2012-02-23 17:45

アインシュタイン先生の勝ち

 昨年9月に世間を賑わしたニュースに「光より早い粒子発見、相対性理論と矛盾」と言うのがあった。

 

 

相対性理論は現代物理学の基本的な理論で、身近な所ではクルマのナビもこの理論が基礎になっている。

 

私は昨年この報道には疑問が有るとしてこんなエントリーをした

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/2482817/

 

ニュートリノが若し光より早ければ、日本のノーベル賞学者小柴教授の研究と矛盾する、そういう事実が有るのだ。

 

 

 

所で今日WSJでこんな報道が有った。

http://jp.wsj.com/Japan/node_397659?mod=WSJFeatures

 

<以下引用>

 

「超光速」ニュートリノに誤り?=ケーブルに緩み―5月に再検証・国際チーム


2012年 2月 23日  15:29 JST

 名古屋大などが参加する日欧の国際研究グループ「OPERA(オペラ)」が昨年9月に発表した素粒子ニュートリノが光より速く飛ぶとした実験結果について、速度の測定に用いた全地球測位システム(GPS)とコンピューターをつなぐ光ファイバーケーブルに緩みが見つかったことが23日、分かった。

 

ケーブルが緩んでいると、ニュートリノの速度が速く測定される影響があるといい、「アインシュタインの相対性理論と矛盾する」と注目された実験結果が覆る可能性も出てきた。

 

 

 同グループの小松雅宏名古屋大准教授は「確定的なことは言えないが、誤差の範囲を超える影響があり得るので、再検証が必要だ」と話しており、5月以降に再実験を行う。

 

 実験は2009年に開始。スイス・ジュネーブ郊外の欧州合同原子核研究所(CERN)から約730キロ離れたイタリア中部の研究施設にニュートリノのうちミュー型と呼ばれるものを飛ばし、到達時間を最新のGPS技術などを使って精密に測定した。約1万5000回の実験を繰り返し、光速(秒速約30万キロ)よりもニュートリノが60ナノ秒(1億分の6秒)速く到達するとの結果が出た。

 

 ニュートリノは電子の10万分の1以下ではあるが、質量を持つ。アインシュタインの相対性理論は、質量を持つ全ての物質は光速を超えることができないとしており、実験結果は同理論を揺るがすものとして注目された。 

[時事通信社]

 

<引用終り>

 

前回のエントリーでも紹介したが、その実験とはこんなもの。

 

 

 

上の図のように差が有ると行っても1億分の6秒である。

僅かな誤差でも相当の差が出るわけだ。

 

 

どうやらこの話、発表した科学者が総スカンを食らって事件の幕引きをはかったものではないか。

 

何せ日本には15万光年先から光とニュートリノが同時に到着したという厳然たる証拠が有る。

この証拠を覆すにはあまりにもデータが乏しい。

 

アインシュタイン先生が笑っている。

君らには未だ分からんだろうな。

誰だ、タイムマシンも可能などとアホ言っているのは、

1000年早いぞ。

そして

 

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コメント

No title

やっぱりそんなところに落ち着きそうなんですね。私も最初からそんな
風に感じていました。単なる実験のチョンボだろうと。

>今回の発表なども研究予算獲得のためのプロパガンダの臭いプンプン。

地球温暖化なんかだったら、危機をあおって目立つようなことを言って、
適当にごまかしていけば何とでもなりそうですから、「気球温暖化」を
予算獲得の安易な手段として使うことはありそうです。しかし、相対性
理論に疑問を呈することはそんな簡単なものではないでしょう。相対性
理論への挑戦を、安易な予算獲得手段と考える物理学者がいるとは思え
ません。予算獲得のプロパガンダというよりは、単なるチョンボ、勇み
足だったんじゃないでしょうか。

かつての常温核融合のような動きの中での、それ関連の目立ちたがりの
報告だったら、予算獲得のプロパガンダというのも考えられますが、今
回のはあまりに唐突で、しかも単独ですから。

こういう動きを見て連想したのが、超能力や霊などの肯定者が否定論を
非難して良く言う言葉です。いわく、
科学ですべてが説明できると考え、それで説明できないものを否定する
現在の科学理論を絶対のものと考え、それに矛盾するものを頭から否定
する、等
これらが見当違いであることが、今回の動きで分かります。

科学者というのは、今の科学で説明できない現象を常に求めているもの
だし、そういう現象が出てくれば、現在の理論を疑うこともいとわない
(現在の理論を絶対のものとは考えない)ものです。
必要とあれば(今回は必要なかったですが)相対性理論でさえ疑うこと
がありうるのですから。

  1. 2012-02-23 23:43
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  3. takaca #79D/WHSg
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タイムマシンはアインシュタインの云う「時空のゆがみ」を利用すれば理屈的には可能ですね。
偶然性で時空のゆがみに捕まって「行方不明」となった人物や艦船や飛行機は全て原因不明の失踪とされてますが、その中でも説明不可能なのがバミューダトライアングルなどと云うオカルトっぽい寓話に転換されていますが、その中にはフライト19の様な「時空のゆがみ」に捕まって別次元か別時間に飛ばされた可能性しか説明出来ない不思議な事件もあります。
ワープ航法などもこの利用の一手法のアイデアですが、アインシュタインの特殊相対性理論は読めば読むほど面白い夢を育んでくれます。

僕は個人的にはアインシュタインの理論は真理だと思ってます。
E=MC2乗と云う式は美しい。
世の中の美しいものは真理です。

  1. 2012-02-24 05:16
  2. URL
  3. sonoraone-3 #79D/WHSg
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To takacaさん
>やっぱりそんなところに落ち着きそうなんですね。私も最初からそんな
>風に感じていました。単なる実験のチョンボだろうと。


>科学者というのは、今の科学で説明できない現象を常に求めているもの
>だし、そういう現象が出てくれば、現在の理論を疑うこともいとわない
>(現在の理論を絶対のものとは考えない)ものです。
>必要とあれば(今回は必要なかったですが)相対性理論でさえ疑うこと
>がありうるのですから。


この話は正しい考え方だと思います。
科学者は絶えず疑って事実を確認しようとしている。
ですから割と最近でもこの観測結果から相対性理論のこの部分が正しい事が立証された、こんな話が報道されています。

アインシュタインは終生のテーマとして相対性理論と量子力学を統合した統一場理論を確立しようとしていました。
結局これは彼が生きている間は不可能と考えられていました。
でも昨年素粒子理論の研究者の話(超ひも理論)を聞く機会があり、
素粒子の世界では世界は4次元空間ではない、11次元とか13次元で有ることが分かってきた、そしてどうも量子力学と相対性理論を統合した理論が出来そうだ、そんな話でした。
夢の有る話ですが、私の頭では理解不能・・・(爆)
  1. 2012-02-24 07:16
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  3. 短足おじさん #79D/WHSg
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To sonoraone-3さん
>タイムマシンはアインシュタインの云う「時空のゆがみ」を利用すれば理屈的には可能ですね。
>偶然性で時空のゆがみに捕まって「行方不明」となった人物や艦船や飛行機は全て原因不明の失踪とされてますが、その中でも説明不可能なのがバミューダトライアングルなどと云うオカルトっぽい寓話に転換されていますが、その中にはフライト19の様な「時空のゆがみ」に捕まって別次元か別時間に飛ばされた可能性しか説明出来ない不思議な事件もあります。
>ワープ航法などもこの利用の一手法のアイデアですが、アインシュタインの特殊相対性理論は読めば読むほど面白い夢を育んでくれます。


未だに科学で説明のつかない現象が有るんですね。
だから世の中は面白い、そう思います。
それだから一生懸命研究するわけで、全部分かったら全く面白くない。
最近ではマクスウェルの悪魔ですね。確か去年だったかもこの悪魔を捕まえたとかの話があったような気がします。

>僕は個人的にはアインシュタインの理論は真理だと思ってます。
>E=MC2乗と云う式は美しい。
>世の中の美しいものは真理です。


この話は全く同感、
1945年7月、ネバタ州の核実験場で初めてE=MC2乗と言う式の真実の姿を見た科学者は、真実の美しさと恐ろしさを体験したと何かの本で見た記憶が有ります。
  1. 2012-02-24 07:36
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  3. 短足おじさん #79D/WHSg
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分らない話を分からないまま書きます。

測定機器の不具合があったにせよ、「光よりも速い」ニュートリノの速度を測るには730kmのチューブでは短かくはないのか?
カミオカンデの実績があるのだから、「宇宙距離」を飛んだ測定が出ているのではないか?
なぜ小柴教授の研究ではニュートリノの速度を発表しなかったのでしょう。したのかも知れませんが、それなら何故今回の測定問題が起きたのか。
私の理解ではニュートリノと光の速さは「ほぼ同じ」という曖昧な話でした。
  1. 2012-02-24 11:59
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  3. 相模 #79D/WHSg
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To 相模さん
>分らない話を分からないまま書きます。
>
>測定機器の不具合があったにせよ、「光よりも速い」ニュートリノの速度を測るには730kmのチューブでは短かくはないのか?
>カミオカンデの実績があるのだから、「宇宙距離」を飛んだ測定が出ているのではないか?
>なぜ小柴教授の研究ではニュートリノの速度を発表しなかったのでしょう。したのかも知れませんが、それなら何故今回の測定問題が起きたのか。
>私の理解ではニュートリノと光の速さは「ほぼ同じ」という曖昧な話でした。


最初にニュートリノと言うのは自然界のアチコチで飛んでいるものではない、これを分かって欲しいです。
だから加速器で作り出したり(今回の実験)、超新星爆発を観測したりしないと観測できない厄介な代物。
そして小柴教授の研究はこうなっています。

”1987年2月23日午後4時35分小柴昌俊による15万光年離れた大マゼラン星雲の超新星SN 1987Aからの電子ニュートリノの観測時刻が光学観測との間で理論的に有意な差を観測できなかった”
つまり同時なのですが、その時はこんな事が発生する、それを手探り状態でやっていたときなので「光とニュートリノは殆ど同時」としか言えなかったということです。

結論として15万年かかって飛んできたものの観測結果が有るので、これを否定するにはあまりにも今回の結果はデータが小さすぎ。
また小柴教授の研究からニュートリノの質量は電子の質量の100万分の1以下と計算されており、こんな話も否定することになる。

日本人が大声を出さなかったのは、今回の研究グループに日本人も入っていた為でしょう。
それでほとぼりが冷めた頃に幕引きを図った物ではないかと。
  1. 2012-02-24 14:20
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  3. 短足おじさん #79D/WHSg
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宇宙戦艦ヤマトができる!!と興奮していたのでちとがっかりです(^-^)。
ヤマトはワープにより14万8000光年の彼方大マゼラン青雲まで一年足らずで往復しますが、現在物理学にのっとれば歳をとらないまま14万8000年後の世界に行くことになってしまうようですね。知る人ぞ知る名作SFアニメトップをねらえ!では人類の宿敵を倒すためのブラックホール爆弾に点火するため1人残ったヒロインが地球に帰還したときは艦隊のほかの人々より一万2000年遅れ知ってる人々はみな死に絶え…しかし人類は彼女を忘れず語り伝えながら帰りを待っていた!という感動のドラマでした。
  1. 2012-02-25 00:12
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  3. ガンダム #79D/WHSg
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No title

To ガンダムさん
>宇宙戦艦ヤマトができる!!と興奮していたのでちとがっかりです(^-^)。
>ヤマトはワープにより14万8000光年の彼方大マゼラン青雲まで一年足らずで往復しますが、現在物理学にのっとれば歳をとらないまま14万8000年後の世界に行くことになってしまうようですね。知る人ぞ知る名作SFアニメトップをねらえ!では人類の宿敵を倒すためのブラックホール爆弾に点火するため1人残ったヒロインが地球に帰還したときは艦隊のほかの人々より一万2000年遅れ知ってる人々はみな死に絶え…しかし人類は彼女を忘れず語り伝えながら帰りを待っていた!という感動のドラマでした。


SF作家は今日有るを分かっていたかもしれませんね。
原子力潜水艦ノーチラス号だけでなく、最近の例も有ります。
宇宙ヨット、イカロスです。
イカロスの成功を一番喜んだのは日本ではなくイギリス
BBCはイカロスのしくみなどを詳細に報道しています。
彼らにしてみると俺達が夢に見たものを日本が実現してくれた、
そうだと思います。

でもSFアニメトップを狙え、私は知りませんでしたがそんな話ですか。
確かに語り伝えるというのは凄い物が有ります。
浦島太郎帰るですね。
  1. 2012-02-25 06:32
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  3. 短足おじさん #79D/WHSg
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No title

今回は違ってましたがいいんです。
物理学に強い友人の弁によれば、一般相対論の世界では超光速は決して否定されないのだといいます。

ある学者が言うには人間が想像したものは基本的に皆実現されてるそうです。おそらく超光速物質が発見されるときにはもっとはっきりした方にになるものと信じています。
  1. 2012-02-25 23:29
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  3. kazk #79D/WHSg
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To kazkさん
>今回は違ってましたがいいんです。
>物理学に強い友人の弁によれば、一般相対論の世界では超光速は決して否定されないのだといいます。
>
>ある学者が言うには人間が想像したものは基本的に皆実現されてるそうです。おそらく超光速物質が発見されるときにはもっとはっきりした方にになるものと信じています。


そうなんです、人間が想像した物は実現する。
最近の実例が宇宙ヨット「イカロス」です。
こんな素晴らしい物を日本は通り一遍にしか報道しない、
しかしアメリカイギリスは流石です。
実に詳細に報道している。
その理由は誰が考えても夢物語にしか見えないこと、
これに人と金をつぎ込んで実現しようとする人間の意志の力、
アメリカイギリスはこのことが素晴らしいと評価している。
正にナンバー1でなければ出来ない事です。

超高速は矢張り新しい理論から出てくるでしょう。
最新の素粒子理論の話を聞く機会がありましたが、
超ひも理論では世界は4次元ではなく11次元とか13次元有るらしい。
こんな所には当然超光速もワープも何でも有りかも知れません。
  1. 2012-02-26 06:50
  2. URL
  3. 短足おじさん #79D/WHSg
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