2016-12-11 17:50

ホワイト・ギルトの話<続々編 謀略プロパガンダ

 ホワイト・ギルトの件は何とも分かりにくいのだが、もう一つさらに分かりにくい話、こんな問題が謀略プロパガンダに結びつき、今日の日本に繋がっているという事を書いてみます。


最初に前回のピルグリムファーザーズでアメリカにやってきたのが今日のアメリカのルーツ、だから彼らは神の子だ、そんな意識がアメリカのテキサス併合や西部開拓などの合言葉として「マニフェスト・デスティニー」などと言われてきた。
マニフェスト・デスティニー
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8B%E3%83%BC

こんな考え方はアメリカだけでなく、イギリスやオランダなどにもある。その裏返しとして敵対国に対する謀略プロパガンダも有るわけだ。

西尾幹ニさんの著作に面白いことが書いてある
GHQ焚書図書開封  2008年6月 徳間書店刊

<以下引用 p197-p200>
日本を「第二のスペイン」にしてはならない
・・・中略・・・

 スペインという国もいま意気が上がらない。それはなぜか、ご存じでしょうか。
 スペインもまた「虐殺国家」という名前を与えられたからです。いうまでもなくスペインは十六世紀に南米を侵略しました。現在、南米の国々の公用語がほとんどスペイン語であることからもわかるように、スペインは数少ない軍隊によって謀略のかぎりを尽くして南米を侵略したーーといわれています。そういう歴史が残っていることは確かです。しかし、ほんとうに「謀略の限りを尽くした」のか。じつは、そこはわからない。わからないのだけれども、そのような「伝説」がいくつも残っています。それを後になってイギリスとオランダが盛んに宣伝したのです。そうしてスペインに「暗黒の国」というレッテルを貼ってしまった。スペインが「犯罪と暗黒と虐殺の国家」だというのは、かなりの程度イギリスとオランダのプロパガンダによるものなのです。

 徳川幕府がスペインとポルトガルを嫌悪して排除したとき、そうした宣伝がイギリスおよびオランダ政府からもたらされたことはまず間違いないと思いますが、いずれにしても、スペインはそうした悪宣伝のために近代国家として大きなダメージを受けました。

 いま日本は、ありもしない「南京虐殺事件」というものを世界中に宣伝されています。「従軍慰安婦」のようなデタラメも世界中に宣伝されている。そんなデマが世界中に行き渡ったら、日本という国は真っ黒に塗り込められてしまいます。日本人はいま先進工業国の中で胸を張って生き、そしてサミットの一員だなんて思って安心しておりますけど、「南京虐殺事件」や[従軍慰安婦]のようなウソが真として通ってしまったら、私たちの国はスペインのような国に追いこまれてしまいます。

 アメリカもオーストラリアも中国も韓国も、日本がそうなることを虎視耽々と狙っているのです。日本の地位を引き下げるためにスキをうかがっている。それがオーストラリアの首相の発言にも、アメリカ議会で日本の慰安婦問題が討議されている事態にも、現われています。げんに、アメリカ議会では「慰安婦は日本政府も認めているではないか」という虚報まで広まっているようです。そうしたアメリカ議会の動きについて、彼らは単に北朝鮮問題で取引するためにやっているんだとだけ考えるのは非常にまずい。国家が全体として自分たちの神話を失ってしまうということになりかねないからであります。
2016-12-11-3.jpg 

<引用終り>

スペインがこのプロパガンダに対して反論できないのは、西尾先生も指摘しているように相当ひどいことをしたことは確からしい。
しかし西尾先生の本にある銅版画は惨いものですね。こんなものをばらまかれたら、確かに余りのひどさに元気がなくなるのもわかる。
何か南京大虐殺などという出鱈目話にそっくりです。


ここでちょっとデータを。
白人国が過去数百年間どんなことをしてきたのか、中南米の民族構成に表れています。

これは中南米諸国の民族構成
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/8820.html
2016-12-11中南米諸国の人種構成 
民族名のメスチソ=先住民インディオと白人の混血
  〃 ムラート=アフリカからの黒人と白人の混血

この先住民インディオと白人の混血メスチソが中米・南米アンデス地方に極端に多い。これがスペインの暴虐の証拠となっている。

尚参考までにアフリカからの黒人奴隷の人数はこんな風

2016-12-7黒人奴隷の地域別輸入数 
民族で読みアメリカ 野村達朗著 1992年5月 講談社刊 p69より 

黒人奴隷と言えばアメリカと直考えるが、このようにアフリカからの奴隷貿易ではアメリカはごく僅か、多いのはカリブ海諸国やブラジル。感覚で物を判断してはいけない例です。

<追加事項>
ここで終わりにしようと思ったのですが、ちょうどいい事例が有るので追加します。

こんなプロパガンダですが、今、アメリカでKilling the Rising Sun(日出ずる国・日本を殺す)という本が、バカ売れしている。こんな話があります。

米国でバカ売れしている「日本叩き本」の正体
トンデモ本が3カ月で50万部も売れた!
http://toyokeizai.net/articles/-/148867?page=3

いろんな形で反日プロパガンダが襲ってくる。日本人がしっかりし、こんな事に反撃していかないといけないですね。





  1. アメリカ
  2. TB(0)
  3. CM(6)

コメント

【12月11日配信】江崎道朗の備忘録「北方領土ここが交渉のポイント!北海道はソ連の浸透工作にあっていた!?」小野義典【チャンネルくらら】
https://www.youtube.com/watch?v=7OW7Trg0CEo

※ソ連軍によって殺された日本の民間人の数が広島原爆の死者より多いとは知りませんでした。

占守島の戦い(1) 助けられた400人の乙女たち
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1604.html

※占守島の戦いが有ったからこそ、北海道が奪われずに済んだというのもよく言われる話です。
  1. 2016-12-12 03:06
  2. URL
  3. taigen #-
  4. 編集

To:taigen さん

> 【12月11日配信】江崎道朗の備忘録「北方領土ここが交渉のポイント!北海道はソ連の浸透工作にあっていた!?」小野義典【チャンネルくらら】
> https://www.youtube.com/watch?v=7OW7Trg0CEo
>
> ※ソ連軍によって殺された日本の民間人の数が広島原爆の死者より多いとは知りませんでした。
>
> 占守島の戦い(1) 助けられた400人の乙女たち
> http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1604.html
>
> ※占守島の戦いが有ったからこそ、北海道が奪われずに済んだというのもよく言われる話です。



情報ありがとうございます。
間もなくプーチンが来ます。簡単に結果の出る話ではなく、プーチンはしたたかですが、それでも今を逃したらこの問題は永久に解決しないでしょう。
兎に角これから解決の道が始まるという意味で長い目で見たいところです。
但しロシアは気をつけるべきなのは当たり前ですね。
  1. 2016-12-12 19:04
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

中南米諸国の国別民族構成のグラフはとても興味深いですね。
今の中南米諸国には、程度の差はありますが、どこの国にも「我々はアメリカの被害者だ」という意識から来る反米感情がありますね。私は、地元に住むブラジル人やペルー人に日本語を教えていたことがありますが、彼らと話していて、やはり反米感情があるように思いました。

このアメリカの左翼系ニュースサイトのヒスパニック系キャスターも、アメリカに住みながらアメリカへの恨みを延々と語っています。

『帝国の収穫』フアン・ゴンザレスが詳細に描く米国ラティーノの歴史 | Democracy Now!
http://democracynow.jp/video/20110525-4

中南米で左翼政権が誕生したり共産主義革命が起こりそうになったりすると、アメリカがCIAを使って反共右派にクーデターや内戦を起こさせたのは事実ですが、中南米の人々を虐殺したのは同じ中南米の人間であってアメリカではありません。

自分達のことを棚に上げてアメリカを批判するところは、やはり自分達のことを棚に上げて日本を非難する韓国人にとてもよく似ていると思います。
  1. 2016-12-13 20:52
  2. URL
  3. かんぱち #vF6NeGQU
  4. 編集

 プロパガンダ戦で勝つには、外務省や日本の為の国営放送が必要です。やはりあの渋谷の放送局は解体して、国民の為の放送局を作らないといけないと思います。
  1. 2016-12-14 08:25
  2. URL
  3. 都民です。 #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

> 中南米諸国の国別民族構成のグラフはとても興味深いですね。
> 今の中南米諸国には、程度の差はありますが、どこの国にも「我々はアメリカの被害者だ」という意識から来る反米感情がありますね。私は、地元に住むブラジル人やペルー人に日本語を教えていたことがありますが、彼らと話していて、やはり反米感情があるように思いました。
>
> このアメリカの左翼系ニュースサイトのヒスパニック系キャスターも、アメリカに住みながらアメリカへの恨みを延々と語っています。
>
> 『帝国の収穫』フアン・ゴンザレスが詳細に描く米国ラティーノの歴史 | Democracy Now!
> http://democracynow.jp/video/20110525-4
>
> 中南米で左翼政権が誕生したり共産主義革命が起こりそうになったりすると、アメリカがCIAを使って反共右派にクーデターや内戦を起こさせたのは事実ですが、中南米の人々を虐殺したのは同じ中南米の人間であってアメリカではありません。
>
> 自分達のことを棚に上げてアメリカを批判するところは、やはり自分達のことを棚に上げて日本を非難する韓国人にとてもよく似ていると思います。



面白い情報、有難うございます。
帝国の収穫ですか。そんな見方もあるのですね。動画も全部見てみましたが興味深い内容です。
確かにご指摘の通り、そんなにアメリカ嫌いならどうしてアメリカなんかにいるんだと言いたくなります。
しかし祖国には仕事が無い、だから止むを得ずアメリカを目指す困ったことですが、それがアメリカ流のビジネスモデル・国家モデルなんだと思います。
中南米の歴史を紐解くとアメリカ嫌いになる理由が分かります。あそこまでエゲツナイことをすれば反米感情が沸騰する訳ですね。
アメリカは南北戦争辺りに立ち返って、国体とは何ぞやという所から見直さないと国が分裂する。今はそんな危機の真っただ中と思います。大変ですね。

こんな事で私は日本が海外に進出するときの目標が共存共栄。この大東亜戦争以来の日本のやり方が正しいことがこれから証明されるでしょう。
  1. 2016-12-14 17:06
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

To:都民です さん

>  プロパガンダ戦で勝つには、外務省や日本の為の国営放送が必要です。やはりあの渋谷の放送局は解体して、国民の為の放送局を作らないといけないと思います。



まったく同感です。
しかし総論だけでは前に進みませんので、一つづつ具体的な各論を進めねばいけない。
道は遠いですが、何でも先ず第一歩から、
これからも頑張っていきたいです。
  1. 2016-12-14 17:10
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する