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2018-08-11 09:55

ラオスのダム事故<決壊前後の映像が出てきた


 ラオスのセピアン・セナムノイ水力発電プロジェクトの内、サドルダムD決壊事故について、是非とも見たかった映像が出てきた。ダム工事中の映像と決壊後の惨状が良く分かる映像である。

この件はコメント欄でkamosukeさんから情報をいただいて分かった。kamosukeさんどうも有難う御座いました。

さてその映像だが、多分どこかの内部情報の分かる方が「ホィッスルブロアー」となって匿名でネットのまとめサイトに投稿したものと推測。そこでその写真全部を投稿者のコメントも含めてそのまま掲載します。
私のコメントなどはその写真紹介の後に記します。


最初に情報ソース
http://matometanews.com/archives/1906646.html
https://log2ch.net/read.php/news/1533653750/

以下その写真です。ソース記事には番号が付いていませんが、分かりやすくするため写真1~13と番号を振りました。


では早速その写真を順に

写真1
2018-8-9サドルダムD1 
画像ソース:https://i.Imgur.com/TKtmxXt.jpg 

写真2
2018-8-9サドルダムD2 
https://i.imGur.com/NjAT6Jo.jpg 

写真3
2018-8-9サドルダムD3 
https://i.imGur.com/82ZYCjR.jpg 

写真4
2018-8-9サドルダムD4 
http://5b0988e595225.cdn.sohucs.com/images/20180729/5158ebf80d5946a8ab5105eb63bdd3df.jpeg 

写真5
2018-8-10サドルダムD5 
https://i.imgUr.com/uFkwgcY.jpg 

この画像は欧州連合(EU)とヨーロッパ宇宙機関(ESA)が運用する地球観測衛星Sentinel-1(センチネル-1)によるもの。このダム決壊前の映像は2018-7-13のもの。
以下参照ください
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-date-201807.html
又は
http://www.cesbio.ups-tlse.fr/multitemp/?p=13872

写真6 (決壊後)
2018-8-10サドルダムD6 
https://i.imgUr.com/AhQ6KKv.jpg 

このダム決壊後の映像は同じく地球観測衛星Sentinel-1によるもので、2018-7-25撮影
尚この映像はカラーになっているが、元の映像は合成開口レーダーの画像なのでカラーではない。
多分この関連の画像との辻褄合わせで色を付けたのではないかと推測します。
(他の航空写真がカラーなのに、これだけが白黒では迫力がない???)



写真7
2018-8-10サドルダムD7 
https://i.imgUr.com/EaaYvtD.jpg 

写真8
2018-8-10サドルダムD8 
https://i.ImGur.com/uAdW3wr.jpg 

写真9
2018-8-10サドルダムD9 
https://i.Imgur.com/TKtmxXt.jpg 

写真10
2018-8-10サドルダムD10 
http://www.iacea.com.ar/notice/00501668_2018072920180730075819.JPG 
引用者注:この画像を300%~500%に拡大すると傘をさした人物が見えます。またその左下に農民らしき人が作業しているのも見えます。
長さ770m、高さ25m、(最上部で)幅5mほどの巨大な堤防はほぼ消えて居ます。

写真11
2018-8-10サドルダムD11 
https://img.sbs.co.kr/newimg/news/20180802/201212163_1280.jpg 

写真12
2018-8-10サドルダムD12 
https://i.imgUr.com/VHRIcMb.jpg 

写真13
2018-8-10サドルダムD13 
https://i.ImGur.com/0WQOSqg.jpg 


これで全貌が分かりました。しかしダム決壊は実にとんでもない結果を生んだようです。
8月4日のエントリーで書きましたが、このダム湖は周囲を絶壁で取り囲まれた山の上の盆地に水を貯めるもの。
こんな風ですね。
2018-8-4ラオスのダム事故現場周辺の地図

この山の上の大貯水池は東へ「セナムノイ川」、西へ「セピアン川」が流れていた。つまり山の上の盆地に降った雨は二つの川で東と西に分けて流していた。しかし今回の事故で、「盆地に降った雨の大部分はサドルダムD跡地に出来てしまった大きな谷川に流れるようになった」、こんな事が言えると思う。
つまりダム決壊で川の付け替えまでできてしまったことになる。

意図せぬ川の付け替えは下流域の治水・利水・道路橋梁などにも多くの影響を与えるものと思われます。今後の事故調査ではSK建設の余りにも杜撰な設計管理施工が問題になるでしょう。

また今の所問題の出ていない二つのメインダム(セピアンダム・セナムノイダム)も本当にロックフィルダムなのかどうかまで調査されると思います。
全面的なやり直しとなれば、損説費用の何倍もの費用が掛かりますが、数字が大きすぎて、訳が分からないですね。

また建築費用もメインはタイの銀行4行の融資ですが、下手するとタイの銀行がぶっ飛ぶかもしれません。
君子危うきに近寄らず。矢張り非韓3原則(助けず、教えず、関らず)ですね。
  1. ラオス
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  3. CM(17)

コメント

 決壊前と決壊後でダム湖の面積が4分の1ぐらいに縮んでいますね。
 これだけ面積が縮むという事は、ダム湖の水の8割ぐらいが一気に出たという事でしょう?

 これは怖い!

 しかしこれだけのダム湖を支えるダムなら、余程堅牢に作るべきなのに、これではタダの土手ではありませんか?

 この事故が起きた時の貯水量は9割程度だったとのことです。
 しかしこれだと最初から満水時に、水圧に耐える事はできず、一定量まで水が貯まれば決壊する構造だったのでは?

 最初にこのニュースを聞いた時「大雨が降ったのでダムが決壊し」と言うを聞いて凄く奇異に思いました。
 
 だってダムって大雨の時に貯水するためにあるのだから、大雨が降って決壊するのではダムの役に立ちません。

 しかし要するにこれは最初から本来の貯水量には対応できない欠陥ダムだったという事でしょう?

 問題はこのダムを作った韓国の建設会社です。 この工事をした人間は、どの程度この問題を理解していたのでしょうか?

 ダムの規模自体は至って小規模なので、それほど高度な技術を持つ会社でなくても請け負えるとは思います。 しかしそれを貯水量に対応するだけの強度が必要だという事を理解してないなかったのでは?
  1. 2018-08-12 12:19
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

 そこで思い出したのがこのダムが決壊する前に、ダムが沈下し始めたという話です。

 決壊の4日前に11㎝、その3日後には1mも沈下して、韓国人はこの段階で避難しているのです。

 http://japanese.joins.com/article/483/243483.html

 これはつまり雨で貯水量が増えて、ダムにかかる水圧が増した段階で、ダムを作る土の中か、ダムの下の土壌に、水が浸潤して液状化が起きていたという事でしょう?

 液状化が起きて、ダムがどろどろに緩み、それでダムが沈下し始めたのでは? そして最後にダムは泥になって流れたという事でしょう?

 だから最大の問題は、満水前の水圧でダムに水が浸潤するような構造だったことでしょう?
  1. 2018-08-12 12:42
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

これが韓流か
まあ韓国人がいつも言っている真の謝罪を行って一発で解決するんだろうな
  1. 2018-08-12 13:54
  2. URL
  3. #-
  4. 編集

このSK建設というのはどの程度の実力がある会社なのか調べてみたら驚きましたね。

ダムの実績なんて殆ど出ていない。というより韓国のダム事情についてはこちらが一番詳しいようです。

http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranB/TPage.cgi?id=86&p=1

これと先日小生が提示した電力土木のリストを比べると90年代位まで作られたダムの殆どは日本の手が入り日本の会社が建設したものだろうと思われます。もちろん現地の業者も下請けで入ったでしょうが、こんな物自己が主体になって建設しなければ経験なんて付きません。
また別な資料では
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranB/TPage.cgi?id=86&p=1

大韓民国の全ダム数は1,205ダムである。高さ15m以上のダムは1,175ダムあり、その87%は高さ30m未満である。また、全ダムの93%はアースダムである。
この国では1970年から2000年までの30年間に710ダムが竣工しており、2000年以降の建設は7ダムと少ない。

とあります。

SK建設は1962年の創業らしいのですがHPを見てもダム関係の記述は皆無です。おそらくは土盛りに等しいアースダムしか造ったことがなかったのでしょう。

ただこのゼナムノイダムの場合、事情がぜんぜん違う。満水時のダム湖の面積が500k㎡で貯水量が10億㎥ですから平均水深は2mに過ぎません。大まかに考えて満水時には最上部に5億㎥分の水圧がかかるのです。高さが20mと言っても普通の溜池じゃあないのです。

この写真見る限り何も特別な配慮はないようです。この時点で半ば素人じゃないかと小生は思います。大規模貯水池がアースダムではいけないとは言えません。世界にはそういう例はいくらもあります。ただ高さ20mで5億㎥というような例はあるんだろうか。おそらくはこの補助ダムのほうが厳しいでしょう。

これは小さい方が帰って難しいはずです。重力でせき止めることが出来ないのですから…この地図見る限り他の補助ダムには水が届いていたんでしょうか。これは推測ですがこのダムDが最初に水に浸かりおかしくしたんじゃないだろうか、としか思えません。

この事件についてもあまり資料が出ません。まず当時の雨量が正確に出ません。というよりまともな記録がないんでしょう。最初に韓国人が逃げてるんですから。だから貯水率も正確なところは不明。30%というソースはわかりません。そういえば最初は50億㎥の水が溢れたという記述がありましたが、これはおそらくWikiの誤訳です。ダム湖とダムの容積からそんなことはないはずだからです。

このあたりも酷いものでしたね。

続きます。


  1. 2018-08-12 15:19
  2. URL
  3. kazk #cPv2SIBE
  4. 編集

こんな会社がなぜこんな事業受け終えたのか不思議でしたが、キモは何年か前のトルコユーラシアトンネルの受注にあったようです。トルコの海底トンネルというと大成あたりがJVを組んだマルマライが有名ですが、その後自動車専用トンネルとしてユーラシアトンネルが掘られています。
これはSKが初めて受注した大型事業ですがいろいろと問題視されていました。

これもほとんど資料がない。Wikiの翻訳ですが、
https://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&tl=ja&u=https%3A%2F%2Fen.wikipedia.org%2Fwiki%2FEurasia_Tunnel&sandbox=1

これを見てようやく納得できました。事業計画は欧州の会社、そして技術は皆欧州産なのです
連中はトンネルボーリングマシンを自慢していましたが何のことはない、HerrenknechtAGなるドイツの会社の技術供与です。SKなんてほとんど下請けに過ぎません。そしておそらくオペレーターは日本のリストラされた労働者を使ってる可能性大です。

そもそもTBMなんて世界でも作れる企業は限られてます。10社程度しかない。

https://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=http://icrowdnewswire.com/2017/09/06/worldwide-shield-tunnel-boring-machine-auctions-market-report-2017-covering-key-players-herrenknecht-ag-hitachi-zosen-corporation-terratec-ltd-with-future-growth-strategies-applications-and-estima/&prev=search

https://markets.businessinsider.com/news/stocks/tunnel-boring-machine-market-2018-2025-industry-trend-and-demands-research-report-1027358758


そのうち4社が日本というのもあれですが、連中はここで穴掘りの技術を覚えたようです。

今回のゼナムノイダムの事業のキモは導水路トンネルになるのは明白でこれで連中はユーラシアトンネルの「実績」を引っさげて受注したんでしょう。ドイツあたりの企業のダミーだなんてことは大いにありそうです。

そしておそらくはダムに関してはロックフィルはいうなれば単なる石積みと言ってもいいわけで誰かが設計したものをそのとおり作ればいい。ご存知の通り日本ではロックフィルは結構経験が少ないのです。大規模なものは御母衣あたりが最初のはずですが地震国だから施工に確信が持てなかったのでしょう。これが海外に出ていけなかった大きな理由ですよね。

海外ではコンクリの入手が難しい、高価だとかいう理由で発展途上国ではロックフィルが主流です。おそらくは現地の業者にも任せられるという点が確実にあるはずです。コンクリきちんと養生して作るというのはけっこう大変だし時間もかかります。関電がナニエップを第二の黒部と呼ぶのはある意味正当でしょう。あちらはコンクリの重力式ダムは20億㎥です。

此処から先は結構大胆な推理ですがおそらく主ダムは欧州の会社の設計でしょう。サドルダムもそうだったかしれない。ただ連中がそれを書き換えてロックフィルではなくアースでやったという可能性がありそうです。

もちろんアースだっていいのですが土質の選定、遮水措置、何よりの地盤の締め方、などが決定的にだめだったのだと思います。冷静に考えれば5億㎥程度の圧力がかかるのです。当たり前に考えればロックフィルで地盤を締めながら積石をしていくしかないでしょう。

またサドル部分だけでは圧に耐えられないかもしれないから掘り下げて地盤強化が必要だったでしょう。

連中は土木の根本がわかっていない、というよりは文明人の資質に欠けるところがあるという感想しかありません。
  1. 2018-08-12 16:01
  2. URL
  3. kazk #cPv2SIBE
  4. 編集

二重投稿になってしまいました。片方消してください。
  1. 2018-08-12 16:04
  2. URL
  3. kazk #cPv2SIBE
  4. 編集

To:Kazk さん

> 二重投稿になってしまいました。片方消してください。



了解しました。
  1. 2018-08-13 12:38
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

To:よもぎねこ さん

>  決壊前と決壊後でダム湖の面積が4分の1ぐらいに縮んでいますね。
>  これだけ面積が縮むという事は、ダム湖の水の8割ぐらいが一気に出たという事でしょう?
>
>  これは怖い!
>
>  しかしこれだけのダム湖を支えるダムなら、余程堅牢に作るべきなのに、これではタダの土手ではありませんか?
>
>  この事故が起きた時の貯水量は9割程度だったとのことです。
>  しかしこれだと最初から満水時に、水圧に耐える事はできず、一定量まで水が貯まれば決壊する構造だったのでは?
>
>  最初にこのニュースを聞いた時「大雨が降ったのでダムが決壊し」と言うを聞いて凄く奇異に思いました。
>  
>  だってダムって大雨の時に貯水するためにあるのだから、大雨が降って決壊するのではダムの役に立ちません。
>
>  しかし要するにこれは最初から本来の貯水量には対応できない欠陥ダムだったという事でしょう?
>
>  問題はこのダムを作った韓国の建設会社です。 この工事をした人間は、どの程度この問題を理解していたのでしょうか?
>
>  ダムの規模自体は至って小規模なので、それほど高度な技術を持つ会社でなくても請け負えるとは思います。 しかしそれを貯水量に対応するだけの強度が必要だという事を理解してないなかったのでは?



最初に決壊前と後ですが、地球観測衛星Sentinel-1のデータによれば、湖面レベルが15m下がった事が分かっています。またダム湖の水深は20mくらいとの話もあります。ですからダム湖の水の80%が流出というのは間違いないでしょう。これがそれ以上流出しなかった理由は、ダム湖の中にごく僅かですが分水嶺があり、そこから東側の水は完全には西側にあるサドルダムには流れない、そんな構造だったためです。

それからダムの構造問題では、ダムの高さが計画満水水面に対し低すぎです。満水水位がダムの天端(てんぱ、最上部の平らな部分のこと)まで1mしかありません。これを日本の普通のダムなどのレベルまで上げるには、あと5mかさ上げせねばいけません。あと5mかさ上げと言いますが、多分堰堤の体積は5割増し位になると思います。その上でもう一つ、このサドルダムDには「洪水吐き」が有りませんが、これが無いと満水水位が安定しません。洪水吐きはロックフィルダムやアースダムn場合、ダム本体には設置出来ないので地山の部分に作る必要があります。若しだめならそこだけ重力式コンクリートのダムにせねばいけない。
こう単純に考えてもコストは最低でも2倍以上かかるでしょう。

そもそも計画自体に無理があった、そんな工事ですね。
(以下は次のコメントで)
  1. 2018-08-13 17:39
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

To:よもぎねこ さん

>  そこで思い出したのがこのダムが決壊する前に、ダムが沈下し始めたという話です。
>
>  決壊の4日前に11㎝、その3日後には1mも沈下して、韓国人はこの段階で避難しているのです。
>
>  http://japanese.joins.com/article/483/243483.html
>
>  これはつまり雨で貯水量が増えて、ダムにかかる水圧が増した段階で、ダムを作る土の中か、ダムの下の土壌に、水が浸潤して液状化が起きていたという事でしょう?
>
>  液状化が起きて、ダムがどろどろに緩み、それでダムが沈下し始めたのでは? そして最後にダムは泥になって流れたという事でしょう?
>
>  だから最大の問題は、満水前の水圧でダムに水が浸潤するような構造だったことでしょう?



ダムが1m沈下した、これは8月4日のエントリーで写真を載せた件ですね。これを見ると明らかにダム内部の土が崩れ始めています。
一般にアースダムは昔からあるモノですが、これ自体が悪い訳ではありません。但し条件があります。
アースダムでも河川堤防でも同じですが、土を盛り上げて水を防ぐ・貯めるためには「水の浸透をコントロールせねばいけません」。その為土木工事の基本として「土の締固め」を行います。昔は「よいとまけ」で固めていましたが、現在はランマーや巨大な転圧ローラーですね。勿論キチンと締め固まる良い土が必要な事は言うまでも有りません。
多分土木工事の専門の方なら一目見て「完成直後にこんな風?、こりゃあ締固めを全くやってないだろう」と見ると思います。

ズバリ、無能計画、手抜き設計、出鱈目工事ですね。

それから液状化との指摘ですが、地震などの災害時問題となる液状化現象は、地震などの際の現象で、地盤の中に砂と水を含んだ層の存在が問題です。確か札幌でも琴似辺りにそんな所があったと思いますが、地盤が出来るときにこんな所が出来るんですね。
この場合は普段は砂粒が絡み合っているのですが、地震の振動などが加わると水の中に砂粒が浮いた状態になる。こうなると単なる液体になるので液状化現象が起こる訳です。
このダム決壊では、所謂液状化現象とは異なる状況だったと見ています
  1. 2018-08-13 18:55
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

To:匿名さん

> これが韓流か
> まあ韓国人がいつも言っている真の謝罪を行って一発で解決するんだろうな



韓国にとってはこの問題は多分解決不可能な問題と見ています。
謝って済む問題ではないですね。
  1. 2018-08-13 19:01
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

To:Kazk さん

> このSK建設というのはどの程度の実力がある会社なのか調べてみたら驚きましたね。
>
> ダムの実績なんて殆ど出ていない。というより韓国のダム事情についてはこちらが一番詳しいようです。
>
> http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranB/TPage.cgi?id=86&p=1
>
> これと先日小生が提示した電力土木のリストを比べると90年代位まで作られたダムの殆どは日本の手が入り日本の会社が建設したものだろうと思われます。もちろん現地の業者も下請けで入ったでしょうが、こんな物自己が主体になって建設しなければ経験なんて付きません。
> また別な資料では
> http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranB/TPage.cgi?id=86&p=1
>
> 大韓民国の全ダム数は1,205ダムである。高さ15m以上のダムは1,175ダムあり、その87%は高さ30m未満である。また、全ダムの93%はアースダムである。
> この国では1970年から2000年までの30年間に710ダムが竣工しており、2000年以降の建設は7ダムと少ない。
>
> とあります。
>
> SK建設は1962年の創業らしいのですがHPを見てもダム関係の記述は皆無です。おそらくは土盛りに等しいアースダムしか造ったことがなかったのでしょう。
>
> ただこのゼナムノイダムの場合、事情がぜんぜん違う。満水時のダム湖の面積が500k㎡で貯水量が10億㎥ですから平均水深は2mに過ぎません。大まかに考えて満水時には最上部に5億㎥分の水圧がかかるのです。高さが20mと言っても普通の溜池じゃあないのです。
>
> この写真見る限り何も特別な配慮はないようです。この時点で半ば素人じゃないかと小生は思います。大規模貯水池がアースダムではいけないとは言えません。世界にはそういう例はいくらもあります。ただ高さ20mで5億㎥というような例はあるんだろうか。おそらくはこの補助ダムのほうが厳しいでしょう。
>
> これは小さい方が帰って難しいはずです。重力でせき止めることが出来ないのですから…この地図見る限り他の補助ダムには水が届いていたんでしょうか。これは推測ですがこのダムDが最初に水に浸かりおかしくしたんじゃないだろうか、としか思えません。
>
> この事件についてもあまり資料が出ません。まず当時の雨量が正確に出ません。というよりまともな記録がないんでしょう。最初に韓国人が逃げてるんですから。だから貯水率も正確なところは不明。30%というソースはわかりません。そういえば最初は50億㎥の水が溢れたという記述がありましたが、これはおそらくWikiの誤訳です。ダム湖とダムの容積からそんなことはないはずだからです。
>
> このあたりも酷いものでしたね。
>
> 続きます。



色々興味深い話有難う御座います。
コメントの返事が遅れていますが、私も時間がなく、もう少し調べたいのですが手間取っています。

このコメントの返事を兼ね次のエントリーをするつもりです。
もうしばらくお待ちください。
  1. 2018-08-14 19:10
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

問題のベルギーの会社ですがどうやら概要が分かりました。

この発電所の隣にあるhouay ho ダムが気になり検索かけてみるとこれがかかりました。wikiですが

https://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=https://en.wikipedia.org/wiki/Houay_Ho_Dam&prev=search

この中にtractebelなるベルギーの会社が見つかりました。
この会社もしかして両方にかかわってるのではないかと思い、こちらの概要を見てみると

https://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=http://www.houayho.com/ProjectOverview.aspx%3Flanguage%3DEN&prev=search

なんかよく似てます。

そこで“”tractebel laos dam”

でググると出てきましたよ。
https://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=https://ejatlas.org/conflict/xe-pian-xe-namnoy-hydroelectric-power-project-laos&prev=search

どうやらこのダム建設での環境破壊を心配したNGOのHPの様ですがこちらに完全な事業内容がありました。

これではっきりしたようです。

なおtractebelのHPはこれ

https://tractebel-engie.com/en
なお
https://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=https://en.wikipedia.org/wiki/Tractebel&prev=search

wikiによってるとフランスの会社の子会社らしい。
このsuezがおそらくは黒幕でしょう。

houay hoダムの解説はいろいろ教えてくれます。
こちらはどうやら最初は大宇と組んで仕事しようとしたが97年の通貨危機でつぶれたようです。

その再現をどうやら今回は狙ったらしい。

ひどいもんですねえ。



  1. 2018-08-15 17:46
  2. URL
  3. kazk #cPv2SIBE
  4. 編集

To:Kazk さん

> 問題のベルギーの会社ですがどうやら概要が分かりました。
>
> この発電所の隣にあるhouay ho ダムが気になり検索かけてみるとこれがかかりました。wikiですが
>
> https://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=https://en.wikipedia.org/wiki/Houay_Ho_Dam&prev=search
>
> この中にtractebelなるベルギーの会社が見つかりました。
> この会社もしかして両方にかかわってるのではないかと思い、こちらの概要を見てみると
>
> https://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=http://www.houayho.com/ProjectOverview.aspx%3Flanguage%3DEN&prev=search
>
> なんかよく似てます。
>
> そこで“”tractebel laos dam”
>
> でググると出てきましたよ。
> https://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=https://ejatlas.org/conflict/xe-pian-xe-namnoy-hydroelectric-power-project-laos&prev=search
>
> どうやらこのダム建設での環境破壊を心配したNGOのHPの様ですがこちらに完全な事業内容がありました。
>
> これではっきりしたようです。
>
> なおtractebelのHPはこれ
>
> https://tractebel-engie.com/en
> なお
> https://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=https://en.wikipedia.org/wiki/Tractebel&prev=search
>
> wikiによってるとフランスの会社の子会社らしい。
> このsuezがおそらくは黒幕でしょう。
>
> houay hoダムの解説はいろいろ教えてくれます。
> こちらはどうやら最初は大宇と組んで仕事しようとしたが97年の通貨危機でつぶれたようです。
>
> その再現をどうやら今回は狙ったらしい。
>
> ひどいもんですねえ。



 遂に分かりましたか! 情報有難う御座います。
これでミッシングリンクがほぼ繋がりました。しかし色々見てみると正直パンドラの箱を開けたような思い。
ありとあらゆるものが出てきました(善悪とも)。

そもそもこの辺りのプロジェクトは環境問題が有ると睨んでいましたが、矢張りありまして今年の初めにはアメリカの大学のチームが研究して、ラオス政府に調査報告書を提出しています。持続可能な農業漁業と開発の調和と言ったもので、長文なのでまだ一部しか読めていませんが、環境問題も深刻のようです。

それからベルギーの会社には調べていくと私のタイ時代に関係した会社の名前も出てきます。オイオイ、あそこがこんな所にまで手を出していたのか・・・。

他にもラオスの発電用ダムは何と水豊ダムを作った久保田豊がラオスの発電ダムの父ともいえる存在。
いやあ、色々あるモノですね。一つのエントリーには書ききれませんが、ぼつぼつ書いていきます。
  1. 2018-08-16 14:26
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

この手の調査は2chはあまり頼らないようにしてるんですが、今回は見てみました。

何だ、tractebekなんてすぐ見つかりましたね。
でも韓国のダム事情と日本工営の久保田豊、ナグムグ発電所がすぐでてこないのは正直呆れました。
知らねえやつが多いのか、調べてないのかはわかりませんが、半世紀前ならば知ってて当然だったはずです。

ただ収穫はありましたね。

JICAのゼコン川電力開発のフィージビリティ調査です。
他にもあるようですから
JICAの図書検索のページ貼っときます。

http://libopac.jica.go.jp/search/footStep.do?method=jump&index=1

あとこれ
SKのトンネルの地質報告書らしい。
http://www.mesy-solexperts.com/images/dmdocuments/17_publ_pdf_en_de_fr/pub_en/pub_en_29_hydraulic_fracture_testing_xe_pian_xe_namnoy_hpp_v2.pdf

出処はmesy-solexpertsなるドイツの会社。連中は隠れた欧州連合だったんですね。

もう一つ面白いものです。


どうやらKSの前に韓国の東亜建設がここに手を出していたらしい。そこから調査を請け負ったスイスの会社のプロジェクト概要。

http://www.poyry.com/sites/default/files/media/related_material/36.pdf


Proyryとかいうコンサルみたいです。ただこの一番最後にある地図を見ると94-95年ころには詰まっていたようですね。

JICAの調査はラオスにも行っていたでしょうから、それをラオスから手に入れた欧州のコンサルたちがやらかしたか、東亜なり鮮京なりがこれを欧州に持ち込んだかです。

小生睨むところ、ユーラシアトンネルの経緯などから見て欧州の連中が自分の手を汚さずに美味い汁だけ吸おうとして日本に憎しに凝り固まってるチョン共を使ったというところだと思います。

連中だって日本と組むとか言うこと考えてもいいでしょうに、日本人がやると皆オールジャパンで組んでしまうので入る余地が無いのでしょう。

JICAの文書ではナムニアップとセタカムがあります。次はセタカムでしょうか。

JICAの検索を見るとJICAは主軸を小水力発電に切り替えているようです。
環境問題を大きく言われすにすむし途上国の民生にはそちらのが有利という判断でしょう。

巨大発電所に走りまくってるラオスの判断が正しいかは未来の結果待ちでしょう。
  1. 2018-08-18 20:23
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  3. kazk #cPv2SIBE
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To:Kazk さん

> この手の調査は2chはあまり頼らないようにしてるんですが、今回は見てみました。
>
> 何だ、tractebekなんてすぐ見つかりましたね。
> でも韓国のダム事情と日本工営の久保田豊、ナグムグ発電所がすぐでてこないのは正直呆れました。
> 知らねえやつが多いのか、調べてないのかはわかりませんが、半世紀前ならば知ってて当然だったはずです。
>
> ただ収穫はありましたね。
>
> JICAのゼコン川電力開発のフィージビリティ調査です。
> 他にもあるようですから
> JICAの図書検索のページ貼っときます。
>
> http://libopac.jica.go.jp/search/footStep.do?method=jump&index=1
>
> あとこれ
> SKのトンネルの地質報告書らしい。
> http://www.mesy-solexperts.com/images/dmdocuments/17_publ_pdf_en_de_fr/pub_en/pub_en_29_hydraulic_fracture_testing_xe_pian_xe_namnoy_hpp_v2.pdf
>
> 出処はmesy-solexpertsなるドイツの会社。連中は隠れた欧州連合だったんですね。
>
> もう一つ面白いものです。
>
>
> どうやらKSの前に韓国の東亜建設がここに手を出していたらしい。そこから調査を請け負ったスイスの会社のプロジェクト概要。
>
> http://www.poyry.com/sites/default/files/media/related_material/36.pdf
>
>
> Proyryとかいうコンサルみたいです。ただこの一番最後にある地図を見ると94-95年ころには詰まっていたようですね。
>
> JICAの調査はラオスにも行っていたでしょうから、それをラオスから手に入れた欧州のコンサルたちがやらかしたか、東亜なり鮮京なりがこれを欧州に持ち込んだかです。
>
> 小生睨むところ、ユーラシアトンネルの経緯などから見て欧州の連中が自分の手を汚さずに美味い汁だけ吸おうとして日本に憎しに凝り固まってるチョン共を使ったというところだと思います。
>
> 連中だって日本と組むとか言うこと考えてもいいでしょうに、日本人がやると皆オールジャパンで組んでしまうので入る余地が無いのでしょう。
>
> JICAの文書ではナムニアップとセタカムがあります。次はセタカムでしょうか。
>
> JICAの検索を見るとJICAは主軸を小水力発電に切り替えているようです。
> 環境問題を大きく言われすにすむし途上国の民生にはそちらのが有利という判断でしょう。
>
> 巨大発電所に走りまくってるラオスの判断が正しいかは未来の結果待ちでしょう。



凄い情報、有難う御座います。
特に「mesy-solexpertsなるドイツの会社」のレポート、しっかり読んでみました。
私がどうしても見たかった資料でした。
これは2016年にインドネシアのバリ島で行われた学会での発表資料ですが、中身はこのダム建設の難工事であるバーチカルシャフト(立て坑ですね)の掘り方に関するものです。深さ700mにも及ぶ立て坑がまさか手で掘る訳にはいかない。高圧の水圧で岩を砕いて掘っているようで、其のFSとして色々調査、テストしたことが載っています。当然ながら地下の岩盤の調査などもやっていますね。当然ながら物凄い費用が掛かっているでしょう。ご指摘のように欧州の連中が美味しい所だけ吸い取ったという事ですね。

こんな無理に無理を重ねたプロジェクトですが、今回のダム決壊でボラヴェン高原からセコン川にかけての水の流れが一変してしまいました。この周辺の土地の治水、水利用など根本的に変わらざるを得なくなりました。特に場所によっては住宅地や田んぼなどが水没したりしていますから、この原状回復や保証は莫大でしょう。

恐らくこれから環境関係の連中がわんさと押しかけて大騒ぎすると思います。
最終的に一党独裁政治が一定方向に突っ走るという問題が浮き上がるでしょう。ラオスの独裁政治が終わるかも知れません。それ位の問題ですね。
  1. 2018-08-19 15:33
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  3. 短足おじさん二世 #-
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 なんだか今更で申し訳ないのですが、このダムについて韓国側が勝手に基本設計を変えて6.4mも低くしたというニュースが出ていましたね。

 http://dandoweb.com/backno/20181017.htm

>決壊したダムが高さ25メートルで基本設計されていたのに18.6メートルで造られた点です。他の補助ダムも高さ10メートルが3.5メートルに落とされました。

 高さ25mでも満水面から1mしかなかったのなら、18.6にしてしまったら、満水なる前に越水するのは当然でありませんか?
 
 本来なら吐水口がない分、メインダムより相当高くして、絶対越水しないように設計するべきなのに、低くしてしまうのですから無茶苦茶です。

 一体このダム全体の設計はどこが責任を持っていたのでしょうね?
  1. 2018-10-22 22:07
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  3. よもぎねこ #-
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To:よもぎねこ さん

>  なんだか今更で申し訳ないのですが、このダムについて韓国側が勝手に基本設計を変えて6.4mも低くしたというニュースが出ていましたね。
>
>  http://dandoweb.com/backno/20181017.htm
>
> >決壊したダムが高さ25メートルで基本設計されていたのに18.6メートルで造られた点です。他の補助ダムも高さ10メートルが3.5メートルに落とされました。
>
>  高さ25mでも満水面から1mしかなかったのなら、18.6にしてしまったら、満水なる前に越水するのは当然でありませんか?
>  
>  本来なら吐水口がない分、メインダムより相当高くして、絶対越水しないように設計するべきなのに、低くしてしまうのですから無茶苦茶です。
>
>  一体このダム全体の設計はどこが責任を持っていたのでしょうね?



情報有難う御座います。
何か泥仕合の様相を呈してきましたね。

私の見る所、韓国の責任は免れられない。また手抜き工事であることもはっきりしてきました。
そしてここからは私の推定ですが、補助ダムの高さが基本設計より6.5m低いことはかなり早い段階から指摘されていたと思います。何せ大事故です。基本設計が可笑しいという結論になったら、基本設計をやった企業も国も大ダメージ間違いない。
しかもFSはベルギーの会社がやったと言われていますが、若しそうなら現地に行かなくても地球探査衛星で調べればダムの高さが分かります。現に決壊でダム湖の水面がどれくらい下がったかも出ていました。
もう一つ参考事例ですが、タイで洞窟に少年たちが閉じ込められた事件。この時日本は救出に協力するため現地の地形図を等高線入りで作成、また樹木も取り除いた状態で地図を作っています。こんな技術が有れば、サドルダムの高さが基本設計と違う事は当然分かる筈です。

今回の件は、このような調査が着々と進み、当然韓国、SK建設にも資料提出要求が来ている筈ですから、このままでは逃げられないと分かってきたのでしょう。
そこで悪いのは前政権(クネたん政権)という事にして逃げるつもりではないでしょうか。

まあこんな事で取り逃がすほど国際社会は間抜けではありませんから、かんこくがますます墓穴を掘りだしたことは間違いないですね。
それとダムの高さは基本設計では満水緬より多分7m位は上だったと思うのですが、勝手に6.5m下げてしまったと見るべきかと思います。

この件はもう少しわかってきたら記事にしたいと思います。
  1. 2018-10-23 14:39
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  3. 短足おじさん二世 #-
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