2010-05-15 10:51

マスゴミが報道しない口蹄疫の実態・続編<不確かな情報の原因は報道規制

前回「マスゴミが報道しない口蹄疫の実態」というテーマで現地の悲惨な実態を報告した。

 

しかしその折引用したブログは事実でない部分が多い。

確かな検証もせずに引用し、皆様にも誤った内容をお伝えした事、私の不徳の致すところで有ります。

深くお詫びいたします。

 

 

かいつまんで事実でない部分を説明すると、

 

1) 全国の農政局に家畜防疫用にビルコンのストックが有る

⇒ 農政局はストックしていない・・・この件、次項で解説する

 

2) 鹿児島の徳田議員が放出を要請、 その回答は「非常用なので大臣が判断」

⇒ この様な事実は無いようだ。

 

3) 到着したビルコンを横流し

⇒ 事実を確認できない。

 

4) 最終的にJA川南に着いたのは20本云々

⇒ 川南町のJAはJA尾鈴(オスズ)と言うのが正しい名称。

 

5) イギリス口蹄疫リファレンスセンターが(中略)ドイツのバイエル本社に要請云々

⇒ ビルコンSはイギリスアンテック社が製造している物で、ドイツのバイエル本社の管轄ではない。日本のバイエル薬品が輸入販売している物である。また口蹄疫リファレンスセンターも確認できない。

 

<他にもあるが 以下略>

 

以上のように不確かな内容だった。この様な内容を引用した事、重ねてお詫びいたします

 

 

 

 

ところで現状はどうなっているかと言うと

 

これはバイエル薬品のビルコンSについてのお知らせ(同社HPより)

 

注意してみて欲しい事。このお知らせ、日付も書いて無ければ、何時頃十分な量が確保できるかも書いてない事。

(考察は次項で)

 

 

この問題、4月20日に発生が確認され、4月22日には国会で取り上げられている。

此処での江藤議員の発言で問題点はほぼ分かる

http://www.face.ne.jp/etohtaku/seimukann/img-423144027.pdf

 

 

然しコレに対して民主党政府の知識は「全く無知と言うほか無い状況」だった。

これは4月22日の山田副大臣の記者会見

http://www.maff.go.jp/j/press-conf/v_min/100422.html

 

この中で山田副大臣の話

<以下引用>

 

消石灰が足りないのではないかということなのですが、今、調べさせてみたところ、何とか、そんな足りないという状況ではなさそうな気がしているのですが。手配したいと、そう思っておると何か、ビルコンSとかという、いわゆる液体の、薄めて使う、養豚農家、よく使っているらしいのですが、それが、ちょっと使いやすいので、成分は消石灰みたいですから、それが欲しいというお話のようですね。それもあるのだったら、すぐにころで、何とか、まずは、全面的に消毒を徹底してやってと。

・・・以下略・・・

<引用終り>

 

消石灰とビルコンSは同じような物と言っている。

 

これがビルコンS   価格は10k入りで4万5千円位らしい

 

 

 

これが消石灰、この写真は楽天市場のもの、家庭用なので10k入り、ホームセンターなら何処でも売っている。

農業用は20k入りが一般的だろう、価格もキロ60円から70円位ではないか

農水省の山田副大臣とは高価な消毒薬と何処でも売っている消石灰の区別もつかない馬鹿だった。

 

しかしビルコンSは何処にでもある代物ではない。

此処に輸入元のバイエル薬品の資料がある。

 

これは2004年に鳥インフルエンザ対策で緊急輸入したときの物

http://www.bayer.co.jp/bgj/newsfile/news/back-198_j.html

<内容を一部引用すると>

 

バイエル メディカルでは、昨年末韓国において鳥インフルエンザが発生したことを受け、日本への感染拡大の懸念を強く持ち、「ビルコンS」の在庫量確保と輸入枠拡大を行ってきた。しかしながら、今回の日本国内での発生に伴う大量使用が予測されるため、空輸による緊急輸入を決定した。

・・・中略・・・

 

また、「ビルコンS」は、鳥インフルエンザの他にも口蹄疫等のウイルス性感染症を効果的に抑制してきた実績がある。英国およびオ−ストラリアにおいては、各国の農水省が緊急時対策措置として「ビルコンS」の備蓄を常に一定量に保ち、いつでも供給できるような体制を取っている。バイエル メディカルは、2000年の日本における口蹄疫発生時に「ビルコンS」を緊急輸入した。今回の緊急輸入措置は、2000年に引き続き、2度目となる。
<引用終り>

 

これは2000年、つまり前回の口蹄疫発生時の対策

http://www.bayer.co.jp/bgj/harmony/pdf/0007_18_19.pdf

 

内容は長いので一部を紹介すると

<以下引用> 

 

 

この様に輸入元のバイエル薬品は緊急事態ということをよく認識して対応しております。

多分今回もバイエル薬品は誠実に対応している筈だ。

 

また鳥インフルや口蹄疫が発生したときは、通常の販売量とは桁違いの大量の薬剤が必要な事から、「公的機関による在庫の確保」と緊急空輸体制の確立が必要といっています。

 

所でビルコンSが韓国によって買い占められた云々の話は此処が出所

 

実はこのソースは本当の情報は下記なのだが、現在閲覧不能。

4月22日の農水省での会議

www.maff.go.jp/j/kanbo/kihyo01/seisaku_kaigi/pdf/100422_gaiyo.pdf

 

 

上記魚拓は以下で見られます

http://mamorenihon.wordpress.com/2010/05/10/%E3%80%8C%E3%83%93%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%B3s%E3%81%8C%E4%B8%8D%E8%B6%B3%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%AF%E3%80%81%E5%85%88%E8%88%AC%E3%80%81%E5%8F%A3%E8%B9%84%E7%96%AB%E3%81%8C/

 

 

まとめ

 

口蹄疫が発生した4月20日直ぐに対応すべき在庫が無かった。 

このことがいろんな憶測の原点。

 

そして農水省の姫田課長が能天気に「韓国の買占め」などと発言しているが、輸入元のバイエル薬品は供給責任の強い会社である。(以前の対応振りを見れば分かる)

韓国から要請があれば、(勿論政府経由の話のはず)当然政府と相談し、「もし今全量出してしまえば、万が一日本で口蹄疫が発生したとき対応する薬品が無い。本当に良いのか。」

この様に確認しているはずである。

 

時系列的に見ても

1) 韓国でA型口蹄疫が最後に発見されたのが1月30日、そして3月23日 終息宣言。

2) 4月8日 韓国で再度口蹄疫発生 これはウィルスの型はO型

 

3) 4月20日 宮崎で口蹄疫発生、これはO型であった。

 

この様になっており、韓国は4月8日口蹄疫再発の為慌てて消毒薬を日本から手に入れようとしたのであろう。

この件は証拠はないが先ず間違いないと思う。

そして日本も民主党政権、農水省がこの件は承知しているはずだ。

でなければあの様に対応がおかしい訳が無いと思う。

 

またバイエル薬品も奥歯に物の挟まった言い方をしている。

 

最後にこの様な問題が起こるのは、民主政権による報道規制こそ真の原因である。

 

マスゴミの報道ぶりは皆さん承知のことだが、農水省も恐らく緘口令がしかれている。

このことが憶測やデマの真の原因である

 

マスゴミ諸君の猛省を促したい

 

この会議議事録が見られないので不本意ながら魚拓から

 

By nipponjapan


……………………………………………….

・・・以下略・・・

………………………………………………

  1. 社会一般iza
  2. TB(0)
  3. CM(2)

コメント

No title

こんばんは。
TBさせて頂きましたのでよろしくお願いいたします。

もう、この件に関しては、怒りしか感じません。

備蓄など、備えておくのが最も大切だとは思いますが、ほんとに必要なら、外遊に飛ばす飛行機の代わりに、在庫のあるところに買い付けにいけばいい!
要は、こんなことになると、想像できなかったのではないでしょうか?
そして、さらに怒りを覚えるのはこの期に及んでも動こうとしない。
ある意味、ものすごく、腹が据わっているんでしょうね。もちろん悪い意味であり、嫌味です!!

絶対に責任をとってもらいたいです。
代表は脱税、幹事長は贈賄、虚偽記載、大臣は職務怠慢。
国民は、本当にこんな党で、こんな政権で良いと思っているんでしょうか?
  1. 2010-05-16 03:37
  2. URL
  3. kei-iza #79D/WHSg
  4. 編集

No title

To kei-izaさん

>もう、この件に関しては、怒りしか感じません。
>
>絶対に責任をとってもらいたいです。
>代表は脱税、幹事長は贈賄、虚偽記載、大臣は職務怠慢。
>国民は、本当にこんな党で、こんな政権で良いと思っているんでしょうか?

TB有難うございます。
バイエル薬品の対応状況、そして農水省のデタラメ振りを見ていると、
私の海外での経験を痛感させられています。

これは私の経験から見ての推測ですが、多分当たらずといえども遠からずだと思っていること。それは・・・

韓国から消毒薬の提供依頼を受けた時バイエル薬品は
「今全量提供するのは困る。もし日本で緊急に必要になった時供給できない」
政府の答えは
「そんな事は心配無い、スグ全量提供せよ」
バイエル薬品の答え
「だったら即空輸手配する。そのため高額の空輸費用が発生するがそれも上乗せしたい」
政府の指示
「そんな事はする必要ない。普通の船便でよい」
バイエル薬品
「若しそれで問題あったら日本は大ピンチだが・・・」
政府
「余分な心配するな! 俺の言う事を聞け!」

数日後宮崎で口蹄疫発生
バイエル薬品が大慌てでイギリスに発注
「数日前に発注した分は船に乗ってしまったと思うので、それを待てない。何でもいいから航空便で消毒薬を送ってくれ」
イギリスのメーカーの返事
「空輸しなくて大丈夫かと聞いただろ! それを大丈夫と言うので、有るだけの在庫を全部船便に積んじまった。もう今更船に乗っているヤツは手が打てない。気の毒だが身から出たサビだぞ。航空便と言われてももうブツが無い!」

多分こんな所です。
私もこんな事が起こって酷い目にあったことが有ります。
一度コンテナに乗せて通関してしまったものはどうしようもないのです。
イギリスからスエズ運河経由で船が着くのをただひたすら待つだけ・・・
  1. 2010-05-16 22:59
  2. URL
  3. 短足おじさん #79D/WHSg
  4. 編集

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