2012-07-08 14:47

欧州の反原発運動の背景

  反原発運動が喧しい。

所で反原発派の拠り所として欧州の反原発運動、特にドイツの反原発運動があげられる。

しかしその背景がどうなっているか、それを語られることは少ない。

 

 

ここで主要国の電力事情について、資源エネルギー庁のエネルギー白書に興味深いデータがあった。

http://www.enecho.meti.go.jp/topics/hakusho/2011energyhtml/2-2-3.html

 

 

 

これは主要国の発電電力量とその電源の割合

 

 

少し見にくいが各電源が色分けされていて、

中央上から時計回りで、

石炭(濃い青色)、石油(濃い茶色)、天然ガス(緑色)、水力(紫色)、原子力(空色)、その他(薄茶色)となっている。

 

国別でみると各国の電源の事情で内訳が全く異なることが分かる。

例えば上段の左端、アメリカの場合、発電電力量の約半分は石炭火力である。

中国の場合などもっと極端で大半が石炭火力だ。

 

さてヨーロッパを見るともっと興味深い事が分かる。

ドイツの場合、半分に迫る46%の発電量が石炭火力、原子力は23.5%。

しかしフランスは77.1%が原子力である。

そしてイギリスイタリアは天然ガスが主力になっている。

そして興味深いところ。

第一はドイツとフランスの比較、人口が2千万人も違うドイツフランス、発電量はそんなに大差ない。

そしてフランスイギリスイタリアとの比較、この3か国は人口は6千万前後で大差ない。

しかし発電量では大きな差がある。

次のグラフがその謎解きである。

 

この表は欧州各国の電力輸出入状況である。

欧州各国は送電網が全部つながっているので、国別に電力を融通し合っている。

だが電力の入りと出をよく見ると「どの国に対してもフランスの輸出超過、すべての国がフランスからの輸入に頼っている」、こうなっている。

 

イタリアなどは昨年国民投票で原発再開にノーだった。

でもフランスから原発由来の電力を買っている。

ドイツもそうだ、イタリアほど酷くはないが矢張り原発由来の電力を買っている。

最近ドイツの反原発論がどうもおかしいのはこんな事に根源があるようだ。

 

一言でいえばヨーロッパはこと電力に関してはフランスの原発頼り、

そんな構図になっている。

ヨーロッパの反原発運動とは人の褌をあてにした勝手相撲、そう言って良いだろう。

 

所でもう一つ日本の発電電力量に占める各電源の割合はどうか。

石炭・LNG・水力・原子力にうまく分散されている。

日本は島国で電力が無かったら、ほかの国を頼りにすることはできない、全部自前で調達せねばならない。

そんな苦闘がこんな比率に表れている。

 

日本はイタリア式に「電気が足りなかったらフランスから買えばいいさ」、こんな議論が通らない国なのだ。

 

今の反原発を騒いでいる連中には、こんな構図は恐らく説明しても聞く耳がないだろう。

耳の無いヤツにきかせる薬はないものか・・・

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コメント

No title

昨日の辛坊治郎氏のテレビに猪瀬副知事が出ていて、原発を廃炉にしていった場合の年ごとの原発発電量を示して、
「40年で廃炉としたら今全部動いていてもこのように電力が減っていくのだから、推進でも脱でも反でも、原発の工程表と電力確保の手当をする必要がある。」
と言う内容の話をしていました。
電気は使えば数量が出るのですから、幾ら節電しても需要を元に発電を決めるしかありません。

このままどっちつかずでやれ何処が稼働だどうだと言っていたら、来年以降もあてどもなく節電の夏冬が続くわけです。来年の秋には大飯はまた止まってしまいます。
永田町や霞ヶ関の方々が、どっちに行くとしてもはっきり数値と根拠を示して道筋をつけないとどうにもならないでしょう。国家戦略会議等を見ていても何か漫然としないようですし。
1年後には再生エネの年間発電量のとりあえずの実績も出ます。無理させている火力の故障の程度も分かるでしょう。節電の定着量や企業の海外移転等数値はだんだん出てきます。

後は何をやるにも(何の事例も出しません)どっちつかずの現与党と、ただ原発反対と騒いで道路に寝転がる方々だけですが。
  1. 2012-07-08 17:35
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  3. koguma #79D/WHSg
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No title

こんにちは。

TBさせてもらいます。追記をくわえました。

日本でもドイツと同じ様な話があって、送電網や再生可能エネルギー発電装置の設置を巡り色々あり、ナンデモカンでも反対を表明する方々は何処も同じで混乱しか齎さないな、と思いました。
  1. 2012-07-08 18:11
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  3. 裏の桜 #79D/WHSg
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No title

To kogumaさん
>昨日の辛坊治郎氏のテレビに猪瀬副知事が出ていて、原発を廃炉にしていった場合の年ごとの原発発電量を示して、
>「40年で廃炉としたら今全部動いていてもこのように電力が減っていくのだから、推進でも脱でも反でも、原発の工程表と電力確保の手当をする必要がある。」
>と言う内容の話をしていました。
>電気は使えば数量が出るのですから、幾ら節電しても需要を元に発電を決めるしかありません。
>
>このままどっちつかずでやれ何処が稼働だどうだと言っていたら、来年以降もあてどもなく節電の夏冬が続くわけです。来年の秋には大飯はまた止まってしまいます。
>永田町や霞ヶ関の方々が、どっちに行くとしてもはっきり数値と根拠を示して道筋をつけないとどうにもならないでしょう。国家戦略会議等を見ていても何か漫然としないようですし。
>1年後には再生エネの年間発電量のとりあえずの実績も出ます。無理させている火力の故障の程度も分かるでしょう。節電の定着量や企業の海外移転等数値はだんだん出てきます。
>
>後は何をやるにも(何の事例も出しません)どっちつかずの現与党と、ただ原発反対と騒いで道路に寝転がる方々だけですが。


今必要なのは石原慎太郎ではありませんが、理不尽な話には「黙れ」と言える政治家、先ずこれが必要です。
良くも悪くも40年も前から原発に依存して世の中を作ってきた、
大阪の橋下市長などはオギャアと生まれた時から原発の電気を使って生きてきたわけです。

その結果が本文に書いたようにいろんな電源をバランスよく使う仕組みを日本中に作ってきたわけです。
道路で寝転がっている連中に、原発が要らないというのなら今の北朝鮮のような生活を我慢できますか、そんな問いかけをしないといけない、そう思います。
  1. 2012-07-08 21:43
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  3. 短足おじさん #79D/WHSg
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No title

To 裏の桜さん
>こんにちは。
>
>TBさせてもらいます。追記をくわえました。
>
>日本でもドイツと同じ様な話があって、送電網や再生可能エネルギー発電装置の設置を巡り色々あり、ナンデモカンでも反対を表明する方々は何処も同じで混乱しか齎さないな、と思いました。


有難うございます。
ご指摘の通り今の反原発運動は中核派・革マル派などが新たな騒動を起こすネタとして使っています。
更にそこに在日の連中まで入り込んでいる。
そんな連中はどこにでもいるのですが、マスゴミがそれに毒されているのが困った所。

こんな時とりうる手の内でベストは何か、それは馬鹿正直に事実を積み上げてゆく。これでしょうね。
  1. 2012-07-08 21:51
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  3. 短足おじさん #79D/WHSg
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No title

事故から1年過ぎて分かったことは原発は意外と安全なんだな・・・ということです。
反原発の連中は、事故をチャンスに日本の原発を止めようと一生懸命にやったけれども、事故直後にテレビで騒いだ自称原子力専門家の話のようにはならなかった。

日本の原発の安全性が証明されつつある。
民主党政府は反原発なので、どうしようもないけど、結論は出ているのです。

米国はスルーマイル島の事故の後に、安全規制を強化した。
そのため古い原発20基ぐらいが経済的理由で廃炉した。
しばらくは新規原発はなかったが、1990年代後半から規制緩和され稼働率が大幅に向上しています。
数を増やさず新型に置き換え、稼働率向上すれば現状の比率は維持できるでしょう。
  1. 2012-07-08 22:05
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  3. yuyuu #79D/WHSg
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No title

To yuyuuさん
>事故から1年過ぎて分かったことは原発は意外と安全なんだな・・・ということです。
>反原発の連中は、事故をチャンスに日本の原発を止めようと一生懸命にやったけれども、事故直後にテレビで騒いだ自称原子力専門家の話のようにはならなかった。
>
>日本の原発の安全性が証明されつつある。
>民主党政府は反原発なので、どうしようもないけど、結論は出ているのです。
>
>米国はスルーマイル島の事故の後に、安全規制を強化した。
>そのため古い原発20基ぐらいが経済的理由で廃炉した。
>しばらくは新規原発はなかったが、1990年代後半から規制緩和され稼働率が大幅に向上しています。
>数を増やさず新型に置き換え、稼働率向上すれば現状の比率は維持できるでしょう。


一部で言われてますが日本製の原発なら安全、事故を起こしたのはアメリカ製の古いタイプ。
原発を作るのなら日本に発注するのがよい、こんな話がちらちら聞こえてきますが、まだ大きな声になっていない。
日本が原因をはっきりさせ、責任のあるヤツを捕まえて処罰すればこんな声が大きくなると思います。
責任有るヤツ、先ず空き缶と手下のおとぼけ枝野はショッピク必要があります。
日本再生はまず其処から始まるでしょう。
ついでに土鳩も同罪です。
  1. 2012-07-08 22:14
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  3. 短足おじさん #79D/WHSg
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No title

To 短足おじさんさん

>一部で言われてますが日本製の原発なら安全、事故を起こしたのはアメリカ製の古いタイプ。
>原発を作るのなら日本に発注するのがよい、こんな話がちらちら聞こえてきますが、まだ大きな声になっていない。
>日本が原因をはっきりさせ、責任のあるヤツを捕まえて処罰すればこんな声が大きくなると思います。
>責任有るヤツ、先ず空き缶と手下のおとぼけ枝野はショッピク必要があります。
>日本再生はまず其処から始まるでしょう。
>ついでに土鳩も同罪です。

1960年代に稼動した米国の古い原発は既に廃炉されました。
1970年初頭の福島第一と同じ頃のものはドレスデンが稼動していますが、
スリーマイル事故の後の安全性を高めた規制をクリアする改造が行なわれて40年の寿命が60年まで伸ばされました。
福島第一も事故が起こる直前に日本の原子力保安庁が40年を60年に延ばしたのですが、米国はこの延長を懸念していたと聞きます。
米国は事故を踏まえて放射線の遮断材を開発し、廃炉も多数経験しており、技術とノウハウがあるのです。この点は認める必要があると思います。
でも、空缶は支援を断りましたね。
自動車は駄目かも知れませんが、米国でも素晴らしい技術があるのです。
良いものはお互いが認めるべきでしょうが、なかなかそうはなりません。
  1. 2012-07-08 23:15
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  3. yuyuu #79D/WHSg
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No title

To yuyuuさん
>
>1960年代に稼動した米国の古い原発は既に廃炉されました。
>1970年初頭の福島第一と同じ頃のものはドレスデンが稼動していますが、
>スリーマイル事故の後の安全性を高めた規制をクリアする改造が行なわれて40年の寿命が60年まで伸ばされました。
>福島第一も事故が起こる直前に日本の原子力保安庁が40年を60年に延ばしたのですが、米国はこの延長を懸念していたと聞きます。
>米国は事故を踏まえて放射線の遮断材を開発し、廃炉も多数経験しており、技術とノウハウがあるのです。この点は認める必要があると思います。
>でも、空缶は支援を断りましたね。
>自動車は駄目かも知れませんが、米国でも素晴らしい技術があるのです。
>良いものはお互いが認めるべきでしょうが、なかなかそうはなりません。


空き缶が出鱈目をやる為このままでは世界が壊れる、そう懸念したアメリカが首相官邸に専門家を常駐させ、やっとやる事がマトモになりました。
空き缶やミンスはこの事を隠しているつもりですが世界は知っています。
仰るように良いものは良い、これで日本とアメリカは手を握るべきですね。
しかしその前提条件は責任者の処罰でしょう。
空き缶・枝野は勿論ですが、この件では国民を騙し続けたマスゴミも処罰の対象にすべきだと思っています。

こと原子力や航空産業は流石アメリカです、技術の厚みが違う。
今回の原発事故で私もそれを痛感しました。
  1. 2012-07-09 06:35
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  3. 短足おじさん #79D/WHSg
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 福島第一原発事故は、耐震性の不十分な老朽原発、千年に一度の大地震と津波、憲政史上最低最悪の内閣による事故処理と言う、あり得ないないような条件での事故なのに、放射能では一人の死者も出していません。

 普通に考えれば、これって原発は安全だと言う事ではありませんか?

 原発反対派は原発が活断層の上にあるとか、海岸にあるとか言って事故の心配をしていますが、原発が事故を起こすような津波や地震が来たら、地震や津波で出る死者の方が余程多いではありませんか?

 それなのに学校の耐震化予算を子供手当に回すのは平気で、原発には大騒ぎです。

 一体このような人々の頭はどうなっているのでしょうか?
 ホントに奇妙です。

 
  1. 2012-07-09 08:38
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  3. よもぎねこ♪ #79D/WHSg
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No title

To よもぎねこ♪さん
> 福島第一原発事故は、耐震性の不十分な老朽原発、千年に一度の大地震と津波、憲政史上最低最悪の内閣による事故処理と言う、あり得ないないような条件での事故なのに、放射能では一人の死者も出していません。
>
> 普通に考えれば、これって原発は安全だと言う事ではありませんか?
>
> 原発反対派は原発が活断層の上にあるとか、海岸にあるとか言って事故の心配をしていますが、原発が事故を起こすような津波や地震が来たら、地震や津波で出る死者の方が余程多いではありませんか?
>
> それなのに学校の耐震化予算を子供手当に回すのは平気で、原発には大騒ぎです。
>
> 一体このような人々の頭はどうなっているのでしょうか?
> ホントに奇妙です。


TB有難うございます。
反原発ヒステリーは今年に入ってから突如過激化しました。
それまでは少数意見だったものが中核派・在日などカルト狂団が参加して無茶苦茶になりました。
そして奇妙なのはマスゴミが一斉に反原発マンセーを始めたことです。
この辺りをよく注意しないと連中に乗せられると思います。

きっかけの一つは大阪の橋下市長誕生、
しかも此れには黒幕として滋賀の基地外知事嘉田由紀子が噛んでいるとみています。
もう一つが今年1月の野田改造内閣、どうもこのあたりから反原発運動が基地外じみてきた、
どうもそこに外国からの影を感じています。
  1. 2012-07-09 10:22
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  3. 短足おじさん #79D/WHSg
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No title

日本の役所はこういうことをきちんと調べ、発表しているんですね。そしてインターネットで簡単に調べられるようになった。なのに、マスゴミは事実をスルーして反原発をあおるほうに回る。

移民政策についてもそう。アメリカは移民国家だから活力がある、多文化が活力を生むとマスゴミと一部の政治家は言う。でも、アメリカ国籍を取るには生まれた国のアイデンティティを捨て、いざとなればアメリカのために武器を取る覚悟を誓わされる。そうした厳しさを一切報道しないで、少子高齢化で日本はダメになる、移民を受け入れろという大合唱ばかり。非正規労働につけない移民が増えたら、将来は社会保障費は膨大になり、国家財政が破たんします。

ミンス党は超法規で原発を止めたんだから、それは誤りだったと総理が謝罪して再稼働させるべきなのに、野ダメはロンドンオリンピックに行きたいと言い出したとか。もう開いた口がふさがらない。政治家のバカさ加減に絶望的になります。

  1. 2012-07-09 14:07
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  3. izayoi0228 #79D/WHSg
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No title

調べてみたくなったので一人あたりのGDP
一人あたりの電力生産量で割ってみました。


電力gdpgdp/電力生産量
アメリカ12913.7471533.651
韓国8853.09207562.344
日本8091.11428305.293
フランス7682.91394485.135
ドイツ6778.66401155.918
イギリス5661.18363436.420
イタリア5270.54340756.465
支那2631.4144291.683
kwhUSD

これは1kwhあたりのGDPとなりますから
数字が大きいほうが効率が良いことになります。
これは電力生産量ですから消費量を考えると
フランスあたりは2割方良くなるし英独伊は
これより若干低下すると思われます。

これはとんでもない数字ですね。
ここまで凄いと思いませんでした。
日本で電力消費に占める冷房の割合の高さを考えれば
欧州とタメはれる数字になるとは思いませんでした。
欧米に関してはこれ以外に膨大な熱供給事業があるわけで
エネルギー効率全体を考えるともっと低下するはずです。

それにしても日本にはまだまだ改善の余地有りですねえ。
石油の14%は多すぎでしょう。古い設備を更新しきって
ない証拠ですよね。液体燃料はもう移動体の手段と
割り切るべきであり、熱生産は別の手段と割り切ることでしょう。

発電をほとんど石炭任せにすると言うのは割り切り方と
すればそう間違いじゃないかもしれません。

それにしても特アの効率の悪さは何なんだ?
  1. 2012-07-09 14:13
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  3. kazk #79D/WHSg
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No title

To izayoi0228さん
>日本の役所はこういうことをきちんと調べ、発表しているんですね。そしてインターネットで簡単に調べられるようになった。なのに、マスゴミは事実をスルーして反原発をあおるほうに回る。
>
>移民政策についてもそう。アメリカは移民国家だから活力がある、多文化が活力を生むとマスゴミと一部の政治家は言う。でも、アメリカ国籍を取るには生まれた国のアイデンティティを捨て、いざとなればアメリカのために武器を取る覚悟を誓わされる。そうした厳しさを一切報道しないで、少子高齢化で日本はダメになる、移民を受け入れろという大合唱ばかり。非正規労働につけない移民が増えたら、将来は社会保障費は膨大になり、国家財政が破たんします。
>
>ミンス党は超法規で原発を止めたんだから、それは誤りだったと総理が謝罪して再稼働させるべきなのに、野ダメはロンドンオリンピックに行きたいと言い出したとか。もう開いた口がふさがらない。政治家のバカさ加減に絶望的になります。
>


そうなんですね、関電なんかは法律的には何にも悪い事してない、
しかし極悪非道の大悪人の如く罵倒される、何なんだコレ。
そう思います。
滋賀県知事なんざ、法的には何ら問題ない原発再稼働問題より、法的に問題で人が死んでいる苛め問題を気にすべきなんです。

移民問題でご指摘のように、権利には義務が必ず付いてきます。
それをとり上げないマスゴミはホントダメですね。
  1. 2012-07-09 19:02
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  3. 短足おじさん #79D/WHSg
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No title

To kazkさん
>調べてみたくなったので一人あたりのGDP
>一人あたりの電力生産量で割ってみました。

・・中略・・
>これはとんでもない数字ですね。
>ここまで凄いと思いませんでした。
>日本で電力消費に占める冷房の割合の高さを考えれば
>欧州とタメはれる数字になるとは思いませんでした。
>欧米に関してはこれ以外に膨大な熱供給事業があるわけで
>エネルギー効率全体を考えるともっと低下するはずです。

欧州の電気の品質の悪さは酷いものです。
ある人に言わせれば日本の昭和40年代くらいだと。
そんな暮らしで良いのですか、そう問いかけねばならないですね。

>それにしても日本にはまだまだ改善の余地有りですねえ。
>石油の14%は多すぎでしょう。古い設備を更新しきって
>ない証拠ですよね。液体燃料はもう移動体の手段と
>割り切るべきであり、熱生産は別の手段と割り切ることでしょう。
>
>発電をほとんど石炭任せにすると言うのは割り切り方と
>すればそう間違いじゃないかもしれません。
>
>それにしても特アの効率の悪さは何なんだ?


多分これからはLNGでコンバインドサイクルを動かすのをもっと増やす方向ではないかとみていますが、どうなんでしょうか。
最新の発電所は熱効率60%ですから、こんな凄いのは他の国ではまねできないでしょう。
原発はなんだかんだと言いながら多分無くせない、
そう見ています。
無くせるのは核融合炉が完成したときですが、さて何時になるか。
今原型炉の設計を始めているので、楽しみではありますが・・・
  1. 2012-07-09 21:16
  2. URL
  3. 短足おじさん #79D/WHSg
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No title

To 短足おじさんさん
>
>欧州の電気の品質の悪さは酷いものです。
>ある人に言わせれば日本の昭和40年代くらいだと。
>そんな暮らしで良いのですか、そう問いかけねばならないですね。

小生、一応電気技師ですので福島前後の電気の状況は見てましたが、去年の5月くらいまでは相当ひどかったですよ。東電管内は。今はずっと良くなりましたが…

>多分これからはLNGでコンバインドサイクルを動かすのをもっと増やす方向ではないかとみていますが、どうなんでしょうか。
>最新の発電所は熱効率60%ですから、こんな凄いのは他の国ではまねできないでしょう。
>原発はなんだかんだと言いながら多分無くせない、
>そう見ています。
>無くせるのは核融合炉が完成したときですが、さて何時になるか。
>今原型炉の設計を始めているので、楽しみではありますが・・・

核融合ですがおそらくトカマク型は相当に困難でしょう。本命のD-D反応はあと半世紀はダメじゃなかろうかと思います。それよりは案外常温核融合反応が近いかもしれません。でもすぐは無理ですわな。

冗談抜きにGTLやCTLを本気で考えねばならなくなります。このためには水素の大量生産が実は近道なんですが、これを作るのに高温ガス炉型の原子炉から熱を取り出すということが考えられてました。福島の災害でリセットになってしまったようですが…

コンバインドサイクルの高度化自体は問題がありませんがその燃料をどうするか本格的に考えねばいけません。水素社会などというのは当分夢でしょうが、そのためには多大の熱源が必要になります。どう転ぶにしろ、密度の点で自然エネルギーは完全に落第でしょう。

あと案外、素子系の技術が突破口になるかもしれない気がします。熱電直接変換が効率よく出来れば相当楽になるんですが…
こういうところに銭掛けなけりゃあいけないんですが…
  1. 2012-07-09 22:39
  2. URL
  3. kazk #79D/WHSg
  4. 編集

No title

発電電力量の中で石炭火力の占める割合が大きいのがドイツの特徴です。
日本は石炭より効率が良く、環境負荷の小さい石油に転換しましたが、ドイツはそれが出来ませんでした。国内に有名な産炭地のルール地方を抱えていたためです。
石油に転換すると石炭の消費量が減るため、影響力の大きい石炭業界や労働組合が猛烈な反対をしたことから、政治的な理由で石炭を使い続けるしかなかったのです。
だから、いまだに環境負荷の大きい褐炭を止めることが出来ないのです。グラフには石炭火力の内訳は出ていませんが、半分以上は褐炭です。
ちなみに、ドイツは1999年に環境税を導入しましたが石炭は除かれています。
以上のことを鑑みると、ドイツの反原発運動の裏には石炭業界がいるのかもしれませんね。

一方で、ドイツは太陽光発電などを推し進めています。
風力や太陽光は天候任せで、需要に合わせて発電することは出来ず、有効に活用しようとすれば、揚水発電所などを作らなければならないのですが、エネルギーを貯蔵する施設はどの位作られているのでしょうか。マスコミの報道では聞いたことがありません。
電力融通の図を見ると、ドイツフランスから電力を輸入する一方で、その1/10程を輸出しています。もしかしたら、再生可能エネルギーによる余剰電力を輸出というかたちで調整しているのでしょうか。
そうだとしたら、他国と電力融通できない日本にドイツを見習えというのは現実的なのか疑問に思います。

GDPを電力量で割って比較するというのは時折見掛けますが、これは産業構造の違いを主に表しているだけではないでしょうか。エネルギーを効率的に使っていることにはならないと思いますが。
例えば、製鉄業が1万円売り上げるために使用する電力量と金融業が1万円売り上げるために使用する電力量を比較すると、金融業の方が低くなります。
たぶん、タックスヘイブンの小国の方が日本より、大きな値になると思います。
  1. 2012-07-10 00:53
  2. URL
  3. ボルト #79D/WHSg
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No title

To kazkさん
>
>小生、一応電気技師ですので福島前後の電気の状況は見てましたが、去年の5月くらいまでは相当ひどかったですよ。東電管内は。今はずっと良くなりましたが…

なるほど、納得です。丁度其の頃は東電管内は品質の良い電力が必要なところはほとんど止まっていた、だから騒がれなかったんでしょうね。

>>多分これからはLNGでコンバインドサイクルを動かすのをもっと増やす方向ではないかとみていますが、どうなんでしょうか。
>>最新の発電所は熱効率60%ですから、こんな凄いのは他の国ではまねできないでしょう。
>>原発はなんだかんだと言いながら多分無くせない、
>>そう見ています。
>>無くせるのは核融合炉が完成したときですが、さて何時になるか。
>>今原型炉の設計を始めているので、楽しみではありますが・・・
>
>核融合ですがおそらくトカマク型は相当に困難でしょう。本命のD-D反応はあと半世紀はダメじゃなかろうかと思います。それよりは案外常温核融合反応が近いかもしれません。でもすぐは無理ですわな。

日本の核融合炉はヘリカル型でやってます。1年前のシンポジュームで聞いた所ではかなり進んでいると言ってましたが、矢張り越えねばならないハードルが沢山あると思います。

>冗談抜きにGTLやCTLを本気で考えねばならなくなります。このためには水素の大量生産が実は近道なんですが、これを作るのに高温ガス炉型の原子炉から熱を取り出すということが考えられてました。福島の災害でリセットになってしまったようですが…
>
>コンバインドサイクルの高度化自体は問題がありませんがその燃料をどうするか本格的に考えねばいけません。水素社会などというのは当分夢でしょうが、そのためには多大の熱源が必要になります。どう転ぶにしろ、密度の点で自然エネルギーは完全に落第でしょう。
>
>あと案外、素子系の技術が突破口になるかもしれない気がします。熱電直接変換が効率よく出来れば相当楽になるんですが…
>こういうところに銭掛けなけりゃあいけないんですが…


結論はそう言う事ですね、人と金をつぎ込んでそれでどうなるか。
先ず第一に子ども手当全廃し、それを全部こんな事につぎ込まねば・・・、米百俵の現代版です。
  1. 2012-07-10 09:05
  2. URL
  3. 短足おじさん #79D/WHSg
  4. 編集

No title

To ボルトさん
>発電電力量の中で石炭火力の占める割合が大きいのがドイツの特徴です。
>日本は石炭より効率が良く、環境負荷の小さい石油に転換しましたが、ドイツはそれが出来ませんでした。国内に有名な産炭地のルール地方を抱えていたためです。
>石油に転換すると石炭の消費量が減るため、影響力の大きい石炭業界や労働組合が猛烈な反対をしたことから、政治的な理由で石炭を使い続けるしかなかったのです。
>だから、いまだに環境負荷の大きい褐炭を止めることが出来ないのです。グラフには石炭火力の内訳は出ていませんが、半分以上は褐炭です。
>ちなみに、ドイツは1999年に環境税を導入しましたが石炭は除かれています。
>以上のことを鑑みると、ドイツの反原発運動の裏には石炭業界がいるのかもしれませんね。

ドイツの石炭は褐炭が主ですか、よくわかりました。
反原発の裏事情はそんな所かも・・ ややこしいので書きませんでしたが、リビアのカダフィ追放にイタリアが深く噛んでいるのはリビアの天然ガス利権目当て、電力事情を見るとわかります。

>一方で、ドイツは太陽光発電などを推し進めています。
>風力や太陽光は天候任せで、需要に合わせて発電することは出来ず、有効に活用しようとすれば、揚水発電所などを作らなければならないのですが、エネルギーを貯蔵する施設はどの位作られているのでしょうか。マスコミの報道では聞いたことがありません。


ドイツはもう太陽光をあきらめました。太陽光も風力もみんなフランスの原発の安定電源頼り、成り立つはずのない夢物語だったです。
  1. 2012-07-10 09:15
  2. URL
  3. 短足おじさん #79D/WHSg
  4. 編集

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