2012-11-14 22:38

スズキらしい工場開所式

 スズキがタイ工場で開所式 年10万台生産へ

2012/11/12 16:52
 
 スズキは12日、タイ東部ラヨーン県で今年3月に稼働を開始した同国内初の四輪車生産工場の開所式を、日本の販売店関係者ら約380人を現地に招いて行った。鈴木修会長兼社長は「(2016年に)10万台の生産を目指す。インドネシアの工場と相互補完性を持たせ、東南アジアの拠点としたい」とあいさつした。
 
 スズキは米国本土の自動車販売事業からの撤退を発表したばかりで、アジア重視の姿勢をあらためて鮮明にした形だ。
 
 これまでタイの工場で二輪車を製造してきたが、四輪車の生産は初めて。タイ進出は日本の主要自動車メーカーでは最後となる。
 
 工場では3月から小型車「スイフト」の生産を開始。年内に約2万1千台を生産し、タイ国内向けが1万7千台となる見通し。(共同)
 
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/manufacturer/606007/
 
 
<引用終り>
 
スズキらしい質素な開所式である。
タイ人はこんな時無茶苦茶派手な事をしたがる。しかし流石スズキ、質素なものだ。
此れもまた日本式なのかと思う。
 
 
 
 
 
此れがタイ東部ラヨン県のイースタンシーボード工業団地にあるスズキの自動車組み立て工場。
この写真は今年7月に撮影したものなので、もう既にある程度操業していると思うのだが静かなもの。
 
自動車組み立て工場にしてはいやに小さい。
昔ここから10キロほどの所にBMWの組立工場が有ってその完成式に行ったことが有る。
そこもこんな小さな工場で、ボデーの溶接組み立て、そして塗装までは本国で行い、それを輸入して組み立てる工場だった。
 
 
多分トヨタやホンダなどのフル装備の自動車組み立て工場ではなく、ノックダウンによる組み立て工場であろう。
最初は小さくはじめ徐々に拡大していく、スズキらしい堅実なやり方である。
 
 
 
 
尚このイースタンシーボード工業団地、ここにはGM、マツダ/フォードの組み立て工場が有り、他にも自動車部品工場が色々ある。
この団地内で自動車部品は全部そろうと言っているくらいの所。
数年前で団地内の従業員は5万人を超えたので現在はもっと増えている筈である。
 
またこの工業団地には今日本のJFEが鋼板製造工場を建設中だ。
http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/1862045/
 
この時の報道からすでに2年、当初計画では来年4月操業開始予定なので、もうほとんど完成しているくらいだと思う。
 
そろそろ日本の製造業も日本に戻ることも考えてほしい今日この頃ではある。
ミンスを追い出して早く日本再生、その狼煙を上げなければ・・・

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コメント

No title

かつての可美村(今は浜松市)の鈴木の本社で担当部長に「わが社は業界100位である」と社長に言われてる・・という話を聞きました。
日本は自動車メーカーが11社なので、ビリでも11番目となる。
地元ではチヤホヤされ大企業と思ってはいけない。
トヨタが1位ならわが社は100位ぐらいの位置である。決して奢ってはならない。わが社は中小企業です。

これがスズキ流の経営。
オサム流の経営ですね。


  1. 2012-11-15 09:51
  2. URL
  3. yuyuu #79D/WHSg
  4. 編集

No title

昔の海外進出というと、勿論安い労働力の確保というのもあったでしょうが、新たな市場を作りに行くんだと、かれこれ25年ほど前に、当時勤めてた今はもう無い大手家電メーカーの上司だった部長さんが語ってたのを思い出したんですが、中国に進出しだしてから特に、海外進出という意味合いが単に安い労働力を求めていくみたいな感じに変っていった気がするんですね。中国があそこまで世界の工場として急成長できたのも、永らく低賃金に抑えられ、人権が無いことが当たり前の国だったというのもあるのかも知れません。

だけど、正道を行けば、まずはそれこそ単純労働を請け負う海外工場から始まっても、仕事を得た人達が豊かになり、そして緩やかに経済が育っていくと同時に、賃金も上がっていき、市場としてのグレードも上がっていく。
そして、いずれはその国でその国にあった製品を現地の人達が作り出すようになり、その国の市場に製品を提供する拠点となる会社を育てる。
そういうプロセスが、例えそれに20年掛かろうと、本来進むべき道だと思うんですよね。

安い労働力を求めてはイナゴのように去って行くと言うのではなくて、一緒になって豊かになっていく。ウインウインの関係を作っていくというのが、親日国を作っていくという事にも繋がりますから、国益にも資すると思うんですけどね。

日本企業は中国の事は忘れて、原点に回帰すべきではないでしょうか。

  1. 2012-11-15 14:23
  2. URL
  3. その蜩 #79D/WHSg
  4. 編集

No title

To yuyuuさん
>かつての可美村(今は浜松市)の鈴木の本社で担当部長に「わが社は業界100位である」と社長に言われてる・・という話を聞きました。
>日本は自動車メーカーが11社なので、ビリでも11番目となる。
>地元ではチヤホヤされ大企業と思ってはいけない。
>トヨタが1位ならわが社は100位ぐらいの位置である。決して奢ってはならない。わが社は中小企業です。
>
>これがスズキ流の経営。
>オサム流の経営ですね。


スズキとは私も何回か接触したことが有ります。
何度か話し合っても、軽自動車のコスト面の厳しさは我々の想像以上、
良い経験にはなりましたが商売にはなりませんでした。
確かにオサム流ですね、いつも密かに見習わねばと思っていますが難しいですね。
  1. 2012-11-15 16:52
  2. URL
  3. 短足おじさん #79D/WHSg
  4. 編集

No title

To その蜩さん
>昔の海外進出というと、勿論安い労働力の確保というのもあったでしょうが、新たな市場を作りに行くんだと、かれこれ25年ほど前に、当時勤めてた今はもう無い大手家電メーカーの上司だった部長さんが語ってたのを思い出したんですが、中国に進出しだしてから特に、海外進出という意味合いが単に安い労働力を求めていくみたいな感じに変っていった気がするんですね。中国があそこまで世界の工場として急成長できたのも、永らく低賃金に抑えられ、人権が無いことが当たり前の国だったというのもあるのかも知れません。
>
>だけど、正道を行けば、まずはそれこそ単純労働を請け負う海外工場から始まっても、仕事を得た人達が豊かになり、そして緩やかに経済が育っていくと同時に、賃金も上がっていき、市場としてのグレードも上がっていく。
>そして、いずれはその国でその国にあった製品を現地の人達が作り出すようになり、その国の市場に製品を提供する拠点となる会社を育てる。
>そういうプロセスが、例えそれに20年掛かろうと、本来進むべき道だと思うんですよね。
>
>安い労働力を求めてはイナゴのように去って行くと言うのではなくて、一緒になって豊かになっていく。ウインウインの関係を作っていくというのが、親日国を作っていくという事にも繋がりますから、国益にも資すると思うんですけどね。
>
>日本企業は中国の事は忘れて、原点に回帰すべきではないでしょうか。


海外進出には二種類あります。
一つ目は海外の安いコストで造ったものを日本に持ってくる、
中国産の冷凍餃子などがいい例ですね。

二つ目は海外で造ったものをその国に販売する。
自動車は主にこの道を選んでいます。
この場合は現地の人が豊かにならなければ話は成り立ちません。
私が目指したのは2番目の方でした。

いま日本企業にはこの後者の道の拡大が求められていると思っています。
  1. 2012-11-15 16:57
  2. URL
  3. 短足おじさん #79D/WHSg
  4. 編集

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