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2019-07-14 10:40

平成の30年を振り返る


 日本の税収がついに、遂に、つっいに~、バブル期のピークを越えたと報道されている。

国の税収、過去最高=バブル期超え、60.4兆円-18年度
2019年07月02日18時40分

前回、国の税収が60兆円を超えたのは、昔も昔、バブル期の1990年度(60兆1059億円)。それから実に28年もの苦しい時代を経て、今やっと2018年度は1990年度越えの60兆3564億円にたどり着いた。
恐らく一部の心ある人たちは密かに祝杯を挙げていたと思う。余りにも長い閉塞の時代だったからだ。

この間の日本の財政がどうなっていたのか、これは税収、歳出、公債の推移グラフ。

2019-7-8一般会計税収、歳出、公債発行額推移改訂版

この通称ワニの口のグラフ、歳入と歳出が大きく乖離し、ワニがガバっと口を開けているように見える事からそう呼ばれている。

このグラフを見ると分かるのだが、1980年代までは歳入と歳出のグラフはほぼ平行、歳出が伸びれば歳入も伸びる。歳入は約2年遅れで歳出に追いついていた。この状態なら極めて健全と言って良いだろう。しかしバブル景気真っ只中の1990年にピーク(60.1兆円)を打ち、その後、バブル崩壊を受けてワニが口を開けるように歳入と歳出が乖離していく。
更に1998年、金融ビッグバン、消費税増税、アジア通貨危機と重なり、さらにワニが口を開けてきた。このワニの口が一番大きく口を開けたのが、あの悪夢の民主党政権時代。税収が歳出の半分以下、こんな恐ろしい時代が4年も続いたのだった。この為、国の借金である国債の大増発。現在もその借金の後始末が続いている。
勿論当時の民主党連中はまったく反省していない。名前が民主党ではまずいと見て、民進党からナンチャラ党をへて、今では立件民主党だか国民民主党だか、とにかく党名ロンダリング中だ。


その間世界はどうだったのかと言えば、

これは日米中の名目GDPの推移

2019-7-11日米中名目GDP推移1
2019-7-11日米中名目GDP推移2

1990年と言えば平成2年、この年、日本のGDPは中国の8倍アメリカの約半分強(0.53倍)だった。
堂々たる大国である。
がしかし、その後の日本は長い長い停滞に沈み、失われた10年だ、失われた20年だと言われる時代が続いてきた。GDPは2010年に中国に抜かれて世界第3位に、そして2018年には中国は日本の2.7倍である。
この間世界は、1989年(平成元年)のベルリンの壁崩壊、1991年のソ連崩壊で冷戦時代が終わった。この事をとらえて、平成の30年は敗北の時代、日本人が怠けていた為だ等と宣う御仁もいる。

こんな時代を現在の目で振り返ってみると、今後の進路への参考になる部分が多い。そこで私なりに振り返ってみた。

題して「平成の30年を振り返る」。三つに分け、90年代、2000年代、2010年代と見てみたい。

今考えてみると、この時期は日本の第二の敗戦と捉えるのが正しいのではないかと思っている。鉄砲の弾一つ撃ってもいないのに敗戦?、何じゃそりゃ、そう言われる方が多いと思う。しかしまぎれもなく敗戦である。どことどう戦ったのか。


一寸ターニングポイントを考えてみたい。

最初は1985年(昭和60年)のプラザ合意(平成ではないが・・・)

貿易赤字、財政赤字の双子の赤字に苦しむアメリカ。そのアメリカが双子の赤字の原因である為替をドル安・円高に誘導するため開いた会議。アメリカ、日本、西独、イギリス、フランスの財務相・中央銀行総裁を集めて、為替の適正化を宣言したもの。
・・・と言えば聞こえはいいが、日本をターゲットにした円高・ドル安政策を確認したもの。
(G5が姿を現した最初の会議、翌年からイタリア、カナダが入ってG7になった)
(アメリカは何かやるときは必ず仲間を引っ張り込む。その為にG5の枠組みを作った)

このプラザ合意の結果、円の為替レートは1ドル240円が2年後には120円まで円高ドル安。
これだけ円高になれば、当然輸出は大打撃を受ける(事実受けた)のだが、日本は円高不況で苦しみながらもそれを克服してきた。

このプラザ合意での円高とその結果は世界の日本への認識を変えるものだった。

それまでの常識は、『日本製品は品質も良くなったが、安いから売れるんだ』だった。
(だから円高になれば日本製品は高くなり、売れなくなるはずだ。これが円高誘導の狙い)

こんな認識だったのだが、いざ円高にしてみたら話が違っていた。

あれだけ円高になっても売れる。『日本製品は高くても品質が良いから売れるんだ』。こう認識が変わった、そんな出来事だった。

もう一つ言えば、1987年10月、ブラックマンデーで株が暴落した。勿論日本も暴落したのですが、日本は当時すでに始まっていたバブルもあり、ブラックマンデーの暴落分を半年後には回復、さらなる株の値上がりへと向かいます。
このブラックマンデー対策が日本のバブルの原因の一つとなった。


さてこの頃から、日本の状況を苦々しい目で見ていた国が有る。アメリカだ。
そのアメリカの対日感情を極端に悪化させた二つの問題。

日米関係での重要な出来事

① 三菱地所によるニューヨークのロックフェラーセンター買収問題
1989年10月、三菱地所はニューヨークの目抜き通り5番街にある複合施設、ロックフェラーセンターを約2200億円で買収した。
しかしこれは、「ジャパンマネーが米国の魂を買った」、こう言われ、アメリカ世論の猛反発を受けた。(結局、95年には破綻、約1500億円の損失を出す結果に)

 湾岸戦争での日本の不参加問題
 1990年8月のイラクによるクウェート侵攻で始まった湾岸戦争。アメリカは日本に、同盟国として戦費の拠出と共同行動を求めた。しかし日本は国内の反対などで人的貢献は行わず、戦費も90億ドル(当時のレートで1兆2千億円)出したものの小出しに少しずつであった。
結果として、日本はカネは出すものの血も汗も流さない、卑怯者の国というレッテルを貼られてしまった。91年4月に停戦、その後自衛隊はペルシャ湾で掃海活動を行ない人的貢献もしたのだが、一旦悪化したアメリカの国民感情を変えるものにはならなかった。


さてこれからが本題です。

日本はアメリカの仕掛けた対日戦争に否応なく巻き込まれていきます。
しかも日本人は戦争を仕掛けられたことすら意識していない・・・。何とも厄介な状況に追い込まれます。戦争と言っても鉄砲を撃つだけが戦争ではありません。情報戦争も経済戦争も戦争なのです。
そして最近中国が超限戦という概念を打ち出しましたが、これを一番よく実践していたのはアメリカ(とソ連ロシア)でした。
実は私もこの当時、どうしてアメリカはこんなにも日本に敵対するようなことをするのか理解できませんでした。

バブル崩壊後の日本は猛烈な不況の真っ只中。そんな中、日本に見切りをつけ、海外に活路を求めていったわけです。

そんな事でアメリカが日本にどんな戦争を仕掛けてきたか、そんな実例を示したいと思います。


最初は、日本はアメリカの潜在的敵性国に認定、日本に対し封じ込め政策を実施する

この件は伊藤貫氏の以下の著作に詳しい。

自滅するアメリカ帝国 日本よ、独立せよ 2012年3月刊 文春新書 伊藤貫著
2017-3-18-0.jpg
以下エントリー参照ください。
日本は潜在的な敵性国 2017-03-18 22:15

以下要点をかいつまんで・・・。

第2章 驕れる一極覇権戦略   ■一九九〇年「日本封じ込め」

 一九八九年末にベルリンの壁が崩れて東西陣営の対立が終わると、米政府は即座に、「世界を一極構造にして、アメリカだけが世界を支配する。他の諸国が独立したりリーダーシップを発揮したり、独自の勢力圏を作ろうとすることを許さない」というグランド・ストラテジーを作成した。ブッシュ(父)政権のホワイトハウス国家安全保障会議が、「冷戦後の日本を、国際政治におけるアメリカの潜在的な敵性国と定義し、今後、日本に対して封じ込め政策を実施する」という反日的な同盟政策を決定したのも、一九九〇年のことであった。
・・・中略・・・
 公式の席では日本に対して、「日米同盟は、価値観を共有する世界で最も重要な二国間同盟だ」とリップ・サービスしておきながら、実際には日本を”潜在的な敵性国”とみなして強制的な貿易政策を押し付けてきた一九九〇年代のアメリカーーブッシュ(父)政権とクリントン政権ーーのやり方は、ウォルツが指摘したように「権力の濫用と腐敗」を体現したものであった。
・・・以下略・・・

もう一つ、今度はジャパン・ハンドラーのジョセフ・ナイがさいきんこんな事を言っています。
いまだからこそ言えるアメリカの本音です。


以下読売新聞2018年11月4日朝刊1面のジョセフ・ナイの寄稿文から抜萃

タイトル
[地球を読む]東アジアの将来 「トランプ流」 日米同盟に影…ジョセフ・ナイ 国際政治学者
2018年11月4日5時0分
・・・前段略・・・
 日中間の力の均衡はここ数十年で著しく変化した。中国の国内総生産(GDP)は2010年にドル換算で日本を追い越した。。。。中略・・・
 つい20年ほど前、多くの米国民が恐れたのは中国ではなく、日本に追い越されることだった。米国を抜きにした日本主導の太平洋ブロックの出現はもとより、日本と米国の戦争さえ予測する本がいくつも出版されたものだ。
・・・中略・・・

 1990年代初頭、多くの識者が日米同盟は冷戦の遺物として捨て去られると信じていた。貿易摩擦が高まる中、92年大統領選に名乗りを上げたポール・ソンガス元上院議員のスローガンは「冷戦が終わり、日本が勝利した」であった。

 この選挙で勝利したクリントン大統領の政権は「ジャパン・バッシング(日本たたき)」で始動した。
・・・以下略・・・

詳細は以下エントリー参照ください
「ジャパン・ハンドラーの言いたい事 2018-11-05 15:35」


では例えば具体的にどんなことがあるか、

アメリカと日本の間で、日米貿易不均衡の是正を目的として1989年から1990年までの間、計5次開催された2国間協議である。1993年に「日米包括経済協議」と名を変え、1994年からはじまる「年次改革要望書」「日米経済調和対話」への流れを形成した。
尚、「Structural Impediments Initiative」は、正確には「構造障壁イニシアティブ(主導権)」と訳すべきであり、政府による「イニシアティブ(主導権)」を「協議」との誤訳。
尚、この会議で駐日アメリカ大使アマコストは、その強硬な主張から「ミスター外圧」と呼ばれた。

② 年次改革要望書 ・・・内政干渉。
1993年(平成5年)7月の宮澤喜一首相とビル・クリントン米大統領との会談で決まったもので、最初の要望書は1994年(平成6年)。(2009年(平成21年)に廃止)
一応日米双方が要望を出し合う形をとっており、内政干渉ではないという体裁だが実際は内政干渉。
だから日本からアメリカへの要望が実現したことは無い。


そして産業界の対応の例として、トヨタはアメリカGM製のクルマを「トヨタ キャバリエ」として国内販売に踏み切る。

トヨタキャバリエ 4ドアセダンと2ドアクーペ
2019-7-14トヨタキャバリエ

右ハンドル化やウインカーレバーの移設などをした米国GMのシボレー・キャバリエ。1996年に発売された。輸入車としては異例の低価格戦略、万全のサービス体制のもとで販売されたが、トヨタの販売力をもってしても成績は低迷。2000年には輸入が打ち切られた。

但し、キャバリエの名誉のために補足すると、アメ車らしいゆったりした走りは一部のアメ車ファンには販売打ち切り後も結構人気が有った。曰く、アメ車らしい走りで、メンテはトヨタディーラーなので万全。部品だって確保されているから心配ない。こんないいアメ車は無いのだそうだ。

この当時のアメリカの対日感情がいかに悪かったか、そのいい例が有ります。
1999年、アメリカのジャーナリスト対象に20世紀のもっとも大きなニュースは何かを調べた調査結果。20世紀と言えば、飛行機も発明や人類の月への到達、共産主義ソ連の誕生と崩壊、相対性理論など色々あるが、この結果は、1位~広島長崎への原爆投下、2位~人類の月への到達、3位~真珠湾だった。
以下エントリー参照ください


長くなりました。
こんな事情で日本が長い長いデフレと停滞に入って行くわけですが、最後にその原因を証明する証言が有ります。

これは2017年の月刊Hanada4月号に載っていた話。
「蒟蒻問答」という対談のページで、堤 堯(つつみ ぎょう)氏(元文藝春秋編集長、常務など歴任)が言っているのだが、日本がデフレ脱却をやる方法は分かっていたのにやらなかった理由が分かります。
詳細は下記エントリー参照ください。
「お役人様の本心を垣間見る 2017-03-12 13:43」

要点は
 円高デフレが十年ほど続いた頃、俺はいずれ財務省のトップになると目される官僚にこう言ったことがある。アメリカをはじめ他の国は通貨を刷り増している。ドルは三倍、ユーロは二倍、ポンドは四倍、スウェーデンのクローネに至っては七倍に刷り増している。なのに、円だけ刷り増さなきや円高デフレになるのは当然だ。円を刷り増したらどうか、とね。彼はこう返した。
 「そんなことをしたら、アメリカが機嫌を悪くしますよ」
 通貨発行権は国の主権だ。主権を行使するのに、他国の顔色を窺う必要なんかない。何を言っているんだと、しばし呆れて彼の顔を見詰めた
 世界で通貨を発行している国は百八十九力国。ここ十年間の通貨発行量の伸び率を比べると、なんと日本は最下位の百八十九位だという。つまり、日本はそれだけ通貨発行量を抑えに抑えてきたんだね
 アメリカにすれば、日本が円高デフレの状態にあるのが望ましい。日本のカネがアメリカに流れるからだ。下手に金融緩和を言えば、アメリカに睨まれて出世に障る。それが財務官僚の本音だ。
<引用ここまで>


こんな事で日本は長い長い停滞に入って行きます。
しかしここまでで、日本がアメリカとの第二の戦争に敗れたのが良く分かると思います。

(続く)

  1. 経済
  2. TB(0)
  3. CM(10)

コメント

 アメリカはNo1を維持するために、常にNo2を抑えておきたいのでしょうね。

 バブル時代の日本は慢心していたけれど、だからと言って民主主義や法の支配と言った価値観は完全にアメリカと共有していたのです。
 勿論、中国と違って軍事的にアメリカの脅威になるような事は、全くあり得なかったのです。

 しかしこれはNo1を維持したい人間の心理でしょう?

 個人でもそういう人いますよね?

 自分より優秀な部下を潰す上司とか・・・・・。

 逆に言えば今は中国の台頭で、アメリカは強い日本を望んでいるけれど、中国が潰れたらまたアメリカの日本潰しが始まるでしょう。

 それを考えると、中国が潰れてもバラ色ではありません。

 思うに日本は徳川家康で行くべきでは?

 彼は信長の存命中はひたすら信長に忠実な同盟者で、信長が死ねば秀吉の忠実な同盟者になりました。 
 
 でもそれで信長、秀吉が死んだ後は、家康の天下になったのです。

 だから日本もこうした生き方を考えるべきでは?
  1. 2019-07-15 09:55
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

 コメントをしたのですが「不正な投稿」とされてしまいました。
 コメント管理画面の「迷惑投稿欄」に入っていると思います。
 申し訳ありませんが、そこを見ていただけないでしょうか?
  1. 2019-07-15 09:58
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

To:よもぎねこ さん

>  コメントをしたのですが「不正な投稿」とされてしまいました。
>  コメント管理画面の「迷惑投稿欄」に入っていると思います。
>  申し訳ありませんが、そこを見ていただけないでしょうか?



了解しました。
早速迷惑コメント欄から正規コメント欄に移行しました。
  1. 2019-07-15 15:43
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

To:よもぎねこ さん

>  アメリカはNo1を維持するために、常にNo2を抑えておきたいのでしょうね。
>
>  バブル時代の日本は慢心していたけれど、だからと言って民主主義や法の支配と言った価値観は完全にアメリカと共有していたのです。
>  勿論、中国と違って軍事的にアメリカの脅威になるような事は、全くあり得なかったのです。
>
>  しかしこれはNo1を維持したい人間の心理でしょう?
>
>  個人でもそういう人いますよね?
>
>  自分より優秀な部下を潰す上司とか・・・・・。
>
>  逆に言えば今は中国の台頭で、アメリカは強い日本を望んでいるけれど、中国が潰れたらまたアメリカの日本潰しが始まるでしょう。
>
>  それを考えると、中国が潰れてもバラ色ではありません。
>
>  思うに日本は徳川家康で行くべきでは?
>
>  彼は信長の存命中はひたすら信長に忠実な同盟者で、信長が死ねば秀吉の忠実な同盟者になりました。 
>  
>  でもそれで信長、秀吉が死んだ後は、家康の天下になったのです。
>
>  だから日本もこうした生き方を考えるべきでは?



日本の取るべき戦略はアメリカの没落を待って、その時アメリカにとって代わって世界の覇者になるということでしょうか。
確かに今までのアメリカの行動から見れば、そんな考えが出てくるのもわかります。

しかし、日本の基本的な考え方は、 神武天皇以来の「八紘一宇」です。「共存共栄」です。
この日本古来のポリシーは縄文時代からの一万有余年連綿と受け継がれてきたもので、日本の国体そのもの。

私も海外で仕事をしている時、このポリシーは片時も忘れたことは有りませんでしたし、これが有るからこそ日本が世界で認めてもらえたのだと思っています。この事は海外で仕事をしている日本人に共通する認識でしょう。国内だけではなかなか分かりにくいですが、海外でいろんな人と接するとこの日本人が古来から持っているポリシーのすばらしさを痛感する訳です。

これから近い将来、中国が崩壊します。そんな時こそ日本のポリシーが生きてくると思っています。
  1. 2019-07-15 16:11
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

>>下手に金融緩和を言えば、アメリカに睨まれて出世に障る。それが財務官僚の本音だ。

現在、財務官僚は下手に消費税増税を中止すれば、アメリカに睨まれて出世に障ると考えているのでしょう。情けない奴ですね。
2013年の黒田バズーカという金融緩和でできたマネーサプライは日本のメガバンクのシナ絡み債券を通じて、シナに流れています。これから、メガバンクはその報いを受けますが、結局は国民が受けることになりそうです。まったく人が良いにもほどがある。
また、シナ崩壊後、どういう形になるかはわからないが、朝鮮半島は統一するでしょう。統一朝鮮はしつこく日本への大昔の戦争の賠償金を求めてくることでしょう。今の軍隊のない日本ではカツアゲに抵抗することはできないし、アメリカは日本弱体化のために歓迎するでしょう。
かくて、世界最大の対外債権国・日本はむしゃぶりつくされそうです。
要は、現行憲法がある限り、日本はマッカーサーの配下でアメリカの属国にすぎないわけです。
正直、クーデターでもして欲しいが、残念ながら今の日本人にそんな「根性」はないと評価しています。
  1. 2019-07-15 18:31
  2. URL
  3. NINJA300 #/xzFVZWc
  4. 編集

 ワタシも日本が覇者になる必要はないと思います。

 しかしアメリカが常にNo2を追い落とす国である事を考えると、中国が没落した後、またアメリカの標的は日本になる事を覚悟するしかないのです。

 だから家康のように、上手くNo1と付き合っていくことを考えておかなくてはならないと思うのです。

  1. 2019-07-16 12:17
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

To:NINJA300 さん

> >>下手に金融緩和を言えば、アメリカに睨まれて出世に障る。それが財務官僚の本音だ。
>
> 現在、財務官僚は下手に消費税増税を中止すれば、アメリカに睨まれて出世に障ると考えているのでしょう。情けない奴ですね。
> 2013年の黒田バズーカという金融緩和でできたマネーサプライは日本のメガバンクのシナ絡み債券を通じて、シナに流れています。これから、メガバンクはその報いを受けますが、結局は国民が受けることになりそうです。まったく人が良いにもほどがある。
> また、シナ崩壊後、どういう形になるかはわからないが、朝鮮半島は統一するでしょう。統一朝鮮はしつこく日本への大昔の戦争の賠償金を求めてくることでしょう。今の軍隊のない日本ではカツアゲに抵抗することはできないし、アメリカは日本弱体化のために歓迎するでしょう。
> かくて、世界最大の対外債権国・日本はむしゃぶりつくされそうです。
> 要は、現行憲法がある限り、日本はマッカーサーの配下でアメリカの属国にすぎないわけです。
> 正直、クーデターでもして欲しいが、残念ながら今の日本人にそんな「根性」はないと評価しています。




>残念ながら今の日本人にそんな「根性」はない
まあ結果だけ見ればこう言えるかもしれません。私も今の日本を作ってきた一人として反省せねばいけないことも多い。それは確かです。
しかし、私は永年自動車関連の仕事をしてきた自動車バカですが、確かに日米自動車摩擦は本当にすごかった。しかも一度や二度では無かったですからね。その最後が2009年~2010年のトヨタ叩き。何せアメリカ政府をあげて一企業を叩きに来たわけです。おまけに最後には豊田社長を米国議会の公聴会に呼び出して詰問。
おまけにその時の日本政府はと言えば、悪夢の民主政権時代。全く何の援助もしなかったわけです。

まあ確かに日本の政治家や官僚、地方公務員、それから電波芸者や羽織ゴロのマスゴミ、こいつらは最低ですね。

しかしもう一つの面は日本の企業が海外に活路を見出して、海外で稼ぐ時代になった。こんな面も考えねばいけないと思います。
例えば国際収支(経常収支)はあの東日本大震災でも赤字になりませんでした。
特にその中でも第一次所得収支は最近は年間20兆円になります。
これは、アメリカに次ぐ2位ですが、アメリカの70%以上になります。
日本はこんな所で頑張っているんですね。
そんな所も見ておく必要があるかと思います。
  1. 2019-07-16 19:45
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
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To:よもぎねこ さん

>  ワタシも日本が覇者になる必要はないと思います。
>
>  しかしアメリカが常にNo2を追い落とす国である事を考えると、中国が没落した後、またアメリカの標的は日本になる事を覚悟するしかないのです。
>
>  だから家康のように、上手くNo1と付き合っていくことを考えておかなくてはならないと思うのです。



確かにそうなのですが、実は問題の一端は日本にもあります。
日本人は自分で意識せずに結構傲慢になる所が有ります。
本文で「日本の状況を苦々しい目で見ていた」と書きました。これです。
これがアメリカから見て傲慢に見える訳です。特に湾岸戦争不参加は影響が大きかったと思っています。

こんな時代を生きる哲学がもっと日本に必要。卑屈にならず、堂々と言いたいことを言ったうえで、それを越えて仲良く付き合う。
私の考えですが、もっと日本の政治家や官僚に「汗を流すこと」から教えねばいけないかなと思います。
  1. 2019-07-17 08:56
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

お久しぶりです。

2度めの網膜剥離を起こして、白内障の手術も一緒に行ったためしばらく病気療養で目が見にくいことたまりません。しばらく視力が落ち着くまでなんとも困った状況です。

先日は平成がなにゆえ左傾化したかというエントリがありましたがこの問題はほとんど世代論で片がつくと思います。1945年の時点で25歳だった人物は1975年で55歳になりこの時点で定年となり社会の一線から去ります。ここで戦後世代が多数派となります。連中は戦争というものを空襲でしか知らない世代です。戦争について勢いネガティブになるわけです。当然左と親和性があります。だからこの時期には革新自治体と選挙の倍々ゲームなんてのが見られました。

ただ世の中は2度のオイルショックとその後のバブル経済などで経済状況が良くなり政治の季節は影に隠れたのです。その上冷戦の終了、東側の崩壊で本来パヨクは消滅するはずだったのpですが、しかしバブルの崩壊で左が復活します。これは経済の崩壊、その後のアホな改革ごっこで貧困化した国民に対して、まともな処方箋を出せなかった保守の側の問題なのですがこうなると残るのは嫌な話ですが古い左側のイデオロギーだけしかなかったのです。

挙句の果てがミンスの失政です。結局この回復には30年一世代まるまる掛かった訳です。こんなもの本当は10年程度で終わらせねばならなかったわけですが一世代が犠牲になりその上で団塊の連中が逃げ切ろうとしています。これをもたらしたのは今の65歳以上が基本的な責任者でしょう。これはほぼ団塊に相当し左翼政権を作った世代です。

本当に馬鹿だったと思います。

閑話休題

アメリカ人は本当の馬鹿だと思います。特に民主党系のウィークジャパン論者共が最悪でしょう。国防に金をかけないならば勢い経済に回りますからそちらが伸びるのは当然です。それで経済摩擦を起こして叩こうとする。かつて日本と摩擦を起こし今は米中貿易戦争になるわけです。結局アメリカが馬鹿をやって、自分が伸ばした連中相手にもぐら叩きをやってるだけです。

日本をコントロールできなかった最大の原因は畢竟、かつての占領政策の失敗でしょう。戦前の日本を理解できず、アホな憲法を押し付けたためにまともな国際的な役割を果たせません。力があるものがその力をきちんと行使しないというのは力不足の連中がアホやるよりも有害なことがあるのです。

小生は戦後の日米の失敗は、圧倒的にアメリカの日本理解の無さが生んだものだと思います。我が国は戦前は国際連盟の常任理事国だったんです。その辺が根本的にわかっていない。でももうそろそろ終わりでしょう。戦後三世代でようやくアメリカも少しは分かり始めてると思いたいものです。アメリカをおかしくするのはNo2は敵だとしか認識できないアホさでしょう。

英国は1920年代に実質№2に落ちますが、基本それを認識した上で№1をコントロールすることで自己の政治力を保全しています。アメリカ人にそれができるかどうかなんでしょう。本当に面倒な国です。

米国は地政学的に見れば日英というユーラシアに対する橋頭堡を失ったときにユーロアフリカの世界島の支配を失います。それを考えるならば米国人も少しは大人に成れるのだと思うのですが無理な相談なんでしょうか。

戦前もそうなのですが戦後日本が国際政治の世界で力を失ったのは、畢竟物を考えなくてよかったからでしょう。力を行使できるものはその影響を考えます。日本が力を行使できない構造にしたことが今の悲劇を生んでるのだと思います。
  1. 2019-07-19 22:03
  2. URL
  3. kazk #cPv2SIBE
  4. 編集

To:kazk さん

> お久しぶりです。
>
> 2度めの網膜剥離を起こして、白内障の手術も一緒に行ったためしばらく病気療養で目が見にくいことたまりません。しばらく視力が落ち着くまでなんとも困った状況です。
>
> 先日は平成がなにゆえ左傾化したかというエントリがありましたがこの問題はほとんど世代論で片がつくと思います。1945年の時点で25歳だった人物は1975年で55歳になりこの時点で定年となり社会の一線から去ります。ここで戦後世代が多数派となります。連中は戦争というものを空襲でしか知らない世代です。戦争について勢いネガティブになるわけです。当然左と親和性があります。だからこの時期には革新自治体と選挙の倍々ゲームなんてのが見られました。
>
> ただ世の中は2度のオイルショックとその後のバブル経済などで経済状況が良くなり政治の季節は影に隠れたのです。その上冷戦の終了、東側の崩壊で本来パヨクは消滅するはずだったのpですが、しかしバブルの崩壊で左が復活します。これは経済の崩壊、その後のアホな改革ごっこで貧困化した国民に対して、まともな処方箋を出せなかった保守の側の問題なのですがこうなると残るのは嫌な話ですが古い左側のイデオロギーだけしかなかったのです。
>
> 挙句の果てがミンスの失政です。結局この回復には30年一世代まるまる掛かった訳です。こんなもの本当は10年程度で終わらせねばならなかったわけですが一世代が犠牲になりその上で団塊の連中が逃げ切ろうとしています。これをもたらしたのは今の65歳以上が基本的な責任者でしょう。これはほぼ団塊に相当し左翼政権を作った世代です。
>
> 本当に馬鹿だったと思います。
>
> 閑話休題
>
> アメリカ人は本当の馬鹿だと思います。特に民主党系のウィークジャパン論者共が最悪でしょう。国防に金をかけないならば勢い経済に回りますからそちらが伸びるのは当然です。それで経済摩擦を起こして叩こうとする。かつて日本と摩擦を起こし今は米中貿易戦争になるわけです。結局アメリカが馬鹿をやって、自分が伸ばした連中相手にもぐら叩きをやってるだけです。
>
> 日本をコントロールできなかった最大の原因は畢竟、かつての占領政策の失敗でしょう。戦前の日本を理解できず、アホな憲法を押し付けたためにまともな国際的な役割を果たせません。力があるものがその力をきちんと行使しないというのは力不足の連中がアホやるよりも有害なことがあるのです。
>
> 小生は戦後の日米の失敗は、圧倒的にアメリカの日本理解の無さが生んだものだと思います。我が国は戦前は国際連盟の常任理事国だったんです。その辺が根本的にわかっていない。でももうそろそろ終わりでしょう。戦後三世代でようやくアメリカも少しは分かり始めてると思いたいものです。アメリカをおかしくするのはNo2は敵だとしか認識できないアホさでしょう。
>
> 英国は1920年代に実質№2に落ちますが、基本それを認識した上で№1をコントロールすることで自己の政治力を保全しています。アメリカ人にそれができるかどうかなんでしょう。本当に面倒な国です。
>
> 米国は地政学的に見れば日英というユーラシアに対する橋頭堡を失ったときにユーロアフリカの世界島の支配を失います。それを考えるならば米国人も少しは大人に成れるのだと思うのですが無理な相談なんでしょうか。
>
> 戦前もそうなのですが戦後日本が国際政治の世界で力を失ったのは、畢竟物を考えなくてよかったからでしょう。力を行使できるものはその影響を考えます。日本が力を行使できない構造にしたことが今の悲劇を生んでるのだと思います。



網膜剥離と白内障ですか。大変でしたね。
私も網膜剥離一歩手前の網膜裂肛、それと白内障両方手術しましたので大体わかります。
お大事になさってください。

所で平成の失敗について、もう少し書いてみたいと思っていますが、色々纏めてみるとなんと日本人のだらしなかった事。本当に情けなくなります。
原因を色々考えてみると、学校を卒業してから、自分を鍛える機会がほとんどなくなったことに気が付きます。
とくにダメなのがお役人様や企業でも全く競争のない世界の連中ですね。
マスゴミの問題もマスゴミ内部では権力闘争や出世競争は有るでしょうが、民間企業にあるような「世界相手に良いものを作る競争」、こんな視点は薬にしたくも有りません。こんな所から人間が腐敗してゆくんですねえ。

こんな事を近いうちにまとめたいと思っています。
  1. 2019-07-21 08:38
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  3. 短足おじさん二世 #-
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