になり、見知らぬ人間だけでなく、大切な人間へも災いをもたらすこととなるかもしれない。
> 理想は、悪にしてやられぬ『したたかさ』を持ちつつ、正義を為すことなのではないでしょうか。


理想はそうだとして、実際にはその様にいかないし可笑しな人が一杯いる。現実は難しいですね。
これは私の持論なのですが、そんな時の答えはあまり沢山ありません。
こうしたら良い、ああしたら良い、いろいろ言いますが実際やる段になるとできない。
こんな現実で私もいつもウロウロしています。
私はそんな時の答えは「額に汗して働くこと」、これだと思っています。
とまあ口で言うのは簡単ですが実際は難しい。
何かこんな事を言っていると禅問答になりそうですが・・・
  1. 2014-04-25 07:20
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  3. 短足おじさん二世 #-
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中部経典  一夜賢者の偈

こんにちは、スレ違いかもしれないけど・・・
自分は、悩んだときや、何をしていいかわからなくなったら、
中部経典の一夜賢者の偈 を読むようにしています。
死んだ母が、この言葉が好きだったので、
母が書いたこの言葉の紙を、居間の壁に貼っています。
いい言葉なので、知っているかも知れませんが、一応書きます。


中部経典  一夜賢者の偈

過ぎ去れることを追うことなかれ。
いまだ来たらざることを念(おも)うことなかれ。

過去、そはすでに捨てられたり。
未来、そはいまだ到らざるなり。

されば、ただ現在するところのものを、
そのところにおいてよく観察すべし。

揺(ゆ)らぐことなく、動ずることなく、
そを見きわめ、そを実践すべし。

ただ今日(こんにち)まさに作(な)すべきことを熱心になせ。


これの意味や解釈については、一夜賢者の偈 で検索すれば色々あると思います。失礼しました。
  1. 2014-04-26 13:15
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  3. 指圧おじさん #-
  4. 編集

Re: 中部経典  一夜賢者の偈

> こんにちは、スレ違いかもしれないけど・・・
> 自分は、悩んだときや、何をしていいかわからなくなったら、
> 中部経典の一夜賢者の偈 を読むようにしています。
> 死んだ母が、この言葉が好きだったので、
> 母が書いたこの言葉の紙を、居間の壁に貼っています。
> いい言葉なので、知っているかも知れませんが、一応書きます。
>
>
> 中部経典  一夜賢者の偈
>
> 過ぎ去れることを追うことなかれ。
> いまだ来たらざることを念(おも)うことなかれ。
>
> 過去、そはすでに捨てられたり。
> 未来、そはいまだ到らざるなり。
>
> されば、ただ現在するところのものを、
> そのところにおいてよく観察すべし。
>
> 揺(ゆ)らぐことなく、動ずることなく、
> そを見きわめ、そを実践すべし。
>
> ただ今日(こんにち)まさに作(な)すべきことを熱心になせ。
>
>
> これの意味や解釈については、一夜賢者の偈 で検索すれば色々あると思います。失礼しました。


良い話、有難うございます。恥ずかしながら私には初耳でした。
でも良い言葉ですねえ、上座部仏教の言葉の様ですね。
私はタイ時代、現地が上座部仏教なのでその本を買ってきて読んだことが有ります。
でも難しいですね。

この偈の肝心な所は「そを実践すべし」でしょう。
私は過去は現在やっている事の結果、未来とは現在の為の目標であり、設計図でもある。そう思っています。
こんな話になると私は般若心経の最後の謎の呪文の所、「羯帝羯帝波羅羯帝(ぎゃていぎゃていはらぎゃてい)」ですが、普通は行けよ行けよ彼岸に行けよと説明しますがさっぱり分からない。
それを「実践せよ、実践せよ」と訳すと意味が分かると思っています。

でも素晴らしい言葉をご存知で、しかもそれを文字に書いてくださった母上様、素晴らしい方ですね。

それにしてもここで宗教論をすることになろうとは・・・
ま、それもブログのいい所でしょうか。
  1. 2014-04-26 21:35
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
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