2013-03-21 15:46

3ドルの碗が220万ドルに 米

  3ドルが220万ドルに化けた・・・、正しくアメリカンドリームが報道されている。

 

<以下CNNより引用>

 

 

300円で購入の碗が2億円に、実は中国北宋時代の陶器(引用者注:陶器ではなく磁器です) 米

2013.03.21 Thu posted at 10:35 JST

 

 

3ドルの碗が220万ドルに 米

 

(CNN) 近所のガレージセールで3ドル(約290円)で購入した碗(わん)が220万ドル(約2億円)に化けた――そんな珍事がこのほど米ニューヨーク州で起きた。

 

競売大手サザビーズで19日、約1000年前の中国北宋時代に作られた陶器がオークションにかけられ、222万5000ドルで落札された。サザビーズによると、碗を出品したのはニューヨーク州の住民。2007年夏に近所のガレージセールで約3ドルで購入したものだという。

 

購入者は当初、その価値に気付かず、自宅のリビングに数年間飾っておいた。その後、碗の起源に興味を持ち専門家に鑑定を依頼したところ、北宋時代のものと判明。直径約13センチの陶器は同時代の碗としては「極めて美しい状態」(サザビーズ)で、競売前の鑑定で20万~30万ドルの値が付くと予想された。

だがオークションでは4人の入札者が競い合い、結局200万ドル超まで値が釣り上がった。落札者はロンドンの取引業者だという。

サザビーズによれば、同時代の碗で同じ大きさ、形、装飾を施したものは、大英博物館が所蔵するもの以外確認されていないという。

 

http://www.cnn.co.jp/fringe/35029757.html?tag=cbox;fringe

 

これは産経の写真、美しい器です。

 

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/639826/

 

<引用終り>

 

 

私は焼き物好きなのだが、この手のモノは滅多に目にすることが出来ない貴重品。

実はこの写真では分からないが、この碗は極めて薄く作られており、部分的には向こう側が透けて見える位薄い。

 

そして更に驚くことは、この極端に薄く作られた磁器はその後製造方法が伝承されず、未だにどのようにして作られたか謎なのである。

11世紀から12世紀の技術が未だに超えられない。凄い事だ。

 

そして7年ほど前、瀬戸市の愛知県陶磁資料館で個人の収集家の集めたものの展覧会が開かれ、この器に類似のものが展示されていた。

 

私はこの器の前でしばらく動けなかった。

確かに向こう側がかすかに透けて見えるのだ・・・

昔の技術には未だにその詳細が分からないものが有る、凄い事だと思う。

 

所でその技術、実は十数年前ある本を読んでいてこれはと思われるものを見つけた。

粘土の物性に関する本なのだが、可塑性に乏しいカオリン粘土をどうして成形できるようにするのか、そんな話だった。

 

 

そんな話はともかく、私の持っている古ぼけた茶碗もこんな値が付きませんかねえ。

そうしたら毎日飲めや歌えのどんちゃん騒ぎが出来るのに・・・(アホか!)

 

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コメント

No title

 すごいですねぇ、今のパクリと粗悪品の中国製品からは信じられない話です。
今の中国とは時代だけではなく、あらゆる意味で「別の国」としか思えません。

 しかし、逆にいえば、日本も遠い未来には「ああなってしまって」、「昔の日本製品はすごかったねぇ」なんてことになる、可能性もあるのかな?
  1. 2013-03-21 21:06
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  3. prijon #79D/WHSg
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No title

こんばんは。

>この極端に薄く作られた磁器はその後製造方法が伝承されず、未だにどのようにして作られたか謎なのである。11世紀から12世紀の技術が未だに超えられない。
 南宋時代の名品である重要文化財の青磁茶碗「馬蝗絆」は、底にひび割れがあったため、将軍・足利義政が明に送って換わりの茶碗を求めたところ、これに代わる名品は作れないとして、 明王朝は茶碗に鉄の鎹を施して返送したとの逸話が伝えられています。
 これから察すると、15世紀には既に技術が途絶えていた模様です。王朝交代によって途絶えてしまったのでしょうかね。

>私の持っている古ぼけた茶碗もこんな値が付きませんかねえ。
 著名な茶人の箱書きがある箱に入れれば、あるいは・・・。
  1. 2013-03-21 23:16
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  3. ボルト #79D/WHSg
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To prijonさん
> すごいですねぇ、今のパクリと粗悪品の中国製品からは信じられない話です。
>今の中国とは時代だけではなく、あらゆる意味で「別の国」としか思えません。
>
> しかし、逆にいえば、日本も遠い未来には「ああなってしまって」、「昔の日本製品はすごかったねぇ」なんてことになる、可能性もあるのかな?


正しく別の人、別の国です。
中国は歴代王朝が変わる時、人も殺したり、追放したり、逃散したりした歴史が有ります。

それにしても
>「昔の日本製品はすごかったねぇ」
こう言われる正に衰亡の危機に今立っている。私はそう認識しています。
ミンス政権が後2~3年続いていたら・・・
若し日本が首相公選制で未だに土鳩か空き缶が首相だったら・・・
恐らく後世そう言われるのではないでしょうか。
恐ろしい話です。
  1. 2013-03-22 10:44
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  3. 短足おじさん #79D/WHSg
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To ボルトさん
>こんばんは。
>
>>この極端に薄く作られた磁器はその後製造方法が伝承されず、未だにどのようにして作られたか謎なのである。11世紀から12世紀の技術が未だに超えられない。
> 南宋時代の名品である重要文化財の青磁茶碗「馬蝗絆」は、底にひび割れがあったため、将軍・足利義政が明に送って換わりの茶碗を求めたところ、これに代わる名品は作れないとして、 明王朝は茶碗に鉄の鎹を施して返送したとの逸話が伝えられています。
> これから察すると、15世紀には既に技術が途絶えていた模様です。王朝交代によって途絶えてしまったのでしょうかね。
>
>>私の持っている古ぼけた茶碗もこんな値が付きませんかねえ。
> 著名な茶人の箱書きがある箱に入れれば、あるいは・・・。


良くご存知ですね。
青磁にはいろいろな色のものが有りますが、この「馬蝗絆」の青色は素晴らしい。ほとんどの青磁は緑色ですので全く違います。
陶磁器を目指す人は「青磁は身代を潰す」とまで言われています。

実は私はタイ時代からこの時代・・・つまり中国南宋滅亡・元・明と続く時代の陶磁器を中心とした技術の話を調べてきました。
「馬蝗絆」は極めて高度な技術ですが、その周辺の技術を持った技術者は中国からベトナム・タイなどに逃れ、更に一部はビルマからペルシャまで逃れていったようです。
その辺り、何時かは書きたいと思い続けていますが、何せ調べるにはヒマと金が無い。困った事です。

そして調べれば調べるほど中国の歴代王朝のやった大虐殺が見えてきます。現中共王朝もやっている事は全く同じですね。
  1. 2013-03-22 10:58
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  3. 短足おじさん #79D/WHSg
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よく言われることですが支那の諸王朝のうちで純粋の漢人統一王朝といえるのは漢、宋、明しか無いのですが、漢末、宋末に大殺戮がありほとんど人が入れ替わってるのは有名な話です。

こんな状況で技術など伝承されるはずもありません。支那は文化的には宋代で全て終わってると言われたことがあります。日本人はその後の諸王朝も支那と認識してるのですが人も国もぜんぜん違うのですがね。そのくせ4000年の歴史とかほざく。その上にモンゴル人もチベット人も同じ中華民族だなどと抜かしてるのですからどうしようもありません。

経済が破綻した後には人の住めない不毛の大地が広がっているだけでありましょう。
  1. 2013-03-22 22:46
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  3. kazk #79D/WHSg
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To kazkさん
>よく言われることですが支那の諸王朝のうちで純粋の漢人統一王朝といえるのは漢、宋、明しか無いのですが、漢末、宋末に大殺戮がありほとんど人が入れ替わってるのは有名な話です。
>
>こんな状況で技術など伝承されるはずもありません。支那は文化的には宋代で全て終わってると言われたことがあります。日本人はその後の諸王朝も支那と認識してるのですが人も国もぜんぜん違うのですがね。そのくせ4000年の歴史とかほざく。その上にモンゴル人もチベット人も同じ中華民族だなどと抜かしてるのですからどうしようもありません。


ボルトさんへの返信コメでも書いたのですが、中国南宋崩壊時に逃れた人がタイの陶磁器産業を作ったと言う面が有ります。
しかしこんな事が何度も何度も起こるのが中国
そして今現在、それがまたも現実になっています。


>経済が破綻した後には人の住めない不毛の大地が広がっているだけでありましょう。


そう思います。
しかし地球規模でこんな事を起こす。人口の持つ巨大な力には感心させられます。
  1. 2013-03-23 10:49
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  3. 短足おじさん #79D/WHSg
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