2010-12-12 22:25

COP16合意せず<日本再生への第一歩

 COP16が事実上の物別れに終わっている。

これは大変結構な事で日本にとってとてもよい知らせだ。

 

去年のCOP15ではルーピー鳩山が、アホとしか言いようの無い25%削減などと言ううわ言を言って世界中の笑いものになった。

やっと日本の民主党政権も多少はマシな事が出来るようになったということか・・

 

だが去年のCOP15から今年のCOP16の間に世界は大きく変わった。

しかし日本のマスゴミ諸氏は未だに目が覚めないらしい。

その問題点を見てみよう。

先ずは日経の論調から

 

<以下日経より引用>

COP16、新枠組み先送りへ 排出大国の米中取り込めず
「京都」延長も
2010/12/11 2:04

 第16回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP16)は温暖化ガス排出削減の新しい国際枠組みづくりへ合意形成できない見通しが強まった。日本は大量排出国の米国や中国を取り込めないどころか、温暖化対策に消極的と批判されている。このまま閉幕すれば、来年の交渉へ向け京都議定書を2012年の期限後も延長する案が現実味を増す。

 

国際枠組みを巡る主要国・地域の立場
(○=賛成 △=条件によっては賛成 ×=反対)
 日 米 E 中国
インド
途上国
京都議定書
の延長
×
  現在の削減
  義務
ありなし
(離脱)
ありなしなし
ポスト京都の
制定
空白期間の
発生
意思表示
せず
意思表示
せず
問題
あり
問題
あり
問題
あり

 日本の松本龍環境相は各国代表と会談し、京都議定書への延長反対とポスト京都の新しい枠組みに支持を求めた。しかし逆に日本に妥協を求める声が強まっている。日本時間の10日夜には打開策を探る英国キャメロン首相が、菅直人首相と電話会談した。

 

 これまでの交渉でポスト京都の合意が遠のいた最大の原因は温暖化ガスの二大排出国、中国と米国の同意を得られていないことにある中国は国内の削減目標はあるが、自主目標だとして外部による検証は拒否。米国中間選挙で温暖化対策を推進する民主党が敗北し、削減義務を伴う新枠組みは受け入れにくい。

・・・中略・・・

 

  日本が議定書延長に反対なのは米中などが参加せず、温暖化ガス削減効果が薄く公平性も欠くと考えるからだ。削減義務を負う国の二酸化炭素(CO2)排出量は世界全体の27%。中国の排出量は米国を抜きトップで、削減義務国の比率は今後さらに低下する。

 新日本製鉄の三村明夫会長は「(日本など)一部の先進国が過重な負担をするのはおかしい。今の制度は一度ストップしないといけない」と延長反対を堅持する政府を評価する。

・・・以下略・・・

 

詳細はリンク先参照ください 

http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819595E3E2E2E3878DE3E2E3E0E0E2E3E29C9CEAE2E2E2

 

<引用終り>

 

最初にCO2削減の話の元になっている化石燃料(石炭・石油)依存を減らし、再生可能なエネルギーを増やそうという事自体は正しい。

特にアラブの石油依存が問題である事、これは正しい認識である。

 

 

しかし京都議定書で削減義務を負うのは上記表にあるように日本とEUである。

そのミソは基準年が1990年であるところ。

1990年はドイツは東西統一、そして石炭から天然ガスへのエネルギー転換を始めた時期で、イギリスも同様。

 

ドイツの話をもう少しみると、東西統一当時東ドイツは非効率な石炭火力発電に頼っていた。

それを止めて西側から効率の良い電力を送るだけで大幅な効率アップCO2削減が出来てしまった。

 

だからEU京都議定書なら楽々クリヤー、日本だけが削減義務を負っているようなものだ。

 

麻生元総理が2005年基準で削減を話し合おうといったのは正に此処。

これならEUのカネの亡者もうまくコントロールできた訳、

ルーピーのように何にも知らずに25%などとうわ言を言うのとは全く違うのだが、勉強不足のマスゴミには全く理解不可能だった。

 

 

ちなみに京都議定書の目標と各国の削減実績はと言うと

 

 【京都議定書 1997年▼】
           【日本・EU批准  2001年▼】
           【アメリカ離脱    2001年▼】
                    【ロシア批准 2004年▼】
                            ↓
  【批准国のCO2排出量合計が全体の55%超 京都議定書発効2005年▼】                  
                  (単位 CO2換算 100万t)

国(地域)    1990年     2000年   2001年  2002年
●日本      1,187.3    1,336.7   1,302.3  1,330.8
《 -6%》     【100%】    【113%】  【110%】 【112%】

                   <+13%>

 

●アメリカ合衆国   6,129.1    7,038.3   6,883.9  6,934.6
《 -7%》     【100%】      【115%】  【112%】 【113%】

                     <+15%>                     

 

 

EU   
《 -8%》
イギリス        742.6     647.7    656.2   634.9
〔-12.5%〕    【100%】     【 87%】  【 88%】 【 85%】

                    <-13%>


ドイツ       1,246.8    1,014.1   1,025.6  1,014.6
〔 -21% 〕    【100%】     【 81%】   【 82%】 【 81%】

                    <-19%>


 【】:1990年(基準年)比
 《》:1997年京都議定書で決定された削減割合。
 〔〕:京都議定書時のEU内の削減割合
  <> :実態の削減比率

この表を見てわかる事、

日本が京都議定書の議長国として何とか努力しようとした目標値、そして議定書を批准した2001年の前年には目標値を既に13%もオーバーしていた。

しかしドイツイギリスは批准の前年2000年には既に目標を達成してしまっている。

そんな馬鹿な! 何にもしないうちから目標達成??

これが京都議定書の真実で、だからEU京都議定書の延長に賛成している。

日本は嵌められたのである

そして真相の分かったアメリカは早々と京都議定書から離脱してしまった。

この数字を見れば誰でも騙されたと分かるはずなのだ。

 

 

 

 

こんな事でCOP16が事実上の物別れに終わったのは日本にとって良い事なのである。

どうしてこんな真実をマスゴミは報道しないのか?

 

さてCOP17に1年先送りされたCO2削減だが、その間に温暖化がCO2のせいで無いことがますますハッキリしてくるだろう。

 

現にアメリカ議会ではクライメイトゲート事件に関する公聴会が1月14日から始まると報道されている。

これはアメリカ民主党中間選挙で大敗した結果実現したもの。

温暖化詐欺に何処まで迫れるか興味のあるところである

 

 

なお京都議定書はその崇高な目標は正しい。

またその当時地球温暖化が進んでいた事は事実で、しかも温暖化のメカニズムが良く分からなかった事を理解しないといけないと思う。

 

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コメント

No title

CO2削減案の合意が先送りされて、ひとまずは安堵しました。官僚は頑張ったんじゃないでしょうか。
欧米の欲ボケ連中は、温暖化詐欺のあとは、生物多様性ビジネスを仕込んだようで、NHKが盛んに宣伝しています。生物多様性を維持すること自体は間違いではないだけに、危険な臭いを感じてしまいます。

しかし、強欲な連中というのは、次から次へと、濡れ手で粟のビジネスを考えつくものだと、ビジネスセンスゼロの私は感心してしまいます。
  1. 2010-12-13 02:46
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  3. kamosuke #79D/WHSg
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To kamosukeさん
>CO2削減案の合意が先送りされて、ひとまずは安堵しました。官僚は頑張ったんじゃないでしょうか。

そう思います。
官僚連中も去年のルーピーポッポの一件で目が覚めたのではないでしょうか。
アホな連中にやらせたら間違いなく日本破滅。
此処は体をはってでも止めないといけない、そう感じたと思います。

>欧米の欲ボケ連中は、温暖化詐欺のあとは、生物多様性ビジネスを仕込んだようで、NHKが盛んに宣伝しています。生物多様性を維持すること自体は間違いではないだけに、危険な臭いを感じてしまいます。
>
>しかし、強欲な連中というのは、次から次へと、濡れ手で粟のビジネスを考えつくものだと、ビジネスセンスゼロの私は感心してしまいます。

私もビジネスセンスゼロ、ホントうらやましいですね。
奴らの爪の垢でも貰って煎じて・・・ いや!絶対飲まん!
  1. 2010-12-13 06:51
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  3. 短足おじさん #79D/WHSg
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No title

サッチャーが、石油危機の経験になかで「これ以上、アラブに主導権をとられたらたまらん」と感じ、CO2地球温暖化説の研究に多額の補助金を出した。これが全ての始まりと地球温暖化詐欺という英国のテレビ番組のなかで、当時の政府関係者が証言していますが、もとは、石油依存度を下げるということでしょう。
その時、考えたのは原子力への転換だったと思います。
省エネと言う発想はなかったのでは?と疑っています。
フランスは早くから原子力に転換してますが、英国は石油メジャーの故郷ですから、そうした政策は取れない。
そこで、地球温暖化詐欺により世論を動かそうとした。

その後、この詐欺は科学者に多大な研究費を投入することで世界的にエスカレートした。

それで、日本はどうなのか?
あの頃の経済産業省審議会に名前を連ねている学者は、気象学の専門ではなく、物理学者でもなく、この分野で専門的な論文を書いたわけでもない。
だから何も分からず欧州の研究を信じた。
「全ては欧米の丸写しじゃないか」と現場では呆れてました。

ただし、日本は原子力への転換よりも省エネをやった。
この結果、長足に省エネは進んだのは事実。

ただし、自動車については、置き忘れたものがある。
セリカやシルビアやサバンナを・・・



  1. 2010-12-13 11:15
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  3. yuyuu #79D/WHSg
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To yuyuuさん
>サッチャーが、石油危機の経験になかで「これ以上、アラブに主導権をとられたらたまらん」と感じ、CO2地球温暖化説の研究に多額の補助金を出した。これが全ての始まりと地球温暖化詐欺という英国のテレビ番組のなかで、当時の政府関係者が証言していますが、もとは、石油依存度を下げるということでしょう。
>その時、考えたのは原子力への転換だったと思います。
>省エネと言う発想はなかったのでは?と疑っています。
>フランスは早くから原子力に転換してますが、英国は石油メジャーの故郷ですから、そうした政策は取れない。
>そこで、地球温暖化詐欺により世論を動かそうとした。
>その後、この詐欺は科学者に多大な研究費を投入することで世界的にエスカレートした。

確かに此処でしょうね、アブラをアラブに依存からの脱却。
アラビアのロレンス以来、アラブを知り尽くした英国ならではの発想です。

>それで、日本はどうなのか?
>あの頃の経済産業省審議会に名前を連ねている学者は、気象学の専門ではなく、物理学者でもなく、この分野で専門的な論文を書いたわけでもない。
>だから何も分からず欧州の研究を信じた。
>「全ては欧米の丸写しじゃないか」と現場では呆れてました。
>ただし、日本は原子力への転換よりも省エネをやった。
>この結果、長足に省エネは進んだのは事実。

京都議定書が権威があるのは日本が必死に省エネに取り組んでいるから、
これが特に発展途上国(中国韓国を除く)に好印象を与えています。
タイにいたときでもつくづくこれを感じました。

>ただし、自動車については、置き忘れたものがある。
>セリカやシルビアやサバンナを・・・

まあ遊びも必要だという事で・・・
実用一点張りではなく、たまにはピンクのキティちゃん車にも乗らなくては。
  1. 2010-12-13 14:06
  2. URL
  3. 短足おじさん #79D/WHSg
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 欧州の原発マフィアたちがこの温暖化詐欺の背後にいるとは、何度も聞いたことがあります。温暖化が事実に反してるとしても、オイルピークは相当な蓋然性がある話で、省エネは必要な話であることは確かでしょう。

 しかし原子力がCO2を出さないなんてそんなことがるんだろうか。原発はランニングコストこそは安いんでしょうが(正直怪しいと思いますが)イニシャルコストとトータルコストはどうしようもないはずです。原発の廃炉費用、廃棄物の処理費用できちんとした数字を見たことがありません。この費用はおそらくエネルギーの消費とほぼ見合うはずです。そこまで計算してるんだろうか、というより計算ができるんでしょうか。

 小生原子力発電の安全性については、現在の軽水炉ではなくヘリウム利用の高温ガス炉ならば相当に確保できると見てます。あとはこれを津波の被害を受けにくい海上につくるなどすればほぼ大丈夫だと思います。

 しかし、コストだけはどうみても出ません。おそらくトータルでは膨大な赤でしょう。
 ですから、COPなどという馬鹿騒ぎが決裂して本当によかったと思います。

これで時間が稼げます。原発に頼らぬエネルギー政策を考えねばなりません。


  1. 2010-12-14 11:46
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  3. kazk #79D/WHSg
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To kazkさん
> 欧州の原発マフィアたちがこの温暖化詐欺の背後にいるとは、何度も聞いたことがあります。温暖化が事実に反してるとしても、オイルピークは相当な蓋然性がある話で、省エネは必要な話であることは確かでしょう。

その通りですね。京都議定書が決まった当時イギリスは北海油田でウハウハ状態。所が2000年から産出量が激減し、今では10年前の三分の一以下のはず。
だからイギリスは省エネと原発に必死です。

> しかし原子力がCO2を出さないなんてそんなことがるんだろうか。原発はランニングコストこそは安いんでしょうが(正直怪しいと思いますが)イニシャルコストとトータルコストはどうしようもないはずです。原発の廃炉費用、廃棄物の処理費用できちんとした数字を見たことがありません。この費用はおそらくエネルギーの消費とほぼ見合うはずです。そこまで計算してるんだろうか、というより計算ができるんでしょうか。
>
> 小生原子力発電の安全性については、現在の軽水炉ではなくヘリウム利用の高温ガス炉ならば相当に確保できると見てます。あとはこれを津波の被害を受けにくい海上につくるなどすればほぼ大丈夫だと思います。

なるほどねえ、そんな手もあったのですね。

> しかし、コストだけはどうみても出ません。おそらくトータルでは膨大な赤でしょう。
> ですから、COPなどという馬鹿騒ぎが決裂して本当によかったと思います。
>
>これで時間が稼げます。原発に頼らぬエネルギー政策を考えねばなりません。

同感です。
しかし原発ではなく、石油でもないエネルギーと言うと何があるか。
一時風力発電がもてはやされました、でもこれも問題が多すぎるようです。
此処からが日本の技術力の見せ所かもしれません。
  1. 2010-12-14 18:16
  2. URL
  3. 短足おじさん #79D/WHSg
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 まず、前提として、液体燃料が存在しなくなれば現代文明は崩壊し、エネルギー資源としての石油でなく、石油化学工業の原料としての石油がなければ現代文明は著しく窮するでありましょう。
 つまり、当分の間、炭化水素系の燃料に頼る他はないということです。まずは天然ガスへの切り替え、メタンハイドレードの利用、GTL、CTLの利用、サンドオイル、オイルシュールの利用という所を地道に行くしかないでありましょう。
 
 根岸先生のお説ではありませんが、やるべきことは自然が示してくれてることを実行するだけです。自然は人間のような化学物質の利用は行いません。また、放射能に関わることは、体内に入った放射性物質を早期に排除するということのみで極力避けています。これはまともな利用が相当に困難なのだ、ということを示しています。
 では何か。即ち光合成の工業的実用化です。これが究極の目標だと思ってます。
 また、昨今の研究では、常温核融合に関する新たな知見がいくつか出始めてます。水素燃料の利用という目標を掲げた結果(小生水素燃料自体は余り可能性がないと思ってますが)、この方面での研究が進化してることは事実です。
 突飛な話では、金属燃料などという話もあります。マグネシウムやアルミニウムを燃料にしてしまえという研究ですが案外実用化は近いかも知れないということです。

 これらは物にしたいが物になるかならぬか分からぬものです。ですから、こういう事をやってる連中に、国家は賭けて予算をかけすしかないのです。

 小生、以前10年20兆という言い方をしましたがその一部をこう言うことに振り向けなければならないのです。これこそが未来への投資でありましょう。






  1. 2010-12-14 18:50
  2. URL
  3. kazk #79D/WHSg
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To kazkさん
> まず、前提として、液体燃料が存在しなくなれば現代文明は崩壊し、エネルギー資源としての石油でなく、石油化学工業の原料としての石油がなければ現代文明は著しく窮するでありましょう。
> つまり、当分の間、炭化水素系の燃料に頼る他はないということです。まずは天然ガスへの切り替え、メタンハイドレードの利用、GTL、CTLの利用、サンドオイル、オイルシュールの利用という所を地道に行くしかないでありましょう。

当面はこれしかないでしょう。メタンハイドレードは有望ですがどうも二次災害がありそうで・・・
 
> では何か。即ち光合成の工業的実用化です。これが究極の目標だと思ってます。
> また、昨今の研究では、常温核融合に関する新たな知見がいくつか出始めてます。水素燃料の利用という目標を掲げた結果(小生水素燃料自体は余り可能性がないと思ってますが)、この方面での研究が進化してることは事実です。

実は私は高校生時代に当時核融合を研究していた名古屋大学に見学に行った事が有ります。(考えてみると今から50年程前・・・歳が分かる!・・)
核融合は50年以上研究してもモノにならないのです。
根本的な難しさが有ると考えるのが正しいでしょう。

> 小生、以前10年20兆という言い方をしましたがその一部をこう言うことに振り向けなければならないのです。これこそが未来への投資でありましょう。

投資、いい言葉です。
私はタイで仕事をしているとき痛感しました。
投資とは・・・ カネを投げ捨てる事。
その中から良さそうな芽を拾って育てる、これが投資です。
だから失敗はある、絶対失敗しないのは投資では有りません。
だからこそ危険を承知でやってみる。成功すれば儲かる。
失敗したら・・・
もう一度泥まみれで立ち上がるのです。
  1. 2010-12-14 20:44
  2. URL
  3. 短足おじさん #79D/WHSg
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