2016-12-28 19:20

日米戦争は止められなかった

 安倍首相が真珠湾を訪問した。オバマ大統領の広島訪問に続き、今年の最大のイベントになった。

以下安倍首相のスピーチ全文、NHKより
安倍首相所感「和解の力」全文
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161228/k10010822371000.html

安倍首相が2012年12月に政権を売国ミンスから奪還した時、日米関係は極めて悪い状態だった。
忘れもしない、安倍さんの靖国参拝に『失望した』などと同盟国に対し絶対使わない表現で文句を言ってきた。しかしあれから4年、やっとアメリカも何が真実か分かりかけてきたという事だろう。

「アベ=歴史修正主義者」のレッテルはオバマ政権中枢まで染みわたっていた… 米議会演説を機に米側に変化
http://www.sankei.com/politics/news/161228/plt1612280008-n1.html?utm_source=browser&utm_medium=push_notification&utm_campaign=PushCrew_notification_1482846859&pushcrew_powered


所で今こんな本を読んでいる。

2016-12-28アメリカが隠したい日本の歴史 
アメリカ人が語る アメリカが隠しておきたい日本の歴史 – 2016/11/17
マックス・フォン・シュラー (著)

2016-12-28アメリカに嵌められた日本 
「太平洋戦争」アメリカに嵌められた日本  – 2015/7/24
マックス・フォン・シュラー (著)

どちらも大変面白いのだが、特に興味深いのはアメリカ人が見た目で書いてあること。
そして、「アメリカが隠しておきたい日本の歴史」については英語と日本語の併記になっていることで、英語の勉強にもなるが、外国人と話をする機会のある人には日本の歴史を英語で語る良いテキストである。


さてそんな中から、『「太平洋戦争」アメリカに嵌められた日本 』に中にこんな記事がある。
第2章 仕掛けられた「日米戦争」という所なのだが、これが日本・アメリカ両方を知るアメリカ人の感想だという事が私には大いに気になる。
曰く、『日米戦争は止められなかった』

<以下 その部分を引用>  引用文中強調などは引用者責任です。

日米戦争は止められなかった
「フランクリン・ルーズヴェルト大統領は第二次世界大戦に参戦したかった。目的はドイツからヨーロッパを救うことだ。アメリカ参戦のきっかけをつくるため、日本に攻撃させた」と考える説がある。ヨーロッパ方面の戦争とアジアの戦争で、アメリカのウェイトはどちらにあったかと問われたら、私は「両方」と答える。アメリカの主な目的は、「ヨーロッパの場合はイギリスを守ることであり、アジアの場合は中国を守ることというのが私の見解である。
 なぜ、アメリカが中国を守ろうとするのか。これはすでに述べてきたことだが、中国がアメリカの家来になると考えていたからだ
 では、なぜイギリスを守るのか。ヨーロッパで唯一、ドイツと戦い続けているだけに、イギリスが降伏してしまったら、ドイツに対抗するための橋頭堡を失う。イギリスを守ることがヨーロッパを救うことに繋がるからだ。
 「日本にアメリカとの戦争を避ける選択肢はなかったのか」と日本人からしばしば質問される。私の答えは「なかったと思います」だ。トップのルーズヴェルト大統領、外交の責任者であるハル国務長官、そして強硬派のスティムソン陸軍長官という権力の中枢にいる三人が、日本との戦争を望んでいたことがその理由である。近衛総理大臣が大幅な妥協案を示して求めた日米首脳会談を拒否されたことは、ルーズヴェルト政権の意思を如実に示している。
 アメリカでは「妥協するのは弱い人」であり、強い人が称賛される。そこには「強い者が弱い者を従わせる」という価値観がある。もし日本に戦争を回避する選択肢があるとするなら、「日本はアメリカに従属する」ことだけだったと思う
 しかし、それは独立国としての自殺を意味する。日本軍は段々と潰され、日本の産業も弱体化される。そして、完璧にアメリカの支配下に入っただろう。つまり、戦争を回避できたとしても、なし崩し的にアメリカの支配下に置かれたと私は考えている。だから、アメリカとの戦争を避ける選択肢はなかったと答える。
 有色人種の国・日本を植民地にするーーそれがアメリカの目標だった。現在、交渉中のTPPにしてもそうである。日本社会はアメリカのやり方に従うことでさまざまな産業を失うことになり、アメリカの製品・サービスを買い、アメリカの物を食べる。アメリカ人が完璧に支配する「奴隷の国」をつくるための制度だ。明治時代の先人だちが命がけで解消した不平等条約をもう一度、結ぶようなものだろう。
 日本を代表する評論家が次のようなことを言ったそうである。
「個人の男同士の喧嘩を想像すればよくわかる。負けるとわかっている相手でも、そのときに立ち上がらなかったら一生負けだということを覚悟しなければならない。たとえ喧嘩をして負けたとしても、負けたほうの自分に対して相手は、あいつもやるんだなというある種の畏敬の念を心に残すはずだ。それがいまの日米関係だ。一九四一年に戦争をしなかったら、日本はアメリカの奴隷になっただろう」
 私も同感である。
<引用終り>

大変興味深い見方だと思う。そして現実はまさにこの通りに進んできている。
中韓のプロパガンダに騙されて、オバマ政権は日本に不当な圧力をかけてきた。その本質はアメリカの家来である中韓の言い分は正しい、そうしなければアメリカは統治していけないと思っていた。
しかし実際は家来と思っていた奴・・・、そいつは下剋上を目指し野心をあからさまに出してきている。
アメリカの同盟国だった筈の国は全部アメリカを裏切った。
アメリカを裏切らない、真の同盟国は日本だけだった。それが昨年の『希望の同盟』演説だったと思う。
そんな意味で大変参考になる本だった。

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コメント

まったくその通りと思います。
それを外国人にも言ってくれる人がいたとは驚きました。
いつも貴重な情報ありがとうございます。
良いお年をお迎えください。
  1. 2016-12-29 18:11
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  3. NINJA300 #/xzFVZWc
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To:NINJA300 さん

> まったくその通りと思います。
> それを外国人にも言ってくれる人がいたとは驚きました。
> いつも貴重な情報ありがとうございます。
> 良いお年をお迎えください。



この著者のシュラー氏が元海兵隊という所が大きな意義だと思っています。
有り難い話であると同時に、今の若い人にももっと知ってほしい話です。

今年一年、色々貴重な話有難う御座いました。良いお年をお迎えください。
  1. 2016-12-29 18:27
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  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

ごぶさたしています

去年の今頃は、ご家族が日韓合意に怒り心頭だったと記憶してますが、その後はどうでしょうか?
私はこの1年、狛の連中がどのような卓袱台返しをするのかと、wktkしながら見守っていましたが、さすがにあの様な斜め上を行く対応は予想外でした。

ちなみに、中韓を知りすぎた男さんのブログに面白い話が載っていましたので、一度お読みになられたら如何でしょうか。

それでは良いお年をお迎えください。
  1. 2016-12-30 16:50
  2. URL
  3. セブン #-
  4. 編集

 ルーズベルトがロシア帝国に勝った日本を奴隷にしたかったということでは、もう戦争するしかなかったということですね。

 硫黄島で栗林中将は、米軍に負けると分っていても上陸部隊にできるだけ大きな対価を支払わせ、日本本土への進攻を1日でも遅らせる為に、『我等ハ最後ノ一人トナルモ「ゲリラ」ニ依ツテ敵ヲ悩マサン』と玉砕されました。そういう方々が大勢いて戦って下さったから敗戦後も奴隷にならなかったのだということは覚えておかないといけないと思います。

 戦後生まれですが、真珠湾でやっと戦後が終わったと感じました。短足様のおっしゃうように、日米同盟を基軸にしつつ軍事力を増強していかないといけないですね。

 興味深い記事をたくさん読ませていただきありがとうございました。来年も更新を楽しみにしております。それでは、良いお年をお迎えくださいませ。
  1. 2016-12-30 23:48
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  3. 都民です。 #-
  4. 編集

Re: ごぶさたしています

> 去年の今頃は、ご家族が日韓合意に怒り心頭だったと記憶してますが、その後はどうでしょうか?
> 私はこの1年、狛の連中がどのような卓袱台返しをするのかと、wktkしながら見守っていましたが、さすがにあの様な斜め上を行く対応は予想外でした。
>
> ちなみに、中韓を知りすぎた男さんのブログに面白い話が載っていましたので、一度お読みになられたら如何でしょうか。
>
> それでは良いお年をお迎えください。


貴重な情報ありがとうございました。
取り急ぎこのブログに取り上げました。
いよいよ本当に韓国収量が始まりそうで、日本もしっかり対策せねばいけないですね。

この一年ありがとうござました。良いお年をお迎えください。
  1. 2016-12-31 19:15
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  3. 短足おじさん二世 #-
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To:都民です さん

>  ルーズベルトがロシア帝国に勝った日本を奴隷にしたかったということでは、もう戦争するしかなかったということですね。
>
>  硫黄島で栗林中将は、米軍に負けると分っていても上陸部隊にできるだけ大きな対価を支払わせ、日本本土への進攻を1日でも遅らせる為に、『我等ハ最後ノ一人トナルモ「ゲリラ」ニ依ツテ敵ヲ悩マサン』と玉砕されました。そういう方々が大勢いて戦って下さったから敗戦後も奴隷にならなかったのだということは覚えておかないといけないと思います。
>
>  戦後生まれですが、真珠湾でやっと戦後が終わったと感じました。短足様のおっしゃうように、日米同盟を基軸にしつつ軍事力を増強していかないといけないですね。
>
>  興味深い記事をたくさん読ませていただきありがとうございました。来年も更新を楽しみにしております。それでは、良いお年をお迎えくださいませ。


確かにご指摘の通りだと思います。
だからこそアメリカは日本が怖い、そんな事が滲み出た一年でした。

この一年色々ありがとうございました。良いお年をお迎えください。
  1. 2016-12-31 19:18
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  3. 短足おじさん二世 #-
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