寒い寒いと言っているうちにいつの間にか季節は移ってゆく。
フキノトウ
こんな風にして食べた
フキノトウは天婦羅などにしても美味しいが、私はこんな食べ方が好み。
味噌汁の中に手でフキノトウを千切ってパラパラ入れるだけ。ほろ苦い春の味です。
尚味噌汁は当地方では赤味噌の中でも少数派の豆味噌(大豆だけで作る味噌、米麹(こうじ)も麦麹も使わない)。
豆味噌はこの色が嫌いだという方がいるが、この褐色の色は味噌の熟成中に「メイラード反応」で徐々にこんな色になったもの。樽に仕込んで1年くらいの味噌は白いが3年位熟成させるとこんな色。
赤味噌が苦手の方にも知っていただきたい。味噌を醸造する際、仕込んだ最初は白だが熟成させるとこんな風になるんです。
所でこんな春の雰囲気を堪能していたら、親しくしていた親戚の方の訃報が入りフキノトウどころではなくなった。通夜・葬儀を済ませ、やっと先ほど帰宅したところ。
この春も前途多難な予感が・・・。