2009-02-18 17:28

日産マーチ生産を海外へ移行の波紋<続編2>

新型日産マーチの生産をタイに移行する計画は、以前から慎重に進めてきたものであることを続編1で書いた。

ではそこでまず問題となるのは何か?

 

誰でも考える国内工場の問題について日産

現行モデルを生産する追浜工場では新しい車を生産し、仕事量を確保する、としている。

それはそうだろう、

 

部品メーカーの仕事量についてはコメントは無い、

しかしほとんどの部品はタイで現地調達されると思われる、

(メーカーは大部分が日系部品メーカー)

だから当然日本の仕事は減る、これも当然だろう。

部品メーカーは従来型の製品から新しい製品への脱皮が必要だが、

これについては別の機会に述べてみたい。

 

 

しかしそんなことよりもっと身近な問題がある。

それは車の品質などの情報がユーザー・販売店から生産ラインや部品メーカーまで迅速に届くかと言うことだ。

 

従来の車の海外生産では国内にマザー工場があり、そこで品質などいろんな技術情報や改良項目を管理している。

特に市場での問題点やユーザーからの苦情などは、

その迅速な対応が日本メーカーの良い点のひとつである。

 

国内にマザー工場があれば、そこで情報を受け止め改善、

それを海外の工場へ展開することが出来る。

 また海外工場の製造工程で何か不具合があれば

マザー工場の工程と比べ何が問題か解析できる。

 

この様なマザー工場の役割がこれからはタイの工場がになうことになる。

日産のタイ工場”サイアム日産”の実力が試されるときだ。

しかしこの様なマザー工場だが他のメーカーはどうか?

実はホンダは昨年9月から販売開始した新型シティで、

タイホンダにこのマザー工場の役割を与えている。

シティはホンダフィットベースの4ドアセダンで海外専用車)

 

この様に従来日本がやってきたことが順次海外に移転するとき、

そこの働く人はどう変わるのか?

次回はそれを考えて見たい。

<続く>

 

 

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