2014-01-05 23:15

祝、南極観測船しらせ 接岸成功

 正月早々嬉しいニュース、昨年、一昨年と続けて昭和基地への接岸できなかった南極観測船「しらせ」、今年は接岸に成功したとの一報が入った。

南極昭和基地沖に接岸した「しらせ」

2014-1-5しらせ接岸成功
「しらせ」の上に見える岩山がオングル島、小さく昭和基地の建物群が見える。


これは読売の報道
<以下引用>

船首で2227回氷割り「しらせ」昭和基地接岸

 南極・昭和基地に向かっていた観測船「しらせ」(1万2650トン)が日本時間の4日午後、3年ぶりに基地への接岸に成功した。

 文部科学省が5日、発表した。しらせは雪や厚い氷に阻まれ、一昨年から2年続けて接岸を断念しており、基地では燃料不足が深刻化していた。

 しらせは今回、船首を海氷に乗り上げて割りながら進む手法を2227回繰り返して前進、接岸にこぎつけたという。今後、越冬観測用の燃料や食料などを基地に運び込む。

(2014年1月5日18時43分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20140105-OYT1T00462.htm

<引用終り>


読売を始め各マスゴミの報道はあっさりしたものだ。
その理由はこの産経の記事で分かる。

<以下産経より引用>

「しらせ」3年ぶりに接岸 異常事態続く昭和基地沖 越冬燃料確保に一定のめど
2014.1.5 21:29

 文部科学省は5日、南極観測船「しらせ」(1万2650トン、日高孝次艦長)が4日午後、昭和基地に接岸したと発表した。昭和基地沖は海氷が厚さ6メートル以上、氷上の積雪2メートルという異常事態が続いており、接岸は3年ぶりとなった。

 昭和基地は2年連続で接岸を断念した影響で越冬用の燃料不足が深刻化。今回の接岸で、燃料確保に一定のめどが立ち、関係者は胸をなで下ろしている。

 文科省によると、接岸は4日午後4時半(日本時間同日午後10時半)ごろに成功。昨年12月18日から厚さ約6メートルの氷を割りながら南極海を前進し、昭和基地への燃料のパイプライン輸送が可能となる約600メートル手前までたどり着いた。

 今後、ヘリコプターや雪上車も使った物資輸送を本格化させ、約1年分の食料や観測機器などを基地に運び込む。

 第55次南極観測隊の本隊は12月14日にヘリで先に昭和基地入り。燃料不足の影響から、来月からの越冬隊は通常より2割ほど少ない24人で編成、医師や調理隊員も半減させたほか、観測計画も一部変更を余儀なくされていた。

http://sankei.jp.msn.com/life/news/140105/trd14010521340009-n1.htm

<引用終り>

民主党政権下の事業仕訳で予算を大幅にカットされたためヘリコプターの修理も儘ならず、昨年はヘリ1機で南極に向かったしらせ、一昨年、昨年と2年続けて厚い氷に阻まれ接岸できなかった。だから燃料などが十分確保できていなかった。
やっと今年は苦難の末接岸に成功、しかし南極では昨年末からロシアの調査船が氷に閉じ込められ、救援に向かった中国の砕氷船も動けなくなっている。油断は禁物なのだ。

それにしても民主党の3年間、必要な金を全部削ってバラマキに使ってしまった。
その結果が
「燃料不足の影響から、来月からの越冬隊は通常より2割ほど少ない24人で編成、医師や調理隊員も半減させたほか、観測計画も一部変更を余儀なくされていた」と言う事だったのだ。

やっと民主党と言うド素人」に国家を任せた付けが一つ解決に向かったという事である。
まだまだ苦難が続く、これからががんばりどころだろう。


最後に参考までに此れからこんな作業が始まると言う写真。
丁度3年前2011年1月5日のもの
2014-1-5しらせ接岸成功2011年のホース敷設作業
これは「しらせ」から昭和基地まで燃料搬送用のホース敷設作業


そしてこれが昭和基地の燃料貯蔵タンク
2014-1-5しらせ接岸成功2011年1gatsu5nichi のホース敷設作業

こんな巨大なタンクに燃料を一杯にしなければ何十人もの越冬隊員の生命を守ることは出来ない。
それにしてもミンスは罪深い事をしたものである。
  1. 科学技術
  2. TB(0)
  3. CM(4)

コメント

まあとにかくよかったですね。

さすがはしらせ二世とはいえ力を振り絞っての接岸だったかと思います。
私は戦後日本の夢を担ってここにはじめて接岸した宗谷とそれに乗り組んだ西堀栄三郎他諸氏の気概と成し遂げた偉業について勉強していますが、今の私たちが学ばなければならないことがたくさんあると思います。


それにしても閉じ込められた中国船、どうしてもざまあ見ろ!といった気持ちが湧き出るのを禁じえません。
  1. 2014-01-06 08:24
  2. URL
  3. ガンダム #iL.3UmOo
  4. 編集

しらせがオングル島までいけたことは慶賀に耐えませんが、南極の反対側では異常な氷の量でしょう。風向きが良かったことのようですが、しらせ二世自体は砕氷能力が先代と変わっていません。ただ大型化しただけなんでどれなりに能力は上がってるようですが、ある意味ではラッキーだったとしか言えないような気がします。

南極の氷の量を見る限りどこが温暖化かと思うものですが温暖化論者は、それでも南極の氷の量は全体として増えてるが、それは地球全体が温暖化し水蒸気量が増加した結果であり海氷は増加してるが陸氷は減少してるとか言います。南極大陸内部の基地が数年すれば氷で埋まることは完全にスルーのようです。

去年は南極大陸で地球の最低気温が更新したそうですがその辺りも温暖化で説明をつけるとか・・・

一体あの人達は何なのだろうかと思います。
昔から太陽光の受領が増えると蒸発水蒸気量が増え雲が増加し平均気温は下がると言われてましたが、これは温暖化なのでしょう。
彼等の議論では・・・

まるっきり見てるものが違いすぎるという気がしてなりません。
彼等には当たり前の一般人の感覚がないようです。
  1. 2014-01-06 10:42
  2. URL
  3. kazk #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> まあとにかくよかったですね。
>
> さすがはしらせ二世とはいえ力を振り絞っての接岸だったかと思います。
> 私は戦後日本の夢を担ってここにはじめて接岸した宗谷とそれに乗り組んだ西堀栄三郎他諸氏の気概と成し遂げた偉業について勉強していますが、今の私たちが学ばなければならないことがたくさんあると思います。
>
>
> それにしても閉じ込められた中国船、どうしてもざまあ見ろ!といった気持ちが湧き出るのを禁じえません。


西堀栄三郎さんについては彼の言葉で密かに私の座右の銘にしている言葉が有ります。
それは登山でも南極観測でも全く経験のない事を始める時の心構え。
目標ははっきり明確にすること、その上でその途中の計画はあまり事細かく決める必要はない。
大雑把な計画でも良い、しかしその為の準備はあらゆる可能性に対処するよう綿密に準備する。
これが成功の秘訣だと。

この話を聞いたのはもう何十年も前、でもこれで仕事をしてきてこれが正しい考え方と納得できます。
  1. 2014-01-07 11:19
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

To:kazkさん

> しらせがオングル島までいけたことは慶賀に耐えませんが、南極の反対側では異常な氷の量でしょう。風向きが良かったことのようですが、しらせ二世自体は砕氷能力が先代と変わっていません。ただ大型化しただけなんでどれなりに能力は上がってるようですが、ある意味ではラッキーだったとしか言えないような気がします。
>
> 南極の氷の量を見る限りどこが温暖化かと思うものですが温暖化論者は、それでも南極の氷の量は全体として増えてるが、それは地球全体が温暖化し水蒸気量が増加した結果であり海氷は増加してるが陸氷は減少してるとか言います。南極大陸内部の基地が数年すれば氷で埋まることは完全にスルーのようです。
>
> 去年は南極大陸で地球の最低気温が更新したそうですがその辺りも温暖化で説明をつけるとか・・・
>
> 一体あの人達は何なのだろうかと思います。
> 昔から太陽光の受領が増えると蒸発水蒸気量が増え雲が増加し平均気温は下がると言われてましたが、これは温暖化なのでしょう。
> 彼等の議論では・・・
>
> まるっきり見てるものが違いすぎるという気がしてなりません。
> 彼等には当たり前の一般人の感覚がないようです。


夏の台風が来れば温暖化、冬に雪が降れば温暖化、北極の氷が減れば温暖化、では北極の氷が増えれば温暖化・・・
一体奴らの頭の中はどうなっているんでしょうね。
でも温暖化と言い続けていれば金になる、彼らの金の力は凄いです。

東大などはまともな学者は次々去っているようです。
これは本当に心配な話です。
  1. 2014-01-07 11:26
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する