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2018-07-14 21:33

日本が普通の国になるチャンスがやってきた


 トランプがNATO首脳会議で防衛費をGDP比4%への増額を要求したと報道されている。
特にドイツに対しては、「ドイツはロシアの人質」とまで言っている。これは冷静に考えれば間違ってはいない。ロシアから主要エネルギーである天然ガスの供給を受けるという事は、何かトラブルが有ればエネルギー源のガスを止められるわけで、人質は事実だからだ。現にロシアとウクライナとの間ではこの問題が2005年から2009年にかけて表面化した。
ロシア・ウクライナガス紛争

日本だって他人ごとではない。石油を止められた日本がアメリカと戦わざるを得なかった事を思い出せば当然である。

 しかし、この発言がドイツ人の反米感情に火をつけたことは間違いないだろうが、今回は日本について考えてみたい。ドイツと日本はWWⅡから軍事費に関してはアメリカの圧力で押さえつけられてきた経緯がある。その頸木をとり外そうという話である。

日本にとっては、戦後73年、やっと真の独立国になるための道筋が出来たと思えるからだ。

何はともあれ最初にその報道から。

<以下ロイターより引用>

ワールド2018年7月12日 / 03:36 
トランプ氏、防衛費GDP比4%へ拡大要請 NATO首脳会議

[ブリュッセル/ワシントン 11日 ロイター] - トランプ米大統領は11日開幕した北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で、加盟各国による防衛費の支出を国内総生産(GDP)比4%に引き上げるよう要請した。ホワイトハウス高官が明らかにした。

同高官によると、トランプ大統領の要請は正式な提案ではない。

トランプ大統領自身は、NATO加盟国が直ちに防衛支出の対GDP比率を2%に引き上げる必要があるとツイッターに投稿。「ドイツがロシアに対し(天然)ガスとエネルギーを巡り多額の支払いを行うなら、NATOにどのような価値があるのか。米国は欧州の防衛のために多額の支出を行う一方、貿易で多額の損失を出している。防衛支出の対GDP比率を直ちに2%に引き上げる必要がある。2025年までではない」との考えを示した。

ブルガリアのラデフ大統領も記者団に対し「トランプ大統領が防衛費を対GDP比で2%に拡大する目標の達成だけでなく、4%という新たな目標を設定した」と語った。

NATOはこれまでに加盟国の防衛費を対GDP比2%以上とする目標を掲げているが、ドイツなど目標を達成してない加盟国は多く、トランプ大統領は首脳会談に先立ち、各国の拠出が不十分として批判していた。

加盟国首脳らは共同声明で「加盟各国のコストや責務の負担において均衡を取ることにコミットする」とし、防衛費支出を拡大する目標の達成に向けた「揺るぐことのないコミットメント」を確認。トランプ大統領の批判を考慮した格好だ。

また、ロシアやイラン、北朝鮮による脅威について懸念を表明した。

<引用終り>


最初に日本の防衛費が世界の中でどうなっているかを見てみます。

これは金額ベース
2018-7-13国別防衛費トップ15 
http://www.garbagenews.net/archives/2258794.html

このトップ15を対GDP比で見ると
2018-7-13国別防衛費トップ15の対GDP比 

こんな風に見ると、日本とドイツが国力の割に防衛費が少ない、特に日本は対GDP比で0.9%となっていますので、主要国の中では極端に少ないですね。
しかし、これは歴史的経緯から来ているもので、特にアメリカは日本に対する恐怖心が有ることを忘れてはなりません。
以前こんなエントリーをしました。
「日本は潜在的な敵性国  2017-03-18 」
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1363.html

この中でアメリカの潜在的敵性国はロシア・中国・ドイツ・日本、この四カ国であるとし、日本に対しては「冷戦後の日本を国際政治におけるアメリカの潜在的敵性国と定義し、日本に対する封じ込めを実施する」、これがアメリカの方針であるとされた。これが策定されたのはブッシュ(父)政権末期だが、その後のクリントン政権にも引き継がれている。しかも不倫トンは根っからの日本嫌い。そんな事を前提にもう少し詳しく見てみよう。以下上掲エントリーより。

 一九八九年末にベルリンの壁が崩れて東西陣営の対立が終わると、米政府は即座に、「世界を一極構造にして、アメリカだけが世界を支配する。他の諸国が独立したりリーダーシップを発揮したり、独自の勢力圏を作ろうとすることを許さない」というグランド・ストラテジーを作成した。ブッシュ(父)政権のホワイトハウス国家安全保障会議が、「冷戦後の日本を、国際政治におけるアメリカの潜在的な敵性国と定義し、今後、日本に対して封じ込め政策を実施する」という反日的な同盟政策を決定したのも、一九九〇年のことであった。
 (筆者は当時、「ブッシュ政権は日本を潜在的な敵性国と定義して、『対日封じ込め戦略』を採用した」という情報を、国務省と国防総省のアジア政策担当官、連邦議会の外交政策スタッフから聞いていた。ペンタゴン付属の教育機関であるナショナル・ウォー・カレッジ〔国立戦争大学〕のポール・ゴドウィン副学長も、「アメリカ政府は、日本を封じ込める政策を採用している」と筆者に教えてくれた。)
 ブッシュ(父)政権が、レーガン政権時代に国防総省からの強引な要求によって決定された自衛隊の次世代戦闘機の日米共同開発合意を一方的に破棄・改定したり(注1)、日本に対して国際通商法(GATTルール)違反のスーパー三〇一条項を適用して、米製品を強制的に購入させる「強制貿易」政策を押し付けてきたりしたのも、「アメリカが支配する一極構造の世界を作るためには、。潜在的な敵性国”である日本を封じ込めておく必要がある」という戦略観に基づいたものであった。
 当時のアメリカ外交に関して優秀な国際政治学者(リアリスト派)であるケネス・ウォルツ教授(カリフォルニア大学バークレー校とコロンビア大学)は、「ソ連が没落してアメリカに対抗できる国が世界に存在しなくなったため、米政府は傲慢で自己中心的な外交政策を実行するようになった……カントやニーバーが指摘したように、国内政治であれ国際政治であれ、一旦、絶対的な権力(覇権)を握ると、どこの国も不正で腐敗した統治行為を行うようになる。アメリカが一極構造を作って世界中の国を支配しようとすれば、そこに権力の濫用と権力の腐敗現象が発生するのは当然のことだ」(Realism and International Politics)と述べている。
 公式の席では日本に対して、「日米同盟は、価値観を共有する世界で最も重要な二国間同盟だ」とリップ・サービスしておきながら、実際には日本を”潜在的な敵性国”とみなして強制的な貿易政策を押し付けてきた一九九〇年代のアメリカーーブッシュ(父)政権とクリントン政権ーーのやり方は、ウォルツが指摘したように「権力の濫用と腐敗」を体現したものであった。

今こんな事を書くのは、私がバブル崩壊後の1990年代から、散々苦労してきた、その苦労の原点がこんな所にあった。そんな思いがするからだ。

そして日本の将来のためにはどうしても避けて通れないのが憲法改定。平和憲法だなどと騙されているが、アメリカの勝手な都合で日本貶めのために押し付けられた憲法。押し付けられたときには「天皇陛下を戦犯で訴追だとか、原爆を示唆するような発言とか、B29を超低空で飛ばして威嚇とか」、こんな脅迫が有るようだ。
「押し付けられた日本国憲法、GHQの社会主義者が9日間で作る」
https://www.sankei.com/premium/news/170129/prm1701290009-n3.html

この産経の記事を読むと今でも血が騒ぎますが、それはちょっと置いといて、この憲法制定以後冷戦が激化し、さらに朝鮮戦争が勃発するに及びアメリカからは改憲と再軍備を要求されます。当時の首相吉田茂は警察予備隊(のちに保安隊→自衛隊)は作ったものの改憲は拒否します。その後もベトナム戦争当時にも同じ動きが有りましたが、やはり改憲は拒否。この判断は当時としては日本人の血を流さずに済んだという意味で正しかったと思います。(但し朝鮮戦争では機雷除去の掃海作業には日本人も狩りだされており、殉職者も出ています。忘れてはいけません)
しかしその後国際情勢は大いに変わりました。

そして今ではこんな事を言われる始末



http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1535.html

このバイデンの認識はアメリカを支配するエスタブリッシュメントの共通認識だと思う。しかしトランプはアメリカのエスタブリッシュメントとは対立した考え方を持っている。そんなことから、現在の状況は日本が戦後73年の頸木を外す絶好のチャンス、日本が普通の国になるチャンスだと思います。

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コメント

右も左も

改憲といえば、例の9条のことであるとして、話を進めるとして。

憲法9条そのものもさることながら、それを取り囲む左右を問わない日本人の
姿勢も奇妙すぎます。
具体的にいえば、一部の「原理主義者」は別にして左右ともに小学生だって
誰も本気で信じていないのに、信じているフリをしなければならないところが、です。

方便的に信じているフリをしていた人の例として吉田茂を挙げておられますが、共産党も負けていません。
今の日本国憲法の草案が吉田首相によって提出された1946年6月25日の第90回帝国議会の衆議院本会議の4日後、これに対抗し独自に日本人民共和国憲法草案」なるものを発表。

それには共産党らしく「天皇制の廃止」を掲げ「侵略戦争」は否定するものの「戦力の不保持」には触れないという、明らかに今の日本国憲法とは異なる代物。
さらに同年(1946年)8月24日の衆議院本会議で共産党・野坂参三氏は

「芦田委員長およびその他の委員は、日本が国際平和のために積極的に寄与することを要請されましたが、もちろんこれはよろしいことであります。
 しかし現在の日本にとってこれは一個の空文に過ぎない。政治的に経済的にほとんど無力に近い日本が、国際平和のために何がいったいできようか。
 このような日本を世界のどこの国が相手にするであろうか。われわれはこのような平和主義の空文を弄する代わりに、今日の日本にとってふさわしい、また実質的な態度をとるべきであると考える」

などと実にまっとうなことを述べてます(笑)。いつの間にか護憲()の党になっちゃってますが(笑)、共産党こそ日本国憲法9条に反対した唯一の政党なんですよね、実際のところ。

共産党以外の左巻の方々も米軍の核持ち込みや自衛隊に対しては華々しい反対活動をみせる一方で中国、北朝鮮の核武装にはひどく理解があったりして、まあ、9条なんて本音ではマジメに信じちゃいないことは明らか。

別に9条がらみの話(自衛隊=軍隊じゃありません)だけじゃありません。

他にも
ソープランドは売買春ではない、
パチンコは賭博ではない
最近新しく加わったのは

外国人実習生、労働者は移民ではない・・ですかね。
日本人的な建前と本音・・というともっともらしく聞こえますが
要は現実を現実としてみるのがイヤなだけって気も。

こんな馬鹿げた戦後の遺風は一刻も早く一掃されてほしいです。
  1. 2018-07-17 22:30
  2. URL
  3. prijon #-
  4. 編集

Re: 右も左も

> 改憲といえば、例の9条のことであるとして、話を進めるとして。
>
> 憲法9条そのものもさることながら、それを取り囲む左右を問わない日本人の
> 姿勢も奇妙すぎます。
> 具体的にいえば、一部の「原理主義者」は別にして左右ともに小学生だって
> 誰も本気で信じていないのに、信じているフリをしなければならないところが、です。
>
> 方便的に信じているフリをしていた人の例として吉田茂を挙げておられますが、共産党も負けていません。
> 今の日本国憲法の草案が吉田首相によって提出された1946年6月25日の第90回帝国議会の衆議院本会議の4日後、これに対抗し独自に日本人民共和国憲法草案」なるものを発表。
>
> それには共産党らしく「天皇制の廃止」を掲げ「侵略戦争」は否定するものの「戦力の不保持」には触れないという、明らかに今の日本国憲法とは異なる代物。
> さらに同年(1946年)8月24日の衆議院本会議で共産党・野坂参三氏は
>
> 「芦田委員長およびその他の委員は、日本が国際平和のために積極的に寄与することを要請されましたが、もちろんこれはよろしいことであります。
>  しかし現在の日本にとってこれは一個の空文に過ぎない。政治的に経済的にほとんど無力に近い日本が、国際平和のために何がいったいできようか。
>  このような日本を世界のどこの国が相手にするであろうか。われわれはこのような平和主義の空文を弄する代わりに、今日の日本にとってふさわしい、また実質的な態度をとるべきであると考える」
>
> などと実にまっとうなことを述べてます(笑)。いつの間にか護憲()の党になっちゃってますが(笑)、共産党こそ日本国憲法9条に反対した唯一の政党なんですよね、実際のところ。
>
> 共産党以外の左巻の方々も米軍の核持ち込みや自衛隊に対しては華々しい反対活動をみせる一方で中国、北朝鮮の核武装にはひどく理解があったりして、まあ、9条なんて本音ではマジメに信じちゃいないことは明らか。
>
> 別に9条がらみの話(自衛隊=軍隊じゃありません)だけじゃありません。
>
> 他にも
> ソープランドは売買春ではない、
> パチンコは賭博ではない
> 最近新しく加わったのは
>
> 外国人実習生、労働者は移民ではない・・ですかね。
> 日本人的な建前と本音・・というともっともらしく聞こえますが
> 要は現実を現実としてみるのがイヤなだけって気も。
>
> こんな馬鹿げた戦後の遺風は一刻も早く一掃されてほしいです。



日本人の本音と建て前は確かにご指摘の通りです。
矢張り日本人は頭の上に原爆が落ちない限り目が覚めない、そんな気がしますね。
問題は戦後の太平の世が長すぎた、しかし世界の荒波が今こそ厳しく日本に迫ってきている時代も多分幕末~明治維新、大東亜戦争、それに続く第三の危機と言えるかと思います。
  1. 2018-07-18 17:49
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

短足さんへ

軍事費のグラフの私のブログとシンクロしました。
日付を確認すると、私の方が遅い。
でも私は短足さんの記事に目を通していない。
シンクロで、真似たわけではありません。

今日はもう寝るので時間のあるときに、内容をじっくり読ませていただきます。
  1. 2018-07-20 01:50
  2. URL
  3. NINJA300 #/xzFVZWc
  4. 編集

To:NINJA300 さん

> 短足さんへ
>
> 軍事費のグラフの私のブログとシンクロしました。
> 日付を確認すると、私の方が遅い。
> でも私は短足さんの記事に目を通していない。
> シンクロで、真似たわけではありません。
>
> 今日はもう寝るので時間のあるときに、内容をじっくり読ませていただきます。



矢張りどなたも思いは同じという事だと思います。
私としては同じ思いの方が増えるのは大歓迎。他の方にももっとPRしたいですね。
  1. 2018-07-20 09:45
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

ロシア・ウクライナガス紛争はドイツがロシアの人質だなどと簡単に言える問題じゃあありませんよ。

この問題での一番の問題は徹頭徹尾ウクライのの我儘だからです。

かつてソ連邦はその構成共和国には当たり前に石油とガスを供給していました。かつてはコメコンを構成していた東欧の衛星国に対しても石油を供給していました。値段は国際価格の1/3と言われ、外貨がない東欧諸国は工業製品等のバーター取引でそれを取得していました。例えばチェコスロバキアはバーター取引として電気機関車を供給していました。今でもロシアの鉄道の電気機関車の多くはチェコ製です。

東欧諸国はこの安い石油のおかげでエネルギー問題はほとんど無関係でしたが、生殺与奪の権限をソ連に握られたも同然でした。自立したくてもカネがない、外貨がないから西側から新しい設備の導入も出来ない、近代化が出来ないということになったからです。だからチェコなどは国内で使いみちがない国産石炭を西側に輸出して外貨を稼ぐという苦肉の策を取っていました。西側はそんな石炭を買う必要なんてないのですがロシアに対する嫌がらせを含めて購入していたなんて経緯があります。

さてドイツがロシアのガスを購入してる理由ですが、これは基本的に経済的に引き合うし何よりもロシアの孤立化を防ぐという安全保障上の問題がありました。ロシアからの輸入はパイプラインを使って行いますが、かかる設備を作り使用してる以上だんだん輸出側も相手国に依存するようになるのです。大口顧客は基本大事にしなくてはいけないからです。

EUとするとこうして適正な利益を与えておくほうが問題がないのです。

この状態でロシアとウクライナのガス紛争が起きます。

ウクライナはロシアの支配が嫌で嫌で仕方がないから独立に走ったのですが、以前からの経緯もありロシアは以前の連邦構成国にはやはり国際価格の1/3という価格でガスを供給していました。そして問題はこのパイプラインを使って西側にガスを供給していたことでした。

パイプラインはウクライナ領を通りますから基本ウクライナが管理するのですが、連中はガス抜き取りの常習犯なのです。

ロシアとすれば友好国だから安く売ってたが、こういう関係になってはそうも出来ないから少しづつ値上げを求めましたが応じるどころか債務不履行をし、あまつさえEU向けのガスを抜き取るという暴挙に出ます。つまり金払わないからウクライナ向けを供給停止する通告したところ連中が抜き取りをやったのです。

連中はEUが騒ぐことを利用して問題を国際化しました。この裏にはアメリカが(基本的には民主党の連中が)いました。ウクライの問題沈静化したのはアメリカが共和党に戻ったからです。

この問題はウクライナ領を通らないノルド・ストリームが出来てからはもほとんど問題にもなりません。


この問題はほとんどウクライナの問題だということです。
ロシアが嫌いならばガスを買わなければいい。国際価格でといえば売ってくれる国はいくらもあります。安いガスがほしい上に金は払いたくない被害者面して国際問題にすればなんとかなるかもしれない。EUもアメリカも味方してくれそうだ、というのでやった暴挙です。

小生はこういうウクライナの行為はほとんど南朝鮮のやり方と同じだと思ってます。
欧州ではウクライナとアルメニアがこういう軽蔑すべき国々です。

ちなみにベルルシアもウクライナと同じような立場ですが連中はパイプラインの管理権をロシアに譲りその上でガスを安く購入しています。それでもウクライナのような我儘は言ってません。

閑話休題

これがガス問題の大まかな経緯ですがドイツとするとアメリカの言い方は鬱陶しい以外の何物でもありません。
EUとすると既存の枠組みで問題となるのはロシア以外何者もありません。連中はロシアの側も含めて平和共存はもう当たり前なのです。ところがアメリカの民主党の一部の跳ね返りがウクライナを焚き付けてEUに参加したいなどと言わせロシアにちょっかいを出しています。

ドイツが国力の割に軍事費が少ないのは簡単なこと、ドイツ自体が集団的自衛権しか行使していないからです。詰まりは周辺諸国と合算で考えねばいけないのです。

ドイツとすればロシアが共産主義を復活させるなどというお馬鹿をやらない限り、軍備はおそらくイスラム諸国向けに今後特化せたいはずです。いいかげんにせいと言いたいのでしょう。

しかるに我が国はいま本格的な敵国を持つことになっています。言わずとしれた支那ですが、これは日本が育ててしまったという側面もあります。

一度連中が経済を潰してからが本当の勝負でしょう。
本当は経済封鎖を掛け数億人単位で餓死者を出させるというのが一番いい解決なんですがそれをできるだけの胆力が日本人にあるでしょうか。

小生はそれが心配です。




  1. 2018-07-23 19:49
  2. URL
  3. kazk #cPv2SIBE
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To:Kazk さん

> ロシア・ウクライナガス紛争はドイツがロシアの人質だなどと簡単に言える問題じゃあありませんよ。
>
> この問題での一番の問題は徹頭徹尾ウクライナウクライのの我儘だからです。
>
> かつてソ連邦はその構成共和国には当たり前に石油とガスを供給していました。かつてはコメコンを構成していた東欧の衛星国に対しても石油を供給していました。値段は国際価格の1/3と言われ、外貨がない東欧諸国は工業製品等のバーター取引でそれを取得していました。例えばチェコスロバキアはバーター取引として電気機関車を供給していました。今でもロシアの鉄道の電気機関車の多くはチェコ製です。
>
> 東欧諸国はこの安い石油のおかげでエネルギー問題はほとんど無関係でしたが、生殺与奪の権限をソ連に握られたも同然でした。自立したくてもカネがない、外貨がないから西側から新しい設備の導入も出来ない、近代化が出来ないということになったからです。だからチェコなどは国内で使いみちがない国産石炭を西側に輸出して外貨を稼ぐという苦肉の策を取っていました。西側はそんな石炭を買う必要なんてないのですがロシアに対する嫌がらせを含めて購入していたなんて経緯があります。
>
> さてドイツがロシアのガスを購入してる理由ですが、これは基本的に経済的に引き合うし何よりもロシアの孤立化を防ぐという安全保障上の問題がありました。ロシアからの輸入はパイプラインを使って行いますが、かかる設備を作り使用してる以上だんだん輸出側も相手国に依存するようになるのです。大口顧客は基本大事にしなくてはいけないからです。
>
> EUとするとこうして適正な利益を与えておくほうが問題がないのです。
>
> この状態でロシアとウクライナのガス紛争が起きます。
>
> ウクライナはロシアの支配が嫌で嫌で仕方がないから独立に走ったのですが、以前からの経緯もありロシアは以前の連邦構成国にはやはり国際価格の1/3という価格でガスを供給していました。そして問題はこのパイプラインを使って西側にガスを供給していたことでした。
>
> パイプラインはウクライナ領を通りますから基本ウクライナが管理するのですが、連中はガス抜き取りの常習犯なのです。
>
> ロシアとすれば友好国だから安く売ってたが、こういう関係になってはそうも出来ないから少しづつ値上げを求めましたが応じるどころか債務不履行をし、あまつさえEU向けのガスを抜き取るという暴挙に出ます。つまり金払わないからウクライナ向けを供給停止する通告したところ連中が抜き取りをやったのです。
>
> 連中はEUが騒ぐことを利用して問題を国際化しました。この裏にはアメリカが(基本的には民主党の連中が)いました。ウクライナの問題沈静化したのはアメリカが共和党に戻ったからです。
>
> この問題はウクライナ領を通らないノルド・ストリームが出来てからはもほとんど問題にもなりません。
>
>
> この問題はほとんどウクライナの問題だということです。
> ロシアが嫌いならばガスを買わなければいい。国際価格でといえば売ってくれる国はいくらもあります。安いガスがほしい上に金は払いたくない被害者面して国際問題にすればなんとかなるかもしれない。EUもアメリカも味方してくれそうだ、というのでやった暴挙です。
>
> 小生はこういうウクライナの行為はほとんど南朝鮮のやり方と同じだと思ってます。
> 欧州ではウクライナとアルメニアがこういう軽蔑すべき国々です。
>
> ちなみにベラルーシベルルシアもウクライナと同じような立場ですが連中はパイプラインの管理権をロシアに譲りその上でガスを安く購入しています。それでもウクライナのような我儘は言ってません。
>
> 閑話休題
>
> これがガス問題の大まかな経緯ですがドイツとするとアメリカの言い方は鬱陶しい以外の何物でもありません。
> EUとすると既存の枠組みで問題となるのはロシア以外何者もありません。連中はロシアの側も含めて平和共存はもう当たり前なのです。ところがアメリカの民主党の一部の跳ね返りがウクライナを焚き付けてEUに参加したいなどと言わせロシアにちょっかいを出しています。
>
> ドイツが国力の割に軍事費が少ないのは簡単なこと、ドイツ自体が集団的自衛権しか行使していないからです。詰まりは周辺諸国と合算で考えねばいけないのです。
>
> ドイツとすればロシアが共産主義を復活させるなどというお馬鹿をやらない限り、軍備はおそらくイスラム諸国向けに今後特化せたいはずです。いいかげんにせいと言いたいのでしょう。
>
> しかるに我が国はいま本格的な敵国を持つことになっています。言わずとしれた支那ですが、これは日本が育ててしまったという側面もあります。
>
> 一度連中が経済を潰してからが本当の勝負でしょう。
> 本当は経済封鎖を掛け数億人単位で餓死者を出させるというのが一番いい解決なんですがそれをできるだけの胆力が日本人にあるでしょうか。
>
> 小生はそれが心配です。



詳細な説明有難う御座います。ガス問題はウクライナ問題、確かにその通りです。
この問題は実はもっと根の深い話で1970年頃のブラント首相時代に遡ります。ブラント首相の進めた東方外交のおかげで東欧諸国・ソ連との間に友好関係が生まれました。ブラント首相がポーランドのワルシャワ近郊ゲットー英雄記念碑の前で跪いたことはあまりにも有名です。これが20年後の東西ドイツ統合へと繋がります。

しかしこの政策は長期的に見ると第一次大戦前からのドイツの東方拡大政策が再び始まったと理解すべき出来事でした。この流れはドイツ統一後のドイツの東ヨーロッパへの経済進出を見ればわかります。
この辺りに事情はドイツ在住の丸山光三さんの以下エントリーに詳細が記載されています。
「忘れてはならない移民輸出国だったドイツ」
http://marcooichan2.blog129.fc2.com/blog-category-74.html
ドイツの苦難の歴史が今日のドイツ人のモノの考え方に繋がっていることが分かります。

この話の厄介なのは、第一次大戦よりもっと前のイエローペリル(黄禍論)の時代に遡る因縁だという事です。イエローペリル時代はドイツは東進する。だからロシアも東進しなさいよと勧め、敵は中国と日本だと言っていました。
その全く同じことが今メルケルおばさんの手で進められていることです。メルケルおばさんはプーチンにも集金平にも敵は日本だよと囁いている節がありますね。

もう一つの問題、日本が本格的な敵国を持った、これは間違いありません。支那から見れば、「コリアは既に我がモノになった。次は日本だ。手始めに沖縄だ。次は北海道だ。しめしめ、日本はあほなモリカケの蕎麦屋騒動で目が見えないぞ」、コウでしょうね。
私には極近い将来、とんでもない大波乱が起こりそうな気がして気になります。

  1. 2018-07-25 07:32
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
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