2009-10-23 21:55

約束守れとアメリカが苛立ち<新たな日米大摩擦が現実に

日本とアメリカでこんなにも報道姿勢が違うのか、

日本人はアメリカのマスコミの言うことも直接聞かないと判断を間違う。

 

今月アメリカのゲーツ国防長官が来日した。

だが日本の報道は通り一遍、しかも日本側の言い分だけしか書いていない。

 

しかしアメリカのマスコミの論調はと言えば、かつての日米貿易摩擦とは比べ物にならない深刻な論調で日本の約束不履行を非難している。

 

 

<以下10月23日付読売新聞より引用>

普天間移設、大統領来日が期限でないと首相

 鳩山首相は22日夜、沖縄の米海兵隊普天間飛行場の移設問題について、「オバマ米大統領が来る時までに必ず(解決する)という話だとはとらえていない」と述べ、来月12~13日の大統領来日のタイミングは、結論を出す節目とはならないとの考えを示した。


  米側の求めには応じない姿勢を明確にしたものだ。首相官邸で記者団に述べた。

 首相は、ゲーツ米国防長官が20日の岡田外相との会談で、大統領来日前に結論を出すよう求めたことを「側聞している」と肯定。

 ・・以下略・・

(2009年10月23日00時40分 読売新聞)
<引用終り>
 
 
だがアメリカではロイター、ワシントンポストなどがこの件をトップで取り上げている。

 

Japan: No base decision soon

Washington Post Staff Writer
Thursday, October 22, 2009; 9:46 AM

  

The Japanese government said Thursday it would take its time in deciding whether to renege on a military realignment plan involving U.S. bases, despite warnings from the Obama administration that any reversal would spark serious consequences.

<以下略>

原文はこちらを参照ください

 

ここでrenege=約束を破る、がっかりさせる とか serious consequences=深刻な結果  が使われていることに注意、

これはアメリカ人にとっては最大級の警告の言葉・・つまり最後通告と解釈すべきだ。

 

原文では読みにくいがアメリカ在住の伊勢平次郎さんが解説と訳文を載せている。

 

<以下伊勢平次郎さんのブログ隼速報より引用>

 

2009/10/22 (Thu) 鳩山・反米政権は潰される

 

gates kitazawa 10.21.09
左・北沢国防相。ロバート・ゲーツ国防長官は羽田での軍楽隊の出迎え~日本政府の晩餐会を、“ビジネスで来た」と断っていた。日本では報道されなかった記事が、ロイターや、ワシントン・ポストの大見出しとなった。「オバマ政権は、鳩山政権に警告を出した」と書いている。鳩山反米政権の終焉が始まったのである。

アメリカ人というのは、よく笑う人たちなのである。AMICABLE(友好的な性格)という。このゲーツさん、よっぽど機嫌が悪いんだな。おい、友愛さんよ、どうすんだえ?伊勢平次郎 ルイジアナ
  (注:太線は引用者が追加)
U.S. 日本政府に圧力をかける

Washington Post Staff Writer
Thursday, October 22, 2009

新しい日本の政権の対米姿勢を懸念するオバマ政権は、“もし、中国の軍拡を警戒するために作られた米軍編成計画の約束を破る(RENEGE)ならば、深刻な結果を招く”と日本政府に警告を出した。

訪日したロバート・ゲーツ国防長官が“約束を守れ”と強調したことで、米政府高官らは、日本政府が軍事同盟国のアメリカ合衆国との同盟関係とアジア諸国との新しい関係を見直す方向に向かっていることに懸念し始めた。この八月の選挙で、それまで野党であった日本の民主党(DPJ)は50年間与党の地位にあった自民党(LDP)に大勝している。

現在、アメリカの政権は、パキスタンアフガニスタンイラクイラン北朝鮮中国からの挑戦という大きな荷物を背負っている。そのアメリカにとって、一番困るのは、アジアで最も近い関係にある同盟国(日本)とトラブルになることだ。

米国務省高官は“日本との関係は快適な関係だった~アジア関係で、日本はコンスタントな存在だった~もうそうではない~アメリカにとって、一番の問題国は中国ではなく、日本となった”と語った。

“この日本の新しい政権は、国を統治する経験が不足している~そして、今まで官僚が背後から国を統治してきた伝統を破るという政府主導を訴えて政権に就いた~ここ20年間、日本の社会には、政治的にも、経済的にも閉塞感が充ちていた”と語った。

この一週間の間、DPJの高官(岡田)は、“8年間続いた、アメリカ主導のアフガニスタンにおける「テロとの戦争」の合同軍の艦船に対するインド洋給油を中止する”と声明をだした。さらに、彼らは、$26 billion(2兆3000億円相当)が予算となっている米海兵隊のヘリコプター基地の移転(2014までに終える)と、海兵隊員8000人をグアム島に移駐させる軍事協定を再交渉すると宣言した。この協定交渉は10年は掛かっているものである。アメリカ合衆国と日本は2006年に合意に達している。

日米関係の雰囲気は変形した。日本の政治家たちは、アメリカ政府の高官たちと公の場で衝突している。

10月21日、ゲーツ国防長官は、鳩山由紀夫首相と会った。軍事協定のコミットメントを保持するように、圧力をかけた。 これは、アメリカ政府の不快感を表す。

“前進するときだ”とゲーツ長官と開口一番に言った。“ロードマップから逸脱すれば、混乱は果てしなくなり、非生産的になる”と警告を出した。

歴代の米国・国防長官が訪日したとき、外交上の表敬儀式が行われてきた。ゲーツは“ビジネスで来た”と素っ気なく言い、日本の国防省の晩餐会や歓迎式典を断った。

一方の鳩山は、“ゲーツが日本にきたからといって、われわれが全てを決定しなければならないというわけではない”と記者団に言っている。

何世代に亘って、アメリカとの同盟関係は日本の政策の「要(かなめ)石」だったと同時に、日本の松葉杖でもあった。自民党政権では、外交のほとんどをワシントンに委ねてきた。米軍編成計画が良い例である。この計画は急速に伸びる中国の軍事力の脅威と対抗するために、日米双方で作業が始まったものだ。中国海軍は拡張し続けた。そのため、グアムを堅固な防衛基地に構築する必要が生じた。中国と北朝鮮のミサイルは脅威になった。こちらも防衛力を上げる必要があったのである。

日本の民主党(DPJ)は、アメリカ合衆国との関係においては、もっと主体的となり~中国の軍事力台頭には強固な姿勢を取らないとして政権を得た。選挙演説中に、鳩山は、自民党政権と米政府の“米艦船の核の持ち込み”という密約を調査すると言っている。核攻撃を受けた日本人の繊細な感情に訴えたのである。

鳩山は、さらに、東アジア構想を押し出している。中国を中核に置いた欧州連合のようなものだ。

選挙後のUSの高官たちは、“キャンペーン中の用語であり、何も変わらないであろう”と懸念を持たなかった。現在でも、日米同盟は堅固だとする人が多い。だが、日本政府の外交政策が急変しているという懸念は確実に広がっている。どのように、変化するのかは不透明である。

DPJ(民主党)は米高官らを非難している。“DPJを軽視した~われわれは、いまや政権与党なのだ”と民主党参議員の犬塚議員は語った。

ケント・カルダーは、ジョンズ・ホプキンス大学・ライシャワー・東アジア研究所 の所長である。多くのUSの政権に外交官として仕えた。彼は“もし、鳩山が日米軍事協定を履行せず、決定を来年に持ち越すことに成功すれば、USの高官たちは、取り返しの付かないものになると恐れるだろう”と語った。

一方、アジアの国々は、鳩山の東アジア共同体への呼びかけに警戒している。最大の心配は、この共同体にUSが含まれていないことだ。

“私は、USは、アジア太平洋の一部であるべきだ~さらに、USが主導するべきだ”と、今月、東京に来たシンガポールの首相である、Lee Hsien Loongは言った。

日本のワシントンとの関係は劇場のようになっている。藤崎一郎駐米大使と米国防省(ペンタゴン)のスポークスマンであるジェフ・モレルとの小競り合いが良い例だ。

10月9日、モレル報道官は、日本のインド洋給油を続けることを要求した。翌日、藤崎大使は“決定権は日本政府にある”さらに“日本とアメリカ合衆国の間には、報道官を通して交渉を行うという契約はない”と言い放っている。今週の月曜日には、岡田克也外相は、“日本政府はインド洋給油を停止する”と声明をだしている。

10月14日、ワシントンのセミナーで、民主党(DPJ)の参議院議員の谷岡邦子(?)議員は、普天間基地移転で、国務省日本担当のケビン・メアーと渡り合った。メアーは“約束は果たすべきだ”と言った。谷岡は“交渉は透明性に欠ける”と言い返している。

メアーが、“民主党の重鎮のひとり(多分、北沢国防相)は「合意は達成するべきだ」と賛成している”と指摘すると、“私は、彼よりもスマートだ”と言い返した。

“こんなことを30年は見ていない”とカルダー所長。“日本の政治家がUSの外交官に言い返すことは少なかった~とくに、公の場所では”と。“USの外交官が、それじゃ、取引は成功です”と言えば“ああそうですか”で取引は終わったものです。“今度の変化は全く新しいものだ”と、、

(解説) 1900年に起きた米西戦争(スペイン戦争)を想い出す。まず、サンフランシスコの新聞社クロニクルの社主であったウイリアム・ランドルフ・ハーストが、スペインの横暴を記事に書いた。現在では、デッチアゲ記事であったとされる。この新聞社主導の戦争計画は、名画「シチズン・ケーン」によく描かれている。“戦争は俺が起こす”とハーストは豪語したのである。

鳩山・岡田・小沢はウブな人間どもだ。MORON(低脳)といっても良いだろう。日本人は、負ける戦争をまた始めている。双方の面子を立てる出口を探し~民主党は政権から去れ!伊勢平次郎 ルイジアナ


鳩山2
おまえは役者になれや!

鳩山幸 
これ64ぐらいじゃなかったかい?ディズニーランドに行き過ぎたのかな??アタマも軽いし、尻もなあ、、

まさにこの通り、今日米関係は危機に瀕している。このしっぺ返しがどんなものか日本人は理解しているだろうか?

 

伊勢平次郎さんは米西戦争(スペイン戦争)を思い出すといっている。然し我々にはもっと身近に太平洋戦争がある。この時アメリカのとった手を忘れてはならない。

アメリカとはそういう国、だからこそ歴代の日本政府・官僚・そしてアメリカ進出企業が苦心惨憺してきたのだ。

 

今全ての日本人日本企業のその永年の苦労が水の泡となりつつある。

 

追記

伊勢さんのブログにこれまたびっくり仰天の記事がありました。

 驚愕!日露安保条約を進めていた鳩山・民主幼稚園外交の自爆 

http://beiryu2.exblog.jp/10360390/

 

これでは鳩山狂人内閣と言わねばならない、何を血迷ったか???

  1. 政治iza
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コメント

No title

 鳩山はいったい何をしたいのでしょうか?
 今やっている事を見ていると、闇雲の自民党政権のやってきた事をぶち壊して面白がっているとしか思えません。
  1. 2009-10-23 18:17
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  3. よもぎねこ #79D/WHSg
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No title

To よもぎねこさん

コメント有難うございます。
> 鳩山はいったい何をしたいのでしょうか?
> 今やっている事を見ていると、闇雲の自民党政権のやってきた事をぶち壊して面白がっているとしか思えません。

最早ぶっ壊しの段階ではなく、大改悪。戦後六十数年の諸先輩方の築き上げた日本をどぶに捨てようとしています。
それこそ友愛???
  1. 2009-10-23 18:35
  2. URL
  3. 短足おじさん #79D/WHSg
  4. 編集

No title

いやはや、全く、無茶苦茶です。岡田も急に言うことを変えました。朝日、毎日はこれでいいと思っているのでしょうか。
国民も気がつかないのでしょうか。
ほんとにやりたいことに手が着きませんね!!!
  1. 2009-10-24 05:48
  2. URL
  3. お絵かき爺 #79D/WHSg
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To お絵かき爺様

>いやはや、全く、無茶苦茶です。岡田も急に言うことを変えました。朝日、毎日はこれでいいと思っているのでしょうか。
>国民も気がつかないのでしょうか。
>ほんとにやりたいことに手が着きませんね!!!

朝早くからコメント有難うございます。
これで結果として約束が守られたとしても、「日本は信義を忘れた国」との考えは消えません。
日本の永年の悲願だった国連常任理事国入りや、自動車摩擦回避は非常に難しくなったと考えるべきです。
  1. 2009-10-24 07:04
  2. URL
  3. 短足おじさん #79D/WHSg
  4. 編集

No title

こんにちわ。
クリントン時代、日米関係は強固な同盟関係にあったにもかかわらず、米国にどれほどの事をされたのかもうすっかり忘れてしまったんでょうか。
また、第二次大戦で敵国だった日本が何故欧米諸国で友好国の待遇でビジネスが出来るようになったのか、忘れてしまったのでしょうか。
勿論、最前線でがんばるビジネスマンたちは片時も別れてないでしょう!
そして、今日本は一番利益が取れる互恵関係がある米国市場と決別しようとしている。
それが日本経済にどれだけの破滅的効果を齎すのか、何故判らないのでしょう。
日本は米国に切られれば失敗しても韓国に対する日本のように助けてくれる国なぞありませんよ。
日本が経済的に破綻すると中国資本が大挙押し寄せてきて、民主党と日本国民の希望通り日本という国は地図から消えてなくなり、日本は中国の一部になるでしょう。
勿論、米国の敵として核を落とされても何の文句も言えません。

日本国民はそこまで理解した上で75%もの白紙委任状を彼らに与えてるんでしょうか。
  1. 2009-10-26 04:14
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  3. その蜩 #79D/WHSg
  4. 編集

No title

To その蜩さん

いらっしゃいませ、コメント有難うございます。

>こんにちわ。
>クリントン時代、日米関係は強固な同盟関係にあったにもかかわらず、米国にどれほどの事をされたのかもうすっかり忘れてしまったんでょうか。
>また、第二次大戦で敵国だった日本が何故欧米諸国で友好国の待遇でビジネスが出来るようになったのか、忘れてしまったのでしょうか。

全く忘れていますね、伝統的にアメリカ民主党は好戦的で反日、共和党は是々非々なのですが、

>勿論、最前線でがんばるビジネスマンたちは片時も別れてないでしょう!
>そして、今日本は一番利益が取れる互恵関係がある米国市場と決別しようとしている。
>それが日本経済にどれだけの破滅的効果を齎すのか、何故判らないのでしょう。
>日本は米国に切られれば失敗しても韓国に対する日本のように助けてくれる国なぞありませんよ。
>日本が経済的に破綻すると中国資本が大挙押し寄せてきて、民主党と日本国民の希望通り日本という国は地図から消えてなくなり、日本は中国の一部になるでしょう。
>勿論、米国の敵として核を落とされても何の文句も言えません。

先日ホンダが国内工場を縮小、海外に逃げ出すことを発表したばかり。
でもその蜩さんがご指摘の通りそれでも無反応です。

>日本国民はそこまで理解した上で75%もの白紙委任状を彼らに与えてるんでしょうか。

やはり原爆を落とされるまで分からないとしか・・・
でもそれはあまりにも悲しい、日本人を信じたいです。
  1. 2009-10-26 06:55
  2. URL
  3. 短足おじさん #79D/WHSg
  4. 編集

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