2009-08-25 15:52

新幹線が鉄道発祥の地イギリスへ

日本製新幹線型電車がいよいよイギリスを走ることになり、その鉄道車両全ての引渡しが完了したことが報道された。

 

英国サザンプトン港に陸揚げされる日立製新幹線型車両

 

この新幹線型車両が何処を走るのかと言うとCTRL線(海峡トンネル連絡線)といって、ドーバー海峡トンネルのイギリス側出口からロンドンまでの高速鉄道専用線(2007年開通)

つまりロンドンーパリ間を走るユーロスター用の新線だ。

 

これはユーロスター路線図

 

日立が今回納入した新型車両はイギリスでは愛称「オリンピックジャベリン(槍)」と呼ばれることになっており、ロンドンの次のストラトフォード駅が2012年のロンドンオリンピックメイン会場への最寄り駅となっている。

 

CTRL線を走る新幹線型電車(オリンピックジャベリン)

(今年の暮から営業運転開始予定)

 

この日本型新幹線が、イギリスで始めての高速鉄道専用線をフランスの誇る世界最高速のTGVベースのユーロスターと並んで走る意義は大きい。

よくぞここまで頑張った日立の皆さんの努力には頭が下がる。

 

そして最高速度300キロと速いものの加減速の苦手なTGV(ユーロスター)に対し、最高速度225キロだが加速・減速性能に優れた日本型新幹線の長所と安全性がロンドンオリンピックで世界中にアピールできる意義はとても大きいと思う。

 

参考だがTGVは最高速度300キロ(320キロ)だがそこまで加速するのに6分くらい、距離にして15~16キロ必要、同様に減速にも10キロくらい必要らしい、だから最高速度が速い割には平均速度は速くないようだ。

 

実はこの話、私は長谷川慶太郎氏の著作「それでも平成恐慌は有りません」に書かれていたので知ってはいた。

しかしそこには「のぞみ型新幹線を受注、ロンドンパリ間を走る」とか「TGVは座席が横3席、新幹線は横5席、3より5の方が良いに決まってる」などと書かれていたので、到底信じられず半信半疑だった。

今回内容を調べ、その意義の大きさにあらためて感動した次第。

 

何故鉄道発祥の地イギリスへの輸出に意義があるか、

それは100年以上前からの、日本の鉄道が背負った十字架のような話、この件は次回に。

 

  1. 鉄道
  2. TB(0)
  3. CM(0)

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する