2013-10-26 16:39

自衛隊の24時間

 27号、28号とたて続けにやってきた台風。どうやら伊豆大島も直撃は免れたようで良かったです。しかしまだ行方不明者の捜索が続いており、お亡くなりになった方のご冥福をお祈りします。

所で伊豆大島の川島理史(まさふみ)町長、バリバリの共産党員の様ですね。
その間の事情をよもぎねこさんがエントリーしています。

日本共産党の大島大虐殺
「防災立島」めざす 大島町長が初の所信表明
http://yomouni.blog.fc2.com/blog-entry-2071.html

 詳細はよもぎねこさんのエントリーを見てください。確かにこれでは大虐殺ですが、ちょっとその前に最初から引っかかるモノが有る。
よもぎねこさんは赤旗の記事を引用しているのだが、最初に「大島町長が初の所信表明演説」とある。
ん? 最近選挙が有ったの?、良く読んでいくと4月以来初の・・・と書いてある。
ん? 4月に選挙が有ったの? 違う、2011年4月に当選し今1期目、つまり2年半たって初めての所信表明演説だったようだ。


前置きはこれくらいにして、よもぎねこさんのエントリーを読んでどうにも引っかかるモノが有り、朝早くコンビニに行って「週刊新潮」を買ってきた(私もミ~ハ~です)。

何が引っ掛かったのか? 川島理史(まさふみ)町長は前日出発したのにいやに早く帰ってきたことが不審だったから。
週刊新潮を読んでみたら「自衛隊機で帰ってきた。プロペラ機で五月蠅かった」と書いてある。
なるほどそれで分かった。東京都の猪瀬知事が自衛隊に出動を要請したのだと。

しかしそんな事は何処も報道していないし、川島町長も自衛隊機で運んでもらった、有難うなどとは言っていないようだ。

そこで今日の本論、自衛隊のHPに何をしたのかが公表されている。
彼らがどんな事をしたのか、自衛隊の最初の24時間をたどってみたい。

これは10月17日 11時30分現在の公表内容
(つまり大災害発生の16日からの約24時間分)

<以下引用>

台風26号に伴う行方不明者の捜索活動に係る災害派遣について(11時30分現在)
http://www.mod.go.jp/j/press/news/2013/10/17c.html

主な対応状況
【16日(水)】
*引用者注:派遣要請
10時20分 東京都知事から第1師団長に対し、災害派遣要請。
(じ後、隷下航空部隊は天候回復の状況を注視し待機。)
11時28分 東部方面航空隊のUH-1(2機)が情報収集のため立川駐屯地を離陸。
11時34分 東部方面航空隊のUH-1(1機)が情報収集のため立川駐屯地を離陸。
(上記3機は、13時11分館山基地に着陸、給油後、再び偵察を実施し立川に着陸。)
*引用者注:第1陣出発
11時57分 第1普通科連隊のFAST-Force(人員約10名)がUH-60JA(1機)にて練馬駐屯地を離陸、12時40分現地到着以降、行方不明者捜索活動を開始。(夜間については、投光器を用いて引き続き捜索活動を継続、以下同様)
*引用者注:第2陣出発
12時28分 第1普通科連隊の捜索部隊(人員約40名)がUH-1(4機)にて練馬駐屯地を離陸、13時04分現地到着以降、行方不明者捜索活動を開始。
*引用者注:第3陣出発
12時48分 第1普通科連隊の一次増援部隊(人員約30名、車両1両)がCH-47JA(2機)にて朝霞駐屯地を離陸、13時18分到着以降、行方不明者捜索活動を開始。
*引用者注;患者空輸
13時52分 第21航空群のUH-60J(1機)が患者空輸のため館山基地を離陸、15時04分現地到着後、3名の患者を収容。
*引用者注:患者空輸
15時07分 第21航空群のUH-60J(1機)が患者空輸のため館山基地を離陸、15時21分現地到着後、2名の患者を収容。

*引用者注:大島町長を空輸・・・この美保基地は米子空港内にある
15時12分 第3輸送航空隊のC-1(1機)が大島町長(他2名)の輸送のため、美保基地を離陸、隠岐の島を経由し、16時53分大島空港到着。

17時04分 第2輸送航空隊のC-1(1機)が警視庁の機動部隊(人員22名)及び国交省のTEC-FORCE(人員2名)の人員空輸のため、入間基地を離陸、17時27分大島空港到着。
18時00分 防衛大臣、防衛副大臣、防衛大臣政務官より、今後の自衛隊の対応要領について指示。(特に、増援部隊及び適切な資機材の早期投入。関係省庁との連携について留意すること。)
19時30分 第2輸送航空隊のC-1(1機)が警視庁の増援部隊(人員47名)の人員空輸のため、入間基地を離陸、19時52分大島空港到着。
21時19分 第2輸送航空隊のC-1(1機)が国土交通省のTEC-FORCE(人員5名)及び消防応援部隊(第1派:人員19名)の人員空輸のため、入間基地を離陸、21時47分大島空港到着。

*引用者注:大型輸送艦出発
21時30分 第1輸送隊の輸送艦(おおすみ)が広島湾から横須賀に向けて出発。(18日の午前中に到着予定、じ後の災害派遣活動を想定して進出するもの。) 
*引用者注:【現地は接岸ができないため、エアクッション型揚陸艇(LCAC)2隻で輸送に当たる】その為に、わざわざ、おおすみを派遣した様です。

22時34分 第2輸送航空隊のC-1(1機)が消防応援部隊(第2派:人員1名、車両1両)の人員等空輸のため、入間基地を離陸、23時02分大島空港到着。
22時51分 第2輸送航空隊のC-1(1機)が消防応援部隊(第3派:人員1名、車両1両)の人員等空輸のため、入間基地を離陸、23時24分大島空港到着。
23時53分 第34普通科連隊の二次増援部隊(第1派)(人員約10名、車両1両)が第2輸送航空隊のC-1(1機)にて静浜基地を離陸、17日00時17分到着以降、行方不明者捜索活動を開始。
【17日(木)】
00時23分 第34普通科連隊の二次増援部隊(第2派)(人員約30名)が第2輸送航空隊のC-1(1機)にて静浜基地を離陸、00時38分到着以降、行方不明者捜索活動を開始。
00時56分 第34普通科連隊の二次増援部隊(第3派)(人員約30名)が第2輸送航空隊のC-1(1機)にて静浜基地を離陸、01時14分到着以降、行方不明者捜索活動を開始。
03時26分 第34普通科連隊の三次増援部隊(第1派)(人員約40名)が第2輸送航空隊のC-1(1機)にて入間基地を離陸、03時49分到着以降、行方不明者捜索活動を開始
03時42分 第34普通科連隊の三次増援部隊(第2派)(人員約40名)が第2輸送航空隊のC-1(1機)にて入間基地を離陸、04時15分到着以降、行方不明者捜索活動を開始
04時16分 第1普通科連隊の四次増援部隊(人員約40名)が第2輸送航空隊のC-1(1機)にて入間基地を離陸、04時42分到着以降、行方不明者捜索活動を開始
04時44分 第2輸送航空隊のC-1(1機)が緊急消防援助隊(横浜)(第1派:人員7名)の人員等空輸のため、入間基地を離陸、05時09分大島空港到着。
05時21分 第2輸送航空隊のC-1(1機)が緊急消防援助隊(横浜)(第2派:人員2名、車両2両)の人員等空輸のため、入間基地を離陸、05時49分大島空港到着。
07時48分 東部方面航空隊のUH-1(2機)が情報収集のため立川駐屯地を離陸、10時00分立川駐屯地着陸。
10時31分 第2輸送航空隊のC-1(1機)が警視庁の特科車両隊等(第1派:人員33名)

<引用終り>

以上が猪瀬知事が自衛隊に災害派遣を要請してからの24時間の出動状況です。
その中には出張中の町長を隠岐島から伊豆大島まで運んだものも含まれます。


時間を追って見ると夜を徹して、準備できた部隊から次々に出動していくことが分かります。
また大型輸送艦(おおすみ)がエアークッション型揚陸艇と重機を運んでいますが、これも出動要請のその日に出動、遥々広島県の呉から伊豆大島に向かっています。

この24時間の出動状況を見ると自衛隊の存在がいかに大きな力になっているかが良く分かります。
そして彼らが常日頃の鍛錬や設備のメンテ、燃料や食料の管理などにどれだけ努力し、いざと言うときに備えているか、そんな事を再認識させられます。

こんな事を是非とも多くの人に知って貰いたいものです。


所で話は変わりますが、笑韓流家元ご隠居さんの昨日のブログにこんなモノが有ります。
「不良品だらけの韓国軍装備、有事の際どうなるか」
http://tosi.iza.ne.jp/blog/entry/3210956/

内容はどうぞ読んでみてください(笑)。
若し日本の自衛隊が今回のケースで韓国軍並の状況だったら・・・

まあどんな事になるか、考えただけでもぞっとします。
未だに韓国アゲに狂奔している犬HK、アカヒ、侮日さん方にはこの現実、多分見えないんでしょうねえ。

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コメント

こんにちは。

OBという立場から・・・

いま現在行われているのか分かりませんが、Q訓練と言われる演習を年一度行います。簡単に言ってしまえば、戦争に行く準備の訓練です。呼集がかかってから、早い部隊で約12時間で出動準備が完成します。他は24時間で準備完了。

多分、部隊改編や大規模災害の経験から、真っ先に投入される部隊が輪番で決まっており、輪番にあたっている部隊の先遣部隊は、命令が下ってから約6時間後には前線にいると思います。
  1. 2013-10-26 21:38
  2. URL
  3. 裏の桜 #-
  4. 編集

Re: 裏の桜さんへ

> こんにちは。
>
> OBという立場から・・・
>
> いま現在行われているのか分かりませんが、Q訓練と言われる演習を年一度行います。簡単に言ってしまえば、戦争に行く準備の訓練です。呼集がかかってから、早い部隊で約12時間で出動準備が完成します。他は24時間で準備完了。
>
> 多分、部隊改編や大規模災害の経験から、真っ先に投入される部隊が輪番で決まっており、輪番にあたっている部隊の先遣部隊は、命令が下ってから約6時間後には前線にいると思います。


なるほどねえ、貴重な経験談、有難うございます。
実はこんな初動体制と言うのはマニュアルが有った位では決して役に立たない。
常日頃、毎日毎日の訓練の積み重ねが無いとできません。
私は自衛隊の内容は知識が有りませんが、製造現場での経験から見ても同じ事が言えます。
日本の製造現場は在庫が少なく効率的だなどと言われますが、その陰には保全や物流と言った目に見えにくい分野でしっかり頑張っている。
災害現場に自衛隊などがすぐ駆けつけるのと同じですね。
これが有るから日常の生活が円滑に行くのだと思っています。
でもこんな話、マスゴミは書きませんよねえ。
  1. 2013-10-27 14:28
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

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