2009-05-22 09:37

最悪の選択をしたオバマ政権・・GM・クライスラー救済劇(2)

今回の旧ビッグスリー救済劇では、我々日本人にはどうしても分からないのがUAW、

会社が倒産したら元も子もないと考えるのが普通だが、それがどうも違うらしい。

 

日本の会社は企業内組合なので企業と従業員は一蓮托生、

 

 

しかしUAWは労働者に雇われた交渉専門家で、非人道的な企業のマネージメントから金(や好待遇)をむしりとるのが存在理由、

このためGMの工場等では1日1時間位しか働かない怠け者がごろごろしていると言う。

 

またUAWは労働者の会員費でまかなわれている、

そしてUAW=全米自動車労組と思われているが、Wikiに拠れば実は農業・航空分野も傘下におさめているという。

そんなことで給料の下がるようなことは金輪際しない組織のようだ。

 

 

UAWのホームページより

 

そして数を背景に議会にも強い影響力を持っているようだ、

<5月5日付の上院議員宛のレターの一部> 

このレターの中に注目すべきことが書いてある。

 

But the UAW strongly objects to GM's restructuring plan because it essentially means that GM will be shifting more of its manufacturing footprint from the U.S. to Mexico, Korea, Japan and China, and importing more of the vehicles it sells in the U.S. market from these countries.

・・・中略・・・

 GM should not be taking taxpayers' money simply to finance the outsourcing of jobs to other countries.

 

つまりGMとのリストラ交渉が難航しているとき、UAWは上院議員に直訴する形で

UAWはGMのリストラプランには強硬に反対」

「生産基地をメキシコ、コリア、日本、中国に移すな、他の国にアウトソーシングするなら納税者の税金を使うな」

このように言っている。

 

企業が自らの責任で判断すべき経営問題を自分たちの雇用問題とすり替え、それを政治問題化していることに注目したい。

 

ここまでUAWをつけあがらせたオバマ政権、その責任は極めて重いといわざるを得ない。

 

もうひとつ、GMの海外工場から輸入することだが、そこに日本の名前がある。

現在日本からアメリカへ輸出されるGMブランドの車?・・・何があったっけ?

これからも有るのかなあ?

 

考えすぎかもしれないが、昔のジャパンバッシングが想いおこされるのは私だけだろうか。

 

 

話は変わるが、

 

 

タイで仕事をしているとき驚いたこと、それはタイにもUAWが進出していることである。

そのやり方は昔の共産党のオルグ活動のようなもの、

まず労働者の多く住んでいるところに拠点を作り、食堂などでいろんな人と人間関係を作り徐々に浸透を図っていく。

(勿論最初は組合のことなどおくびにも出さない)

 

タイミングを見て企業内に組合をつくって不平分子を集め会社側に交渉を迫る、

 

こんなものだった。

 

 

UAWは企業内共産主義といわれているが、この傾向ますます加速しそうな感じがする。

<続く>

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