2017-03-18 22:15

日本は潜在的な敵性国

 3月12日のエントリー「お役人様の本心を垣間見る」でコメント欄にこんな事を書いた。
アメリカは日本を「潜在的な敵性国家と」して認定』、これは1990年のパパブッシュの頃の話。この件は1993年のクリントン大統領の「冷戦は終わってアメリカが勝った。次は日本が敵国だ」と経済戦争を仕掛けられた話と繋がる。しかしそれが1990年からだという事は私も最近西尾先生の著作で知ったのだが、今回その1次ソースを調べてみた。

他にもあるかも知れないが、多分この伊藤貫の著作らしい。そこでこの著書を手に入れて読んでいる。

自滅するアメリカ帝国 日本よ、独立せよ 2012年3月刊 文春新書 伊藤菅著

2017-3-18-0.jpg 

もう5年も前に出版された本だが、今見てもその内容は新鮮である。
この本の帯の部分が面白いので、表紙・裏表紙ともに映像を張り付けたのだが、赤枠のところなど、今の世界の状態そっくりそのままである。
曰く
「中国から巨額借金するアメリカが「中国封じ込め」など出来はしない」
或いは
「北朝鮮が核兵器による恫喝を仕掛けた場合、米国は危険を冒して日本を助けるだろうか」


さてこんな風なのだが、「冷戦後の日本を国際政治のおけるアメリカの潜在的敵性国と定義し、日本に対する封じ込めを実施する」
こんな事をアメリカが言っている。その中身を見てみたい。
少々長くなるが、上掲伊藤貫氏の著作から引用する。

<以下引用>

第2章 驕れる一極覇権戦略                           
一九九〇年「日本封じ込め」

 一九八九年末にベルリンの壁が崩れて東西陣営の対立が終わると、米政府は即座に、「世界を一極構造にして、アメリカだけが世界を支配する。他の諸国が独立したりリーダーシップを発揮したり、独自の勢力圏を作ろうとすることを許さない」というグランド・ストラテジーを作成した。ブッシュ(父)政権のホワイトハウス国家安全保障会議が、「冷戦後の日本を、国際政治におけるアメリカの潜在的な敵性国と定義し、今後、日本に対して封じ込め政策を実施する」という反日的な同盟政策を決定したのも、一九九〇年のことであった。
 (筆者は当時、「ブッシュ政権は日本を潜在的な敵性国と定義して、『対日封じ込め戦略』を採用した」という情報を、国務省と国防総省のアジア政策担当官、連邦議会の外交政策スタッフから聞いていた。ペンタゴン付属の教育機関であるナショナル・ウォー・カレッジ〔国立戦争大学〕のポール・ゴドウィン副学長も、「アメリカ政府は、日本を封じ込める政策を採用している」と筆者に教えてくれた。)
 ブッシュ(父)政権が、レーガン政権時代に国防総省からの強引な要求によって決定された自衛隊の次世代戦闘機の日米共同開発合意を一方的に破棄・改定したり(注1)、日本に対して国際通商法(GATTルール)違反のスーパー三〇一条項を適用して、米製品を強制的に購入させる「強制貿易」政策を押し付けてきたりしたのも、「アメリカが支配する一極構造の世界を作るためには、。潜在的な敵性国”である日本を封じ込めておく必要がある」という戦略観に基づいたものであった。
 当時のアメリカ外交に関して優秀な国際政治学者(リアリスト派)であるケネス・ウォルツ教授(カリフォルニア大学バークレー校とコロンビア大学)は、「ソ連が没落してアメリカに対抗できる国が世界に存在しなくなったため、米政府は傲慢で自己中心的な外交政策を実行するようになった……カントやニーバーが指摘したように、国内政治であれ国際政治であれ、一旦、絶対的な権力(覇権)を握ると、どこの国も不正で腐敗した統治行為を行うようになる。アメリカが一極構造を作って世界中の国を支配しようとすれば、そこに権力の濫用と権力の腐敗現象が発生するのは当然のことだ」(Realism and International Politics)と述べている。
 公式の席では日本に対して、「日米同盟は、価値観を共有する世界で最も重要な二国間同盟だ」とリップ・サービスしておきながら、実際には日本を”潜在的な敵性国”とみなして強制的な貿易政策を押し付けてきた一九九〇年代のアメリカーーブッシュ(父)政権とクリントン政権ーーのやり方は、ウォルツが指摘したように「権力の濫用と腐敗」を体現したものであった
                             
 ■リーグされた一極化戦略

 アメリカの「世界一極化」グランド・ストラテジーがホワイトハウスと国防総省の内部で真剣に討議されたのは、一九九〇年と九一年のことであった。この「世界一極化」グランド・ストラテジーを構想する際、米政府は、アメリカの重要な同盟諸国と何の協議も行わなかった。この新しい戦略案は同盟国のアメリカに対する信頼感を裏切る内容となっていたため、米政府は同盟諸国に、一極覇権戦略の内容を知られたくなかったのである。
「世界一極化」戦略の内容が最も具体的に描写されたのは、一九九二年二月十八日に作成された「一九九四~九九年のための国防プラン・ガイダンス」(DPG:Defense Planning Guidance for the Fiscal Years 1994‐ 1999)というペンタゴンの機密文書においてであった。チェイニー国防長官(当時)とウォルフォウィッツ国防次官(同)は、この機密文書の戦略構想に承認を与えていた。DPGの内容を知ることを許されていたのは、統合参謀会議のメンバーと陸海空海兵隊・四軍の最高幹部だけであった。
 ところがこのDPGが作成された三週間後、何者かによってこの機密文書の内容がニューヨーク・タイムズ紙とワシントン・ポスト紙にリーグされてしまった。この文書をリーグした人物は、「この戦略案は非常に重要なものである。したがってアメリカ国民はその内容を知るべきである」と判断して、リーグしたという。一九九二年二月のDPGの中で最も重要なものは、以下の七項目であった。
① ソ連崩壊後の国際社会において、アメリカに対抗できる能力を持つ大国が出現することを許さない。西欧、東欧、中近束、旧ソ連圈、東アジア、南西アジアの諸地域において、アメリカ以外の国がこれらの地域の覇権を握る事態を阻止する。

② アメリカだけがグローバル・パワーとしての地位を維持し、優越した軍事力を独占する。アメリカだけが新しい国際秩序を形成し、維持する。そして、この新しい国際秩序のもとで、他の諸国がそれぞれの。正当な利益”を追求することを許容する。どのような利益が他の諸国にとって”正当な利益″であるか、ということを定義する権限を持つのは、アメリカのみである。

③ 他の先進産業諸国がアメリカに挑戦したり、地域的なリーダーシップを執ろうとしたりする事態を防ぐため、アメリカは他の諸国の利益に対して”必要な配慮”をする。アメリカが、国際秩序にとって”害”とみなされる事態を修正する責任を引き受ける。何が国際秩序にとって”害”とみなされる事態であるか、ということを決めるのはアメリカ政府のみであり、”そのような事態を、いつ選択的に修正するか”ということを決めるのも、アメリカ政府のみである。

④ アメリカに対抗しようとする潜在的な競争国が、グローバルな役割、もしくは地域的な役割を果たすことを阻止するための(軍事的・経済的・外交的な)メカニズムを構築し、維持していく。

⑤ ロシアならびに旧ソ連邦諸国の武装解除を進める。これら諸国の国防産業を民生用に転換させる。ロシアの所有する核兵器を、急速に減少させる。ロシアの先端軍事技術が他国に譲渡されることを許さない。ロシアが、東欧地域において覇権的な地位を回復することを阻止する。

⑥ ヨーロッパ安全保障の基盤をNATOとする。NATOは、ヨーロッパ地域におけるアメリカの影響力と支配力を維持するためのメカニズムである。ヨーロッパ諸国が、ヨーロッパだけで独自の安全保障システムを構築することを許さない。

⑦ アメリカのアジア同盟国ーー特に日本-―がより大きな地域的役割を担うことは、潜在的にこの地域を不安定化させる。したがってアメリカは、太平洋沿岸地域において優越した軍事力を維持する。アメリカは、この地域に覇権国が出現することを許さない

 ーー以上が、DPGの内容の要点である。

 この機密文書の中でアメリカの潜在的な競争国(もしくは敵性国)として描かれていたのは、ロシア、中国、日本、ドイツ、の四国であった。前年に軍事帝国が崩壊したばかりのロシアとニ年半前に天安門虐殺事件を起こした中国が、アメリカの「潜在的な競争国・敵性国」と定義されていたことは納得できるが、すでにほぽ半世紀聞も「アメリカの忠実な同盟国」としての役割を果たしていた日本とドイツが、米政府の機密文書において冷戦後のアメリカの潜在的な敵性国と描写されていたことは、「外交的なショック」(ワシントン・ポスト紙の表現)であった。
 当時、連邦上院外交委員会の議長を務めていたショー・ハイテン議員(オバマ政権の副大統領)は、「DPGの内容は、我々にとって。最も親密な同盟国”ということになっている日本とドイツの横っ面を張り倒すようなものだ。米政府は、日本とドイツが国際政治においてより大きな役割を果たすことを阻止するため、アメリカが巨大な軍事力を維持する必要があるという。日本とドイツをこのように侮辱し、敵対視することが、本当にアメリカ外交の利益となるのだろうか」とコメントしていた。

<引用終り>


こんなものである。
これが日本の失われた20年の出発点。そしてここからいろんな問題が出てきた。
前回エントリーしたお役人さんの発言、円を刷り増ししたらとの意見に対し、「そんなことをしたら、アメリカが機嫌を悪くしますよ」、こんな事も出てきた。
また(注1)と書いた戦闘機の日米共同開発は現在自衛隊が使用しているF2戦闘機のことである。この戦闘機はF16をベースに共同開発されたのだが、突如「フライバイワイヤのソースコードを供与しない」と言い出した。これが無ければ戦闘機にならないのだが、この話にはオチがある。日本は元々独自開発を考えてフライバイワイヤも開発していた。だから「アッ、そうですか」でF2が出来てしまった。出来てみたら元のF16より出来がいい(笑)。


そして最大の問題は「中国という巨大なオバケを育て上げてしまった」ことではないか。しかし今回はこの問題はちょっと省略。
それからこれは私の推測だが、アメリカの日本封じ込め政策を見て、中国・江沢民は93年から反日政策を始めた。南京大虐殺など一連の反日政策をやってもアメリカはなにも文句は言わないだろうと・・・。

このアメリカ一極支配に対するアンチテーゼとして、トランプの「アメリカ・ファースト」があるし、各国のナショナリズムがあるのだと思う。

アメリカがこの政策のせいでいかに病んでいるか、そんなデータがある。

これはWSJの『「トランプ劇場」が支持者を失わない理由』という記事にあったグラフ

貿易赤字、連邦債務、軍事作戦費用累計のグラフである。

2017-3-18アメリカの貿易赤字・債務・軍事費 
 

凄まじい貿易赤字と連邦債務。特に連邦債務はクリントン時代、ブッシュ(ジュニア)時代、オバマ時代とはっきり急増していることが分かる。
このアメリカの借金=アメリカ国債を一番たくさん持っているのが日本と中国、日本はもっとアメリカにモノを言わねばいけないことが良く分かりますね。
・・・次回に続きます・・・


  1. アメリカ
  2. TB(0)
  3. CM(4)

コメント

阿倍首相がトランプ大統領に大歓迎されたのに対し、メルケルは握手を断られました。
https://www.youtube.com/watch?v=tMDkQd75HvA
ブログ記事の文脈でドイツとシナはやられるでしょう。
  1. 2017-03-20 21:51
  2. URL
  3. NINJA300 #/xzFVZWc
  4. 編集

To:NINJA300 さん

> 阿倍首相がトランプ大統領に大歓迎されたのに対し、メルケルは握手を断られました。
> https://www.youtube.com/watch?v=tMDkQd75HvA
> ブログ記事の文脈でドイツとシナはやられるでしょう。



面白い動画ですね、見ていて知らず知らずに笑いがこみあげてくる・・・。

メルケルおばちゃんが、「ねえ、ねえ、トラちゃん」とすり寄ってきても、全く振り向きもしない、面白いです。

確かにこれからシナとドイツは叩かれるでしょう。少なくともドイツ国内の報道では「反トランプ」の大合唱。これを抑えるのがメルケルの最初にやるべき仕事でした。どんな屁理屈を言おうとも「選挙で選ばれた同盟国の大統領」、これは変わりませんから。

  1. 2017-03-21 19:07
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

>チェイニー国防長官(当時)とウォルフォウィッツ国防次官(同)は、この機密文書の戦略構想に承認を与えていた。

うわあ・・・。2人ともネオコンで、イラク戦争を始めた張本人じゃないですか。ブッシュ(息子)政権で、チェイニーは副大統領に、ウォルフォウィッツは国防副長官になっています。

でも、計画どおりには行かなかった事の方が多いですね。こういう世界戦略って、合理的に動く国には仕掛けやすいけど、衝動的に動く国には仕掛けにくいんだと思います。
だから日本やドイツは押さえ込めたけど、中東は当てが外れて泥沼化した挙句、現在の移民・難民問題の原因の1つを作ってしまいました。
しかも、ドイツで二度と国粋主義や民族主義が台頭しないように叩き続けて左傾化させたら、今のリベラルなドイツは、ヨーロッパにイスラム教徒を大量に引き入れてしまいました。

それから「アメリカの世界一極化」という言葉で思い出した事があります。1990年代から2000年代にかけて、スカパーでよくBBCを見ていたんですが、当時のBBCはよく「唯一の超大国アメリカ」という言葉を使っていました。具体的には、国際紛争や中東和平のニュースで、キャスターが「唯一の超大国アメリカの関与が必要だ」と言って話をまとめるといった感じです。
実際、ソ連から変わったロシアはデフォルト(債務不履行)を起こすほど経済がガタガタで、アメリカに対抗できる国はありませんでした。

じつは1990年代に、日本とヨーロッパでは相次いで政権交代が起きて、左翼政権が誕生しています。
この現象は、マスメディアによるところが大きかったと思います。1980年代から90年代というのは、マスメディアが最も力を持っていた時代でした。1990年代には衛星放送を使った24時間国際ニュースチャンネルも出来ました。2000年代に高速インターネットが普及するまではテレビの独壇場でした。
そして、1990年代当時の欧米メディアは、ヨーロッパでの左翼政権誕生を「第三の道」「ラジカルな中道」などと呼んで大絶賛していました。

第三の道 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC%E4%B8%89%E3%81%AE%E9%81%93

ヨーロッパの社会民主主義政権の特徴は、発展途上国の政治に積極的に介入して、紛争の調停や民主化の支援を行なったことです。どの国の政府もメディアも「経済が豊かになれば政治も民主化する」と言って、経済のグローバル化を歓迎していました。
実際にはグローバル化のせいで、東南アジアや中南米では通貨危機が起きたわけですが。

欧州社会民主主義の外交|社会民主主義 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E6%B0%91%E4%B8%BB%E4%B8%BB%E7%BE%A9#.E6.AC.A7.E5.B7.9E.E7.A4.BE.E4.BC.9A.E6.B0.91.E4.B8.BB.E4.B8.BB.E7.BE.A9.E3.81.AE.E5.A4.96.E4.BA.A4.E6.94.BF.E7.AD.96

他国に干渉する事へのハードルがあんなに低かった時代はないですね。よく「ネオコン」「新自由主義」は左翼思想の対極にあるように言われますが、じつはとても左翼的な世界観の上にある思想だと思います。
ブッシュ政権は、イラク戦争を「イラクを解放した戦争だった」と言って正当化していましたが、これって左翼が使う理屈でしょう。
この時代に、内政干渉を断固拒否して国力をつけたのが、社会主義を標榜している中国だったというのが皮肉です。
  1. 2017-03-21 20:37
  2. URL
  3. かんぱち #vF6NeGQU
  4. 編集

To:かんぱち さん

> >チェイニー国防長官(当時)とウォルフォウィッツ国防次官(同)は、この機密文書の戦略構想に承認を与えていた。
>
> うわあ・・・。2人ともネオコンで、イラク戦争を始めた張本人じゃないですか。ブッシュ(息子)政権で、チェイニーは副大統領に、ウォルフォウィッツは国防副長官になっています。
>
> でも、計画どおりには行かなかった事の方が多いですね。こういう世界戦略って、合理的に動く国には仕掛けやすいけど、衝動的に動く国には仕掛けにくいんだと思います。
> だから日本やドイツは押さえ込めたけど、中東は当てが外れて泥沼化した挙句、現在の移民・難民問題の原因の1つを作ってしまいました。
> しかも、ドイツで二度と国粋主義や民族主義が台頭しないように叩き続けて左傾化させたら、今のリベラルなドイツは、ヨーロッパにイスラム教徒を大量に引き入れてしまいました。
>
> それから「アメリカの世界一極化」という言葉で思い出した事があります。1990年代から2000年代にかけて、スカパーでよくBBCを見ていたんですが、当時のBBCはよく「唯一の超大国アメリカ」という言葉を使っていました。具体的には、国際紛争や中東和平のニュースで、キャスターが「唯一の超大国アメリカの関与が必要だ」と言って話をまとめるといった感じです。
> 実際、ソ連から変わったロシアはデフォルト(債務不履行)を起こすほど経済がガタガタで、アメリカに対抗できる国はありませんでした。
>
> じつは1990年代に、日本とヨーロッパでは相次いで政権交代が起きて、左翼政権が誕生しています。
> この現象は、マスメディアによるところが大きかったと思います。1980年代から90年代というのは、マスメディアが最も力を持っていた時代でした。1990年代には衛星放送を使った24時間国際ニュースチャンネルも出来ました。2000年代に高速インターネットが普及するまではテレビの独壇場でした。
> そして、1990年代当時の欧米メディアは、ヨーロッパでの左翼政権誕生を「第三の道」「ラジカルな中道」などと呼んで大絶賛していました。
>
> 第三の道 - Wikipedia
> https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC%E4%B8%89%E3%81%AE%E9%81%93
>
> ヨーロッパの社会民主主義政権の特徴は、発展途上国の政治に積極的に介入して、紛争の調停や民主化の支援を行なったことです。どの国の政府もメディアも「経済が豊かになれば政治も民主化する」と言って、経済のグローバル化を歓迎していました。
> 実際にはグローバル化のせいで、東南アジアや中南米では通貨危機が起きたわけですが。
>
> 欧州社会民主主義の外交|社会民主主義 - Wikipedia
> https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E6%B0%91%E4%B8%BB%E4%B8%BB%E7%BE%A9#.E6.AC.A7.E5.B7.9E.E7.A4.BE.E4.BC.9A.E6.B0.91.E4.B8.BB.E4.B8.BB.E7.BE.A9.E3.81.AE.E5.A4.96.E4.BA.A4.E6.94.BF.E7.AD.96
>
> 他国に干渉する事へのハードルがあんなに低かった時代はないですね。よく「ネオコン」「新自由主義」は左翼思想の対極にあるように言われますが、じつはとても左翼的な世界観の上にある思想だと思います。
> ブッシュ政権は、イラク戦争を「イラクを解放した戦争だった」と言って正当化していましたが、これって左翼が使う理屈でしょう。
> この時代に、内政干渉を断固拒否して国力をつけたのが、社会主義を標榜している中国だったというのが皮肉です。



「唯一の超大国アメリカ」、確かに昔よく聞きました。
その頃の日本はと言えば、政治がガタガタで細川のバカ殿とか村山のアホジジイで日本のお先真っ暗な時代。
そして私は98年からタイで仕事をしていたのですが、当時はアジア通貨危機の真っただ中で、街は工事途中で放置されたビルが屍累々状態。そんな中でいろいろ調べていて、アメリカ企業の傲慢さに直面し、大いに驚いたものです。
例えばタイにGMが工場を作る、そんな計画を打ち出しまして、現地企業に準備させていましたが通貨危機で即ストップ。準備していた企業は当然代金を払えと騒ぐのですが、全く知らん顔でビタ一文払わない。現地ローカル企業は困っていましたね。
その後ISO認証取得でアメリカ人審査員と付き合いが出来ました。その審査員の方がGM・フォードなどアメリカメーカーは実に我儘で自分勝手、絶対カネは払わないから注意して付き合え。どんなことでも必ずメモして相手のサインをもらっておかないと酷い目に合う。こんな事を教えられました。

アメリカの「唯一の超大国」というのは、子どもの頃の「ガキ大将」がそのまま原爆を持ったようなもの。そう思い知りました。
そういえばガキ大将が原爆を持った国はほかにも大小ありますね。
  1. 2017-03-22 11:46
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

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