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2017-09-24 16:45

読売新聞の「読解力不足記事」

 今年初め、読売新聞が【読解力が危ない】と題するシリーズの記事を掲載し、私もそれを取り上げた。この読解力の問題はここ数年特に重要度が増してきたことで、背景にはいろんなものがハイテク化し、世の中が極めて難しくなったという現実がある。
それともう一つの厄介な問題は、最近の若い先生方も「ゆとり教育」を受けた世代という事。こんな事から子供の読解力が取り上げられてきたのだと思う。


それでは最初に読売の記事から。

<以下読売より引用>
http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20170923-118-OYT1T50000/newstop

中3「教科書理解できない」25%…読解力不足
2017年9月23日18時0分

 新聞や教科書などを読み取る基礎的な読解力を身に付けられないまま中学を卒業する生徒が25%にのぼることが、国立情報学研究所(東京都)・新井紀子教授らの研究チームの初調査で明らかになった。
 社会生活を送るのに最低限必要な読解力の不足が懸念される状況だ。

2017-9-24中学生の読解力低下 

 調査は2016年4月~17年7月、全国の小6~社会人を対象に、独自の読解力テストを実施。公立・私立中高生2万1000人の結果を中心に分析した。

 主語や目的語など文章の構造が理解できているかを問うタイプの設問群で、中学1年の正答率は62%、中学2年が65%、中学3年が75%となった。中学3年の4人に1人(25%)が、教科書レベルの基礎的な読解力を身に付けないまま義務教育を終えていることになる。

 高校のデータは進学校の生徒が比較的多かったため、高校1年が83%と中3より大幅に上がるが、高校2年が82%、高校3年が80%とその後の上昇はみられなかった。新井教授は「高校で読解力の向上が見られないことから、中学3年までに読解力を養うことが急務となりそうだ」としている。

 研究チームは、事実について書かれている短文を正しく理解する能力を測定するため、新聞や教科書、事典などの文章をもとに1000問以上のテスト問題を作成。文章構造理解を問うタイプのほかにも、文章から図表がイメージできるかや、文の一部を書き換え、変更前後の文章が同義文かどうかを問うなど、計6タイプの設問群とした。

 文章から図表をイメージする問題など二つのタイプでは、中3の平均正答率が3割台にとどまった。

 新井教授は「読解力が低く教科書が読めないと、自力で新しい知識を得ることができない。運転免許など資格も取得できず、社会生活に支障が生じる」と指摘した。

<引用終り>


これは読売新聞が大変だ大変だと騒いでいますが、ではどうすればいいのかは全く書いてありません。新聞が問題提起だけすればいいと思っているのなら、それは読売新聞が傲慢だという事です。
この問題は子供の問題でも教師・先生の問題でもありません。大人の社会の問題なのです
教育をつかさどる官僚、つまり文科省のトップが怪しげな売春ビジネスの巣窟に出入りしているような所。こんな所を是正しないと話になりません。
そんな意味でこの記事、多分続編が出ると思います。読売がどんなことを言い出すか、もう少し様子を見たいと思います。

尚、冒頭書いた今年初めの読解力関連エントリーはこんなものです。

① AI時代に生きる<追記あり
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-date-201701-1.html
② 問題文が理解できない<読売新聞が騒いでいます
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1349.html
③ 読解力が危ない SNS没頭 長文読まず
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1350.html
参考エントリー
④ 春の小川をタイ語で言うと<再掲
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1136.h
⑤ 読解力について考えること
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1353.html

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コメント

 ワタシが塾講師をした経験から言えば、教科書程度の文章の読解力が無い子が中三の4分の1と言うのは、むしろ少ないと思いました。
 
 ところで現在の所、学力=読解力です。

 読解力がないと学力は上がりませんん。
 教科書を理解できないのでは、自習ができないので、勉強のしようもないのです。

 そして読解力のある人が社会で重用されるのはわかります。 高級官僚なんて法律の条文や、様々な報告書など面倒な書類を大量に読みこなす必要がありますから、読解力が無いと務まらいのです。

 読解力を養うには子供の頃から読書と日本語会話、語彙が豊かな人との会話を続ける事で、養うしかないのですが、そうなると家庭環境が重要になります。

 それを今の学校や社会が親の代わりにやるって凄く難しいんですよね。
  1. 2017-09-25 09:42
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

To:よもぎねこさん

>  ワタシが塾講師をした経験から言えば、教科書程度の文章の読解力が無い子が中三の4分の1と言うのは、むしろ少ないと思いました。
>  
>  ところで現在の所、学力=読解力です。
>
>  読解力がないと学力は上がりませんん。
>  教科書を理解できないのでは、自習ができないので、勉強のしようもないのです。
>
>  そして読解力のある人が社会で重用されるのはわかります。 高級官僚なんて法律の条文や、様々な報告書など面倒な書類を大量に読みこなす必要がありますから、読解力が無いと務まらいのです。
>
>  読解力を養うには子供の頃から読書と日本語会話、語彙が豊かな人との会話を続ける事で、養うしかないのですが、そうなると家庭環境が重要になります。
>
>  それを今の学校や社会が親の代わりにやるって凄く難しいんですよね。



全くご指摘の通りでして、読解力が全ての基本です。
だから読解力に無い子どもには学力向上はおぼつかない、その通りだと思います。

実はそのうえで、この問題は家庭、学校、企業、地域社会など総合的に考える必要があると思っています。
私は自分の経験で、企業内での教育の重要性を永年説いてきました。自分でマニュアルを作ったり、教育用のスライドや映画を作ってきましたので、その重要性は良く分かります。
またもう何十年も前ですが日系ブラジル人が入り始めた頃には、日本語が分からない、あるいは話せても読み書きできない連中をどうしたらいいか、色々やってきました。
その結論は家庭、学校、企業、地域社会全体で教育する以外方法がない、こんな結論です。
この件は機会を見て別途取り上げたいと思っています

  1. 2017-09-25 17:01
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

こんばんは。

何事も自国語ができないと何ともならないと思います。日本は幸いなことに、初等教育から高等学問まですべて日本語で行えます。相対性理論でさえ、中学生向けの日本語訳が出版されています。まずは義務教育で国語をしっかり教えて、他分野のこともしっかり読解できる力をつけさせることが必要と思います。
他言語を使う用があれば、高校以降からの学習で十分です。ケントギルバート氏も言っており、自分の経験からも、その気になれば3か月で英語に限らず1か国の外国語はそこそこ話せます。ただし学習や使用をやめるとあっという間に忘れます。
日本国は在民の90%以上が日本語を使い、他言語を必要としない生活を送るのですから、英語の時間削ってでもまずは国語をしっかり教育することが肝要と思います。マスコミやグローバルナントカ推進者が英語教育が大事だなんだと言いますが、自国語を話せて理解できてなんぼかと思います。
  1. 2017-09-25 21:20
  2. URL
  3. koguma #-
  4. 編集

本当に気になったので、この問題を作ってやらせたという新井紀子氏について調べました。

結論
このおばさん(はっきりこう言います。敬意を払う必要は認めないからです)はっきり言ってやってることがトンチンカンです。

このおばさん、おそらく学校教育の国語の実態を知ってこういう提言をしてるのだろうか、まずうそれが疑問です。
以前にも小生は言いましたが、読解力の基本となる文法や修辞法について現行の小学生はまともなことは殆どやってません。教えていないことをテストでやらせてできるのかね、ということです。

こういうことを演る人は先に必ず履歴を調べます。

Wikiの情報ですがもともと一橋の法学部に入り在学中に数学に目覚め米国留学、数学者となった御仁で、専門は昔は違ったが今はAIの研究が中心らしい。AIが大学に受かるかという事で東大ロボの研究の中心者らしい。

読解力の接点はAIに文章を読ませるというところかららしい。

国語教育に携わった経験もなければ現場も知らぬ人のようです。この読解問題の作り方がどうもトフルあたりに似てるのでもしやと思ったのですが、どうやらアメリカの研究をそのまんま引っ張ってきたもののようです。

この問題は確かに読解力があるか否かを判定することには役立つでしょう。でも子どもたち出来なくって当然なんですよ。こんな事全く指導してないんだもん。

そして上のグラフですが問題の正答率で図表イメージと辞書の問題で正答率が低すぎます。これは問題が不適切化難易度が狂ってるかどちらかです。これもアメリカからの直輸入の問題でしょう。賭けてもいい。こんなもの、類題演習をやらせて受け直せば成績は急上昇するはずです。

それで子どもたちは理解できてるのか?

理解できていないことが問題なんです。

このテストはトフルと一緒で短文の問題が延々とでていたのだと思います。教科書の1ページの中に書かれてることを読み取るというものでもない、ワンセンテンスの問題です。教科書の文章が理解できていないって現実ですが、そういう教育はしてないんですから出来なくって当たり前です。

国語教育が根本的に読解力を付けさせるようには出来ていない。これが小生の昔からの結論なんです。だから多くの生徒には国語が無意味になるのです。

このおばさんを検索するとこのページにぶつかります。

https://news.yahoo.co.jp/byline/yuasamakoto/20161114-00064079/

AIは文章を読めていないらしい。ところが文章を読めていないAIに負けるというのはどういうことか。ということらしい。

馬鹿ですか、じゃあ文章読めるAIを開発してごらんなさいよ。おそらくそのあたりがまずおかしいんです。

それでシンギュラリティは来ない、とか何とか言われても何もいえませんね。

小生思うに高校生あたりが文法を意識するのは間違いなく英文法です。そこで英語の構造というものを否応なしに学びます。そしてそれをいわゆる国語の難問を読むときに無意識のうちに応用してるのです。それが読解力というもののおそらくは正体です。

自分たちが正体も分からず、機械に学習させることも出来ない、そういう概念を子どもたちがわからない、これは問題だ…そんこと言われてもどうすりゃいいのよとしか言えないはずです。

東大ロボは開発を諦めたようですが馬鹿ですか、開発法自体を間違えています。
秀才と言われる連中がどう勉強してるのか、それを実地に学習させてシュミレートするのですよ。
そんなアプローチも判らんのでしょうか。

根本がずれてなす。AIでも確実に負けでしょう。まあ、世界中が頓珍漢なのかもしれませんが。



  1. 2017-09-26 21:59
  2. URL
  3. kazk #cPv2SIBE
  4. 編集

To:koguma さん

> こんばんは。
>
> 何事も自国語ができないと何ともならないと思います。日本は幸いなことに、初等教育から高等学問まですべて日本語で行えます。相対性理論でさえ、中学生向けの日本語訳が出版されています。まずは義務教育で国語をしっかり教えて、他分野のこともしっかり読解できる力をつけさせることが必要と思います。
> 他言語を使う用があれば、高校以降からの学習で十分です。ケントギルバート氏も言っており、自分の経験からも、その気になれば3か月で英語に限らず1か国の外国語はそこそこ話せます。ただし学習や使用をやめるとあっという間に忘れます。
> 日本国は在民の90%以上が日本語を使い、他言語を必要としない生活を送るのですから、英語の時間削ってでもまずは国語をしっかり教育することが肝要と思います。マスコミやグローバルナントカ推進者が英語教育が大事だなんだと言いますが、自国語を話せて理解できてなんぼかと思います。



返事が遅れまして恐縮です。

確かに自国語は大事だと思います。しかし日本語と言うのは実に素晴らしい言葉で、例えば書き言葉である漢字が「書」として美術品になる。こんな言葉は中国語と日本語しかありませんが、中でも日本語は漢字だけでなく「ひらがな」なども書の対象になっている。稀有な言葉ですね。
だから従来から「読み、書き、そろばん」と言うように読みと書きを重視してきました。それに付け加えて文法もですね。

がしかし社会が多様化するのにつれて、読み書き文法以外に「話す、聞く」ももっと重要であることが分かってきたはずなのですが、今の教育で一番欠けている部分です。
そして「日本語で話す、聞く」が出来ないと外国語での意思表示など出来ません。
私は子供の頃から英語に親しむのは悪いことでは無いと思いますが、それ以上に日本語を正しく話すことが大切だと思います。

この件は日本人の話すことを英語に通訳せねばいけなくなった時、心底感じました。日本人の話す言葉は通訳が極めて難しい。
例えば
「これは〇〇で、××で、△△で、以下諸々・・・と言うことは無い」、こう言われると絶句しますね。
  1. 2017-09-27 11:21
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

To:kazk さん

> 本当に気になったので、この問題を作ってやらせたという新井紀子氏について調べました。
>
> 結論
> このおばさん(はっきりこう言います。敬意を払う必要は認めないからです)はっきり言ってやってることがトンチンカンです。
>
> このおばさん、おそらく学校教育の国語の実態を知ってこういう提言をしてるのだろうか、まずうそれが疑問です。
> 以前にも小生は言いましたが、読解力の基本となる文法や修辞法について現行の小学生はまともなことは殆どやってません。教えていないことをテストでやらせてできるのかね、ということです。
>
> こういうことを演る人は先に必ず履歴を調べます。
>
> Wikiの情報ですがもともと一橋の法学部に入り在学中に数学に目覚め米国留学、数学者となった御仁で、専門は昔は違ったが今はAIの研究が中心らしい。AIが大学に受かるかという事で東大ロボの研究の中心者らしい。
>
> 読解力の接点はAIに文章を読ませるというところかららしい。
>
> 国語教育に携わった経験もなければ現場も知らぬ人のようです。この読解問題の作り方がどうもトフルあたりに似てるのでもしやと思ったのですが、どうやらアメリカの研究をそのまんま引っ張ってきたもののようです。
>
> この問題は確かに読解力があるか否かを判定することには役立つでしょう。でも子どもたち出来なくって当然なんですよ。こんな事全く指導してないんだもん。
>
> そして上のグラフですが問題の正答率で図表イメージと辞書の問題で正答率が低すぎます。これは問題が不適切化難易度が狂ってるかどちらかです。これもアメリカからの直輸入の問題でしょう。賭けてもいい。こんなもの、類題演習をやらせて受け直せば成績は急上昇するはずです。
>
> それで子どもたちは理解できてるのか?
>
> 理解できていないことが問題なんです。
>
> このテストはトフルと一緒で短文の問題が延々とでていたのだと思います。教科書の1ページの中に書かれてることを読み取るというものでもない、ワンセンテンスの問題です。教科書の文章が理解できていないって現実ですが、そういう教育はしてないんですから出来なくって当たり前です。
>
> 国語教育が根本的に読解力を付けさせるようには出来ていない。これが小生の昔からの結論なんです。だから多くの生徒には国語が無意味になるのです。
>
> このおばさんを検索するとこのページにぶつかります。
>
> https://news.yahoo.co.jp/byline/yuasamakoto/20161114-00064079/
>
> AIは文章を読めていないらしい。ところが文章を読めていないAIに負けるというのはどういうことか。ということらしい。
>
> 馬鹿ですか、じゃあ文章読めるAIを開発してごらんなさいよ。おそらくそのあたりがまずおかしいんです。
>
> それでシンギュラリティは来ない、とか何とか言われても何もいえませんね。
>
> 小生思うに高校生あたりが文法を意識するのは間違いなく英文法です。そこで英語の構造というものを否応なしに学びます。そしてそれをいわゆる国語の難問を読むときに無意識のうちに応用してるのです。それが読解力というもののおそらくは正体です。
>
> 自分たちが正体も分からず、機械に学習させることも出来ない、そういう概念を子どもたちがわからない、これは問題だ…そんこと言われてもどうすりゃいいのよとしか言えないはずです。
>
> 東大ロボは開発を諦めたようですが馬鹿ですか、開発法自体を間違えています。
> 秀才と言われる連中がどう勉強してるのか、それを実地に学習させてシュミレートするのですよ。
> そんなアプローチも判らんのでしょうか。
>
> 根本がずれてなす。AIでも確実に負けでしょう。まあ、世界中が頓珍漢なのかもしれませんが。



ご指摘のようにこの新井紀子氏は教育者ではありません。そして国語の専科でもない。でもどうしてこんな事を書いたのか。
実は今年の初めにこの新井紀子氏の言っていることを取り上げてこんなエントリーをしました。
「AI時代に生きる<追記有」
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-date-201701-1.html

此処にはkazkさんからも貴重なコメントをいただいていまして、プレゼンテーション能力と叙述力、そして記憶・暗記をシステマチックにすることなどが提言されています。その通りだと思います。

しかし新井紀子氏は自分の経験からこんな事を言っています。
>「東(とう)ロボ」プロジェクトの過程で、AIは、ある程度の長さを持った文章を、文脈を理解して読み解くのが極めて苦手だということが分かりました。
>ところが同時に、その東ロボくんに読解力で劣る中高生がたくさんいることも判明したのです。

新井紀子氏はとてもいいことを言っている。

>現在のような、暗記力を重視する教育では、AIにかなわない子しか育ちません。
大切なのは、物事の意味を理解し、思考し、表現できる力を養う教育です。AIが最も困難とするところだからです。


そしてこれからが私の危機感。
今世の中は猛烈な勢いで進化しています。その進化から一番取り残されているのが公務員・官僚、そして教育現場もその範疇に入ります。ここが問題なのですが、世の中はそれに目をつぶって、日々安穏に過ぎてゆけばいいという堕落ぶり。
新井紀子氏はそこに一石投じたかったのでしょう。

尚この件は私の海外での経験も含め、もう少し掘り下げたいと思います。
でも難しいのでなかなか考えがまとまりませんね(笑)。
尚この件のエントリーにはkazkさんから以前いただいたコメントも借用するかもしれません。その時はご了承をお願いします。



  1. 2017-09-27 12:01
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

それは本当に読解力か

実際に新井氏の作った問題を見なければ、はっきりとしたことは言えないと思いますが、私は一つの面白い体験をしています。
何十年も前の、学生時代のことです。金融論の教授と話をしていて、その経済学の教授は、高校の政治経済の教科書が理解できないと言っていました。共通一次試験の問題などさっぱり解らないと言うのです。
この教授には大きな影響を受けました。ここに「読解力」というものを解く鍵があるのではないかと思います。
ガロアは、学校の数学の成績が一番ではなかったそうです。理由として字が汚かったのだとかいろいろ言われていますが、それは違います。おそらく問題の意味が解らなかったのです。
入学試験や学校の試験などの問題は、必ず「共通の感覚」と「共通の頭脳」を前提としているのです。
新井氏の作った問題は、すなわち新井式の入学試験問題ではないかと思います。
  1. 2017-09-27 15:11
  2. URL
  3. 縄文人 #wM6nolEE
  4. 編集

Re: それは本当に読解力か

> 実際に新井氏の作った問題を見なければ、はっきりとしたことは言えないと思いますが、私は一つの面白い体験をしています。
> 何十年も前の、学生時代のことです。金融論の教授と話をしていて、その経済学の教授は、高校の政治経済の教科書が理解できないと言っていました。共通一次試験の問題などさっぱり解らないと言うのです。
> この教授には大きな影響を受けました。ここに「読解力」というものを解く鍵があるのではないかと思います。
> ガロアは、学校の数学の成績が一番ではなかったそうです。理由として字が汚かったのだとかいろいろ言われていますが、それは違います。おそらく問題の意味が解らなかったのです。
> 入学試験や学校の試験などの問題は、必ず「共通の感覚」と「共通の頭脳」を前提としているのです。
> 新井氏の作った問題は、すなわち新井式の入学試験問題ではないかと思います。



この件はどんな問題を出したのかが分からない限り判断できないですが、確かにある偏った見方だったのかも知れません。

まあしかし、私の経験で言ってもある程度納得できる話なので取り上げました。
実はタイではこんな経験があります。
タイでは日本人は少ないのですが、ある事情で極若い人がやってきました。丁度いい機会だからと徹底的に仕事を教えました。技術の話から仕事のマナーに至るまで全部です。言葉の問題も当然教えました。
2年ほどたった時、若い人がしみじみ言いました。自分の同期でこれだけ教えてもらった人はいない。恐らく10年20年仕事をしていてもこれだけ教えてもらうことは無いだろう。だから私は幸せ者だと。
同じ経験を別の所でもしています。
矢張り、徹底的に教え込む、これが学校だけでなく社会人になってからでも必要なのだと思います。特に海外で外国人と話すときそんな事を痛感しています。

この読解力の話は皆さんから有意義なコメントをたくさんいただいているので、私なりにもう少し堀下げてみたいと思っています。
  1. 2017-09-27 22:13
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

事実なら『機能性文盲』だが・・・

新井紀子教授らの研究チームがおこなった「独自の読解力テスト」について、kazkさんがTOEFLのようなものではないかと書かれていますが、私もそんな気がします。

「主な問題タイプ別の平均正答率」のグラフに書かれている「文章構造」「同義文」「図表イメージ」「辞書」とは、英語なら「TOEFL」「TOEIC」、日本語なら「日本語能力試験」「日本留学試験」で問われるような言語能力でしょう。
「日本語能力試験」のサイトに、各級の問題例が載っています。

問題例に挑戦しよう | 日本語能力試験 JLPT
http://www.jlpt.jp/samples/forlearners.html

問題の上に「語彙」「文法」「読解」「情報検索」・・・と、どんな言語能力を問うているのかが書いてありますね。「情報検索」の力をみる問題として「図表の読み取り」が出題されています。
kazkさんが貼ってくださったYahoo!ニュースの記事にも「図表の読み取り」問題が載っています。

たしかに学校では、こういう勉強はしませんね。というか、現代文の授業では「登場人物の気持ち」や「筆者の言いたいこと」などを読み取る練習ばかりで、古文・漢文や英語の授業でやるような「『主語と述語』『修飾語と被修飾語』などの関係に気をつけて、一つ一つの文を正しく読み取る」という練習はしないですよね。
だから受験生に「現代文はセンスだから勉強するだけムダ。」なんて言われてしまうのでしょう。

ただその一方で、この読売新聞の記事や、kazkさんが貼ったYahoo!ニュースの記事には、読んでいて違和感を覚えます。

読売新聞の「新聞や教科書などを読み取る基礎的な読解力を身に付けられないまま中学を卒業する生徒が25%にのぼる」や、Yahoo!ニュースの「テストを受験した公立中学校生340人のうち、約5割が、教科書の内容を読み取れておらず、約2割は、基礎的な読解もできていないことが明らかになってしまった。」というのが事実なら、日本の若者にも、韓国人のような『機能性文盲』が大勢いることになりますが、本当でしょうか?

「習わないのだから、できなくてあたりまえ」「トレーニングすれば、すぐにできるようになる」というkazkさんの意見が正しいように思います。もし本当に日本の若者に『機能性文盲』が多ければ、車の免許が取れない若者が続出しているはずです。教則本が読めないでしょうから。

ちなみにですが、Yahoo!ニュースの記事を書いた湯浅誠って、民主党政権で内閣参与になった「年越し派遣村」の村長ですよね。プロフィールに「法政大学教授」と書いてあるので、左翼活動家から大学教授になったんですね。左翼らしく、Yahoo!ニュースの記事でも、話をむりやり「子供の貧困」に絡めて、まとめています。
元々AIの研究をしていた新井紀子教授が、畑違いの「子供の読解力」なんて言い出したのは、彼女のまわりに左翼が多いからかもしれないですね。
  1. 2017-09-28 20:46
  2. URL
  3. かんぱち #vF6NeGQU
  4. 編集

Re: 事実なら『機能性文盲』だが・・・

> 新井紀子教授らの研究チームがおこなった「独自の読解力テスト」について、kazkさんがTOEFLのようなものではないかと書かれていますが、私もそんな気がします。
>
> 「主な問題タイプ別の平均正答率」のグラフに書かれている「文章構造」「同義文」「図表イメージ」「辞書」とは、英語なら「TOEFL」「TOEIC」、日本語なら「日本語能力試験」「日本留学試験」で問われるような言語能力でしょう。
> 「日本語能力試験」のサイトに、各級の問題例が載っています。
>
> 問題例に挑戦しよう | 日本語能力試験 JLPT
> http://www.jlpt.jp/samples/forlearners.html
>
> 問題の上に「語彙」「文法」「読解」「情報検索」・・・と、どんな言語能力を問うているのかが書いてありますね。「情報検索」の力をみる問題として「図表の読み取り」が出題されています。
> kazkさんが貼ってくださったYahoo!ニュースの記事にも「図表の読み取り」問題が載っています。
>
> たしかに学校では、こういう勉強はしませんね。というか、現代文の授業では「登場人物の気持ち」や「筆者の言いたいこと」などを読み取る練習ばかりで、古文・漢文や英語の授業でやるような「『主語と述語』『修飾語と被修飾語』などの関係に気をつけて、一つ一つの文を正しく読み取る」という練習はしないですよね。
> だから受験生に「現代文はセンスだから勉強するだけムダ。」なんて言われてしまうのでしょう。
>
> ただその一方で、この読売新聞の記事や、kazkさんが貼ったYahoo!ニュースの記事には、読んでいて違和感を覚えます。
>
> 読売新聞の「新聞や教科書などを読み取る基礎的な読解力を身に付けられないまま中学を卒業する生徒が25%にのぼる」や、Yahoo!ニュースの「テストを受験した公立中学校生340人のうち、約5割が、教科書の内容を読み取れておらず、約2割は、基礎的な読解もできていないことが明らかになってしまった。」というのが事実なら、日本の若者にも、韓国人のような『機能性文盲』が大勢いることになりますが、本当でしょうか?
>
> 「習わないのだから、できなくてあたりまえ」「トレーニングすれば、すぐにできるようになる」というkazkさんの意見が正しいように思います。もし本当に日本の若者に『機能性文盲』が多ければ、車の免許が取れない若者が続出しているはずです。教則本が読めないでしょうから。
>
> ちなみにですが、Yahoo!ニュースの記事を書いた湯浅誠って、民主党政権で内閣参与になった「年越し派遣村」の村長ですよね。プロフィールに「法政大学教授」と書いてあるので、左翼活動家から大学教授になったんですね。左翼らしく、Yahoo!ニュースの記事でも、話をむりやり「子供の貧困」に絡めて、まとめています。
> 元々AIの研究をしていた新井紀子教授が、畑違いの「子供の読解力」なんて言い出したのは、彼女のまわりに左翼が多いからかもしれないですね。



面白い情報有難う御座います。
yahooの記事については、私もチラッとしか見て無かったので、改めてみてみました。
確かに湯浅ナンタラと言うやつはとんでもない左巻きですね。
奴のFBにその間のいきさつが垣間見えるデータが残っていました。一昨年、2015年7月に新井氏とこの浅野ナンタラは初めて会っています。そして多分奴はそこに奴らの主張である「日本貶め」の匂いを嗅ぎつけたのでしょう。新井氏に協力すると申し出たようです。
そんな経緯から2016年11月の東ロボプロジェクトの発表会があり、それがyahoo記事になったようです。
尚浅野ナンタラは京大の原子力関係の小出教授とも関係があるらしく、そんな事もわかりますが、京大の原子力グループは北朝鮮の核開発に協力していますね。
だから浅野ナンタラもそんな裏のある奴なんでしょう。
尚この件はコメント欄には書ききれないので、別エントリーにしようと思います。今しばらくお待ちください。
その折詳しく書くつもりですが、読解力に関する私の危機感は主に海外での経験から来ています。海外で若い方に仕事を教えたりしていくうちに若い方の国語力、人間力が足りなさすぎることに気が付きました。そんな危機感からこの読解力についても見ていきたいと思っています。
  1. 2017-09-29 13:37
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

読売新聞が言葉について語るなど片腹痛い

「読売新聞の言語センスはおかしい」というブログ記事を書きました。
興味があったらお読みください。
  1. 2017-11-19 02:45
  2. URL
  3. SisterAnnex #6yUCuwP.
  4. 編集

Re: 読売新聞が言葉について語るなど片腹痛い

> 「読売新聞の言語センスはおかしい」というブログ記事を書きました。
> 興味があったらお読みください。



お久しぶりです、ブログ、見てみました。
私も読売新聞を見ていますので、この話良く分かります。
もっとキチンと勉強してほしいですね。
  1. 2017-11-19 15:31
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

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