2016-08-21 10:36

バイデン発言に思う事

 18日のエントリーで『「日本の憲法はアメリカが書いた」とバイデン副大統領が言った』をエントリーしたのだが、バイデンはだから日本に核武装させてはいけない、これを戦後70年以上たっても未だに主張している。


所でこの件に関して興味深い話がある。
アメリカのトルーマン大統領が原爆投下を決定した、その会議に出席していた人にもし日本が核兵器を持っていたら、それでも原爆を投下したかと聞いてみた、こんな話である。

加瀬英明さんの近著「今誇るべき日本人の精神」(2016年5月20日 KKベストセラーズ刊)にその記述がある。
(p116-p117)

<以下引用>

今誇るべき日本人の精神   加瀬英明
第四章  日本人の精神を取り戻す

被爆国家である日本こそ核武装すべき

・・・略・・・

 私は、トルーマン大統領が一九四五(昭和二十)年八月に、広島、長崎に原子爆弾を投下することを決定した、ホワイトハウスの会議に出席した、ジョン・マクロイ元陸軍次官と、夕食をとったことがある。
 私は広島、長崎に対する原爆投下を話題にして、「もし、あの時、日本が原子爆弾を一発でも持っていて、アメリカのどこかに落とすことができたとしたら、日本に核攻撃を加えたでしょうか」と、質問した。
 小人数の夕食会だった。『ニューヨークータイムズ』の大記者と呼ばれた、ジェームズ・レストンも招かれていた。
 すると、レストンが驚いて、私に「なぜ、そんな当たり前のことを質問するのか。きかなくても、答えが分かっているだろうに」と、口をはさんだ。
 私は「これまで原爆投下の決定に参画した人に会ったことがないので、確かめてみたかった」と、答えた。
 すると、マクロイが「もちろん、君も答えを知っているだろう。もし、日本があの時に原爆を一発でも持っていたとしたら、日本に対して使用することは、ありえなかった」といった
 それ以来、私は日本は世界で唯一つの被爆国として、あの惨劇を二度と繰り返さないために、核武装すべきであり、どの国よりも被爆国家として、そうする権利があると、信じてきた。
 私は広島の平和記念公園の慰霊碑を詣でるたびに、「過ちは二度と繰り返しません。安らかにお休み下さい」という碑文を、核兵器を持だないために、悲惨な核攻撃を招くような過ちを、繰り返しませんという、誓いの言葉として読むべきだと、思う。
 日本が平和国家であれば、核兵器を持ったとしても、核攻撃を防ぐ抑止力として用いられ、外国を攻撃することはない。

<引用終り>


まさにこれこそ日本人が心に刻むべきことだと思う。日本が核兵器を一発でも持っていれば、広島・長崎の悲劇を防ぐことができた。それを原爆投下を決定した人物の一人から直接聞きだした事は実に重い話だと思う。


私はこれを読んでこの二つの点に納得がいった。

一つ目は、原爆という非人道的な大虐殺がいまだにアメリカ人の心を苛んでいるという事実

二つ目は、日本にはあのような非人道的な残虐行為に復讐する権利がある。だからこそアメリカは日本には決して核武装させない、アメリカを攻撃できるような航空機や空母、ミサイルを作らせない、これを未だに実行しているのだと


しかし、こんなことは例え分かっていてもペラペラ喋るべきことでは無い。だがバイデンはこれをしゃべってしまった。
退任したゲーツ元国防長官がバイデン副大統領については「過去40年間、ほぼすべての主要な外交政策や国家安全保障問題で間違った判断を下している」という訳だ。
この件は以下参照ください
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-878.html


だがバイデンは日本にとっては実に良いしてくれたと思う。
日本が本当に戦後から脱却するために何をどうすべきか、そして中韓の、その裏のアメリカの走狗となっているマスゴミやパヨク・左巻き・共産主義者などから日本を取り戻すために何をすべきか
こんなことを明確にしてくれた。

特に今尖閣で問題が火を噴き始めている。こんな時には大変いい問題提起だった。

最後に尖閣問題で中国が何を考えているか大変よくわかるブログがあるので紹介。
余命三年時事日記の
中国軍事委員会対日開戦議論(遺稿記事)
http://yh649490005.xsrv.jp/public_html/2015/08/21/124%E3%80%80%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A%E5%AF%BE%E6%97%A5%E9%96%8B%E6%88%A6%E8%AD%B0%E8%AB%96%EF%BC%88%E9%81%BA%E7%A8%BF%E8%A8%98%E4%BA%8B%EF%BC%89/

今回は話が長くなるので、ブログ紹介までとします。
  1. 政治
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コメント

日本国憲法がハーグ陸戦規約43条違反であることはつとに有名でした。

そもそも、主権が制限された時期に憲法の制定など本来はその正当性が問題になるのですから行っていいことじゃあありません。ところが、GHQのゲスどもは終戦時の日本人のショック状態を利用し、とんでもないものを置いていったわけです。それを押し付けと思わせぬためにいらぬ小細工までさんざんやりましたが本来的には無効とされねばならぬものです。

これが法の民ドイツ人ならば占領下の規定であることを明白にし、基本法に再定義条項を盛り込むという知恵を持っていました。1960年のドイツ連邦共和国、独立後ボン基本法の再定義を行い国防軍の再編を行い、軍備は集団的自衛権のもとでのみ行使するというある意味倒錯したことを行いながら、結局経済力によりEUを牛耳り欧州を支配した連中ですよね。

この程度の知恵があれば、おそらくシナ人が手も足も出ないような軍備の構築は可能であったでしょう。日本は戦後の原子力発電の創成期は英国の炭酸ガス冷却炉を最初に導入してます。これの狙いはだれが見ても核開発です。米国が核開発に通じるからという理由で応じなかったからそれを逆手にとってのものでした。

マッカーサーは占領終結後に憲法改正を吉田に示唆しています。実質的に国際法違反を帳消しにしようという魂胆だったのでしょう。まあこの場面では吉田が軍備のただ乗りという方法で米国を利用したのですが、憲法改正をやれたのは1955年くらいまでだったでしょう。

まあそれにしてもハーグ陸戦法規違反ならばこれは明白です。日本人が自由に憲法条項を無効にしてよいわけです。改正なんて面倒なことしなくてもいいわけです。

日本国憲法はその制定が国民主権を謳ってるにかかわらず旧憲法下の選挙で招集された議会が制定を行うという違法を行ってます。日本人はこのような形式的既定を嫌いますが、このあたりで喧嘩しなければいけなかったのです。

憲法は日本の戦後の敗戦の象徴だと思ってます。
  1. 2016-08-21 22:17
  2. URL
  3. kazk #cPv2SIBE
  4. 編集

私はお花畑平和主義の連中とは違った意味で日本核武装論には異論が有ります。
核兵器は20世紀の遺物のような兵器であり、技術立国の日本が軍事的にアピールをしようとおもうならば、最新の技術で打ち出していくべきです。

アホな考えだと批判される事を承知で書きますが、大林組の宇宙エレベーターhttp://www.obayashi.co.jp/news/news_20130730_1lが実現したら、米国の神の杖という宇宙兵器http://karapaia.livedoor.biz/archives/52073022.htmlを日本が持つことが出来ると空想してしまいました。
  1. 2016-08-23 05:24
  2. URL
  3. taigen #-
  4. 編集

To:kazk さん

> 日本国憲法がハーグ陸戦規約43条違反であることはつとに有名でした。
>
> そもそも、主権が制限された時期に憲法の制定など本来はその正当性が問題になるのですから行っていいことじゃあありません。ところが、GHQのゲスどもは終戦時の日本人のショック状態を利用し、とんでもないものを置いていったわけです。それを押し付けと思わせぬためにいらぬ小細工までさんざんやりましたが本来的には無効とされねばならぬものです。
>
> これが法の民ドイツ人ならば占領下の規定であることを明白にし、基本法に再定義条項を盛り込むという知恵を持っていました。1960年のドイツ連邦共和国、独立後ボン基本法の再定義を行い国防軍の再編を行い、軍備は集団的自衛権のもとでのみ行使するというある意味倒錯したことを行いながら、結局経済力によりEUを牛耳り欧州を支配した連中ですよね。
>
> この程度の知恵があれば、おそらくシナ人が手も足も出ないような軍備の構築は可能であったでしょう。日本は戦後の原子力発電の創成期は英国の炭酸ガス冷却炉を最初に導入してます。これの狙いはだれが見ても核開発です。米国が核開発に通じるからという理由で応じなかったからそれを逆手にとってのものでした。
>
> マッカーサーは占領終結後に憲法改正を吉田に示唆しています。実質的に国際法違反を帳消しにしようという魂胆だったのでしょう。まあこの場面では吉田が軍備のただ乗りという方法で米国を利用したのですが、憲法改正をやれたのは1955年くらいまでだったでしょう。
>
> まあそれにしてもハーグ陸戦法規違反ならばこれは明白です。日本人が自由に憲法条項を無効にしてよいわけです。改正なんて面倒なことしなくてもいいわけです。
>
> 日本国憲法はその制定が国民主権を謳ってるにかかわらず旧憲法下の選挙で招集された議会が制定を行うという違法を行ってます。日本人はこのような形式的既定を嫌いますが、このあたりで喧嘩しなければいけなかったのです。
>
> 憲法は日本の戦後の敗戦の象徴だと思ってます。


そうですね、まったく同感です。
この憲法問題にしても、日本の軍備増強にしても、何かあるごとに出てくるのが日本脅威論。
その結果、日本がこれ以上強くなるのは困る・・・、です。
尖閣問題にしても、長年アメリカは尖閣が日本が実行氏はしていることは認めつつも、日本の領土と多明言しなかった。
シナに配慮という側面を否定しませんが、それ以上に日本がこれ以上強くなる事が嫌なのでしょう。
最近のアメリカの特にオバマ政権内では、「あのGMでも日本に勝てなかった」、この思いが強いでしょう。
シボレーボルト問題はこんな所で影を落としているとみています。

これから日本では静かに、ひそやかに、憲法論議が進むはずです。
今回のバイデン発言の一番肝心なところは、日本には俺たちが憲法を書いて与え、それを押し付けて今日になっている。
こう言っている音です。
これは尊厳と誇りの国、日本に対する最大限の侮辱そのもの。
これからの憲法論議でこの侮辱が日本人の心にメラメラと火をつけるでしょう。
バイデンの開けたのがパンドラの箱か、玉手箱か、それとも何でしょうかねえ。
  1. 2016-08-23 05:59
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  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

To:taigen さん

> 私はお花畑平和主義の連中とは違った意味で日本核武装論には異論が有ります。
> 核兵器は20世紀の遺物のような兵器であり、技術立国の日本が軍事的にアピールをしようとおもうならば、最新の技術で打ち出していくべきです。
>
> アホな考えだと批判される事を承知で書きますが、大林組の宇宙エレベーターhttp://www.obayashi.co.jp/news/news_20130730_1lが実現したら、米国の神の杖という宇宙兵器http://karapaia.livedoor.biz/archives/52073022.htmlを日本が持つことが出来ると空想してしまいました。


神の杖は可能性がありますね。
実は日本が宇宙から「はやぶさ」を帰還させたときの速度が秒速12キロ、これは普通の再突入速度秒速8キロの5割増し。
そして神の杖も再突入速度は秒速12キロです。
という事で神の杖の肝心な技術は日本はもう持っているのです。
この問題は日本以上にアメリカが真剣に考えていまして、ハヤブサが再突入した時、日本はもちろん観測しましたがそれは地上からだけ。
しかしアメリカは観測用の飛行機をオーストラリアに派遣し、再突入の様子を逐一観測しています。
ひそかにささやかれているのが、こんなことをする理由は神の杖開発のためではないかと。

なお笑い話ですが、韓国がハヤブサを盗もうとして「ドロボー隊」をオーストラリアに派遣し、失敗し笑いものになりました。
  1. 2016-08-23 06:46
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

神の杖 日本の核武装について 1
http://mogiseka.at.webry.info/201210/article_3.html
海外「日本よ頼んだぞ!」 はやぶさ2のミッションに外国人も興味津々
http://kaigainohannoublog.blog55.fc2.com/blog-entry-976.html

※ハヤブサをスペースキャノンだと言っている外人も既にいるようですね。
  1. 2016-08-27 04:08
  2. URL
  3. taigen #-
  4. 編集

To:taigen さん

> 神の杖 日本の核武装について 1
> http://mogiseka.at.webry.info/201210/article_3.html
> 海外「日本よ頼んだぞ!」 はやぶさ2のミッションに外国人も興味津々
> http://kaigainohannoublog.blog55.fc2.com/blog-entry-976.html
>
> ※ハヤブサをスペースキャノンだと言っている外人も既にいるようですね。


返事が遅くなりました。恐縮です。
大変興味深い情報ありがとうございます。
特に「朱成虎」の話、これは以前から知ってはいましたがソースが分かりました。
大変有意義な話、感謝です。
この件はいつか私もエントリーしたいと思っていますが、何せテーマがテーマ。
軽々には書けないですね。
しかし今年が大変な年になるとはわかっていましたが、本当に大変なことが起こりつつありますね。
  1. 2016-08-29 18:16
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

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