2011-02-17 21:38

タイのクメール遺跡

 重い話題ばかりだったので息抜きにタイの観光案内を。

タイにあるクメール遺跡の紹介です。

 

クメール遺跡? タイという土地はタイ人が住み着く前はクメール人(カンボジア人)が統治していました。

その頃の遺跡がキチンと修復されて、今見ることが出来ます。

 

最初に何処にあるかというと

 

 

クメール遺跡は主にタイ東北部(イサーン)にある。

代表的なのはイサーンの入り口ナコーンラチャーシマー(コラート)から北東に60キロほどのピマーイ、

同じくナコーンラチャーシマーから南東に約130キロのパノムルン(これは隣のブリラン県だが)だ。

では赤枠で囲った4箇所を紹介します。

 

 

これがピマーイ

 

 

中に入ると

 

実に美しく、良く管理されている。

 

うまくいけばこんなパンフレットが手に入る

 

 

ありがたいことに日本語のパンフレットが用意してある。

(このパンフ、日本語が少々おかしいのはご愛嬌、タイの人も頑張ってます。)

 

このピマーイは県庁所在地ナコーンラチャーシマーから60キロほどなので行き易い。

ナコーンラチャーシマーまでバスで行き、其処から(バスもあるが)タクシーとかソンテウ(乗り合いタクシー)とかで行くことが出来る。

 

 

 

次はパノムルン

 

標高383メーターの死火山の山頂にある遺跡

以前は先回紹介したカオ・プラ・ヴィハーンと同じくらい壊れていた。それを十数年の歳月をかけ修復した物。

 

そしてこのレリーフ(水上で眠るナーライ神)

 

素晴らしい物である。

実はこのレリーフは曰く因縁がある。

 

この遺跡を修理開始する直前何物かによって盗まれ、それがアメリカにわたってシカゴ博物館で展示されていた。

それを大国民運動で取り戻したという経緯がある。

盗まれる前の写真を見ると、このレリーフの外周はもっとしっかりしていた。盗まれ運ばれる間にかなり損傷したのである。

然しそれでもこの美しさ、そしてそれを国民運動で取り返した。

タイ人の誇りである。

 

 

 

そして此処にも日本語のパンフレットが

 

 

ここは素晴らしい遺跡だが、行くのはちょっと大変。

ナコーンラチャーシマーまでは行ったとして、其処からバスもあるにはあるが本数は少なく、しかもバス停から更に別の方法が必要。

ナコーンラチャーシマーから高いけれどタクシーをチャーターするのがベター。

私は1人で車を運転して行ったので、その点は大丈夫だった。

でも大変な田舎である。

 

 

 

以上二つが見ごたえのある素晴らしい遺跡。

 

余談だがタイ人の心情として、

俺達に任せればこのように綺麗に管理できる。それをカンボジア人に任せれば地雷は埋める、大砲は打ち込む、ムチャクチャだ。

その為貴重な遺跡のいくつかが爆弾で破壊されてしまった。

もう取り返しはつかない。

そんな奴にこんな貴重なものを任せるわけにはイカン。

そんな気持ちがある。

 

 

閑話休題

次はタイの古都ロッブリーにあるクメール遺跡

 

 

 

これはロッブリー中心部にあるプラーン・サーム・ヨート。

しかしクメール遺跡は他にも小規模の物が有るがまあこれだけ。

他のついでに見る程度でいいかも。

(注:ロッブリーに行ったら町は猿だらけ、持っているものは何でも猿にかっぱらわれる恐れがある。特にこの遺跡周辺は要注意)

日本もこの頃はカン空猿とかポッポ猿とか禄なのはいないからまあ似たようなもの。

困った事である。

 

 

もう一つ、映画戦場にかける橋で有名なカンチャナブリにもこんなものが有る。

 

プラサート・ムアン・シンである。

 

昔クメールの勢力はチャオプラヤ川を越え、こんな所まで及んでいたと言う証拠。

 

 

さて此処からは歴史の好きな人のための話。

フランスアンドレ・マルローの小説王道で有名になった王道。

アンコール帝国の首都アンコール・トムから四方に伸びる道路である。

これがジャングルの中をこんな風に通っていることが最近の研究で分かってきた。

 

 

アンコール・トム都城からピマーイ方面に幹線道路が通っている。

信じられないような話だが、道路のところどころには宿泊所があり、更に病院(診療所)まである。

今風に言えば国道にサービスエリアか道の駅があり、病院まである。それが今から800年から1000年前に出来ていた。

驚く他はない。

 

この王道、最盛期にはカンボジア・タイ中部・ラオス南部・ベトナム南部にまで及んでいた。

 

これはその王道の地図

 

こんなのを見ていると旅に出たくなります。

さて如何した物でしょうか。

  1. タイiza
  2. TB(0)
  3. CM(4)

コメント

No title

私のタイ伝統マッサージの先生がイサーンの出身です。
中年の叔母さんなんですけど、ワット・ポーのマッサージ学校の出身らしい。

彼女の店には、故郷の遺跡の写真が飾られていて、それが素晴らしくて感動しました。タイの5王朝のツアーは良くあるのですが、イサーンの遺跡は昔は殆ど知られてなかった。クメールですか。

「ここに行きたいな」と言うと、その時は、現地に住む弟が案内する・・と言ってましたね。

私も、いつか行きたいと思ってます。

  1. 2011-02-17 22:09
  2. URL
  3. yuyuu #79D/WHSg
  4. 編集

No title

To yuyuuさん
>私のタイ伝統マッサージの先生がイサーンの出身です。
>中年の叔母さんなんですけど、ワット・ポーのマッサージ学校の出身らしい。
>
>彼女の店には、故郷の遺跡の写真が飾られていて、それが素晴らしくて感動しました。タイの5王朝のツアーは良くあるのですが、イサーンの遺跡は昔は殆ど知られてなかった。クメールですか。
>
>「ここに行きたいな」と言うと、その時は、現地に住む弟が案内する・・と言ってましたね。
>
>私も、いつか行きたいと思ってます。

イサーン出身のオバサンですか、多分善良な人なんでしょうね。
故郷の遺跡の写真だったら多分このピマーイかパノムルンです。
タイ人は古い遺産を大切にしますので、そんな所が一人一人の行動に現れているのでしょう。いいことです。
  1. 2011-02-18 06:40
  2. URL
  3. 短足おじさん #79D/WHSg
  4. 編集

No title

良いですね。行ってみたいと思いますが、タイじゃ自分では運転できそうにないので、行くのは結構大変そうですね。頼れる知り合いもいないし。
GW頃にバンコクに行こうと思っていますので、本気で調べてみます。交通の便とか、現地のツアーとか。英語でも良いから現地ツアーがあれば良いんですが。
  1. 2011-02-23 13:00
  2. URL
  3. takaca #79D/WHSg
  4. 編集

No title

To takacaさん
>良いですね。行ってみたいと思いますが、タイじゃ自分では運転できそうにないので、行くのは結構大変そうですね。頼れる知り合いもいないし。
>GW頃にバンコクに行こうと思っていますので、本気で調べてみます。交通の便とか、現地のツアーとか。英語でも良いから現地ツアーがあれば良いんですが。

タイは右ハンドル、左側通行なので日本と同じです。
ですから自分で運転できますが但し日本のようなレンタカーが少ない。
有るのは運転手つきのレンタカーです。ですがこれのほうが安心でいいでしょう。

若し行かれるのでしたら日本出発前にこんな車を手配して行けば安心です。
一番のお勧めは行かれる人数が2人~3人くらいまでならトヨタカムリクラスの車(現地ではリムジンと言っています)をチャーターして行く。
これが一番快適です。
これ以上の人数ならワンボックスカーを手配する事になります。

宿泊するホテルが決まったらそのホテルに頼んで車を手配するのが一番安全です。
クメール遺跡のある地方(イサーンと言います)は遠いのでバンコクからだと一泊する事になります。
ホテルには運転手の宿泊費も払うとキチンと言えば手配してくれます。
運転手は日本語が話せる人がベスト、最低でも英語が話せることと指定すればよい。
スケジュールによりますが、運がよければ日系企業で運転手をやっている人がアルバイトでやってくれるかもしれません。(これがベスト)

イサーン地方で良いホテルが有るのはナコーンラチャーシマー(コラート)です。
旅行社に頼むのならその旨言えば手配してくれると思いますが、若し自分で手配ならホテルに英文でFAXすればいいでしょう。
いい運転手に当たったら昼飯などを希望を言って案内させる手も有ります。
これが意外といいところに連れて行ってくれます。
他にも知りたい事があれば何なりとどうぞ。
  1. 2011-02-23 14:59
  2. URL
  3. 短足おじさん #79D/WHSg
  4. 編集

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する