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2020-01-07 17:27

北海道・北東北の縄文遺跡群を世界遺産に推薦


 北海道・北東北の縄文遺跡群を世界遺産に推薦することが決定したと報道されている。

これはその遺跡群最大の遺跡、三内丸山遺跡。

2019-5-6青森7

2019-5-7青森8

あと何年か後には日本文明はハンチントンが言うように世界で唯一の「一国一文明」、そのルーツは縄文時代である。そして縄文文明は持続可能な社会を1万年も続けてきた。だからこれからは世界の在り方のお手本の一つだ。そう言われる時代が来ると思っています。


しかしそこまでの道筋は単純ではありません。特に日本の考古学は、偉い先生が自分の信念だけで「これはこうだ」と言ってしまうと、何年もその嘘に引きずられる傾向が強いです。
こんな事の大改革が始まらざるを得ないでしょう。


何はともあれ、その報道から。

<以下日経より引用>
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53538080Z11C19A2CE0000/

縄文遺跡群の推薦決定 21年、世界文化遺産に挑戦
2019/12/19 11:18 (2019/12/19 11:24更新)

政府は19日、世界遺産条約の関係省庁連絡会議を開いた。2021年の世界文化遺産登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」(北海道、青森、岩手、秋田)を国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦することを決めた。20日にも閣議了解し、来年2月1日までに推薦書を提出。ユネスコ諮問機関による現地調査を経て、21年夏に登録が審査される見通しだ。

国内の世界文化遺産は富士山(山梨、静岡)など19件。縄文遺跡群の登録が実現すれば20件目となる。

遺跡群は、縄文時代を代表する大規模集落跡「三内丸山(さんないまるやま)遺跡」(青森市)や、大小の石を同心円状に配した「大湯環状列石(おおゆかんじょうれっせき)」(秋田県鹿角市)など17遺跡で構成。農耕以前の生活や精神文化を示す物証とされる。

07年に4道県が世界遺産登録を文化庁に提案し、文化審議会が18年7月に国内候補に選んだ。しかし政府は自然遺産候補「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島、沖縄)の推薦を優先したため、今年7月に改めて国内候補に選ばれていた。

4道県は、遺産価値を海外にも分かりやすくアピールするため遺産名の変更を議論。推薦書提出に間に合うよう、年内にも結論を出す方針だ。

世界遺産の登録総数は1121件に上り、登録審査は年に1国1件と制限されている。来年夏に中国・福州市で開くユネスコ世界遺産委員会では、日本が推薦した「奄美・沖縄」の登録審査が予定されている。
<引用終り>


北海道・北東北の縄文遺跡群はこんなもの

2020-1-7北海道・北東北の縄文遺跡群

それから、縄文時代の凄い所は、2015年にNHKで放映されている。

NHKスペシャルアジア巨大遺跡・第4集・縄文奇跡の大集落~1万年-持続の秘密~」
https://www.dailymotion.com/video/x5jc339


この番組の中でカリフォルニア大学のシャレド・ダイヤモンドはこんな事を言っている。

2020-1-7縄文文明シャレドダイヤモンド

どんな事を言っているか。

「縄文人は1万年以上に渡って崩壊することのない持続可能な社会を築き上げました。
これは偉業です。」

「狩猟採集民は愚かで原始的な生活を送っていると考えるのが、欧米では一般的です。
しかし通常、農耕民族がおこなう集落の発展を狩猟採集民が成し遂げたのです。
その意味で縄文人は世界で最も豊かな狩猟採集民といえます。」

「狩猟採集民が多くの人口を養う持続可能な社会を作り出していたのです。
これこそが縄文の独自性です。」

そして番組の最後には

「現代において、私たちは自然の資源を縄文人のように持続的に扱っていません。
その結果、破綻が秒読みの段階にきています。
縄文の知恵から、私たちは何を学ぶべきなのか・・・
それは、自然を持続的に活用することです。
私たちの子や孫だけでなく、次の1万年を生きる人々のためにも学ばなければなりません。」

こんな事なのだが、事はそう簡単ではない。
何よりも、一度教科書から縄文時代が消えたことが有るのだ。だから今の若い人たちは、縄文時代と言ってもピンとこない人がかなりいると思う。

そんな遠い過去の話ではない。平成10年(1998)の学習指導要領改訂によって、一度旧石器時代と縄文時代(新石器時代)は教科書から消えてしまった。平成20年(2008)に、ようやく復活したが、それでも教科書の記述はわずかしかない。

冒頭紹介した三内丸山遺跡は、1992年に発掘調査開始、1994年には巨大な6本柱の建物遺構が発見され、保存が決定。更に2000年には国の特別史跡に決定している。そんな中で1998年には教科書から縄文時代が消えた。

日本は未開の縄文人を大陸から先進的弥生文化がやってきて征服し、それが今日に至っている。こんな思想の持ち主が要所に巣食っている。特に文科省(例えばスケベ人間某前川)にそんな奴らがいるようだ。

だが弥生文化が縄文文化を征服したという議論は、最近そんな事を言う人はいない。一番わかりやすいのは「日本語のルーツ」探しの結果だと思う。日本語は他に似た言語は無く、全くの孤立語と言われている。もし日本が大陸からの人たちに征服されたのなら、大陸に日本語によく似た言葉がある筈だが、長年の研究はその全てを否定している。

こんな事が今回の世界遺産推薦で色々出てくると思う。
大いなる議論を期待したい。

この話はいろんな切り口で、私の思う所を書いてみたいと思います。

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コメント

日本語という言語について

>日本語は他に似た言語は無く、全くの孤立語と言われている。もし日本が大陸からの人たちに征服されたのなら、大陸に日本語によく似た言葉がある筈だが、長年の研究はその全てを否定している。

日本語については、意外と知られていない重要な事実があります。それは 「沖縄の言語も、本土の言語と同じルーツを持つ『日本語の方言』である。」 という事実です。言語学や国語学の世界では、昔から知られている常識なんですが、歴史や考古学の世界では、この事実を無視した議論がされていたこともありました。

また、少し前までは 「日本語のルーツは韓国語だった」 みたいな本が出版されたり、NHKが 「カタカナの起源は朝鮮半島にあることがわかった」 などとニュースで流したりしていましたが、これらは全て、学術的裏付けのないトンデモ説です。なぜ、そう言えるかというと、沖縄の言語と本土の言語は 「基礎語彙」 が完全に一致しますが、日本語と朝鮮語では 「基礎語彙」 が全く異なるからです。

「基礎語彙」 とは 「その言語の根幹部分をなす語の集まりを指す。使用頻度が高く、日常生活に必要不可欠で、子供でも知っており、他の言語にもそれに相当する語があり、長い歴史を通じて変化しにくいなどの条件を充たす語の集まりである。一般に『目』『手』『足』などの身体語、『父』『母』『娘』などの親族語、食べ物、動物、気象などに関する身近な名詞、ごく基本的な動詞や形容詞、数詞などが基礎語彙として扱われる。」 です。

語彙 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%e8%aa%9e%e5%bd%99

ちなみに、アイヌ語は日本語とは 「基礎語彙」 が異なる別系統の言語ですが、このエントリにもあるように、道南には、かなり昔から大和民族が住んでいたことが、わかってきています。

ところで、「探偵ナイトスクープ」 というテレビ番組をご存知ですか? 視聴者からいろいろな疑問や質問を受け付けて、それについて番組で調査するというバラエティの長寿番組です。(保守派論客の百田尚樹さんは、この番組の放送作家でした。)

この番組が始まったばかりの1990年代に 「人を罵る時に『バカ』と言う地域と『アホ』と言う地域があるけど、その境界線はどこ?」 という質問が来て、番組で調べたことがあります。(まだインターネットが普及する前のことで、調査には、ものすごく手間と時間がかかったようです。)

その結果、「関東では『バカ』、関西では『アホ』、東海地方では『たわけ』と言う人が多い」 など、おもしろい事実をいろいろ突き止めたのですが、中でも 「沖縄の『フリムン』という言葉は、本土では上代に使われていた(奈良時代あたりに廃れてしまった)『惚れ者』という言葉から来ている」 という事を突き止め、大反響になって、本も出版されました。(私は番組をリアルタイムでは見ていないのですが、本は持っています。)

全国アホ・バカ分布考 ― はるかなる言葉の旅路 (新潮文庫) | 1996/11/29 | 松本 修 | Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/4101441219

番組をリアルタイムで見ていた人が書いたと思われるブログやウィキペディアの記事もありましたので、ご参考までに。

『探偵ナイトスクープ』のアホバカ分布図 プロローグ編 - 昭和考古学とブログエッセイの旅
https://parupuntenobu.hatenablog.jp/entry/%e6%8e%a2%e5%81%b5%e3%83%8a%e3%82%a4%e3%83%88%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%bc%e3%83%97%e3%81%a8%e3%82%a2%e3%83%9b%e3%83%90%e3%82%ab%e5%88%86%e5%b8%83%e5%9b%b3

『探偵ナイトスクープ』のアホバカ分布図 各地方の「アホバカ」表現編 - 昭和考古学とブログエッセイの旅
https://parupuntenobu.hatenablog.jp/entry/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e3%82%a2%e3%83%9b%e3%83%90%e3%82%ab%e5%88%86%e5%b8%83

718夜『全国アホバカ分布考』松本修 | 松岡正剛の千夜千冊
https://1000ya.isis.ne.jp/0718.html

アホ・バカ分布図 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%e3%82%a2%e3%83%9b%e3%83%bb%e3%83%90%e3%82%ab%e5%88%86%e5%b8%83%e5%9b%b3

もちろん、沖縄の言語が日本語の一方言であるという事実は、このバラエティ番組で取り上げられる前から、学術的な調査によってわかっていました。いずれにせよ、日本人は太古の昔から、舟に乗って、北は北海道から南は沖縄まで、日本列島を移動していたわけですね。
  1. 2020-01-10 00:16
  2. URL
  3. かんぱち #vF6NeGQU
  4. 編集

Rogue Monk
@Rogue_Monk
トヨタ 静岡県に「実証都市」建設へ 自動運転やAI技術開発に | NHKニュース
出すもん出さんとイノベーションなんてありえん、という好例

トヨタ 静岡県に「実証都市」建設へ 自動運転やAI技術開発に
2020年1月7日 19時01分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200107/k10012237321000.html

https://twitter.com/Rogue_Monk/status/1214479996548337666

※私も日本文明の底力を信じたいです。
  1. 2020-01-10 22:50
  2. URL
  3. taigen #-
  4. 編集

Re: 日本語という言語について

> >日本語は他に似た言語は無く、全くの孤立語と言われている。もし日本が大陸からの人たちに征服されたのなら、大陸に日本語によく似た言葉がある筈だが、長年の研究はその全てを否定している。
>
> 日本語については、意外と知られていない重要な事実があります。それは 「沖縄の言語も、本土の言語と同じルーツを持つ『日本語の方言』である。」 という事実です。言語学や国語学の世界では、昔から知られている常識なんですが、歴史や考古学の世界では、この事実を無視した議論がされていたこともありました。
>
> また、少し前までは 「日本語のルーツは韓国語だった」 みたいな本が出版されたり、NHKが 「カタカナの起源は朝鮮半島にあることがわかった」 などとニュースで流したりしていましたが、これらは全て、学術的裏付けのないトンデモ説です。なぜ、そう言えるかというと、沖縄の言語と本土の言語は 「基礎語彙」 が完全に一致しますが、日本語と朝鮮語では 「基礎語彙」 が全く異なるからです。
>
> 「基礎語彙」 とは 「その言語の根幹部分をなす語の集まりを指す。使用頻度が高く、日常生活に必要不可欠で、子供でも知っており、他の言語にもそれに相当する語があり、長い歴史を通じて変化しにくいなどの条件を充たす語の集まりである。一般に『目』『手』『足』などの身体語、『父』『母』『娘』などの親族語、食べ物、動物、気象などに関する身近な名詞、ごく基本的な動詞や形容詞、数詞などが基礎語彙として扱われる。」 です。
>
> 語彙 - Wikipedia
> https://ja.wikipedia.org/wiki/%e8%aa%9e%e5%bd%99
>
> ちなみに、アイヌ語は日本語とは 「基礎語彙」 が異なる別系統の言語ですが、このエントリにもあるように、道南には、かなり昔から大和民族が住んでいたことが、わかってきています。
>
> ところで、「探偵ナイトスクープ」 というテレビ番組をご存知ですか? 視聴者からいろいろな疑問や質問を受け付けて、それについて番組で調査するというバラエティの長寿番組です。(保守派論客の百田尚樹さんは、この番組の放送作家でした。)
>
> この番組が始まったばかりの1990年代に 「人を罵る時に『バカ』と言う地域と『アホ』と言う地域があるけど、その境界線はどこ?」 という質問が来て、番組で調べたことがあります。(まだインターネットが普及する前のことで、調査には、ものすごく手間と時間がかかったようです。)
>
> その結果、「関東では『バカ』、関西では『アホ』、東海地方では『たわけ』と言う人が多い」 など、おもしろい事実をいろいろ突き止めたのですが、中でも 「沖縄の『フリムン』という言葉は、本土では上代に使われていた(奈良時代あたりに廃れてしまった)『惚れ者』という言葉から来ている」 という事を突き止め、大反響になって、本も出版されました。(私は番組をリアルタイムでは見ていないのですが、本は持っています。)
>
> 全国アホ・バカ分布考 ― はるかなる言葉の旅路 (新潮文庫) | 1996/11/29 | 松本 修 | Amazon
> https://www.amazon.co.jp/dp/4101441219
>
> 番組をリアルタイムで見ていた人が書いたと思われるブログやウィキペディアの記事もありましたので、ご参考までに。
>
> 『探偵ナイトスクープ』のアホバカ分布図 プロローグ編 - 昭和考古学とブログエッセイの旅
> https://parupuntenobu.hatenablog.jp/entry/%e6%8e%a2%e5%81%b5%e3%83%8a%e3%82%a4%e3%83%88%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%bc%e3%83%97%e3%81%a8%e3%82%a2%e3%83%9b%e3%83%90%e3%82%ab%e5%88%86%e5%b8%83%e5%9b%b3
>
> 『探偵ナイトスクープ』のアホバカ分布図 各地方の「アホバカ」表現編 - 昭和考古学とブログエッセイの旅
> https://parupuntenobu.hatenablog.jp/entry/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e3%82%a2%e3%83%9b%e3%83%90%e3%82%ab%e5%88%86%e5%b8%83
>
> 718夜『全国アホバカ分布考』松本修 | 松岡正剛の千夜千冊
> https://1000ya.isis.ne.jp/0718.html
>
> アホ・バカ分布図 - Wikipedia
> https://ja.wikipedia.org/wiki/%e3%82%a2%e3%83%9b%e3%83%bb%e3%83%90%e3%82%ab%e5%88%86%e5%b8%83%e5%9b%b3
>
> もちろん、沖縄の言語が日本語の一方言であるという事実は、このバラエティ番組で取り上げられる前から、学術的な調査によってわかっていました。いずれにせよ、日本人は太古の昔から、舟に乗って、北は北海道から南は沖縄まで、日本列島を移動していたわけですね。



面白い情報有難う御座います。
最初に日本語が孤立語と言う話ですが、私はこの話に日本の学者様のやっていることに大いに疑問を持っています。
明治以来の日本の学者様は文化はどこかやって来るもの。日本独自で発展させたものではない。こんな前提で研究を進めてきました。未だにそのしっぽを引きずっています。
孤立語云々には、どうしてもそれを輸入した大本が見つからない、そこで思考停止してしまっています。
でも考えてみれば、人類の祖先はアフリカのたった一人の女性(イブ)から20万年と言っているんですから、いかなる孤立語と言えども、どこかの段階で共通の祖先にたどり着くわけです。
現在の言語学では基礎語彙で関連を調べています。これは西欧文明の中の人間には都合がいい。理由は印欧語族で文明人を一括りに出来るからです。

こう見ていくと、世界は白人が支配している。この価値観に逆らうのはシナと日本。シナはデッカイ大陸でしかも西欧人に刃向かわない、従順なしもべだから許す。日本は西欧人に刃向かうからケシカラン。この図式で日露戦争からWW2、そして戦後体制が出来上がってきました。
そのシナが習近平で初めて衣の下の鎧を隠さなくなった。従順なしもべが突如世界の支配者の地位を狙う挑戦者になった。
今はこんな風だと理解しています。
この話は長くなるので、別エントリーで纏めたいと思います。(少し時間がかかりますが)

それからバカアホ分布の件、面白い話ですね。
実は私は愛知県在住で、バカアホ分布の境界線に近い。ですから、バカ圏の人とアホ圏の人の通訳を色々していました。
私は私を含め4人兄弟ですが、二人はアホ圏、二人はバカ圏に住んでいます。その兄弟の子供たちの間でさえバカアホ問題が起こるんです。難しいですね。

それからバカアホ分布の分岐点は天下分け目の関ケ原ですが、ここを境に東西で別れるのは、例えばカップうどんのどん兵衛、それから正月の餅の切り餅と丸餅の違いなどもここで東西が分かれます。
この件も別エントリーにしようかと思います。
  1. 2020-01-12 09:55
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

To:taigen さん

> Rogue Monk
> @Rogue_Monk
> トヨタ 静岡県に「実証都市」建設へ 自動運転やAI技術開発に | NHKニュース
> 出すもん出さんとイノベーションなんてありえん、という好例
>
> トヨタ 静岡県に「実証都市」建設へ 自動運転やAI技術開発に
> 2020年1月7日 19時01分
> https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200107/k10012237321000.html
>
> https://twitter.com/Rogue_Monk/status/1214479996548337666
>
> ※私も日本文明の底力を信じたいです。



情報有難う御座います。
この件は豊田章夫社長が世界に向かって大見えを切っていますね。
日本文明の底力、私も信じたいと思っています。
  1. 2020-01-12 10:07
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

お久しぶりです。
今年もよろしくおねがいします。

縄文文明ですか。今流行りといえば流行りですがどうなんでしょう。
たしかに1万円以上続いたのは間違いないし狩猟採集文明でありながら持続可能だったというのはすごいところですが人口はわずか26万人程度、それも末期には寒冷化で8万程度まで減らしている状態です農耕の渡来によってようやく滅亡を免れたというべきものであるとも言えます。今に適用できるものじゃあないんだと思うんですがね。九州あたりだと阿蘇や霧島の破局噴火で何度も滅亡してるはずです。おそらくはそれに巻き込まれなかった東北に大遺跡が残ったんだと思います。

これと同時に数千年に渡り農耕を継続してきた知恵というものも見なければいけないと思うんですがね。
ただとにかく虚心坦懐に観察すればもっといろんな知恵があるはずだと思ってます。
  1. 2020-01-13 23:17
  2. URL
  3. kazk #cPv2SIBE
  4. 編集

To:kazk さん

> お久しぶりです。
> 今年もよろしくおねがいします。
>
> 縄文文明ですか。今流行りといえば流行りですがどうなんでしょう。
> たしかに1万円以上続いたのは間違いないし狩猟採集文明でありながら持続可能だったというのはすごいところですが人口はわずか26万人程度、それも末期には寒冷化で8万程度まで減らしている状態です農耕の渡来によってようやく滅亡を免れたというべきものであるとも言えます。今に適用できるものじゃあないんだと思うんですがね。九州あたりだと阿蘇や霧島の破局噴火で何度も滅亡してるはずです。おそらくはそれに巻き込まれなかった東北に大遺跡が残ったんだと思います。
>
> これと同時に数千年に渡り農耕を継続してきた知恵というものも見なければいけないと思うんですがね。
> ただとにかく虚心坦懐に観察すればもっといろんな知恵があるはずだと思ってます。



お久しぶりです。コメント有難う御座います。

縄文時代については、最近注目浴びているのは考古学好きとしては大変うれしい話です。
特に文科省の反日史観に毒されて教科書から消えた縄文が、実はとんでもない文明と言って良い文化を持っていた。これが多くの人の知る所となったことはうれしい限りです。

しかし縄文時代については日本の研究の問題点も浮かび上がってきています。
最大の問題は西欧での考古学の常識をそのまま日本に当てはめてしまった。これでしょう。

それからkazkさんも言及している縄文人口の話ですが、これは私は昔から疑問を持っていました。
特に縄文時代の終りに人口が激減した、それが定説ですが、その証拠が有りません。
実は縄文人口に関しては、唯一の研究は小山修三が1978年に発表した論文だけしかありません。
この時の人口の数字が今も生き続けている訳です。
しかし使用したデータは1960年代のデータの様で、現在の知見とは相当乖離がある。
非常に重要な問題なのですから、他の人が研究してもよさそうですが、だれも手を出さない。

私はこの研究を検証しようと元資料を探しました。唯一の資料と言えるのは、小山修三が1996年に出した著書だけです。この著書をあちこち探しまわって何とか手に入れ(小山修三が知人に献呈した本でした)、いつか反論を出そうかと思っていますが、何せ市井の人間が手を出すには扱う問題が大きすぎる。如何しようかなあという所です。

特に気になるのは、縄文の早期・前期・中期・後期・晩期の発見された遺跡数から人口を推定していることです。
この縄文各期は土器の編年から出てきたもので、各期の期間はそれぞれ違います。
特に晩期は大体870年位と言われていますが、弥生とのラップ期間が長く、実質半分くらい、或いはそれ以下ではないかと見ています。
こんな所をきちんと検証すれば、縄文晩期の人口は定説の倍以上になるかも知れない、こんな風に見ています。
こんな事で縄文晩期の人口激減と言う大きな問題が、検証もないまま定説化されている。日本の考古学会は旧石器捏造と言う大問題を起こしてますが、この体質は今も変わりませんね。
  1. 2020-01-14 15:15
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
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