2010-06-18 09:49

イカロスを海外では如何報道しているか

はやぶさの世界初の快挙が話題になり、民主連中のいい加減さが浮き彫りになったが、もう一つの世界初、宇宙帆船イカロスについても日本の報道はおかしい。

 

日本のマスゴミが殆ど無視しているのにイギリスのBBCが詳しく報道している。

実はコレtakacaさん からいただいたコメントに回答していて気がついた事。

 

まずはBBCの報道を見てください

<以下イギリスBBCより引用>

Mini-camera pictures Japan's Ikaros solar sail

Page last updated at 09:54 GMT, Wednesday, 16 June 2010 10:54 UK

 
Ikaros solar sail (Jaxa) The sail has an area of about 200 square metres

It is the picture that confirms Japan's Ikaros solar sail is fully extended and ready for the next part of its mission.

The image was acquired by a tiny camera ejected from the central hub of Ikaros.

It transmitted the picture back to the central hub of the spacecraft, which then relayed the data many millions of kilometres to Earth.

Ikaros will demonstrate the principle of solar sailing, which has long been touted as a means of moving spacecraft around the Solar System.

The pressure of sunlight alone should drive the hub and its membrane through space.

Japanese space agency (Jaxa) scientists want to detect a measurable acceleration in the spacecraft as photons - the particles of light - from the Sun fall on the roughly 200-sq-m, ultra-thin sheet.

They will also attempt to change the direction of Ikaros by altering the angle of the sail. There are thrusters in the hub to do this, but the researchers want to see if it is possible simply by adjusting the reflectivity of LCDs embedded in the sail.

Ikaros was launched as a piggy-back mission to Japan's Akatsuki Venus orbiter on 20 May (GMT). Akatsuki should get to Venus in December. Ikaros on the other hand will push on past the planet.

SAILING TO VENUS - HOW IKAROS UNFURLED ITS SOLAR SAIL

Ikaros diagram (Jaxa)

(1) For the deployment, the disc-shaped Ikaros spacecraft was first spun up

(2) The four weighted corners of the sail were then released and flew outwards

(3) Finally, the packed sail membrane was liberated and pulled flat by the rotating tips

Solar sailing has been talked about for many years. The science fiction author and futurologist Sir Arthur C Clarke even wrote about solar yachts racing around the Moon.

And although Ikaros represents the first large-scale demonstration of a sail, some conventional satellites already use reflective flaps to maintain their orbits more efficiently.

There are still many challenges ahead for Ikaros.

The project team will be particularly concerned to keep the sail fully extended and flat.

Rather than employ rigid booms or ribs to do this, Ikaros simply spins, making one or two revolutions per minute.

But other solar sail scientists say that if instabilities develop in this type of design, Ikaros could start to fold in on itself.

Solar sail (Jaxa) The central hub relayed the pictures back to Earth

It has been a busy period for Jaxa. On Sunday, its Hayabusa mission to retrieve samples from asteroid Itokawa returned to Earth.

<引用終り>

詳細はコレを参照ください

http://news.bbc.co.uk/2/hi/science_and_environment/10328584.stm

 

英文ですが写真と図を見るだけで大体分かると思います。

本文中にアーサー・C・クラーク(1917-2008)の名前がある。イギリスのSF作家で2001年宇宙の旅の著者だ。

イギリスはSFの世界が正に実現している、そのことを素直に評価している。

 

 

 

 

では日本の報道と如何違うか、参考までにサンケイの報道を並べてみると

<以下産経より引用> end ad iza.topics.610x120 tag

宇宙ヨット「イカロス」の写真を公開 JAXA

2010/06/16 11:20更新

 

一辺約14メートルの帆を広げて闇の中を飛行する世界初の宇宙ヨット「イカロス」(JAXA提供) 
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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は16日、太陽光の微弱な圧力を受けて飛行する世界初の宇宙ヨット「イカロス」が大きな帆を広げて飛行する写真を公開した。宇宙空間で探査機自身の姿が撮影されるのは珍しい。

 写真は14日、地球から約1000万キロ離れた金星方面への軌道上で、イカロスから分離された小型カメラが撮影。中心にある円形の本体から一辺約14メートルの帆が広がり、太陽光を受けて闇の中を飛行する様子がわかる。

 イカロスは太陽光の圧力を利用した加速や軌道制御、帆に張り付けた薄型太陽電池の発電などを行う小型ソーラー電力セイル実証機。10日に展開し終えた樹脂製の帆は厚さが髪の毛の太さの10分の1程度で、飛行経過は順調という。

 イカロスは5月21日、JAXA種子島宇宙センター(鹿児島県)から国産大型ロケット「H2A」17号機で日本初の金星探査機「あかつき」と一緒に打ち上げられた。

 

<引用終り>

 

イギリスの報道と比較して日本はどうか。

日本ではJAXAの言った事をただ並べただけ。

BBCの方がはるかに具体的、そして何が世界初かを良く知っている。

 

 

「2番では如何していけないんですか」などと言ってはやぶさ2の予算を仕分けした真犯人は今頃になって「1番になりましょう」等と言い始めたらしい。

こんな連中がのさばるようでは夜明けは遠いが、「あかつき」・「イカロス」頑張れ。

  1. マスコミ
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コメント

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 このはやぶさイカロスの報道を見ていると、所謂「閉塞感」なるものの正体がわかってきました。

 日本のマスコミは未来に開かれた扉に背を向けて、押入れに潜り込んで、その綿埃を突き回して針小棒大に報道し、「閉塞感」を演出しているのです。

 一方BBCの報道ぶりを見れば、さすがはイギリスと思わざるを得ません。
 この国は経済的に二流国になって久しいけれど、いまだ大勢のノーベル賞受賞者を出し科学の一流国である理由が良くわかります。

 いくら素晴らしい夢を実現しても、国民がそれを知る事ができなくては、進歩は実感できません。
 非常に怒りを覚えます。
  1. 2010-06-18 12:22
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  3. よもぎねこ #79D/WHSg
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No title

To よもぎねこさん
> このはやぶさイカロスの報道を見ていると、所謂「閉塞感」なるものの正体がわかってきました。
>
> 日本のマスコミは未来に開かれた扉に背を向けて、押入れに潜り込んで、その綿埃を突き回して針小棒大に報道し、「閉塞感」を演出しているのです。
>
> 一方BBCの報道ぶりを見れば、さすがはイギリスと思わざるを得ません。
> この国は経済的に二流国になって久しいけれど、いまだ大勢のノーベル賞受賞者を出し科学の一流国である理由が良くわかります。
>
> いくら素晴らしい夢を実現しても、国民がそれを知る事ができなくては、進歩は実感できません。
> 非常に怒りを覚えます。

鋭いご指摘有難うございます。
私も以前から日本を覆う「閉塞感」は何処から来ているのか考えていました。
個々には色々思い当たることがあります。しかし色んな人と話をしていても皆さん一人一人が違う事を言うのだが根底がこの閉塞感。
それが「未来に開かれた扉に背を向けて、押入れに潜り込んで、その綿埃を突き回して針小棒大に報道」、この表現がぴったりです。

その対策にはやはり事実を明らかにするしかない。
気の遠くなるような長い時間が掛かりますが、「愚公山を動かす」を信じて、諦めずにいきたいと思います。
  1. 2010-06-18 18:08
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  3. 短足おじさん #79D/WHSg
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No title

こんばんは。
短足おじさんさま、よもぎねこさま、同感でございます。

閉塞感は作られていると思います。
TVであれだけ「日本だめぽ」ってされたら、そりゃ、閉塞感に包まれますよ!

たとえば教育もそうです。
あれだけ、日本は悪かった、お前たちは出来ない、人に勝とうとするな、と教えていたら、「生きている意味」を思い違いかねない。
こどもたちには、「いろいろ状況は変わるけれど、やはり、全力をつくしなさい」と励まし、「よくやった、頑張ったね」と労い、「大丈夫、出来るよ!」と未来への希望を持たせることが大事だと考えます。
私は常々、日本人は褒めることをもっとすべきと思っています。もちろん自分も。
褒めることを子どものうちからするとしないでは、大人になってからの「卑屈度」「自信度」に差がつく。
褒めることと甘やかすこととは違うのです。

比較的な評価をあげるのではなく、絶対的な評価をあげればよいのです。
どこかの国の人たちの様に、人様の足を引っ張って、自分の相対的地位をあげるようなことをする必要はありません。

日本人が自信をもって物事に臨めば、最強です。これは自信を持って言えます。だから、今の日本の状況が、社会の雰囲気がとても残念で仕方がない。

マスメディアがこぞって、日本ダメポ論を推進しているのですから、どうしようもない。彼らの罪は重いですよ。

プライベートで若い方の前や教育者とお話する機会を頂くことがときどきあるので、その折は、必ず、日本が素晴らしい国であること、日本人として誇りを持って欲しいことを織り込む様にしています。だから、いつもそういう話のねたになりそうなものを探しています。
次にそのような機会があれば、はやぶさイカロスのような日本の素晴らしい技術力を例にあげようと思います。

短足おじさんさま、話題提供、考える機会をありがとうございました。
  1. 2010-06-19 21:54
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  3. kei-iza #79D/WHSg
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今日の読売新聞夕刊を見ていましたら、ドイツは学校の教科書は無償貸与だそうですね。さぞや嬉しかろうと思ったらとんでもない、先輩のお下がりを受け取るのだそうです。

中には25年も前から受け渡してきた教科書もある。地図なんか東独・西独に別れている。ページが剥がれ落ちているから自分でシートボックスに保存する。ドイツの中高生は偉いものです。日本なら閉塞感の極地でしょう。

何を言いたかったかといえば、ヤーパンは何につけても生ぬるい。国民は日陰の花扱い。二言目には弱者の視点、差別はひどい、福祉に金を掛けよ。閉塞感の見本市です。
  1. 2010-06-20 00:43
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  3. 相模 #79D/WHSg
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To kei-izaさん

>プライベートで若い方の前や教育者とお話する機会を頂くことがときどきあるので、その折は、必ず、日本が素晴らしい国であること、日本人として誇りを持って欲しいことを織り込む様にしています。だから、いつもそういう話のねたになりそうなものを探しています。
>次にそのような機会があれば、はやぶさイカロスのような日本の素晴らしい技術力を例にあげようと思います。

正にその通りですね。
矢張りそういうことを毎日毎日繰り返し(お経のように)話しかけていかないといけないと思います。
  1. 2010-06-20 08:40
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  3. 短足おじさん #79D/WHSg
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To 相模さん
>今日の読売新聞夕刊を見ていましたら、ドイツは学校の教科書は無償貸与だそうですね。さぞや嬉しかろうと思ったらとんでもない、先輩のお下がりを受け取るのだそうです。
>
>中には25年も前から受け渡してきた教科書もある。地図なんか東独・西独に別れている。ページが剥がれ落ちているから自分でシートボックスに保存する。ドイツの中高生は偉いものです。日本なら閉塞感の極地でしょう。
>
>何を言いたかったかといえば、ヤーパンは何につけても生ぬるい。国民は日陰の花扱い。二言目には弱者の視点、差別はひどい、福祉に金を掛けよ。閉塞感の見本市です。

特に福祉、福祉の大合唱。コレが問題を複雑にしていると見ています。
福祉の現場では有難うとも言わない高齢者を若い人が一生懸命世話をしています。
それはそれで素晴らしい事なのですが、その高齢者の家族などは金を払ったのだから世話して当たり前、そんな感じで見舞いに来る事も極端に少ない。
こんな中に閉塞感がぶくぶく泥沼のメタンガスの如く噴出しています。

自民党がばら撒き志向の公明党と組んだ失政のツケが今回っている。残念ですがこういう所の反省が必要かもしれません。
  1. 2010-06-20 08:50
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  3. 短足おじさん #79D/WHSg
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BBC日本語放送やらんかな?
これだったら額にもよるけど視聴料払ってもいい感じがする。
  1. 2010-06-20 11:13
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  3. kazk #79D/WHSg
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To kazkさん
>BBC日本語放送やらんかな?
>これだったら額にもよるけど視聴料払ってもいい感じがする。

流石イギリスだと思います。
例え自国でなくても良い物は良い、世界初は素晴らしい。
こう素直に言っています。
この姿勢が日本に無いのが困った事です。
  1. 2010-06-20 11:39
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  3. 短足おじさん #79D/WHSg
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No title

イカロスを取り上げていただきありがとうございます。

マスコミの彼我の差は、ひどいですね。悲しくなります。
先の書き込みで宇宙飛行士のことを比較に挙げたのは、野口さんや山崎さんを貶めるつもりはなく、宇宙飛行士を大きく扱うのに対し、はやぶさイカロスなどの扱いがあまりに小さい、マスコミのひどさを言いたかったのです。
宇宙飛行士だって、大きく扱うといっても中身は貧弱です。宇宙から子供らに理科の授業をする、宇宙で日本人同士が初対面、山崎さんの夫が仕事をやめて妻のサポートしている、、、こんな内容では、毎年400億円も使っているほどの意義が感じられません。400億円も使うんだから、重大な意義があるのでしょうに、それが分かるような報道はされず、宇宙飛行士をヒーロー、ヒロインにし立て上げてのヒューマンストーリーのようなものばかりです。400億円といえば、つばさの開発費総額137億円の3倍です。それを毎年使っているのですから、つばさ以上に意義があることを示してほしいものです。

日本のマスコミでは扱いが小さく、BBCを見て理解するなんて。
昔から、日本では評価されない芸術家や学者が海外で評価されて、日本で見直される、ということがありましたが、同じような状況ですね。


なお、つばさ2の予算削減は民主党のせいじゃないみたいですね。
http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/2010/06/2-4723.html
予算をつけるというのをJAXAが断ったということです。JAXAの中での権力争いで負けているせいだとか。それはそれで情けないですが。
  1. 2010-06-20 13:30
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  3. takaca #79D/WHSg
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To takacaさん
>イカロスを取り上げていただきありがとうございます。
>
>マスコミの彼我の差は、ひどいですね。悲しくなります。
>先の書き込みで宇宙飛行士のことを比較に挙げたのは、野口さんや山崎さんを貶めるつもりはなく、宇宙飛行士を大きく扱うのに対し、はやぶさイカロスなどの扱いがあまりに小さい、マスコミのひどさを言いたかったのです。
>宇宙飛行士だって、大きく扱うといっても中身は貧弱です。宇宙から子供らに理科の授業をする、宇宙で日本人同士が初対面、山崎さんの夫が仕事をやめて妻のサポートしている、、、こんな内容では、毎年400億円も使っているほどの意義が感じられません。400億円も使うんだから、重大な意義があるのでしょうに、それが分かるような報道はされず、宇宙飛行士をヒーロー、ヒロインにし立て上げてのヒューマンストーリーのようなものばかりです。400億円といえば、つばさの開発費総額137億円の3倍です。それを毎年使っているのですから、つばさ以上に意義があることを示してほしいものです。
>
>日本のマスコミでは扱いが小さく、BBCを見て理解するなんて。
>昔から、日本では評価されない芸術家や学者が海外で評価されて、日本で見直される、ということがありましたが、同じような状況ですね。
>
>
>なお、つばさ2の予算削減は民主党のせいじゃないみたいですね。
>http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/2010/06/2-4723.html
>予算をつけるというのをJAXAが断ったということです。JAXAの中での権力争いで負けているせいだとか。それはそれで情けないですが。

情報有難うございます。早速読んでみました。
確かに2007年当時色んな議論があり、JAXA内も一枚岩ではなかったようですね。
でも松浦晋也氏の言う2007年当時の問題も有ると思いますが、2010年度の予算17億円を最終的に3000万円にしたのも事実なのです。
だからJAXA内の問題だけと言うのも無理があるかと・・・

確かに世界初をやろうとすると沢山の失敗がつき物、
ご指摘のように宇宙飛行士のヒューマンストーリーとしてしか見えない日本のマスゴミが一番問題である事は確かでしょう。
もっと未来を真正面から見て欲しい物です。
  1. 2010-06-20 21:47
  2. URL
  3. 短足おじさん #79D/WHSg
  4. 編集

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