2012-11-05 09:13

韓国・現代自動車、燃費を誇大表示<世界の趨勢をインチキで乗り切れるか

  現代・起亜自動車製の車の燃費表示の誤魔化しが問題になっている。

 

<以下WSJより引用>

 

 

韓国・現代自動車、燃費を誇大表示

2012年 11月 3日  10:42 JST

 

 米環境保護局(EPA)は2日、韓国の現代自動車  と起亜自動車が2010年から米国で販売した約90万台の車について、新車に貼られるラベルの燃費が誇大表示されていたと発表した。

 

 両社の親会社である現代自動車グループは、燃費推定値がEPAの調査結果と異なることを認め、ラベルに間違った燃費が記載されていた乗用車やスポーツ用多目的車(SUV)を購入した消費者には補償することを発表した。

 

 また、両社とも2012・13年モデルの1ガロン当たりの推定走行距離を引き下げた結果、12年モデル全体の平均燃費は1ガロン当たり27マイル(リッター約11.5キロ)から26マイルに低下する。

 

 宣伝よりも実際の燃費が低い13年モデルは、現代自動車の「アクセント」、「エラントラ」、「ジェネシス」、「サンタフェ」、「ツーソン」、「ベロスター」。起亜自動車では、「リオ」、「ソレント」、「ソウル」、「スポーテージ」。12年モデルでは、これらに起亜「オプティマ」のハイブリッド車と現代「ソナタ」のハイブリッド車が加わる。

 

 

 該当車の所有者は、EPAによる総合燃費との相違分に対し、居住地のガソリン価格と実際の走行距離に基づいて算出された金額をデビットカードで受け取ることになる。

 

・・・以下略 詳細は下記リンク先参照ください・・・

 

http://jp.wsj.com/Business-Companies/Autos/node_541361?mod=WSJWhatsNews

 

<引用終り>

 

この話は笑韓流家元ご隠居さんも取り上げているので、こちらも参照ください。

http://tosi.iza.ne.jp/blog/entry/2916214

 

 

 ご隠居さんも取り上げているように「半万年の見果てぬ夢」。

しかし話の本質は実はもっと深刻な背景がある。

 

日本では殆ど報道されていないが今年の8月、アメリカは自動車の新燃費規制を発表している。

これは乗用車のメーカー別新車販売平均燃費値として、2025年までに現行の35.5マイル/ガロン(15.1km/リットル)から54.5マイル/ガロン(23.2km/リットル)達成を義務づけるものだ。

 

同様の規制は欧州でも義務化されており、今や全世界的に車の燃費向上が至上命令だ。

 

この理由はユーザーの負担が軽くなるように政府が気を使って決めたもの??

そんな生易しいものではない。

アメリカも欧州も化石燃料の枯渇が現実のものとなってきたことを知り、その対策としてクルマの燃費改善を最重点として取り組む、そんな話なのである。

 

石油の枯渇、これは不思議な事に日本ではほとんど話題にもならない。

いやそれどころか化石燃料(石油や天然ガス)をジャブジャブに使う脱原発を囃し立てているのが現実だ

アメリカ等が日本の脱原発を心配しているのはこんな理由。

「石油が有限でもう既に無くなり始めている。それなのにこれからバカスカ使う政策を推し進める、日本は地球の将来をどう思っているのか。」

こう言う事だ。

しかし化石燃料の枯渇は大問題で、最近の研究ではピークオイルは2005年だった、今はほぼ横ばいから下り坂にさしかかっている所、これが事実のようだ。

・・・この件、以下参照ください

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/2850238/

 

9月に「中国は世界で最も貧しい国になる」と言う話をエントリーした。

 http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/2873494/

 

この中でアメリカのクリントン国務長官が

 憚ることのない環境破壊と資源の略奪、贅沢と浪費の生活方式は何個の地球だと供給できるのだろか?他国が危惧するのも当たり前だ。」と指摘している。

この何個の地球だと供給できるのかと言う心配は事実。

 

実は2010年に世界自然保護基金がこんな事を発表した。

現在の生活水準なら「20年後に地球2個必要」

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2766222/6324039

 

これがアメリカや欧州が石油や天然ガスなど化石燃料を含め資源保護に躍起になっている理由である。

20年が遠い先の事か、そうでは無い。

いやそれどころか、この報告からすでに2年、あと18年でこの状態なのだ。

 

今年生まれた子が大人になる時、世界は2個分の地球が必要なほど資源が不足する・・・

そんな恐ろしい現実が待っている。

 

 

こんな背景でアメリカも欧州もクルマの燃費規制に躍起になっている。

そこにこんなアホ話が出てきたわけだ。

 

クルマの燃費改善は簡単ではない、いやその自動車メーカーの全技術力のカタマリが燃費性能と言って良いだろう。

エンジンの改善は勿論の事、車全体の軽量化、タイヤの転がり抵抗軽減などメーカーの総合力の勝負である。

 

しかし燃費は日本、アメリカ、欧州で試験方法も条件も全く違い、単純に数値を比較することができない。

 

例としてプリウス現行モデルの燃費を日本、アメリカ、欧州でどうなるか、参考に見てください。

 

同じ車でこんなに燃費が違う、これが燃費問題の難しい所。

 

ここで見てほしい事。

同じ車でありながら、日本で測定するとリッターあたり38キロから32.6キロ、

これがアメリカ基準だとリッターあたり30.1キロから21.3キロ

欧州基準だとリッターあたり26.0キロである。

日本は甘いのだ。

 

 

この様な背景でこの問題を捉えねばいけないと思う。

そして日本やアメリカ・欧州のカーメーカーが死に物狂いで燃費改善に取り組んでいる時、韓国の現代・起亜はインチキで乗り切ろうとしているわけである。

 

しかしこのような趨勢をみればインチキが通るような生易しい話でない事は一目瞭然。

こんなことを誤魔化しで切り抜けようとしたメーカーの末路は自ずと見えている。

 

次回メーカー別の燃費についても考えたいと思います。

                        (続く)

 

 

 

 

 

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コメント

No title

http://u1sokuhou.ldblog.jp/archives/50385751.html

特亜諸国に対してはこのような毅然とした対応が必要ですね。
  1. 2012-11-05 10:31
  2. URL
  3. taigen #79D/WHSg
  4. 編集

No title

多少の嘘を言っていたとしても、現代の燃費はここ3年アメリカでトップグループにいます。(現代、ホンダ、トヨタかな)
現代のエンジンがそれほどすばらしいとも思えませんが、何か理由があるのですか?
  1. 2012-11-05 14:52
  2. URL
  3. 八目山人 #79D/WHSg
  4. 編集

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日本を一日も早く滅ぼしたい人達が原発被災を最大限に利用してますからね。
火力発電所も酷使しすぎでトラブル多発なのに、殆ど報道されることも無いし…。
この冬かなり過酷ですよ。
  1. 2012-11-05 15:11
  2. URL
  3. その蜩 #79D/WHSg
  4. 編集

No title

To taigenさん
>http://u1sokuhou.ldblog.jp/archives/50385751.html
>
> 特亜諸国に対してはこのような毅然とした対応が必要ですね。


情報ありがとうございます。
戦前朝鮮総督府は朝鮮人には妥協するな、ダメはキッパリ駄目と言え、そう教えました。
今それをつくずく良い事を言ってたんだなあ、そう感じています。
  1. 2012-11-05 22:08
  2. URL
  3. 短足おじさん #79D/WHSg
  4. 編集

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To 八目山人さん
>多少の嘘を言っていたとしても、現代の燃費はここ3年アメリカでトップグループにいます。(現代、ホンダ、トヨタかな)
>現代のエンジンがそれほどすばらしいとも思えませんが、何か理由があるのですか?


八目山人さんの疑問、尤もです。
このエントリーの続編でその辺り、分かる範囲を調べたので書いてみました。
参考になれば幸いです。
結論を言えば、クルマ個々の燃費がどうこうではなく、販売台数の加重平均なのでクルマの燃費とは直接関係ない。
そうなってます。

でもまだ何か裏がある、そう見えるのですが良く分かりません。

  1. 2012-11-05 22:12
  2. URL
  3. 短足おじさん #79D/WHSg
  4. 編集

No title

To その蜩さん
>日本を一日も早く滅ぼしたい人達が原発被災を最大限に利用してますからね。
>火力発電所も酷使しすぎでトラブル多発なのに、殆ど報道されることも無いし…。
>この冬かなり過酷ですよ。
>


関西地区の火力発電所は相当酷使したので、その付けがこれから回って来るでしょう。
幸い西日本全体で電力を融通できますから危険の度合いは小さいかもしれません。

この冬一番危ないのは北海道でしょう。
若し北海道で何処かの火力発電所がパンクしても助けるのが難しい。
北海道へは津軽海峡を渡る送電線が有るのですがキャパは60万キロワットだけです。
ですから火力発電所が1基・2基とパンクしたらお手上げ。
死人が出る恐れがあります。
本当に困ったものです。
  1. 2012-11-05 22:22
  2. URL
  3. 短足おじさん #79D/WHSg
  4. 編集

No title

石油の枯渇は心配ありません。
シェールオイルがありますからね。
天然ガスもそうですね。
シェールガスがありますから。

現在石油。ガスの可採埋蔵量はシェールオイル、ガスを含めればわずか2%でしかありませんから。

問題は温暖化です。
  1. 2012-11-08 14:57
  2. URL
  3. haruki-suemura #79D/WHSg
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To haruki-suemuraさん
>石油の枯渇は心配ありません。
>シェールオイルがありますからね。
>天然ガスもそうですね。
>シェールガスがありますから。
>
>現在石油。ガスの可採埋蔵量はシェールオイル、ガスを含めればわずか2%でしかありませんから。
>
>問題は温暖化です。


いらっしゃいませ。コメント有難うございます。

石油の枯渇問題は確かにシェールオイルシェールガスが大きな可能性であることは事実です。
しかしなんでもそうですが、此れには相当の副作用が有る。
シェールガスなどは地中に酸を高圧で押し込むので今でも問題視されてます。
そんな事で安全な採掘となると時間も金もかかる、そんな所です。

クルマの燃費について、アメリカが10年以上の歳月をかけて、今より5割も燃費をよくする計画、これは並大抵ではできません。
そんな危機感をご理解いただきたいと思います。

それから温暖化ですが、是非私の過去エントリーを見てください。
フォルダー気候変動を見ると色んなエントリーが出てきます。
色んな方面から見ていますので参考になるかと思います。
haruki-suemura さんは歴史に興味がお持ちではないでしょうか。
歴史的に見て今が温暖化、寒冷化どうなるかも見ていますので、是非ご意見をいただきたいと思います。
  1. 2012-11-08 17:32
  2. URL
  3. 短足おじさん #79D/WHSg
  4. 編集

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