2012-12-18 22:05

ご飯にはハシかスプーンか

  産経に気になる記事が有った。

産経のソウル駐在の名物記者黒田さんの記事なのだが、どうも黒田さんも目が曇ってきたらしい。

 

この件は早速笑韓流家元「ご隠居さん」が取り上げている。

http://tosi.iza.ne.jp/blog/entry/2954469/

 

コメと稲作については私も色々調べたので、笑韓の部分はご隠居さんにお任せして、コメの食べ方や道具についてちょっと考えてみたい。

 

 

最初に黒田氏のコラムから

 

<以下引用>

 

 

ご飯にはハシかスプーンか 韓流スターのテレビCMから考える

2012/12/15 11:09

【外信コラム】ソウルからヨボセヨ

 

 以前は韓国人から「日本に行ったらコッキリを買ってきてほしい」とよく頼まれた。「コッキリ」とは韓国語で「象」のこと。つまり日本製の「象印の電気釜」がそれほど人気があったということだ。

 

 最近はそんな頼まれごとはまったくなくなった。韓国の家電メーカーは今や国際市場でも日本製を圧倒しており、電気釜もまた国産で十分に間に合うようになっている。

 

 その韓国製電気釜が国内で激しい競争を展開している。とくに大手2社が派手な宣伝合戦をやっていて、テレビCMにはいずれも韓流スターを起用。片やチャン・ドンゴンで片やウォンビンという美男子対決になっている。

 

 電気釜のPRにイケメンスターとは不思議だが、主婦向けの効果を狙ってのことだろうか。しかしCMの2人には違いがある。チャン・ドンゴンが炊きたてのほかほかご飯をスプーンで食べているのに対しウォンビンはおハシなのだ。

 

 韓国ではご飯はスプーンが正式なのだが、オトナがそれをやると日本人にはどこか違和感があって苦笑させられる。近年、ウォンビンのようにおハシでというのも増えているが、世界のコメ文化圏でご飯にスプーンという国はあまりない。韓国でなぜそうなのか以前から気になっている。(黒田勝弘)

 

<引用終り>

 

 

 

 

最初に

>世界のコメ文化圏でご飯にスプーンという国はあまりない

 

これが始めっから間違っているという証拠をタイの事例でご紹介

 

これはタイで一般的なご飯の食べ方・・・「おかずのせご飯」である。

 

 

タイのコメはインディカ米といって、日本で一般的なジャポニカ米と違いパサパサである。だから日本式に箸で食べるのは困難。

ご覧のようにスプーンとフォークで食べる

 

タイにも箸はあるが「麺類を食べるのに主に使う」。

箸でご飯を食べようとしてもパサパサなので掴めない。

 

 

上記はコメと言っても粳(うるち)米、もう一つ糯(もち)米がある。

タイ式の食べ方はこんな風。

 

タイでも北部や東北部の人は主食はこれ、糯(もち)米を蒸したモノカオ・ニィオと言う。

 

これは手づかみで食べる。

 

余談だがタイの田舎では農作業に行く時の弁当はこれだけ。

おかずは現地調達である。カエルがいればカエル。イナゴなら美味しい食べ物。ネズミを捕まえたらご馳走だ。

 

 

本題に戻って、これでタイのコメはインディカ米だが、そこには糯(もち)米と粳(うるち)米が有る、そんな事がご理解いただけよう。

 

さてそんなコメはどんな道具で調理するか?

 

これはタイの粳(うるち)米を煮る鍋

 

 

こんなモノでコメを煮る。コメが炊き上がったら中の湯を捨てて蒸らして食べる。

日本で言う「湯取り飯(ゆとりめし)」(後述)である。

勿論パサパサのご飯である。

 

では糯(もち)米は如何調理するか。

 

 

これは現在のタイで使われているもの、せいろのように蒸す道具である。

コメを蒸せばこうなる。

 

 

こんな風にして糯(もち)米は蒸して食べる。

 

上記はタイの事例だが、コメを食べる所は大体こんなモノだろう。

 

 

 

さてもう一つの種類、ジャポニカ米は如何だろう。

但し世界の主流はジャポニカではなくインディカ米である。

世界最大のコメ生産国は中国だが、7割がインディカ、3割がジャポニカ米と言われている。

 

 

ジャポニカ米は粒が丸く、粘り気が有るのが特徴である。

 

調理の仕方は「蒸す」、「煮る」に大別できるが「煮る」の中に蒸すに近い炊き方が有る。

 

最初に「蒸す」方法。

これは伊勢神宮に太古から今に伝わる昔ながらの方法、せいろで蒸している。

 

 

 

こうして蒸したものは「強飯(こわいい)」と言う。今「こわい」とか「おこわ」と言っている語源は此れである。

 

今でも餅をつくときはせいろで蒸すことが多いと思う。

但し昔は粳(うるち)米でもこのように蒸して食べていたようだ。

 

 

 

今度はコメを煮て、或いは炊いて食べる方法。

 

これは今は無い形の鍋・・・内耳鍋という

吊り下げて囲炉裏などで使うが、ひもが焼けないよう鍋の内部に耳が付いている

 

こんなモノでコメを煮て(炊いて)食べていた。

昔はこれを「姫飯(ひめいい)」と言い、これが日常食になっていた。

またこれは粥(かゆ)とも言っていた。炊き上がった時、湯を捨てて蒸らして食べる(今のご飯に近いもの)モノを堅粥(かたかゆ)、湯を捨てずに今の粥のような食べ方を「汁粥(しるかゆ)」と呼んでいた。

 

 

 

所でこんな食べ方に革命がおこった。江戸時代の中ごろである。

使ったのはこんな道具、羽釜(はがま)である。

 

これは最近まで使われていたもの。ガスコンロに羽釜をかけている。

厚くて重い蓋に注意、羽釜と重い木製の蓋がセットである。

 

これは昔から使われていた竈(かまど)と羽釜

 

 

羽釜は重い蓋をすることで中の圧力が上がり、温度も上がる。

米は水を入れて煮ただけでは100度以上にならないが、重い蓋の為圧力が上がり高温になる。

圧力釜で炊いたのと同じ効果だ。

もう一つ、この竈の効果がある。炊き上がったご飯はしばらく蒸らす、その時にこの竈ならすぐには温度が下がらない、蒸らしの効果抜群なのである。

そして羽釜の中のご飯は湯の中に溶け出した「おねば」がご飯の中に炊き込まれている。

炊き上がったご飯はもっちりして粘りが有り大変おいしい

そしてご飯を箸で容易に食べられるようになったのはこの羽釜で炊くようになったからである。

 

そして炊き方のノウハウは

「始めちょろちょろ、中パッパ、赤子泣いても蓋とるな」である。

この言葉、どこかで耳のしたことはないだろうか。

これが羽釜を使って美味しいご飯をあたきあげるコツだ。

 

 

 

長い話ですが最後にこれが結論。

日本の炊飯器はこの「竈と羽釜」というハードウエア、そして「始めちょろちょろ、中パッパ、赤子泣いても蓋とるな」と言うソフトウエア、これを機械で実現しようと技術者がご飯の炊き方を研究し尽くした結果できたものである。

 

こんな事でできた炊飯器、これが世界中に認められ、コメの調理法の世界標準になった。

是非ともこんな日本の誇る調理器具の素晴らしさを理解していただきたいと思う。

 

韓国メーカーなどはリバース・エンジニアリングで日本の炊飯器を分解・研究してコピー品を作っている。

基礎研究なしなので安くできるのは当然だ。

しかしコピー品には基礎研究が無いので発展性は無い。

日本の炊飯器メーカーには是非ともコピー品の数段上をゆく、おいしいご飯のできる炊飯器を作ってほしいと思う。

 

新聞などヘタレ・マスゴミは韓国メーカーに押されて、日本のメーカーはダメだ駄目だと言い募る。

しかし基礎の無いコピー品には発展する力は無い。

是非ともそんな事を多くの方にしていただきたいと思う次第。

 

長い話になりました。

箸とスプーンの話は此れにて御免つかまりまする~。

 

 

 

 

 

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コメント

No title

 私は平成5年だったかの冷害の際に外米の試食会に参加したことがありますが、カリフォルニア米は美味しかったです。
 向こうには日本人が広大な農場を経営しているんですね。国府田農場とか言いましたか。
  1. 2012-12-18 22:29
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  3. ご隠居 #79D/WHSg
  4. 編集

No title

現在、稲作開始の時期が昔に比べ大幅に遡ることが確定され、また長江流域からの直接伝搬がほぼ確実となり半島渡来ではないことが証明されつつありますので結構なことです。

実は日本国内のコメの遺伝子と半島のコメの遺伝子とでは日本のほうが多様であり半島由来はおかしいとは前から指摘されておりました。昔の稲作技術では箸を使って食えるようなコメは半島では作れなかっただけだということです。

かつては日本でもありましたよね。昔の外食産業などでは時々とんでもないコメに出くわし、食いづらいったらなかったという覚えがあります。要は連中が旨いジャポニカ米を食えなかっただけでしょうに…

話は変わりますが、今後の寒冷化でコメの生産はどうなるのでしょうか。おそらく現在の北海道のような精算は見込めなくなるでしょうし、ある程度質より量を要求される時代が来そうな気がします。

そのうち「食料自給は先進国の責任」だとか「食糧生産の増加で発展途上国を救え」等と言われる日がきそうな気がします。このあたり日本人はもっと危機感持たなきゃあいけないんですがどうにもなりませんね。
  1. 2012-12-19 01:12
  2. URL
  3. kazk #79D/WHSg
  4. 編集

No title

IH炊飯器の開発をしていたという人から、こんな話を聞いたことがあります。

「羽釜の炊飯メカニズムを解析したら、煮る、蒸す、焼くという3つの要素があることがわかった。加熱調理の要素がすべて入っている。こんな特殊な炊飯方法をとっているのは日本だけ。非常に難しいテクニックを、実は日本の主婦は使いこなしていたんですね」

なるほど~、と思ってしまいましたね。これは外国人に作るのは無理だと思いましたもの。

先日、知人が炊飯器を買い換えたいというので秋葉原へ行ったら、象印が南部鉄器の内釜を使った高級機を出していました。10万円を超える炊飯器は、三菱が炭窯炊飯器で10万円を超える製品を出して以来でしょうか。
どのメーカーも低価格化を進めている中、南部鉄器をそのまんま使うという剛毅なところが気に入ったので、知人には「これを買え!」と言って買わせました(実は味を試したかった。しかも他人の金だし・・・)。実際に食わせてもらいましたが、相当に羽釜に近づいた印象。甘みは羽釜で上手に炊いたときに匹敵するくらいで、おかずなしでもうまい。上手に炊けたご飯は、たべるだけで幸せになりますね。
  1. 2012-12-19 02:59
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  3. kamosuke #79D/WHSg
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No title

To ご隠居さん
> 私は平成5年だったかの冷害の際に外米の試食会に参加したことがありますが、カリフォルニア米は美味しかったです。
> 向こうには日本人が広大な農場を経営しているんですね。国府田農場とか言いましたか。


カリフォルニア米は日本米そのものですから美味しいですね。
最近のDNA研究でカルフォルニア米のルーツになった品種が特定され、僅か10キロか20キロ程度の種籾がアメリカに持ち込まれたものが元になった事が分かったそうです。

日本人が何世代もかかって改良してきたものが世界で受け入れられた良い事例です。
ただし今ではこんな事が特許などの利権に結びついている。
難しい時代になったものです。
  1. 2012-12-19 07:09
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  3. 短足おじさん #79D/WHSg
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To kazkさん
>現在、稲作開始の時期が昔に比べ大幅に遡ることが確定され、また長江流域からの直接伝搬がほぼ確実となり半島渡来ではないことが証明されつつありますので結構なことです。
>
>実は日本国内のコメの遺伝子と半島のコメの遺伝子とでは日本のほうが多様であり半島由来はおかしいとは前から指摘されておりました。昔の稲作技術では箸を使って食えるようなコメは半島では作れなかっただけだということです。
>
>かつては日本でもありましたよね。昔の外食産業などでは時々とんでもないコメに出くわし、食いづらいったらなかったという覚えがあります。要は連中が旨いジャポニカ米を食えなかっただけでしょうに…
>
>話は変わりますが、今後の寒冷化でコメの生産はどうなるのでしょうか。おそらく現在の北海道のような精算は見込めなくなるでしょうし、ある程度質より量を要求される時代が来そうな気がします。
>
>そのうち「食料自給は先進国の責任」だとか「食糧生産の増加で発展途上国を救え」等と言われる日がきそうな気がします。このあたり日本人はもっと危機感持たなきゃあいけないんですがどうにもなりませんね。


稲作の半島渡来説を未だに唱えるアホがいるのは困りものですね。

江戸時代の終わりから続いている温暖化と先人の苦労の結果、今では旭川辺りが穀倉地帯。
しかし寒冷化は相当こたえるでしょうね。

この寒冷化が多分もうすぐ話題になるでしょう、その時ご指摘のように又アホマスゴミが騒ぎ出す。
困ったことが起きると思います。
  1. 2012-12-19 07:16
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  3. 短足おじさん #79D/WHSg
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No title

To kamosukeさん
>IH炊飯器の開発をしていたという人から、こんな話を聞いたことがあります。
>
>「羽釜の炊飯メカニズムを解析したら、煮る、蒸す、焼くという3つの要素があることがわかった。加熱調理の要素がすべて入っている。こんな特殊な炊飯方法をとっているのは日本だけ。非常に難しいテクニックを、実は日本の主婦は使いこなしていたんですね」
>
>なるほど~、と思ってしまいましたね。これは外国人に作るのは無理だと思いましたもの。
>
>先日、知人が炊飯器を買い換えたいというので秋葉原へ行ったら、象印が南部鉄器の内釜を使った高級機を出していました。10万円を超える炊飯器は、三菱が炭窯炊飯器で10万円を超える製品を出して以来でしょうか。
>どのメーカーも低価格化を進めている中、南部鉄器をそのまんま使うという剛毅なところが気に入ったので、知人には「これを買え!」と言って買わせました(実は味を試したかった。しかも他人の金だし・・・)。実際に食わせてもらいましたが、相当に羽釜に近づいた印象。甘みは羽釜で上手に炊いたときに匹敵するくらいで、おかずなしでもうまい。上手に炊けたご飯は、たべるだけで幸せになりますね。


なるほどねえ、素晴らしい逸話を紹介いただき有難うございます。
日本の主婦が極めて高度な炊飯方法をごく普通にやっていた、日本人の凄さですね。
そしてその凄い技術を支えていたものが「始めちょろちょろ、中パッパ、赤子泣いても蓋とるな」と言うノウハウです。
何かの文で「人間は物語が無いと考えられない」と言う話しを読んだことが有りますが、正にそれですね。
  1. 2012-12-19 07:25
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  3. 短足おじさん #79D/WHSg
  4. 編集

No title

>カオ・ニィオ

 ワタシの父は戦時中インドシナ半島、主にベトナム北部・ラオス・カンボジアを転戦したのですが、「ラオスの飯はもち米で美味かった」と言っていました。

 これだったのでね。

 父はお餅や赤飯などもち米食品が大好きだったので、なるほどこれなら大好きだろうと思います。

 ちなみに我が家には昭和22~23年頃に作られたジュラルミン製の羽釜があります。

 これは父が復員して祖母と暮らし始めた時、祖母が手に入れたものです。

 本来ならゼロ戦にでもなるはずだったジュラルミンが敗戦で、羽釜になったのです。

 この羽釜は90年代まで使用していました。 我が家はなぜか電気釜を拒否し続けたのです。

 ゼロ戦になり損なった羽釜は、ガスコンロの上で羽を広げて飛び続けたのです。
 
  1. 2012-12-19 09:19
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  3. よもぎねこ♪ #79D/WHSg
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No title

To よもぎねこ♪さん

> ちなみに我が家には昭和22~23年頃に作られたジュラルミン製の羽釜があります。
>
> これは父が復員して祖母と暮らし始めた時、祖母が手に入れたものです。
>
> 本来ならゼロ戦にでもなるはずだったジュラルミンが敗戦で、羽釜になったのです。

> この羽釜は90年代まで使用していました。 我が家はなぜか電気釜を拒否し続けたのです。
>
> ゼロ戦になり損なった羽釜は、ガスコンロの上で羽を広げて飛び続けたのです。
> 

よもさん。ジュラ材は鋳物より熱伝導率がいいんですよ。普通の金属じゃ銅が一番だけど、銅鍋は高いし強度が弱いから大きな釜にはなりません。

熱伝導率がいい、つまりは旨いコメが炊けたんですよ。おそらくジュラ剤じゃそう厚みのあるものはでは無かったろうから保温性は恐ろしく悪くなりますが昔は保温なんて考えなかったわけですから問題はありません。

今なら保温は簡単だから省エネにもいいかも知らん。どっかのメーカーがやりそうな気がしますね。
  1. 2012-12-19 10:18
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  3. kazk #79D/WHSg
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To よもぎねこ♪さん
>>カオ・ニィオ
>
> ワタシの父は戦時中インドシナ半島、主にベトナム北部・ラオス・カンボジアを転戦したのですが、「ラオスの飯はもち米で美味かった」と言っていました。
> これだったのでね。
> 父はお餅や赤飯などもち米食品が大好きだったので、なるほどこれなら大好きだろうと思います。
> ちなみに我が家には昭和22~23年頃に作られたジュラルミン製の羽釜があります。
> これは父が復員して祖母と暮らし始めた時、祖母が手に入れたものです。
> 本来ならゼロ戦にでもなるはずだったジュラルミンが敗戦で、羽釜になったのです。
> この羽釜は90年代まで使用していました。 我が家はなぜか電気釜を拒否し続けたのです。
> ゼロ戦になり損なった羽釜は、ガスコンロの上で羽を広げて飛び続けたのです。


ご尊父様の仰るようにラオスはモチ米食文化圏です。
ラオスは民族的には広義のタイ族の中のラオ族(だから国名はラオス)。
そしてラオ族はタイ東北部も同じで、言葉も同じです。
主食も同じモチ米で食べ方も同じ、このモチ米はとても美味しいです。

所で最近まで羽釜を使っていたとの事、凄いですね。
何せ羽釜での飯炊きは簡単ではない。
始めちょろちょろ、中パッパと口で言うのは簡単なのですが、どのあたりで火力を変えるのか、そして湯気が出なくなったとき火を止めるのですがそのタイミングが難しい。
でもうまく炊きあがった時のご飯のおいしさ、これは最近の良くできた電気釜でも到底及ばないものが有る。
私も子供の頃飯炊きをしましたから分かります。
  1. 2012-12-19 16:22
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  3. 短足おじさん #79D/WHSg
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To kazkさん
>
>よもさん。ジュラ材は鋳物より熱伝導率がいいんですよ。普通の金属じゃ銅が一番だけど、銅鍋は高いし強度が弱いから大きな釜にはなりません。
>
>熱伝導率がいい、つまりは旨いコメが炊けたんですよ。おそらくジュラ剤じゃそう厚みのあるものはでは無かったろうから保温性は恐ろしく悪くなりますが昔は保温なんて考えなかったわけですから問題はありません。
>
>今なら保温は簡単だから省エネにもいいかも知らん。どっかのメーカーがやりそうな気がしますね。


kamosukeさんが面白い話を紹介してくださっていますが、日本製とリバース・エンジニアリングのコピー国商品との違いは手作業でのノウハウが有るかどうかです。
だからもっと研究して絶対真似できないくらい良いものを作って欲しいですね。
ジュラなど材質変更もそのヒントかもしれません。
誰かやってくれませんかねえ。
  1. 2012-12-19 16:30
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  3. 短足おじさん #79D/WHSg
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To 短足おじさんさん

>kamosukeさんが面白い話を紹介してくださっていますが、日本製とリバース・エンジニアリングのコピー国商品との違いは手作業でのノウハウが有るかどうかです。
>だからもっと研究して絶対真似できないくらい良いものを作って欲しいですね。
>ジュラなど材質変更もそのヒントかもしれません。
>誰かやってくれませんかねえ。
>

いやあ考えることは皆同じというか、日本企業は先行ってるというか、飛んでますよね。今の炊飯器じゃ銅は当たり前。多層材や炭素材、ダイヤモンドコートまである始末ですから、すでに比熱ではジュラ剤を超えています。最近の高級炊飯器の高さはこのあたりの材料費でもあるんでしょう。

このようなものは基本大量に作ればうまくなるもんなんですが少量でうまくしようというのがコンセプトですか。まあ、保温ジャーなんか使うより、冷凍してレンジ加熱のほうが旨いとか色々やってますわな。このあたりの工夫させたら日本人は世界一なんでしょう。
  1. 2012-12-19 20:02
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  3. kazk #79D/WHSg
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To kazkさん
>
>いやあ考えることは皆同じというか、日本企業は先行ってるというか、飛んでますよね。今の炊飯器じゃ銅は当たり前。多層材や炭素材、ダイヤモンドコートまである始末ですから、すでに比熱ではジュラ剤を超えています。最近の高級炊飯器の高さはこのあたりの材料費でもあるんでしょう。
>
>このようなものは基本大量に作ればうまくなるもんなんですが少量でうまくしようというのがコンセプトですか。まあ、保温ジャーなんか使うより、冷凍してレンジ加熱のほうが旨いとか色々やってますわな。このあたりの工夫させたら日本人は世界一なんでしょう。


興味深い話ですねえ。
米と稲作については色々調べましたが、ご飯を炊くことと食べることについては「私は無芸大食派(笑)」、つまり質より量、とにかく腹いっぱい食べられれば文句ない。
こんな人間には良く考えてみたら日本の繊細な技術を語る資格は無いのかもしれません。

しかし成熟した技術と思われている炊飯器にも新技術のネタがいっぱいあるんですね。
いい勉強をさせていただきました。感謝です。
  1. 2012-12-19 21:51
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  3. 短足おじさん #79D/WHSg
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 こんばんは。
 20年ほど前の米不足の折、タイ米を食べましたが、炊飯器で炊いた時の臭いに辟易しました。タイでは炊くのではなく、煮ているとの情報を得、それに習って煮てみるとそれ程臭いが気になりませんでした。それ以来、インディカ米は煮るものだと思っていましたが、タイで日本の炊飯器が人気だとか。
 そこで疑問です。タイの方は炊飯時の臭いが気にならないのでしょうか。
 当時、輸入されたタイ米は低品質の米だったとも聞きます。もしかしたら、臭いの原因は品質によるものだったのでしょうか。
 
 当時は怪しげな情報も聞きました。「タイ人の主食は長粒種で、短粒種を欲しがる日本人に、タイ人は何故鳥の餌を欲しがるのかと不思議がっている。」との話は本当なのでしょうか。鳥の餌のために短粒種をわざわざ作るとは思えないので、眉唾に思っているのですが。
  1. 2012-12-20 00:09
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  3. ボルト #79D/WHSg
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To ボルトさん
> こんばんは。
> 20年ほど前の米不足の折、タイ米を食べましたが、炊飯器で炊いた時の臭いに辟易しました。タイでは炊くのではなく、煮ているとの情報を得、それに習って煮てみるとそれ程臭いが気になりませんでした。それ以来、インディカ米は煮るものだと思っていましたが、タイで日本の炊飯器が人気だとか。
> そこで疑問です。タイの方は炊飯時の臭いが気にならないのでしょうか。
> 当時、輸入されたタイ米は低品質の米だったとも聞きます。もしかしたら、臭いの原因は品質によるものだったのでしょうか。
> 
> 当時は怪しげな情報も聞きました。「タイ人の主食は長粒種で、短粒種を欲しがる日本人に、タイ人は何故鳥の餌を欲しがるのかと不思議がっている。」との話は本当なのでしょうか。鳥の餌のために短粒種をわざわざ作るとは思えないので、眉唾に思っているのですが。


タイ米は美味しいはずなのに、あの時は不味かった、この事情は実はタイ国政府のコメ担当のお役人から直接事情を聴いています。
理由は簡単、当時全世界のコメ流通量は約1000万トン、ところが日本が(それまで全く輸入ゼロなのに)突如200万トンも緊急で欲しいと言い出した、普通なら対応出来る訳では無いのです。
すぐ出せるのは古古米の飼料用にしかならないモノ、しかし日本政府がそれでいいと言うので出した。豚のエサのコメだから美味しいはずがない、こんな事情です。

この間の事情は以下のエントリーのコメント欄で詳しく書いています。
http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/1553096/

またここにも書いています。
http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/1559701/

最後に上記エントリーでは書いてない事。
93年の大凶作の時、凶作と分かったのが8月でした。そして10月には第一陣のコメを積んだ船が入港しています。いかに異常な事をしたのか良く分かります。
そしてこの当時の政権は細川内閣でした。今の民主党連中の前身です。
この当時から民主党連中には政権担当能力が無かった、細川首相などは政治家ではなく趣味の陶芸家位の能力しかありません。

こんな事情です。
  1. 2012-12-20 10:55
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  3. 短足おじさん #79D/WHSg
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To ボルトさん

先ほどのコメントの続きです。

タイ米が不味かった事情を加速させたもう一つの要因が有ります。
タイ米が入ってきたとき政府は国内産のコメの販売を突如禁止しました。そして全てのコメにタイ米を混ぜて売るよう指示したのです。勿論法律を作っている暇などありませんから行政指導です。

空前の大凶作だったため、この事は殆ど問題視されませんでした。
普通のコメに豚のエサを混ぜて売ったのです。
民主党連中の悪辣さが良く分かります。

コメの事情に詳しい人の話だとこの時内部情報で明日からコメが無くなるらしい、そんな情報でスーパーに走りコメを持てるだけ買ったそうです。
明くる日になってみるとスーパーでも米屋でもどこにも米が無くなっていた。
日本が社会主義国家並になった瞬間でした。

また日本が突如米買占めに出た影響は価格の高騰だけでなくアフリカなどの貧しい国を直撃します。
豚のエサ並の不味い米しか買えなかった国々、ここの人たちは食べるものが無くなりました。
日本は大国です。自分勝手な行動がいかに世界に迷惑をかけるのか、それを知らしめた訳です。
  1. 2012-12-20 11:21
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  3. 短足おじさん #79D/WHSg
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No title

こんにちは。

>コメの事情に詳しい人の話だとこの時内部情報で明日からコメが無くなるらしい、そんな情報でスーパーに走りコメを持てるだけ買ったそうです。
>明くる日になってみるとスーパーでも米屋でもどこにも米が無くなっていた。
>日本が社会主義国家並になった瞬間でした。

この時の米物流を観てきた者から・・・

絶対量は無かったのですけど、凶作時に国内で生産された上等な新米は結構あったのです。その米は翌年94年の収穫時まで殆ど出荷されませんでしたし、94年に出荷と成ったときは、殆どは加工米(国内飼料)になりました。

当時輸入した殆どの米も、飼料になっています。
  1. 2012-12-20 13:33
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  3. 裏の桜 #79D/WHSg
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To 裏の桜さん
>
>>コメの事情に詳しい人の話だとこの時内部情報で明日からコメが無くなるらしい、そんな情報でスーパーに走りコメを持てるだけ買ったそうです。
>>明くる日になってみるとスーパーでも米屋でもどこにも米が無くなっていた。
>>日本が社会主義国家並になった瞬間でした。
>
>この時の米物流を観てきた者から・・・
>
>絶対量は無かったのですけど、凶作時に国内で生産された上等な新米は結構あったのです。その米は翌年94年の収穫時まで殆ど出荷されませんでしたし、94年に出荷と成ったときは、殆どは加工米(国内飼料)になりました。
>
>当時輸入した殆どの米も、飼料になっています。



興味深い話、有難うございます。
実際にモノの流れを見ていた方の話は具体的で良く分かります。

この平成コメ騒動が終わった時、如何して無い筈のコメが出てきたのか色々話題になりました。
答えは農家の自家消費用備蓄米と言われていましたが、他にも何か有ったのかもしれません。

しかしコメの備蓄もミンスの仕訳で可笑しくなっているようです。
念のため見てみましたら、23年産米の場合政府が備蓄したのが7万トンでした。
備蓄目標が6月末で100万トン、5年で割っても20万トンですから異常に少ない。
ミンスは備蓄方式も回転備蓄から棚上げ備蓄に変えていまして、こんな所にもミンスの無茶苦茶ぶりが出ているようです。

どうも若し93年並みの大凶作が来れば平成のコメ騒動の再来になる、そんな風になっているようです。
どれだけ日本人を殺したら気が済むのでしょう。
困った連中、色んな所で膿が出てきています。
  1. 2012-12-20 15:10
  2. URL
  3. 短足おじさん #79D/WHSg
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