2016-10-08 11:29

アメリカ白人の死亡率上昇

 今こんな本を読み始めた。
『問題は英国ではない、EUなのだ  21世紀の新・国家論 』
エマニュエル トッド 著
文春新書  2016年9月20日刊

2016-10-7トッドの新刊

大変面白い本なのだが何せ難しい。ぼちぼち読んでいます。
しかし冒頭から気になる記述が・・・

「日本の読者へーー新たな歴史的転換をどう見るか?」
ここに
「アメリカでは、不平等の拡大、支配的な白人グループにおける死亡率の上昇、社会不安の一般化などの結果、ナショナルな方向への揺り戻しが始まっており、それを象徴しているのが、ドナルド・トランプやバーニー・サンダースのような大統領候補の登場です。」
こんなことが書いてある。

他の部分は私も大体知っていたのだが、「支配的な白人グループにおける死亡率の上昇」、これについては実は知らなかった。
そこでどんな事なのか調べてみた。


この死亡率上昇の研究論文が発表されたのが2015年11月2日、それを報道する11月4日のWSJ記事

米国で白人中年の死亡率上昇、依存症など要因
http://jp.wsj.com/articles/SB12055383950015144394104581334663298544334

実はこんな事例は日本でも起こっている。1998年に突如自殺者が年間3万人を超えた。それも劇的で1998年3月に突如自殺者数がポンと跳ね上がり、大騒ぎになったことがある。
この年間自殺者数が3万人以下になったのは2012年で現在も少しずつ減ってきている。
以下参照ください
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-642.html


こんなことを踏まえ、このアメリカの深刻な状況について考えてみたい。

いろいろ調べると、今年6月のNewsweekの記事が実態がよくわかるので、これを紹介したい。

<以下Newsweekより引用>
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/06/post-5278_1.php

トランプ現象の背後に白人の絶望──死亡率上昇の深い闇
2016年6月8日(水)17時35分
安井明彦(みずほ総合研究所欧米調査部長)

 米国の大統領選挙でドナルド・トランプの得票率が高い地域は、白人の死亡率(人口に対する死亡者の割合)が高い地域と一致しているという。その米国では、薬物・アルコール中毒や自殺など、白人を中心とした「絶望による死(プリンストン大学のアン・ケース教授による表現)」の増加が問題視されている。トランプ現象の背後には、死を招くほどの絶望が潜んでいるようだ。

「絶望による死」で死亡率が上昇

 2016年6月1日、米疾病予防管理センター(CDC)が、衝撃的な統計を発表した。米国の死亡率が、10年ぶりに上昇したというのだ(図1)。大きな理由は、白人による薬物・アルコール中毒や自殺の増加である。「絶望による死」の増加が、米国全体の死亡率を上昇させた。

2016-10-8アメリカの死亡率推移

「絶望による死」は、白人に集中している。CDCによれば、2000年~2014年のあいだに、米国民の平均寿命は2.0歳上昇した。しかし、白人に限れば、平均寿命は1.4歳の上昇にとどまっており、黒人(3.6歳)、ヒスパニック(2.6歳)に後れをとっている。白人に関しては、心臓病や癌による病死の減少が平均寿命を上昇させた一方で、薬物・アルコール中毒や自殺、さらには、薬物・アルコール中毒との関係が深い慢性的な肝臓病などが増加。平均寿命を押し下げたという。

トランプを選ぶ絶望

 死を招くような白人の絶望は、トランプ現象と重ねあわせて論じられている。

「トランプに投票するかどうかは、死が教えてくれる」
 
 2016年3月に米ワシントン・ポスト紙は、こんなタイトルの記事を掲載している。予備選挙の投票結果を分析すると、40~64歳の白人による死亡率が高い地域と、トランプ氏の得票率が高い地域が一致したという。同紙が分析した9州のうち、例外はマサチューセッツ州だけであり、テネシー州やバージニア州などでは、死亡率が上昇するほど、トランプの得票率も高かった。

【参考記事】「トランプ現象」を掘り下げると、根深い「むき出しのアメリカ」に突き当たる
http://www.newsweekjapan.jp/morley/2016/03/post-2.php

 この記事が注目されたのは、トランプ現象の背景にあると考えられてきた白人労働者の不満が、死と背中合わせの関係で浮かび上がってきたからだ。製造業などに従事する白人労働者は、グローバリゼーションや技術革新による雇用不安に加え、ヒスパニックなどの増加によって、社会的にもマイノリティ化していくことへの不安に苛まれている。その絶望が、選挙ではトランプ旋風を巻き起こす一方で、白人を薬物・アルコール中毒などの「絶望による死」に追い込んでいる、というわけだ。

【参考記事】「トランプ大統領」の悪夢を有権者は本気で恐れろ
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/05/post-5176.php

次のページ 絶望のシワ寄せは女性に

 白人労働者の絶望を示唆する調査結果も発表されていた。2015年9月にプリンストン大学のケース教授とアンガス・ディートン教授は、薬物・アルコール中毒などの「絶望による死」の増加を主因に、中年(45~54歳)の白人による死亡率が上昇していることを明らかにした。黒人やヒスパニックの死亡率は低下しており、白人でも中年における死亡率の上昇は学歴の低い層に限られる(図2)。まさに製造業などに従事する割合が高い人々である。

2016-10-7アメリカ白人死亡率
(引用者注:高卒未満と大卒以上??、では高卒はどうなるの??、と言いたいところだが、どうもこの文章を書いた人は日本語が苦手らしい。未満を以下に読み替えてください)

表面からは見えない絶望の広がり

 こうした調査結果からは、トランプ支持の中核をなす白人労働者が、死と背中合わせの絶望の淵にある構図が連想される。しかし、白人による死亡率上昇の現実は、トランプ旋風が示唆するより深刻である。絶望を感じている白人は、必ずしもトランプ支持者に限らないからだ。

 トランプの支持者は白人男性に偏っているが、実は死亡率が上昇しているのは白人の女性である。1990年と2014年を比較すると、むしろ男性の死亡率は低下している(図3)。都市部に住む女性の死亡率に大きな変化はなく、地方居住の女性における上昇が著しい。

2016-10-8アメリカ白人死亡率の変化


 年齢の面でも、中年に限らない広がりが出てきている。地方在住の女性では、25~44歳の年齢層において、1990年以降の死亡率が30%以上も上昇している。また、2000年代に入ってからは、男性を中心とした若い世代の白人において、薬物中毒の増加が目立つ。先のCDCによる調査を年齢別に分析した結果でも、25~34歳の死亡率の上昇が、もっとも白人の平均寿命を押し下げている。

 薬物中毒は、先に犠牲となった歌手のプリンスのように、医師に処方された鎮痛剤がからむケースが多い。白人の場合には、黒人などと比べて容易に鎮痛剤が処方される傾向があり、犠牲者を増やしているとも指摘されている。

 トランプを支持しているのは白人男性だが、絶望は彼らの周りに広がっている。トランプの派手な言動や、選挙集会での衝突など、荒っぽさが目立つ今回の大統領選挙だが、表面には出てこない絶望も、かなり深刻であるようだ。

<引用終り>



私がこれを読んで最も驚いたのが「白人女性の死亡率上昇」だ。
こんな状況では男性のほうが弱いのが一般的な考え方、それが女性の死亡率が上昇している。如何にこの問題の根が深いかがわかる。


日本でも自殺件数が3万人を超えたとき、官民挙げていろんな対策をやってきた。しかし全く効果無し。
こんな事の真の原因・・・、
日本の場合は真の要因はデフレ、具体的には平均給料が前年より減り始めたことが引き金を引いた。
そして真犯人はどうも1998年当時政権与党だった新党さきがけの連中、その後の民主党の連中だった。
・・・鳩山由紀夫・管直人・前原誠司・玄葉光一郎・枝野幸男・・・、名前を聞くだけでもうんざりしますね。


さてアメリカがこれからどうなってゆくか。
日本の場合は東日本大震災が国民が覚醒するインパクトとなり、政権交代、アベノミクスへと繋がった。

アメリカの場合はどうなるであろうか。
歴史を紐解けば、アメリカという国は経済立て直しのためには常に戦争をやってきた国なのだが・・・・。
今後の推移を見守りたい。
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コメント

アメリカの衰退とロシアの復活

 エマニュエル・トッドはロシアの平均余命の伸びと出生率の向上からロシアの復活があり得るとしていたように思います。
 ISとシリアをめぐる内戦ではロシア軍の巡航ミサイルがカスピ海から発射されISの施設を破壊する能力を見せつけました。バルト海でも米軍艦艇の真上をロシア軍戦闘機が威嚇飛行を行い、ロシア軍の士気と練度の高さを誇示しました。

 ロシアはエネルギーは自給できるうえ耐乏生活にも慣れています。基本的な食糧も国内でまかなえます。ソビエト崩壊時には英・米・ユダヤ資本に資源を乗っ取られたかと思われた時にプーチンがひっくり返しました。

 アメリカは製造業が衰退し、10年に一度くらい戦争を起こしては武器・兵器の在庫一掃をして軍需産業を支えている印象ですが、アメリカ白人の絶望が本当なら、第三次世界大戦を引き起こす絶好のチャンスと英米支配層は考えているのかもしれませんね。
  1. 2016-10-08 22:12
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  3. gai-yaang #-
  4. 編集

ミシシッピーバーニングと大草原の小さな家

10年以上前(と思いますが)に観た「ミシシッピーバーニング」を思い出しました。この映画では、ミシシッピー州の人種差別は低所得層の白人女性が担っていることを示唆していました。
おそらくその通りなのだと思います。したがって公民権運動を支持するアメリカ政府のもとでは彼女たちは弾圧の対象であります。
また彼女たちは、実は社会的にはどちらかといえば弱者ですから、弾圧しやすいということもあると思います。強者を弾圧するのは、難しいと思いますが、弱者は弾圧しやすいです。
彼女たちの死亡率の上昇の根本的原因はこの辺にあるのではないかと思います。しかし、彼女たちは何をしているのでしょうか。それは、子供を育てると同時に、白人の文化を担い、それを伝える役目をしているはずです。
現実のローラではなく、小説のローラ・インガルスがもしミシシッピー州に流れて行ったとしたら、彼女は人種差別主義者になっていたかもしれません。
文化を担い、それを後世に伝える役目を背負うものにとっては、自己の文化を受け入れない者は、全て排除されるべき者です。
アメリカの白人女性が伝えてきた文化は、いずれ消滅するのではないでしょうか。ローラの母親が作った美味しいパイやクッキーは、いずれ絶滅し、黒人の母親が作るチキンと豆の料理が、アメリカ人のソウルフードになる日が来るのかもしれません。
  1. 2016-10-09 08:22
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  3. 縄文人 #wM6nolEE
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Re: アメリカの衰退とロシアの復活

>  エマニュエル・トッドはロシアの平均余命の伸びと出生率の向上からロシアの復活があり得るとしていたように思います。
>  ISとシリアをめぐる内戦ではロシア軍の巡航ミサイルがカスピ海から発射されISの施設を破壊する能力を見せつけました。バルト海でも米軍艦艇の真上をロシア軍戦闘機が威嚇飛行を行い、ロシア軍の士気と練度の高さを誇示しました。
>
>  ロシアはエネルギーは自給できるうえ耐乏生活にも慣れています。基本的な食糧も国内でまかなえます。ソビエト崩壊時には英・米・ユダヤ資本に資源を乗っ取られたかと思われた時にプーチンがひっくり返しました。
>
>  アメリカは製造業が衰退し、10年に一度くらい戦争を起こしては武器・兵器の在庫一掃をして軍需産業を支えている印象ですが、アメリカ白人の絶望が本当なら、第三次世界大戦を引き起こす絶好のチャンスと英米支配層は考えているのかもしれませんね。


トッドはアメリカの衰退とロシアの復活と言っています。本文に紹介した近著でも言っています。
そしてトッドは日本が仲良くすべき国はアメリカとロシアだとも言っています。ロシアについてはソ連時代のあの蛮行が忘れられないので、私はロシアは好きになれませんが、そういう意味ではアメリカはもっと悪辣。
どっちもどっちかもしれません。

アメリカの立ち直りには日本に大震災があったように相当の大ショックが必要でしょう。
その大ショックが戦争になりそうで困ったものです。
今のままなら11月の大統領選挙が終われば、すぐにでも戦争を始めそう。
今までは戦争と言っても日本から遠い所でしたが、どうやら今度の戦争は日本にも火の粉がかかるのは間違いない、
難しい時代になりました。
  1. 2016-10-09 09:14
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  3. 短足おじさん二世 #-
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Re: ミシシッピーバーニングと大草原の小さな家

> 10年以上前(と思いますが)に観た「ミシシッピーバーニング」を思い出しました。この映画では、ミシシッピー州の人種差別は低所得層の白人女性が担っていることを示唆していました。
> おそらくその通りなのだと思います。したがって公民権運動を支持するアメリカ政府のもとでは彼女たちは弾圧の対象であります。
> また彼女たちは、実は社会的にはどちらかといえば弱者ですから、弾圧しやすいということもあると思います。強者を弾圧するのは、難しいと思いますが、弱者は弾圧しやすいです。
> 彼女たちの死亡率の上昇の根本的原因はこの辺にあるのではないかと思います。しかし、彼女たちは何をしているのでしょうか。それは、子供を育てると同時に、白人の文化を担い、それを伝える役目をしているはずです。
> 現実のローラではなく、小説のローラ・インガルスがもしミシシッピー州に流れて行ったとしたら、彼女は人種差別主義者になっていたかもしれません。
> 文化を担い、それを後世に伝える役目を背負うものにとっては、自己の文化を受け入れない者は、全て排除されるべき者です。
> アメリカの白人女性が伝えてきた文化は、いずれ消滅するのではないでしょうか。ローラの母親が作った美味しいパイやクッキーは、いずれ絶滅し、黒人の母親が作るチキンと豆の料理が、アメリカ人のソウルフードになる日が来るのかもしれません。



「ミシシッピーバーニング」、これは知りませんでした。
でもネットのありがたさで概略は分かりましたが、確かにご指摘の通りかと思います。
女性が文化を次世代に引き継いでゆく、なるほど納得です。
子どものことに母親から教えられたいろんな知識やマナー、これがその人の一生の宝ものなんですね。

最近家人と盲導犬の育て方について話し合ったこと。盲導犬は赤ちゃん犬の時にボランティアに育てられるのだが、その時精一杯かわいがってもらい、人間とはいいものだ、自分も人間の仲間なんだという事を覚えさせるのだそうです。これが無いと盲導犬として人間を守る役目が果たせないのだそうです。
人間でいえば、まさしく母親の役目ですね。

母親が文化を継承してゆく、何かこれから我々が取り組むべき課題を示唆しているようです。
  1. 2016-10-09 14:22
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

 スタンフォード大学を卒業した女性が仕事が無くウエイトレスの仕事をしていたり、別のアイビーリーグをでた男性が卒業以来仕事を探しているという報道番組を観たことが有ります。その中で印象的だったのは、奨学金を受けて真面目に勉強し良い成績を収めてもコネが無くて何年も仕事にありつけない人が、「アメリカンドリームは、もうないんだ。」と言ったことでした。

 米国では上位1%の人達がどんどん豊かになり、その代わりに白人か主な中流層が貧困化しているそうです。これは、行き過ぎた新自由主義のせいで、個人の力ではどうしようもない社会構造だと思います。

 それから理由は分かりませんが、1994~2012年の10~24歳の若者の特に女性の自殺が増えているそうです。中年だけでなく若者でも女性が増えたというのは、縄文人さんが、「アメリカの白人文化を後世に伝える役目を背負うと」書かれた女性の絶望がそれほど深いということで、非常に深刻な問題だと思います。

 「大草原の小さな家」はテレビも見ましたが、ローラ・インガルス・ワイルダーの本は全部が大好きで何度も読み返しました。強い開拓者魂を持った女性なので、もし現代の米国社会のようにキリスト教や手作りの料理やしきたりを否定されたらさぞかし絶望したと思います。

 別のドキュメンタリーで、米国のシェールガス採掘場がある町のお爺さんが、帽子に「メリー・クリスマス」というカードを付けていました。お爺さんは「あいつらは、メリー・クリスマスと言うなハッピーホリデーと言えと言うんだ。おかしいだろう。」だから帽子にカードを付けているそうです。ポリコレって東部のエリートが造った言葉狩りで、真面目に生きてきたお爺さんに「メリー・クリスマス」と言うなと言うなんて真っ当な社会ではないと思います。

【米国の10代から20代前半で首吊り自殺が増加】
https://welq.jp/8894
  1. 2016-10-09 23:38
  2. URL
  3. 都民です。 #-
  4. 編集

ミシシッピーバーニングは私は映画館で見ました。それより以前に落合信彦が米国南部でKKKの幹部に取材したというノンフィクション作品でKKKの幹部が「黒人はみんなアフリカに送り返しちまえばいいんだ」と主張しているのを見て、「それじゃー、白人も全員欧州に追い返さなければなりませんね」なんて斜に構えた考えが生じました。
白人でも新参者のアイルランド人などは差別されていました。下に追いやられた者が自分よりさらに下の者を見出したいという心理が生じるのは仕方がない部分も有りますが・・・・
  1. 2016-10-10 00:56
  2. URL
  3. taigen #-
  4. 編集

To:都民です さん

>  スタンフォード大学を卒業した女性が仕事が無くウエイトレスの仕事をしていたり、別のアイビーリーグをでた男性が卒業以来仕事を探しているという報道番組を観たことが有ります。その中で印象的だったのは、奨学金を受けて真面目に勉強し良い成績を収めてもコネが無くて何年も仕事にありつけない人が、「アメリカンドリームは、もうないんだ。」と言ったことでした。
>
>  米国では上位1%の人達がどんどん豊かになり、その代わりに白人か主な中流層が貧困化しているそうです。これは、行き過ぎた新自由主義のせいで、個人の力ではどうしようもない社会構造だと思います。
>
>  それから理由は分かりませんが、1994~2012年の10~24歳の若者の特に女性の自殺が増えているそうです。中年だけでなく若者でも女性が増えたというのは、縄文人さんが、「アメリカの白人文化を後世に伝える役目を背負うと」書かれた女性の絶望がそれほど深いということで、非常に深刻な問題だと思います。
>
>  「大草原の小さな家」はテレビも見ましたが、ローラ・インガルス・ワイルダーの本は全部が大好きで何度も読み返しました。強い開拓者魂を持った女性なので、もし現代の米国社会のようにキリスト教や手作りの料理やしきたりを否定されたらさぞかし絶望したと思います。
>
>  別のドキュメンタリーで、米国のシェールガス採掘場がある町のお爺さんが、帽子に「メリー・クリスマス」というカードを付けていました。お爺さんは「あいつらは、メリー・クリスマスと言うなハッピーホリデーと言えと言うんだ。おかしいだろう。」だから帽子にカードを付けているそうです。ポリコレって東部のエリートが造った言葉狩りで、真面目に生きてきたお爺さんに「メリー・クリスマス」と言うなと言うなんて真っ当な社会ではないと思います。
>
> 【米国の10代から20代前半で首吊り自殺が増加】
> https://welq.jp/8894



自殺の情報、私も知りませんでした。情報ありがとうございます。
日本で自殺が年3万人を超えた件は以前から何度かエントリーしていますが、私はこれが解決しない限り日本再生はあり得ないと思ってきました。
そしてやっと2012年に3万人を切り、昨年には2万5千人を切るところまで来ました。
やっと日本が昔の状態に戻ったと思います。

それに対しアメリカの異常ぶりは今限界でしょう。だからトランプのような人物が大統領候補になる。
最近トランプ・バッシングが激烈になってきましたが、私は多分逆効果になったとみています。
それともしクリントンが大統領になったら間違いなく戦争になるでしょう。日本にも火の粉がかかります。
覚悟せねばいけないと思っています。

それからアメリカで大学を出ても仕事が無い、この問題は日本でも同じですが、私は一人一人が真剣に考えねばいけない課題と考えています。
最近の技術革新で真っ先に仕事が減ってきたのが所謂腕力仕事、残念ながらこの流れは止めようがありません。
そんな中で生きてゆくためには若い人たちが学校で何を学ぶべきか、何を身に着けるべきか、こんなことを真剣に考えるべきです。
日本のような先進国では、「まじめにやっていれば報われる」、こんな甘い夢はかなぐり捨てて世界を相手に未知なるものに挑戦してゆく、こんな姿勢こそ必要と思います。
豊田佐吉翁は「障子を開けてみよ、外は広いぞ」と言いました。そんな精神です。
  1. 2016-10-10 11:56
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
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To:taigen さん

> ミシシッピーバーニングは私は映画館で見ました。それより以前に落合信彦が米国南部でKKKの幹部に取材したというノンフィクション作品でKKKの幹部が「黒人はみんなアフリカに送り返しちまえばいいんだ」と主張しているのを見て、「それじゃー、白人も全員欧州に追い返さなければなりませんね」なんて斜に構えた考えが生じました。
> 白人でも新参者のアイルランド人などは差別されていました。下に追いやられた者が自分よりさらに下の者を見出したいという心理が生じるのは仕方がない部分も有りますが・・・・


kkkの話は分からないでもないですね。しかし自分らの祖先が強制的に連れてきた過去を考えれば、その発言がおかしいのは当然ですが、それでもKKKがこんなに長いこと存在している。アメリカの病根は深いですね。

アイルランド移民は1845年からのジャガイモ飢饉でアメリカに逃げ出した人たちなので、当然当時の最下層に潜り込みました。幸い当時始まったゴールドラッシュがその移民を吸収しましたから、今もその末裔がいますね。
じつはこのアイルランド移民については、私のアメリカでの興味深い体験があります。
機会を見て書きたいと思うのですが、百年以上前の話が今日に生きています。
  1. 2016-10-10 12:05
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
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盲導犬の育て方

「縄文人」さんのコメントへの返答で盲導犬の育て方に触れていましたが、ダーウィンの「ビーグル号航海記」に南米の牧羊犬の話がでてきます。どこの国だったかは忘れましたが、子犬が生まれるとすぐにメスの羊に育てされるというもの。

羊に育てられた犬は羊たちが自分の家族であり仲間だと思うため、羊の群れに危害が及ぶことがあれば全力で守るのだとか。バンコクの野良犬など日頃から虐待され続け、三歳児にも怯える有様です(なかには噛み付く犬もいますが)。

アメリカの子育ては乳幼児のころから夜は部屋もベッドも別、泣いてもわめいても誰もかまってくれない。家族一緒にお風呂に入る日本のアニメが児童ポルノではないかと問題視され、子供だけの留守番は児童虐待だと警察に通報される。

日本とは価値観が違いすぎますね。
  1. 2016-10-10 18:25
  2. URL
  3. gai-yaang #-
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Re: 盲導犬の育て方

> 「縄文人」さんのコメントへの返答で盲導犬の育て方に触れていましたが、ダーウィンの「ビーグル号航海記」に南米の牧羊犬の話がでてきます。どこの国だったかは忘れましたが、子犬が生まれるとすぐにメスの羊に育てされるというもの。
>
> 羊に育てられた犬は羊たちが自分の家族であり仲間だと思うため、羊の群れに危害が及ぶことがあれば全力で守るのだとか。バンコクの野良犬など日頃から虐待され続け、三歳児にも怯える有様です(なかには噛み付く犬もいますが)。
>
> アメリカの子育ては乳幼児のころから夜は部屋もベッドも別、泣いてもわめいても誰もかまってくれない。家族一緒にお風呂に入る日本のアニメが児童ポルノではないかと問題視され、子供だけの留守番は児童虐待だと警察に通報される。
>
> 日本とは価値観が違いすぎますね。


興味深い話、ありがとうございます。大変参考になります。
何かの機会に赤ちゃんの頃からの育て方がその後の性格を形作る、そんなことを書いてみたくなりました。
そう考えてみると、欧米白人の凶暴なところなど、そんな子供のころからの体験が影響しているのかもしれません。

今世界が大きく壊れようとしていますが、アメリカがダメ、EUがダメ、そうなると日本が世界のモデルにならねばいけない。
そんなときにいろんな切り口があるのですが、その一つが幼児からの育て方にもあるのかもしれません。
色々考えねばいけないですね。
  1. 2016-10-10 21:55
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
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知りませんでした。

アメリカに長く住みながら本件については全く知りませんでした。都市部の郊外に住んでいるせいかもしれません。ラジオのニュースも聞くようにしているのですが、知る限りでは取り上げられえたことがありません。アメリカのマスコミは民主党サイドなので、政権にダメージとなりかねない題材は取り上げないのかな、などと勘繰ったりしてます。

身近で見聞きしたのは、リーマンショック直後に住宅ローンの仕事をしていた人が自殺をしたこと、そして娘の学校の先生の子供さんが中東から復員したあと自殺したそうです。特に帰還兵の自殺は他にも聞きましたので、かなり多いのではないかと思います。

現在出張中ですのでもし本トピックに関連する話を聞いたら追ってご連絡します。
  1. 2016-10-11 23:01
  2. URL
  3. WannabRS #-
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一霊四魂

>今世界が大きく壊れようとしていますが、アメリカがダメ、EUがダメ、そうなると日本が世界のモデルにならねばいけない。

1300年前から伝わる大和魂の構造【CGS 出口光 封じ込められた日本の心 第5回】
https://www.youtube.com/watch?v=fRDney7ODBo
最先端の理論を1300年前から知っていた日本人 【CGS 出口光 封じ込められた日本の心 第6回】
https://www.youtube.com/watch?v=_wT9bcT-il8
日本の魂の塔を壊そうとしたGHQ 【CGS 出口光 封じ込められた日本の心 第7回】
https://www.youtube.com/watch?v=4oNnH4ReuFw

※私も大和魂とは日本男児の勇ましい心意気みたいに思い込んでしまっていました。台湾の本省人の方々が賞賛される日本精神も上記の動画に有る一霊四魂だったのだと思います。
現代の日本人自身も忘れてしまっているそういう事柄が教育されていかなければなりませんね。
  1. 2016-10-12 06:40
  2. URL
  3. taigen #-
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Re: 知りませんでした。

> アメリカに長く住みながら本件については全く知りませんでした。都市部の郊外に住んでいるせいかもしれません。ラジオのニュースも聞くようにしているのですが、知る限りでは取り上げられえたことがありません。アメリカのマスコミは民主党サイドなので、政権にダメージとなりかねない題材は取り上げないのかな、などと勘繰ったりしてます。
>
> 身近で見聞きしたのは、リーマンショック直後に住宅ローンの仕事をしていた人が自殺をしたこと、そして娘の学校の先生の子供さんが中東から復員したあと自殺したそうです。特に帰還兵の自殺は他にも聞きましたので、かなり多いのではないかと思います。
>
> 現在出張中ですのでもし本トピックに関連する話を聞いたら追ってご連絡します。



貴重な現地の話、有難う御座います。
死亡率の変化は多分現地に住んでいる方でも実感しにくいと思います。
一人一人が死んでいくのにはそれぞれの理由があり、大きな傾向が見えにくいからです。
日本でも1998年に自殺が突如急増し3万人を超える事態になりましたが、結局その真の原因は私がブログに書いたように分からずじまいでした。
こんな事には今のマスゴミは殆ど真実を報道できませんね。
  1. 2016-10-12 13:17
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
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Re: 一霊四魂

> >今世界が大きく壊れようとしていますが、アメリカがダメ、EUがダメ、そうなると日本が世界のモデルにならねばいけない。
>
> 1300年前から伝わる大和魂の構造【CGS 出口光 封じ込められた日本の心 第5回】
> https://www.youtube.com/watch?v=fRDney7ODBo
> 最先端の理論を1300年前から知っていた日本人 【CGS 出口光 封じ込められた日本の心 第6回】
> https://www.youtube.com/watch?v=_wT9bcT-il8
> 日本の魂の塔を壊そうとしたGHQ 【CGS 出口光 封じ込められた日本の心 第7回】
> https://www.youtube.com/watch?v=4oNnH4ReuFw
>
> ※私も大和魂とは日本男児の勇ましい心意気みたいに思い込んでしまっていました。台湾の本省人の方々が賞賛される日本精神も上記の動画に有る一霊四魂だったのだと思います。
> 現代の日本人自身も忘れてしまっているそういう事柄が教育されていかなければなりませんね。


大変有意義な情報、有難う御座います。
さすが武人の太玄さん、よくご存じですね。
こんなことをどんどん拡散してゆくべきですね。
  1. 2016-10-12 13:21
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

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