2013-04-23 21:43

黒部の太陽DVDを買う

  もう何十年も映画館では映画を見ていない。映画嫌いと言うより、映画に興味が無い。

そんな私だが昨日映画のDVDを買ってきた。黒部の太陽、石原裕次郎である。

 

実は昨日名古屋の玉音堂に行ってきた。5月の連休に東京・上野の国立西洋美術館のラファエロ展を家族で見に行く、そのチケットを買うためだった。

名古屋の玉音堂・・・昔風に言えばレコード屋だ。

今はレコードではなく、CD・DVDの店である。

チケットを買って、何気なく店内を見渡すと「黒部の太陽、3月20日解禁」というポスターが有る。

店の人に在庫が有るかと聞くと有ると言う。

早速買ってしまった・・・衝動買い。

 

黒部の太陽は石原裕次郎の代表作だが、私は内容は知っているが見たことは無い。

そしてこの時知ったのだが、この映画は(日本映画の代表作の一つなのだが)故人の意向でビデオ・DVDにはなっていないのだと言う・・・勿体ない。

それが長年の封印が解け、先月解禁になったのだ。

 

昨年原発問題で、昔は電力確保の為水力発電所の建設で大変苦労した、その代表が黒四ダムの建設、それが映画になっていると話題にした。

 

黒四ダム・黒部の太陽については裏の桜さんのこのエントリー参照ください。

http://dale-alv.iza.ne.jp/blog/entry/2643392/

 

私は昨年の関西電力の電力不足騒ぎで関西の人は映画にまでなった黒四ダムの話、そこまでして電力を確保しようとした事をすっかり忘れている。非常に情けないと思った。

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/2652764/allcmt/

 

昨年夏の電力危機、関西の人は原発2基を稼働させたから問題ないと思っている。

実際は他から融通してもらったのが沢山ある。

以下参照ください。

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/2862596/

 

そんな事で電力確保に苦心惨憺した先人の苦労、そんな事を偲ぶ一つのいい例がこの映画。一見の価値のある映画です、是非どうぞ。

でもこのDVD、4725円は高いです。

 

三船敏郎も石原裕次郎も皆黄泉の国の人。時の流れの速さを感じます。

それにしても裕チャン、若いですねえ。

 

  1. 社会一般iza
  2. TB(0)
  3. CM(6)

コメント

No title

黒部の太陽ついに出るんですね。木本正次の黒部の太陽の中で黒4ダムの必要性についてこんな下りがあります。「日本も本格的な火力発電の時代になったから、大規模水力発電所が必要になるのだ。」

小学校5年生の小生の頭のなかは最初さっぱりわかりませんでしたが、「電気は貯めることが出来ず火力発電は常に一定の出力で発電することが効率が良いので、昼間の電力需要が多い時には大規模水力発電所の電気を使い需要を調節することが必要なのだ」という記述が続きました。

この時に初めて電気は貯められず昼と夜、季節により需要量が異なりベースロードとピークの区別を知ったのでした。今はそれが原発と火力発電になってるというのがあれですが細かいストーリーは殆ど覚えてませんが、こんな話だけは覚えています。

黒部の太陽は基本ダム工事の話ではなくダムに資材を運ぶトンネル工事の話ですよね。たしか長野の大町からダム建設地を結ぶんですよね。死んだ父の実際の大町トンネルを見た感想は「たったあんだけの距離だったのか…」でした。トンネル工事の湧水では大清水トンネルが一番大変だったそうですが技術は進歩するのだとつくづく思うものです。

公共工事や土木事業について風向きは変わりましたが、日本には絶対必要な技術です。それがまた脚光を浴びればと思ってます。
  1. 2013-04-23 23:33
  2. URL
  3. kazk #79D/WHSg
  4. 編集

No title

To kazkさん
>黒部の太陽ついに出るんですね。木本正次の黒部の太陽の中で黒4ダムの必要性についてこんな下りがあります。「日本も本格的な火力発電の時代になったから、大規模水力発電所が必要になるのだ。」
>
>小学校5年生の小生の頭のなかは最初さっぱりわかりませんでしたが、「電気は貯めることが出来ず火力発電は常に一定の出力で発電することが効率が良いので、昼間の電力需要が多い時には大規模水力発電所の電気を使い需要を調節することが必要なのだ」という記述が続きました。
>
>この時に初めて電気は貯められず昼と夜、季節により需要量が異なりベースロードとピークの区別を知ったのでした。今はそれが原発と火力発電になってるというのがあれですが細かいストーリーは殆ど覚えてませんが、こんな話だけは覚えています。
>
>黒部の太陽は基本ダム工事の話ではなくダムに資材を運ぶトンネル工事の話ですよね。たしか長野の大町からダム建設地を結ぶんですよね。死んだ父の実際の大町トンネルを見た感想は「たったあんだけの距離だったのか…」でした。トンネル工事の湧水では大清水トンネルが一番大変だったそうですが技術は進歩するのだとつくづく思うものです。
>
>公共工事や土木事業について風向きは変わりましたが、日本には絶対必要な技術です。それがまた脚光を浴びればと思ってます。


この大規模水力発電所の必要性についての話、映画の冒頭、関電が黒四建設を決断する所で出てきますね。
黒四の30万kwと言う出力は今日でも有効で、昨年の電力危機でも大いに役立っています。

何でもそうですが、完成してしまえば「な~んだ、こんなモノか」になります。しかしそこにたどり着くまでが大変な苦労。
これは何にでも共通する話ですね。

こんな苦労を積み重ねている所に日本の強さが有る。土木・建築関係でも日本の技術は素晴らしい。
そんな事例をタイで見ています。
タイの日系企業が日系の建築会社に発注するのは当然として、欧米系の会社でも日系建築会社に発注するところが結構あります。
仕事上付き合いが出来てそこで話を聞いてみると、「コストだけなら純ローカルが一番安い、欧米系も言葉は同じだし安い。しかし仕事の出来栄え・品質・そしてメンテや耐久性を考えたら日系がベスト」こう言います。
  1. 2013-04-24 07:40
  2. URL
  3. 短足おじさん #79D/WHSg
  4. 編集

No title

日本の建築土建に関しては少しミソをつけてる部分があります。70年代初頭に十勝沖地震で耐震性が強化されましたが、それ以前はまだ川砂利用の上施工が丁寧ですからまだ安心です。

ところが海砂利用になり見かけの耐震性は強化されてますがアルカリコツ第半のによる劣化は相当に早いはずです。耐震性は85年95年と強化されてますが、コンクリの改良は90年代なかば以降のはずなので、劣化が早い70年代半ばころの建築が一番危ないはずです。笹子トンネルは75年完成ですからど真ん中なんですよね。

おそらく60年台前半のものはものがいいですから危険性は少ないはずです。黒4関係の工事は皆ほとんど心配ないはずです。問題は70年代なかば以降、85年くらいまでの大規模建築物です。小生見る所40年くらいで一気に劣化が来るはずです.
だから今から国土強靭化に励めばぎりぎり間にはずなんです。とても重要なことなんですがマスゴミどもは人が大量に死ななければスルーなんでしょう。

コンクリートはまだまだ可能性がある物質だと思ってます。
こんな物が出てきています。古代ローマのコンクリはやたら丈夫でしたがこういうことらしい。しっかりやって貰いたいものです。

http://www.kajima.com/news/digest/feb_2007/tokushu/toku01.html
  1. 2013-04-24 13:47
  2. URL
  3. kazk #79D/WHSg
  4. 編集

No title

To kazkさん
>日本の建築土建に関しては少しミソをつけてる部分があります。70年代初頭に十勝沖地震で耐震性が強化されましたが、それ以前はまだ川砂利用の上施工が丁寧ですからまだ安心です。
>
>ところが海砂利用になり見かけの耐震性は強化されてますがアルカリコツ第半のによる劣化は相当に早いはずです。耐震性は85年95年と強化されてますが、コンクリの改良は90年代なかば以降のはずなので、劣化が早い70年代半ばころの建築が一番危ないはずです。笹子トンネルは75年完成ですからど真ん中なんですよね。
>
>おそらく60年台前半のものはものがいいですから危険性は少ないはずです。黒4関係の工事は皆ほとんど心配ないはずです。問題は70年代なかば以降、85年くらいまでの大規模建築物です。小生見る所40年くらいで一気に劣化が来るはずです.
>だから今から国土強靭化に励めばぎりぎり間にはずなんです。とても重要なことなんですがマスゴミどもは人が大量に死ななければスルーなんでしょう。
>
>コンクリートはまだまだ可能性がある物質だと思ってます。
>こんな物が出てきています。古代ローマのコンクリはやたら丈夫でしたがこういうことらしい。しっかりやって貰いたいものです。
>
>http://www.kajima.com/news/digest/feb_2007/tokushu/toku01.html


面白い情報ありがとうございます。
70年代からコンクリートもおかしくなった、これは思い当たる節が有ります。
大阪万博が1970年ですが、70年代と言えばやはり第一次石油ショック。そしてクルマの世界ではマスキー法でしょう。
日本中が気が狂ったかのごとく突っ走っていた時代です。
今の価値観で考えてみると、もう少しペースを落としても理屈に合ったことをするべきだった、そう思います。

その結果がバブル崩壊、ここで政治の舵取りを間違えたことが細川・羽田の売国政治につながっていきます。

こんな所を真剣に反省し、一つ一つ物事を見直していく作業が必要なのでしょう。コンクリートなら21世紀として未来に誇れるものを如何して作るか、こんな苦しい作業が今必要ではないでしょうか。
  1. 2013-04-24 16:35
  2. URL
  3. 短足おじさん #79D/WHSg
  4. 編集

No title

私が小学校5年か6年生だったときに習った日本一のダムはは、天竜川の佐久間ダムでした。
戦前の東洋一は豊満ダムか水豊ダム。
世界一はコロラド川のフーバーダム(ボールダーダム)か、テネシー川のTVAのダムでした。
出来たときの発電量を知りたいです。

佐久間ダムも映画になっていたと思います。
こうして日本は血と汗とガッツで技術を開発取得してきたのに、最近はなぜかしり込みしているように感じられます。
私が知らないだけで、現場は変わっていないのかもしれませんが。
  1. 2013-04-25 15:36
  2. URL
  3. 八目山人 #79D/WHSg
  4. 編集

No title

To 八目山人さん
>私が小学校5年か6年生だったときに習った日本一のダムはは、天竜川の佐久間ダムでした。
>戦前の東洋一は豊満ダムか水豊ダム。
>世界一はコロラド川のフーバーダム(ボールダーダム)か、テネシー川のTVAのダムでした。
>出来たときの発電量を知りたいです。
>
>佐久間ダムも映画になっていたと思います。
>こうして日本は血と汗とガッツで技術を開発取得してきたのに、最近はなぜかしり込みしているように感じられます。
>私が知らないだけで、現場は変わっていないのかもしれませんが。


佐久間ダムの話は記録映画が作られ、それが劇場用に一般公開され、空前の大ヒットとなったとwikiに書いてありました。

私も佐久間ダムの話は良く聞きました。以下参照ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E4%B9%85%E9%96%93%E3%83%80%E3%83%A0

それからダムの大きさについては以下のダムランキングをご覧ください。
http://damnet.or.jp/jdf/jandw_f.html

実はこのランキング、良く見ていただくと分かりますが、佐久間ダムや黒部ダムなど巨大なダムは殆ど1950年代から60年代に出来ています。
それ以後は徳山ダム以外には大きなダムは有りません。
それだけ日本にはダムの適地が少なく、それを佐久間ダムや黒部ダムなどで無理やり作ってしまったのです。
苦労したはずだと思います。
実際行ってみると分かりますが、どのダムもよくぞこんな所にダムを造ったなあ、そうビックリするような所ばかりです。

こんな所で技術力を磨いて、その後日本の建設会社は世界に打って出ます。
だから日本のゼネコン各社には今も黒部や佐久間を作った技術と情熱が受け継がれています。
何故そんな事を言えるか、私は日本ではゼネコンとの付き合いは有りませんでした。しかしタイでは色んなゼネコンと付き合いましたし、仕事を離れての付き合いも色々ありました。
上掲のkazkさんへのコメントにも書きましたが、日本のゼネコンは凄いです。
一番の問題はそんな事が今の日本では全く報道されない、そこだと思っています。
  1. 2013-04-25 17:48
  2. URL
  3. 短足おじさん #79D/WHSg
  4. 編集

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する