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2020-04-03 15:21

オオイヌノフグリ


 オオイヌノフグリと言う名前の野草がある。
春先に薄い青色の花を咲かせる可憐な花なのだが、何せ名前がとんでもない名前をもらっている。

この花について、越後の国の季節の便りを写真でアップしてくださる無才さんが記事にしている。
「オオイヌノフグリ」
http://musai00h.blog.fc2.com/blog-entry-2645.html

一寸そのブログから写真を1枚拝借
2020-4-3オオイヌノフグリby無才さん

綺麗な花ですね。
オオイヌノフグリの名前の由来などは無才さんの上掲エントリー参照ください。


さてこんなかわいそうな名前の花だが、それを不憫に思ったか、読売新聞の4月3日朝刊一面のコラム欄(編集手帳)が取り上げている。

2020-4-3読売新聞4月3日朝刊一面

4月3日 編集手帳
2020/04/03 05:00
 東京では先日の雪が桜を散らすどころか、葉が出るのを遅らせ長持ちさせているらしい。多くの名所で近づいて仰ぎ見ることが制限される寂しい春だが、かがんで足元を見れば可憐かれんな花が咲いている◆小さな青い4弁の花が白っぽい芯をかこむ…と書けば植物好きの方はお分かりだろう。英名はキャッツ・アイ。くるくるした愛らしい猫の瞳を思い浮かべるけれど、いささか気の毒な日本名のせいで文学作品などに見ることは少ない◆高浜虚子にかろうじて一句がある。<いぬふぐり星のまたたく如(ごと)くなり>。オオイヌノフグリである◆英名と虚子の作を合わせてだろうか。かつては植物学者の間で「星の瞳」に名を変えてはどうかと議論になったこともあると聞く。小欄の自宅近くにある小学校では、フェンス越しにだが、校庭のあちらこちらに咲いているのが見て取れた。鉄棒やジャングルジムのそばにも。“長い春休み”が訪れ、ズックに踏まれることがないからかもしれない◆全国の主な都市で再開する小中学校は、約半数にとどまるという。小さな青い花がひそやかに咲き乱れる景色は、美しくもさみしい。


この花はどう見ても「星の瞳」の方がよく似合う名前だと思いますが、どうでしょうか。
虚子の句もこの花の美しさをよく表しています。

学校でこの花の名前を教えるのに、「ふぐりってなあに」と聞かれると困りますよね。


でも「ふぐり」「ふぐり」と言ってもバカにしてはいけません。
ふぐり丸出しで天皇陛下をお迎えしたことだってあるのです。信楽焼の狸です。
昭和26年11月15日、昭和天皇が信楽行幸のおり、信楽焼の狸が沿道でお出迎えされたとの事。(これで信楽焼の狸が有名になったらしい)

これがその時の写真
2020-4-3昭和亜天皇を迎える信楽焼の狸昭和26年11月15日
https://artsandculture.google.com/asset/h%C5%8Dgei-no-tanuki-tenn%C5%8D-heika-gek%C5%8D-kinen/RwHJLOSsOYWxjw?hl=ja

その時の御製が「をさなどき あつめしからになつかしも しがらきやきの たぬきをみれば」

最近もNHKのブラタモリでやっていましたね。この時の天皇陛下をお出迎えした信楽焼の狸。
これでいっぺんに有名になったのだとか。
  1. 社会一般
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  3. CM(10)

コメント

狸の千畳敷との言葉もありますね(笑)
無才さんとこ見せて頂きました。結構可愛そうな名前つけられてる植物もいるんですね

以下はどれも良いですよね(^^)v

小川未明の
名も知らない草に咲く、一茎の花は、無条件に美しいものである。日の光りに照らされて、鮮紅に、心臓のごとく戦おののくのを見ても、また微風に吹かれて、羞はじらうごとく揺らぐのを見ても、かぎりない、美しさがその中に見出されるであろう。

相田みつお
名もない草も
実をつける
いのちいっぱいに
自分の花を
咲かせて

昭和天皇が雑草をご覧になって側の侍従に名を尋ねられました。
「名もなき雑草でございます」との答えを聞かれて、
「この世に名も無き草はないのだよ」とお答えになったとか~
ーーー
話は変わりますが、テレワークが話題です
おじさんもタイでの勤務当時は日本本社とのTV会議等も実施されてたんでしょう
あれは事前に資料送付や顔色をうかがう事が出来ない(以心伝心や暗黙の了解は不可)
ハッキリと発言しないと伝わらないとか色々とありますね
(身内で話するときマイクを切るとかもww)
急にやれと言われても対応出来ない人もいるでしょうね
でも変わっていくのかも
  1. 2020-04-03 15:56
  2. URL
  3. are #-
  4. 編集

オオイヌノフグリ

オオイヌノフグリ、都内ですが、昨日、近所の路地を歩いていたら、アスファルトの間の小さな地面に咲いていました。本当にきれいな花だと思います。カタバミの黄色とともに、大好きな春の花です。
  1. 2020-04-03 16:17
  2. URL
  3. Kamosuke #-
  4. 編集

To:are さん

> 狸の千畳敷との言葉もありますね(笑)
> 無才さんとこ見せて頂きました。結構可愛そうな名前つけられてる植物もいるんですね
>
> 以下はどれも良いですよね(^^)v
>
> 小川未明の
> 名も知らない草に咲く、一茎の花は、無条件に美しいものである。日の光りに照らされて、鮮紅に、心臓のごとく戦おののくのを見ても、また微風に吹かれて、羞はじらうごとく揺らぐのを見ても、かぎりない、美しさがその中に見出されるであろう。
>
> 相田みつお
> 名もない草も
> 実をつける
> いのちいっぱいに
> 自分の花を
> 咲かせて
>
> 昭和天皇が雑草をご覧になって側の侍従に名を尋ねられました。
> 「名もなき雑草でございます」との答えを聞かれて、
> 「この世に名も無き草はないのだよ」とお答えになったとか~
> ーーー
> 話は変わりますが、テレワークが話題です
> おじさんもタイでの勤務当時は日本本社とのTV会議等も実施されてたんでしょう
> あれは事前に資料送付や顔色をうかがう事が出来ない(以心伝心や暗黙の了解は不可)
> ハッキリと発言しないと伝わらないとか色々とありますね
> (身内で話するときマイクを切るとかもww)
> 急にやれと言われても対応出来ない人もいるでしょうね
> でも変わっていくのかも



昭和天皇の「この世に名も無き草はない」との話は入江侍従長の「宮中侍従物語」に出てくるようですね。いい言葉です。

それからテレビ会議の話ですが、私が行っていた頃は丁度そんなものが普及し始めた時期。
何せ当初は携帯電話もつながらないことが有ったり、インターネットの回線が遅すぎて画像などまともに送れない時代から始まりましたから。今思うと夢のようなのどかな時代でした。
それがあれよあれよという間にテレビ会議ができるんですから。

テレビ会議は会議室の中にはテレビに映る所と映らない所が有ります。其処さえしっかり把握しておけば内緒話でも何でもできます。但し音声は何処にでも伝わるので、内緒話には筆談が不可欠でした。

それからテレビ会議は事前準備と下打ち合わせが必須です。それを手を抜くことはできますが、うまくいかないことが多いですね。最低でも資料だけは事前に送っていましたね。そんなとき便利だったのが会社のインターネット回線とは別に個人用の全く別の回線を持っていた事でした。(会社のサーバーを通さないという意味です)
でも最近の事情には疎いので、今はもっと変わっているでしょうね。
  1. 2020-04-04 07:39
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

Re: オオイヌノフグリ

> オオイヌノフグリ、都内ですが、昨日、近所の路地を歩いていたら、アスファルトの間の小さな地面に咲いていました。本当にきれいな花だと思います。カタバミの黄色とともに、大好きな春の花です。



おおっ、そんな所にも咲いていましたか。
かわいそうな名前の花ですが、可憐でいい花です。
やっと春が来ましたが、世界には地獄の風が吹いている。
頑張って生き抜いていきたいところです。
  1. 2020-04-04 07:43
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

 この花は小さな実がなるのですが、その形がふぐりに似ている所からきたようです。
 この花は可憐だけれど、なかなかしぶとくたくまし雑草で、どこにでも生えます。

 だからこういうユーモラスでふてぶてしい名前も、結構似合いだと思ってきたんですけどね。

 牧田富太郎博士の命名だそうです。

 江戸時代には瑠璃唐草と言う別名もあったそうです。
 これも美しいですね。
  1. 2020-04-04 09:52
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

To:よもぎねこ さん

>  この花は小さな実がなるのですが、その形がふぐりに似ている所からきたようです。
>  この花は可憐だけれど、なかなかしぶとくたくまし雑草で、どこにでも生えます。
>
>  だからこういうユーモラスでふてぶてしい名前も、結構似合いだと思ってきたんですけどね。
>
>  牧田富太郎博士の命名だそうです。
>
>  江戸時代には瑠璃唐草と言う別名もあったそうです。
>  これも美しいですね。



なるほどそうでしたか。
この花の名前を変えようという話が有っても進まなかった。
牧野富太郎博士の付けた名前では簡単に変える訳にはいきませんね。
  1. 2020-04-04 21:32
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

ツクヅク重いのは日本は厳しく変化の激しい自然ですが、同時に自然に恵まれた美しい国だということです。
この自然と国民性には万葉集の時代、いや、縄文時代から関係があるんでしょうねえ。
  1. 2020-04-04 23:15
  2. URL
  3. NINJA300 #/xzFVZWc
  4. 編集

To:NINJA300 さん

> ツクヅク重いのは日本は厳しく変化の激しい自然ですが、同時に自然に恵まれた美しい国だということです。
> この自然と国民性には万葉集の時代、いや、縄文時代から関係があるんでしょうねえ。



全く同感です。
日本人はこの厳しい自然で人間性を鍛えられたと思っています。
その一番の要員は縄文時代1万年以上の歴史に有る。これで間違いないと思っています。
  1. 2020-04-05 09:41
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

フグリと、狸、、、何か此れを投稿せよと誘われ気が

たんたん狸の ○○○○は~♪
風に揺られて ぶ~らぶら ♪

をつい、思い浮かべてしまいました。(笑

検索してみると、全国各地に、此の派生替え歌が有るそうですね。

驚くのは、原曲が「聖歌687番」だというので、またビックリ!!

ともあれ、こういう、バカ言って笑って過ごせる、平凡な日常が早く戻りますように。
  1. 2020-04-05 12:34
  2. URL
  3. 中道ウハウハw #zTZgd8x.
  4. 編集

To:中道ウハウハw さん

> フグリと、狸、、、何か此れを投稿せよと誘われ気が
>
> たんたん狸の ○○○○は~♪
> 風に揺られて ぶ~らぶら ♪
>
> をつい、思い浮かべてしまいました。(笑
>
> 検索してみると、全国各地に、此の派生替え歌が有るそうですね。
>
> 驚くのは、原曲が「聖歌687番」だというので、またビックリ!!
>
> ともあれ、こういう、バカ言って笑って過ごせる、平凡な日常が早く戻りますように。



本当にそうですね。
昭和天皇も信楽で「たんたんたぬきの・・・」を見て平和を実感したと思います。

早くウイルス騒動が収まり、平和な時代が戻ってきて欲しいです。
  1. 2020-04-06 08:52
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  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

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