2017-11-21 11:20

大井川鉄道のアプト式列車と湖上駅<追記あり

 寒くなりました。11月だというのに真冬並みの寒さ。
そんな時なので秋の名残の風景です。

静岡県の大井川上流、金嬉老事件(1968年)で有名になった寸又峡温泉という景勝地がありますが、これは大井川の支流を少し上った所。その大井川の本流を更に上ってゆくと「接阻峡(せっそきょう)」という景勝地があります。
現在は長島ダムという発電用ダム多目的ダム(*追記参照)があり、そこに大井川鉄道井川線(南アルプス・アプトライン)という観光鉄道、日本で唯一アプト式の鉄道が狭い山肌を走っている。
尚大井川鉄道といえばSLを毎日運航していることで知られるが、それは千頭(せんず)駅まで、そこからは井川線の小さな客車で接阻峡方面へ行く。
先日長男がそこへ行ってきたのでその時の写真を・・・。

最初はこんな所

2017-11-20接阻峡1

右下に崖にへばりつくように見えるのが「大井川鉄道井川線(アプトライン)アプトいちしろ駅」
中央やや左に見えるのが「長島ダム」、その手前の崖を斜めに上っているラインが井川線の鉄道だが、急こう配の為日本の鉄道として唯一アプト式を採用している。 

今列車がアプトいちしろ駅を出発している所、この駅と次の長嶋ダム駅までの間がアプト区間で電化され、電気機関車2両を増結している。この間1,5キロ、高低差90メートル。途中平坦部もあるので、勾配としては1000分の90。

2017-11-20接阻峡2

小さな列車を後ろから電気機関車が押している

2017-11-20接阻峡3

列車の先頭と最後部で10メートルの高度差。
この鉄道は元来水力発電ダム工事用の資材運搬用だったので、軌間762ミリの軽便鉄道として作られた。だから車両も非常に小さくディーゼル機関車で運航している。また軌間は本線とに接続を考え軌間1067ミリの狭軌に変更した。更にこのアプト区間だけは電化し電気機関車2両で後ろから押し上げる構造となっている

2017-11-20接阻峡5  

これがアプト式のラックレール。3列になっているが、常にどれかの歯車がキチンと噛みあう様になっている。

2017-11-20接阻峡6 


その先には景勝地「湖上駅」

2017-11-20接阻峡4

この湖上駅から撮影ポイントまで徒歩15分ほど。(鉄橋の上は歩行者通行可能) 

* 追記します
この長島ダム、発電用ダムと書きましたが多目的ダムでした。訂正します。
この多目的ダムは洪水調整用、灌漑用水用、上水道用、工業用水用などの用途で、このダムには発電機能はありませんでした。
コメント欄で通りすがりの2 さんからご教示いただきました。通りすがりの2 さんどうも有難う御座いました。

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コメント

大井川鉄道は今各社の旧車が揃いまるでカオスの様相を呈しています。と言ってもこれは大井川線の話ですが。それで例のSL列車と井川線のアプトですからまあその辺で楽しもうという所でしょうか。

90‰程度でアプトは情けないですが(箱根登山鉄道は80‰で普通軌道です)あまりに車両限界が小さいので無理なんでしょうか。

実はこちらのディーゼル機関車DD20はカミンズの機関を搭載した最初の日本の機関車です。日本の鉄道搭載型ディーゼルは低性能であってどうしようもなかったのですがそれを初めて晒してしまったというものです。まあ名誉ではありませんね。

日本の鉄道技術は確かに優れたものは多いのですがどうぢ用もないくらいだめな部分も多いのです。まあ、なんとも言えない話なんですがね。

  1. 2017-11-24 19:37
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  3. kazk #cPv2SIBE
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To:kazk さん

> 大井川鉄道は今各社の旧車が揃いまるでカオスの様相を呈しています。と言ってもこれは大井川線の話ですが。それで例のSL列車と井川線のアプトですからまあその辺で楽しもうという所でしょうか。
>
> 90‰程度でアプトは情けないですが(箱根登山鉄道は80‰で普通軌道です)あまりに車両限界が小さいので無理なんでしょうか。
>
> 実はこちらのディーゼル機関車DD20はカミンズの機関を搭載した最初の日本の機関車です。日本の鉄道搭載型ディーゼルは低性能であってどうしようもなかったのですがそれを初めて晒してしまったというものです。まあ名誉ではありませんね。
>
> 日本の鉄道技術は確かに優れたものは多いのですがどうぢ用もないくらいだめな部分も多いのです。まあ、なんとも言えない話なんですがね。



箱根登山鉄道の80‰ですが、これは電車線で全車両動力車だから可能になった特殊ケースです。機関車で牽引するのならとても無理でしょう。多分建設当時のいろんな事情で可能になったものと思います。
現在鉄道の勾配の上限に関しては
1)機関車での牽引重量1200トン以上は15‰、そして600トン未満は35‰と牽引重量で上限が決まっています。
2)電車の場合は牽引重量関係なく35‰以下 こうなっています。
以下参照ください
http://www.pejp.net/pe/ichiji/ichiji_sen_tetudo.htm

尚アプト式で有名な碓氷峠ですが、勾配は66.7‰でアプト式です。こう見るとやはり箱根が戦前のあの当時だからできたと考えるべきと思います。

それから大井川鉄道が旧車の宝庫、これは間違いありません。でもこんなものこそ大切にしたいものです。でもあれだけ人口の少ない山間部を走る路線、何とか経営を成り立たせているのは大変な努力と思います。

私は井川についてはもう何十年も前の懐かしい思い出があります。
若いころ、井川村(今は静岡市になりました)に行った時、昼飯を食べた食堂にこんな看板がありました。
「山菜と狩の獲物と温かい人情でお迎えします」。
こんなものしか売り物が無いんですね。

  1. 2017-11-25 09:45
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  3. 短足おじさん二世 #-
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その手の数字はもちろん知ってます。

ちなみに碓氷峠は新線では同じ66.7ですがアプトではありません。碓氷用の特別機関車EF63の重連でした。こちらでも連結器の強度からでしょうか、常に坂の下側に付く状態でした。その上碓氷峠用は通しの機関車もEF62というので特別でした。その上電車であっても機関車との協調運転をするというのが常態であったはずです。

何とかやってたんですよ。井川戦はあまりに車両限界が小さく軸重自体を多く取れないことが最大の原因だと思います。安全係数を多く見込んでるのが原因なんでしょうが、富士急行は既存不適格で勾配40‰です。

ちなみにTGVは車両自体が軽いこともありますが35パーミルまで認めトンネルと橋梁を減らすという手にでています。良いことなのか悪いことなのか分かりませんが、フランス国鉄は既存の施設でどこまでやれるかの勝負にでてるという気がします。普通軌条で時速500キロなんてのはJRの連中には考慮の外でしょう。

JRは新幹線によりようやく世界の鉄道技術の中では一等国になれました。しかしこれは規格が全く違う物を並立させるということでもあったわけです。東海道山陽の時代なら、これは東海道山陽スペシャルだと言えばよかったんですが、全国新幹線網なんてこという時代になれば狭軌の旧線をどうするかが大問題になります。

このあたり本当は1970年位にきちんと考えておかねばいけなかったのです。モータリゼーションの発達は論を待たなかったのですから自動車と鉄道の役割分担、将来的な貨物輸送のあり方を基本に鉄道網をどうするか、その場合は維持という結論が出たでしょうが、その場合の維持の方法をどうするかということを考えるべきでした。

裏日本という言い方は嫌いですがあちらにおいて今後鉄道をどうするか、国土の均衡ある発展などということを言いつつ一極集中を問題にせず、巨大災害に至って鉄道ネットワークの重要性に初めて気がつく愚かさ加減はどうしたものかと思います。

おそらくは人口4.50万の都市に人々を集住させ社会福祉水準を維持させるしか現在のレベルを維持させる方法はないはずです。そうなればその地域を新幹線網に取り込み切り捨てるというような発想は有りだったと思います。
そのすためにも少々無理でも技術で超えねばならないことは多かったのです。

ところがその技術フリーゲージトレインはどうやら現状では諦めのようです。これで旧線を新幹線に取り込むことは当分不可能です。

リニアがいけないわけではありません。しかしこれはさらに新しい規格の付け加えです。東海道スペシャル以上の広がりは期待できないでしょう。本来やるべきは鉄道網の強靭化なので東海道を二重化する、少なくとも災害に強い新線を作っておくという基本を実行しなければならない。

他にも青函トンネルの共用化のために将来必要に車両待避設備を作らなかったこととかお馬鹿はたくさんあります。
個別には技術や他の代替手段があるものもありますが、戦略の失敗は戦術では代替は効きません。

なまじ小細工がうまいとこういう問題が出てくるのです。
こういうところにこそ日本人の弱さ、不徹底さを感じるのです。
こういうシステム構築という作業ほど日本人が弱いところはないのだろうと思っています。
  1. 2017-11-25 12:05
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  3. kazk #cPv2SIBE
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To:kazk さん

> その手の数字はもちろん知ってます。
>
> ちなみに碓氷峠は新線では同じ66.7ですがアプトではありません。碓氷用の特別機関車EF63の重連でした。こちらでも連結器の強度からでしょうか、常に坂の下側に付く状態でした。その上碓氷峠用は通しの機関車もEF62というので特別でした。その上電車であっても機関車との協調運転をするというのが常態であったはずです。
>
> 何とかやってたんですよ。井川戦はあまりに車両限界が小さく軸重自体を多く取れないことが最大の原因だと思います。安全係数を多く見込んでるのが原因なんでしょうが、富士急行は既存不適格で勾配40‰です。
>
> ちなみにTGVは車両自体が軽いこともありますが35パーミルまで認めトンネルと橋梁を減らすという手にでています。良いことなのか悪いことなのか分かりませんが、フランス国鉄は既存の施設でどこまでやれるかの勝負にでてるという気がします。普通軌条で時速500キロなんてのはJRの連中には考慮の外でしょう。
>
> JRは新幹線によりようやく世界の鉄道技術の中では一等国になれました。しかしこれは規格が全く違う物を並立させるということでもあったわけです。東海道山陽の時代なら、これは東海道山陽スペシャルだと言えばよかったんですが、全国新幹線網なんてこという時代になれば狭軌の旧線をどうするかが大問題になります。
>
> このあたり本当は1970年位にきちんと考えておかねばいけなかったのです。モータリゼーションの発達は論を待たなかったのですから自動車と鉄道の役割分担、将来的な貨物輸送のあり方を基本に鉄道網をどうするか、その場合は維持という結論が出たでしょうが、その場合の維持の方法をどうするかということを考えるべきでした。
>
> 裏日本という言い方は嫌いですがあちらにおいて今後鉄道をどうするか、国土の均衡ある発展などということを言いつつ一極集中を問題にせず、巨大災害に至って鉄道ネットワークの重要性に初めて気がつく愚かさ加減はどうしたものかと思います。
>
> おそらくは人口4.50万の都市に人々を集住させ社会福祉水準を維持させるしか現在のレベルを維持させる方法はないはずです。そうなればその地域を新幹線網に取り込み切り捨てるというような発想は有りだったと思います。
> そのすためにも少々無理でも技術で超えねばならないことは多かったのです。
> 、
> ところがその技術フリーゲージトレインはどうやら現状では諦めのようです。これで旧線を新幹線に取り込むことは当分不可能です。
>
> リニアがいけないわけではありません。しかしこれはさらに新しい規格の付け加えです。東海道スペシャル以上の広がりは期待できないでしょう。本来やるべきは鉄道網の強靭化なので東海道を二重化する、少なくとも災害に強い新線を作っておくという基本を実行しなければならない。
>
> 他にも青函トンネルの共用化のために将来必要に車両待避設備を作らなかったこととかお馬鹿はたくさんあります。
> 個別には技術や他の代替手段があるものもありますが、戦略の失敗は戦術では代替は効きません。
>
> なまじ小細工がうまいとこういう問題が出てくるのです。
> こういうところにこそ日本人の弱さ、不徹底さを感じるのです。
> こういうシステム構築という作業ほど日本人が弱いところはないのだろうと思っています。



この話は泰平い考えさせられる話で、特に日本はshステムが弱い、まさにご指摘の通りなのです。その奥底を見ると短期間で結果を出さないといけない政治家の問題、経営者の問題があります。オーナー経営の企業が強いのは自分がいなくなっても子供や孫の世代で結果が出ればいい、こんな視点が持てるからなんですね。
それが今の株価を以って企業を評価する時代では、長期的な視点での経営が難しい。政治もまったく同じです。

所でこの話はもっと言いたいことがあるので、別エントリーにしようと思いますが、その前にTGVの話。
TGVが35‰を許容してろ言う部分は鉄度問題を考える意味で大いに考えるべき話です。
そこでこれも別エントリーにして、TGVがどんな作戦を考えて計画されたのか書いてみますので、宜しくお願いします。
  1. 2017-11-25 16:49
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  3. 短足おじさん二世 #-
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急勾配の路線を持つ日本の私鉄6社が「全国登山鉄道‰(パーミル)会」というものを作っています。

全国登山鉄道‰(パーミル)会
http://www.nankaikoya.jp/event/permil/

全国登山鉄道‰(パーミル)会 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E5%9B%BD%E7%99%BB%E5%B1%B1%E9%89%84%E9%81%93%E2%80%B0%E4%BC%9A

>日本の登山鉄道を経営する鉄道事業者6社による親睦団体である。略称は「‰会」。団体名は勾配を表す記号「‰」にちなむ。鋼索鉄道専業会社は参加していない。
>参加鉄道事業者 ・南海電気鉄道 ・神戸電鉄 ・富士急行 ・大井川鐵道 ・叡山電鉄 ・箱根登山鉄道

私は関東の人間ですが、この中では神戸電鉄に乗ったことがあります。都市部を走る登山鉄道は世界でも珍しく、山を登ったところにニュータウンが広がっているのは、とても不思議な感じでした。

【4K前面展望】神戸電鉄 普通(新開地~三田) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Bz4Y4EJYmak
  1. 2017-11-26 09:32
  2. URL
  3. かんぱち #vF6NeGQU
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To:かんぱち さん

> 急勾配の路線を持つ日本の私鉄6社が「全国登山鉄道‰(パーミル)会」というものを作っています。
>
> 全国登山鉄道‰(パーミル)会
> http://www.nankaikoya.jp/event/permil/
>
> 全国登山鉄道‰(パーミル)会 - Wikipedia
> https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E5%9B%BD%E7%99%BB%E5%B1%B1%E9%89%84%E9%81%93%E2%80%B0%E4%BC%9A
>
> >日本の登山鉄道を経営する鉄道事業者6社による親睦団体である。略称は「‰会」。団体名は勾配を表す記号「‰」にちなむ。鋼索鉄道専業会社は参加していない。
> >参加鉄道事業者 ・南海電気鉄道 ・神戸電鉄 ・富士急行 ・大井川鐵道 ・叡山電鉄 ・箱根登山鉄道
>
> 私は関東の人間ですが、この中では神戸電鉄に乗ったことがあります。都市部を走る登山鉄道は世界でも珍しく、山を登ったところにニュータウンが広がっているのは、とても不思議な感じでした。
>
> 【4K前面展望】神戸電鉄 普通(新開地~三田) - YouTube
> https://www.youtube.com/watch?v=Bz4Y4EJYmak



面白い話、有難う御座います。
実は私の姉は神戸在住でして、この辺りの山を登ってゆく鉄道は大体わかります。
神戸は大変面白い街で、大阪の猥雑さとは一味も二味も違います。風土が作り出したモノなんでしょうかね。
  1. 2017-11-26 18:39
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  3. 短足おじさん二世 #-
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長島ダム

かなり的外れですが一応気になったので

恐らく大井川で最後に出来た長島ダムは治水等の多目的ダムで発電能力はありません
と言うか現地に行った時の感想は、支流が発電用ダムばかりなのに川に水がある?でした

ここではありませんがダム系も一応関わっている人に聞いた所、
・各種規定は建設時に既に決まっている。水利権があるので変更はほぼ不可能
・発電が主目的では無いおまけ水力発電?は基本的にメンテ費用も出ない大赤字
との事でした

水力発電が主力の時と時代が変わっているのに、ダムに関わる決めごと大昔と変わっていないようです
(リミッター事件前後の川に水をの変更はかなり異例のようです)
  1. 2017-11-30 00:22
  2. URL
  3. 通りすがりの2 #XtDHfxHE
  4. 編集

Re: 長島ダム

> かなり的外れですが一応気になったので
>
> 恐らく大井川で最後に出来た長島ダムは治水等の多目的ダムで発電能力はありません
> と言うか現地に行った時の感想は、支流が発電用ダムばかりなのに川に水がある?でした
>
> ここではありませんがダム系も一応関わっている人に聞いた所、
> ・各種規定は建設時に既に決まっている。水利権があるので変更はほぼ不可能
> ・発電が主目的では無いおまけ水力発電?は基本的にメンテ費用も出ない大赤字
> との事でした
>
> 水力発電が主力の時と時代が変わっているのに、ダムに関わる決めごと大昔と変わっていないようです
> (リミッター事件前後の川に水をの変更はかなり異例のようです)



初めまして、ご教示ありがとうございます。
早速訂正しました。

所で一つ気になったこと、水力発電は大赤字との事。これは見方を変えねばいけないと思います。
昔は水力発電が電力のメインでした。しかし現在では火力・原子力・そして風力や太陽光などの自然エネルギーになりました。
しかしいずれも問題が有ります。
原子力は簡単に発電量を変えられないので年中一定のベース電源にしかできない。風力や太陽光は自然任せでおまけに変動が激しく、コンスタントな電力にするためには風力や太陽光発電の発電量と同じ発電量の火力・水力が無いと使えない。
(無風時でも夜間でも同じ電力を供給できないといけないという事です)
こんな事で融通の利く火力と水力発電が一層重要になってきた。特に水力は必要ならすぐ起動できる。これが大きなメリットです。

こんな事で水力を単に発電量と費用で見るのは間違っています。トータルの中で量の増減を柔軟に調節する機能が現在の水力、こう見るべきです。
若し今後水力発電の関係の方と話す機会が有ったらこの見方を伝えていただきたい。
水力発電は電力システムの中の警察や消防署の機能、普段は遊んでいるように見えますが、いざと言うとき活躍する。
誰も消防署員は遊んでいるから首にしろとは言いませんよね。それと同じです。
だからこそ水力発電のメンテナンスが重要、そう考えています。
  1. 2017-11-30 10:01
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

ご返信ありがとうございます

>所で一つ気になったこと、水力発電は大赤字との事。これは見方を変えねばいけないと思います。
>昔は水力発電が電力のメインでした。しかし現在では火力・原子力・そして風力や太陽光などの自然エネルギーになりました。

逆説的ですが、おそらく長島ダム等の発電無し本流ダムも半分はこれだと思います。
工場のエネルギー回収型発電なんかも同じですが、
本来まともに設計された発電プラントはかなり小型の物でも元が取れます。
しかし電力余りは基本的にロスなので操業自体がが電力会社の都合に左右されます。
高炉止めるような話ではまともに操業出来ません(太陽光はものすごく例外的な品物)

水力系は更に酷く水は有限なのに補給はお天道様次第、放流側も規定で決まっています。おまけ発電は一番後回しなので見かけの電力単価は高くても
実発電量や水利用効率はスペック値より桁違いに小さくなるそうです。
廃止や改修したくても河川行政がそれを許しません。これは各種用水と同じですね。

>若し今後水力発電の関係の方と話す機会が有ったらこの見方を伝えていただきたい。
当然ながら話を聞いた時にそちらも聞きました。
元々何も無い所の工場なので理屈はイロイロでも衣食住全てを負担したと。
散々な言われようなのに今でもコストは基本的に会社側負担だそうです
電力会社側が圧倒的に優位な契約でも使い道はあると黒いシッポが見えてました

なお数年おきに来る水不足では喜んで権利を譲っているなんて話付きです。
こちらは社内の名士気取りの説得が面倒といってましたが(企業城下町なんてそんな物)

蛇足ですが、大井川鐵道沿いは他の鉄道と同じく自転車その他の名所でもあります
SL時代には大型ダンプなんて有りませんでしたから
(うちの田舎でも廃止にならないようにイロイロやってますから他人事ではないですね)
  1. 2017-12-01 03:02
  2. URL
  3. 通りすがりの2 #XtDHfxHE
  4. 編集

To:通りすがりの2 さん

> ご返信ありがとうございます
>
> >所で一つ気になったこと、水力発電は大赤字との事。これは見方を変えねばいけないと思います。
> >昔は水力発電が電力のメインでした。しかし現在では火力・原子力・そして風力や太陽光などの自然エネルギーになりました。
>
> 逆説的ですが、おそらく長島ダム等の発電無し本流ダムも半分はこれだと思います。
> 工場のエネルギー回収型発電なんかも同じですが、
> 本来まともに設計された発電プラントはかなり小型の物でも元が取れます。
> しかし電力余りは基本的にロスなので操業自体がが電力会社の都合に左右されます。
> 高炉止めるような話ではまともに操業出来ません(太陽光はものすごく例外的な品物)
>
> 水力系は更に酷く水は有限なのに補給はお天道様次第、放流側も規定で決まっています。おまけ発電は一番後回しなので見かけの電力単価は高くても
> 実発電量や水利用効率はスペック値より桁違いに小さくなるそうです。
> 廃止や改修したくても河川行政がそれを許しません。これは各種用水と同じですね。
>
> >若し今後水力発電の関係の方と話す機会が有ったらこの見方を伝えていただきたい。
> 当然ながら話を聞いた時にそちらも聞きました。
> 元々何も無い所の工場なので理屈はイロイロでも衣食住全てを負担したと。
> 散々な言われようなのに今でもコストは基本的に会社側負担だそうです
> 電力会社側が圧倒的に優位な契約でも使い道はあると黒いシッポが見えてました
>
> なお数年おきに来る水不足では喜んで権利を譲っているなんて話付きです。
> こちらは社内の名士気取りの説得が面倒といってましたが(企業城下町なんてそんな物)
>
> 蛇足ですが、大井川鐵道沿いは他の鉄道と同じく自転車その他の名所でもあります
> SL時代には大型ダンプなんて有りませんでしたから
> (うちの田舎でも廃止にならないようにイロイロやってますから他人事ではないですね)



なる程そうでしたか。
私が今回気になったのは昨今の日本の風潮についてです。
日本では昔から額に汗して働くことが美徳とされ、職業に貴賤は無い、これが当たり前でした。
しかし最近は特に縁の下の力持ち的な仕事をさげすむ風潮が有り、この水力発電のようなものもそんな一端です。
これはヨーロッパ文明がギリシア・ローマの昔から奴隷を使っていて、奴隷を差別ししてきた、そのことがルーツです。
自由と平等の国といわれる(嘘ですが)アメリカでも顕著ですね。
そんな事を考えています。
  1. 2017-12-01 09:48
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

>私が今回気になったのは昨今の日本の風潮についてです。
>日本では昔から額に汗して働くことが美徳とされ、職業に貴賤は無い、これが当たり前でした。

ありがとうございます。
最初に、書き込みした話は基本実話ですがネタが割れないよう幾人かの話を混ぜています。
本来私が話が聞けるような人達ではないのですが、
出来る人というのは愚痴をこぼす後輩には優しくて。
まあ偉くなってしまうと(特に他分野の)現場の話が入らないというのもあります

どうも21世紀頃から働いたから金よこせvs儲け無い仕事は損切りみたいな話多く、
この人たちは目に見える利益が出なくても工場存続させていた人達です。
(本来、工場はキチンと動けば最悪存続出来るように造るもの)
横やりを丁寧に避けて、トラップをクリアし、地雷話を却下してetc
うまい話には穴と言いますが、理屈だけで夢の話が回る?昨今を嘆いていました。
この人たちに言わせると日産みたいな話は論外です(認証は特大級の地雷)
他人事なら噂を回すだけで済みますが、言葉の端に生々しいのが(どこでもありますね)

各種展示会(私もホイホイ参加するので気に入られた?)でイロイロ回るのが楽しそうです
3人集まれば何とやらで、コアは話せなくても違う3人が集まると面白いのです。
(結構技術屋さんがいる事多い)
ちなみに格好によってもくる話も違うのでそちらも覚えています。
変わった体験も出来ます。。

  1. 2017-12-02 03:54
  2. URL
  3. 通りすがりの2 #XtDHfxHE
  4. 編集

To:通りすがりの2 さん

> >私が今回気になったのは昨今の日本の風潮についてです。
> >日本では昔から額に汗して働くことが美徳とされ、職業に貴賤は無い、これが当たり前でした。
>
> ありがとうございます。
> 最初に、書き込みした話は基本実話ですがネタが割れないよう幾人かの話を混ぜています。
> 本来私が話が聞けるような人達ではないのですが、
> 出来る人というのは愚痴をこぼす後輩には優しくて。
> まあ偉くなってしまうと(特に他分野の)現場の話が入らないというのもあります
>
> どうも21世紀頃から働いたから金よこせvs儲け無い仕事は損切りみたいな話多く、
> この人たちは目に見える利益が出なくても工場存続させていた人達です。
> (本来、工場はキチンと動けば最悪存続出来るように造るもの)
> 横やりを丁寧に避けて、トラップをクリアし、地雷話を却下してetc
> うまい話には穴と言いますが、理屈だけで夢の話が回る?昨今を嘆いていました。
> この人たちに言わせると日産みたいな話は論外です(認証は特大級の地雷)
> 他人事なら噂を回すだけで済みますが、言葉の端に生々しいのが(どこでもありますね)
>
> 各種展示会(私もホイホイ参加するので気に入られた?)でイロイロ回るのが楽しそうです
> 3人集まれば何とやらで、コアは話せなくても違う3人が集まると面白いのです。
> (結構技術屋さんがいる事多い)
> ちなみに格好によってもくる話も違うのでそちらも覚えています。
> 変わった体験も出来ます。。



日産の話は悲しいですね。私もほんの少しですが日産とも付き合いがあっただけに一層そう思います。
この問題は戦後の労働運動が過激化する過程に端を発した根の深い問題。
まあそんな事も機会が有ったら又取り上げるつもりです。

  1. 2017-12-02 14:08
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

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