2017-09-30 15:24

ひむがしの野にかぎろひの立つ見えて

 国会が解散され、いよいよ総選挙ですが、それを前に「前原民進党は遂に分裂し、前だ後ろだの大騒ぎ」、さてそんな日々ですが、今朝早くこんな景色が・・・。

2017-9-30-1.jpg
9月30日午前5時40分、日の出直前の様子。太陽から空に向かって光芒がのびています。

これを見て、こんな歌を想い出しました。

ひむがしの野にかぎろひの立つ見えて
       かへりみすれば月かたぶきぬ

万葉の歌人、柿本人麻呂の作。西暦692年の太陰暦11月17日に詠まれたものと云われています。
その万葉仮名の原文は次の通りです。
東野炎立所見而反見為者月西渡
直訳すると、東の野に炎が立っているのが見え、振り返って見ると月が西に渡る、でしょうか。

この「かぎろひ」は手元の広辞苑によれば
かぎろい : 陽炎、火光 (「ちらちら光るもの」の意)
① ちらちら光る日の光、【万葉集のこの歌を引用している】
② 春ののどかな日に空中にちらちらと立ち上る気。かげろう。
③ ほのお。【かぎろひの(陽炎の):「春」「燃ゆ」にかかる枕詞。万葉集に「奈良の都はかぎろひの春にしなれば」】

柿本人麻呂は光は東から上がってくる。西に月が傾いて沈んでゆく。一つの時代が終わって、新しい時代が来るのだなあ。そんな思いを込めてこの歌を詠んだと言われていますね。


こんな事でいよいよ明日から10月、そして光は東から上がってくる。西の方には「傾いた」中朝韓という所ですね。

実は上掲万葉集の歌は昔から気になっていまして、この「かぎろひ」とは何なのだろう?、そう思っていたのですが、多分私的にはこの日の出直前の光のことでは無いかなあ、そう思っています。

そして光は東からと言えば、やはりこんなもの。

2017-9-30護衛艦いずもの旭日旗 
護衛艦いずも艦上に翻る旭日旗


所で光は分かったが、じゃあ「トリ」は何だ?ですか。・・・う~~ん。

これですね

2017-9-30-2.jpg 

もしかして瑞鳥(瑞兆)ヤタガラスかも???、

何はともあれ、見事民進党が分解しました。いよいよ日本再生の出発点にしたいですね。

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コメント

突然の訪問、失礼いたします。
私はこちら⇒https://goo.gl/Ac8WB7
でブログをやっているあゆといいます。
色々なブログをみて勉強させていただいています。
もしよろしかったら相互リンクをお願いできないでしょうか?
「やってもいいよ」という方はコメントを返してくだされば、
私もリンクさせていただきます。
よろしくお願いします^^
  1. 2017-09-30 15:28
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  3. あゆ #-
  4. 編集

To:あゆ さん

> 突然の訪問、失礼いたします。
・・・中略・・・
> 「やってもいいよ」という方はコメントを返してくだされば、
> 私もリンクさせていただきます。
> よろしくお願いします^^



全く同文のコメントを先日いただきました。
その折の回答にも書きましたが、私のブログの趣旨とは違うようですので、相互リンクは遠慮させていただきます。
尚こちらに連絡をというURLは裏にリンクが張ってあるので、訪問は遠慮いたします。
次回も同文のコメントをいただきましたら削除いたします。
宜しくお願いします。
  1. 2017-09-30 21:34
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  3. 短足おじさん二世 #-
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空からかぎろひを見た

昔、スリランカに行った帰りのJALの機中で朝を迎えました。窓から見ると上掲のような朝焼けを機上から見下ろし、空がどこまでも赤く染上っているのが分かりました。
間違った感覚でしょうが薄暗く赤い雲を見た瞬間、ドイツ語のデメルングという言葉がふいに浮かびました。

この飛行機はガラガラの状態で、客室乗務員に断って3列の座席に1人で横たわって寝て帰ったのです。そういう思い出と朝焼けが結びついて「かぎろひ」は空からの印象が残りました。
当時はJALの直行便はなかったと思います。マレーシアで乗り換えたのか。

  1. 2017-10-01 13:51
  2. URL
  3. 相模 #-
  4. 編集

Re: 空からかぎろひを見た

> 昔、スリランカに行った帰りのJALの機中で朝を迎えました。窓から見ると上掲のような朝焼けを機上から見下ろし、空がどこまでも赤く染上っているのが分かりました。
> 間違った感覚でしょうが薄暗く赤い雲を見た瞬間、ドイツ語のデメルングという言葉がふいに浮かびました。
>
> この飛行機はガラガラの状態で、客室乗務員に断って3列の座席に1人で横たわって寝て帰ったのです。そういう思い出と朝焼けが結びついて「かぎろひ」は空からの印象が残りました。
> 当時はJALの直行便はなかったと思います。マレーシアで乗り換えたのか。



多分そのフライトは深夜にマレーシアを出発し、早朝成田に着く便ではないかと思います。(私も何度か利用しました)
その場合は朝食の時間頃が日の出の時間。季節によっては真っ赤に染まった雲海の上を飛んだりしたのではないでしょうか。

日の出の光は刻一刻と変化しますので素晴らしかったでしょうね。
  1. 2017-10-01 19:01
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  3. 短足おじさん二世 #-
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何か先のエントリで東ロボは和歌が全然駄目とか言ってましたが、
これは完全にAIの設計がおかしいんだと思います。この歌は理詰めで考えるんです。

こいつをベテラン教師はどう料理するかをご覧に入れましょう。

この歌自体殆ど難しい言葉なんぞありません。

ひんがし→東
かぎろい→かげろう、から陽炎?、ただこれが分からなくても意味はわかるはずです。

この歌の大意は

東の野に「かぎろい」が立ってるのが見えるので振り返ると月は傾いてます。

これだけです。小5くらいならこれは理解できます。これが日本語の最大の素晴らしさです。欧米人ならばラテン語の詩を読んでるようなものですからね。


ここからは理詰めなんです。
時間は?、「早朝」
月の形は? 「満月」かそれに近い時期のもの、理由は省略

ここまでくれば「かぎろい」は朝の夜明け前の太陽の光、曙くらいだろう、という意味がわかります。

ここでイメージを膨らませて考えることが出来るかです。これが本当の勝負です。

日が昇ってくる→新しい一日が始まる
月が傾く→昨日が終わる

これを比喩と考えると?

「古い時代が終わり新しい時代が始まる」

ここまで持ってこられるかです。

ここで聞くのですよ、この歌の季節はいつ?

時代が変わる、→一年が終わる、とすれば冬だろう それも冬至の頃

そんなことがなぜ決まる?決まるから決まるのです。
こう決められるから傑作であり後世に残ったのだ、くらい言ってよろしい。


ならば野とはどういう情景だ、 枯れ草が一面に広がってる情景だろう。

ここまで持ってきて初めて短歌の鑑賞なんです。これで我々は人麻呂と同じ光景を見たことになるわけです。


かつてここで大馬鹿な指導が行われていたことがあります。
奥様が教職におられたということですので一世を風靡した法則化運動というのが有ったのはご存知でしょうか。
その中の実践例とか言ってこの人麻呂の和歌と与謝蕪村の俳句

菜の花や 月は東に 日は西に

これを比較させるという授業をやって事例がありました。これでこの人麻呂の和歌が春先、春分の日の頃のものと指導する馬鹿が出てきたのです。何も分っていない。

蕪村は大変な教養人でしたからこの和歌の世界、来歴ををすべて知りつくしつつ対照的な優雅な春の夕べの歌に置き換えたのです。


ここでこの歌の来歴を教えてやればよろしい。この頃の時代のことがわからない?歴史の勉強やれで終わりです。
小生ならばお前らのママに「天上の虹」(里中満智子)でも借りて読め、と言います。持統天皇の時代の草壁皇子や首皇子が出てくるお話ですが、此処から先はおまけです。

AIがこれを理解できないのならそれは比喩というものを理解できないだけです。それができればこの冬の情景を持ってくることは出来ないわけじゃあ無いはずだと小生なんぞは思うのですがね。

読解力などと御大層なことを言うならば子供はいかにして文章を理解し、教師は教えてるかを検証してみろといいたくなるのです。

ここまでやるのがどれほど大変か、世の国語教師のかなりの部分は不要だと小生が言い切る理由はこのあたりにあるのです。





  1. 2017-10-06 22:09
  2. URL
  3. kazk #cPv2SIBE
  4. 編集

To:kazk さん

> 何か先のエントリで東ロボは和歌が全然駄目とか言ってましたが、
> これは完全にAIの設計がおかしいんだと思います。この歌は理詰めで考えるんです。
>
> こいつをベテラン教師はどう料理するかをご覧に入れましょう。
>
> この歌自体殆ど難しい言葉なんぞありません。
>
> ひんがし→東
> かぎろい→かげろう、から陽炎?、ただこれが分からなくても意味はわかるはずです。
>
> この歌の大意は
>
> 東の野に「かぎろい」が立ってるのが見えるので振り返ると月は傾いてます。
>
> これだけです。小5くらいならこれは理解できます。これが日本語の最大の素晴らしさです。欧米人ならばラテン語の詩を読んでるようなものですからね。
>
>
> ここからは理詰めなんです。
> 時間は?、「早朝」
> 月の形は? 「満月」かそれに近い時期のもの、理由は省略
>
> ここまでくれば「かぎろい」は朝の夜明け前の太陽の光、曙くらいだろう、という意味がわかります。
>
> ここでイメージを膨らませて考えることが出来るかです。これが本当の勝負です。
>
> 日が昇ってくる→新しい一日が始まる
> 月が傾く→昨日が終わる
>
> これを比喩と考えると?
>
> 「古い時代が終わり新しい時代が始まる」
>
> ここまで持ってこられるかです。
>
> ここで聞くのですよ、この歌の季節はいつ?
>
> 時代が変わる、→一年が終わる、とすれば冬だろう それも冬至の頃
>
> そんなことがなぜ決まる?決まるから決まるのです。
> こう決められるから傑作であり後世に残ったのだ、くらい言ってよろしい。
>
>
> ならば野とはどういう情景だ、 枯れ草が一面に広がってる情景だろう。
>
> ここまで持ってきて初めて短歌の鑑賞なんです。これで我々は人麻呂と同じ光景を見たことになるわけです。
>
>
> かつてここで大馬鹿な指導が行われていたことがあります。
> 奥様が教職におられたということですので一世を風靡した法則化運動というのが有ったのはご存知でしょうか。
> その中の実践例とか言ってこの人麻呂の和歌と与謝蕪村の俳句
>
> 菜の花や 月は東に 日は西に
>
> これを比較させるという授業をやって事例がありました。これでこの人麻呂の和歌が春先、春分の日の頃のものと指導する馬鹿が出てきたのです。何も分っていない。
>
> 蕪村は大変な教養人でしたからこの和歌の世界、来歴ををすべて知りつくしつつ対照的な優雅な春の夕べの歌に置き換えたのです。
>
>
> ここでこの歌の来歴を教えてやればよろしい。この頃の時代のことがわからない?歴史の勉強やれで終わりです。
> 小生ならばお前らのママに「天上の虹」(里中満智子)でも借りて読め、と言います。持統天皇の時代の草壁皇子や首皇子が出てくるお話ですが、此処から先はおまけです。
>
> AIがこれを理解できないのならそれは比喩というものを理解できないだけです。それができればこの冬の情景を持ってくることは出来ないわけじゃあ無いはずだと小生なんぞは思うのですがね。
>
> 読解力などと御大層なことを言うならば子供はいかにして文章を理解し、教師は教えてるかを検証してみろといいたくなるのです。
>
> ここまでやるのがどれほど大変か、世の国語教師のかなりの部分は不要だと小生が言い切る理由はこのあたりにあるのです。



興味深い話、有難う御座います。
柿本人麻呂の歌については本文に書いたように旧暦の11月17日に読まれたと分かっていますので、季節は冬ですね。
それから現代人は日の出、日の入りの時刻は気にしますが、月の出、月のいるについては殆ど気にしない。でも月の出の時刻は毎日1時間近く変わってゆきますので、日の出ころに月が沈むのは旧暦の16日~17日ころしかありません。
現に私が本文に乗せた写真は9月30日撮影、この日は旧暦は11日でした。当然ながら月はとっくの昔に沈んだ後。こんな風でしたね。

同様に蕪村の句、月が出るころに日が西にあるのは旧暦の13日~14日しかあり得ません。
念のためにそんな事が分かるものがないかどうか探してみたらありました。
http://www5a.biglobe.ne.jp/accent/kazeno/calendar/moonage.htm

こんな事を見ていくと以前書いた「銀の匙」の話になりそうです。kazkさんは実際その教育を受けた方の話を聞かれたことがあると仰っていましたが、そんな教育が必要な人がいると言えるかもしれません。(但し特別優秀な子どもしか理解できないでしょうが)

しかしこんな話を聞いていると国語の奥深さを感じますね。この先は文明論になるかも知れません。
  1. 2017-10-07 22:42
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

前略
流れを無視して申し訳有りません
韓国ゼネコンが監修したベトナム火力発電所が大爆発のニュースを見ました
日本のマスコミは、選挙等で忙しく 報道しない権利も有るでしょう
短足おじさんの、事実の確認と詳報を期待します
早々
  1. 2017-10-08 22:28
  2. URL
  3. 新宿のサッカーファン #fflwa7tw
  4. 編集

To:新宿のサッカーファン さん

> 前略
> 流れを無視して申し訳有りません
> 韓国ゼネコンが監修したベトナム火力発電所が大爆発のニュースを見ました
> 日本のマスコミは、選挙等で忙しく 報道しない権利も有るでしょう
> 短足おじさんの、事実の確認と詳報を期待します
> 早々



初めまして、コメント有難う御座います。
この件は私も知りませんでしたのでちょっと調べてみました。
多分情報ソースは最近アップされたyoutube辺りではないかと思いますが、私の見たyoutubeの記事ではいつのモノかわかりませんでした。多分以下の事故かと思います。ベトナムのニュースに記事がありました。

第4ビンタン火力発電所で爆発事故、作業員2人負傷
2017/03/08 05:26 JST配信
http://www.viet-jo.com/news/social/170307072708.html

この件は日本の三菱商事が一枚噛んでいまして、蒸気タービン・発電機を調達することになっています。以下は三菱商事のプレスリリースの記事。
2016年3月11日
三菱商事株式会社
ベトナム電力公社向けビンタン4拡張石炭火力発電所建設工事を受注
http://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2016/html/0000029767.html


こんな風なのでyoutubeの記事を見るとビックリしますが、この事故は半年ほど前のモノ。その後続報は無いようなので、あまり大きな事故では無いのかも知れません。
いずれにしても、これ以上調べようもない事故。まあそんな事という事で理解してください。
少なくとも日本が関係するタービンや発電機には影響はなさそうです。
但し、この事故で工期が遅れるなどの影響が色んな所に及ぶのは避けられないかもしれません。
  1. 2017-10-09 11:17
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

前略
早速のフォロー有難う御座います
半年以上前の話だったのですね
大きな事故でもなく、日本に影響も無いようで幸です
韓国、北朝鮮に興味は有るのですが
現在、ハングルを学ぶ余裕が無く
結局、日本のyoutube等に 頼るしか有りません
これから、ハングルを学ぶチャンスに生かしたいと思います
早々
  1. 2017-10-09 18:07
  2. URL
  3. 新宿のサッカーファン #-
  4. 編集

To:新宿のサッカーファン さん

> 前略
> 早速のフォロー有難う御座います
> 半年以上前の話だったのですね
> 大きな事故でもなく、日本に影響も無いようで幸です
> 韓国、北朝鮮に興味は有るのですが
> 現在、ハングルを学ぶ余裕が無く
> 結局、日本のyoutube等に 頼るしか有りません
> これから、ハングルを学ぶチャンスに生かしたいと思います
> 早々



youtubeの情報はまさに玉石混淆でして、情報の質は作成、編集した人の考え方次第。でもどちらかと言えばかなり極端な話に仕上げている傾向があると見ています。視聴数稼ぎでしょう。今回のケースで言えば、事故は何年何月何日に起った、続報はどうなっている、こう書けば良く分かったと思うのですが、そこが編集した方の考え方というものだと思います。

それから韓国語を勉強したいとの事。良いことですねえ、世界が広がります。
でも注意点もあります。
先ず、最近の自動翻訳の進歩です。日本語⇒韓国語は殆ど正確に翻訳できます。だから韓国人が日本のことをよく知っている訳です。しかし韓国語⇒日本語は正確な自動翻訳は極めて難しい。理由は韓国語には同音異義語が沢山あり、文脈からしか読み取れないのだが、極めて難しいからです。
例えば良く笑い話にありますが、韓国語では防火と放火は同じ発音、だからハングルも同じ文字になります。これでは「防火しましょう」なのか「放火しましょう」なのか分かりません(笑)。
はっきり言って「漢字ハングル混じり表記」を捨てて「ハングルだけ」にしてしまった韓国語は先進国向けの言語ではありません。ハングルだけで漢字を廃止した韓国語は語彙の80%(!)を失ったと言われていますが事実です。

尚ついでに言えば、「ハングル」は文字のことで、英語で言えばアルファベット、日本語で言えば「ひらがな」みたいなもの。だからハングル語という言葉はありません。言うなら韓国語でしょう。尚北朝鮮語は韓国語とはかなり違いがあるようです。
まあ、こんな事を頭に置いて勉強されるといいかと思います。
参考までに語彙の80%を失ったと言う件は以下参照ください。
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1118.html
  1. 2017-10-10 07:02
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

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