2010-04-20 20:50

アイスランド火山噴火<温暖化対策ではなく寒冷化対策を<続>

アイスランドの火山噴火の影響はまだまだ続いている。

心配な話だがこんな美しいものも。

 

 

4月16日もイギリス東海岸のスカーボローの夜明け

 

そしてコレは4月19日のイギリス中部チェスターフィールドの夕日

 

 

見た事も無いような美しい日の出、日の入りの写真

普通ならきれいだなぁ・・・で終わるのだが、上空に火山灰が入り込んでこんな風景になった。

これが疫病神になる恐れがあるのが問題。

 

 

前回のエントリーで火山の噴火が日本では非常な冷害を引き起こす事例を紹介した。

最近では1993年の冷害が記憶に新しい

 

今回の噴火の影響がどの程度かは未だハッキリしない。

しかしハッキリしている事が有る、それは前回の冷害のときは幸い例え品質は悪くても200万トンもの量を緊急輸入出来た。

然し今年は、そして来年もコメは国際的には非常な品不足。

 

その証拠にコメの国際価格の推移を見ると

ここで注目すべきトコロがある。

 

1994年1月のピークは日本の200万トンもの緊急輸入による値上がり・・・この時の全世界でのコメの貿易量が1100万トンなのでいかに日本の輸入量が多いか分かる。

 

2008年のピークは石油価格暴騰とアメリカバイオエタノール政策によるもの。

 

だが問題はピークとは言えないが2008年のピーク以降コメの価格は高止まり。

そしてこの価格高止まりと品不足は今後厳しさを増す事が確実視されている。

 

余談だがタイでタクシン派赤シャツデモ隊が暴れている。彼らはほとんどがタイ東北部の貧しい農民達、何故彼らがそんなに不満を持つのか・・・ その理由がタイ米の国際相場が3~4年前の倍になっているのに彼らが売り渡すコメの価格は変わっていない、そして彼らは借金を抱え苦しんでいる。こんな事が背景に有る。

 

 

本題に戻って、

その価格の高止まりの理由は簡単、最近コメの消費が生産を上回り品不足、そして在庫も少なくなっている。 

もし日本が今年冷害になって緊急輸入しようとしても今年はコメが無い。それが現状なのだ。

 

 

今日本にできる事、それは今年のコメの生産を万が一に備え手を打つこと。

具体的には今日本のコメはコシヒカリ一辺倒、それを少しでも変えられるものは冷害に強い品種に変える、あるいは田植えなどの時期調整で冷害の被害を少なくするなど知恵を絞る事だ。

 

今丁度稲の種まきのシーズン、天皇陛下も13日に稲の種まきをした時期、今なら少しでも手が打てるのではないか。

(私は農業の経験の無い素人、だから農業の事の分かる方のご意見を伺いたいと思う)

 

これは農業関係者の方だけでなく、気象関係の方、そして行政の関係者など全ての人に関係が有る。

日本人皆で知恵を絞らねばならないときが来ているように思えるのだがどうだろう。

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