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2017-10-20 17:43

日産、国内向け全車両の出荷停止 不正検査問題で

 今朝の新聞には衝撃的な記事が載っている。自動車生産ラインでの完成検査で無資格者による不正な検査の見つかった日産自動車。先月9月18日に不正発覚し、社長が記者会見して是正したと言っていたのだが、実はその後も無資格者による不正な検査が続いていたのだという。その為全工場の車両出荷停止を発表したと報道されている。

今日は長男が会社の関係の飲み会で電車通勤なので朝早く駅まで送っていったのだが、その車中での話題でこんな話をした。

 衝撃的なニュースだねえ。こんな不祥事が起こるのは「企業の、仕事の目的と手段が逆になってしまっている」から。日産なら良い車を作ってユーザーに喜んでもラう事、これが目的でその結果として利益が上がる。こうでなければいけない。勿論企業たるもの利益なしでは成り立たない。だから利益は重要だが、あくまでそれは結果であり目的ではない。ここが重要だ。利益は目的ではなく、企業活動が正しいかどうかの尺度と見るべきだと。


 実はこの事はトヨタとホンダは最近気が付いて会社の体制を変えてきている。例えばトヨタの場合、豊田章男社長は就任以来利益だとか販売台数だとか、いくら聞かれても言わないだろう。言えばそれが目標になってしまうからだ。その代わり言うのは「もっといい車を作ろうよ」だ。
ホンダだって販売台数にこだわって大失敗した。そして社長交代した。最近ホンダのクルマは面白い車が多くなってきただろう。これで利益を上げるためにホンダの苦労は続くだろうが、これがもの造りの本質だ。

こんな話をしたのだが、ではその元になった日産の不祥事の件。色々あるが日経の記事が分かりやすいと思う。


<以下日経より引用>
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22463400Z11C17A0MM8000/

日産、国内向け全車両の出荷停止 不正検査問題で 
2017/10/19 19:47

 日産自動車は19日、国内に6つある完成車の全工場で国内向け車両の出荷を停止すると発表した。日産は全工場での出荷再開まで2週間程度かかるとみている。無資格者が完成車を検査していた問題を9月に国土交通省から指摘されて以降も、4工場で是正していなかった。ずさんな検査体制を見直すため、顧客への引き渡しを停止する事態に追い込まれた。

 19日に記者会見した西川広人社長は「再発防止策を信頼していただいた皆様に深くおわび申し上げる」と陳謝した。

 日産は不正の公表後も子会社である日産車体の湘南工場(神奈川県平塚市)で無資格者による検査が続いていることが発覚。加えて、追浜工場(神奈川県横須賀市)や栃木工場(栃木県上三川町)、グループ会社の日産自動車九州(福岡県苅田町)でも国交省に届け出ていた場所とは違う工程で無資格者が検査していたことが判明した。

 日産は完成検査の体制を見直すために、国内向け車両の生産を一時停止し、有資格者以外は検査できない体制に改める。

 不正検査を続けていた工場から出荷した3万4000台については再検査やリコール(回収・無償修理)を検討する。一連の費用は約10億円。海外向けの車両の生産は続ける。

 一連の問題は、国交省が9月18日以降に日産の工場を抜き打ちで調査し、無資格者の検査が発覚したことが発端だ。有資格者の判子を無資格者に貸して書類を偽装する不正も見つかった。

 日産は同月29日の記者会見で事態を公表し「是正した」と説明。10月2日には西川社長が記者会見で「全て有資格者が検査する体制に改めた」と説明していた。

 日産はこれまでに約116万台のリコールを国交省に届け出ている。国交省は日産に対し、今回明らかになった不正を含めて原因を究明し、再発防止策を10月末までに報告するよう求めている。

<引用終り>


こんな時、日本には昔から近江商人の「三方よし」という考え方が伝わっています。
三方よしとは
買い手よし
売り手よし
世間よし  
この世間よしを忘れた事例がVWの排ガス不正問題ですね。
今回のケースは売り手よしを優先しすぎたためでしょう。矢張り商売の原点に立ち返って自らを律することが必要でしょう。日産には頑張ってほしいものです。

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コメント

印象的なCMも善し悪し

「技術の日産」「やっちゃえ日産」など、印象に残りやすいフレーズのCMはモロに仇となった感じですね。

裏返しにされた、「不正の日産」とか「やっちまったな日産」とかを目にすると、忘れられません。

こういう印象って、尾をひきませんかね?


(Nameを「おぎすすき」に変えました、今後ともよろしくお願いします)
  1. 2017-10-20 18:58
  2. URL
  3. おぎすすき(旧Name:kei) #-
  4. 編集

Re: 印象的なCMも善し悪し

> 「技術の日産」「やっちゃえ日産」など、印象に残りやすいフレーズのCMはモロに仇となった感じですね。
>
> 裏返しにされた、「不正の日産」とか「やっちまったな日産」とかを目にすると、忘れられません。
>
> こういう印象って、尾をひきませんかね?
>
>
> (Nameを「おぎすすき」に変えました、今後ともよろしくお願いします)



HNが「おぎすすき」さんですか。風流な名前ですね。
「いずれが アヤメ カキツバタ」ならぬ 「いずれが オギ ススキ」でしょうか。了解しました。

日産さんにはタイ時代大変お世話になりました。ですから日産の現状には本当は忸怩たる思いがあります。
特に日産は川又・塩路時代の問題点が深く根付いていましたので、ゴーンのおかげでやっとその頚木から解放された、そんな事情も多少は分かります。
がしかしゴーン時代は終わりました。今はゴーンが残した負の遺産を一掃すべき。そんな思いで見ています。

日産には「長年の日産ファンなんだが、今の日産では・・・???」という方がたくさんおられます。日産には頑張ってほしいです。
  1. 2017-10-21 07:33
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  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

トヨタとホンダにできて、日産にできなかったことは何なのかが気になりますね。欧米の車の製造業と同じ轍を踏んだのでしょうか?

前に日曜のテレビで日本昔話の近江商人の話があったことを思い出しました。商いの原則は今も昔も変わらないことを再確認しました。
  1. 2017-10-21 23:04
  2. URL
  3. 白鰐 #-
  4. 編集

もう見切る時です

「試験に落ちた原因は出題された試験問題が解けなかったからだ」という言い方にならないようにする必要があると思います。
戦後、日産自動車は日本最大の自動車会社として出発したはずです。トヨタはパブリカの大ヒットで日産を猛追し、日産のサニーとトヨタのカローラがしのぎを削ったのが、私が中学生の頃ではなかったかと思います。日産がプリンスと合併し、トヨタはダイハツと合併します。
私が大学生の頃は、アメリカから「経営学」という学問が浸透してきて、「所有と経営の分離」が先進国の株式会社の経営には重要であり、同族会社は適正な経営ができず、いずれ競争に破れるという結論が出ていました。
トヨタは同族会社でした。世間では日産の車はトヨタの車に比べて技術的に優れており、通はトヨタを選ばないという風潮でした。自動車の選択に「通」などあるのかとも思いましたが、盲たる大衆には、トヨタのゴマカシがわからないのだというわけです。
実際、トヨタのカローラから日産のスカイラインに乗り換えた人から「もうカローラに乗りたいと思わない」という声を聞きました。
排ガス規制に日産が出遅れた時から日産の凋落が顕在化してきたと思います。盲たる大衆の選択に文句をいう人がいなくなりました。カローラからスカイラインに乗り換えた人もいつの間にかトヨタに乗っていました。
サムスンが台頭してきた時期あたりから同族会社に対する批判は聞かなくなりました。まったくいい加減なものです。
いつの間にかトヨタは初めから日本を代表する自動車会社であったかのように言われ始めました。
残念ながらそろそろ見切る時にきたと言って良いと思います。
日産が立ち直ることはありません。実際に日産の経営者は、日産は健全に経営されていると思っていますよ。

  1. 2017-10-23 03:39
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  3. 縄文人 #wM6nolEE
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To:白鰐 さん

> トヨタとホンダにできて、日産にできなかったことは何なのかが気になりますね。欧米の車の製造業と同じ轍を踏んだのでしょうか?
>
> 前に日曜のテレビで日本昔話の近江商人の話があったことを思い出しました。商いの原則は今も昔も変わらないことを再確認しました。



この件は他の方へのコメントにも書きますので、そちらも参照してほしいのですが、一言で言えば日産の永年の宿弊ですね。
日産の川又とか塩路と言っても白鰐 さんが生まれる前の時代の人ですが、その頃からの宿弊が今に続いています。詳細は他の方のコメントも参照ください。
  1. 2017-10-23 10:50
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
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問題は、有資格者が検査しないとISOなんとかカンとかの製造基準に適合しないのに、ISOを取得して、使っていたということなのでしょうか?

神戸製鋼はトップが謝罪して今後の裁判も何も考えないお粗末対応をしました。謝罪→賠償ということがわかっていません。
トヨタは会長・社長は謝罪等はしていませんよね?もしそうなら、事後対応として神戸製鋼よりずっとましだと思います。
  1. 2017-10-23 17:28
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  3. NINJA300 #/xzFVZWc
  4. 編集

Re: もう見切る時です

> 「試験に落ちた原因は出題された試験問題が解けなかったからだ」という言い方にならないようにする必要があると思います。
> 戦後、日産自動車は日本最大の自動車会社として出発したはずです。トヨタはパブリカの大ヒットで日産を猛追し、日産のサニーとトヨタのカローラがしのぎを削ったのが、私が中学生の頃ではなかったかと思います。日産がプリンスと合併し、トヨタはダイハツと合併します。
> 私が大学生の頃は、アメリカから「経営学」という学問が浸透してきて、「所有と経営の分離」が先進国の株式会社の経営には重要であり、同族会社は適正な経営ができず、いずれ競争に破れるという結論が出ていました。
> トヨタは同族会社でした。世間では日産の車はトヨタの車に比べて技術的に優れており、通はトヨタを選ばないという風潮でした。自動車の選択に「通」などあるのかとも思いましたが、盲たる大衆には、トヨタのゴマカシがわからないのだというわけです。
> 実際、トヨタのカローラから日産のスカイラインに乗り換えた人から「もうカローラに乗りたいと思わない」という声を聞きました。
> 排ガス規制に日産が出遅れた時から日産の凋落が顕在化してきたと思います。盲たる大衆の選択に文句をいう人がいなくなりました。カローラからスカイラインに乗り換えた人もいつの間にかトヨタに乗っていました。
> サムスンが台頭してきた時期あたりから同族会社に対する批判は聞かなくなりました。まったくいい加減なものです。
> いつの間にかトヨタは初めから日本を代表する自動車会社であったかのように言われ始めました。
> 残念ながらそろそろ見切る時にきたと言って良いと思います。
> 日産が立ち直ることはありません。実際に日産の経営者は、日産は健全に経営されていると思っていますよ。



この話は戦後日本が復興してゆく過程から始まった負の遺産です。一寸私の経験から説明します。
先ず私は日産とはライバル関係のグループにおりました。しかしタイでは日産とも取引をしました。そんな事である程度内情は分かります。

最初に昔から「技術の日産」といわれています。しかし日産発の画期的な技術があるでしょうか。例えば最近ホンダのスーパーカブが生産1億台と報道されました。こんな金字塔が日産にあるかどうか。排ガス規制で不可能といわれたマスキー法を初めてクリアーしたのはホンダのCVCCでした。また誰もが想像だにしなかったエンジンとバッテリー+モーターのハイブリッドを造ったのはトヨタです。トヨタが初代プリウスを出したのは今から20年前。最近になってやっと世界がハイブリッドと騒ぎ始めました。日産にはこんなものはありません。技術の日産と言うのはマスコミが煽ったプロパガンダだったと言えるんです。

日産という会社は定期的に外部の血を入れないと進歩しない体質があります。
最初はオースチンでした。1955年頃の話です。ここで学んだ技術でブルーバードや初代セドリックが生まれました。次にはプリンス自動車を合併しました。プリンスのグロリアやスカイラインは良い車でしたね。

そして日産の官僚主義を語るうえで忘れてならない事。日産の三人の天皇といわれた人物のことです。
日産は興銀出身の川又克ニ社長、組合の労働貴族塩路一郎、日産生え抜きの石原俊社長、この三人で激烈な社内抗争を繰り広げました。日産の役員になろうとしたら、先ず組合の塩路にゴマをすらないといけないとか、一杯飲んで塩路の悪口を言ったらそれが塩路の耳に入り左遷されたとか。凄い話が沢山あります。
そしてこの三人は皆文系でした。川又は興銀出身、塩路は組合一筋、石原も経理・財務の出身です。技術の日産といわれながら、天皇といわれる実力者がそろって技術者でないところが日産の悲劇を象徴しています。

こんな事で日産の体質は猛烈な官僚主義の会社、そんな事で遂に99年、ゴーンの軍門に下ったという事です。
しかしゴーンはその情け容赦ない手腕で日産の古い体質を改革しました。これもゴーンという外部の血の力を借りないと改革できない日産の体質を現しています。

子の塩路一郎は数年前に亡くなったんですが、その死の直前に自伝を書いていまして、その中にこんな事が書いてあります。
塩路を追い出すために石原はマスコミに巨額の広告宣伝費を出した。その金額は「年700億円を超え、トヨタを大きく上回った」、こんな事が書いてあります。
この巨額の金のバラマキが日産のイメージアップに使われたのは間違いないでしょう。

こんな事で日産に良いイメージを持つ人はとても多いのですが、中身の技術が付いていかない。そんな所が今回の不祥事の奥底に潜んでいると見ています。
  1. 2017-10-23 17:41
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
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To:NINJA300 さん

> 問題は、有資格者が検査しないとISOなんとかカンとかの製造基準に適合しないのに、ISOを取得して、使っていたということなのでしょうか?
>
> 神戸製鋼はトップが謝罪して今後の裁判も何も考えないお粗末対応をしました。謝罪→賠償ということがわかっていません。
> トヨタは会長・社長は謝罪等はしていませんよね?もしそうなら、事後対応として神戸製鋼よりずっとましだと思います。



私はISOでは散々苦労していますので分かりますが、日産に限らずですがISOの該当規格ISO9001はカーメーカーは取得していないと思います。しかし部品メーカーにはISO取得を要請している、そんな可笑しな関係がありますが、クルマのメーカーはそれだけ真剣でISOの上をゆく管理が必要だという事で理解してください。

日産の問題は縄文人さんへの返事に書いたのですが、戦後の労働争議多発の頃からの根の深い問題。そして技術の日産を標榜しながら天皇といわれるような実力者が皆銀行屋とか経理畑の人など、文人が力を持ちすぎていること。ここに問題の根が潜んでいたと思います。

私も日産の官僚主義は知っていまして、ゴーンが来る前の日産では部品メーカーなどの日産に対する技術面の評価は最悪でした。
例えばある部品でこうすればコストが下がるとか品質が良くなる、こんな提案を持ってゆくとトヨタやホンダの技術陣は皆真剣に聞いてくれます。問題があればメーカーへ技術者がやってきて徹夜で対策したりしてくれます。こんな所が日産にはありません。打ち合わせが有るから来いと呼び出しておいて、1時間以上待たせて平気だったりします。
そしてゴーンが来て改革をやってからの話。私も日産に工場に来てもらったりしましたが、昔ながらの体質は変わっていませんでした。

神戸製鋼の件は悲しい話ですが、実情が良く分からないので今はコメントしにくい。でも多分この問題がもとで神戸製鋼という会社は無くなるのではないかと思っています。外国に盗まれないことを祈るばかりです。

尚トヨタが社長が謝罪しないという件。トヨタは社長自ら頭を下げています。このいち早く謝罪と対策をしたことでアメリカでの無茶苦茶なトヨタバッシングを切り抜けました。但しそこにはハイエナのような弁護士連中がいるので、その対策にものすごい人と金を使っています。
それからトヨタバッシングでは、アメリカの部品メーカーの品質不具合が問題になりました。しかしトヨタはそのメーカーが悪いとは一言も言いませんでした。あくまでトヨタの責任で対処する、こんな姿勢で一つずつコツコツと積み上げていったことが最終的に信頼につながったと思っています。
  1. 2017-10-23 19:12
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

すみません。
トヨタじゃなくて、日産でした。
  1. 2017-10-24 00:07
  2. URL
  3. Ninja300 #/xzFVZWc
  4. 編集

お家安泰が大事です

神戸製鋼のデータ捏造事件を知って思い出したことがあります。ちょっと突拍子もないことでして、山本周五郎の「もみの木は残った」です。
小説上の原田甲斐は、お家安泰のみを考えて行動します。そして自分の命と引き換えに事実を闇から闇へと葬り去り、見事お家安泰に成功するというものです。
会社社長の役目は、会社安泰を計ることではないのでしょうか。今頃神戸製鋼の経営陣は、予想される「賠償金」の金額を聞いて青くなっているに違いありません。
マッカーサーは、日本人はまだ12歳だと言いましたが(欧米人を40歳とするとでしたっけ)、どうやら秀才エリートにはその言葉の意味が解っていないように思います。
神戸製鋼の経営陣は、おそらく秀才エリートで固められているんでしょうね。
戦後の、いや戦前からですが、日本の秀才にはどうしようもない欠陥があるように思います。
しかし、秘策があります。アメリカを始めとする外国が騒ぐ前に神戸製鋼を潰してしまうのです。神戸製鋼を大虐殺の末、跡形もなくすのです。そして新会社を作れば良いのです。
これは、韓国が、外国で行なっている手抜き工事に対する賠償から逃れるための常套手段です。
朝鮮人のマネはしたくないですが、ちょっとなあという気がします。
  1. 2017-10-24 12:19
  2. URL
  3. 縄文人 #wM6nolEE
  4. 編集

To:NINJA300 さん

> すみません。
> トヨタじゃなくて、日産でした。



了解しました。
日産のやり方は日本人が長年築き上げてきたものを根本から壊しました。
社長が謝罪しないことが良いことのように考えている奴が社内にいるのでしょう。しかし根本的にはこんな事は誠実に対策すべきで、その為に頭を下げるときは下げる、それでいいと思います。いくらゴーン傘下と言っても日産は日本の会社なんですから。

それから日産は「技術の日産」と言われますが、日産のトップは技術系ではない人が多いです。現に今の日産西川社長も購買部門の出身。
こんな人は「私言う人、あなたやる人」で自分は行動しない。「問題は他人のせい」だと思っている。これではダメですね。

今回の件はやはり内部告発だった。そしてそれを官僚がリークしている。日産は日本の官僚を敵に回しました。
これから相当のしっぺ返しがあるでしょう。

  1. 2017-10-24 16:14
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

Re: お家安泰が大事です

> 神戸製鋼のデータ捏造事件を知って思い出したことがあります。ちょっと突拍子もないことでして、山本周五郎の「もみの木は残った」です。
> 小説上の原田甲斐は、お家安泰のみを考えて行動します。そして自分の命と引き換えに事実を闇から闇へと葬り去り、見事お家安泰に成功するというものです。
> 会社社長の役目は、会社安泰を計ることではないのでしょうか。今頃神戸製鋼の経営陣は、予想される「賠償金」の金額を聞いて青くなっているに違いありません。
> マッカーサーは、日本人はまだ12歳だと言いましたが(欧米人を40歳とするとでしたっけ)、どうやら秀才エリートにはその言葉の意味が解っていないように思います。
> 神戸製鋼の経営陣は、おそらく秀才エリートで固められているんでしょうね。
> 戦後の、いや戦前からですが、日本の秀才にはどうしようもない欠陥があるように思います。
> しかし、秘策があります。アメリカを始めとする外国が騒ぐ前に神戸製鋼を潰してしまうのです。神戸製鋼を大虐殺の末、跡形もなくすのです。そして新会社を作れば良いのです。
> これは、韓国が、外国で行なっている手抜き工事に対する賠償から逃れるための常套手段です。
> 朝鮮人のマネはしたくないですが、ちょっとなあという気がします。



この件は私は事実が分からないのでコメントしにくいですが、対処方法としてはご指摘のように「会社を清算してやり直す」のが一番かも知れません。
韓国式に夜逃げはできないですが、まあ似たようなものですね。
但し経営者の責任だけははっきりさせるべきでしょう。百叩き位で勘弁する訳にはいかないと思います。
  1. 2017-10-24 16:21
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
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>>社長が謝罪しないことが良いことのように考えている奴が社内にいるのでしょう。


日産の市場が国内だけならば、謝罪でいいのです。これが日本文化ですから。しかし、主な市場はが意外です。海外には謝罪=賠償と考える輩が大部分なのです。韓国バックにいるアメリカのように。その点、日産の脇は堅く、神戸製鋼の脇は甘い。まるで、橋本龍や河野洋平や村山のようです。斉川社長はハノイに時々きているようです。日産テクノというベトナムでは巨大な企業がハノイにあります。
そのうち、5406はシナかアメリカの企業に買収されるのではないかと予想します。技術が欲しい巨大時価総額企業はたくさんありますから。脇が甘かったのが運命を分けたと思います。

  1. 2017-10-25 11:29
  2. URL
  3. NINJA300 #/xzFVZWc
  4. 編集

To:NINJA300 さん

> >>社長が謝罪しないことが良いことのように考えている奴が社内にいるのでしょう。
>
>
> 日産の市場が国内だけならば、謝罪でいいのです。これが日本文化ですから。しかし、主な市場はが意外です。海外には謝罪=賠償と考える輩が大部分なのです。韓国バックにいるアメリカのように。その点、日産の脇は堅く、神戸製鋼の脇は甘い。まるで、橋本龍や河野洋平や村山のようです。斉川社長はハノイに時々きているようです。日産テクノというベトナムでは巨大な企業がハノイにあります。
> そのうち、5406はシナかアメリカの企業に買収されるのではないかと予想します。技術が欲しい巨大時価総額企業はたくさんありますから。脇が甘かったのが運命を分けたと思います。



日産の問題について私の知るところを説明します。
最初にこの問題は日本の車検制度と関係します。日本の道路を走る車については国の定める車検をパスする必要があります。しかしメーカーが製造した新車に限りこの車検をメーカーに委託しています。だから認定検査員と言うのは国の代行として検査する人、つまり国の認定した検査員資格を有する人となります。
一方輸出はというと、アメリカなどはそもそも車検がありません。だからこんな資格など関係ない訳です。
今回の件で国内販売は止まっていますが、輸出用は生産継続している筈です。理由は品質が悪い訳ではない、検査していない訳でもない、国内用の基準で国に認定された資格を持っていないだけ。こんな事でしょう。
だからアメリカのハイエナ弁護士が食いつこうにも食いつけないと思います。
今回日産の社長が謝罪しないと叩かれているのはこんな事情で、日産サイドから言えば、品質が悪い訳ではない。だから謝罪などする必要がない。こうでしょう。

がしかし問題はことが発覚して社長が改善を約束したのに守られなかった、つまりユーザーと監督官庁を裏切った、この一点だと思います。
恐らく監督官庁は顔に泥を塗られた訳ですから激怒している筈です。だから内部告発だったとリークしている。

この件は日産の宿弊でしょう。改革は容易ではないと見ています。

それから神戸製鋼の話、これは問題の次元が違いすぎますが、どの程度問題だったのか良く分かりません。
データの改竄はあってはならぬことですが、鉄鋼製品などではJISなどの規格と社内の製造管理用に規格は全く別物で、社内の製造管理用規格はすごく狭い範囲にしてある。神戸製鋼の捏造がどの程度か全くわからないので、コメントのしようがないです。
但しここまで大きく報道されてしまうと多分素材メーカーとしては終わりでしょう。今まで神戸製鋼の素材を使って製品を作っていた後工程メーカーから総スカンを食いますから。
もう既にあちこちからハイエナが血の匂いを嗅ぎつけて集まっていると思います。日本のためには新日鉄辺りが救済に乗り出すしか救いようがないと思います。
  1. 2017-10-25 19:04
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

大変参考になりました。
ありがとうございます。
  1. 2017-10-25 22:08
  2. URL
  3. NINJA300 #/xzFVZWc
  4. 編集

バカバカしくても法律は法律なのでしょう

現在の日本の自動車生産現場では組み立ての各工程ごとに品質チェックが行われており、今回日産が不正とされた最終のチェックはそもそも不要という意見があります。生産技術の進歩に法令が追いついていないというものです。

自動車に関する法令が国により異なるための摩擦は昔からありました。1970年代には角型ヘッドライトがやっと認められましたが、当時のアメリカでは角型でも規格型のみ可、日本では問題ないベンツの異型ヘッドライトも規格型に変えていました。

日米貿易摩擦が激しかったころ、金属バット問題がありました。アメリカが日本に金属バットを輸出しようにも法律ががんじがらめで輸出しようがないというもの。いわゆる非関税障壁です。

1980年代初めまではドアミラーが違法でした。フェンダーミラーは世界でも日本と韓国くらい。マツダが売り出したハッチバックの「赤いファミリア」はカローラを超える人気で、ドアミラー取付部がプラスチックカバーで覆われているだけだったため「違法改造」のドアミラー車が溢れ、当時の運輸省がいくら規制しようにもドアミラーを認めない合理性はゼロ、海外メーカーからの要望(非関税障壁という非難)もあり1983年にドアミラーが認可されることになりました。

テールライト周りでは反射鏡のサイズが縦横何センチ以上の決まりがあり、輸入車の横長の反射鏡が認められず、バンパーに後付で反射鏡が貼り付けられたりしました。なんだかみっともないと思ったものです。

今回の日産の対応を見ているとコストダウン優先の会社トップと現場の意思疎通ができていないのかと思いましたが、そうではなく現場から見ると無意味な最終検査の問題をあえて大きな問題にしているようにも思えます。そもそも機械にでもできるチェックを、わざわざ検査員(しかも有資格者)にさせることになんの意味があるのか、問題提起をしているようにも思えます。

でも今の日産、そんな難しいことは考えていなくて、単にいい加減だった、というのが本当のところなのでしょうか。



  1. 2017-10-25 22:18
  2. URL
  3. gai-yaang #-
  4. 編集

Re: バカバカしくても法律は法律なのでしょう

> 現在の日本の自動車生産現場では組み立ての各工程ごとに品質チェックが行われており、今回日産が不正とされた最終のチェックはそもそも不要という意見があります。生産技術の進歩に法令が追いついていないというものです。
>
> 自動車に関する法令が国により異なるための摩擦は昔からありました。1970年代には角型ヘッドライトがやっと認められましたが、当時のアメリカでは角型でも規格型のみ可、日本では問題ないベンツの異型ヘッドライトも規格型に変えていました。
>
> 日米貿易摩擦が激しかったころ、金属バット問題がありました。アメリカが日本に金属バットを輸出しようにも法律ががんじがらめで輸出しようがないというもの。いわゆる非関税障壁です。
>
> 1980年代初めまではドアミラーが違法でした。フェンダーミラーは世界でも日本と韓国くらい。マツダが売り出したハッチバックの「赤いファミリア」はカローラを超える人気で、ドアミラー取付部がプラスチックカバーで覆われているだけだったため「違法改造」のドアミラー車が溢れ、当時の運輸省がいくら規制しようにもドアミラーを認めない合理性はゼロ、海外メーカーからの要望(非関税障壁という非難)もあり1983年にドアミラーが認可されることになりました。
>
> テールライト周りでは反射鏡のサイズが縦横何センチ以上の決まりがあり、輸入車の横長の反射鏡が認められず、バンパーに後付で反射鏡が貼り付けられたりしました。なんだかみっともないと思ったものです。
>
> 今回の日産の対応を見ているとコストダウン優先の会社トップと現場の意思疎通ができていないのかと思いましたが、そうではなく現場から見ると無意味な最終検査の問題をあえて大きな問題にしているようにも思えます。そもそも機械にでもできるチェックを、わざわざ検査員(しかも有資格者)にさせることになんの意味があるのか、問題提起をしているようにも思えます。
>
> でも今の日産、そんな難しいことは考えていなくて、単にいい加減だった、というのが本当のところなのでしょうか。



色々詳しいことをご存知ですね。ひょっとして私と似たような仕事をされていたんでしょうか。
所でどうしても言いたいことがあるので、それに絞ってコメントします。

それは
>現在の日本の自動車生産現場では組み立ての各工程ごとに品質チェックが行われており、今回日産が不正とされた最終のチェックはそもそも不要という意見があります。生産技術の進歩に法令が追いついていないというものです。

この件については、そんな議論があることは承知しています。がしかし、自動車のような沢山の部品を組み上げて作る製品では最終検査は絶対手が抜けません。
理由はどんなに部品が規格を満足する良品であっても、どんなに組付け工程が正しく行われても、それで最終の商品が良いものになるとは限らないからです。現場は生きています。同じものを同じように加工しているようでも人が変わる、材料が変わる、などなどどんどん変化します。その為に毎日毎日そんな所を確認していきます。
それでも問題があるかも知れないので、最終検査で特に重要なことを確認している訳です。

最終検査が要らないという意見を述べる方は、多分色んな品質問題で苦労したことの無い方と思います。現場と設計者で良くもめるのが、設計者が「設計図通りに作れば良い筈だ」、現場が「設計図通りに作っても問題が出る、どうしてくれるんだ」、こんな話でしょう。ホンダやヤマハ・スズキが世界のオートバイ市場を独占した背景には、オートバイレースで予期せぬトラブルの連続の中で自分を鍛えてきたことが今日の成功の基礎を作ったと思っています。

今回の件はコスト優先のゴーン流の経営が末端でとんでもない手抜きに至ったと思いますが、日産社内にはゴーンという錦の御旗を隠れ蓑にしている怠け者が沢山いる。そんな所から退治していかないといけないと思います。
  1. 2017-10-26 14:36
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

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