2014-02-06 17:30

アストンマーティンが大規模のリコール 中国製偽造部品が原因

 これをやられたらクルマメーカーは命取り、そんなケースが報道されている。
まあ車がアストン・マーティンなので所詮私らには高嶺の花なのだが・・

<以下大紀元より引用>

アストンマーティンが大規模のリコール 中国製偽造部品が原因

【大紀元日本2月6日】英高級スポーツカーメーカー・アストンマーティンは5日、全世界で1万7590台のリコールを発表した。2007年以降に生産された16車種が対象。理由はスロットルペダルレバー、及び左ハンドル車の足元スカッフプレート取付位置に不具合が判明したためである。

 同社が各国の関係当局に届け出たリコール申請資料には、「スロットルペダルレバーの材質が不適切なため、繰り返し操作することでスロットルペダルレバーが破損して脱落する恐れがある。そのため、スロットルペダルを踏み込めず、加速できなくなる」としている。また、左ハンドル車について、「取付位置のずれにより足元スカッフプレートがスロットルペダルレバーと接触するものがあるため、スロットルペダルレバーがより破損しやすくなる恐れがある」と説明した。

 同社にスロットルペダルレバーを供給しているのは中国深圳市のメーカーで、偽造プラスチック素材を使用したとみられている。今回のリコール台数は同時期に製造された車両の75%を占めている。

http://www.epochtimes.jp/jp/2014/02/html/d25184.html

<引用終り>

アストンマーティンなど滅多に見ないのだが、それでも日本では対象車種は278台も有るそうだ。
リコール詳細は以下参照ください。
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_001473.html

それにしてもこの話、カーメーカーにとっても部品メーカーにとっても命取りの話。
スロットルペダルレバーを供給しているのは中国深圳市のメーカーで、偽造プラスチック素材を使用したとみられている

これは多分本来使わねばいけない材料ではなく安い材料を使って製造したのだろう。
プラスチックは外観だけでは材質が分かり難い、だからこんな事は当然起こりうる、それが悪意なのか単純なミスなのかは別としてだが。

モノ造りの現場では絶対あってはならない事例だが、こんな事は何処でも起こりうる。
私は日本でもだったが、特にタイでは現場の末端の作業員にまで「部品や工程でちょっと何か可笑しいと思ったら必ず報告しなさい」と教育してきた。
何時もとちょっと色が違うとか、そんな些細な事は毎日扱っている人でなければ発見できないからだ。
勿論スタッフやエンジニア・マネージャーにはそんな事に頼らず、品質を保証する仕組みを作り管理させてきた。
其れでもこんな所まで関心を持つことが大切と教えてきた。

最近日本でも冷凍食品に農薬を混入するなどと言う信じられない事例が発生している。
そんな所を未然に防ぐにはマネージメントから末端の一作業者まで徹底的な意識付けが必要だ。

今回のアストンマーティンの事例はそんなことを考えさせるいい事例ではないだろうか。
ヤッパリ中国製はダメだ、こんなレッテル貼りでは済まないものが有る、そう思っている。

<追記> 引用文で「偽造プラスティック」と書いてあるが国土交通省の資料を見るとプラスティックには見えない部品。材質は違うかもしれません。
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コメント

こんばんは。
多数の部品や材料で成り立っている車や機械装置などは、小さな部品の些細な欠陥でもおシャカになってしまいます。メーカーは自分とこの工場や、信頼が置ける一生懸命な部品会社であれば改善や品質向上、歩留まり低減などの行動を一致団結して出来ますが、ハナから「安いしそこそこの物だから」だけの理由で部品や材料を契約すると、特に対支那朝鮮ではかなりの確率で偉い目に遭うのではないかと。
でも、アストンマーチンもプラスチックに見えない部品を見過ごしたり、取り付け位置がずれていたなどというものを見抜けなかったんでしょうか。
工業国ではなくなりましたがイギリス本国製だったら、製造管理や品質保障管理体制がかなり怪しいと思います。
中国産が溢れている日本で発生しないことを祈るばかりです。
  1. 2014-02-06 22:23
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  3. koguma #-
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To:Kogumaさん

> こんばんは。
> 多数の部品や材料で成り立っている車や機械装置などは、小さな部品の些細な欠陥でもおシャカになってしまいます。メーカーは自分とこの工場や、信頼が置ける一生懸命な部品会社であれば改善や品質向上、歩留まり低減などの行動を一致団結して出来ますが、ハナから「安いしそこそこの物だから」だけの理由で部品や材料を契約すると、特に対支那朝鮮ではかなりの確率で偉い目に遭うのではないかと。
> でも、アストンマーチンもプラスチックに見えない部品を見過ごしたり、取り付け位置がずれていたなどというものを見抜けなかったんでしょうか。
> 工業国ではなくなりましたがイギリス本国製だったら、製造管理や品質保障管理体制がかなり怪しいと思います。
> 中国産が溢れている日本で発生しないことを祈るばかりです。


この話は私のタイでの悪戦苦闘の話と重なる。だからどんな事情か良く分かります。
此れだけの期間、そして色んな車が対象なので単なるミスは有りえません。
当然経営者が分かってやった事、そうだと思います。

そしてこれからが厄介なのですが、こんな事を見抜くのは並大抵ではありません。
こんな事は外観検査位では分かりませんので、それこそ税務調査並の細かな伝票一枚をチェックしなければいけない。
恐らくアストンマーティンにはそんな時間も人材もいなかったのでしょう。

日本でも当然起こりえる話です。
自分とこの問題として対策を考えてほしいです。
  1. 2014-02-07 09:05
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  3. 短足おじさん二世 #-
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