2017-03-20 13:47

日本は潜在的な敵性国<その後どうなったか

 アメリカが日本を潜在的敵性国として認定、これが1990年のことと先回エントリーした。
これがその後の失われた20年になっていくのだが、その後どうなったのか見てみたい。
色んな側面があるので、最初は防衛面から。

 防衛面と言っても、私は自衛隊との関係はないのでネットなどで見る話が中心なのだが、一度だけ海上自衛隊の護衛艦を訪問したことがある。最初はその話から。

 もう古い話だが、タイで仕事をしていたころの事、タイに海上自衛隊の護衛艦隊が親善訪問にやってきた。2000年6月の事である。
寄港したのはパタヤの少し南サタヒップ軍港。護衛艦3隻の艦隊で、旗艦が護衛艦くらま。
その護衛艦くらまで艦上レセプションがあり、私も招待されたので参加。そこで自衛官の方と親しく話をする機会があり、大変貴重な経験をした。
 
護衛艦くらま
2017-3-19護衛艦くらま 

くらまは基準排水量5200トン、ヘリコプター3機を搭載する護衛艦である。
レセプションはヘリ用甲板と格納庫を使って行われた。
 
そこで特に印象に残ったことが三つ。
一つ目はくらまが停泊した直ぐ近くにタイ海軍自慢の軽空母「チャクリナルエベト」が停泊しており、自衛官の方は早速そこを訪問、中を色々見せてもらったと言っていた。

チャクリナルエベト ・・・ アセアンで唯一の空母である。
2017-3-19チャクリナルエベト 
1997年ころ完成、基準排水量1万トン、総排水量11500トン、世界最小の空母と言われている。
 
自衛官の方の話が印象に残っている。
あの空母は現在はまだ稼働できない状態だが、それでも大きな抑止力だ。若し万一何かあれば、それが自然災害でも大きな力になる」こう言っていた。
自衛官の方がタイでさえ小さいとは言え空母を持っている。日本ならばぜひとも空母が欲しい、いろんな災害などにもとても役に立つはずだ。こういっていたのが印象に残っている。
(後日談、タイの空母はその何年か後、インド洋大津波の時非常に役に立ったそうだ)。
 
あと二つは自衛隊の艦艇の食糧・燃料の補給についてと、日本国の駐タイ特命全権大使閣下と色々話が出来た事だが、この件は今回省略。

こんな事で、2000年ころの日本は自衛隊の艦艇も大型のものはできず、タイでさえ持っている空母など夢のまた夢。こんな状態が前回エントリーしたアメリカの日本封じ込めの一環だった。

しかしその後、2001年の9.11、そして2003年のイラク戦争辺りからアメリカの態度が変わってきた。従来作れなかった大型の艦艇を製造することを認めるようになってきた、護衛艦は5千トン級が6千トン級になり、イージス艦は7千トン級になった。そして空母のような全通甲板を持つ護衛艦ができるようになった。護衛艦ひゅうが(発注~2004年、就役~2009年3月)の登場である。
このひゅうがは東日本大震災で大活躍したことは記憶に新しい。

所でこの防衛に関して、余命三年時事日記に衝撃的な記事が載っている。

余命さんはこれは妄想記事だがと断ったうえで、引用自由だが引用するのなら全部引用してほしいと言っておられたので、該当部分全部を引用すると

<以下引用>

68 韓国よさらば
http://yh649490005.xsrv.jp/public_html/2015/08/21/68%E3%80%80%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%82%88%E3%81%95%E3%82%89%E3%81%B0/

 第一次安倍内閣の時代、日米安保で極秘交渉があった。米軍再編成、沖縄問題等公になっている部分以外に、日米の超高官レベルで別途の問題の核心的提案があったのである。日本側からでは、合意に至ったか、文書化されたか、記録に残されたかはまったくわからないが、米側からの情報でその交渉の中身はすべてわかっている。何十年か後に米国公文書館においてみつかる可能性がある。
「我々は日本側が一切の記録を残さないことを前提に提案を行う。米国は韓国に対し、過去、現在、将来の各種分析を行った結果、同盟国としては不適格との結論に達した。よって経済的には,スワップの延長停止をはじめとして積極的に関わる援助等は行わないことを決めた。軍事に関しては、最先端軍事技術の供与停止をはじめとして、軍事訓練等もそれを考慮して対応する。来る2012年米韓指揮権委譲後は速やかに在韓米軍の撤退をすすめ、統合司令部だけを残す予定である。その後の北朝鮮侵攻のような事態については、朝鮮戦争勃発当時とは大きく周辺国の状況が変化しているので、韓国の国防力と中国非参戦を考慮すれば米国や日本が巻き込まれることはないと判断している。原則、米国は介入しない方針だ。韓国との原子力協定改定を認めることはない。陰で核開発を進める国に核開発のお墨付きを与えるようなもので論外である。米中ともに朝鮮半島非核化を望んでいる。このままの中途半端な米韓同盟は北朝鮮の核武装を進め、それはIAE脱退による韓国の核武装と必然的に日本の核武装につながる。米国が半島から手を引いて日本とともに第一列島線防衛に専念することは両国にとっても多くのメリットがあると考える。半島は中国の影響を受け韓国は半属国となるであろうが、即、侵攻、占領のパターンは考えにくい。韓国が国として存在するならば中国は北朝鮮と韓国に自国の安全保障上、絶対に核を持たせないであろうから半島は非核化されるであろう。ついては事実上、敵となる韓国と直接向き合い対峙することとなる日本に対し、米国は以下の対応をとる。まず日米安保の密接強化。軍事共同訓練の強化。日本の防衛力強化への協力。また戦後の軍事産業にかかる制限や規制を原則解除、容認、黙認することとする。米国は直接の脅威となりうる原潜と大陸間弾道弾は認めないがそれ以外は注文をつけない。日本の国内事情が許せば、中国に対する抑止力の範囲で核弾頭を売却してもよい(注)。日本が軍備増強し、中国に対する核抑止力を持つことはアジアの平和、世界の平和につながると我々は確信している。日本はこの提案を踏まえて適切な対応をとられたく思う」まさに驚愕メッセージ。これは2007年と思われるが、当時はもちろんのこと、現在であってもこんなものが明るみに出れば国内大混乱となるでしょうな。

(引用者注:核の問題については、ここでは詳しく書いてないが、ドイツと同じようなニュークリア・シェアリング(Nuclear Sharing)ではないだろうか。ドイツは核保有国ではないがイタリア・オランダとともに、このニュークリア・シェアリングで実は核を持っている。核不拡散と言いながら、うまい抜け道が作ってあるものだ)
<引用終り>


この「戦後の軍事産業にかかる制限や規制を原則解除、容認、黙認」の一例が大型護衛艦いずもの就役ではないだろうか。

護衛艦いずも
2017-3-20護衛艦いずも 
基準排水量:19500トン 総排水量は非公表ながら2万7千トン位らしい

最近このいずもを南シナ海に派遣するという話をロイターが報道している。

海自最大の護衛艦「いずも」、南シナ海で長期活動へ
http://jp.reuters.com/article/maritime-self-defence-izumo-idJPKBN16K0UA

そして早速これに対し某国が「ぷぎゃあ!!」と言っているようだ。
http://www.recordchina.co.jp/b172445-s0-c10.html

ロイターの記事によれば、「フィリピンではドゥテルテ大統領を艦上に招待することも検討している」そうだ。良いことではないか。
南シナ海は日本にとって生命線。航行の自由は絶対譲れないところだと思う。


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