2009-09-06 18:05

GM オペル売却見送り<これがアメリカ流

GMが決定済みのオペル売却の方針を取りやめするようだ。

NIKKEI NET:クルマの報道から

 

(9/5)GM、独オペルの売却見送る方針 独紙報道

 【フランクフルト=下田英一郎】4日付南ドイツ新聞(電子版)は、米ゼネラル・モーターズ(GM)がグループの独オペル売却を見送る方針だと報じた。GM取締役会筋の話として伝えた。GMは5月末にオペルをカナダ自動車部品大手マグナ・インターナショナルとロシア銀ズベルバンクに売却することで暫定合意した。しかしGMはロシア側にオペルの技術が流出することを懸念しており、8日開催予定の取締役会でオペルの売却中止を正式決定するとしている。

 

<引用終り>

 

この話、最初からどうも胡散臭いと思っていた。

自動車部品メーカーに売っておけば、後で買い戻す事も出来るとの意見を言う人もいてナルホドと思ってはいたが・・

然しこうも早く決定済みのことをひっくり返す、これがアメリカである。

 

GMの世界戦略上重要な小型車は現在はオペルが中心、それをコリアのGM大宇に任せようと言うのが今回の作戦だった。

貧すれば鈍すとは正にこのことと思っていたが思い直したと言うことか。

 

まあ2日に発表された8月のアメリカの自動車販売実績などを見れば、危機感が募るのも無理は無い。

 

8月のアメリカの自動車販売実績

総販売台数 126万1977台で前年同月比1%増(1年10ヶ月ぶり)

 

メーカー         台数         対前年比

1) GM(除サーブ)     24万5066台  ー19、9%

2) トヨタ         22万5088台    +6,4%

3) フォード(除ボルボ)17万6000台    +17%

4) ホンダ          16万1439台    +9,9%

5) 日産           10万5312台    ー2,9%

6) クライスラー       9万3222台  -15,4%

7) ヒュンダイ         6万0467台     +47%

8) キア             4万0198台     +60,4%   

9) VW(含アウディ)    3万3008台     +14,1%

10)スバル            2万8683台     +51,5%

 

このようにGMとクライスラー負け組

8月はオバマ政権が自動車産業救済のために実施したスクラップインセンティブ(キャッシュ・フォー・クランカー)制度のおかげで販売が伸びた、然し狙いとしたGM・クライスラーはこの恩恵の蚊帳の外。

 

これからもオバマ政権とGM、何をしでかしてくれることやら。

日本にトバッチリが来ないことを祈る。

  1. 自動車
  2. TB(0)
  3. CM(2)

コメント

No title

こんばんは。
あわよくばドイツ政府からタイ米、もとい、大枚まきあげようと思っていたのでしょうが、ドイツ人はそれほどナイーヴではなかったのですねえ。ドイツ政府は、オペルが完全にGMと切れるのを確認するまで財政援助はしない、という原則を一歩も譲りませんでした。日本政府も見習うべきでしょうが、まあ無理な注文でしょうか。♪
  1. 2009-09-07 01:41
  2. URL
  3. 丸山光三 #79D/WHSg
  4. 編集

No title

To 丸山光三師匠

>こんばんは。
>あわよくばドイツ政府からタイ米、もとい、大枚まきあげようと思っていたのでしょうが、ドイツ人はそれほどナイーヴではなかったのですねえ。ドイツ政府は、オペルが完全にGMと切れるのを確認するまで財政援助はしない、という原則を一歩も譲りませんでした。

さすがドイツ、何度も何度も英米に煮え湯を飲まされているだけあって肝心な所をキッチリ押さえてますね。

>日本政府も見習うべきでしょうが、まあ無理な注文でしょうか。♪

正にその通りなのですが、ポッポや汚沢、尾蚊駄では到底無理、困ったことです。
それにしても選挙が終わって未だ1週間と言うのに、後から後から問題が吹き出てきます。そんなことどうして選挙の前に言ってくれなかったんだ!
こんな声が渦巻き始めました。
これから日本は長く苦しい冬です。
  1. 2009-09-07 08:52
  2. URL
  3. 短足おじさん #79D/WHSg
  4. 編集

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する