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2018-01-27 16:02

デジタル・レーニン主義

  1月25日のエントリー「AIをマスターした者が誰であれ、世界の支配者になるbyプーチン」にかんぱちさんから興味深いコメントを戴いた。
題して
「中国がやろうとしている事って」
コメントはこんな風に始まっている。
<以下引用>

ビッグ・データといえば聞こえが良いけど、ようするに個人情報をビジネスに利用するって話ですよね。怖いです。しかし、これを礼賛する記事がありました。 

「デジタル・レーニン主義」で中国経済が世界最先端におどり出た 一方、日本は「石器時代」のまま… | 津上 俊哉 | 現代ビジネス | 講談社 

>2017年は日本の中国経済に対する見方が好転し、ある意味で「潮目が変わった」と感じさせる年になった。そのため「中国崩壊論の崩壊」といった揶揄も現れた。 

>過剰な個人情報保護―日本のバッドニュース 
>筆者は、数年内に政府に対する規制緩和要望の上位には「過剰な個人情報保護」が来るだろうと思う。そして来日した中国人は一方で日本の良さを発見しながら、他方で「日本って石器時代みたい」という感想を漏らすようになるだろう。 

怖いのは、この記事を4000人以上がフェイスブックで「いいね!」していることです。ツイッターにも礼賛するツイートがありました。
・・・以下略・・・
<引用終り>


 デジタル・レーニン主義マンセー!、そして「日本は石器時代!!」、何じゃコリャアという議論なのだが、このデジタル・レーニン主義 に関してはWSJにこんな記事が有った。多分津上俊哉なるパンダハガーもこんな記事を見てデジタル・レーニン主義と言い出したのではないだろうか。

しかしwsjの記事は結構冷静で、私がごたごた言うよりポイントを掴んでいる。そこで全文を引用したい。

尚津上俊哉氏はデジタル・レーニン主義マンセーと言っているようだが、多分参照したと思われるWSJの記事は「民主的政治制度に対する根本的な挑戦だ」、んな風に言っているところも教務深い。

<以下引用>

CHINA'S WORLD
習近平氏、「ビッグデータ独裁」の中国目指す
デジタル・レーニン主義で国民と経済を管理へ

2018-1-27-1.jpg
IDカードと顔認証システムを使って駅の改札を通過する乗客(8月、湖北省武漢) PHOTO: ZUMA PRESS By Andrew Browne
2017 年 10 月 18 日 15:44 JST 更新

――筆者のアンドリュー・ブラウンはWSJ中国担当コラムニスト

***

 【上海】スターリンから毛沢東に至るまで、旧来の中央計画経済の立案者たちは皆、同じ問題に直面した。計画経済システムは機能しないという問題だ。

 ソ連では、パンの無料配給を待つ市民で長蛇の列ができたほか、製造目標をトンで規定したため、重すぎて天井からつり下げられないシャンデリアが生産された。中国では、毛沢東の妄想的な鉄鋼生産目標(1950年代末の「大躍進政策」に基づく)を達成しようと、農民たちは自分たちの鍋やフライパンをホーム・ファーネス(家庭用のかまど=中国の農村各地に作られた土法炉と呼ばれる原始的な溶鉱炉を指す)に投げ込んだ。この結果、食糧生産がおろそかになり、飢饉(ききん)が発生した。

(引用者注:この土法炉については以下エントリー参照ください。
尚上掲エントリーで大虐殺の死者数を4000万人としていますが、共産主義黒書によると6500万人。以下エントリー参照ください。
但し最近の研究では死者数はもっと多いと言われています・・・・。)

 習近平国家主席は、市場に「決定的な」役割を与えると常々述べているにもかかわらず、究極的には国家が主導すべきだと信じている。習氏は、毛沢東のような地位にのし上がりつつあるなか、過去の計画経済の過ちを正すためビッグデータや人工知能(AI)を活用したいと熱望している。そして経済をきめ細かく管理しつつ、市民の監視を続けることを意図している。

 情報技術(IT)は、多くの人々が考えたように中国の独裁モデルを弱体化させるどころか、むしろ強化しつつある。

 ドイツの政治学者セバスチャン・ハイルマン氏は、「デジタル・レーニン主義」という言葉を作りだした。これは、中国共産党の生き残りを確実にしようと習氏が編み出したプログラムを表す言葉だ。

 中国共産党はこの任務を「頂層設計(トップレベル・デザイン)」と呼び、次段階の成長の実現を目指している。ロボティクス、3D印刷や自動運転車といった先端技術がけん引する成長の実現だ。
(引用者注:「頂層設計(トップレベル・デザイン)」については以下が詳しいので参照ください。

 中国の技術者たちが現在取り組んでいるのは、センサーやカメラを使ってこうした先端技術のパフォーマンスを監視し、産業上の諸目標と比べたその達成度を測るというものだ。政府の規制当局は、企業のデータフィードにより、信用と投資の流れをつかめるほか、不正行為さえもリアルタイムで検知できるだろう。想定通りにいけば、アルゴリズムは、この緻密な情報を利用してマクロ経済上の意思決定を最適化し、市場を落ち着いたバランス状態に維持して、投機的なバブルを回避するだろう。

 少なくとも公的には、 阿里巴巴集団 (アリババグループ)や 騰訊控股 (テンセントホールディングス)など中国のデータ寡占企業の最高経営責任者(CEO)たちは、この国家プロジェクトの伝道者だ。それは、彼ら企業トップに対し、消費者のデータを国家のスーパーハブに流し込むよう義務付けるからだ。アリババの創業者であるジャック・マー(馬雲)氏は昨年のセミナーで、経済管理におけるビッグデータの役割を、医療診断におけるレントゲン撮影やCTスキャンになぞらえた。同氏は、向こう30年間にわたって「計画経済はますます拡大するだろう」と宣言した。

 西側の自由市場理論によれば、デジタルであれ何であれ、国家計画経済がアダム・スミスの言う市場の「見えざる手」に代わることは決してできない。経済学者のダロン・アセモグル、ジェームズ・ロビンソン両氏は、共著「国家はなぜ衰退するのか:権力・繁栄・貧困の起源」のなかで、中国のような中央集権化経済は最終的に衰退する運命にあるとし、なぜなら集権化経済を運営しているエリートたちは、イノベーション(技術革新)が政治的な混乱を招きかねないとして脅威に感じるからだと論じた。
(引用者注:「国家はなぜ衰退するのか:権力・繁栄・貧困の起源」では下巻のp250-p254にこの関連の記載がある。但し若干文言などは異なる)


 これとは正反対の主張をする専門家もいる。デジタル時代には、権威主義的な体制はデータプライバシーをめぐる懸念にそれほど束縛されず、国家による保護が実際にイノベーションに勝る可能性があるという。例えば、スタンフォードやMITを出た若いソフトウエアエンジニアや経営学修士(MBA)の取得者たちが、中国で医療やコンピュータービジョンといった分野のスタートアップ(新興企業)に大量に参入している。彼らはそうした分野で、膨大なデータの蓄積に容易にアクセスでき、それが科学的な突破口を促し、彼らの創出したイノベーションを市場に売り出す時間は短縮される。

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アリババの本社のある浙江省杭州のケンタッキーフライドチキンで「スマイル・トゥ・ペイ」顔認証支払いシステムを試す顧客 PHOTO: REUTERS

 中国では、政府が最良の顧客として存在しているため、こうしたベンチャー企業は中国の人々の生活に大きな影響を与えることが可能だ。上海に拠点を置くある企業は中国公安省と協力して、顔面認識データベースを開発しようとしている。それは、中国の人口14億人のどの人でも、それが誰であるか3秒以内に突き止められるデータベースだ。中国で進められているデジタル化された「社会信用システム」は、ソーシャルメディア投稿などあらゆる市民データを収集し、彼ら市民の信用度格付けのために利用することになっている。

 前出のハイルマン氏は、膨大な計画化の実験は「民主的政治制度に対する根本的な挑戦だ」と書いている。

 欧米の政治家たちは、中国が自由市場経済に向けて今後も着実に進み、国家計画経済によって作り出された弱さを是正するだろうと長い間考えてきた。その考え方によると、経済の開放度を高めれば、政治的な自由化が誘発される。もし政治的自由化を遅らせれば、中国は低い生産性によって罰せられるという考え方だ。

 習氏はこうした想定をひっくり返そうとしている。明白になりつつあるのは、鄧小平時代の用語であった経済的な「改革と開放」が終わってしまったことだ。

 たとえ鉄鋼、アルミニウム、造船など中国の国営産業が歴史に残るほど膨大な生産過剰を創出し、それが債務となって経済を圧迫しているとしても、計画経済の災いの元である消費不足というのは、過去の出来事だ。中国の中間階層の支出はますます成長をけん引しており、大半の価格は市場によって決定されている。

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習主席はビッグデータを利用して計画経済の過ちを正そうとしている。写真は北京の建設現場の労働者 PHOTO: AGENCE FRANCE-PRESSE/GETTY IMAGES

 「スマート・プランニング(賢明な計画化、つまり情報処理機能を持った計画化)」は、中国がもっと近代的な経済にシフトする一助になるかもしれない。それならば、何が状況を誤ったものにするのだろうか。

 第1に、データのオーバーロード(過負荷)だ。データを収集することは、それを知的に分析することとは全く別物だ。第2に、そして中国の一般市民とハイテク企業にとってさらに不吉なのは、官僚が過度に経済に介入することだ。その顕著な表れが規制当局の動きだ。それは、最大級の中国ハイテク企業に対し、株式の1%ならびに経営の決定権限を政府に譲渡するよう強制しようとする最近の動きだ。共産党の中央機関が彼らハイテク企業の取締役会に命令し始めれば、習氏が意図している計画化構想への企業首脳たちの熱意は、急速に冷める可能性があるだろう。

 究極的に、習氏の過酷なアプローチは、「ビッグブラザー(ジョージ・オーウェルの小説に登場する独裁的な監視者)」の概念を新しい次元に押し上げるものだ。

 ノーベル賞を受賞した経済学者のF.A. ハイエクは著書「隷属への道」のなかで、経済の計画化(統制)は「他(の部門)と分離し得る人間生活の一部門を統制するだけではない」とし、「それは、我々のあらゆる目標のための手段を統制するのだ」と書いた。

 この本が書かれたのは1940年代だった。ハイエクも毛沢東も、習氏が心に描いている知識駆動型の全体主義を想像していなかっただろう。

<引用終り>

WSJの記事は難解なので、今回は紹介にとどめます。
じっくり考えてみたいと思います。

  1. 中国
  2. TB(0)
  3. CM(12)

コメント

スレと少々ズレた話題かもしれませんが・・・。
デジタル・レーニン、EV、AIとハイテク部門の制覇に余念がない中国ですが
私個人は脅威というよりは、必死さを感じるんですよね。

中国発展、経済成長のビジネスモデルって4億人の上級都市国民が二級市民の
9億人を搾取して、その豊かさを享受する・・というものですよね。すごく簡単にいえば。
先進国に追いつけでひたすらキャッチアップばかりをやっておればよい段階では
それもいい・・というかすごく有効に働きます。現に高度技術を要しない製品に関しては農民籍を低賃金でこき使って作った中国製品が世界のあちこちで席巻する状況となりましたし。

しかし、そんなモデルがいつまでも続くはずもなく、次のステップに進む必要が
当然出てきますが、その際にこの4億人の上級国民と搾取される2級市民である農民戸籍が9億人・・という構造が決定的にガンとなるように思えるのです。

単なる製造工場ではない、次のステップは単なる安さ爆発だけではない、高付加価値の技術、製品の開発、経済のサービス化でしょうが、これには国民全体の教育水準、消費レベルのかさ上げを図る必要があるわけで。

しかし、都市住民と農村籍住民では教育レベルにも格段の差があって農村籍の住民のほとんどは中卒・高卒、学校に行っているのかどうか怪しい人もゴロゴロと。大体、彼らからすればEV?IT?AI?なにそれ?でしょうし。しかもそれが一部というのではなく数の上では中国人の多数派なわけですよね。
本当にハイテク産業、サービス産業が世界を席巻するレベルで花開くのかどうか?

深センあたりを中国のITの中心、シリコンバレーにしようとする動きがあり確かに優秀な人たちが集まってきていているようですが、所詮1000万人。中国は13億人、明らかに数が小さいように思えます。
いくらそこが発展しても、本質的には9億人の農民の底上げをどうするかという問題、それに対しての答えになっているのかどうか?

彼ら(農民籍国民)も経済発展の経済発展の恩恵にあずからせなければ、いわゆる中進国の壁、一人あたりのGDPが一万ドルを越えることなく、そこで足踏みの状態に・・。
しかし、彼らのレベルの底上げ(単に所得の問題だけではなくて)を図ると、都市戸籍の4億人は9億人を踏み台にして豊かになってきた今までの手法を否定しなければならない。
「みんなで一緒」になると都市住民や利害を共有する共産党からすれば自分たちも貧しくなりかねないリスクも当然あるわけで、そんなこと(農村籍住民のレベルアップ)できるわけもない・・というジレンマに陥っているのでは?と。

そんな中で次の勝利の方程式を必死に模索している・・そんな印象ですね。

>津上俊哉なるパンダハガー

彼のことは存じませんが、彼は中国のこの都市戸籍住民と農村戸籍住民の問題に対して詳しく取材したり、論じたりしたことはあるんでしょうか?
あるのであれば、多少は見所があると思います。

単に北京や上海の高級ホテルや高級マンションに滞在してアチラの学者と話してるだけ・・みたいな人であればパンダハガーというより、単なるスポークスマンですよね。

大体、中国経済とか情勢は日本から眺めると不思議なことだらけで、例えば
多くの中国人はそんなに収入がない。例えば給料の明細上は3000元(約5万1000円)しか収入がない。そういう人たちがどうして銀座とかで買い物がばんばんできるんだ?みたいな素朴な疑問を解説してくれる本が本当にないんですよねぇ。
  1. 2018-01-27 20:25
  2. URL
  3. prijon #-
  4. 編集

 つまり中国は「1984年」の世界を実現しようとしていると言う事でしょう?

 社会主義が失敗した大きな理由の一つは、計画経済をマトモに実行する事務処理能力が無かったからと言うのです。

 ホントに上手く計画経済を実行するためには、まず正確に需要を予想し、また生産能力を把握して、実行可能な生産計画を立てて、その計画が実際に実行されたかを管理しなければなりません。

 現実はこれは非常に難しいのです。 なぜ難しいかと言えば、こうした生産計画の立案と管理には、需要予測などの為に膨大な基礎データとその処理能力が必要です。 しかしそんなモノを持つ社会主義国はなかったのです。
 
 しかし今ならIT技術を使えば可能ではないか?
 
 例えば貨幣を全て廃止し、カード化すれば誰が何にお金を使ったかを、全て把握できます。
 
 だから需要予測の基礎になる消費行動を全部知る事ができます。 だからこうしたデータを全て把握し分析できるなら、正確な需要予測をできるはず・・・・・。

 またこうした消費行動から、そしてネット上での発言や、メール等を全部監視すれば、個人の思想も日常の行動も殆どわかります。

 これを使えば「1984年」のような個人の監視が可能です。

 だからデジタル技術の開発によって、レーニン主義が可能になる。

 これが中国共産党の意図するところではないでしょうか?

 

 
  1. 2018-01-29 10:30
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

To:よもぎねこ さん

>  つまり中国は「1984年」の世界を実現しようとしていると言う事でしょう?
>
>  社会主義が失敗した大きな理由の一つは、計画経済をマトモに実行する事務処理能力が無かったからと言うのです。
>
>  ホントに上手く計画経済を実行するためには、まず正確に需要を予想し、また生産能力を把握して、実行可能な生産計画を立てて、その計画が実際に実行されたかを管理しなければなりません。
>
>  現実はこれは非常に難しいのです。 なぜ難しいかと言えば、こうした生産計画の立案と管理には、需要予測などの為に膨大な基礎データとその処理能力が必要です。 しかしそんなモノを持つ社会主義国はなかったのです。
>  
>  しかし今ならIT技術を使えば可能ではないか?
>  
>  例えば貨幣を全て廃止し、カード化すれば誰が何にお金を使ったかを、全て把握できます。
>  
>  だから需要予測の基礎になる消費行動を全部知る事ができます。 だからこうしたデータを全て把握し分析できるなら、正確な需要予測をできるはず・・・・・。
>
>  またこうした消費行動から、そしてネット上での発言や、メール等を全部監視すれば、個人の思想も日常の行動も殆どわかります。
>
>  これを使えば「1984年」のような個人の監視が可能です。
>
>  だからデジタル技術の開発によって、レーニン主義が可能になる。
>
>  これが中国共産党の意図するところではないでしょうか?




全くその通りです。
しかし、それだからこそ危険を内在している訳です。
中国は古代から一人の専制君主が膨大な数の民を支配する国でした。ですからとんでもないものもできるわけです。
万里の長城などがいい例ですね。
デジタルレーニン主義も多分辿る運命は似たようなものです。すでに電気自動車がその問題をさらけ出しつつあります。

それから計画生産が何故上手く行かないかですが、一番問題なのは人間の欲望や技術の飛躍(技術革新)が計算に入らないことです。
よもぎねこさんは確か神戸のご出身だったと思いますが、神戸には昔マッチを作る中小企業が沢山あり、大変活況を呈していました。しかしある時突然殆ど倒産してしまいました。
原因は100円ライターの登場です。

私はこの話を永年危機意識の例題として話していました。今の技術をいくら磨いて頑張っても、ある日突然全く異質のものが出てくるとあっと言う間に負けてしまう。競争社会は冷酷なものです。
最近でもすごい事例が有ります。よもぎねこさんは写真がお好きですが、ついこの間までフィルムカメラでした。
その写真フィルムのメーカーは最終的に全世界でコダック(一位)と富士写真フィルム(二位)の2社だけになりました。
そしてデジタル化です。
富士は社内の商売替えに成功し(苦労したと聞いています)、今は元気いっぱいです。
しかしコダックは倒産してしまいました。
これから中国でもこんな悲劇が沢山起こることでしょう。
  1. 2018-01-29 19:17
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

>中国は古代から一人の専制君主が膨大な数の民を支配する国でした。ですからとんでもないものもできるわけです。万里の長城などがいい例ですね。

これこそ、支那やロシアと共産主義の相性が良い理由なんでしょうね。共産党の掲げる「民主集中制」って、一人の専制君主が膨大な数の民を支配するのと似ていますから。逆に、西側先進国で共産主義が受け入れられなかった理由でもあるでしょう。

支那やロシアの社会は、そもそも近代的市民社会ではないので、テクノクラートが愚民を率いる形の方が統治しやすいのでしょう。これらの国が、ロケットは作れても高品質の民生品が作れないのも、近代的市民社会ではない事と関係がありそうです。
  1. 2018-01-29 23:58
  2. URL
  3. かんぱち #vF6NeGQU
  4. 編集

日本でもビックデーターの利活用を推進できる法整備は既に行われましたが、今度は話題になりません。全体の利益になるなら、個人情報の活用が本人の許可なしに出来るようです。

一方で近隣の自治組織は明媚も作れないようになっています。
個人情報保護法の適用除外が外れたので。

もう看視社会は来ておりますよ。
  1. 2018-01-30 10:12
  2. URL
  3. 友遊 #-
  4. 編集

上記コメントの「明媚」は名簿にあやまりです。
  1. 2018-01-30 10:14
  2. URL
  3. 友遊 #-
  4. 編集

To:友遊 さん

> 日本でもビックデーターの利活用を推進できる法整備は既に行われましたが、今度は話題になりません。全体の利益になるなら、個人情報の活用が本人の許可なしに出来るようです。
>
> 一方で近隣の自治組織は名簿も作れないようになっています。
> 個人情報保護法の適用除外が外れたので。
>
> もう看視社会は来ておりますよ。



なる程、情報有難う御座います。
ビッグデータは実はその人の行動思想を全部丸裸にするものですから、これから大変な時代ですね。

あまり言われませんが、ビッグデータの一つとしてNシステムが有ります。
道路上に設置して通過する車のナンバーを全部読み取るものです。警察が管理しているので一般の人にはわかりませんが、此れのおかげで渋滞を抜けるのに何分かかる、こんな事が正確に分かるようになりましたが、最大のメリットは犯罪捜査です。
盗難車でここを通過したら間違いなく捕まります。例えば東京で車を盗んで、それを九州で走らせてもあっという間に捕まります。
こんな風に使う分には大変いいものなんですがね。
  1. 2018-01-30 16:52
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

To:友遊 さん

> 上記コメントの「明媚」は名簿にあやまりです。



了解しました。ご丁寧に有難う御座います。
  1. 2018-01-30 16:53
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

To:かんぱち さん

> >中国は古代から一人の専制君主が膨大な数の民を支配する国でした。ですからとんでもないものもできるわけです。万里の長城などがいい例ですね。
>
> これこそ、支那やロシアと共産主義の相性が良い理由なんでしょうね。共産党の掲げる「民主集中制」って、一人の専制君主が膨大な数の民を支配するのと似ていますから。逆に、西側先進国で共産主義が受け入れられなかった理由でもあるでしょう。
>
> 支那やロシアの社会は、そもそも近代的市民社会ではないので、テクノクラートが愚民を率いる形の方が統治しやすいのでしょう。これらの国が、ロケットは作れても高品質の民生品が作れないのも、近代的市民社会ではない事と関係がありそうです。



確かにご指摘の通りです。ロケットは作れてもパンストは作れない。これがソ連でした。
戦前の植民地時代には植民地で稼ぎましたが、強欲資本主義では国内を植民地化してそこから収奪する。
国境がない分だけ厄介ですね。
  1. 2018-01-30 17:05
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

To:prijon さん

> スレと少々ズレた話題かもしれませんが・・・。
> デジタル・レーニン、EV、AIとハイテク部門の制覇に余念がない中国ですが
> 私個人は脅威というよりは、必死さを感じるんですよね。
>
> 中国発展、経済成長のビジネスモデルって4億人の上級都市国民が二級市民の
> 9億人を搾取して、その豊かさを享受する・・というものですよね。すごく簡単にいえば。
> 先進国に追いつけでひたすらキャッチアップばかりをやっておればよい段階では
> それもいい・・というかすごく有効に働きます。現に高度技術を要しない製品に関しては農民籍を低賃金でこき使って作った中国製品が世界のあちこちで席巻する状況となりましたし。
>
> しかし、そんなモデルがいつまでも続くはずもなく、次のステップに進む必要が
> 当然出てきますが、その際にこの4億人の上級国民と搾取される2級市民である農民戸籍が9億人・・という構造が決定的にガンとなるように思えるのです。
>
> 単なる製造工場ではない、次のステップは単なる安さ爆発だけではない、高付加価値の技術、製品の開発、経済のサービス化でしょうが、これには国民全体の教育水準、消費レベルのかさ上げを図る必要があるわけで。
>
> しかし、都市住民と農村籍住民では教育レベルにも格段の差があって農村籍の住民のほとんどは中卒・高卒、学校に行っているのかどうか怪しい人もゴロゴロと。大体、彼らからすればEV?IT?AI?なにそれ?でしょうし。しかもそれが一部というのではなく数の上では中国人の多数派なわけですよね。
> 本当にハイテク産業、サービス産業が世界を席巻するレベルで花開くのかどうか?
>
> 深センあたりを中国のITの中心、シリコンバレーにしようとする動きがあり確かに優秀な人たちが集まってきていているようですが、所詮1000万人。中国は13億人、明らかに数が小さいように思えます。
> いくらそこが発展しても、本質的には9億人の農民の底上げをどうするかという問題、それに対しての答えになっているのかどうか?
>
> 彼ら(農民籍国民)も経済発展の経済発展の恩恵にあずからせなければ、いわゆる中進国の壁、一人あたりのGDPが一万ドルを越えることなく、そこで足踏みの状態に・・。
> しかし、彼らのレベルの底上げ(単に所得の問題だけではなくて)を図ると、都市戸籍の4億人は9億人を踏み台にして豊かになってきた今までの手法を否定しなければならない。
> 「みんなで一緒」になると都市住民や利害を共有する共産党からすれば自分たちも貧しくなりかねないリスクも当然あるわけで、そんなこと(農村籍住民のレベルアップ)できるわけもない・・というジレンマに陥っているのでは?と。
>
> そんな中で次の勝利の方程式を必死に模索している・・そんな印象ですね。
>
> >津上俊哉なるパンダハガー
>
> 彼のことは存じませんが、彼は中国のこの都市戸籍住民と農村戸籍住民の問題に対して詳しく取材したり、論じたりしたことはあるんでしょうか?
> あるのであれば、多少は見所があると思います。
>
> 単に北京や上海の高級ホテルや高級マンションに滞在してアチラの学者と話してるだけ・・みたいな人であればパンダハガーというより、単なるスポークスマンですよね。
>
> 大体、中国経済とか情勢は日本から眺めると不思議なことだらけで、例えば
> 多くの中国人はそんなに収入がない。例えば給料の明細上は3000元(約5万1000円)しか収入がない。そういう人たちがどうして銀座とかで買い物がばんばんできるんだ?みたいな素朴な疑問を解説してくれる本が本当にないんですよねぇ。



大変興味深いコメント有難う御座います。
返事を書こうにも長すぎるので、別エントリーにします。
その折このコメント2本も引用させていただきますので宜しくお願いします。
色々貴重な話があり。コメント欄に眠らせるにはもったいないので、そんな風にしたいと思っています。
  1. 2018-01-31 06:45
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

一言で言ってしまえば、出来っこね~じゃん、オメーらバーカ?

出終わりです。社会主義と言うのは基本的に国民の完全管理です。
国民の生産、消費を完全に管理し完璧な生産計画をたsてる必要があるわけです。

名ともな統計を作れない、まともなセンサスも出来ない国家がなぜ国民の経済行動を統制できるのでしょうか。
こういう世迷言は少なくともまともな統計を出せるようになってからにしてほしいもんです。

今は当局が必死になってバブル崩壊を防いでいますが決壊は確定でしょう。

一度不況の底に沈み口元まで不況の波に洗われてください。

そうすれば少しは見直してあげますから。
  1. 2018-02-01 17:42
  2. URL
  3. kazk #cPv2SIBE
  4. 編集

To:kazk さん

> 一言で言ってしまえば、出来っこね~じゃん、オメーらバーカ?
>
> 出終わりです。社会主義と言うのは基本的に国民の完全管理です。
> 国民の生産、消費を完全に管理し完璧な生産計画をたsてる必要があるわけです。
>
> 名ともな統計を作れない、まともなセンサスも出来ない国家がなぜ国民の経済行動を統制できるのでしょうか。
> こういう世迷言は少なくともまともな統計を出せるようになってからにしてほしいもんです。
>
> 今は当局が必死になってバブル崩壊を防いでいますが決壊は確定でしょう。
>
> 一度不況の底に沈み口元まで不況の波に洗われてください。
>
> そうすれば少しは見直してあげますから。


その通りですね。
そしてkazkさんはよくご存じと思いますが、中国はこんな風で歴代王朝が崩壊しました。
厄介なのはその時、大量の人間を周辺国へ吐き出したことです。
多分今度も大量の人間が出てくるでしょう。人口の1割とすると1億〇千万・・・、気が遠くなるような数字ですね。
日本ももっと防備を固めねば・・・。
  1. 2018-02-01 22:06
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

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