2013-08-28 10:33

全国学力テスト<肝心なのは教師の質

  全国学力テストの結果が公表された。

今回は全国の学校が参加しての結果、そしてその結果から改善しようとの取り組みも始まっているようで大変喜ばしい事だ。

 

しかし問題もある。教員の質の問題だ。

昨日この件を報道するNHK報道を見ていて、沖縄県が成績トップの秋田県の教育を学ぶ様子の映像が有った。

見てオヤッと思ったのだが・・・

 

最初にこの件を報道する犬HKの報道。

 

 

<以下引用>

 

学力底上げも“活用力”は課題

8月27日 21時45分

 

松井裕子記者

全国の小学6年生と中学3年生を対象に行われた「全国学力テスト」の結果が27日公表されました。

国語と算数・数学のいずれも、身に着けた知識を活用する力に課題がある一方、正答率の低い地域と全国平均との差は縮まり文部科学省は「底上げが図られている」と分析しています。

今回の結果から見えた課題と成果について、社会部・文部科学省担当の松井裕子記者が解説します。

 

課題は活用力 成果の兆しも

 

全国学力テスト」は文部科学省が平成19年度から小学6年生と中学3年生で行っていて、ことしは4年ぶりにすべての児童生徒、およそ230万人が対象となりました。

テストは国語と算数・数学で行われ、それぞれ、基礎的な知識をみる問題Aと、その知識を活用する力を問う問題Bに分けて出題されました。

公立学校の正答率の平均は▽小学校の国語のAが62.7%、Bが49.4%、▽小学校の算数のAが77.2%、Bが58.4%、▽中学校の国語はAが76.4%、Bが67.4%、▽中学校の数学はAが63.7%、Bが41.5%でした。

過去のテストと同じ傾向で、いずれも問題Aより問題Bの方がほうが正答率が低くなっています。

複数の内容を分析的に捉えて自分の考えを書くなど、知識を生かす“活用力”に依然として課題があることが分かりました。

 

一方で、これまでにない兆しもありました。 このテストでは都道府県ごとの平均の正答率を公表していますが正答率の低い地域と全国平均の差が縮まり、初めて小学校のすべてのテストで最下位と全国平均の差が5ポイント以内に収まりました。

文部科学省は「学力向上の取り組みで底上げが図られている」と分析しています。

 

学力向上した県の秘訣は?

 

では、正答率を向上させることができた都道府県はどんな取り組みをしてきたのでしょう?まず平均の正答率を都道府県別に見ますと、秋田県が小学校の国語と算数、それに中学校の国語で問題A、Bともに最も高くなりました。

また、福井県は中学校の数学で問題A、Bともにトップでした。

この2県は、過去の学力テストでも上位となっていて、文部科学省は「学校と教育委員会が一体となって家庭学習の充実や、自分の考えを文章化する授業に取り組んできたことが背景にある」と分析しています。

 

上位の県のやり方を参考にしようという動きが広がっています。

去年、すべてのテストで正答率が最も低かった沖縄県は、教員を秋田県に派遣して授業の進め方を学んでいます。

派遣された教員によると、秋田では子どもが中心となって授業が進められていることが特徴的だったということで、沖縄に戻って「授業改善アドバイザー」となり他の教員に改善点を助言するなど秋田のノウハウを広げています。

 

 

その沖縄県、今回は小学校の国語の問題Aと算数の問題Bで最下位ではありませんでした。

また正答率が大きく伸びたのが高知県です。

今回と同じ規模で行われた4年前のテストでは小学校の国語の問題Aで全国平均を1.4ポイント下回っていましたが、今回は4ポイント上昇するなど、小学校ではほとんどのテストで全国平均を上回りました。

背景には、県教育委員会や学校現場の地道な取り組みがありました。

子どもたちがどの程度理解したかをチェックする県内共通の「単元テスト」を取り入れ、苦手な分野を学年やクラス単位で細かく把握し指導に生かしてきたということです。

さらに、独自に学習シートを作って放課後や家庭での学習を促しています。

夏休み中も登校し、学習シートを使って補習していた子どもたちからは、「勉強も分かりやすくなったし、分からないところもできるようになりました」という声が聞かれました。

 
・・・長文なので以下略、詳細は下記リンク先参照ください・・・
 
http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2013_0827.html
 
<引用終り>
 
まあ報道としては正論である。
私がアレッと思ったところ、上掲記事に張り付けた写真は沖縄県から秋田県に派遣された教員が秋田県の小学校の子どもに授業している様子。
良く見るとこの教師が来て着ているのはアロハシャツみたいに見えるので多分「かりゆしウエア」。
かりゆしウエアは沖縄で夏の服装としてアロハシャツに対抗して作られたもので、沖縄の仲井真知事が愛用しているモノ
着用期間はクールビズの着用期間と同じとされているが、沖縄ではもっと幅広く着用されている。亜熱帯沖縄ならではの事情だ。
 
しかし良く考えてほしい。上掲写真の教師がいるのは秋田県。
そこにいる目的は秋田県の教育を勉強し、沖縄に持ち替えるために派遣されたのだ。
上掲写真が撮影されたのは何時なのか分からない。多分一応夏季ではあるだろう。
だがそこは沖縄ではなく秋田県である。沖縄では当たり前なのだろうが、秋田県ではかりゆしウエアなどは実にダラシナイ服装に見える。
この教師は秋田県に沖縄の教育を教えに来たのではない。逆に秋田県にお願いして教えを乞うている筈。
であれば服装なども秋田県で当たり前の服装にすべきなのではないだろうか。
特に今年の東北地方の天候は不順である。
かりゆしウエアを着なければならないような天候の日など無かったはずだ。
ついでに言えばかりゆしウエアにもルールが有る。
上がかりゆしウエアでも下は普通のスーツのスラックス、ビジネスシューズだそうだ。
たとえかりゆしウエアだとしてもズボンがGパン、これはルール違反の服装なのだ。
詳細は内閣府のページ参照
http://www8.cao.go.jp/okinawa/kariyushi/kikonasi.html
 
 
沖縄県人には失礼だが、この教師の態度こそ沖縄の人の問題点なのではないだろうか。
自分たちが良いと思う事が余所から見ると「全くダメ」その丁度いい見本だと思う。
 
 そしてこんな教師がノウノウとしていられるのには裏に日教組が控えていないだろうか。そんな事が心配になってくる。

  1. 教育
  2. TB(0)
  3. CM(9)

コメント

No title

うちの子は事情があって秋田之田舎で小学校時代をすごしました。
確かに学力は付きます。
全学で30人ぐらいしかいないですから、各学年は2人から5人。
これに先生1人が付けば個人教授の世界です。
オチコボレはでません。
でも、東京に帰ってから苦労しました。
30人学級でも2人学級ぽど先生は面倒見てくれません。

秋田の癖でボーとしてると置いてかれるのです。
結局、東京個別指導なんたらという塾に入りました。
そこはごつい請求きよりますねん。
往生しました。
  1. 2013-08-28 11:08
  2. URL
  3. yuyuu #79D/WHSg
  4. 編集

No title

To yuyuuさん
>うちの子は事情があって秋田之田舎で小学校時代をすごしました。
>確かに学力は付きます。
>全学で30人ぐらいしかいないですから、各学年は2人から5人。
>これに先生1人が付けば個人教授の世界です。
>オチコボレはでません。
>でも、東京に帰ってから苦労しました。
>30人学級でも2人学級ぽど先生は面倒見てくれません。
>
>秋田の癖でボーとしてると置いてかれるのです。
>結局、東京個別指導なんたらという塾に入りました。
>そこはごつい請求きよりますねん。
>往生しました。
>


秋田の事情は良く分からないので何とも言えませんが、少人数だと教師の目が行き届くのは事実ですね。
でもあんまり少なくなると授業に支障が出る。
家人が小学校の教師をしていましたが、一クラスでサッカーの試合ができる位、6人サッカーで男女合わせて12人、此れ位はいないと授業にならないと言っていました。

私の住む愛知県でも僻地は有り、そんな所は歴史のある学校でも閉校にし、大きなところに統合しています。
子どもの成績は分かりませんが、教育としてもある程度人数がまとまるので教育しやすいとか。
  1. 2013-08-28 16:30
  2. URL
  3. 短足おじさん #79D/WHSg
  4. 編集

No title

To 短足おじさんさん

>秋田の事情は良く分からないので何とも言えませんが、少人数だと教師の目が行き届くのは事実ですね。
>でもあんまり少なくなると授業に支障が出る。
>家人が小学校の教師をしていましたが、一クラスでサッカーの試合ができる位、6人サッカーで男女合わせて12人、此れ位はいないと授業にならないと言っていました。
>
>私の住む愛知県でも僻地は有り、そんな所は歴史のある学校でも閉校にし、大きなところに統合しています。
>子どもの成績は分かりませんが、教育としてもある程度人数がまとまるので教育しやすいとか。


その通りで廃校です。
明治8年開校も小学校でしたが2011年に廃校になりました。
生徒数は35名でした、
1学年平均6名です。
体育の授業は1学年ではやれないので3学年合同でやっていたと思います。
合同で授業やるので上級生は下級生の面倒を良くみていた記憶あります。
私もPTAでしたから、学校の田圃の田植えや稲刈りを手伝いにいきました。
その夜は先生方と朝まで飲んだり歌ったりと楽しかったです。

いつかは廃校になると思ってました。
135年の伝統ある学校なので寂しいですが、仕方ありません。



  1. 2013-08-28 17:51
  2. URL
  3. yuyuu #79D/WHSg
  4. 編集

No title

To yuyuuさん
>うちの子は事情があって秋田之田舎で小学校時代をすごしました。

yuyuuさんが秋田にいらしたとはたいへん光栄なことで嬉しい限りです。

>秋田の癖でボーとしてると置いてかれるのです。

たいてい秋田犬のようにボーとしとります^^
  1. 2013-08-28 18:28
  2. URL
  3. walk-by #79D/WHSg
  4. 編集

No title

To yuyuuさん
>
>その通りで廃校です。
>明治8年開校も小学校でしたが2011年に廃校になりました。
>生徒数は35名でした、
>1学年平均6名です。
>体育の授業は1学年ではやれないので3学年合同でやっていたと思います。
>合同で授業やるので上級生は下級生の面倒を良くみていた記憶あります。
>私もPTAでしたから、学校の田圃の田植えや稲刈りを手伝いにいきました。
>その夜は先生方と朝まで飲んだり歌ったりと楽しかったです。
>
>いつかは廃校になると思ってました。
>135年の伝統ある学校なので寂しいですが、仕方ありません。


明治8年ですか、地元の人の愛着は相当のモノだったのでしょう。
でもこんな話もあります。
以前家人が岐阜県白川町(世界遺産の白川村とは別)の小学校を視察に行きました。白川町は山あいに集落が点在する所なので小学校が皆小さい。そこでそれらの小学校を集めて一つの大きな小学校を作った、そんな事でそこの状態を見てきたわけです。
一つに纏めれば集中的に金をつぎ込めるので設備も立派、通学はスクールバスを運行すれば問題ない。
そして一番よかったのは子どもたちが大きな学校で友達が増え、元気になった事だそうです。

地元の人には伝統ある小学校が無くなるのは悲しい、しかし此れからの未来を考えると矢張り大きく統合した方がいい、そんな話でした。
伝統を考えるとつらい話ですが、矢張り未来志向で考えるべき、そう思います。
  1. 2013-08-28 21:18
  2. URL
  3. 短足おじさん #79D/WHSg
  4. 編集

No title

沖縄県は日本で一番人口が増えてる県ですが、それが過疎の県に負けてるというのがいかにも痛いですよね。正直な所、山の分校のような所は将来的には維持できないだろうということは十分に予想されました。全てを経済原則で考えるのは無理ですが地方はあまりにもそれを無視し過ぎます。ある意味テストの好成績というのもその副産物なのだということでしょう。

考えるべきは40人学級などという言葉は探したくてもなかった頃のん学力が一番高かったという事実です。本来は人が集まるというのはそれ自体で力なんです。少人数学級とか何とか言いますが、そうしなくてはいけない最大の問題は家庭の教育力の低下だと思ってます。まともな一斉授業を50人で成り立たせることが出来ないということは教師の側の問題じゃない、子供の側の問題だということです。

散々言われてることですが、学力を向上させたければ教えられる側を均一化すること、これが絶対必要なのです。少人数制はそれが出来ない結果の苦肉の策に過ぎません。今のクラス至上主義、習熟度別編成を嫌うのは何も日教組だけのせいじゃありません。
愚かな親の側の問題です。

小生、塾教師をやり結構能力はあったと思ってます。その経験から言うならば、均質な生徒が揃えば70でも80でもやれます、ということです。一学年150人以上を見ましたが(塾としてはとんでもない規模なんですよ、これ)、ある1人の生徒についてお母さんと面談した時に、一ヶ月前から家庭教師付けられましたか、とこちらが質問し驚かれたことが有ります。教えることに集中できればわかります。週2日、3時間でも十分です。

続きます。
  1. 2013-08-29 00:23
  2. URL
  3. kazk #79D/WHSg
  4. 編集

No title

教師の問題とするのらばもっと教えるということに責任をもってもらいたいということです。本来はそれをマジにやれば組合なんたらは出来るはずがない。つまりどこかで手を抜いてるのです。組合活動が盛んな地域と学力が約相関は間違いなくあるでしょうね。

小学校あたりのクラス至上主義も問題でしょう。教室の独裁者にはなれるでしょうが、あまりにも雑務が多すぎます。その辺の負担を減らすことを考えねばいけません。

教師の世界のヒエラルヒーというのでしょうか矛盾というのも大問題でしょう。大卒1年目でも教諭になれば天下ですし、ベテランでも講師となったらその立場は酷いもんです。教師を係累に持たれる方に言うのはなんなんですが職業別で最も子供を産んでるのは公立小学校のk共働き教師だろうと思います。良い悪いではなしに事実としてそう思います。あともう一つ、塾教師の間での公理は、学校の教師の子供にできるやつはまずいない、ということです。家庭と人格が分かるというのは大げさでしょうか。

秋田県あたりの例は全県的な学力アップのためのバックアップがあるとのことですがこれくらいのことはやれと言いたいですね。学力向上が教育委委員会の仕事じゃなければなんなんでしょうか。

どうもこの国では名人や職人的な技能は珍重されますが全体としての技能だとか一般的な能力の向上だとかを軽視し過ぎます。物事の9割はきちんとしたマニュアルで片がつく、というのが小生の意見です。教師の能力で学力に差がついてしまう、ということが学校の敗北だと思わなければいけないのだと思ってます。

まあ、世の中では圧倒的な少数意見だと思いますが、そんなものだと思ってます。
  1. 2013-08-29 00:43
  2. URL
  3. kazk #79D/WHSg
  4. 編集

No title

To kazkさん
>教師の問題とするのらばもっと教えるということに責任をもってもらいたいということです。本来はそれをマジにやれば組合なんたらは出来るはずがない。つまりどこかで手を抜いてるのです。組合活動が盛んな地域と学力が約相関は間違いなくあるでしょうね。
>
>小学校あたりのクラス至上主義も問題でしょう。教室の独裁者にはなれるでしょうが、あまりにも雑務が多すぎます。その辺の負担を減らすことを考えねばいけません。
>
>教師の世界のヒエラルヒーというのでしょうか矛盾というのも大問題でしょう。大卒1年目でも教諭になれば天下ですし、ベテランでも講師となったらその立場は酷いもんです。教師を係累に持たれる方に言うのはなんなんですが職業別で最も子供を産んでるのは公立小学校のk共働き教師だろうと思います。良い悪いではなしに事実としてそう思います。あともう一つ、塾教師の間での公理は、学校の教師の子供にできるやつはまずいない、ということです。家庭と人格が分かるというのは大げさでしょうか。
>
>秋田県あたりの例は全県的な学力アップのためのバックアップがあるとのことですがこれくらいのことはやれと言いたいですね。学力向上が教育委委員会の仕事じゃなければなんなんでしょうか。
>
>どうもこの国では名人や職人的な技能は珍重されますが全体としての技能だとか一般的な能力の向上だとかを軽視し過ぎます。物事の9割はきちんとしたマニュアルで片がつく、というのが小生の意見です。教師の能力で学力に差がついてしまう、ということが学校の敗北だと思わなければいけないのだと思ってます。
>
>まあ、世の中では圧倒的な少数意見だと思いますが、そんなものだと思ってます。


興味深いコメント有難うございます。
この件については私も思うところが有り、私の考えもまとめてエントリーしようと思っています。
ですからこのコメントの回答はそのエントリーという事で御了承ください。
又その折にはこのコメントも使わせていただきたく、よろしくお願いします。
  1. 2013-08-29 07:32
  2. URL
  3. 短足おじさん #79D/WHSg
  4. 編集

No title

To walk-byさん
>To yuyuuさん
>>うちの子は事情があって秋田之田舎で小学校時代をすごしました。
>
>yuyuuさんが秋田にいらしたとはたいへん光栄なことで嬉しい限りです。
>
>>秋田の癖でボーとしてると置いてかれるのです。
>
>たいてい秋田犬のようにボーとしとります^^


なるほど面白い見方。
でもその秋田犬がプーチン大統領に可愛がられているのだから世の中面白いものです。

所でその県民性ですが少し思うところが有り、kazkさんへの返事として別エントリーで言及したいと思います。
少々お待ちください。
  1. 2013-08-29 07:41
  2. URL
  3. 短足おじさん #79D/WHSg
  4. 編集

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する