2014-04-01 17:34

日本の敵 グローバリズムの正体

 今こんな本を読んでいる。「日本の敵 グローバリズムの正体」
つい最近出た本で(14年3月10日刊)、この間アマゾンで購入した。
ざっと目を通したのだが、昨日も横浜に行ったので往復の新幹線の中でじっくり読んでみた。
ズバリ、面白い、とても良く分かる。
こんな本だ。
2014-4-1日本の敵グローバリズムの正体

言いたい事は帯に書いてある。
がしかし、それでは分からないと思ったら宮崎正弘氏のメルマガに今日書評が載っていた。
私が下手な事を言うより良く分かるので、それを紹介したいと思う

<以下引用>

 ユダヤ金融筋の「ハイ・ファイナンス」とは何か?
  ユダヤ人左派とグローバリズムが敵視するのはナショナリスト

馬渕睦夫 vs 渡部昇一『日本の敵 グローバリズムの正体』(飛鳥新社)

 冒頭から白熱した議論がいきなり展開される。
 口火を切るのは馬渕睦夫・元ウクライナ大使である。それは米国の安倍晋三批判の根幹にあるアメリカ人の「マニフェスト・ディステニィ」に真っ向から挑戦するナショナリストとして安倍晋三を「危険人物」として米国が捉えており、しかも米国の民主党政権主流リベラルな東海岸のマスコミの感覚では、ナショナリストは「悪」なのである。
 これは60年代からある議論で、ナショナリズムは欧米人に誤解を与えかねないので、英語でいうときはパトリオティズム(愛国主義)が適切である。
 ユダヤ系のニューヨークタイムズが盛んにネタニヤフ(イスラエル首相)を攻撃するのは「ユダヤ人同士なのに、なぜ?」と思うところだが、左派系ユダヤにとって「ナショナリスト」は悪だからである。
 ましてキッシンジャーはドイツ系ユダヤ人だが、「イスラエルは十年以内に消滅する」などと物騒な発言をしている。ハンガリー系ユダヤ人のジョージ・ソロスは明瞭にイスラエル現政権を批判し、そのタカ派的外交を罵倒している。
ユダヤ人同士、すこぶる仲が悪いが、それはユダヤ人になかに国際金融組が跋扈していて、かれらが推進する「グローバリズム」の邪魔になるからである。
 ニューヨークタイムズは安倍首相を「歴史を歪曲する修正主義」「不必要な軍国主義」「つまり安倍晋三を「強固なナショナリスト」として定義して悪い印象をあたえつつ、「米国の国益を侵害する懼れがある」などと罵倒している。異様である。
これは如何なるものか、馬渕元大使が渡部昇一氏に問う。
 渡部氏は安倍首相は愛国者であり、「07年のインド訪問で、ハッキリと示されていると思います。日本軍とともにインド独立のために戦ったチャンドラ・ボーズの遺族や、東京裁判で被告人全員の無罪を主張したパール判事の遺族をお訪ねになった。これで(安倍さんの歴史認識は)十分ではないでしょうか」
 しかし左翼マスコミから受けた理不尽な攻撃を跳ね返すには安倍首相が「一度ワシントンへ行って会見を開く。アメリカや世界中の報道機関、テレビや新聞記者を集めて、三十分でいいけれども、出来れば二時間ほど余裕を取って、首相自らあらゆる質問に答えますといえば、現職の総理大臣ですから世界中が報道します」。
 渡部昇一氏の上記提言は重要である。
 こうして日本が受けた恥辱を覆し、中国、韓国が呼号する出鱈目な史観をハッキリと論駁しておく必要がある。なぜなら、これが言論戦だからと渡部氏が強調している。
 あたかも、本書が後押ししたかのように安倍首相は2月28日の国会答弁で「中国、韓国の日本をおとしめるプロパガンダに適切に対応する広報活動を行う」とした。

 さて本書の議論の肯綮は、ユダヤの金融資本という正体不明、魑魅魍魎がいかに世界をおかしくしたかというストーリーが展開され、興味津々の分析がある。
 国家を越えるグローバルな資本主義によって、つまりユダヤ人左派は「国境をなくせ」と獅子吼する金融市場に集約したグローバリズムであり、どこの国であれ潜り込んで稼ぎをなす。
そのためには米中が手を組む。戦前は米英ソ中が「連合国」だったという組み合わせの摩訶不思議も、ユダヤという一本の糸を解せば全貌が読めてくると馬渕氏は言う。
 なんだか「ユダヤの陰謀論」かとおもいきや、シオニズムユダヤの「シオンの議定書」への言及もなく、あくまでも「ハイ・ファイナンス」という勢力が世界政治を蚕食している実態に迫るわけだ。

 ▼あの戦争の背後にいたのは誰々か?

 渡部昇一氏は「アメリカは蒋介石ではなく毛沢東を支援した(中略)。ソ連のような共産党独裁でもなく、蒋介石の国民党のように腐敗していない日本が、なぜあれほどアメリカの目の敵にされたのか。それは中国を共産化する時にたちはだかった日本が、非常に邪魔だったからです」と言う。
すかさず馬渕氏は、
 「その通りで、中華人民共和国は事実上、アメリカとイギリスの金融資本がつくったと言えます。イギリスが中国であくどいことをした具体例は、1935年11月の幣制改革でした。1929年にアメリカで始まった世界大恐慌の影響で、ルーズベルト大統領は34年に銀買い上げ方を制定、財務省が銀の備蓄を行うようにしたため、銀の国際価格が跳ね上がりました。銀本位制だった中華民国から大量の銀が国外に流失、財政危機に陥ります。中国に資本投資しているイギリスは使節団を送り、銀本位制をやめさせ管理通貨制とするように要請。南京政府は国内の銀を国有化して独自に不換紙幣を発行、一切の取引はこの法幣で行うと定めました」
 当初、英国ポンドとの固定相場だったが、すぐに「アメリカドルとの固定相場を採用する」
 つまり、これが英米の中国経済への露骨な介入だった。
 「中国はアメリカ経済への依存度を高め、貨幣制度改革と称して、なんの役にも立たない蒋介石の紙幣と強制的に交換させるかたちで、中国の庶民が持っていた銀を全部吐き出させた。すべての銀を召し上げて、蒋介石の浙江財閥、それに繋がるサッスーン財閥、その背後にいたロスチャイルドのアメリカの金融資本家たちで山分けしたのです」と。
 そしてこうした仕組みはニクソン訪中を促したロックフェラー率いるチェース・マッハンタン銀行、それと手を組んだトウ小子平が国民を搾取して中国を経済大国にした。まさに今も昔も、変わらないと馬渕大使が指摘し、渡部氏も賛同している。
 じつは評者はこの構造を早くから指摘してきた。
つまり人民元という紙くず通貨を、米国はいきなり理由の説明もなく国際準通貨に格上げしてドルとのベッグ制を強要するかのようにドル基軸に組み入れた。
そのうえで中国のファイナンスのノウハウはゴールドマンサックスが主導して教え、中国経済はすっかりその気になった。
ゴールドマンサックスのヘンリー・ポールソン会長は70回も北京へ通い続け、中国工商銀行の上場に際しては大株主におどりでたほど、しかもポールソンはブッシュ政権後期の財務長官となった(ただし彼はユダヤ人ではない。いまのルー財務長官は正真正銘のユダヤ教徒)。
気がつけば欧米不況のおり(2009年のリーマン・ショック)に中国は巨額の財務出動で、世界経済の沈没をひとりがむしゃらに牽引したのも、財源は赤字国債発行であり、それはドルによる外貨準備の大半をドル建ての米国債で中国が保有していたからである。そして天文学的財政出動の償還時期を迎えて、中国経済の破滅が間近に迫ると欧米金融機関はまっさきに逃げ出した。
中国のほうが上手であり、人民元を国際通貨の一員に加えろと騒ぎだし、ユーロへのシフトも始めると米国は従来の方針を静かに転換した可能性があるが、そのことを本書は指摘してはいない。
 問題は、しかし戦前のパターンと現在のそれとがあまりにも酷似していることで、ユダヤ金融資本はそれなりの思惑があり、かつ対応するかにみせて中国はドルを貯め込み、共産党幹部はせっせと海外へドルを持ち出し、逃亡をはかるように、かつての浙江財閥と同じことを繰り返した。つまり中国共産党はユダヤ金融資本とおなじ程度に狡猾でしたたかで、自らが膨らむことにユダヤのノウハウを逆利用したというのが評者の推論、本書の分析も後半部へ行くとほぼ同じ分析になる。
馬渕氏は言う(250p)

アメリカの金融ビジネスエリートらはさんざん中国で荒稼ぎをやってのけたが、相互の利益にならなくなれば、「あっという間に関係が清算されます。げんに昨年からアメリカのグローバル企業が中国から撤退を始めました。中国人の賃金があがりすぎたことや、経済成長率の鈍化、不動産バブルの崩壊開始などの経済減速にくわえ、健康を蝕む環境破壊や共産党の度を超えた腐敗などが原因でしょう。要するに、世界の投資家にとっての利益を生む投資先としての中国は、その役割を終えたということです(中略)。外資によって経済発展を遂げた国は外資が脱出すると同時に崩壊するのです。これが、歴史が教える真実です」。

全編にながれるユダヤ人への過大評価は気になるところだが、世界経済の謎をとく足がかりとしてエキサイティングは議論を展開している。

http://melma.com/backnumber_45206_5988088/


<引用終り>

特の面白い所、日本があの戦争に追い込まれたのはなぜか、そしてそれが今日現在の日本を襲っている国難とどうつながっているか、実に良く分かる。

大変貴重な本です。是非皆さんもどうぞ。1429円+税、アッ 今日から高くなりましたが読む価値ありです。
  1. 社会一般
  2. TB(0)
  3. CM(8)

コメント

興味深い本ですね。

金金金でこの数年世界が動いたおかげで温存された独裁軍国主義に歯止めが効かなくなって今の事態があると漠然と感じてきました。

問題は根無し草の金融資本の影響を排除し、国家と国土に根ざして生きていく人民がしっかり防衛力を発揮できるか?だと思います。

ウクライナ情勢などでいわゆるグローバリズムなるものの跳梁にも歯止めがかかるきっかけになればいいと思います。
  1. 2014-04-02 04:54
  2. URL
  3. ガンダム #iL.3UmOo
  4. 編集

To:ガンダムさん

> 興味深い本ですね。
>
> 金金金でこの数年世界が動いたおかげで温存された独裁軍国主義に歯止めが効かなくなって今の事態があると漠然と感じてきました。
>
> 問題は根無し草の金融資本の影響を排除し、国家と国土に根ざして生きていく人民がしっかり防衛力を発揮できるか?だと思います。
>
> ウクライナ情勢などでいわゆるグローバリズムなるものの跳梁にも歯止めがかかるきっかけになればいいと思います。


この本、本当に面白いですね。
そして一番我々が考えなければいけないのは、この国際金融資本と敵対するのではなく共存する、これを説いている事だと思います。
清濁併せのむ、まあそう言う事でしょう。
単純に考えればそんな奴らを叩き潰せ、こう言いたくなるのですが此れでは世の中纏まらない。
彼らの何千年もの歴史を考えるべきなんでしょうね。
だからこそ日本はユダヤ人を大勢助けた、この歴史をもっと発信すべき、そう説いています。

私にとっても正に目の前の曇りがとれた、そんな思いです。
  1. 2014-04-02 07:12
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

グローバリズムと言う宗教による侵略

今、日本は、グローバリズムと言う宗教による侵略を受けているような気がします。
昔、日本は、キリスト教と言う宗教による侵略を、国民の素養の高さで防いだと、自分は思っています。
理由は、以下の記事を読んだからです。

ザビエルも困った「キリスト教」の矛盾を突く日本人
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=164843&g=122204

 バチカンの「日本だけ例外ルール」
http://okwave.jp/qa/q6623501.html

今、日本人がしなくてはいけない事は、このグローバリズムを勉強し、
これの矛盾に気がつく事のような気がします。、
  1. 2014-04-02 23:29
  2. URL
  3. 指圧おじさん #-
  4. 編集

ごめんなさい、追加します。
別に、グローバリズムのすべてを否定しているわけではないです。
怖いのは、正しい事の中に少しの嘘を混ぜられる事です。
日本では、八百万の神の中にキリストの神がいるように、
日本的な解釈で、グローバリズムを考えらればいいなあと思うわけです。
  1. 2014-04-03 00:07
  2. URL
  3. 指圧おじさん #-
  4. 編集

Re: グローバリズムと言う宗教による侵略

> 今、日本は、グローバリズムと言う宗教による侵略を受けているような気がします。
> 昔、日本は、キリスト教と言う宗教による侵略を、国民の素養の高さで防いだと、自分は思っています。
> 理由は、以下の記事を読んだからです。
>
> ザビエルも困った「キリスト教」の矛盾を突く日本人
> http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=164843&g=122204
>
>  バチカンの「日本だけ例外ルール」
> http://okwave.jp/qa/q6623501.html
>
> 今、日本人がしなくてはいけない事は、このグローバリズムを勉強し、
> これの矛盾に気がつく事のような気がします。、


情報ありがとうございます。
私はこの件も大きいのですが、もう一つ大きい事が有る。
それは秀吉と家康が実は極めて国際的な目を持っていた、世界の情勢にも通じていた。
だから秀吉が伴天連追放令を出したり、家康がアダム・スミスを重用し、その後の鎖国政策(と言われるもの)につながった。
しかも鎖国と言われますが、貿易相手と場所を制限しただけで実は外国の情報は結構正確に入っていた。

ですから貿易相手国からスペイン・ポルトガルを外したのはまさしく正解でした。
この両国が中南米、フィリッピンなどでどれだけ残虐な事をしてきたのか、
人間があれだけ残虐なことが出来るのかと唖然となります。
グローバリズムがその血を受け継いでいることを認識しないといけないですね。
  1. 2014-04-03 08:15
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

To:指圧おじさん

> ごめんなさい、追加します。
> 別に、グローバリズムのすべてを否定しているわけではないです。
> 怖いのは、正しい事の中に少しの嘘を混ぜられる事です。
> 日本では、八百万の神の中にキリストの神がいるように、
> 日本的な解釈で、グローバリズムを考えらればいいなあと思うわけです。


グローバリズムが悪いわけではない、全く同感ですが私は条件が付くと見ています。
アリとキリギリスの話を考えてください。
アリとキリギリスを同じように扱うためにはキリギリスもアリと同じように働かないといけない、そうでは無いでしょうか。
今のグローバリズムの問題点は正にココです。
今EUで移民問題などが問題になっているのも正しくここ。
自分らは今までの貧しい国と同じしか働かない、でも金はこの国並みに沢山欲しい。
そんなこと言われて納得できますか。
今日本でも外国人の生活保護が問題ですが全く同じだと思っています。

実はこの問題、それは私がタイで仕事をしてきたときのメインテーマでした。
日本から出てきて工場を作り仕事を与える。
現地人にはこう教えました。
日本があの戦争で全くの焼け野原になった、原爆も落とされた。
そこから立ち上がってきたのは一人一人が一生懸命働いたからだ。
その働き方を教えるから君たちもやってくれ。そうすれば何年か先にきっと未来は開ける。
但し仕事はきついぞ、朝早くから夜遅くまで働くんだ。

こう言ってやってきたことが日本で認められるのに10年かかりました。
指圧おじさんご指摘の話はまさにこれからの日本人の生き方そのものだと思っています。
  1. 2014-04-03 08:29
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

日本の敵

日本の敵は国内に巣食っている。朝日新聞関係者、毎日新聞関係者、北海道中日など地方紙とその関係者、TBS、テレビ朝日とその関係者、在日朝鮮人、民主党関係者、日教組の活動家などなど。いつかこいつらを皆殺しにしなければならないだろう。
  1. 2014-04-03 20:36
  2. URL
  3. 在日ちょん37564 #-
  4. 編集

Re: 日本の敵

> 日本の敵は国内に巣食っている。朝日新聞関係者、毎日新聞関係者、北海道中日など地方紙とその関係者、TBS、テレビ朝日とその関係者、在日朝鮮人、民主党関係者、日教組の活動家などなど。いつかこいつらを皆殺しにしなければならないだろう。


確かにご指摘の連中は日本の敵です。
がしかし、これだけはきちんと確認しなければいけない、
それは連中の中の確信犯とオコボレ頂戴組です。
例えば確信犯の筆頭には某若宮啓文など、こんな奴は徹底的に処罰せねばいけません。
しかしその下で高禄を食んでいた連中、此奴らはカネだけが目当てなので金を締め上げればコロッと宗旨替え。
その辺を注意しませんと直ぐ「かわいそうだ論」が出てきてしまいます。
難しいですね。
  1. 2014-04-04 07:27
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する