2011-08-28 15:37

タクシンは来日したけれど<その地下水脈の話

 タクシンが来日した。しかし一体何をしにきたのか良く分からない。

それを考える上でキーになるのがカンボジア、フンセン首相である。

タクシンは来日前日にカンボジアでフンセンと会っているらしい。(直前に中止したとの話もあり、詳細不明)

 

 

いずれにしても、タクシンが日本に来るにあたって何かフンセンと話し合わねばならない重要な事があったようだ

ではその重要な事は何か。

私には其処に半島の影があるように感じるのだ。

 

 

以前のエントリーでカンボジアと韓国の関係について書いた。

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/2347021/#cmt

 

そこでカンボジアに進出した外国企業数にふれた

 

 

 

カンボジアに進出した外国企業数(2009年10月現在)

 

1) 中国      3,366社

2) 韓国      1,601社

3)シンガポール  1,102社

4)マレーシア    1,047社

5) タイ         986社

6) ベトナム      520社

中国企業は主にアパレル関係が多いようだ)

・・・日系企業は何処に???・・・

 

 

この韓国企業の異常な多さ、不思議と思えないだろうか。

 

内戦で混乱したカンボジアは1992年~93年、国連カンボジア暫定統治機構により内戦終結、平和への歩みを始めた。

日本の明石康氏の尽力が大きいが、日本人も2名の殉職者を出すなど血も流してきた、その結果の平和である。

しかしその後もポルポト派の抵抗が続き、ようやく本当の平和がやってきたのは1996年、1998年のポルポト派の投降以後である。

カンボジアの平和はベトナムよりだったフンセン首相の所に、中国北朝鮮よりのポルポト派が合流した事で達成された。

そしてポルポト派がカンボジア政府に合流してから、それまで全く無縁だった韓国北朝鮮カンボジアに入ってくるようになったのである。

 

 

つまりカンボジアには未だにポルポト派が生きているのである。

それを説明する前に先ず現首相フンセンについて。

 

フンセンの略歴については以下参照ください。

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/2281171/

 

フンセンとは

・ 若くしてポルポト派の将校だった。

  ポルポト派が大虐殺をはじめた75年から77年頃まではポルポト派所属

 

・ その後ベトナムに亡命し、ヘンサムリン政権(ベトナムの傀儡政権)下で27歳で外務大臣

 

・ 93年の国連統治下での総選挙の結果第2首相に

  (第1首相がラナリット殿下、世界で例の無い二人首相制)

 

・ 96年にはポルポト派の中の大勢力 イエン・サリ派を取り込み

  投降したイエン・サリをVIP待遇で処遇

  イエン・サリ派の軍隊約5千人はカンボジア軍に編入

    カンボジア軍内最強の精鋭部隊との事)

 

・ 97年 軍事クーデターでラナリット殿下追放

 

・ 98年 総選挙で勝利、コレにより名実ともにカンボジアのトップ

 

 

こんな経歴で、根っからの社会主義者

そして政権に就いた経緯から従来ベトナムよりであったが、ポルポト派を取り込んで中国北朝鮮とも人脈が出来た

 

この辺りもう少し説明すると、カンボジアシアヌーク国王は「国王でありながら社会主義者、自身の主張は王制社会主義」である。そしてその思想から毛沢東周恩来金日成との付き合いが深い

(そんな事で2004年に退位した後、癌治療のため北京で入院中と聞く。)

 

 

そして今度はポルポト派、コレも極端な原始共産主義政策で200万とも言われるカンボジア国民を殺戮した。

ポルポト派は毛沢東思想の実践を目指しており、その関係で中国北朝鮮を何度も訪問している

そしてポルポト自身、そして幹部にもシアヌーク国王との姻戚関係がある。

特に有名なのがポルポト派ナンバー2イエン・サリの妻イエン・シリトである。

 

ポルポト派幹部は投降後も首都プノンペンでVIP待遇で暮らしていたらしい。

 

しかし国際社会の大虐殺に対する責任論から、投降後10年も経って2007年に逮捕され、現在裁判中である。

 

 

1996年に撮影されたイエンサリ

(投降する前年である)

 

右端がイエンサリ、左端はメイド、中央は?

多分これがイエン・シリトでは無いか。

このイエン・シリトが後述する市民の党機関紙に投稿した人物である。

 

 

この二人、あれだけの大虐殺を行ないながらノウノウとしていられたのは、その中国北朝鮮との人脈の為が大きいと思う。

 

 

 

冒頭挙げた韓国企業の大量進出にはこのポルポト派の中国北朝鮮人脈が生きていた、そして韓国北朝鮮には地下水脈が繋がっており、それが僅か10年ほどでの大量進出に繋がったのだと思う。

 

 

そしてコレからが日本との関係。

今回タクシンが日本に来るに当たって暗躍したのが石井一である。

 

石井一

 

そして石井一は北朝鮮とズブズブの関係にあることが良く知られている。

 

http://tansoku159.iza.ne.jp/blog/entry/2404505/

 

 

そして奸直人が市民の党への献金問題で暴かれたように、奸直人も北朝鮮人脈に繋がっている。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110717/crm11071722180012-n1.htm

 

 

 

この間の事情は自民党西田議員の話が分かりやすい。

 

 

 

 

 

今回のタクシン来日は

タクシン(大富豪の社会主義者)⇒カンボジア首相のフンセン(ポルポト派人脈)⇒北朝鮮⇒日本の民主党⇒奸直人

こんな図式が描けるのだと思う。

 

さてそこで何が語られたか???

 

 

長い話にお付き合いいただき有難うございます。

とても分かりにくい話でしたが、最後に口直し。

カンボジアには北朝鮮政府直営の平壌レストランがある。

主な顧客は韓国人。

其処の北朝鮮喜び組の美女を紹介しよう。

 

可愛い子ですね。

でもこんな平壌レストラン、私は行ったことが無いので写真を見るだけ、残念。

と言う事で今回の長い話を終わります。

 

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コメント

No title

短足おじさん様のご解説にう~むっと頷くだけで本当はコメさせていただくような見識はインドシナ半島にたいして持ち合わせてはいないのですが…なんとも暗澹たる思いがする地域ですね。クメールルージュは本、ネットで一応は読みましたが北京の最も陰惨で狂暴なエッセンスがここに噴出している感じがします。タイも揺れていますし、早く民主党を終わりにしてアジア各国とうまく結び支那と向き合える日本にしたいものだと思います。
  1. 2011-08-28 23:17
  2. URL
  3. ガンダム #79D/WHSg
  4. 編集

No title

To ガンダムさん
>短足おじさん様のご解説にう~むっと頷くだけで本当はコメさせていただくような見識はインドシナ半島にたいして持ち合わせてはいないのですが…なんとも暗澹たる思いがする地域ですね。クメールルージュは本、ネットで一応は読みましたが北京の最も陰惨で狂暴なエッセンスがここに噴出している感じがします。タイも揺れていますし、早く民主党を終わりにしてアジア各国とうまく結び支那と向き合える日本にしたいものだと思います。


分かりにくい話にお付き合いいただき有難うございます。
最初にお詫び、
本文末尾の西田議員の話辺り、アップしたときの操作ミスで順序が可笑しくなっていました。
今頃になって慌てて訂正しました。

本論に戻って、ポルポト派の話は本当に訳が分からない・・
私もタイに居るときは勿論こんな事、全く分かりませんでした。
本文に写真を載せたイエンサリですが、96年に投降する時5千人の部隊を引き連れていました。(ポルポト派全体の約半分)
それだけの資金源・人脈を持っていたということです。
そんな連中が今回のタクシンの来日にあわせ動いていた。
そういう事だと思います。
  1. 2011-08-29 06:46
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  3. 短足おじさん #79D/WHSg
  4. 編集

No title

短足おじさんへ・・・

米国や欧州、中近東では共産主義は流行ってないですね。大きな理由の一つが共産主義が宗教を否定している事があります。中国の毛沢東がした文化大革命では、中国中の寺院の住職や僧侶を農村に追いやりました。

この一度無くした文化やインテリな人材の補充は簡単には行かないらしいですね。カンボジアも医師や教師、技師などが大量に虐殺されました。殺された国民の半分にはインテリ層がほとんどが入っています。

私が一番、カンボジアでダメだと思ったのは、ここの国王が社会主義や共産主義を容認している事です。もう悲惨の一言です。国民は救われません。


今、日本はNHKやTBS,朝日新聞や毎日新聞、中日新聞などが社会主義や共産主義寄りな報道や捏造、偏向、を恣意的に日々してます。

カンボジアと言う国が共産主義によってどんなに悲惨なものになったかを報道しませんね。米国は映画「キーリング・フィルド」「セブンイーヤ・オブ・チベット」などを作ったり、有名な英国首相のマガレット・サチャー女史の「戦後、共産主義は一億人以上の罪の無い人を殺した」と言う演説をしてますね。これも日本ではマスコミが報道してません。

一番、日本の左翼系マスコミ報道の悲惨で残酷な行為は中国国民や北朝鮮の国民が幸福にはほど遠い事を報道してません。最低の輩です。
  1. 2011-08-29 09:19
  2. URL
  3. siseinotamikusa #79D/WHSg
  4. 編集

No title

To siseinotamikusaさん
>短足おじさんへ・・・
>
>米国や欧州、中近東では共産主義は流行ってないですね。大きな理由の一つが共産主義が宗教を否定している事があります。中国の毛沢東がした文化大革命では、中国中の寺院の住職や僧侶を農村に追いやりました。
>
>この一度無くした文化やインテリな人材の補充は簡単には行かないらしいですね。カンボジアも医師や教師、技師などが大量に虐殺されました。殺された国民の半分にはインテリ層がほとんどが入っています。

この話、全く同感です。
7月3日のエントリーでも触れましたが、インテリ層、技術者などを蔑ろにした国は何処でも亡びています。


>私が一番、カンボジアでダメだと思ったのは、ここの国王が社会主義や共産主義を容認している事です。もう悲惨の一言です。国民は救われません。
>
>
>今、日本はNHKやTBS,朝日新聞や毎日新聞、中日新聞などが社会主義や共産主義寄りな報道や捏造、偏向、を恣意的に日々してます。
>
>カンボジアと言う国が共産主義によってどんなに悲惨なものになったかを報道しませんね。米国は映画「キーリング・フィルド」「セブンイーヤ・オブ・チベット」などを作ったり、有名な英国首相のマガレット・サチャー女史の「戦後、共産主義は一億人以上の罪の無い人を殺した」と言う演説をしてますね。これも日本ではマスコミが報道してません。
>
>一番、日本の左翼系マスコミ報道の悲惨で残酷な行為は中国国民や北朝鮮の国民が幸福にはほど遠い事を報道してません。最低の輩です。


カンボジア国王は「王制社会主義」なるわけの分からない事を言っていました。
このことがカンボジアの不幸の原点です。

サッチャーが共産主義が罪も無い人を1億人以上殺したと言ったのは正しいと思います。
しかし日本のマスゴミがそれを報道しない、
このこととポルポトの大虐殺、
国は違い、現象も違いますが、その根にある共産主義は同じでは無いでしょうか。
  1. 2011-08-29 14:46
  2. URL
  3. 短足おじさん #79D/WHSg
  4. 編集

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