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2018-09-26 23:56

左翼とリベラルの違い<アメリカの話です


 新潮45が休刊しました。私はこれは日本の言論界、出版界、メディアにとって恐らく「百年後まで語り継がれるファシズム化の始まり」なのだと思う。
日本も遂にヒットラーやスターリン並みの言論弾圧国家になってしまった。しかも弾圧の主犯は朝日新聞をはじめとするメディアそのもの。巨大メディアが自分らを批判する別メディアを様々な手段で弾圧する。恐ろしい時代になったものである。


そんな中、tarafuku10さんという方がツイッターで動画「左翼vsリベラル」の和訳をアップしてくれた。非常にいい内容なので、記録の為引用します。

尚このtarafuku10さんのツイッターはCatNAさんのツイッターで見かけたので紹介するものです。
【必見】 マルクス主義の解説
https://twitter.com/CatNewsAgency/status/1044258461423296515

なおCatNAさんが必見と言っている「マルクス主義の解説」は別途アップします。


それでは最初にtarafuku10さんのツイッターから

<以下引用>

動画「左翼vsリベラル」を訳してみた。米国保守派のおっちゃん(デニス・プレーガー)が考える左翼とリベラルの違い。米国人向けなのでアメリカ万歳の部分が鼻につくかもしれないが、考え方は参考になる。日本でも「リベラルでーす」って大声で言ってる人、だいたい極左だよね?
7:47 - 2018年9月20日


(引用者注:動画の最初の画面にロバと奥に小さくゾウが書いてあるが、ロバはアメリカ民主党の、ゾウはアメリカ共和党のシンボルマーク)
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(以下動画の翻訳です。字幕も有り)


リベラルと左翼の違いは何でしょうか? この質問は多くの人を困惑させます。なぜなら、リベラルと左翼は基本的に同じだと考えられているからです。しかし、それは違います。実際のところ、左翼とリベラル主義に共通するものはほとんどありません。
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しかし、左翼は「リベラル」という言葉を巧妙に乗っ取ってしまったので、リベラルも左翼も保守も、すべての人がこの 2 つは同義語だと考えています。それはまったくの間違いです。6 つの例をあげて説明しましょう。
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1. 人種。おそらくこれは、リベラルと左翼の最も明らかな違いです。人種についてのリベラルの考え方は常に以下のようなものでした。A) 肌の色は重要ではない。B) 肌の色が重要だと考える人は人種差別主義者である。しかし、左翼の考え方はまったく逆です。
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左翼にとって、人種に関するリベラルの態度、すなわち人種は重要でないという態度こそが差別主義者です。たとえば、カリフォルニア大学では、「人種は1つしか存在しない。それは人類である」という発言を人種差別的であるとして公式にリストアップしています。
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また、リベラルは人種統合を熱心に力を注いできましたが、左翼は黒人専用の寮や黒人だけの大学卒業式など、人種の分離をますます押し進めています。
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2. 資本主義。リベラルはずっと資本主義を支持してきました。なぜなら、彼らは自由企業経済を信奉し、多くの人を貧困から救済できるのは資本主義だけだと知っているからです。もちろん、リベラルは保守よりも政府が経済に積極的に介入すべきだと考えていますが、資本主義に反対したことはありません。
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社会主義を支持したこともありません。資本主義に反対し、社会主義を信奉するのは、左翼の立場です。
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3. ナショナリズム。リベラルは、米国でも、ブラジルでも、フランスでも、国民国家を信じています。しかし、左翼は国民というアイデンティティではなく階級で世界を分割するので、常にナショナリズムに反対します。リベラルはいつもアメリカの主権と国境を守ろうとしてきましたが...
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...左翼は国境の開放を求めています。スーパーマンの作者がリベラルだった頃、スーパーマンは誇り高き米国人で、「真実、正義、アメリカ流」がモットーでした。しかし、これは数年前に変化しました。作者が左翼に変わったとたん、スーパーマンはアメリカ人であることをやめ、世界市民になりました。
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左翼は、ファシズムに続く道だとしてナショナリズムを軽蔑します。私たち全員が国境のない世界に住む「世界市民」である方がよいと言うのです。
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4. アメリカの見方。リベラルは常にアメリカを称揚してきました。1930~50年代のアメリカ映画は、ストレートに愛国的なアメリカ礼賛映画です。これらの映画はほぼすべて、リベラルにより製作され、監督され、演じられました。
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リベラルは米国の不完全さを認識していましたが、エイブラハム・リンカーンの「アメリカは地上最後で最良の希望」という言葉に同意していました。しかし、左翼は左翼こそが地上最後で最良の希望だと考え、アメリカを人種差別的、性差別的、同性愛嫌い、外国人嫌い、暴力的、帝国主義的だと見なします。
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5. 言論の自由。米国のリベラル以上に「私は君の意見には反対だが、君がそれを主張する権利は命をかけて守る」という言葉を大切にしてきた人はいません。しかし、左翼は、大学、インターネットを支配するIT企業、そしてほとんど全ての組織や職場で、アメリカ近代史上初の広範な弾圧を主導しています。
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もちろん、左翼は「ヘイトスピーチ」だけに反対しているのだと言うでしょう。けれども、左翼は彼らと意見が異なるものすべてを「ヘイトスピーチ」と見なすという事実もさることながら、言論の自由の肝となるのは、あなたや私がヘイトスピーチと見なすものこそを守ることなのです。
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6. 西洋文明。リベラルは常に西洋文明を支持し、守ろうとしてきました。リベラルは西洋独自の道徳的/哲学的/芸術的/音楽的/文学的達成を祝福し、ほぼすべての大学でこれらを教えてきました。アメリカの政治の歴史で最も尊敬されるリベラルであるフランクリン・ルーズベルト大統領は...
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...西洋文明、さらにはキリスト教文明を守ることの必要性を何度も説きました。しかし、ドナルド・トランプ大統領がワルシャワで西洋文明を守ることの必要性に触れたとき、左翼メディア、またの名をメインストリーム・メディアは、彼を非難しました。
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彼らは、西洋文明は他の文明に勝るものではなく、西洋文明とは白人至上主義の婉曲表現に過ぎないと主張しました。

以上のように、リベラル主義と左翼主義は大きく異なるわけですが、なぜリベラルは左翼に反対しないのでしょう? 簡潔に言えば、彼らはずっと右翼を恐れるように教えられてきたからです。
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アメリカで最も有名なリベラルのひとり、ハーバード大学法学大学院のアラン・ダーショウィッツ教授は、「リベラルとして、アメリカ人として、ユダヤ人として、私は右翼よりも左翼をはるかに恐れる」と述べています。

リベラルの皆さん、あなたの敵は保守派ではありません。左翼です。(了)
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翻訳は以上です。

デニス・プレーガー (Dennis Prager) は米国保守派のラジオ・ショー・ホスト/作家。保守派の観点から政治・経済・哲学などさまざまな題材のビデオを制作する非営利団体 PragerU を設立。今回のビデオも PragerU が公開したものです。
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<引用終り>


  1. アメリカ
  2. TB(0)
  3. CM(8)

コメント

相性が良かったのでは?

>アメリカの政治の歴史で最も尊敬されるリベラルであるフランクリン・ルーズベルト大統領は...

この大統領の実態を暴いたり告発したりした人もいるというのに、そういう意見を無かったことにして尊敬しちゃうところがアメリカらしいですね。アメリカに色濃く残る中世国家の影を見る思いがします。

「リベラルは左翼と違う」といくら言ったところで、「リベラル」の名で言葉狩りや発言の封殺を許し続けている今、お仲間としか見えません。だいたい、「最も尊敬されるリベラル」の大統領自身が70年以上前に左翼に洗脳されてたことを考えれば、もともと相性が良かったのだと分かりそうなものなんですけどね。

「リベラル」の体たらくを見ていると、「主義」「イズム」で国を統治したり物事を考えたりすることは、ずいぶんと危ないことだなあと、あらためて感じさせられます。言葉が思考を縛り付けるというのでしょうか。個人が「女房第一主義」とのろけたり「私は完璧主義だから」と言ったりしているうちはかわいいものですが、複雑な要素を持つ政治、経済など「主義」を持ち込むと、副作用が大きくなりそうです。

民主制だってそうですよね。思考の相対化が必要不可欠な政体だと思うのですが、「民主主義」と言った瞬間から、絶対化しやすい気がしてなりません。そうなると、「民主的でないものは排除」という考えに陥る人が出てくる。これじゃ共産党の主張となんら変わらなくなります。

せめて、苺畑カカシさんが紹介していたラッセルの「リベラルの心得」のようなものを、「リベラル」を自認する人がいくらかでも備えていれば、縛られることもなく、そうそう簡単に左翼に乗っ取られることもなかったと思います。乗っ取られたということは、左翼に乗っ取られる要素を「リベラル」が多分に備えていたとみたほうがいいでしょう。そう考えるほうが、私にとってはしっくりきます。
  1. 2018-09-27 07:06
  2. URL
  3. Kamosuke #-
  4. 編集

 夕べベッドでi-padでこんな動画を見ました。

 民主主義を後退させるリベラル。レッテル貼りの言論封じに保守はどう対抗すべき? #新潮45 #LGBT |奥山真司の地政学「アメリカ通信」

 https://www.youtube.com/watch?v=NSIu4znurZY

 日本でも同じと言うか、アメリカもお前もか?と言うべきか?

 自称リベラリストが言論弾圧を行い、メディアが実に簡単にそれに屈服するという状況は全く同じなんですね。
  1. 2018-09-27 11:38
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: 相性が良かったのでは?

> >アメリカの政治の歴史で最も尊敬されるリベラルであるフランクリン・ルーズベルト大統領は...
>
> この大統領の実態を暴いたり告発したりした人もいるというのに、そういう意見を無かったことにして尊敬しちゃうところがアメリカらしいですね。アメリカに色濃く残る中世国家の影を見る思いがします。
>
> 「リベラルは左翼と違う」といくら言ったところで、「リベラル」の名で言葉狩りや発言の封殺を許し続けている今、お仲間としか見えません。だいたい、「最も尊敬されるリベラル」の大統領自身が70年以上前に左翼に洗脳されてたことを考えれば、もともと相性が良かったのだと分かりそうなものなんですけどね。
>
> 「リベラル」の体たらくを見ていると、「主義」「イズム」で国を統治したり物事を考えたりすることは、ずいぶんと危ないことだなあと、あらためて感じさせられます。言葉が思考を縛り付けるというのでしょうか。個人が「女房第一主義」とのろけたり「私は完璧主義だから」と言ったりしているうちはかわいいものですが、複雑な要素を持つ政治、経済など「主義」を持ち込むと、副作用が大きくなりそうです。
>
> 民主制だってそうですよね。思考の相対化が必要不可欠な政体だと思うのですが、「民主主義」と言った瞬間から、絶対化しやすい気がしてなりません。そうなると、「民主的でないものは排除」という考えに陥る人が出てくる。これじゃ共産党の主張となんら変わらなくなります。
>
> せめて、苺畑カカシさんが紹介していたラッセルの「リベラルの心得」のようなものを、「リベラル」を自認する人がいくらかでも備えていれば、縛られることもなく、そうそう簡単に左翼に乗っ取られることもなかったと思います。乗っ取られたということは、左翼に乗っ取られる要素を「リベラル」が多分に備えていたとみたほうがいいでしょう。そう考えるほうが、私にとってはしっくりきます。




「アメリカの政治の歴史で最も尊敬されるリベラルであるF・D・ルーズベルト大統領」
これについては私も言いたいことが山のようにあります。
しかしFDRの祖父・母からの徹底的な日本嫌い摺り込みで日本憎しに凝り固まっていたこと等、最近やっと明るみに出てきました。特に大きかったのはヴェノナ文書公開、フーバー大統領の著作刊行でしょう。まだまだこれからですね。
FDRの件はいつかは書きたいテーマですが、なかなか道が遠いです。

左翼・共産主義者とリベラルの相性の良さは確かにご指摘の通りだと思います。
これはアメリカ入植・開拓時代からの負の歴史が大きいですね。
南米ではスペイン人が無茶苦茶な事をやってきましたが、北米でもアメリカ人が似たようなことをしています。

アメリカはこんな原罪を引きずっている。その上で新しい未来を開かねばいけない。日本の国際政治の舵取りは難しいですね。とても石破などには務まる筈もない。そう思っています。

それにしても朝日新聞の発狂ぶり、まさに言語道断です。
  1. 2018-09-27 14:55
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

To:よもぎねこ さん

>  夕べベッドでi-padでこんな動画を見ました。
>
>  民主主義を後退させるリベラル。レッテル貼りの言論封じに保守はどう対抗すべき? #新潮45 #LGBT |奥山真司の地政学「アメリカ通信」
>
>  https://www.youtube.com/watch?v=NSIu4znurZY
>
>  日本でも同じと言うか、アメリカもお前もか?と言うべきか?
>
>  自称リベラリストが言論弾圧を行い、メディアが実に簡単にそれに屈服するという状況は全く同じなんですね。




この話は裏を見ないといけないと思っています。
新潮45とその前に問題になったニュース女子は明確な共通点があります。
その直前に「朝日新聞を繰り返し批判していた」ことです。
その為ニュース女子は在日と沖縄、新潮45はLGBTで差別・ヘイトでメディアの集中砲火を浴びた。まったく同じことですね。

つまりこの問題の裏は朝日新聞。
そしてその朝日新聞を裏で操る勢力が問う税居るわけで、この戦いは長く苦しい戦いですね。
  1. 2018-09-27 15:09
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

この動画面白いですね。
自分はリベラルでもレフトでもないようです。
  1. 2018-09-28 16:29
  2. URL
  3. NINJA300 #/xzFVZWc
  4. 編集

To:NINJA300 さん

> この動画面白いですね。
> 自分はリベラルでもレフトでもないようです。



面白いでしょう。私もこの事例を挙げての説明、感心しました。
でもこの先生の言うリベラルは多分WASPの間でしか通用しないように感じています。
アメリカのエスタブリッシュメントは今はユダヤ人に乗っ取られていますので、ユダヤ人から見ると全く別に見えるようです。
  1. 2018-09-29 09:08
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

左翼には昔から「運動乗っ取りマニュアル」がありますからね。

メンバーになる → 過激な主張をする → 反対者を徹底的に攻撃し内部抗争を作る → まともな活動が出来ない状態にする → まともな人が出て行く → その運動の歴史と名前を受け継いだまま中身だけが入れ替わる

というもの。
最近の「ウォークアウェイ運動」なんていうのはまさに上の「まともな人が出て行く」段階そのものです。
この動画のようにきちんと反論していかなければ、このまま乗っ取りは完了してしまうわけですが、果たしてどうなることやら。
  1. 2018-09-29 19:15
  2. URL
  3. ポチョム菌 #-
  4. 編集

To:ポチョム菌 さん

> 左翼には昔から「運動乗っ取りマニュアル」がありますからね。
>
> メンバーになる → 過激な主張をする → 反対者を徹底的に攻撃し内部抗争を作る → まともな活動が出来ない状態にする → まともな人が出て行く → その運動の歴史と名前を受け継いだまま中身だけが入れ替わる
>
> というもの。
> 最近の「ウォークアウェイ運動」なんていうのはまさに上の「まともな人が出て行く」段階そのものです。
> この動画のようにきちんと反論していかなければ、このまま乗っ取りは完了してしまうわけですが、果たしてどうなることやら。




初めまして、コメント有難う御座います。
なるほど運動乗っ取りマニュアルですか。分かりますねえ。

walk away運動については私も良く分からなかったのですが、この運動乗っ取りマニュアルを見ると納得ですね。
どうもこれが本質で、アメリカでも大きなうねりが出てきたように思います。

この件はwalkaway運動の提唱者ブランドン・ストラカの動画の翻訳を紹介しようかと思っています。その折にはこの運動乗っ取りマニュアルも引用っさせていただきますので、宜しくお願いします。

余談ながら戦艦ポチョム〇〇、懐かしい名前です。
  1. 2018-09-30 14:47
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

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