2016-04-28 11:56

受注できなかったが失敗ではない

 オーストラリアから良いニュースが聞こえてきた。
オーストラリア海軍の潜水艦更新計画で日本の潜水艦が受注に失敗したのだと言う。

総額何兆円ものビッグビジネス、それで良い話とは何ぞやだが・・・
不謹慎のようだがその訳を書いてみたい。

最初にフランスが受注したと報じられたニュースから。

<以下引用>
http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20160426-118-OYT1T50027/list_%2523IMPTNT

豪の次期潜水艦開発、日本は落選…仏を共同相手
2016年4月26日11時32分

 【ジャカルタ=池田慶太】日独仏3か国が参画を目指したオーストラリアの次期潜水艦計画で、ターンブル豪首相は26日、フランスの造船大手DCNSを共同開発相手に決めたと発表した。

 日本は落選した。

 この計画は、豪州が老朽化したコリンズ級潜水艦6隻を2030年代から最新の12隻に切り替えるもので、総事業費は約500億豪ドル(4兆3000億円)。豪政府は日独仏の3か国からの提案を受け、共同開発相手の選考を進めていた。今月19、20両日には国家安全保障会議(NSC)が最終的な検討を実施。日本は「海外建造実績がなく相当なリスクがあると判断された」(米紙ウォール・ストリート・ジャーナル)とみられている。
・・・以下略・・・

<引用終り>


総額4兆3千億円ものビッグプロジェクト、これで受注失敗で良かったなどとはおかしな話だが、私は次の2点で良かったと思っている。

第一の理由 ・・・ これは皆さんご存知と思うが・・・

通常動力として世界最高の性能を持つそうりゅう型潜水艦。この技術がこの話で間違いなく外部に流出する。
特に中国に筒抜けになる事は間違いない。

でっかいビジネスに目が眩んで、国家の安全保障の根幹を揺るがす機密漏えいの可能性が高かった。
それが未然に防止できたのだ。ヨカッタヨカッタ・・・


新幹線の技術情報を盗まれたJR東日本と川崎重工の失敗を繰り返さなかったと言う意味でも良かったと思う。
しかしこの話は皆さんご存じなので、ここでオシマイ。
次に進みたいと思います。


第二の理由 ・・・ オーストラリアの現地企業との技術提携による輸出話だが、

・ 現地会社は今までの実績から技術的に極めて問題の大きな会社であること。
だから上手くいく訳がない、スタート前から失敗が目に見えている。
更に現地との軋轢が日本人にも極めて大きな悪影響がある。


 現地会社はASCと言われています。
ASCとは: 国営の防衛産業企業、オーストラリア潜水艦公社(ASC:Australian Submarine Corporation)

しかしこのASCの製造する軍艦は無茶苦茶なもので、2014年にはこの問題で時のオーストラリア国防大臣から『軍艦ではなくカヌーを作っても信じられない』、こんな衝撃的な事を言われるような所なのです。

軍人は命がけで戦うので、武器の信頼性や安全性は大問題だ。
例えば敵と交戦中に大砲を打とうとしても大砲が不良品で打てない、或いは砲身の中で砲弾が爆発してしまう。此れでは話になりません。 だからこそ国防大臣から「カヌーを作っても信じられない」、こんな事を言われるのは如何にその会社工場が出鱈目かと言う事です。
この件は後程このカヌー騒動についての報道を紹介します。

もう一つの問題はオーストラリアは昔は物価も安く、人件費も安かったのですが、今は様変わりしています。
人件費が無茶苦茶高いのです。
労働者の給料は日本より相当高い。確か半年ほど前NHKテレビの番組でトラックの運転手の給料が年収2千万円程度との報道が有り、絶句したことを覚えています。
そんな所に技術供与する訳です。深刻な文明・文化の衝突が起こることは目に見えている
例えば生徒の方が先生より給料が高い、こんな異常な状況では先生が教えようとしても生徒が聞くわけが有りません
誰でもそうですが、給料が高い方が偉い、これは世界の常識です。特に欧米は拝金主義者の国、当然給料が高い人が偉いのです。当たり前ですね。
そこへ日本人が来て仕事をさせようとする。当然問題が発生します。
そんないい例が有ります。中国です。
昔、中国は貧しく何もかも遅れていました。だから日本企業が行くと大歓迎し、日本人の言う事も一生懸命聞いていました。
しかしそれがだんだん豊かになってカネを持った時豹変。
『もう日本より俺たちの方が偉いんだ、何故なら日本人より俺たちの方がカネを持っているから。
だから日本なんか潰してしまえ・・・。』
これが今の日本と中国の関係ですね。

しかもこんな状況になると『何か品質や納期で問題が起これば、それは日本が悪い』、こうなるに決まっています。
何か何処かのコリアに似ていますね。だからオーストコリアか、なるほどなるほど・・・・。



それでは現地会社ASC(国営の防衛産業企業、オーストラリア潜水艦公社)の問題点についての報道を。

最初に注意事項。
この報道は「カヌーを作っても信じられない」騒動の件で2014年のモノ。
そして適当な報道が見つからなかったので、韓国が伝えた報道を引用しました。韓国の報道なので独特のキムチ臭が有りますが実態は分かると思います。抱腹絶倒ですが・・・

<以下ホル韓ニュース速報「改」より引用>
http://horukan.com/blog-entry-1946.html

2014/12/07 (Sun) 16:00:00
潜水艦を日本に頼めば2兆円、国内で建造すれば8兆円 ⇒ カヌーすら作れない豪州ASC造船所の伝説 by 韓国の反応

最近、米国と歩調を合わせ、中国牽制のための海軍力増強に拍車をかけているオーストラリアで軍艦の導入と関連した国防長官の失言で世論はもちろん、政界まで荒波に巻き込まれている。



カヌーさえも信じて任せることもできないオーストラリア造船所の伝説
引用:ネイバーニュース/ソウル新聞

>>>記事の翻訳
最近、米国と歩調を合わせ、中国牽制のための海軍力増強に拍車をかけているオーストラリアで軍艦の導入と関連した国防長官の失言で世論はもちろん、政界まで荒波に巻き込まれている。

問題の発端は約200億ドルを投入して10隻余りの中型潜水艦を導入する次世代潜水艦事業から始まった。

当初、オーストラリアは次世代潜水艦を国内開発して建造する案を推進したが、最近は国内建造の代わりに日本の「そうりゅう」級潜水艦を導入する案が有力な代案として浮上し始めた。

オーストラリア政府が自国企業を排除し、潜水艦という戦略兵器を海外から、それも太平洋戦争当時、オーストラリア人捕虜虐殺問題によって悪い感情が残っている日本から購入を推進しようとするのは、自国の雇用創出や費用、反日感情問題を超えた「何か」があったからだ。


軍艦ではなくカヌーを作っても信じられない

先月25日、オーストラリア連邦上院の対政府質疑に出席したデイビッド・ジョンストン国防長官は、最近話題となっている潜水艦の導入事業と関連した発言で、国営の防衛産業企業、オーストラリア潜水艦公社(ASC:Australian Submarine Corporation)に対する不満を現わした。

ジョンストン長官は「皆さんは私がどうしてASCについてこんなに憂慮しているのか、またASCという企業が納税者らに引き渡すものが何なのか知りたいだろう」とし、「ASCは80億豪州ドルもの予算を投じた防空駆逐艦(AWD:Air Warfare Destroyer)事業を進めながら、6億豪州ドルの予算を超過執行しながらも、納期さえ合わせられなかった」と指摘し、「私はASCが潜水艦はおろかカヌーを作ると言っても信頼しない」と強く非難した。

このような発言が報道された後、オーストラリア世論は大騒ぎになった。

野党はもちろん労組が強く反発したのだ。スティーブン・コンロイ上院議員は「ジョンストン長官の恥かしい非難は彼がASCの労働者たちをいかに無視しているかを見せてくれる」と猛非難しており、ASC造船所が所在するサウスオーストラリア州政府のマーティン・ヘミントゥン防衛産業大臣も「ジョンストン長官の発言はアデレードで12隻の潜水艦を建造するというトニー・アボット首相の約束を破棄することだ」と声を高めた。

当事者であるASC労働組合も怒っていた。ASC労働者たちは「ジョンストン長官の発言は南オーストラリアと西オーストラリアで勤務する3,000人余りに達するASC労働者たちを役立たず扱いしたもので吐き気がする」と議会の抗議訪問に乗り出したこともある。

野党と労働組合の反発で世論が急激に悪化すると、ジョンストン長官は「私はASCの潜水艦の建造能力が世界最高水準だと思う」「昨日の発言はミスだったし、ASCの労働者たちに心からおわびしたい」と鎮火に乗り出したが、すでに悪化した世論は簡単に落ち着く兆しを見せていない。


「災難」に近い軍艦建造能力

事実、ジョンストン国防長官の「カヌー発言」はこれまでASCが見せた実績を考えてみると十分に理解できる発言でもある。公営企業であるASCは「神の職場」かつ非効率の極致を見せた企業だからだ。

豪州の海軍は2010年、ASCに次世代防空駆逐艦(AWD)3隻を発注した。ホバート級と命名されたこの駆逐艦は、イージス艦だが、予算の削減のため米国のアーレイ・バーク級と同じ7,000トン級以上の船体の代わりに、5,000トン級の船体であるスペインのF100護衛艦を選定して、これを基盤に駆逐艦建造を開始した。

本来の計画どおりなら、1番艦のHMASホバートはすでに進水し、12月末にはオーストラリア海軍に引き渡し就役しなければならなかったが、建造過程で問題が発生した。この駆逐艦はオーストラリア国内の様々な造船所に仕事を与えるため、各部分をブロックで制作して、ASC造船所で組み立てる方式で建造されていたが、実際に組み立てを開始してみると、それぞれのブロックの「穴」が合わなかったのだ。

各ブロックの接合部位がバラバラで、軍艦の脊椎ともいえるキールが、いきなり飛び出すなど到底組み立てが不可能なレベルであり、結局、製作されたブロックを廃棄して一から製作して組み立て直す問題が起きた。おかげで「予算削減」のために「ミニイージス艦」を選択したかいもなく、ホバートはアーレイ・バーク級を基盤に建造された韓国の世宗大王級のイージス駆逐艦より4,000トン近く小さな排水量にも関わらず、値段は2倍近く高い軍艦になってしまった。
(引用者注:7千㌧ー5千㌧=4千㌧、これがウリナラ品質です)

ASCが軍艦建造過程で問題を起こしたのは防空駆逐艦事業にだけがなかった。今回にオーストラリア政府が、次期潜水艦で、国内企業を排除して外国潜水艦の導入に心を決めたのはASCが納入した潜水艦のためだった。

ASCは1987年、スウェーデンのコクムス社と手を結んで、およそ30億ドル規模の次世代潜水艦事業を受注した。1隻当たりの建造費は8億豪州ドルで同じ時期に、我が国がドイツから購入した209級潜水艦の4倍に達する水準だったが、ASCが建造した潜水艦コリンズ級は文字通り「災難」だった。

潜水艦の生命である静粛性などは期待できないほどの騒音が大きく、スクリュー自体が不良品で進水後、再び製作して取り付けなければならなかった。推進機関は随時作動が止まっており、航海のためスクリューを回すとその間から漏水した。進水当時、戦闘体系と武装は無く、潜水状態で潜望鏡を引き上げれば、ひどい振動が発生し、浮上しなければならなかった。

潜水艦は100回潜水したら、100回浮上しなければならないが、ASCは一度潜水したら二度として浮上しない可能性もある潜水艦を作ってしまった。当然戦闘はおろか、航海自体が不可能な物だったが、ASCは、この潜水艦の建造費で1隻当たり8億オーストラリアドルを要求した。

このために就役が先送りされ、1隻当たり約1億4000万オーストラリアドルが投入され、改造が行われるなど6隻獲得に計60億豪州ドル、韓国ウォンで1隻当たり9300億ウォン近い費用が必要になった。2011年オーストラリアの安保シンクタンクの戦略政策研究院(ASPI:Australian Strategic Policy Institute)は「コリンズ級潜水艦は10年間で、100億豪州ドルが投入されたが、納税者たちが彼に相応の対価を返してもらったと見るには難しい」と、この事業が完全に失敗した事業だと非難した。

コリンズ級の事業失敗の原因は、オーストラリア国家予算監査局(Australian National Audit Office)が指摘した通り、ASCにあった。よく知られているようにオーストラリアは「強い労組の天国」だ。最低賃金はOECD1位を誇り、労働生産性は中下位圏を沈む「高コスト低効率」の国だ。このような環境を耐えられず、最近フォードとGM、トヨタがオーストラリアの生産工場を2018年まで閉鎖して事業を撤収することに決定した経緯がある。
(引用者注:フォードは年内、トヨタは2017年中に撤退完了予定・・・もはやニュースにもならない・・・)

しかし、公企業のASCは工場閉鎖や事業撤退を心配する理由がない。ASCは公企業で、労働者らに高い賃金と緩やかな勤務環境を提供して、放漫な経営で発生する損失を政府の補填で解決してきた。ASCが今までオーストラリア海軍に納入してきた駆逐艦と護衛艦、潜水艦などほとんどの戦闘艦の価格は外国の同クラスの船舶に比べて少なくとも2倍近く高い。

このような前例のため、豪州国防部は「12隻の中型潜水艦を導入する次世代潜水艦事業をASCに発注すれば、180~240億豪州ドル水準の価格に合わせることができるだろう」というスチュアート・ワイリーASC社長の提案について「あなたたちが関われば800億豪州ドル以上がかかる」と一蹴して外国潜水艦導入を推進するようになった。

しかし、潜水艦海外導入推進の動きと関連して、野党や労働界が強く反発しており、最近オーストラリア連邦政府予算監査委員会がASCの民営化をトニー・アボット首相に要請しながら、オーストラリア海軍の次世代潜水艦事業が政府と野党、労組間の社会的葛藤に飛び火するのではないかという懸念も次第に広がっている。

<引用終り>


徒にだらだらと長く、おまけにアチコチキムチ臭がプンプン。しかし南コリアに此処までコケにされるほど酷いのがオーストラリアの産業の実態。
だから引用文に有るようにオーストラリアからすべての自動車メーカーが車両・エンジン生産から撤退する。そんな環境なのだ。

それにしても
>「災難」に近い軍艦建造能力
>潜水艦の生命である静粛性などは期待できないほどの騒音が大きく、(中略)スクリューを回すとその間から漏水

>オーストラリアは「強い労組の天国」だ。最低賃金はOECD1位を誇り、労働生産性は中下位圏を沈む「高コスト低効率」の国だ

こんな所を見ると、オーストラリアの現地会社には
・ 経営者にはやる気があるのかな
・ 技術者はそもそも図面が読めるんだろうか
・ 作業員にはどんな技能が必要かすら分かっていないのではないだろうか・・等々
およそ軍艦建造以前の問題が山積しているように感じる。


特に専門的な話だが、潜水艦は極めて高い強度が必要なので、特殊な高張力鋼板が使われる。
この高張力鋼板は溶接も極めて難しく、また欠陥も発生しやすく、高度な職人技が必要とされる。

こんな事で若しこの仕事が日本が受注した場合、問題山積となる事は容易に想像できる。



更にもう一つ、オーストラリアは日本より人件費が高い国なのだ。
冒頭トラックの運転手が年収2千万円などというビックリするk話をは書いたが、人件費のデータはこうなっている。


第 23 回 アジア・オセアニア主要都市・地域の投資関連コスト比較
     2013 年 5 月  日本貿易振興機構(ジェトロ) 海外調査部
2016-4-28アジア諸国の人件費比較ワーカー

https://www.jetro.go.jp/ext_images/jfile/report/07001392/07001392e.pdf

このグラフの右端、横浜とシドニーの人件費を見てください。いかにオーストラリアが高いか分かると思います。
これでは仕事をする以前の問題でしょう。

尚この資料は少々古く、今は2015年版まで発行されているが、最新のものは日本の各都市のデータが入っていないので少し前の2013年版を使用しました。
2015年版は以下です。
https://www.jetro.go.jp/ext_images/_Reports/01/20150045.pdf



そしてもう一つ恐ろしいこと。
ASCは公企業で、労働者らに高い賃金と緩やかな勤務環境を提供して、放漫な経営で発生する損失を政府の補填で解決してきた

これではモノづくりの心が経営者から末端の労働者まで全くないと言っても良いだろう。
この状態だといくら教えようとしても相手が『聞く耳を持たない』状態。此れでは駄目だろう。

結論として、この壮大なババ抜き、幸いおフランスがババをひいてくれた。フランスに感謝、感謝である。

さあ、すっきりした所で日本は熊本地震の復興と国土強靭化、そして防衛力強化、それから忘れてならない東日本大震災の復興の加速。やる事は沢山ある。
今日から頑張りましょう。
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コメント

お久しぶりです。
この潜水艦の話、日本の防衛大臣だか外務大臣だったか
ダウングレードせずに売るとか言ってて唖然とした記憶があります。
バカか!と思いましたよ、本当に。
ご破算になって心から良かったと感じました。

それにしてもオーストコリアの人件費ってそんなに高いのか……初耳でした。
ちょっと羨ましくもあり、インフレ率が凄そうだなと可哀想でもあり
何とも言えない気持ちになりました。
でもダメになる企業の典型ですよね……
  1. 2016-04-28 13:01
  2. URL
  3. ハロン棒 #-
  4. 編集

 一度沈んだら二度と浮上しない潜水艦って、韓国だけじゃないんですね。凄く怖い話です。

 それにしてもそんな雑な仕事振りなのに、人件費が羨ましい位に高過ぎます。米国製の車も素人が見て接合部分が国産と違うのが分かりますが、豪州はその上をいく適当さなわけですね。観光には良いでしょうが、かなり弛緩した雰囲気の国かと思います。

 そうりゅうが選ばれなくて良かったです。情報管理もユルユルでしょうし、中国人社会が豪州で力を持っているそうなので情報が洩れる心配がなくなりホッとしています。それについて、今日 遠藤誉さんが、中国関連の情報を書いておられました。そのうえ中国は否定していますが、豪州にサイバー攻撃が去年あったそうです。使えるものは全て使って、そうりゅうの邪魔をしていたのではと思ってしまいました。えげつないですね。

【日本、潜水艦受注逃す――習近平とオーストラリア(豪州)の深い仲】
◆習近平の弟・習遠平はオーストラリア国籍を持っている。
◆ターンブル氏の息子アレックスは、中国人女性と結婚している。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/endohomare/20160427-00057119/

【オーストラリア政府にサイバー攻撃、中国が関与=豪ABC】
http://jp.reuters.com/article/australia-cybersecurity-idJPKBN0TL0BG20151202

  1. 2016-04-28 13:07
  2. URL
  3. 都民です。 #-
  4. 編集

To:ハロン棒 さん

> お久しぶりです。
> この潜水艦の話、日本の防衛大臣だか外務大臣だったか
> ダウングレードせずに売るとか言ってて唖然とした記憶があります。
> バカか!と思いましたよ、本当に。
> ご破算になって心から良かったと感じました。
>
> それにしてもオーストコリアの人件費ってそんなに高いのか……初耳でした。
> ちょっと羨ましくもあり、インフレ率が凄そうだなと可哀想でもあり
> 何とも言えない気持ちになりました。
> でもダメになる企業の典型ですよね……


御破算になってこんな嬉しいことはない、可笑しなものですが確かです。
まあ防衛機密もさることながら、私には現地企業との無理な協業をしなくて済んだことが良かったと思っています。

それにしてもオーストラリアの物価は異常です。
原因はとにもかくにも中国の資源爆買い、何せ石炭と鉄鉱石はわずかな間に価格が10倍。
此処で儲かったカネを国民にばらまいたのがあの物価。
聞くところ、コーラ1本が400円位とか、日本人には住めないですね。
  1. 2016-04-28 16:34
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

To:都民です さん

>  一度沈んだら二度と浮上しない潜水艦って、韓国だけじゃないんですね。凄く怖い話です。
>
>  それにしてもそんな雑な仕事振りなのに、人件費が羨ましい位に高過ぎます。米国製の車も素人が見て接合部分が国産と違うのが分かりますが、豪州はその上をいく適当さなわけですね。観光には良いでしょうが、かなり弛緩した雰囲気の国かと思います。
>
>  そうりゅうが選ばれなくて良かったです。情報管理もユルユルでしょうし、中国人社会が豪州で力を持っているそうなので情報が洩れる心配がなくなりホッとしています。それについて、今日 遠藤誉さんが、中国関連の情報を書いておられました。そのうえ中国は否定していますが、豪州にサイバー攻撃が去年あったそうです。使えるものは全て使って、そうりゅうの邪魔をしていたのではと思ってしまいました。えげつないですね。
>
> 【日本、潜水艦受注逃す――習近平とオーストラリア(豪州)の深い仲】
> ◆習近平の弟・習遠平はオーストラリア国籍を持っている。
> ◆ターンブル氏の息子アレックスは、中国人女性と結婚している。
> http://bylines.news.yahoo.co.jp/endohomare/20160427-00057119/
>
> 【オーストラリア政府にサイバー攻撃、中国が関与=豪ABC】
> http://jp.reuters.com/article/australia-cybersecurity-idJPKBN0TL0BG20151202


情報ありがとうございます。
このでっかい仕事の受注失敗を日本人がこれだけ喜んでいると習近平が知ったらどう思うでしょうか。
まあしかし、オーストラリアが頼りにならない分を日本が変わってやらねばいけない訳で、日本の責任はますます重いです。

それとこの話から見えてきたものが有ります。
オーストラリアは中国とズブズブの関係、中国がこけたら間違いなくオーストラリアもこけます。
まともな国になるためには給料を半分にするとか、そんな荒療治が必要です。何十年もかかる富強でしょう。
日本の失われた20年以上になるかもしれません。
彼らはそこまで行かないと目が覚めないでしょう。
  1. 2016-04-28 16:45
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

オーストラリアが、そんな国だったとは知りませんでした。そこでエントリを読んでから検索してみたらいろいろと出てきました。

今すぐ移住すべし!時給2000円が当然のオーストラリア労働環境が天国すぎる - MONKEY
http://mnky.jp/7379
>オーストラリアは世界一最低賃金の高い国なんです。2014年8月現在でオーストラリアが決めている最低賃金は、1時間あたり16.87ドルです
>高時給なのでこっちの人は歳とっても正社員とかには気を使わず、やりたければずっとバイトって感じ。バイトでも年収400万はいく。

>日本の大学卒の初任給は月収20万円ほど。それに対して、オーストラリアでは42万円
>日本の初任給の2倍以上となるオーストラリアだが、現在の物価は日本の2倍から3倍高いとも言われる

私の記憶では、オーストラリアの大学進学率はあまり高くなかったのですが、今、検索してみたら大学進学率90%というので驚きました。下の2つの統計は、上がUNESCOのもの、下がOECDのものだそうです。

世界の大学進学率 国際比較統計・推移 - GLOBAL NOTE グローバルノート
http://www.globalnote.jp/post-1465.html
大学進学率の国際比較 世界の高等教育機関の大学進学率の推移 - 文部科学省
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/giji/__icsFiles/afieldfile/2013/04/17/1333454_11.pdf

上のサイトのUNESCOの統計では、オーストラリアより大学進学率の高い国にギリシャと韓国がありますね。

ギリシャといえば、観光以外にこれといった産業もないのに、製造業などの産業振興よりも失業者を公務員として雇用するなどの政策を行って、ユーロに加盟する以前は2年に1度財政破綻していた国です。(ユーロ加盟も、そのために財政状況を粉飾していました)

下の文部科学省のサイトの、2番目のグラフを見ると、2000年以降にオーストラリアの大学進学率が急上昇したのがわかります。これは韓国のように労働を忌避して、「大卒」の肩書きを得るために進学する人が増えたということじゃないでしょうか。

産業がないのに、労働を忌避して高い生活水準を求め続ければ、普通はどこかで通貨が暴落して経済危機に陥ります。かつてのギリシャと韓国がそうでした。オーストラリアはこれまで資源輸出があったので、問題が表面化しなかったのでしょうが、これからは大変なことになりそうです。
そうすると、白人のオーストラリア人は仕事を求めてアメリカやイギリスへ移住しようとするかもしれませんね。言葉の壁がないですし、英連邦加盟国の国民には優遇制度もありますから。

イギリス連邦 連邦市民権 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E9%80%A3%E9%82%A6#.E9.80.A3.E9.82.A6.E5.B8.82.E6.B0.91.E6.A8.A9
  1. 2016-04-28 23:47
  2. URL
  3. かんぱち #vF6NeGQU
  4. 編集

潜水艦受注失敗の日本、豪政府に説明要求へ(海外の反応)
http://blog.livedoor.jp/kaigainoomaera/archives/47430801.html

>受注出来なかったのは調査捕鯨のせいだなどと主張するオージーの知能程度の低さwwwwww

地下資源を爆買いしてくれるお得意様である中国の顔を立てたという事かも知れませんが、地下資源を掘り尽くした後はどうするつもりなんでしょうか?

http://matome.naver.jp/m/odai/2133740754006424601
下手すりゃナウルの二の舞ですね。
  1. 2016-04-29 10:00
  2. URL
  3. taigen #-
  4. 編集

新鮮な情報に感謝

私も、潜水艦のような国防上重要なことを外国と共同でやることに違和感を持っていました。
本ブログを読んで、よくわかりました。

オーストラリアの国情も知ることが出来ました。
マスコミでは得ることのできない新鮮な情報です。
ネットのお蔭です。

余計な感想を一言。
韓国の報道を引用されていましたが、
何かダラダラと長く、どこからどこまでが引用なのか、わからなくなりました。
短足さんは、「引用」は明確に区別して書かれるはずなんだが…と、いぶかしく感じながら読んでいました。

ようやく最後に「引用終わり」ときて、
短足さんが「徒にだらだらと長く、おまけに・・・」と書かれているのを読んで、笑ってしまいました。
感じるところは同じだと思います。
参照したい情報が、某国の報道しかなかったわけです。
  1. 2016-04-29 10:24
  2. URL
  3. 道草人 #-
  4. 編集

To:かんぱち さん

> オーストラリアが、そんな国だったとは知りませんでした。そこでエントリを読んでから検索してみたらいろいろと出てきました。
>
> 今すぐ移住すべし!時給2000円が当然のオーストラリア労働環境が天国すぎる - MONKEY
> http://mnky.jp/7379
> >オーストラリアは世界一最低賃金の高い国なんです。2014年8月現在でオーストラリアが決めている最低賃金は、1時間あたり16.87ドルです
> >高時給なのでこっちの人は歳とっても正社員とかには気を使わず、やりたければずっとバイトって感じ。バイトでも年収400万はいく。
>
> >日本の大学卒の初任給は月収20万円ほど。それに対して、オーストラリアでは42万円
> >日本の初任給の2倍以上となるオーストラリアだが、現在の物価は日本の2倍から3倍高いとも言われる
>
> 私の記憶では、オーストラリアの大学進学率はあまり高くなかったのですが、今、検索してみたら大学進学率90%というので驚きました。下の2つの統計は、上がUNESCOのもの、下がOECDのものだそうです。
>
> 世界の大学進学率 国際比較統計・推移 - GLOBAL NOTE グローバルノート
> http://www.globalnote.jp/post-1465.html
> 大学進学率の国際比較 世界の高等教育機関の大学進学率の推移 - 文部科学省
> http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/giji/__icsFiles/afieldfile/2013/04/17/1333454_11.pdf
>
> 上のサイトのUNESCOの統計では、オーストラリアより大学進学率の高い国にギリシャと韓国がありますね。
>
> ギリシャといえば、観光以外にこれといった産業もないのに、製造業などの産業振興よりも失業者を公務員として雇用するなどの政策を行って、ユーロに加盟する以前は2年に1度財政破綻していた国です。(ユーロ加盟も、そのために財政状況を粉飾していました)
>
> 下の文部科学省のサイトの、2番目のグラフを見ると、2000年以降にオーストラリアの大学進学率が急上昇したのがわかります。これは韓国のように労働を忌避して、「大卒」の肩書きを得るために進学する人が増えたということじゃないでしょうか。
>
> 産業がないのに、労働を忌避して高い生活水準を求め続ければ、普通はどこかで通貨が暴落して経済危機に陥ります。かつてのギリシャと韓国がそうでした。オーストラリアはこれまで資源輸出があったので、問題が表面化しなかったのでしょうが、これからは大変なことになりそうです。
> そうすると、白人のオーストラリア人は仕事を求めてアメリカやイギリス移住しようとするかもしれませんね。言葉の壁がないですし、英連邦加盟国の国民には優遇制度もありますから。
>
> イギリス連邦 連邦市民権 - Wikipedia
> https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E9%80%A3%E9%82%A6#.E9.80.A3.E9.82.A6.E5.B8.82.E6.B0.91.E6.A8.A9


色々情報ありがとうございます。
オーストラリアについては私は行ったことは有りませんが、結構色んな所で縁が有りました。
ですから人件費がどんな所とか、そんな部分も多少は分かっていたつもりでした。
しかしあのムチャクチャな人件費はまさにビックリですね。
そんなオーストラリアについての話を次回エントリーするつもりです。

それにしてもオーストラリアは大変ですね。
何が大変か、一番大変なのは資源を売り過ぎた事です。
物造りの世界では「造り過ぎのムダ」と言いますが、商売では売り過ぎが大問題です。需要の先食いですね。

鉄鉱石や石炭をあれだけ売り過ぎたのです。
造り過ぎた鉄がありとあらゆる所にたまっています。この整理だけで10年以上かかるでしょう。
それまではバブル以前の水準にさえ戻れない。
物凄い不景気が続くでしょうね。







































  1. 2016-04-29 11:33
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  3. 短足おじさん二世 #-
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To:taigen さん

> 潜水艦受注失敗の日本、豪政府に説明要求へ(海外の反応)
> http://blog.livedoor.jp/kaigainoomaera/archives/47430801.html
>
> >受注出来なかったのは調査捕鯨のせいだなどと主張するオージーの知能程度の低さwwwwww
>
> 地下資源を爆買いしてくれるお得意様である中国の顔を立てたという事かも知れませんが、地下資源を掘り尽くした後はどうするつもりなんでしょうか?
>
> http://matome.naver.jp/m/odai/2133740754006424601
> 下手すりゃナウルの二の舞ですね。


オーストラリアの資源量は莫大ですので、ナウルの二の舞には相当期間がかかるでしょう。
しかしあれだけ売り過ぎたので、その反動は凄まじいものが有ります。
鉄だけ見ても鉄鉱石だけで1年分とか2年分の在庫、更に半製品でまた何年分かの在庫。製品でも同様。
更に作る必要にないビルなどの形でスクラップとしてまた何年分かの余剰在庫。
こんなモノを消化するだけでも大変だと思います。
つまりオーストラリアは輸出したくても相手が受け取ってくれない状態が近づいています。
ハードランディングは避けられないでしょう。

尚オーストラリアは流刑人の国です。だから悪口を言う人は「だからバ〇ばっかり」と言いますが一理あるかもしれません。
そんな意識が白豪主義の原点に有る事も気をつけねばいけないです。
  1. 2016-04-29 11:47
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  3. 短足おじさん二世 #-
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Re: 新鮮な情報に感謝

> 私も、潜水艦のような国防上重要なことを外国と共同でやることに違和感を持っていました。
> 本ブログを読んで、よくわかりました。
>
> オーストラリアの国情も知ることが出来ました。
> マスコミでは得ることのできない新鮮な情報です。
> ネットのお蔭です。
>
> 余計な感想を一言。
> 韓国の報道を引用されていましたが、
> 何かダラダラと長く、どこからどこまでが引用なのか、わからなくなりました。
> 短足さんは、「引用」は明確に区別して書かれるはずなんだが…と、いぶかしく感じながら読んでいました。
>
> ようやく最後に「引用終わり」ときて、
> 短足さんが「徒にだらだらと長く、おまけに・・・」と書かれているのを読んで、笑ってしまいました。
> 感じるところは同じだと思います。
> 参照したい情報が、某国の報道しかなかったわけです。


長い文章でご迷惑をおかけしました。恐縮です。
まあしかし、オーストコリアの件は南コリアに言わせるのが一番よく分かると言う事でご了承ください。
オーストラリアの思い出話を次回書いてみたいと思っていますので、よろしくお願いします。
  1. 2016-04-29 11:50
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  3. 短足おじさん二世 #-
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この話を聞いて

最初、連中に作れんのかな、と率直に思ったものです。潜水艦の技術は一朝一夕にできるもんじゃあありません。ましてや運用まで含めるとそれは他の分野に応用が効かない技術ですから、過去にそのような運用をしたことが歩くにしか出来ないはずです。

だから小生はフランスの技術というだけですでに疑っています。過去に潜水艦でどれだけ苦労し、それを使いこなしてきたかフランス人に技術力がないとは敢えて言いませんが、米日独あたりに比べてその辺りは決定的に落ちます。

日本の潜水艦技術は1945年の時点では確実に世界有数の地位にありました。機械加工の技術が劣ったためにそれをまともに運用できなかったことが潜水艦の問題点でした。後は愚かの軍の指導者たちが潜水艦の特質を全く理解できなかった、まあそれが最大の問題点であったわけですが…

オーストラリア人はこのあたりどう思ってるんでしょうか。オーストラリアはコリンズ級潜水艦の建造に失敗したという結論で良いようです。愚かとしか言いようが無い、一発で最初から出来るわけがありません。

日本だって自衛隊の採用以来えいえい50年以上にわたって腕を磨いてきて今の地位が有るのです。真似して作るだけでも大変なのです。自衛隊の輸送機や支援戦闘機の製造だって最初聞いた時はそのスペックからして疑問でした。はっきり言って駄作でしたが、経験を積ませなければどうにもならないのです。

良くは知りませんが。おそらくオーストラリアは国産の重機あたりはどこまで作れるんでしょうか。一次産品の輸出国で生きてきたのですがその辺りの危機感はまるで無かったのでしょう。おそらくはその辺りのから何とかしなくてはいけないレベルなんだろうと言う気がします。



  1. 2016-04-30 21:38
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  3. kazk #cPv2SIBE
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最先端技術の難しさ

第二次世界大戦当時の日本の軍事技術、ある面では欧米を凌駕するものがありました。ゼロ戦などその最たるものですが、エンジンやプロペラなど欧米の技術が元になっています。輸送機などもロッキードその他から一機だけ輸入し、ほぼコピーのような機体もありました。戦後の国鉄のディーゼル・電気機関車も同じような開発をしています。

当時の日本はkazkさんのコメントにもあるように機械加工の技術が劣っていた。なので鹵獲したアメリカの飛行機を飛ばしてみるとエンジンのオイル漏れがないことに驚いたりしています。今の中国がボールペンのペン先のボール一つ満足に造れずインクが無くなるまで滑らかに書ける日本のボールペンに驚くようなものかもしれません。

潜水艦についていえば日本は第一次世界大戦で敗戦国となったドイツから技術者を雇い入れています。ドイツは軍事技術を存続させるためソ連に秘密工場を造りましたが、潜水艦も技術の継承のため日本に協力しました。

今回の豪州の潜水艦建造計画がフランスに決まったのは喜ばしいことです。台湾とほぼ変わらぬ人口で製造業・科学技術系の基盤も貧弱な豪州でまともな潜水艦を造るのは無理でしょう。フランスも老獪でワイロは使い放題、台湾と中国をめぐる軍艦売却では「ラファイエット事件」というグダグダもありました。仮に豪州での製造が合意されたとしても、技術指導した部品の精度が低すぎるとか難癖をつけ、結局は本国からの輸出品を売りつけるくらいのことは平気でやりかねません。

中国にのめり込み過ぎている豪州とは少し距離をおいたほうがよいのでは。
  1. 2016-05-01 03:24
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  3. gai-yaang #-
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 ワタシもホッとしました。

 完成品を買ってくれるなら是非輸出したかったのですが、オーストラリアで造るなんて怖すぎます。

 これで事故でも起きれば恨まれるのは日本で、今後の輸出にも支障が出るでしょう。

 アメリカも随分アシストしてくれたので、日本から断りにくい話でした。

 しかしこうしてフランスがしゃしゃり出て没にしてくれたのなら、有難い話です。

 勿論今後の日米豪の防衛には支障は出るでしょうが。
  1. 2016-05-01 12:17
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  3. よもぎねこ #-
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確か、日本の受注「失敗」の理由の一つに現地マスコミは
「熱意の無さ」を上げていたように思いましたが、今にして思えば
現場を知る日本の企業人たちはオーストラリアの水準の低さの実態に
ついてよく知っていたんでしょうね。

フランスさんはこのオーストラリアの企業、労働者をどうやってうまく
使ってまともなものを作るのか?見ものですね。

それにしても、オーストラリアって曲がりなりにも英米直系のアングロサクソン
国家ですよね?それなのに技術、モノ創りに関するこのレベルの低さは
一体全体なんなのだ?と思ってしまいますね。
  1. 2016-05-01 13:55
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  3. prijon #-
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Re: この話を聞いて

> 最初、連中に作れんのかな、と率直に思ったものです。潜水艦の技術は一朝一夕にできるもんじゃあありません。ましてや運用まで含めるとそれは他の分野に応用が効かない技術ですから、過去にそのような運用をしたことが歩くに有る国しか出来ないはずです。
>
> だから小生はフランスの技術というだけですでに疑っています。過去に潜水艦でどれだけ苦労し、それを使いこなしてきたかフランス人に技術力がないとは敢えて言いませんが、米日独あたりに比べてその辺りは決定的に落ちます。
>
> 日本の潜水艦技術は1945年の時点では確実に世界有数の地位にありました。機械加工の技術が劣ったためにそれをまともに運用できなかったことが潜水艦の問題点でした。後は愚かの軍の指導者たちが潜水艦の特質を全く理解できなかった、まあそれが最大の問題点であったわけですが…
>
> オーストラリア人はこのあたりどう思ってるんでしょうか。オーストラリアはコリンズ級潜水艦の建造に失敗したという結論で良いようです。愚かとしか言いようが無い、一発で最初から出来るわけがありません。
>
> 日本だって自衛隊の採用以来えいえい50年以上にわたって腕を磨いてきて今の地位が有るのです。真似して作るだけでも大変なのです。自衛隊の輸送機や支援戦闘機の製造だって最初聞いた時はそのスペックからして疑問でした。はっきり言って駄作でしたが、経験を積ませなければどうにもならないのです。
>
> 良くは知りませんが。おそらくオーストラリアは国産の重機あたりはどこまで作れるんでしょうか。一次産品の輸出国で生きてきたのですがその辺りの危機感はまるで無かったのでしょう。おそらくはその辺りのから何とかしなくてはいけないレベルなんだろうと言う気がします。


確かに仰る通りですが、私はもっとはっきり言って良いと思います。
オーストラリアには武器を作る能力は無いと。
潜水艦の性能は外部からは殆ど分かりません。中国の原子力潜水艦だって、自衛隊に言わせれば忍者姿のチンドン屋(笑)。
しかしそれでも実戦に使ったことは有りませんから、「世界に誇る性能」だと思い込んでいる。こうでしょう。
その潜水艦ですが余命情報によれば、「200メーター潜ると音が出る」そうです(笑)。

所でオーストラリアの潜水艦ですが、これも多分似たようなものでしょう。
昔々の潜水艦並で、100メーターも潜るとミシミシ音が出る、こんなレベルではないでしょうか。

この話はいい反面教師なのかもしれません。そう言う目で見ないと、日本にとって毒にも薬にもならない話になってしまいますね。
  1. 2016-05-02 06:27
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  3. 短足おじさん二世 #-
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Re: 最先端技術の難しさ

> 第二次世界大戦当時の日本の軍事技術、ある面では欧米を凌駕するものがありました。ゼロ戦などその最たるものですが、エンジンやプロペラなど欧米の技術が元になっています。輸送機などもロッキードその他から一機だけ輸入し、ほぼコピーのような機体もありました。戦後の国鉄のディーゼル・電気機関車も同じような開発をしています。
>
> 当時の日本はkazkさんのコメントにもあるように機械加工の技術が劣っていた。なので鹵獲したアメリカの飛行機を飛ばしてみるとエンジンのオイル漏れがないことに驚いたりしています。今の中国がボールペンのペン先のボール一つ満足に造れずインクが無くなるまで滑らかに書ける日本のボールペンに驚くようなものかもしれません。
>
> 潜水艦についていえば日本は第一次世界大戦で敗戦国となったドイツから技術者を雇い入れています。ドイツは軍事技術を存続させるためソ連に秘密工場を造りましたが、潜水艦も技術の継承のため日本に協力しました。
>
> 今回の豪州の潜水艦建造計画がフランスに決まったのは喜ばしいことです。台湾とほぼ変わらぬ人口で製造業・科学技術系の基盤も貧弱な豪州でまともな潜水艦を造るのは無理でしょう。フランスも老獪でワイロは使い放題、台湾と中国をめぐる軍艦売却では「ラファイエット事件」というグダグダもありました。仮に豪州での製造が合意されたとしても、技術指導した部品の精度が低すぎるとか難癖をつけ、結局は本国からの輸出品を売りつけるくらいのことは平気でやりかねません。
>


機械工業技術が欧米由来なので、確かにご指摘の通りです。
そして・・・
実は私が若い頃、必死で取り組んだのが「日本が戦争に負けた、その理由を物造りから考えよう」でした。
ご指摘の油漏れが無い、こんな事ひとつが実は大問題なのです。

油漏れさせないための工作制度やシールの材質なども有りますが、管理者指導者の問題も有ります。
「油漏れ?、そんなの毎度キチンと油を補充しとけばいいじゃないか」、こんな考え方の人間が現場を指揮すれば絶対解決しません。それを時間とカネ、そして人材を投入して解決しようとする、こんな事が必要なんです。

丁度いい例が有ります。
つい最近壊れてしまった人工衛星ひとみ、このプロジェクトにもこんな問題が潜んでいると見ています。
とても残念な結果ですが、そこに未来を拓くカギがあるのではないかと思っています。

> 中国にのめり込み過ぎている豪州とは少し距離をおいたほうがよいのでは。
  1. 2016-05-02 06:48
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
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To:よもぎねこさん

>  ワタシもホッとしました。
>
>  完成品を買ってくれるなら是非輸出したかったのですが、オーストラリアで造るなんて怖すぎます。
>
>  これで事故でも起きれば恨まれるのは日本で、今後の輸出にも支障が出るでしょう。
>
>  アメリカも随分アシストしてくれたので、日本から断りにくい話でした。
>
>  しかしこうしてフランスがしゃしゃり出て没にしてくれたのなら、有難い話です。
>
>  勿論今後の日米豪の防衛には支障は出るでしょうが。



まさにその通り、本当にフランスに感謝感謝です。
向こうから断ってくれるのなら別に問題ない、おまけにオーストラリアは高官を派遣して事情説明すると言う。
まあ聞いてみましょうと言うスタンスですね。

しかし収まらないのは実際潜水艦を運用する海軍でしょう。なにせ軍人が命をかける武器ですから、いい加減なもので良い訳がない。
WSJに面白い記事が有ります。
http://jp.wsj.com/articles/SB12636313031836253878704582031253918592534?mod=%3C%25mst.param%28LINKMODPREFIX%29

此処に載っている写真を見て笑ってしまいました。

オーストラリアのターンブル首相がこの件を記者発表している写真ですが、隣で苦虫を噛み潰した顔をしているのが、ティム・バレット海軍司令官。あまりの表情の違いがこの問題の深刻さを現わしています。でも正直なところ笑えます。
  1. 2016-05-02 07:05
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
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To:prijon さん

> 確か、日本の受注「失敗」の理由の一つに現地マスコミは
> 「熱意の無さ」を上げていたように思いましたが、今にして思えば
> 現場を知る日本の企業人たちはオーストラリアの水準の低さの実態に
> ついてよく知っていたんでしょうね。
>
> フランスさんはこのオーストラリアの企業、労働者をどうやってうまく
> 使ってまともなものを作るのか?見ものですね。
>
> それにしても、オーストラリアって曲がりなりにも英米直系のアングロサクソン
> 国家ですよね?それなのに技術、モノ創りに関するこのレベルの低さは
> 一体全体なんなのだ?と思ってしまいますね。



現地マスコミにも目の見える人がいるんですね。日本にしてみれば「テヘッ!、バレたか」でしょうか。
実はご指摘の曲りなりのも大英帝国グループのオーストラリアが何であそこまで落ちぶれてしまったか。これは大問題です。
そんな事を今何とかまとめようとしているのですが、どうも支離滅裂な話になりそう・・・。
カギはオランダ病と資源の呪いになるかも知れません。
  1. 2016-05-02 07:14
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  3. 短足おじさん二世 #-
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豪州っていまでも、「実は私の家族は20世紀に入ってからイギリスから移民したんだが」という枕言葉を使うようです。つまり、犯罪者の家系じゃないよといいたいわけです。w
こういう国柄なところへ、シナが掘って港へもっていくだけの産業で大儲けしていた国ですから。
これからどんどん豪州ドルは安くなっていくでしょう。

日本は今回をきかにして、ブラックボックスを決定すべきですね。あと岸田という外相は首相の器ではとてもないとはっきりしましたね。稲田といっしょで、八方美人でノープリンシプルです。日本政治には幻滅します。
  1. 2016-05-04 09:42
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  3. NINJA300 #/xzFVZWc
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To:NINJA300 さん

> 豪州っていまでも、「実は私の家族は20世紀に入ってからイギリスから移民したんだが」という枕言葉を使うようです。つまり、犯罪者の家系じゃないよといいたいわけです。w
> こういう国柄なところへ、シナが掘って港へもっていくだけの産業で大儲けしていた国ですから。
> これからどんどん豪州ドルは安くなっていくでしょう。
>
> 日本は今回をきかにして、ブラックボックスを決定すべきですね。あと岸田という外相は首相の器ではとてもないとはっきりしましたね。稲田といっしょで、八方美人でノープリンシプルです。日本政治には幻滅します。



興味深い情報、有難うございます。
そんな枕詞が今でも通用すると言うのはある意味凄い事。民度が分かりますね。
そして今しがたエントリーしたのですが、泰麺鉄道の工事に動員された捕虜の中ではオーストラリア兵は弱虫と言う事でバカにされ、差別されていた。差別したのが英米の同じ捕虜仲間、こんな事が良く分かります。
大いに納得しました。

それから日本の政治家の堕落ぶりは実に情けない、その通りです。
しかしそんな中で何とか生きて、未来を開いてゆかねばならない、だから私はあきらめる訳にはいかないのです。
多分NINJA300 さんも同じ気持ちで切歯扼腕だと思いますが。
  1. 2016-05-04 11:47
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  3. 短足おじさん二世 #-
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プーチンがネタニエフと会談したそうです。内容は、ロシアへの経済制裁についてでしょう。
アメリカはロシアを目の敵にしていますが、イスラエルとなんらかの可能性が築けたかどうか。
安倍首相との会談については、日本の経済協力と北方領土ということでしょう。対シナも大きな議題になりそうです。どういう結果になるかはわからないし、表向きは大したことは発表しないと思いますが、この日露対話の流れが続いてほしいですし、プーチンの対イスラエルでの譲歩がまず必要です。ネタにエフとオバマは犬猿なので、チャンスはあるのでは?

豪州はほっといても地獄へ堕ちます。移民をたくさん入れてきましたが、治安は悪化するでしょうね。豪州には一生行かないかも。アボリジニ以外はみるところがないもの。LOL
  1. 2016-05-04 23:51
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  3. NINJA300 #/xzFVZWc
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To:NINJA300 さん

> プーチンがネタニエフと会談したそうです。内容は、ロシアへの経済制裁についてでしょう。
> アメリカはロシアを目の敵にしていますが、イスラエルとなんらかの可能性が築けたかどうか。
> 安倍首相との会談については、日本の経済協力と北方領土ということでしょう。対シナも大きな議題になりそうです。どういう結果になるかはわからないし、表向きは大したことは発表しないと思いますが、この日露対話の流れが続いてほしいですし、プーチンの対イスラエルでの譲歩がまず必要です。ネタにエフとオバマは犬猿なので、チャンスはあるのでは?
>
> 豪州はほっといても地獄へ堕ちます。移民をたくさん入れてきましたが、治安は悪化するでしょうね。豪州には一生行かないかも。アボリジニ以外はみるところがないもの。LOL


日本がプーチンと反試合するのをオバマは毛嫌いしてますが、まあ死に体オバマですから放っておけばいいでしょう。
プーチンが大統領のうちに何とか解決してほしい所ですね。

アメリカの大統領選の様子を見ても、世界がものすごい速さで変化している。日本にとって大変でしょうが、やっと戦後70年の頸木から解放されそうな気がしています。
  1. 2016-05-05 17:19
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  3. 短足おじさん二世 #-
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戦後初の日本の独自外交ですね。
トランプがどうやら共和党候補になりそうですね。
投資家のマークファーバーは次のようにいっています。「トランプが大統領になれば、アメリカは潰れる。しかし、ヒラリーが大統領になれば世界がつぶれる。だからトランプを支持する」
たしかに、ヒラリーは中東を滅茶苦茶にしましたから。
  1. 2016-05-05 18:01
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  3. NINJA300 #/xzFVZWc
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To:NINJA300 さん

> 戦後初の日本の独自外交ですね。
> トランプがどうやら共和党候補になりそうですね。
> 投資家のマークファーバーは次のようにいっています。「トランプが大統領になれば、アメリカは潰れる。しかし、ヒラリーが大統領になれば世界がつぶれる。だからトランプを支持する」
> たしかに、ヒラリーは中東を滅茶苦茶にしましたから。


ヒラリーについては私にはクリントン大統領時代の日本に対する経済戦争が忘れられません。
と言っても最初からこんな事が分かってたわけではない、ネットで色んな情報が分かるようになってからです。
永年の疑問が解けたものが沢山ある。その一つが失われた20年でした。
クリントンの仕掛けた経済戦争に負けた、後になってこんな事情が分かった時愕然とした事が今でも思い出されます。

クリントンが大統領になったら世界が壊れる、納得です。
アメリカ民主党にはトンデモナイ大統領が多すぎますね。
  1. 2016-05-06 12:14
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  3. 短足おじさん二世 #-
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