2017-02-28 17:08

中国にへつらうハリウッド

 アメリカの映画の祭典アカデミー賞授賞式でとんだ椿事発生。
これはBBC報道の受賞作品取り違えの様子。違い違う、ラ・ラ・ランドじゃなくこれだ、「ムーンライトだ」と書類をカメラの前に見せている様子。(BBCより)
2017-2-28アカデミー賞授賞式での椿事 


さて騒動の話はこれくらいにして、私が言いたいのは映画界は「中国に媚びへつらっている」、そんな話である。

元々映画界が赤い思想に染まっていることは以前からよく知られていて、1947年頃からのマッカーシー旋風では、ハリウッドからも多数の共産主義者と疑われた人が出た。
そして今回の授賞式では多数の人がスピーチでトランプ批判を行うという政治色の強いものだった。

そんな事なのだが、アカデミー賞とは全く関係なく、アメリカ映画界が中国にへつらっている。
こんな話が現在発売中の雑誌「Hanada」4月号の世界の雑誌からという書評欄に載っている。

2017-2-28月刊HANADA4月号世界の雑誌から 

<興味深い話なので以下引用>

世界の雑誌から   河村真木
~中国にへつらうハリウッド~
      『Time Asia』二月六日号

 〈日本、中東、ヨーロッパの映画会社は長い間、ハリウッドに大金を注いできた。が、中国は違う〉
 チャイナ・メディア・キャピタルを率いる黎瑞剛氏によると、〈「中国にはハリウッドに注ぎ込む資金もあれば、素晴らしい市場もある」〉。二〇一五年、中国では〈平均して一日に二十二の新しいスクリーンが誕生〉
〈興行収入も二〇一四年比で五〇%アップ〉。興行収入で米を抜くのは時間の問題と言われる。
 中国の権勢は、ジヤッキー・チェン氏の言葉にも表れている。
 〈「最近、ハリウッドの住人は僕に『中国の観客はこれ、気に入るかな?』と訊いてくる。脚本家、プロデューサーはみな、中国のことを気にかけている」〉
 市場の縮小が進むアメリカにとって、中国市場は存在感を増すばかり。米映画界は、中国政府に目を付けられまいと必死で自主規制までし始めた。
 去年の暮れ、米中で公開されたマーベル・コミック原作の『ドクター・ストレンジ』。
<原作に登場するチベットの魔術師は、映画版ではティルダ・スウィントン演ずるケルト人女性という設定に変更されている>

 米議会の超党派グループは昨秋、会計検査院に対し、中国を名指しにしたうえで、〈安全保障の定義を広げて、プロパガンダやメディア・映画などのソフト産業を支配しようとする動きにも注意を払うべきではないか?〉と懸念を表している

Hanada-2017年4月号・142頁
<引用終り>


中国は巨大な市場である。巨大な市場という事は巨額のカネが動くこと。その金目当てに金の亡者が蠢くという事であるが、メディアとしての良心をかなぐり捨てて金のある所にすり寄る。
これがハリウッドであるという事だ。

日本にもこれに類する連中があちこちにいる。最近では東京新聞などそのいい例ではないだろうか。

  1. マスコミ
  2. TB(0)
  3. CM(8)

コメント

はじめまして。少し迷ったのですが、コメントさせてもらいます。
およそ30年前に太陽の帝国という映画をロードショーで観たことがありました。そして昨年、家族が知人からテレビ録画したという同じ映画を、つい付き合ってみたのですが、冒頭部分に主人公の少年がプロペラ模型飛行機を追いかけた先に日本軍の姿を見る場面があります。その日本陸戦隊の様子が全く替えられていました。私が昔観た時は息を潜め待機する規律正しい部隊として描かれていましたが、テレビ放映されたものには、はだけた軍服で飲み食いする乱れた部隊になっていました。おっしゃる通り、これも一例でしょう。
  1. 2017-03-01 07:40
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  3. 神戸から #-
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 マスコミや映画産業などは営利目的の企業ですから、反国家主義者というかグローバリストはそこを各国で抑えているので困ります。そして中国が巨大な市場だと見なされるから、それを餌に儲けたい人間が群がるのは止めようがないですね。

 とは言っても、ハイそうですという訳にはいかないですから、安倍政権が難しい舵取りをしているのを応援していかないといけないと思います。せめて国内でも彼らによって何重にもかけられた目くらましをよくよく見極めて、(自戒を込めて)扇動させられないようにしないと、知らないうちに乗っ取り完了されてしまいそうです。
  1. 2017-03-01 07:45
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  3. 都民です。 #-
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To:神戸から さん

> はじめまして。少し迷ったのですが、コメントさせてもらいます。
> およそ30年前に太陽の帝国という映画をロードショーで観たことがありました。そして昨年、家族が知人からテレビ録画したという同じ映画を、つい付き合ってみたのですが、冒頭部分に主人公の少年がプロペラ模型飛行機を追いかけた先に日本軍の姿を見る場面があります。その日本陸戦隊の様子が全く替えられていました。私が昔観た時は息を潜め待機する規律正しい部隊として描かれていましたが、テレビ放映されたものには、はだけた軍服で飲み食いする乱れた部隊になっていました。おっしゃる通り、これも一例でしょう。



いらっしゃいませ。コメント有難う御座います。
私は映画に疎いので、その映画のことは良く分かりませんが、編集過程で可笑しなことでもやったんでしょうかね。

いずれにしても映画人は水商売ですから、カネのあるほうに靡く、これは仕方ないですね。
そんなことで騙されないようにしたいものです。
  1. 2017-03-01 14:19
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  3. 短足おじさん二世 #-
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To:都民です さん

>  マスコミや映画産業などは営利目的の企業ですから、反国家主義者というかグローバリストはそこを各国で抑えているので困ります。そして中国が巨大な市場だと見なされるから、それを餌に儲けたい人間が群がるのは止めようがないですね。
>
>  とは言っても、ハイそうですという訳にはいかないですから、安倍政権が難しい舵取りをしているのを応援していかないといけないと思います。せめて国内でも彼らによって何重にもかけられた目くらましをよくよく見極めて、(自戒を込めて)扇動させられないようにしないと、知らないうちに乗っ取り完了されてしまいそうです。



まったく同感です。
彼らは儲からないと分かれば可笑しなことはやりません。
だから変なプロパガンダが受け入れられない世の中を作ってゆけば、こんな可笑しな連中は衰退する筈です。
でも言うは易く行うは・・・、難しいですね。
  1. 2017-03-01 14:25
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  3. 短足おじさん二世 #-
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「太陽の帝国」(Empire of the Sun)

上記の「神戸から」さんの取り上げた映画を私はDVDで見ました。1987年制作、スティルバーグ監督によるものです。

この映画については若くして亡くなられた政治学者坂本多加雄教授(1950--2002)の名著「スクリーンの中の戦争」(文春新書 平成17年)で取り上げられています。

坂本教授の文章をひきます。
「『この太陽の帝国』という題名を見て、すぐに日本の事だと分かった人がどれくらいいたでしょう。少ないと思う。」「戦前の日本の正式名称は大日本帝国です。天皇は当然英語ではemperor この映画でも昭和天皇をエンペラー・ヒロヒトと言っています。ですから太陽の帝国と言えばまさに大日本帝国のことなんです。」

冒頭にそう述べて、教授はスティルバーグの撮ったこの映画に日本人が興味を抱いてもいいのにそうならなかった、と残念がっていました。映画の舞台は大東亜戦争さなかの英領・上海租界地。

「『太陽の帝国』には大勢の日本軍人が出てきますけれど、好意的にとは言わないまでも公平に描かれています。ことさら大日本帝国を称賛しているわけではありませんが、少なくとも悪意をもって描かれていない。」

というように、この当時のアメリカ映画ではシナ贔屓の傾向はありませんでした。
また私が勉強になった映画に「砲艦サンパブロ」がありました。1966年制作。舞台は1920年代のシナ大陸。独立を求める中国人暴徒とシナ大陸に権益を求める列強とのぶつかり合いから揚子江に米艦が出動、話が展開するのですが、この映画でもシナ贔屓の傾向は全くありませんでした。むしろ冷たい。

これらの映画が出来た当時は、シナはまだ映画マーケットとして未成熟だったわけです。隔世の感とはこういう事なんでしょう。
  1. 2017-03-01 23:36
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  3. 相模 #-
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Re: 「太陽の帝国」(Empire of the Sun)

> 上記の「神戸から」さんの取り上げた映画を私はDVDで見ました。1987年制作、スティルバーグ監督によるものです。
>
> この映画については若くして亡くなられた政治学者坂本多加雄教授(1950--2002)の名著「スクリーンの中の戦争」(文春新書 平成17年)で取り上げられています。
>
> 坂本教授の文章をひきます。
> 「『この太陽の帝国』という題名を見て、すぐに日本の事だと分かった人がどれくらいいたでしょう。少ないと思う。」「戦前の日本の正式名称は大日本帝国です。天皇は当然英語ではemperor この映画でも昭和天皇をエンペラー・ヒロヒトと言っています。ですから太陽の帝国と言えばまさに大日本帝国のことなんです。」
>
> 冒頭にそう述べて、教授はスティルバーグの撮ったこの映画に日本人が興味を抱いてもいいのにそうならなかった、と残念がっていました。映画の舞台は大東亜戦争さなかの英領・上海租界地。
>
> 「『太陽の帝国』には大勢の日本軍人が出てきますけれど、好意的にとは言わないまでも公平に描かれています。ことさら大日本帝国を称賛しているわけではありませんが、少なくとも悪意をもって描かれていない。」
>
> というように、この当時のアメリカ映画ではシナ贔屓の傾向はありませんでした。
> また私が勉強になった映画に「砲艦サンパブロ」がありました。1966年制作。舞台は1920年代のシナ大陸。独立を求める中国人暴徒とシナ大陸に権益を求める列強とのぶつかり合いから揚子江に米艦が出動、話が展開するのですが、この映画でもシナ贔屓の傾向は全くありませんでした。むしろ冷たい。
>
> これらの映画が出来た当時は、シナはまだ映画マーケットとして未成熟だったわけです。隔世の感とはこういう事なんでしょう。



興味深い話有難うございます。
この映画は私は見て無いのですが、タイミング的に不運な時に生まれた映画と思います。
製作が1987年という事ですが、ちょうど時期的には旧ソ連の再末期でした。ソ連、ソ連圏が断末魔でのたうち回っていた時。結局その直後にベルリンの壁崩壊、ソ連の解体(91年)と続きます。さらに中国も同様でして、89年の64天安門事件、90年には湾岸戦争、こんな風に実に激動に時代でした。
そして93年からはクリントン政権になったんですが、クリントンは日本に経済戦争を仕掛けました。これが今日まで続くアメリカ民主党政権と日本との経済戦争ですね。
そんな事でこんな映画、二度とできないかもしれません。しかしトランプ現象でアメリカ民主党政権の悪事がどんどんバレてくると思うので、そうなると「Empire of the Sun」が「Empire of the rising Sun」になるかも知れません。



  1. 2017-03-02 15:30
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  3. 短足おじさん二世 #-
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「太陽の帝国」、大昔にDVDでみました。内容は忘れてしまいましたが、日本軍をポジティブに描いていた印象が残っています。ところが、日本軍の描写が変遷していたなんて、ひどいことをするものですね。

そういえば、メリルストリープという女優がトランプ批判をやっていましたが、彼女はユダヤ系でしょ?メリルリンチなんて証券会社も会ったくらいですから。典型的な0.1%に属する人間ですよね。

ハリウッドの連中なんて、全員が典型的な0.1%です。そんなやつらが、「我々は移民労働者だ」とトランプ批判をやっているわけですから、それに騙される連中がどうかしています。やつらは移民労働者ではなく、明確に0.1%の超リッチですよね。また、トランプは移民ではなく、不法労働者をターゲットにしているのに、すり替えています。

やつらは日本のサヨクや日教組のごとく巧妙で、トランプ大統領の「不法労働者排除」を「移民労働者」と言い換えた上に、「人種差別」と結びつけています。トランプ大統領は人種のことは一切言ってないでしょう。トランプ政策が人種問題とは関係ないにも関わらずそう、すり替えをしています。私が子供の頃に体験した日教組教師に負けず、劣らず、巧妙な卑怯者がやつらの正体だと思います。


  1. 2017-03-02 18:40
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  3. NINJA300 #/xzFVZWc
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To:NINJA300 さん

> 「太陽の帝国」、大昔にDVDでみました。内容は忘れてしまいましたが、日本軍をポジティブに描いていた印象が残っています。ところが、日本軍の描写が変遷していたなんて、ひどいことをするものですね。
>
> そういえば、メリルストリープという女優がトランプ批判をやっていましたが、彼女はユダヤ系でしょ?メリルリンチなんて証券会社も会ったくらいですから。典型的な0.1%に属する人間ですよね。
>
> ハリウッドの連中なんて、全員が典型的な0.1%です。そんなやつらが、「我々は移民労働者だ」とトランプ批判をやっているわけですから、それに騙される連中がどうかしています。やつらは移民労働者ではなく、明確に0.1%の超リッチですよね。また、トランプは移民ではなく、不法労働者をターゲットにしているのに、すり替えています。
>
> やつらは日本のサヨクや日教組のごとく巧妙で、トランプ大統領の「不法労働者排除」を「移民労働者」と言い換えた上に、「人種差別」と結びつけています。トランプ大統領は人種のことは一切言ってないでしょう。トランプ政策が人種問題とは関係ないにも関わらずそう、すり替えをしています。私が子供の頃に体験した日教組教師に負けず、劣らず、巧妙な卑怯者がやつらの正体だと思います。



太陽の帝国が出来た1987年頃というと、世界は旧ソ連の崩壊直前で断末魔でのたうち回っていた頃でした。
そして結局1989年にベルリンの壁崩壊、1991年にはソ連解体へと続きました。中国の天安門事件もその頃。
こんな事で反日が始まる直前でしたから、そんなものだったと思います。
しかし1993年からはクリントン大統領の時代、クリントンは「敵は日本だ」と経済戦争を仕掛けました。
日本人はアメリカから宣戦布告されたのも気づかず、第二の敗戦を迎えます。
その頃の事情は多分Ninja300さんのほうが詳しいかと。

ヒラリーが大統領になっていれば、この時の悪夢が再現する訳で、本当に良かったと思います。
  1. 2017-03-03 14:19
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  3. 短足おじさん二世 #-
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