2017-02-11 16:45

読解力について考えること

 先月から文章の読解力について色々エントリーしてきた。難しい問題だし、私はそんな事の専門家でもない。しかしこのエントリーに皆さんからいろんなコメントをいただいた。そんな事で皆さんからのコメントを紹介しながら、私なりに色々考えることを纏めてみたいと思う。


最初に該当のエントリーは以下の3本
① AI時代に生きる<追記有
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-date-201701-1.html

⓶ 問題文が理解できない<読売新聞が騒いでいます
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1349.html

③ 読解力が危ない SNS没頭 長文読まず
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1350.html

参考エントリー
④ 春の小川をタイ語で言うと<再掲
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1136.html


 私は教育者ではないので、「子どもの教育、かくあるべし」という視点では書けないので、ビジネス上の経験、特に海外での経験などを中心に書いてみます。

それでは皆さんからのコメント紹介、これは縄文人さんから頂いたの。

<以下①エントリーの縄文人さんからのコメント>
暗記しなければ思考力は生まれません
スマホやLINEの普及で問題視されるのはプレゼンテーション能力の低下ではないかと思います。 
仲間内だけで議論しているとプレゼンテーション能力がつきません。他人に説明するという重要なことをする必要がないからです。文章を書いているようで書いていないという状態になるのではないでしょうか。 
しかし、日本の教育が暗記力重視の教育であるという議論には、少し違和感があります。それより選抜の仕方が偏っていると考えた方が良いのではないかと思います。第一新井紀子氏ご自身が「暗記力偏重の教育」の優等生ではないですか。 
暗記をしなければ、アイデアが生まれません。私は、若い時分にもっと暗記しておけば良かったと思うことしきりです。そうすればもっと良い仕事ができたかもしれないと思います。今となっては手遅れですが。 
プレゼンテーション能力を若いうちから磨き、一所懸命に暗記力を磨くように豚児どもに言っています。
2017-01-08 17:56   縄文人 
<引用終り>


<以下①エントリーへのkazkさんからのコメント>
・・・引用者注:長文なのでかなり省略しました。全文は上掲①ブログ参照ください・・・
ブログ主様には以前お話ししたことがあるかと思いますが、小生はかつてガキども相手に国語の教師を10年以上やってたことがあります。とにかく、読解力という得体のしれないものをいかにインスタントかつスピーディーにそして確固たる理解力として育成するかということを本当に苦労してやってきました。 

いろいろ考えましたが、小生の結論は日本という国は本当にプレゼンテーション能力はいらないようにできてる国なのだということです。プレゼンテーション能力というものはかつてならば叙述力と言われたものでしょう。「話す」という能力を昇華させたものでしょうか。ここで日本人の名演説っていったいどんなのがあるか、と考えた時にふと考え込んでしまったのです。そしたら思い出せるものなんて尾崎行雄の議会演説くらいしかないんですよ。 

・・・中略・・・

次に問題点は縄文人さんが仰ってますが、きちんとした暗記を教えていないということです。暗記はシステマティックにやらねばいけません。物はやみくもに覚えれば覚えるほどおかしくなってきます。事物を体系的にかつ網羅的に教えるという努力がほとんどないのが最大の問題でしょう。物事を体系的に整理し記憶することは、それにより比較という視点が生まれます。比較の結果違いがあればそれを生じた理由は何かを考えることで因果関係を導けます。ここまで来なければ思考とは言えません。 

ただここまでくればなんだもう終わりじゃないかという気分になります。最近は頭がよさげな人が現代に必要なのは問題の解決能力ではない、発見能力だなどと言ってくれますが、日本という国家では問題が共有されればその時点で解決法は殆どの人が分かってるという国です。ここでもプレゼンはいらないのです。 

・・・以下略・・・

2017-01-13 22:22   kazk 
<引用終り>


この問題に関しては皆さん色々言いたいことがあるようです。その中でも最初にこの暗記について考えてみたいと思います。

暗記というと先ず思い浮かぶのがお経。”まか はんにゃはらみた しんぎょう ~”と言うアレですね。お経の本を見ると漢字で書いてありますが何が何だかチンプンカンプン。でも私も子供の頃に仏壇の前で毎日唱えさせられたので、この般若心経、今でも全部覚えていますが、さて何が書いてあるやら・・・、これでは駄目ですね。

暗記については、これが無くては何も進まないのは事実ですが、問題は暗記が「サラダのように断片がバラバラで、相互に関連なく記憶されている状態」がダメだと思うのです。
2017-2-9サラダ写真 

こんなサラダのような状態ではなく、「一つ一つの記憶の要素(断片)が脳神経細胞のようにあちこちに手を伸ばして相互に繋がっていること」、さらに「その要素(断片)がいろんな特徴・要素で分類され、層状に繋がっていること」、こんなことが重要だと思うのです。 
単に記憶するだけでは「記憶のサラダ」、そこに「考える」という要素を追加し、記憶と記憶を網の目の中に織り込んでいく、これが重要だと思っています。

このことはkazkさんが
暗記はシステマティックにやらねばいけません
事物を体系的にかつ網羅的に教えるという努力がほとんどないのが最大の問題でしょう。
物事を体系的に整理し記憶することは、それにより比較という視点が生まれます。比較の結果違いがあればそれを生じた理由は何かを考えることで因果関係を導けます。ここまで来なければ思考とは言えません。 
こんな事を仰っていますが、まさにその通りだと思います。


次にもう一つ、一寸視点を変えて、④のブログからの引用

これはkazkさんからのもの
<以下引用>
No title kazkさん のコメント
日本語は世界でも珍しい二重構造を有してる言語なのです。
つまり、日本古来の和語の基づく単語群とおもに漢語の輸入による単語群です。これは飛鳥奈良の時代から、膨大な支那からの文化の輸入を行い当時の日本人たちが必死の思い出言葉と格闘して創り上げた金字塔だと思ってます。

例えば春の小川の歌詞自体見れば分かるのですが、これはほぼ純粋に日本古来の和語で書かれてるものです。そしておそらくここに流れる情緒というものは言葉と共にあリ翻訳はほとんど不能なものです。このような単語群があり、それに基づく文学が成立し独特の文化というものは成立するものだと思います。

日本人はこのような体系の上に漢語に基づく思想、哲学、科学に及ぶまでの単語群を作り上げました。これは当時の日本人たちのおそらく血のにじむような格闘の結果だと思ってます。

それだけではありません。春の小川の歌詞の中で見られる、行く、咲く、という動詞、美しくという形容詞を我々は何も考えず使ってますがこれは全て漢字の訓読み、つまり完全に日本語化して使うという荒業をこなしてます。
その上「小川」などはどうしてこういう作り方ができるのか、不思議になるほどの言葉でしょう。小生は当時の日本人たちがかかる格闘をしてくれたお陰で日本の文化が誕生したのだと思ってます。
<引用終り>


それからもう一つ、これはNINJA300さんからのコメント
<以下引用>
 日本語がすばらしいのは、やまとことばと漢語のミックスにあると思います。 
やまとことばだけの国がタイやドイツ、漢語だけの国がシナ。英語はラテン語とやまとことばである古英語(アングロサクソン語)のミックスです。 
ミックスの言語が一番使いやすいです。それは速読は漢語やラテン語をイメージで読めるからです。タイ在住日本人の間ではタイ語が劣っている思われる方が多いですが、わたしはそうは思いません。その土地や文化にはそれにあった言語があるからです。もっとも人工的に漢語を消滅させた韓国は例外の可哀相な国です。 
タイ語以外のやまとことば言語である、ドイツ語がいかに長い組み合わせ単語を使用しているか。まるで和歌のごとくです。 
ドイツ語の例 
「Grundstücksverkehrsgenehmigungszuständigkeitsübertragungsverordnung 
(不動産取引許認可権限委託規則)」 
2015-07-09 12:31 URL NINJA300 
<引用終り>

大変面白い話だと思います。kazkさんが指摘している日本語の二重性、NINJA300さんが指摘している英語の二重性と二重構造の言語の便利さ。これは良く分かります。

英語の二重性、これについては以下参照ください。
http://japanenglish.jp/news/%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E6%95%99%E8%82%B2%E8%AB%96%E8%AD%B0%E3%81%AE%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E7%9F%A5%E8%AD%98%EF%BC%8811%EF%BC%89%E3%80%80%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E3%81%AE%E8%AA%9E%E5%BD%99.html

ここで詳しく書いてありますが、英語のルーツはアングロサクソン語で古ドイツ語(古低地ドイツ語)由来。それが1066年のノルマンコンクェストで支配階級がフランス語を話すようになり、これが300年続いた。16世紀に入ってルネッサンスの文化が入り、公用語などに主にラテン語が入ってきた。
結果英語は、アングロ・サクソン語系語彙とラテン・ギリシャ語系語彙の2つの語彙体系を合わせ持つ「二重語彙」の言語。日常的な表現は主にアングロ・サクソン語を使い、公的な表現は主にラテン・ギリシャ語を使うという、使い分けをしている。こんな風です。
英語の二重性はkazkさんが説明している日本語の二重性の経緯ときわめてよく似ている訳です。


さてでは二重言語でない言葉がどうなるか、タイ語を例に見てみます。

これはタイ語の本に1ページ。
2017-2-11おしん本文の一部 

タイ語は表音文字で「分かち書き」でもないのでこんな風。

試しにタイ人に読ませてみると皆こうしている。指でなぞっている、こうしないと読めないようだ。
(画像は指でなぞる読み方のサンプル、だから本文とは関係ありません)
2017-2-11指でなぞって読む所の写真縮小 

参考までに、上掲タイ語文章はタイで見かけたTVドラマ「おしん」の本の一部
2017-2-11おしん表紙 


さて以上のことを踏まえ、暗記の問題、言葉を教え込むことのついて、渡部昇一先生が良いことを言っています。
「傍若無人」と言っても、「辺りかまわず勝手に振舞う事」と理解はできる。
しかし傍若無人を訓読「傍(かたわ)らに人無きが若(ごと)し」と読めば、この理解が一層深まる。この徹底的に理解することが大切だ。こんな話です。

こんな徹底的に理解することの実践例に橋本武氏の銀の匙の事例がある。
2017-2-11銀の匙表紙 

この話は以下も参照ください
http://melma.com/backnumber_115_6202504/


この銀の匙には例えばこんな記述があります。
本文のこんな一行
また伯母さんと相乗りにのせられて 俥(くるま)を列(つら)ねてゆくのが
嬉しくて元気よく喋(しゃべ)っていた。

このたった一行の中の「 俥」という文字の橋本武先生の解説は

 にんべんに車で「 俥」という文字が出てきました。人力車のことです(注1)。これは中国にはない、我が国で作られた漢字体の文字で、こういった文字のことを和字、または国字といいます。
 どんな和字を知っていますか。少し、挙げてみましょう。顔かたち、すがたを意味する俤(おもかげ)、吹き下ろす風を意味する颪(おろし)、鎹(かすがい)は物の合わせ目をとめる両端の曲がった釘のことです。
 裃(かみしも)は昔の礼装の一種、鞐(こはぜ)は足袋などを留め合わせる爪形のもの、鋲(びょう)は頭の大きな釘。
魚の鰯(いわし)、鱚(きす)、鱈(たら)、鯰(なまず)、鳥の鴫(しぎ)、鶫(つぐみ)、。植物の笹(ささ)、栃(とち)。
当用漢字になっているものには、込(こ)む、峠(とうげ)、畑(はたけ)、働(はたら)く、匁(もんめ)があります。
 ここに挙げたのははんの一例です。ほかにも探してみてください。
注1:wikiによれば、俥の文字は中国には別の意味で存在するが、日本で気が付かずに作ってしまったとのこと。
<引用終り>

この橋本武氏の授業について、kazkさんは実際に其れを体験した方の話を聞いているそうですが、灘だから出来たんだろうなあ、という事のようです。

がしかし徹底的に教え込むという事はこんな事。そして私がタイに行って現地の何も知らない連中相手にやったのも程度の差はありますが、まあこんな事でした。
何も知らない現地人を雇用し、そこで日本なみの品質の物を作るにはこんな事を毎日毎日繰り返さないといけない。これは別に海外だけでなく日本でも同じではないでしょうか。

  1. 未分類
  2. TB(0)
  3. CM(36)

コメント

アメリカの教育

アメリカにいる日本人生徒を相手にした塾というか予備校というような処で教師をしていたことがあります。時間外にアメリカの学校の宿題を手伝っていて気付いたのですが、アメリカの高校の数学の教科書に載っている問題はすべてその章に載っている公式だけで解けるようになっています。前の章で学んだことと組み合わせないと解けないような問題はありません。よって多くの生徒は数学を暗記科目だと思っています。次の章に進むと、前の章で覚えたことは必要なくなるので皆忘れます。日本の教育にも問題があることは大いに認めますがマスコミがよく言う「アメリカの教育は考えさせる教育だ」などというのは誤認も甚だしいと思います。アメリカの教育を実際に現場で見たらそんなコメントができるはずがありません。もっと現実的なことを言うと、アメリカの学校の先生の最大の関心事は、今日一日、自分の学校で何も事故がなく終わることだと言われています。
  1. 2017-02-12 04:04
  2. URL
  3. wannabers #-
  4. 編集

Re: アメリカの教育

> アメリカにいる日本人生徒を相手にした塾というか予備校というような処で教師をしていたことがあります。時間外にアメリカの学校の宿題を手伝っていて気付いたのですが、アメリカの高校の数学の教科書に載っている問題はすべてその章に載っている公式だけで解けるようになっています。前の章で学んだことと組み合わせないと解けないような問題はありません。よって多くの生徒は数学を暗記科目だと思っています。次の章に進むと、前の章で覚えたことは必要なくなるので皆忘れます。日本の教育にも問題があることは大いに認めますがマスコミがよく言う「アメリカの教育は考えさせる教育だ」などというのは誤認も甚だしいと思います。アメリカの教育を実際に現場で見たらそんなコメントができるはずがありません。もっと現実的なことを言うと、アメリカの学校の先生の最大の関心事は、今日一日、自分の学校で何も事故がなく終わることだと言われています。



お久しぶりです。コメント有難う御座います。
アメリカの教育に関しての現地・現場での話、大変教務深く見させていただきました。
なるほど、やはり現場の生の声を聞いてみないと真相は分かりませんね。
女貴重な話を聞いて、ではそれをどう生かしていくか、これは今の我々のやるべきことですね。難しい話ですが色々考えてみます。

  1. 2017-02-12 14:17
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

二重構造の文化

言語が二重構造になるには、次の2つの条件が必要です。

1.進んだ文化を持つ他の言語圏と長期にわたって接触があり、大量の外来語を取り入れること。
2.外来語の定着によって固有語が廃れて、固有語が外来語に置き換わってしまうという事がないこと。

特に2は重要です。言語学では「1つの言語の中で、同じ意味、同じニュアンスの単語が複数存在することはできない。」といわれています。新しい単語が生まれたり、外来語が入ってきたりして定着すると、普通は古い単語が使われなくなって廃れていくんですね。

例えば、日本語には「隧道」と「トンネル」という同じ意味の単語がありますが、今では「トンネル」というカタカナ語が一般的になって、「隧道」という漢語は廃れつつあります。
英語では「Moonly(月の)」「Kingly(王の)」という固有語が、「Lunar(月の)」「Royal(王室の)」という外来語に取って代わられたという例があります。
同じ物事を表す単語が複数あって、どれも同じくらいよく使われていたら、それぞれの単語はニュアンスが違っていて、使い分けられているという事ですね。
日本語のおもしろいところは、和語(固有語)と漢語(外来語)に役割分担があって、「漢語が定着したから和語が廃れてしまった」という事が起きなかった点ですね。朝鮮語では、多くの固有語が漢語に置き換わって廃れてしまったのとは対照的です。

じつは、日本語から漢語やカタカナ語をなくして和語だけにすると、とても原始的な言語になります。日本語の音韻体系は、世界中の言語の中でも、かなり単純な方です。つまり、日本語では区別できる音の種類がとても少ないのです。だから同音異義語が多くなるんですね。
さらに和語は、1つの単語が表す意味が広くて曖昧です。例えば、「言葉」という和語には「言語(Language)」の意味もあれば「単語(Word)」の意味もあります。「きれい」という和語には「美しい(Beautiful)」「清潔(Clean)」「はっきり(Clear)」など、たくさんの意味があります。

漢字の訓読みを調べると、昔の日本人が苦労して、一つ一つの漢字が表す概念を理解していった事がわかります。例えば「遡る(さかのぼる)」「弄ぶ・玩ぶ(もてあそぶ)」「梳る(くしけずる)」などは、2つ以上の和語を組み合わせて1つの訓読みにしています。1語で表すことができない概念だったんですね。
また、同じ言葉を異なる漢字で書き分けるというのも、じつは凄い事なんですね。英語では「Fly」「Jump」と区別されている動作を、日本語では「とぶ」という同じ単語で表します。しかし、日本人は漢字で「飛ぶ(Fly)」「跳ぶ(Jump)」と書き分けることで、ちゃんと区別してるんですね。日本語以外の言語では、新しい言葉を作り出さない限り、区別できるようにはなりません。

中国文学者の高島俊男氏は「漢字という便利な文字を手に入れてしまったために、かえって日本語は本来あるべき成長ができなかった。これは日本語にとって不幸なことだった。」と主張しています。

漢字と日本人 (文春新書) 新書 – 2001/10 高島 俊男 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4166601989/
漢字と日本語 (講談社現代新書) 新書 – 2016/4/13 高島 俊男 (著)
https://www.amazon.co.jp/dp/4062883678

日本語は、自国語だけで高等教育ができるほどに発達した言語なのに、固有語(和語)には、驚くほど原始的な特徴が残っている言語なんですね。また、日本の土着宗教である神道も、アニミズム(原始的精霊信仰)という、とても原始的な形態の宗教です。日本はアニミズムを信仰する唯一の先進国です。
日本文化というのは、原始的な言語や宗教の上に、超近代的な科学技術やオタク文化が乗っかっている二重構造なんですね。

・・・読解力とは関係ない話で申し訳ありません。
  1. 2017-02-12 20:23
  2. URL
  3. かんぱち #vF6NeGQU
  4. 編集

 『銀の匙』が話題になり、橋本先生や教え子の方々のお話をテレビで観たり雑誌で読んたりして、どうにか我が息子の国語の力を向上させようとしたことがあります。しかし短足様もお書きになっていますが、卓越した頭脳と持つ橋本先生や灘高の生徒さんのような、理想的な関係がないと成立しないのだと痛感し、家は家で何とかやっていこうと気持ちを切り替えました。

 当時見た番組では橋本先生が、灘中の生徒にパソコンを使ってはいけないという宿題を出しました。でも帰宅してから、生徒の一人を取材すると検索を試みてもどうしても解けないと悪戦苦闘していました。詳細は忘れましたが、これは単語を検索して丸写しに出来ない問題がだされていて、先生はあらかじめ検索できない問題を作りましたと仰っておられました。

 これはもう、先生の頭の中に膨大な日本語や恐らく漢語も含めて、古典から現代までの蓄積あるからこそ出来た授業だと思います。パソコンは便利ですが、感じたり考える能力を肩代わりさせてしまい、その分劣化してしまうのだと思います。残念ですが、そのせいでマスコミや作家の文章に味わいがなくなってしまったように感じます。
  1. 2017-02-13 08:55
  2. URL
  3. 都民です。 #-
  4. 編集

Re: 二重構造の文化

> 言語が二重構造になるには、次の2つの条件が必要です。
>
> 1.進んだ文化を持つ他の言語圏と長期にわたって接触があり、大量の外来語を取り入れること。
> 2.外来語の定着によって固有語が廃れて、固有語が外来語に置き換わってしまうという事がないこと。
>
> 特に2は重要です。言語学では「1つの言語の中で、同じ意味、同じニュアンスの単語が複数存在することはできない。」といわれています。新しい単語が生まれたり、外来語が入ってきたりして定着すると、普通は古い単語が使われなくなって廃れていくんですね。
>
> 例えば、日本語には「隧道」と「トンネル」という同じ意味の単語がありますが、今では「トンネル」というカタカナ語が一般的になって、「隧道」という漢語は廃れつつあります。
> 英語では「Moonly(月の)」「Kingly(王の)」という固有語が、「Lunar(月の)」「Royal(王室の)」という外来語に取って代わられたという例があります。
> 同じ物事を表す単語が複数あって、どれも同じくらいよく使われていたら、それぞれの単語はニュアンスが違っていて、使い分けられているという事ですね。
> 日本語のおもしろいところは、和語(固有語)と漢語(外来語)に役割分担があって、「漢語が定着したから和語が廃れてしまった」という事が起きなかった点ですね。朝鮮語では、多くの固有語が漢語に置き換わって廃れてしまったのとは対照的です。
>
> じつは、日本語から漢語やカタカナ語をなくして和語だけにすると、とても原始的な言語になります。日本語の音韻体系は、世界中の言語の中でも、かなり単純な方です。つまり、日本語では区別できる音の種類がとても少ないのです。だから同音異義語が多くなるんですね。
> さらに和語は、1つの単語が表す意味が広くて曖昧です。例えば、「言葉」という和語には「言語(Language)」の意味もあれば「単語(Word)」の意味もあります。「きれい」という和語には「美しい(Beautiful)」「清潔(Clean)」「はっきり(Clear)」など、たくさんの意味があります。
>
> 漢字の訓読みを調べると、昔の日本人が苦労して、一つ一つの漢字が表す概念を理解していった事がわかります。例えば「遡る(さかのぼる)」「弄ぶ・玩ぶ(もてあそぶ)」「梳る(くしけずる)」などは、2つ以上の和語を組み合わせて1つの訓読みにしています。1語で表すことができない概念だったんですね。
> また、同じ言葉を異なる漢字で書き分けるというのも、じつは凄い事なんですね。英語では「Fly」「Jump」と区別されている動作を、日本語では「とぶ」という同じ単語で表します。しかし、日本人は漢字で「飛ぶ(Fly)」「跳ぶ(Jump)」と書き分けることで、ちゃんと区別してるんですね。日本語以外の言語では、新しい言葉を作り出さない限り、区別できるようにはなりません。
>
> 中国文学者の高島俊男氏は「漢字という便利な文字を手に入れてしまったために、かえって日本語は本来あるべき成長ができなかった。これは日本語にとって不幸なことだった。」と主張しています。
>
> 漢字と日本人 (文春新書) 新書 – 2001/10 高島 俊男 (著)
> https://www.amazon.co.jp/dp/4166601989/
> 漢字と日本語 (講談社現代新書) 新書 – 2016/4/13 高島 俊男 (著)
> https://www.amazon.co.jp/dp/4062883678
>
> 日本語は、自国語だけで高等教育ができるほどに発達した言語なのに、固有語(和語)には、驚くほど原始的な特徴が残っている言語なんですね。また、日本の土着宗教である神道も、アニミズム(原始的精霊信仰)という、とても原始的な形態の宗教です。日本はアニミズムを信仰する唯一の先進国です。
> 日本文化というのは、原始的な言語や宗教の上に、超近代的な科学技術やオタク文化が乗っかっている二重構造なんですね。
>
> ・・・読解力とは関係ない話で申し訳ありません。



大変面白い話、有難う御座います。
私が特に興味深く感じたのは
>日本語から漢語やカタカナ語をなくして和語だけにすると、とても原始的な言語になります。日本語の音韻体系は、世界中の言語の中でも、かなり単純な方です。
この部分です。
実はタイで仕事をしていまして、タイ人と日本語に関して話すことがあったんですが、タイ人は日本語を話すのは難しくないと言っています。ただし読み書きは難しい。この難しくない理由が和語だけなら原始的な言葉という所でしょう。私の実体験ともよく合致します。

それから朝鮮語が漢字語導入で元の言葉を失った、そのうえで漢字を廃止してみたらどうなったか、この件で呉善花さんが面白いことを言っています。同じく漢字を廃止した北朝鮮についてです。
>北朝鮮の新聞を読んでいて、「たくさんの水が溢れる」といった表現があって不思議に思ったことがあった。
こんな事を書いています。
洪水という言葉を廃止して、そのうえで理解できるような表現というとこうなる、そんな実例と思っています。

それから高島 俊男 氏の著作、紹介いただき有難う御座います。実は早速近著の方をamazonに発注しました。
amazonの著書の書評に以下のような記述があり、大笑いしたためです。

「本書あとがきに<この本のもとになった駄文をPR誌『本』に書いた時も、毎度ていねいに読んで、まちがっている所、足りない所を(友人Kが)指摘してくれた>とある。<まちがっている所>というのであれば以下の点も<まちがっている所>なので指摘させてもらいます。
最終章「江戸のタバコ禁令」にある次の記述(273ページ)<昔の学生がおもしろがって読んだ本の一つに、穂積陳重『法曹夜話』(大正五年有斐閣)『続法曹夜話』(昭和十一年岩波書店)というのがある。(中略)この陳重という名、今の人名辞典には「のぶしげ」とあるが、当時世間ではホヅミチンジュウと言っていた。原敬をハラケイと言うように、著名人は音(おん)で言うのがならわしであり、それが敬称でもあった。>
上記の「チンジュウ」は「チンチョウ」が正しい。当時世間で「陳重」を「チンチョウ」と音読していたことは法律や日本の近代史を多少学んだ者には常識に属する事柄だ。
2017年1月12日追記:
「チンジュウ(珍獣)」扱いされて明治・大正期の大法学者もさぞ面食らっていることだろう。
  1. 2017-02-13 11:20
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

To:都民です さん

>  『銀の匙』が話題になり、橋本先生や教え子の方々のお話をテレビで観たり雑誌で読んたりして、どうにか我が息子の国語の力を向上させようとしたことがあります。しかし短足様もお書きになっていますが、卓越した頭脳と持つ橋本先生や灘高の生徒さんのような、理想的な関係がないと成立しないのだと痛感し、家は家で何とかやっていこうと気持ちを切り替えました。
>
>  当時見た番組では橋本先生が、灘中の生徒にパソコンを使ってはいけないという宿題を出しました。でも帰宅してから、生徒の一人を取材すると検索を試みてもどうしても解けないと悪戦苦闘していました。詳細は忘れましたが、これは単語を検索して丸写しに出来ない問題がだされていて、先生はあらかじめ検索できない問題を作りましたと仰っておられました。
>
>  これはもう、先生の頭の中に膨大な日本語や恐らく漢語も含めて、古典から現代までの蓄積あるからこそ出来た授業だと思います。パソコンは便利ですが、感じたり考える能力を肩代わりさせてしまい、その分劣化してしまうのだと思います。残念ですが、そのせいでマスコミや作家の文章に味わいがなくなってしまったように感じます。



銀の匙を実践してみようとされた、これは大変だったでしょう。よく分かります。
私がタイに行ったとき、現地人に仕事を教えたのもまさにこんな事でした。特に問題だったのは日本式の物作りの思想まで教え込まないといけないことです。極端な話、経理の女性スタッフや監督者に対してもそんな事をやりました。

銀の匙の事例は橋本先生と灘校の子どもだからできた、これは間違いありません。そしてここから教訓を読み取るとしたら、子供を勉強させようとしたら、先ず親が勉強せねばいけない。その親が勉強する姿を子供に見せないといけない。多分こういうことだと思います。
口で言うのは簡単ですが、実行するのは大変ですね。
  1. 2017-02-13 11:41
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

昔のコメントを引用いただきありがとうございます。
英語(日本語)はラテン語(漢語)+ゲルマン・ケルト系の地場語(やまと言葉)という構造となります。なお、この分析は、渡辺昇一先生が英語関係の本に書かれていたと記憶しています。私は受け売りに過ぎません。

漢語を使用するときは、なにか気分が高揚しているとき、男性的な気分のときに使われるケースが多く、軍歌などは漢語を多用します。一方、やまと言葉は、情緒的なとき、女性的な気分のときです。ラブレター等にはやまと言葉多用かな。

隣国では無理やり漢字を廃止し、難しい概念の区別がつかなくなり、思考が浅いといいます。
我が邦には、世界でももっとも多様性がある言葉を有し、文化に大きな影響を与えていると思います。
最近、you-tubeで「日本に行きたい外国人」とか見ましたが、改めて日本文明というのは奥が深いなと思いました。申し訳ありませんが、東南アジアとはかなりレベルが違うような気がします。隣国の悪口はあまりいいたくはないのですが、隣国なんて文化自体に異様な不気味さを感じます。かれらは多くの朝鮮人の兵隊が特攻隊に参加したのをどう思っているんでしょうか?まさか、かれらを軽蔑しているのでしょうか?ならば、もっとも気の毒な英霊だと思います。
  1. 2017-02-13 12:42
  2. URL
  3. NINJA300 #/xzFVZWc
  4. 編集

To:NINJA300 さん

> 昔のコメントを引用いただきありがとうございます。
> 英語(日本語)はラテン語(漢語)+ゲルマン・ケルト系の地場語(やまと言葉)という構造となります。なお、この分析は、渡辺昇一先生が英語関係の本に書かれていたと記憶しています。私は受け売りに過ぎません。
>
> 漢語を使用するときは、なにか気分が高揚しているとき、男性的な気分のときに使われるケースが多く、軍歌などは漢語を多用します。一方、やまと言葉は、情緒的なとき、女性的な気分のときです。ラブレター等にはやまと言葉多用かな。
>
> 隣国では無理やり漢字を廃止し、難しい概念の区別がつかなくなり、思考が浅いといいます。
> 我が邦には、世界でももっとも多様性がある言葉を有し、文化に大きな影響を与えていると思います。
> 最近、you-tubeで「日本に行きたい外国人」とか見ましたが、改めて日本文明というのは奥が深いなと思いました。申し訳ありませんが、東南アジアとはかなりレベルが違うような気がします。隣国の悪口はあまりいいたくはないのですが、隣国なんて文化自体に異様な不気味さを感じます。かれらは多くの朝鮮人の兵隊が特攻隊に参加したのをどう思っているんでしょうか?まさか、かれらを軽蔑しているのでしょうか?ならば、もっとも気の毒な英霊だと思います。



平安時代から男言葉と女言葉が文字の差にもなっていましたね。漢字+カタカナとひらがなの違いですかね。
それから南・北朝鮮の漢字廃止は絶大な愚民化効果がありました。これだけ長く愚民化政策を推進しましたから、今では教えようにも先生もいない。お気の毒としか言いようがないです。

それから韓国人兵士の特攻隊の話ですが、朝鮮人の軍人はこうなっています。
陸軍の場合
陸軍士官学校を出たものは将校になれる。だから朴正煕等も軍人になれた。朝鮮人の最高位は中将。
一般兵士は日本人は徴兵制だったが、朝鮮人は志願兵のみで、採用期間は1938年~1943年まで、1944年からは徴兵制。
その志願兵も例えば1943年の志願者約30万人に対し採用は6千人でした。以下に日本軍が朝鮮人を信用していなかったかが分かります。

海軍の場合
海軍士官学校などへは韓国人は一切入っていません。
一般兵士も志願兵制度もありませんでした。
但し1944年からは徴兵制になりましたから、該当者がいたかもしれませんが、よく分かりません。

ここを見ると分かる通り、日本軍は朝鮮人を全く信用していなかったことが良く分かります。
特に朝鮮人は軍艦には全く乗っていなかった、ここは注目すべきかと思います。
以下参照
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E4%BA%BA%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%85%B5
  1. 2017-02-13 17:34
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

考えるとは思い出すプロセスです

投稿の機会を与えて下さり恐縮に存じます。
私の考えている暗記とは丸暗記です。とにかく丸暗記するというのが非常によろしいと考えております。数学も暗記です。例題とその解答を理解して丸暗記するまで復習する。これに尽きます。そういう意味でアメリカの数学の勉強方法は間違っていないと思います。
アインシュタインが勉強方法について説明しています。まず一所懸命に理解する。つまり暗記する訳です。理解しなければ暗記できません。ついで全部忘れる。完全に忘れてから少しづつ思い出して行く。そうすれば物理学を自家薬籠中のものにできるという訳です。
論語に「学びて思わざるはすなわち・・・」とあります。これは丸暗記してそのまま放置してしていては、すなわち自分のものにならないと言っているのです。完全に丸暗記して、それから忘れた頃に一つ一つ思い出して行くのです。そうすることが学問をすることだと言っているのです。
すなわち学ぶとは丸暗記であり、思うとはかつて暗記したことを少しづつ思い出すことです。考えるとは、暗記したことを思い出すことです。
その過程の中で、独創的な考え方を生み出す人がいるというのが私の考え方です。
凡人は思い出すことしかできません。その過程でその学問が本当に自分のものになると考えます。したがって覚えなければ思考できないのです。
また暗記力というのは訓練で伸ばすことができます。若いうちは暗記するに限ります。暗記するためには何度も復習しなければなりません。暗記すると頭がよくなったような気がします。
お仕事の合間にブログを編集するのは大変な労力であると存じます。ご自愛ください。
  1. 2017-02-13 18:28
  2. URL
  3. 縄文人 #wM6nolEE
  4. 編集

私は読解力とはいかに単語の意味と文章の意味を組んで導き出すものだと思います。
以前東南アジアのある国々と取引していたのですが、その方は英語のみで日本語は出来ないといわれて20年ぶりに英語の勉強と海外発送の仕様を勉強しました。
その時思ったのが、「読書百篇」と「知るは一時の恥」でした。
最初は海外の輸送会社に色々と聞きまして、最終的にJETROの東京支部まで電話をする度胸までつきましたので(笑)
どちらにしても相手を理解をしようとする気持ちと相手にどれだけこちらの気持ちを伝えられるかが無ければ続かないと思います。

  1. 2017-02-14 02:19
  2. URL
  3. 阿蘇の黒猫 #RSBFxIj2
  4. 編集

わたしも数学は暗記物と思います。理解して、その後暗記する。それだけのことです。数学が応用だなんてあれは嘘っぽいです。

朴正熙はCIAに暗殺されました。CIAってのは怖いです。日本には実質上ないんです。そして、戦前に情報活動をやっていた人たちは時代的にお亡くなりに成られていますので、誰も教えることはできません。これからリカバーするのは並大抵のことではないです。
まー漢字を廃止した隣国よりはずっとましなんですが、我が方もアメリカの手玉に取られています。

朝鮮半島はサヨクで統一されそうな勢いで、そのバックにはシナです。核をもった朝鮮半島が5年内に出現するかもしれません。スパイ天国日本がどう対応するか?防衛予算はすくなくとも3倍にしないといけないんだが、世論は愚眠ですから。難しいです。
  1. 2017-02-14 10:20
  2. URL
  3. NINJA300 #/xzFVZWc
  4. 編集

追記。統一朝鮮ができれば、やつらは核で脅しにかかると同時に戦後賠償を求めてきます。
慰安婦の件はでっちあげですが、北とは戦後処理ができていないですから、日本にとっては非常にやっかいです。朝鮮半島問題と南シナ海がどうなるか。どちらもアメリカは許さないでしょう。
  1. 2017-02-14 10:26
  2. URL
  3. NINJA300 #/xzFVZWc
  4. 編集

Re: 考えるとは思い出すプロセスです

> 投稿の機会を与えて下さり恐縮に存じます。
> 私の考えている暗記とは丸暗記です。とにかく丸暗記するというのが非常によろしいと考えております。数学も暗記です。例題とその解答を理解して丸暗記するまで復習する。これに尽きます。そういう意味でアメリカの数学の勉強方法は間違っていないと思います。
> アインシュタインが勉強方法について説明しています。まず一所懸命に理解する。つまり暗記する訳です。理解しなければ暗記できません。ついで全部忘れる。完全に忘れてから少しづつ思い出して行く。そうすれば物理学を自家薬籠中のものにできるという訳です。
> 論語に「学びて思わざるはすなわち・・・」とあります。これは丸暗記してそのまま放置してしていては、すなわち自分のものにならないと言っているのです。完全に丸暗記して、それから忘れた頃に一つ一つ思い出して行くのです。そうすることが学問をすることだと言っているのです。
> すなわち学ぶとは丸暗記であり、思うとはかつて暗記したことを少しづつ思い出すことです。考えるとは、暗記したことを思い出すことです。
> その過程の中で、独創的な考え方を生み出す人がいるというのが私の考え方です。
> 凡人は思い出すことしかできません。その過程でその学問が本当に自分のものになると考えます。したがって覚えなければ思考できないのです。
> また暗記力というのは訓練で伸ばすことができます。若いうちは暗記するに限ります。暗記するためには何度も復習しなければなりません。暗記すると頭がよくなったような気がします。
> お仕事の合間にブログを編集するのは大変な労力であると存じます。ご自愛ください。


暗記については私も「暗記しないと始まらないことは理解しています。
その上でこんな風に考えています。
暗記の代表格として「お経・・般若心経」を例にとってみます。摩訶般若波羅蜜多心経・・・というアレですね。
これを摩訶般若から羯諦羯諦(ぎゃあていぎゃあてい)、波羅羯諦、波羅僧羯諦まで丸暗記している人はいくらでもいます。がしかし、これで何かいいことが出てくるかというと・・・?。
問題はこの暗記が一本の線のようになっていて、横道も枝葉も何にもない、ここを注意すべきではないかと思います。
横道も枝葉も何にもない所には関連も考えも出てきません。
このお経を毎日「写経」している人がいますが、その人にとっては毎日机に向かって墨をする、墨の香りが漂ってくると摩訶般若波羅蜜多の文字が頭に浮かんでくる。あそこではもう少し力を入れてとか、この文字のはねる所をどうしようとか、こんな風になればしめたものではないでしょうか。
もう一つこんな例、
摩訶般若波羅蜜多(マカ ハンニャ ハラミタ)はサンスクリット語の音を漢字で写したものです。という程度の知識を持ったうえでタイに行きました。タイ・バンコクの有名寺院の名前に「ワット・マハタート」というものがあり、同名のワット・マハタートという名前の寺院遺跡がアユタヤやスコータイにもあります。この「マハ」が摩訶般若波羅蜜多の摩訶と同じという事が分かりました。そのうえで或るタイの寺院で写真を撮っていた時、聞こえてきたタイ語のお経が般若波羅蜜多と聞こえるので調べてみた(正確にはパンニャパラミッ(ト)と聞こえた)。結果はタイには珍しい大乗仏教の寺院だった。

一寸私の思考回路の中を書いてみました。
暗記だけでなく、どんなものが必要か分かると思います。

それから数学ですが、私は数学は暗記という面があることは承知の上で、あえて数学は絵画や音楽のような芸術に近いと思っています。数学の答えは実はひらめきで出てくることが多い。それを検証したら正しかったという事です。
私が歴史上の偉大な数学者と思っているガロアは1832年に20歳で死んでしまいましたが、彼の残した群論などはその後のいろんな科学の発展に大いに寄与しました。現代のコンピューターの基幹を成すと言っても過言ではありません。
これもひらめきから出発しています。
  1. 2017-02-14 15:22
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

To:阿蘇の黒猫 さん

> 私は読解力とはいかに単語の意味と文章の意味を組んで導き出すものだと思います。
> 以前東南アジアのある国々と取引していたのですが、その方は英語のみで日本語は出来ないといわれて20年ぶりに英語の勉強と海外発送の仕様を勉強しました。
> その時思ったのが、「読書百篇」と「知るは一時の恥」でした。
> 最初は海外の輸送会社に色々と聞きまして、最終的にJETROの東京支部まで電話をする度胸までつきましたので(笑)
> どちらにしても相手を理解をしようとする気持ちと相手にどれだけこちらの気持ちを伝えられるかが無ければ続かないと思います。



なるほど、大変苦労されたこと、良く分かります。
特に
>相手を理解をしようとする気持ちと相手にどれだけこちらの気持ちを伝えられるかが無ければ続かない
この通りだと思います。

しかし残念ながら、相手次第では日本人のいう事を聞かないとか、聞きかじって全部わかったというやつも沢山います。
アメリカ人が面白いことを言っています。
>中国人が出来ましたと言っても信用するな
>韓国人が出来ますと言っても信用するな
>日本人が出来ませんと言っても、やはり信用するな。
(日本人はできませんと言っても、何とかしようといろいろ工夫して、最後にはやってしまう事)
これくらい人は違うという事です。難しいですね。
  1. 2017-02-14 15:33
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

To:NINJA300 さん

> わたしも数学は暗記物と思います。理解して、その後暗記する。それだけのことです。数学が応用だなんてあれは嘘っぽいです。
>
> 朴正熙はCIAに暗殺されました。CIAってのは怖いです。日本には実質上ないんです。そして、戦前に情報活動をやっていた人たちは時代的にお亡くなりに成られていますので、誰も教えることはできません。これからリカバーするのは並大抵のことではないです。
> まー漢字を廃止した隣国よりはずっとましなんですが、我が方もアメリカの手玉に取られています。
>
> 朝鮮半島はサヨクで統一されそうな勢いで、そのバックにはシナです。核をもった朝鮮半島が5年内に出現するかもしれません。スパイ天国日本がどう対応するか?防衛予算はすくなくとも3倍にしないといけないんだが、世論は愚眠ですから。難しいです。


数学の件は縄文人さんへのコメントに書きましたが、基礎が暗記であることは理解したうえで、その先には音楽とか絵画などのような芸術的な才能がいると思っています。

それからCIAの怖さは私も見当は付きます。今一番CIAを怖がっているのはトランプかも知れません。
何せ自分らの大統領であろうとも抹殺してしまい、資料は70年間封印ですからね。

韓国に関しては最早手が付けられない状態でしょう。韓国にいる人には一刻も早く帰国するよう勧めるしかないです。
昭和20年8月15日以降の韓国で起こった悲劇を日本人は忘れてはいけないと思います。
  1. 2017-02-14 15:59
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

To:NINJA300 さん

> 追記。統一朝鮮ができれば、やつらは核で脅しにかかると同時に戦後賠償を求めてきます。
> 慰安婦の件はでっちあげですが、北とは戦後処理ができていないですから、日本にとっては非常にやっかいです。朝鮮半島問題と南シナ海がどうなるか。どちらもアメリカは許さないでしょう。



こんな事は誰も言いませんが、今の韓国の親北朝鮮派の躍進の裏には、北と一緒になったら核保有国になれる。そうなったら日本を核攻撃できる。だから北は貧乏国だが、北に併合してもらってもいいんだ。こんな考えがあること間違いないでしょう。
今回アメリカのマティス国防長官が韓国に来たのも関心事はその一点でしょう。

どんな話になったのかは分かりませんが、専用機で在韓米軍基地に降り立ち、そこで一泊していますから、北に対する問題と韓国内の問題を話し合ったと思います。
恐らく在韓米軍からは相当シビヤーな話が出ているでしょう。
私はアチソンラインの故事が思い出されてなりません。
  1. 2017-02-14 16:09
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

金正男が暗殺されたとか・・流れています。
アチソンラインとは、台湾と朝鮮半島から撤退するとのことなんですね。
台湾からは撤退はしませんが、朝鮮半島から撤退は有り得ると思います。
ならば、いよいよ、サヨク跋扈の日本がフロントラインです。
韓国と同じ運命になるのか、それとも、本来の日本人が表れてくるのか?
歴史が日々動いていますね。
  1. 2017-02-14 21:06
  2. URL
  3. NINJA300 #/xzFVZWc
  4. 編集

【韓国大統領府、事実を確認中…金正男氏殺害の件】
http://www.wowkorea.jp/news/korea/2017/0214/10183909.html

確認中とのことですが、やはり北の犯行でしょうか?
  1. 2017-02-14 21:18
  2. URL
  3. 都民です。 #-
  4. 編集

To:NINJA300 さん

> 金正男が暗殺されたとか・・流れています。
> アチソンラインとは、台湾と朝鮮半島から撤退するとのことなんですね。
> 台湾からは撤退はしませんが、朝鮮半島から撤退は有り得ると思います。
> ならば、いよいよ、サヨク跋扈の日本がフロントラインです。
> 韓国と同じ運命になるのか、それとも、本来の日本人が表れてくるのか?
> 歴史が日々動いていますね。



いよいよ来るべきものが来たという感じです。
北朝鮮に関して鍛冶俊樹さんが面白い分析をしています。
http://melma.com/backnumber_190875_6487758/

鍛冶さんは北のミサイル実験はトランプ・習近平会談で中国が北朝鮮に圧力をかけることを約束した。これに対する反発の結果のミサイル実験ではないかと。
そうであるならば、今まで中国に「手を出すな」と抑えられていた金正男を遂に殺したというのもわからないではない。

66年前の朝鮮戦争の発端は、アチソンラインと韓国軍の日本侵略作戦、この二つが相乗しての結果だと思います。
いよいよ対馬海峡をはさんで北と対峙する日がやってきましたね。
  1. 2017-02-14 22:22
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

To:都民です さん

> 【韓国大統領府、事実を確認中…金正男氏殺害の件】
> http://www.wowkorea.jp/news/korea/2017/0214/10183909.html
>
> 確認中とのことですが、やはり北の犯行でしょうか?


北野犯行であることは間違いないでしょう。
問題はこれからどうなるかですが、いよいよ駐韓米軍の撤退が始まると見ています。
この間日本と韓国にやってきたアメリカの国防長官、駐韓米軍との話し合いは悲惨なものだったと思います。現場の情報を聞けば撤退やむなしと判断するでしょう。何せ駐韓米軍撤退はもうオバマ政権の最初から決まっていまして、2016年で駐留終了の予定だったんですから。
  1. 2017-02-14 22:33
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

北とシナの関係はどうなっているのでしょうか?
ある人は北のバックはシナだといい、またあるひとは北とシナは緊張関係にあるといい・・・
シナにとってもアメリカにとっても北は緩衝地帯として必要だった。ところが南朝鮮が北寄りのサヨクの配下に入りそう。半島全体が核武装した緩衝になります。となれば、日本も核武装是非の問題が目の前へきています。今後の成り行きに注目ですね。


本日は、シンガポール陥落の日。誇るべき日です。
http://ninjafighter.blog.fc2.com/blog-entry-2107.
  1. 2017-02-15 17:19
  2. URL
  3. NINJA300 #/xzFVZWc
  4. 編集

To:NINJA300 さん

> 北とシナの関係はどうなっているのでしょうか?
> ある人は北のバックはシナだといい、またあるひとは北とシナは緊張関係にあるといい・・・
> シナにとってもアメリカにとっても北は緩衝地帯として必要だった。ところが南朝鮮が北寄りのサヨクの配下に入りそう。半島全体が核武装した緩衝になります。となれば、日本も核武装是非の問題が目の前へきています。今後の成り行きに注目ですね。
>
> 本日は、シンガポール陥落の日。誇るべき日です。
> http://ninjafighter.blog.fc2.com/blog-entry-2107.



北とシナの関係は私も良く分かりません。ただしシナも一枚岩ではない。
そして北の後ろ盾は中国軍の瀋陽軍区と言われています。旧満州ですね。そして中国は核兵器はミサイル部隊にだけ与えていると聞いたことがあり、瀋陽軍区は核兵器を持っていないが、北の核兵器を使えばどこでも攻撃できる。そんな事と聞きました。
こんな事なので、中央政府の言っていることと違う事を北が平気でやるのもわからないではないと思っています。

そんな現状を踏まえ、余命さんは興味深いことを言っています。
1517 第四次告発②
http://yh649490005.xsrv.jp/public_html/2017/02/08/1517-%E7%AC%AC%E5%9B%9B%E6%AC%A1%E5%91%8A%E7%99%BA%E2%91%A1/

ここにこんな記述があります。
2007年日米極秘会談妄想記事は、10年が経過し、一つだけ残っていた「米国は日本の国内事情が許せば、抑止力の範囲で核弾頭を提供してもいいという基本スタンスが、安倍マティス会談ではっきりと示された。在韓米軍の常駐陸軍地上部隊はほぼ撤退しており、9月ごとのローテーション配備が現状である。

こんな風です。マティス長官は本当に実務だけでやってきたので、この辺りのことを確認したのでしょう。何せ専用機で横田基地に降り立ち、余分な行事は殆ど無しでしたから。目の前で基地害が核兵器をもてあそんでいる、そんな現実を在日米軍からもしっかり聞いたはずです。
この安倍マティス会談ではっきり示されたという所がミソだと思います。
(余談ですが、上掲記事の次の1518でninjaさんの名前を見かけました)

それから「2007年日米極秘会談」というのは以下余命記事参照ください
68 韓国よさらば
http://yh649490005.xsrv.jp/public_html/2015/08/21/68%E3%80%80%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%82%88%E3%81%95%E3%82%89%E3%81%B0/
古い記事ですが、今見ても新鮮な驚きがあります。

日本が永らく大型軍艦(空母)を持てなかったのが、今は「ひゅうが、いせ、いずも、かが」ですからねえ。
私は2000年にタイに寄港した自衛隊艦隊の護衛艦くらまで自衛官の方と話したことがあります。自衛官の方が「タイでさえ空母を持っているんだ。日本もせめて小さくても空母が有れば色んな事に使える」、こう力説していたことを思い出します。
  1. 2017-02-15 19:22
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

参考になります。時間を割いていただいてありがとうございます。
空母はヘリ空母しかないですよね。
客船を作れなかった重工や石川島、川重にはぜひ空母を作ってほしいです。
その前には防衛費が増えないと・・・

今回、正男が暗殺されましたが、北はとんでもない国家です。
日本も情報部署を強化しないと、そして情報漏れを阻止すべきです。
先日、ヤフーニュースで呉などの潜水艦基地が無防備だという記事を読みました。
民主主義だとなにかと意思決定が遅いです。とはいえ、民主主義でないと困るし。

世界的には4月23日のフランス第一回大統領選が気になります。
  1. 2017-02-15 21:27
  2. URL
  3. NINJA300 #/xzFVZWc
  4. 編集

もう言いたいことはほとんど尽きていますがまとめの意味も兼ねて少し書いてみます。

こちらに投稿される方々はもうほとんどご存知のフレーズと思いますがその主唱者である藤原正彦先生の要を得て簡便な主張があります。


最近、いろいろ「改革」と言いますが、あまり日本がよくなっているとは感じないわけです。一つの大きな理由は殆どの改革が対処療法であるからです。教育問題でも、国際化社会であるからという理由で、小学校から英語が必修化されそうな勢いです。また、これからは情報化社会になるから、小学校からパソコンを教えようと言うことです。
しかし、私の考えでは小学校から英語を必修になどしたら日本から国際人がいなくなってしまう。そんなことより国語を徹底的に教えて、読書に励むことが重要です。小学校からパソコンなんかに頼っていたら、日本からパソコンを造ったり、ソフトを書く人もいなくなってしまう。小・中・高校では国語、算数をきちんと学ばなければいけないと言うことです。
この数年間に於ける学力低下をどのようにしてとり戻すかです。数学でも一昨年あたり中学生で世界六位なのです。そんなに悪くないと言う人もいますが、とんでもないことで、これでは日本は滅びるしかない。十年位前までは辛うじて一位でした。辛うじて一位では日本はやってゆけない国なのです。二十年位前までは世界でダントツの一位でした。これでないと日本はやってゆけない国なのです。
今、日本で八十歳以上の旧制高校等を出た人の教養は高く、各分野にすばらしい人材がおります。
ここで、真っ先に為すべき本質中の本質は何か、私は二十年前から考えに考えた結果、初等教育に於ける国語であると結論し、それ以来一度もその信念は揺らいでおりません。鸚鵡(おうむ)のように私は繰返し、初等教育に於いては一に国語、二に国語、三、四が無くて五に算数、あとは十以下と言っております。
全ての知的活動の基礎は言語であり、母国語であると言うことです。母国語というのは自分の考えを表現する手段だけではなく、母国語によって思考していると言うことです。
従って、思考=言語である、母国語である。この意味で国語は重要であります。
学問ということも私の定義に於いては語彙の獲得である。数学でも物理でも化学でも新しい概念を語彙に変えてゆく、語彙の獲得である。日本語の場合は語彙の半分以上は漢字で出来ており、そう言う点で先ず初等教育では漢字を徹底的に叩き込む。強制的でも画一的でも全くかまわない。(そのうち子供本人も楽しくなる)たとえば、私はニュートンやアインシュタインより数学は出来るんです。それは私の方が頭が良いからではなくて、数学の知識の量で彼等を圧倒しているからなんです。数学的語彙の力で圧倒しているということです。その上での考える力、独創力、創造性と言うことです。
そして、あらゆる知的活動で幼少期に於ける最も重要なのは読みである。その次に書きである。それから昔、寺子屋の先生がやっていたようにそろばん(算数)であります。同時に読書を勧める。
湯川秀樹先生も漢文の素読を子供の頃祖父様から習い、本好きになったと著書にも書かれております。このようにして、自ら読書する習性を養うことが重要であると思います。

http://www.you-koku.org

追加として「祖国とは国語」より

知的活動とは語彙の獲得にほかならない。語彙の獲得とは、漢字の使い方を身に付けること。
国語の基礎は、文法ではなく漢字である。

AからZまでのつながってゆく論理的思考の出発点Aを、何を選ぶか?
出発点Aを選ぶというその発想は、「情緒」から出てくる。
「情緒」をたっぷりと身に付けるには実体験だけでは決定的に足りない。
時空を超えた世界をしるためには、「読書」に頼らざるを得ない。

現代は「我慢力」が欠乏している。
読書とTv&ゲームとの根本的な違いは、この「我慢力」を養えるかどうかにある。

引用ここまで

藤原先生のおっしゃる「国語」を読解力に置き換えれば議論は終わりです。


こう思いつつ今度の教育指導要領の改定とかで外国語を増やすとか何とか馬鹿な話が出ていました。小生は本当に暗澹たる気持ちになりました。

読解力については言うべきことはもうありません。
ただ、国語のもう一方である叙述力についてはもう少し検討が必要でしょう。
現在の小学校でまともな作文指導なんてありません。このあたりまともなマニュアル化がなされていないのです。これこそ天声人語メーカーのようなもので構いませんから作ってやらなければいけません。教えぬことが出来るわけはないのです。この状況で記述論述をやってもおそらくは時間の無駄でしょう。

あともう一つ。
日本語にはまともな文法書がありません。欧米語、特にその作りが原始的な南欧語や東欧語などは文法がわからなければ読解ができません。作文もできない。会話も駄目ということになります。だから文法は必須です。翻って日本語はどうでしょうか。
文法がわかったから日本語ができるようになったなどという外人はいないでしょう。まともな教育法もないからです。日本語は助詞と用言の使用法がわかればまず困りません。しかしそれをきちんと指摘した文法書がありません。明治以来150年になろうとしてるのにこの為体は何でしょうか。明治以来まともな文法体系を構築しようとしたのは三上章くらいしかいないでしょう。

これは外国人、とりわけ欧米人に日本語を教え込むという経験がないことによります。だから外国で日本語を教え込もうとするととんでもないことになります。金谷武洋氏のような人はその中でまともな文法を構築しようと苦しんでおられます。ところが日本の大学人は日本の大学で英語で授業をやろうなどという売国的な発想に立つ、知能指数が足りないとしか言えぬでしょう。知識人なのだろうと思うのですが水村美苗なる御仁がいますが「日本語が亡びるとき」などという馬鹿な本を書いてる。とんでもない、世界的に見れば日本語は今最も元気な言語の一つです。

とにかく国語を良きものにしようとか、国語教育を充実させようというような発想が皆無なのがこの国です。本当に馬鹿としか言いようがありません.

かつてローマ法学者イェーリングはこう言いました。「ローマは三度世界を征服した。一度はその世界帝国において、二度目はキリスト教の普及において、そして三度目はローマ法のよって。だが最も永続的かつ普遍的な征服はローマ法によるものだった。」
日本人が本当に戦争に負けたと思ったのはアメリカの豊かさを見たときだったでしょう。文明の力こそが世界を永続的に征服する鍵なのです。日本にはそれだけの力があると思ってます。言葉こそがその鍵だということが分からぬバカが多すぎるのです。



  1. 2017-02-16 01:04
  2. URL
  3. kazk #cPv2SIBE
  4. 編集

技術の進歩と日本語のありかた

いつも楽しく読ませて頂いております。
コメントを書かれた各位の見識の高さにも感銘を受け、参考までに直近の体験を書かせて頂きます。

私は学生の時分より、国語は得意でしたが英語は苦手で赤点の常習者でした。
先日、職場において非英語圏の欧州人に対して英語でプレゼンテーションを行う必要があり、悩んだ末に説明の言葉が通じなくても資料を読めば分かるような立て付けで対処しました。
もちろん、英語の資料を独力で作ることなど不可能ですので簡素な日本語表現の原案を作り、これをgoogle翻訳で英文に変換して使用しました。職場の識者の確認を通した上でプレゼンテーションを行いましたが、概ね目的は達した様で胸を撫で下ろした次第です。

この経験から分かったことは、現在の自動翻訳技術は共通の話題の上で意思疎通を目的とした文章を作る程度であれば十分に実用の域に達しているということです。
しかし、これを使いこなせるかは如何に正しい日本語を入力するかが鍵になります。特に「てにをは」が正しく使えることと、動詞のカタカナ語を排除して漢字とひらがなだけで文章を作ることが出来るかが重要になります。
音声入力や文章の読み上げ技術も急速に進化していますので、これらを組み合わせることで英語が全く話せない人でも正しく日本語が扱えれば、英語を介して外国人と意思疎通を取ることが可能になるのは時間の問題であると思いました。

この様な技術の進歩を考えますと、今後現場で求められるものは日本語を正しく扱える人材と、高度な英語(法律関係など)を扱える人材に二極化し、日本語も英語も中途半端という人材は最も迷惑な存在になると思われます。このため、学校において現在の水準の英語教育の時間を増やすということは無意味(むしろ有害)であると思います。

私も社会人の初めの10年は先輩や上司に日本語を直され、次の10年は自分が後輩や部下の日本語を添削してきましたので、学校教育が期待できない以上は自身の力が及ぶ範囲で正しい日本語の扱い方を自他共に学んでゆく必要があると日々痛感しています。
  1. 2017-02-16 03:00
  2. URL
  3. t_take #-
  4. 編集

To:NINJA300 さん

> 参考になります。時間を割いていただいてありがとうございます。
> 空母はヘリ空母しかないですよね。
> 客船を作れなかった重工や石川島、川重にはぜひ空母を作ってほしいです。
> その前には防衛費が増えないと・・・
>
> 今回、正男が暗殺されましたが、北はとんでもない国家です。
> 日本も情報部署を強化しないと、そして情報漏れを阻止すべきです。
> 先日、ヤフーニュースで呉などの潜水艦基地が無防備だという記事を読みました。
> 民主主義だとなにかと意思決定が遅いです。とはいえ、民主主義でないと困るし。
>
> 世界的には4月23日のフランス第一回大統領選が気になります。


今保有している空母のような護衛艦のうち「いずも」と「かが」は大きさから言えば旧日本軍の空母並みの大きさです。
そして基準排水量も満載排水量も過小表示でしょう。
そしてこれは私の妄想ですが、電磁カタパルトさえつければすぐにでも固定翼機も発艦できるんではないでしょうか。

それからフランスの動向は私も大いに気になります。ルペンさんが最初に過半数を取ることは無いと見ますが、得票次第では今までのような反極右連合ではなく、右派連合だってありうる話ですから。
  1. 2017-02-16 15:26
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

To:kazk さん

> もう言いたいことはほとんど尽きていますがまとめの意味も兼ねて少し書いてみます。
>
> こちらに投稿される方々はもうほとんどご存知のフレーズと思いますがその主唱者である藤原正彦先生の要を得て簡便な主張があります。
>
>
> 最近、いろいろ「改革」と言いますが、あまり日本がよくなっているとは感じないわけです。一つの大きな理由は殆どの改革が対処療法であるからです。教育問題でも、国際化社会であるからという理由で、小学校から英語が必修化されそうな勢いです。また、これからは情報化社会になるから、小学校からパソコンを教えようと言うことです。
> しかし、私の考えでは小学校から英語を必修になどしたら日本から国際人がいなくなってしまう。そんなことより国語を徹底的に教えて、読書に励むことが重要です。小学校からパソコンなんかに頼っていたら、日本からパソコンを造ったり、ソフトを書く人もいなくなってしまう。小・中・高校では国語、算数をきちんと学ばなければいけないと言うことです。
> この数年間に於ける学力低下をどのようにしてとり戻すかです。数学でも一昨年あたり中学生で世界六位なのです。そんなに悪くないと言う人もいますが、とんでもないことで、これでは日本は滅びるしかない。十年位前までは辛うじて一位でした。辛うじて一位では日本はやってゆけない国なのです。二十年位前までは世界でダントツの一位でした。これでないと日本はやってゆけない国なのです。
> 今、日本で八十歳以上の旧制高校等を出た人の教養は高く、各分野にすばらしい人材がおります。
> ここで、真っ先に為すべき本質中の本質は何か、私は二十年前から考えに考えた結果、初等教育に於ける国語であると結論し、それ以来一度もその信念は揺らいでおりません。鸚鵡(おうむ)のように私は繰返し、初等教育に於いては一に国語、二に国語、三、四が無くて五に算数、あとは十以下と言っております。
> 全ての知的活動の基礎は言語であり、母国語であると言うことです。母国語というのは自分の考えを表現する手段だけではなく、母国語によって思考していると言うことです。
> 従って、思考=言語である、母国語である。この意味で国語は重要であります。
> 学問ということも私の定義に於いては語彙の獲得である。数学でも物理でも化学でも新しい概念を語彙に変えてゆく、語彙の獲得である。日本語の場合は語彙の半分以上は漢字で出来ており、そう言う点で先ず初等教育では漢字を徹底的に叩き込む。強制的でも画一的でも全くかまわない。(そのうち子供本人も楽しくなる)たとえば、私はニュートンやアインシュタインより数学は出来るんです。それは私の方が頭が良いからではなくて、数学の知識の量で彼等を圧倒しているからなんです。数学的語彙の力で圧倒しているということです。その上での考える力、独創力、創造性と言うことです。
> そして、あらゆる知的活動で幼少期に於ける最も重要なのは読みである。その次に書きである。それから昔、寺子屋の先生がやっていたようにそろばん(算数)であります。同時に読書を勧める。
> 湯川秀樹先生も漢文の素読を子供の頃祖父様から習い、本好きになったと著書にも書かれております。このようにして、自ら読書する習性を養うことが重要であると思います。
>
> http://www.you-koku.org
>
> 追加として「祖国とは国語」より
>
> 知的活動とは語彙の獲得にほかならない。語彙の獲得とは、漢字の使い方を身に付けること。
> 国語の基礎は、文法ではなく漢字である。
>
> AからZまでのつながってゆく論理的思考の出発点Aを、何を選ぶか?
> 出発点Aを選ぶというその発想は、「情緒」から出てくる。
> 「情緒」をたっぷりと身に付けるには実体験だけでは決定的に足りない。
> 時空を超えた世界をしるためには、「読書」に頼らざるを得ない。
>
> 現代は「我慢力」が欠乏している。
> 読書とTv&ゲームとの根本的な違いは、この「我慢力」を養えるかどうかにある。
>
> 引用ここまで
>
> 藤原先生のおっしゃる「国語」を読解力に置き換えれば議論は終わりです。
>
>
> こう思いつつ今度の教育指導要領の改定とかで外国語を増やすとか何とか馬鹿な話が出ていました。小生は本当に暗澹たる気持ちになりました。
>
> 読解力については言うべきことはもうありません。
> ただ、国語のもう一方である叙述力についてはもう少し検討が必要でしょう。
> 現在の小学校でまともな作文指導なんてありません。このあたりまともなマニュアル化がなされていないのです。これこそ天声人語メーカーのようなもので構いませんから作ってやらなければいけません。教えぬことが出来るわけはないのです。この状況で記述論述をやってもおそらくは時間の無駄でしょう。
>
> あともう一つ。
> 日本語にはまともな文法書がありません。欧米語、特にその作りが原始的な南欧語や東欧語などは文法がわからなければ読解ができません。作文もできない。会話も駄目ということになります。だから文法は必須です。翻って日本語はどうでしょうか。
> 文法がわかったから日本語ができるようになったなどという外人はいないでしょう。まともな教育法もないからです。日本語は助詞と用言の使用法がわかればまず困りません。しかしそれをきちんと指摘した文法書がありません。明治以来150年になろうとしてるのにこの為体は何でしょうか。明治以来まともな文法体系を構築しようとしたのは三上章くらいしかいないでしょう。
>
> これは外国人、とりわけ欧米人に日本語を教え込むという経験がないことによります。だから外国で日本語を教え込もうとするととんでもないことになります。金谷武洋氏のような人はその中でまともな文法を構築しようと苦しんでおられます。ところが日本の大学人は日本の大学で英語で授業をやろうなどという売国的な発想に立つ、知能指数が足りないとしか言えぬでしょう。知識人なのだろうと思うのですが水村美苗なる御仁がいますが「日本語が亡びるとき」などという馬鹿な本を書いてる。とんでもない、世界的に見れば日本語は今最も元気な言語の一つです。
>
> とにかく国語を良きものにしようとか、国語教育を充実させようというような発想が皆無なのがこの国です。本当に馬鹿としか言いようがありません.
>
> かつてローマ法学者イェーリングはこう言いました。「ローマは三度世界を征服した。一度はその世界帝国において、二度目はキリスト教の普及において、そして三度目はローマ法のよって。だが最も永続的かつ普遍的な征服はローマ法によるものだった。」
> 日本人が本当に戦争に負けたと思ったのはアメリカの豊かさを見たときだったでしょう。文明の力こそが世界を永続的に征服する鍵なのです。日本にはそれだけの力があると思ってます。言葉こそがその鍵だということが分からぬバカが多すぎるのです。




色々面白い話、有難う御座います。
これだけのコメントだけで一つの話になりますね。
折角の話を纏めていただいたので、コメント欄に眠らせておくのは勿体ない。そこでこの話を別エントリーにしたいと思います。
この話も引用させていただきますので宜しくご了承をお願いします。
私の考えもそこで書いてみたい、特にキーポイントがいろいろありますが、素読、音読をもう少し重視すべきではないかと思うのです。
私は結構大きな会議室でもマイクなしで話が出来ましたが、そんな経験も織り込んでみたいと思っています。
皆さんがプレゼン能力を取り上げていましたが、プレゼン能力には実は発声法が重要(オペラ歌手なんかと共通するところです)、そう考えていますが、さてどんなエントリーになりますやら、今しばらくお待ちください。
  1. 2017-02-16 16:09
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

Re: 技術の進歩と日本語のありかた

> いつも楽しく読ませて頂いております。
> コメントを書かれた各位の見識の高さにも感銘を受け、参考までに直近の体験を書かせて頂きます。
>
> 私は学生の時分より、国語は得意でしたが英語は苦手で赤点の常習者でした。
> 先日、職場において非英語圏の欧州人に対して英語でプレゼンテーションを行う必要があり、悩んだ末に説明の言葉が通じなくても資料を読めば分かるような立て付けで対処しました。
> もちろん、英語の資料を独力で作ることなど不可能ですので簡素な日本語表現の原案を作り、これをgoogle翻訳で英文に変換して使用しました。職場の識者の確認を通した上でプレゼンテーションを行いましたが、概ね目的は達した様で胸を撫で下ろした次第です。
>
> この経験から分かったことは、現在の自動翻訳技術は共通の話題の上で意思疎通を目的とした文章を作る程度であれば十分に実用の域に達しているということです。
> しかし、これを使いこなせるかは如何に正しい日本語を入力するかが鍵になります。特に「てにをは」が正しく使えることと、動詞のカタカナ語を排除して漢字とひらがなだけで文章を作ることが出来るかが重要になります。
> 音声入力や文章の読み上げ技術も急速に進化していますので、これらを組み合わせることで英語が全く話せない人でも正しく日本語が扱えれば、英語を介して外国人と意思疎通を取ることが可能になるのは時間の問題であると思いました。
>
> この様な技術の進歩を考えますと、今後現場で求められるものは日本語を正しく扱える人材と、高度な英語(法律関係など)を扱える人材に二極化し、日本語も英語も中途半端という人材は最も迷惑な存在になると思われます。このため、学校において現在の水準の英語教育の時間を増やすということは無意味(むしろ有害)であると思います。
>
> 私も社会人の初めの10年は先輩や上司に日本語を直され、次の10年は自分が後輩や部下の日本語を添削してきましたので、学校教育が期待できない以上は自身の力が及ぶ範囲で正しい日本語の扱い方を自他共に学んでゆく必要があると日々痛感しています。



いらっしゃいませ、コメント有難う御座います。
非英語圏の欧州人に対して英語でプレゼンテーションですか、素晴らしい経験をされましたね。
欧州の人は英語に対して偏見がある人が多く、結構難しいのですがうまくプレゼンできたと推察します。こんな経験は一生の宝物ですね。

私が一番感心した事は「日本語を正しく話すことの大切さを実感されたこと」、ここだと思います。
普通の人が話す日本語は無茶苦茶ですからね。

この問題に関して皆さんから貴重なご意見をいただいたので、それを纏めてみようかと思っています。

これからもよろしくお願いします。
  1. 2017-02-16 16:18
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

川上仁一さんの「忍者の掟」(角川新書)を購入しました。
私の貧弱な読解力で何とか読破しましたwww

甲賀流忍術を現代に伝える最後の忍者。特に面白いと思ったのはTVや映画で忍者が車手裏剣を投げまくるというシーンがよく有りますが、殺傷力という意味で効果的でなく、鉄という素材が貴重だった時代にそれを浪費するのは不経済で現実的には有り得ない。相手を牽制するだけなら足元の地面に有る石つぶてを投げていただろうという話です。
護身術と考えたら、手裏剣術を修練するより、野球のピッチングを練習した方が効果的かもwww

こういった方々が世を去ってしまう前に日本版CIAを創設すべきだと思います。陸軍中野学校も甲賀忍術の伝承者藤田西湖(https://ja.wikipedia.org/wiki/藤田西湖)が教えていたそうです。
  1. 2017-02-16 17:04
  2. URL
  3. taigen #-
  4. 編集

>>今保有している空母のような護衛艦のうち「いずも」と「かが」は大きさから言えば旧日本軍の空母並みの大きさです。
そして基準排水量も満載排水量も過小表示でしょう。
そしてこれは私の妄想ですが、電磁カタパルトさえつければすぐにでも固定翼機も発艦できるんではないでしょうか。

日本の教育にゆとりがあり過ぎたのが原因なのか、三菱重工は客船は作れない、MRJは延期に次ぐ延期です。はたして、カタパルトを作れる技術は健在なのか、不安に思います。

英語についてのお話。私も賛成します。小学生に英語教えることができる小学校の教員がそれほどいるはずがないし、日本人の全員が英語をしゃべる必要もありません。古事記を学習した方が良い。百人一首を暗唱する方が良い。
  1. 2017-02-16 17:10
  2. URL
  3. NINJA300 #/xzFVZWc
  4. 編集

>>こういった方々が世を去ってしまう前に日本版CIAを創設すべきだと思います。陸軍中野学校も甲賀忍術の伝承者藤田西湖(https://ja.wikipedia.org/wiki/藤田西湖)が教えていたそうです。

終戦後、71年。戦前に情報機関で活動した経験のある人はほぼいなくなりました。技術移転をする前に消えました。この損失は我が邦にとって大きいです。そして、日本はスパイ(忍者)天国になりましたが、忍者発祥の日本には忍者が絶滅寸前です。哀しい。人権、人権、人権の掛け声とともに泡のごとく消えました。
  1. 2017-02-16 17:14
  2. URL
  3. NINJA300 #/xzFVZWc
  4. 編集

まったく読解力とは関係ないが

日本とアメリカの関係は新時代に入ったようだ。

https://www.youtube.com/watch?v=SjkTNirxtuI
  1. 2017-02-16 19:10
  2. URL
  3. 朝鮮人は日本の敵 #-
  4. 編集

To:taigen さん

> 川上仁一さんの「忍者の掟」(角川新書)を購入しました。
> 私の貧弱な読解力で何とか読破しましたwww
>
> 甲賀流忍術を現代に伝える最後の忍者。特に面白いと思ったのはTVや映画で忍者が車手裏剣を投げまくるというシーンがよく有りますが、殺傷力という意味で効果的でなく、鉄という素材が貴重だった時代にそれを浪費するのは不経済で現実的には有り得ない。相手を牽制するだけなら足元の地面に有る石つぶてを投げていただろうという話です。
> 護身術と考えたら、手裏剣術を修練するより、野球のピッチングを練習した方が効果的かもwww
>
> こういった方々が世を去ってしまう前に日本版CIAを創設すべきだと思います。陸軍中野学校も甲賀忍術の伝承者藤田西湖(https://ja.wikipedia.org/wiki/藤田西湖)が教えていたそうです。



忍術は情報将校そのものですから、テレビで出てくるような派手なことは実際にはやらないでしょう。
特に手裏剣は見た目は面白いが武器としては使えないですね。
それより中野学校のような組織的な組織が必要だと思います。
今新聞紙上を賑わしている金正男暗殺事件ですが、犯行は女性二人でわずか数秒だったと言われています。
こんな事が出来るのはよほど訓練を受けていないとできません。
思い出すのがアメリアのメディア王マードックの妻になったウェンディー・デンの武勇伝です。マードックにパイをぶつけようとしたウェイターに紛争した暴漢を張り倒した件です。
これを見た情報将校たちは一目でウェンディー・デンはきちんと訓練を受けたスパイと見抜きました。
今回の暗殺犯二人も多分あの手口から、きちんと訓練を受けた連中だったんだと思います。
  1. 2017-02-17 06:40
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

To:NINJA300 さん

> >>今保有している空母のような護衛艦のうち「いずも」と「かが」は大きさから言えば旧日本軍の空母並みの大きさです。
> そして基準排水量も満載排水量も過小表示でしょう。
> そしてこれは私の妄想ですが、電磁カタパルトさえつければすぐにでも固定翼機も発艦できるんではないでしょうか。
>
> 日本の教育にゆとりがあり過ぎたのが原因なのか、三菱重工は客船は作れない、MRJは延期に次ぐ延期です。はたして、カタパルトを作れる技術は健在なのか、不安に思います。
>
> 英語についてのお話。私も賛成します。小学生に英語教えることができる小学校の教員がそれほどいるはずがないし、日本人の全員が英語をしゃべる必要もありません。古事記を学習した方が良い。百人一首を暗唱する方が良い。



旧日本軍の空母はカタパルトと言っても原始的なもので、現代の航空機を打ち出すカタパルトとは全く違うと考えたほうがいいでしょう。カタパルトは原理的にはそんなに難しいものではないが、実際に作るのは大変です。
wikiなどではカタパルトを作れるのはアメリカとソ連(ロシア)と書いてありますがまったくに事実誤認。
ロシアの空母はワリアーグで分かるようにスキージャンプしか成り立たないですから。
現実問題として今カタパルトが作れる、運用できるのはアメリカだけ、それも原子力空母だけですね。大量の高圧蒸気が必要で通常動力の艦船では簡単には確保できないです。

電磁カタパルトは此れも原理的には昔から分かっていますが、今現在実用化されていません。アメリカは早く電磁カタパルトを使いたいのですが、遅れていまして、今年完成予定の空母ジェラルド・フォードに採用されるそうです。
電磁カタパルトになると日本のお家芸ですから、時間はかからないと見ています。

三菱の諸問題ですが、私には最近の大企業のトップのやる気のなさが大いに気になります。武士道は、商人道はどこへ行ったんでしょう。皆さん目先のことに汲々としている。困った風潮です。
  1. 2017-02-17 08:38
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

To:NINJA300 さん

> >>こういった方々が世を去ってしまう前に日本版CIAを創設すべきだと思います。陸軍中野学校も甲賀忍術の伝承者藤田西湖(https://ja.wikipedia.org/wiki/藤田西湖)が教えていたそうです。
>
> 終戦後、71年。戦前に情報機関で活動した経験のある人はほぼいなくなりました。技術移転をする前に消えました。この損失は我が邦にとって大きいです。そして、日本はスパイ(忍者)天国になりましたが、忍者発祥の日本には忍者が絶滅寸前です。哀しい。人権、人権、人権の掛け声とともに泡のごとく消えました。



古い技術なりノウハウなりを保存継承するのは大切ですが、それは絶えず現場で使っていないと継承したことにならない。ここが一番難しい所です。
最近私が感心したところ。トランプ政権のフリン補佐官が辞任しました。辞任理由は政権発足前にロシア大使と連絡を取り、アメリカのロシア制裁に報復しないよう工作したこと。こんな事を日常的に監視する仕組みがあり、それを毎日チェックしていることです。
今回の件はスパイ活動をしてるぞと手のうちの一部をばらしたわけですから結構やばい話。さらなる裏が有るのでしょう。

こんな所を日本も大いに勉強して、CIA並みの諜報機関を早く作りたいですね。
  1. 2017-02-17 09:01
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

Re: まったく読解力とは関係ないが

> 日本とアメリカの関係は新時代に入ったようだ。
>
> https://www.youtube.com/watch?v=SjkTNirxtuI


情報ありがとうございます。
私もこの報道と映像を見て大いに感動した一人です。
つくづく思います。時代は変わった、やっと靖国の英霊に報告できる日が近くなったと。
  1. 2017-02-17 09:04
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する