2016-01-24 12:04

大陸と英米の違い

 13日に「カリフォルニア州、VWのリコール計画却下」をエントリーしたのだが、そこに皆さんから色んなコメントを頂いた。
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-1214.html

中でも難問なのが「大陸と英米の違い」などの哲学に関する話。
私もこんな難問は即答できないが、今現在分かる事を書いてみたい。

尚コメント欄で取り上げられている哲学に関する話としてこんな本を取り上げている。
筑波大学教授古田博司氏著
「ヨーロッパ思想を読み解く 何が近代科学を生んだか」ちくま新書 2014年8月刊

この本で取り上げられているのはヨーロッパの思想の話なのだが、それをヒトが目で見るなど認知できる世界を「こちら側」、認知できない世界を「向こう側」として、それをどのように扱うのかといった観点で書かれている。
私も「大陸と英米の違い」をこんな「向こう側」の視点で考えてみたい。

尚向こう側と言っても分かりにくいが、古田教授も上げている「向こう側にアプローチした人」としてiPS細胞でノーベル賞を受賞した山中教授の例を取り上げている。
「向こう側」とはそんなモノと言う事でご理解いただきたい。

尚余談だが山中先生のiPS細胞で今まで治療の難しかった難病の治療方法が研究されている。家人もそんな難病を持っているが「山中先生の研究が進めば病気が治る可能性がある。それまで病気が悪化しないように頑張って待っていよう」、こんな事を言っているが、多くの人が待っているのだと思う。良い事である。

こんな事を念頭に私の独断と偏見で纏めたのがこれから紹介する皆さんから頂いたコメント。
そんなコメントの内から、関係部分を抜粋し紹介したい。


最初にこれはgai-yaangさんからのコメント

ドイツの反米もわかります
アメリカ独立戦争でアメリカを支援したフランス、対するドイツ諸侯は英国軍の傭兵として戦った。連戦連敗のアメリカ民兵軍、英国正規軍の騎士の情けで全滅を免れる。その後ヘッセン=カッセルの傭兵団を襲い勝利する。

二度の大戦もアメリカさえいなければドイツの勝利だった。さらにロケットをはじめとする最先端の科学技術をアメリカに盗まれた。欧州全体の問題だったユダヤ人問題もホロコーストというどこまで本当かわからないレッテルをナチス・ドイツに被せておしまい、とドイツ人が考えてもおかしくない。

アメリカの成り立ち自体、ヨーロッパから見ると食詰め者と犯罪者と奴隷の国、文化もなく人も動物も退化してしまう、と見下していた。

第一次世界大戦の頃までには医学・化学や哲学などを学ぶにはドイツ語が必須だったというのに、いまや英語が世界の共通語。これもドイツ人には面白くないでしょう。

エマニュエル・トッドの言うドイツ人の「中身の無い合理性」について、こんな話を思い出します。自動車の運転で、ドイツ人は信号が青なら交差点で赤信号を無視して進入してくるクルマがあってもひたすら突っ走る。自分が絶対に正しく信号無視のクルマが悪いのは当然ではあっても、事故を回避する最低限の注意すら怠ってしまう、というもの。

信号を守るというテクニカルなことが事故回避(安全を守る)というモラルに優先してしまうドイツ人をよくとらえています。

逆にフランス人の場合、地方の三車線の道路、真ん中は双方向の追い越し車線。お互い譲らずあわや正面衝突の大惨事となるところを間一髪で避けるという(避けられず事故になることも多いとか)。

2011年の大震災では非常時にもかかわらず平時の法律で対処しようとした民主党政権が被害を拡大したといってもいいでしょう。それ以前に原発の安全神話を盲信し、アメリカの原発の脆弱性に対する指摘に聞く耳を持たず、原発事故対応ロボットを開発していたのに採用せず、アメリカからの援助の申し入れも断ったことなど、ドイツを笑ってなどいられません。

危機管理についてはアングロ・サクソンに学ぶ点がまだまだあります。
2016-01-14 01:53 URL gai-yaang #- 編集


これはよもぎねこさんからのコメント

>エマニュエル・トッドの言うドイツ人の「中身の無い合理性」について、こんな話を思い出します。自動車の運転で、ドイツ人は信号が青なら交差点で赤信号を無視して進入してくるクルマがあってもひたすら突っ走る。自分が絶対に正しく信号無視のクルマが悪いのは当然ではあっても、事故を回避する最低限の注意すら怠ってしまう、というもの。

>信号を守るというテクニカルなことが事故回避(安全を守る)というモラルに優先してしまうドイツ人をよくとらえています。

 gai-yaangさんのこの意見、難民に対する対応を見ていると典型的に出ていますね。

 国境を越えて不法入国して難民申請を出した奴が難民と決めると、ギリシャやバルカン諸国の迷惑も、エーゲ海での大量溺死もなんのその「難民の受け入れに上限はない」とがんばり続ける

 ヨーロッパ域内の戦争での難民なら国境を越えて命からがら逃げた人=難民で良かっただろうけど、今中東や北アフリカから押し寄せる連中は違うでしょう?

 ところがドイツは難民の現実を見る事は絶対拒否して、古典的な難民の定義により古典的な対応に執着しているのです

 このあたりの硬直した思考法は実は、ドイツ人だけじゃなく欧米人の特徴だとは思うのですが、北へ行くほど酷い気がします。
2016-01-14 11:10 URL よもぎねこ #- 編集



これはkazkさんからのコメント

これはリコールのやりようが有るんでしょうか
・・・前半は略・・・
小生も以前話題になった時、ヨーロッパ思想を読み解く、読みました。良く分からないんですが大陸の思想家たちは自分が理解できる世界については合理的な推論や志向ができるが,自分達が感知できない「向こう側」(未知の)の世界になると途端に合理性を失うというような趣旨だったと思います。

これに対して英米系の連中は未知なものは未知として平気でアプローチしていく、そういう内容だったと思います。これは例えばいわゆるIT分野において顕著でしょう。この世界は基本的に我々が感知できるものではありません。その存在を間接的に推認しその応用を図る分野です。情報工学やシステム科学の分野ではこのような場面でも「翔ばなくて」はいけないのですよね。
アングロサクソンの一部にはこれを間違いなくやってもける才能が有ることは否めないでしょうね。この問題は大きく捉えると資源工学、システム工学上の問題をはらんでいます。我々はどうでしょうか、連中とは全く違ったアプローチが出来るかが勝負だろうと言う気がしてなりません。同じ事をやってはおそらく敵わないでしょう。

カリフォルニア規制はかなり独善的です。確かCOx規制が相当甘かったんじゃないでしょうか。NOxやPMを気にするのは分かるのですが電気の作り方という根本的な問題を含めて問題はあり過ぎなんじゃなかろうかという気がしてなりません。まあ、VWを許す気にはさらさらなりませんがね。

2016-01-16 17:29 URL kazk #cPv2SIBE 編集


これはgai-yaangさんからのコメント

大陸と英米との違い
kazkさんのコメントに「英米系の連中は未知なものは未知として平気でアプローチしていく」とありました。まさに英国の経験主義というかある種のいい加減さに繋がります。成文憲法を持たず歴史を積み重ねていく。アメリカは逆に歴史を切り捨て未知なるものへチャレンジする。

英国では昔からというか今でも心霊研究や交霊会、代替医療など盛んで妖精の類も大好き。ネッシーというネタもありました。現代ではハリーポッター。

ヨーロッパの辺境だったゆえにキリスト教以前の多神教的なものが基底にあるのでは、そんな気もします。オスカー・ワイルドの「幸せの王子」、ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」、ディケンズの「クリスマスキャロル」、シェイクスピアの作品の数々、妖精や幽霊、無生物に魂が宿る話などキリスト教的にはおかしな話ばかりですが日本人には馴染みやすい。

宗教改革にしてもドイツの血で血を洗う30年戦争に対し、英国は国王の離婚が認められずにローマ教会から離脱、典礼はほぼカトリックのまま。日本の神仏混淆を思わせるいい加減さですが、それでも国王が首を刎ねられたり、国王に逆らった聖職者の生首がロンドン橋やロンドン塔の上に晒されたりしました。シリアの反政府勢力が歩道の鉄柵の上に生首を並べるのとさほど変わりありません。

英国はカトリックを差別しましたが殲滅しようとはしなかった。現にエリザベス女王の戴冠式やチャーチルの国葬を取り仕切ったのは紋章院総裁を世襲するノーフォーク公(最古参の筆頭伯爵かつカトリック)でした。

フランスの自由平等博愛、ドイツのゲルマン民族至上主義とは違った、英国の融通無碍があればこそユダヤの金融資本を取り込み、奴隷貿易や阿片取引といった汚れ仕事はユダヤ人に任せ、二枚舌・三枚舌で大陸諸国を翻弄できたのかもしれません。
2016-01-19 00:13 URL gai-yaang #- 編集

<引用此処まで>


さてここで皆さんからのコメントへの回答なのだが、丁度そんな事を古田教授が対談で話している。
雑誌「正論」の2016年2月号に古田博司氏と富岡幸一郎氏との対談が掲載されている。
題して「近代は終わった。そして我らは」 p150-p161、
この中に「中国とドイツが必ず滅びる理由」という部分がある p159-p160

此処が大変興味深い、そして頂いたコメントへの参考になると思うので抜粋引用する。


<以下正論2月号より引用> 読みやすくするよう適宜改行などしてある。

中国とドイツが必ず滅びる理由
 古田 近代主義のドイツ観念論を生んだドイツは、いまだに武張ってるでしよ。(笑)
 富岡 武張ってますね。(笑)
 古田 彼らは、歴史の中に必ずストーリーを求めようとするんです。
例えば、ホロコーストでユダヤ人、旧約の神の民を滅ぼして神に挑戦しようとしたり、そうかと思うと、EUで国家共同体の盟主になろうと思ったり、いまは、かつてナチス時代に難民を出したことを悔いて、大量の難民を受け入れようとしている。
ストーリーがないと生きられない人たちですよ。
中国人も同じで、ストーリーが必要なんですね。今、追っているのは中華の夢。白分たちのストーリーを本気にしてるから、南シナ海も古代から自分たちの海だと思い込んでいる。
中国人もドイツ人も歴史にストーリーをつくって、自分がその主役にならないといられない人たちなんです。
しかし、歴史のストーリーをつくる人たちは、必ず滅びますよ。
なぜなら、現実と薩髄を起こして、いつか追い詰められていくから。
旧約聖書を読むと、滅びていく者は全部、自分のストーリーで神に挑んで滅びていく。
僕、旧約聖書のあの部分はリアリズムだと思う。ストーリーを持ち何かに挑む者は必ず滅びるということを、古代人が語っているような気がしますね。

 富岡 人間の文明力の傲慢が、ストーリーをもって動き出す。それが、やはり神とぶつかるわけですね。
 古田 日本人は学問の基盤が中国とドイツだったから、一時期、ドイツの文化にかぶれ、あの戦前の時代、
「大東亜共栄圏」とか、「近代の超克」とかいうものを目指して、突入していったんです。

 富岡 アジア主義とかね。
 古田 ものすごい西洋コンプレックスですよ。今の中国人みたいなね。
 富岡 ああいうものを追い求めたのは右系の思想の帰結と思われていますが、実は左系がマルクスによってプロレタリア・メシアニズムというストーリーをつくっていたのと対になっている。
右手は大東亜共栄圏、左手はプロレタリア革命。
イデオロギーは右と左だけど、同じように大きな物語をつくっていくという意味で、近代主義の典型、鬼っ子としての二つだったんでしょう。
 古田 そう。歴史の中からストーリーをつくっていくというのは、近代なんですよ。
 富岡 同じなんですね。プロレタリア革命派も、皇国史観派、アジア主義派も。
対立するものとして考えられがちですが、そうでもないということは、今、近代が終わったからこそ見えてくる。
 古田 僕はある意味で、日本は一度、敗戦によって滅びたとも考えていますよ。
無数のケルビム(引用者注:智天使:旧約聖書の創世記に出てくる)が飛来し、死の卵を降らせたイメージです。
結局、地政学上の問題でいえば、日本には同盟が必要なんですね。日本は周囲が三万キロもある。
オーストラリアなんかIカ所にかたまっているから約二万キロですよ。
日本は巨大な「群島」なんですね。同盟以外で、どうやって防ぐんですか。日本は「孤立できない群島」なんです。ただの島じゃない。

 富岡 それは東アジアの連中と同盟を結ぶということではないですよね。(笑)
 古田 やりたい人はどうぞ、と言いたいんだけど、それをやろうとすると、また滅びるから、やめたほうがいいでしょう。
防衛線を外に拡張して守ろうとすると、外敵が増えるだけなのです。

 富岡 そうすると、日米関係は…
 古田 日米関係はもうずっとやっていく。
 富岡 やっていけばいいですね。基本はね。
 古田 日本はドイツから学んで失敗したんだから、もっとアメリカから学ぶべきなんですよ。
アングロサクソンの人は自分勝手だけど、その場その場で対応していきます。ポストモダンを生きるにはフレキシブルじゃないと無理ですから。
ドイツや中国を学んじゃダメ。この二国はそっくりだから、絶対仲がいいはずですしね。

 富岡 福田恒存がアングロサクソンを敵にすると、必ず滅びるって言ってますよね。
 古田 マイネッケもですよ。彼は国家理性が発揮できる唯一の国は、アメリカになると預言したんですね。
 富岡 なるほど。正しいですね。

<引用終り>


難しい話ですが、これから「では私たちは、私はどうするか」を考えてみたいと思います。

キーになるのは「般若心経」です。  ・・・ またまた変なものを持ち出したな。抹香臭い話は御免だぞと思われそうですが、しばしご容赦を!。

般若心経、正式には摩訶般若波羅蜜多心経と言います。
この経文はサンスクリット語から漢文に翻訳されていまして、有名なのが「色即是空」などの言葉。そして翻訳者は「孫悟空の親分こと三蔵法師こと玄奘三蔵」。
ですから一応漢文なのですが所々サンスクリット語をそのまま音だけ漢字でうつした所があります。

最初の表題の部分もサンスクリット語でして、こうなっています。

摩訶 般若 波羅蜜多 心経(まか はんにゃ はらみった しんぎょう)
偉大なる"悟りを開く智慧"の真髄


※摩訶=偉大なる
※般若=智慧
※波羅蜜多=完成、悟りを開く、彼岸に至る
※心経=(心=真髄、経=経典)


元々仏教は自己開発の為の教えなので、原始仏教に近いタイなどの上座部仏教などは今でも「自己開発」を教えています。
そして面白い事にこの「般若波羅蜜多」はタイにごく少数ある大乗仏教の寺でもこれが経文になっています。

と前置きは此れ位にして本論。この般若心経の最後にこんな謎の呪文が有ります。
「羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶。般若心経」
(ぎゃていぎゃてい はらぎゃてい はらそうぎゃてい ぼじそわか はんにゃしんぎょう)

普通には
羯諦=(さとりに)往ける(もの)
羯諦=       〃
波羅羯諦=さとりに彼岸へ往けよ
波羅僧羯諦=(もっと強調して)さとりの彼岸に往けよ
菩提=覚り(さとり)
薩婆訶=幸いあれ、(良く言った)


全体を纏めて、中村元先生は「往き往きて 彼岸に到達せるさとりよ、幸あれ」と訳されています。

しかしこの「羯諦」の原語「gate gate paragate parasamgate」には「実践せよ」という意味があると言う人がいます。
そうするとこの難解な言葉は「実践せよ 実践せよ」となってくる。
そしてこれこそが古田博司氏のいう「向こう側」への道なのではないか。

日本人が古来武士道とか修験道そして禅寺などで厳しい修行、鍛錬を続けてきた。
その伝統は徳川の平和な時代になっても消して途切れることなく続いてきた。
こんな事が今日の日本の底流にあるのではないか。
そう考えると「武」の道を究めた武人が色んな書物(宮本武蔵の五輪書)を作り、武人の道を説いたのも分かる気がする。

何か取り留めのない話になりました。
結論は英米と大陸の思想の違い、そしてその中で日本人が、我々がやるべきことは日々の実践と鍛錬、こう言う事だと思う次第。

以上でこのコメント紹介エントリーを終りにしたいと思います。

宮本武蔵の絵  2016-1-24宮本武蔵の絵

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コメント

止戈為武 しかをぶとなす

止戈為武 しかをぶとなす
武の真なる目的はそこに有ると師匠に教わった事が有ります。

米国人の合気道修行者が植芝盛平翁に「合気道は素晴らしい、キリストの教えと同じです。」と語った時、翁は「なるほど似ている所は有るのかもしれない。しかし聖書では右の頬を打たれたら、左の頬も出せと言うそうだが、合気道はどちらも打たせず、相手にも罪を犯させる事が無い。」と言ったそうです。
綺麗事を言いやがってと突っ込みを入れたくなる人も多いと思いますが、それを実現出来たら正に武の理想ではないかと思います。

ただ、自分もしくは自分の愛する人を殺させない、傷つけさせないという意志と実力を身につけなければ武を学ぶかいが無いとも思います。
  1. 2016-01-24 13:38
  2. URL
  3. taigen #-
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Re: 止戈為武 しかをぶとなす

> 止戈為武 しかをぶとなす
> 武の真なる目的はそこに有ると師匠に教わった事が有ります。
>
> 米国人の合気道修行者が植芝盛平翁に「合気道は素晴らしい、キリストの教えと同じです。」と語った時、翁は「なるほど似ている所は有るのかもしれない。しかし聖書では右の頬を打たれたら、左の頬も出せと言うそうだが、合気道はどちらも打たせず、相手にも罪を犯させる事が無い。」と言ったそうです。
> 綺麗事を言いやがってと突っ込みを入れたくなる人も多いと思いますが、それを実現出来たら正に武の理想ではないかと思います。
>
> ただ、自分もしくは自分の愛する人を殺させない、傷つけさせないという意志と実力を身につけなければ武を学ぶかいが無いとも思います。


止戈為武、私も知りませんでした。しかし良い言葉ですねえ。
武人の心をぴたりと言い表しています。今風に言えばズバリ抑止力ですね。
しかも「止」と「戈」を合わせると「武」の字になる。上手く出来ています。素晴らしいですね。

植芝盛平翁の話も凄いと思います。
「相手にも罪を犯させる事が無い」、これぞ日本の武人の言葉です。
  1. 2016-01-24 17:19
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

高木兼寛(麦飯男爵)

こんにちは。
エントリーで紹介されたgai-yaangさんのコメントを読んで、昔読んだマンガのエピソードを思い出しました。
確か「栄光なき天才たち」というようなタイトルで、明治時代の海軍軍医高木兼寛の事を取り上げてました。脚気に対する取り組みです。
イギリスで経験重視の医学を学んだ高木は、古来から麦飯が脚気予防に効果があるらしい事から、海軍の兵食の改善に努め、大きな成果をあげました。
これに対して、ドイツの病理探求重視の医学を学んだ陸軍(鴎外森林太郎とか)や東大は高木の病理仮説(たんぱく質不足)が理に合わないとして受け入れず、日清日露の戦争で、陸軍兵士から大量の脚気患者を出してしまったという話です。

高木の仮説は確かに矛盾点が多く、実際に間違っていていました。脚気の原因はビタミンBの不足によるものであることが後年判明してます。

でも、脚気が栄養障害だという着眼点は正しかった訳ですし、実際海軍における脚気の抑制に成功してます。
これに対して、国家の存亡をかけた戦争において、貴重な兵力を脚気で削いでしまった陸軍の対応。
「理屈はどうあれ効果が有るならやればいいじゃないか!」と感じた読者は、私以外にも多いでしょう。

マンガの表現の中で、麦飯の効用を説く高木に対して「ならば病理を示せ!」とドイツかぶれ(失礼)の鴎外さんがふんぞり返るシーンが有りました。

今のドイツに重なります。
  1. 2016-01-24 17:41
  2. URL
  3. もらもら #Fldqm66o
  4. 編集

これは認知できない世界をどのように開いていくかという問題なのだろうと思います。
こんなことはまさに何でもかんでもやっていくしかないと思ってます。とにかくなんでも実践しやっていくしかないと思ってます。

物理学の世界では一時さんざん批判されましたが常温核融合の実験が少しづつではありますが進んでいます。仮説ではありますが自身のエネルギーは常温核融合だとする考え方がでています。
http://www.amazon.co.jp/%E4%BB%AE%E8%AA%AC-%E5%B7%A8%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%81%AF%E6%B0%B4%E7%B4%A0%E6%A0%B8%E8%9E%8D%E5%90%88%E3%81%A7%E8%B5%B7%E3%81%8D%E3%82%8B-%E5%B1%B1%E6%9C%AC-%E5%AF%9B-x/dp/4777512819

これは単なる物理学者の戯言ではなく自動車会社の技術者が主張してることなのです。
更に一部では話題になってるものに元素変換という技術があります。これを研究してるのはなんと三菱重工です。こんなこと10年前、大学生が卒論に書いたらまず卒業させてくれなかったでしょう。

https://www.mhi.co.jp/technology/review/pdf/421/421050.pdf

これもおそらく水素絡みですから常温核融合実験の中から出てきたものだろうと想像できます。こうなるととにかく何でもかんでもトライアルしてみるしかないということなのでしょう。
小生は科学技術振興のためにこのような半ばマッドに近い研究であっても、2兆円くらいの銭を用意して試みてみるべしと考えています。

別にノーベル賞研究を腐すつもりは毛頭ありませんし、どんどん進めるべしと思ってるのですが政府はスーアパーカミオカンデ絡みならばノーベル賞がとりやすとでも思って銭を出してる気がしてなりません。別にニュートリノ研究がすぐになにかの役に立つわけではありませんが当初殆どマッド扱いだったはずです.こういう分野っだってたくさんあるのです。

別に日本が世界の覇権を握るとかなんとかじゃあない、人類の未来を開き閉塞した時代を打破するのはこれしかないのです。アングロサクソンはとにかくやってみるということに関しては端倪すべからざる連中です。

とにかく本当に分からないのだからやってみるしか無いのです。おそらく理屈は後から付いてくるのです。
  1. 2016-01-24 19:19
  2. URL
  3. kazk #cPv2SIBE
  4. 編集

>キーになるのは「般若心経」です。
・・・
>しかしこの「羯諦」の原語「gate gate paragate parasamgate」には「実践せよ」という意味があると言う人がいます。

そうでしたか、そんな意味があったんですね!
昨年父が亡くなり、四十九日の間、般若心経をあげていましたが、意味もわからず淡々とあげていましたなぁ・・・
ハナシはチトちがいますが、ウチの親族関係で、昨年葬式が3連発してしまい、この半年ほど夜はワケわからん事態になりました。
9才になる甥っ子は般若心経と御詠歌はソラで言えるほど上達しました、良いのか悪いのか(苦笑
その甥っ子がせっかく覚えた般若心経(すぐ忘れると思いますがww)の意味を一部でも、ちゃんと教えて上げたいですね。
んで、せっかく興味深い記事をエントリーをしていただいたのに、小生の考えはまとまらず他のコメンテイターの方々は様々な投稿をされ、モヤモヤしておりますwww
またこの関連のエントリーがあるならば、コメさせていただきます・・・orz
  1. 2016-01-24 23:36
  2. URL
  3. 播州人 #-
  4. 編集

 宮本武蔵の、試合前の良い意味での緊張が漂うような鳥の絵は好きです。ただ実物ではなく、テレビでしか見たことはないです。

 アングロサクソンの日下公人さん風に言えば優位戦思考でゲームを闘うのは、とても大事だと思います。日下さんは、総理は優位戦思考が出来ているとも書いておられます。国際性をゲームの様にとらえ、楽しんでプレイするのが肝らしいです。

 先日紹介して頂いた【日本人が知らない「二つのアメリカ」の世界戦略】を図書館で借りて読み、知らない事ばかりでとても勉強になりました。まだ消化しきれていませんが、少しづつ理解していきたいと思います。
  1. 2016-01-25 08:04
  2. URL
  3. 都民です。 #-
  4. 編集

>実践と鍛錬

 明治維新の志士達って皆剣道の達人なんですよね。 歴史的な政治改革をやった人達が全部剣達人と言う例は世界で他にありません。

 一方思想的リーダーと言うのはいないのです。
 
 だって自分達の全く知らない世界と当に対決しなければならない時に、どのような思想で行くべきかなど誰にもわからないわけです。

 だから相手の出方を見ながら、対応を考えるしかないのです。

 そういう事が出来たのは、結局剣の達人だけだったのでしょう。
 
 逆に言うとストーリーに執着した中国や韓国は、これを最後まで理解できませんでした。 実は今も理解していないようですが。
  1. 2016-01-25 10:36
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

Re: 高木兼寛(麦飯男爵)

> こんにちは。
> エントリーで紹介されたgai-yaangさんのコメントを読んで、昔読んだマンガのエピソードを思い出しました。
> 確か「栄光なき天才たち」というようなタイトルで、明治時代の海軍軍医高木兼寛の事を取り上げてました。脚気に対する取り組みです。
> イギリスで経験重視の医学を学んだ高木は、古来から麦飯が脚気予防に効果があるらしい事から、海軍の兵食の改善に努め、大きな成果をあげました。
> これに対して、ドイツの病理探求重視の医学を学んだ陸軍(鴎外森林太郎とか)や東大は高木の病理仮説(たんぱく質不足)が理に合わないとして受け入れず、日清日露の戦争で、陸軍兵士から大量の脚気患者を出してしまったという話です。
>
> 高木の仮説は確かに矛盾点が多く、実際に間違っていていました。脚気の原因はビタミンBの不足によるものであることが後年判明してます。
>
> でも、脚気が栄養障害だという着眼点は正しかった訳ですし、実際海軍における脚気の抑制に成功してます。
> これに対して、国家の存亡をかけた戦争において、貴重な兵力を脚気で削いでしまった陸軍の対応。
> 「理屈はどうあれ効果が有るならやればいいじゃないか!」と感じた読者は、私以外にも多いでしょう。
>
> マンガの表現の中で、麦飯の効用を説く高木に対して「ならば病理を示せ!」とドイツかぶれ(失礼)の鴎外さんがふんぞり返るシーンが有りました。
>
> 今のドイツに重なります。


おおっ、良い話有難うございます。
このエピソードはそのまま大陸と英米の違いの説明に使えそうです。
何せ日本陸軍は脚気で多くの死者を出しました。その原因を作ったのが軍医総監森林太郎こと森鴎外。

こんな事で私は森鴎外の文学は素晴らしいとは思うもののどうしても好きになれません。

それから私の父は若い頃ロシア革命直後のシベリア出兵に参加していました。
そしてその経験からか栄養不足をものすごく気にしていまして、米ぬかを炒って子どもたちに食べさせていました。
私も食べさせられたんですが、正直言ってマズイ!、しかしずいぶん食べたものです。
多分陸軍では日露戦争での失敗が身に染みていたんでしょう。
  1. 2016-01-25 11:13
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
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To:kazk さん

> これは認知できない世界をどのように開いていくかという問題なのだろうと思います。
> こんなことはまさに何でもかんでもやっていくしかないと思ってます。とにかくなんでも実践しやっていくしかないと思ってます。
>
> 物理学の世界では一時さんざん批判されましたが常温核融合の実験が少しづつではありますが進んでいます。仮説ではありますが自身のエネルギーは常温核融合だとする考え方がでています。
> http://www.amazon.co.jp/%E4%BB%AE%E8%AA%AC-%E5%B7%A8%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%81%AF%E6%B0%B4%E7%B4%A0%E6%A0%B8%E8%9E%8D%E5%90%88%E3%81%A7%E8%B5%B7%E3%81%8D%E3%82%8B-%E5%B1%B1%E6%9C%AC-%E5%AF%9B-x/dp/4777512819
>
> これは単なる物理学者の戯言ではなく自動車会社の技術者が主張してることなのです。
> 更に一部では話題になってるものに元素変換という技術があります。これを研究してるのはなんと三菱重工です。こんなこと10年前、大学生が卒論に書いたらまず卒業させてくれなかったでしょう。
>
> https://www.mhi.co.jp/technology/review/pdf/421/421050.pdf
>
> これもおそらく水素絡みですから常温核融合実験の中から出てきたものだろうと想像できます。こうなるととにかく何でもかんでもトライアルしてみるしかないということなのでしょう。
> 小生は科学技術振興のためにこのような半ばマッドに近い研究であっても、2兆円くらいの銭を用意して試みてみるべしと考えています。
>
> 別にノーベル賞研究を腐すつもりは毛頭ありませんし、どんどん進めるべしと思ってるのですが政府はスーアパーカミオカンデ絡みならばノーベル賞がとりやすとでも思って銭を出してる気がしてなりません。別にニュートリノ研究がすぐになにかの役に立つわけではありませんが当初殆どマッド扱いだったはずです.こういう分野っだってたくさんあるのです。
>
> 別に日本が世界の覇権を握るとかなんとかじゃあない、人類の未来を開き閉塞した時代を打破するのはこれしかないのです。アングロサクソンはとにかくやってみるということに関しては端倪すべからざる連中です。
>
> とにかく本当に分からないのだからやってみるしか無いのです。おそらく理屈は後から付いてくるのです。


良い話を教えていただきました。有難うございます。
>こんなこと10年前、大学生が卒論に書いたらまず卒業させてくれなかったでしょう。
これですね。
こんな事を自由にやらせる、この中から(極稀に)凄いものが出来てくる。そうだと思います。
核融合は常温核融合もですが、現在研究中のモノもそろそろ答えが出てくるような気がします。
楽しみですね。

その上で
>やってみるしか無い、理屈は後から付いてくる
こんな事こそ必要なことなんでしょう。この先にこそ未来があるんだと思います。

但しこんな事を可能にするためには人の評価方法を変えないといけない、会社でいえば人事考課とか勤務評定ですね。
失敗したら減点、成功したら当り前、こんな風土では駄目でしょう。
私はそんな事を会社の労務・人事・経理の人にも是非考えて欲しいと思ってます。
  1. 2016-01-25 11:39
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

To:播州人 さん

> >キーになるのは「般若心経」です。
> ・・・
> >しかしこの「羯諦」の原語「gate gate paragate parasamgate」には「実践せよ」という意味があると言う人がいます。
>
> そうでしたか、そんな意味があったんですね!
> 昨年父が亡くなり、四十九日の間、般若心経をあげていましたが、意味もわからず淡々とあげていましたなぁ・・・
> ハナシはチトちがいますが、ウチの親族関係で、昨年葬式が3連発してしまい、この半年ほど夜はワケわからん事態になりました。
> 9才になる甥っ子は般若心経と御詠歌はソラで言えるほど上達しました、良いのか悪いのか(苦笑
> その甥っ子がせっかく覚えた般若心経(すぐ忘れると思いますがww)の意味を一部でも、ちゃんと教えて上げたいですね。
> んで、せっかく興味深い記事をエントリーをしていただいたのに、小生の考えはまとまらず他のコメンテイターの方々は様々な投稿をされ、モヤモヤしておりますwww
> またこの関連のエントリーがあるならば、コメさせていただきます・・・orz


そうですか、9歳で般若心経がソラでいえる、いい事ですね。
実は私も母親が般若心経を何時も唱えていましたので小学校に上がるころからソラでいえました。今でもいえます。
そんな甥っ子さんに少しでも般若心経を覚えてもらうのなら、こんな事は如何でしょうか。

最初に、般若心経は死者におくるものではありません。今を生きる人の為のモノです。だから播州人 さんの甥っ子さんには今を生きる為のモノだ。
だから「羯諦 羯諦」、実践せよ実践せよなんだよ、こう教えてあげれば如何でしょうか。

二番目にこの般若心経を訳したのは「三蔵法師玄奘」、西遊記で孫悟空などを連れてインドまで経典を求めに行く高僧です。
中国からインドまで往復17年の苦難の旅でした。マンガなどでも知っていると思います。
一番の難所はペデル峠で海抜4248メーター、富士山よりずっと高い峠でした。そんな所を超えて行ったんです。

三番目は一つだけ般若心経の言葉をと言えば「色即是空」でしょう。色とは目で見えるものすべて、つまりこの宇宙から一人一人の人まで全部。それが空と言うのは定まりなく流れ動く存在、だから毎日毎日新しく変わっていくんだよ。
まあこんな所でしょう。
ネットではあまり良い解説は見つかりませんので、本屋で解説書でも手に入れられることをお勧めします。

このエントリーもですが、何とも難解な話になってしまいました。
私ももう少し平易に書けるように考えたいと思います。






























































  1. 2016-01-25 14:28
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  3. 短足おじさん二世 #-
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To:都民です さん

>  宮本武蔵の、試合前の良い意味での緊張が漂うような鳥の絵は好きです。ただ実物ではなく、テレビでしか見たことはないです。
>
>  アングロサクソンの日下公人さん風に言えば優位戦思考でゲームを闘うのは、とても大事だと思います。日下さんは、総理は優位戦思考が出来ているとも書いておられます。国際性をゲームの様にとらえ、楽しんでプレイするのが肝らしいです。
>
>  先日紹介して頂いた【日本人が知らない「二つのアメリカ」の世界戦略】を図書館で借りて読み、知らない事ばかりでとても勉強になりました。まだ消化しきれていませんが、少しづつ理解していきたいと思います。


武蔵の絵がお気に入りですか。これは「枯木鳴鵙図(こぼくめいげきず)」といいまして、鳥はモズ(百舌、百舌鳥)です。
くちばしが曲がっているのが分かりますが、これが百舌鳥の特徴です。
そしてもう一つ、よく見るとモズの止まっている枯れ木の中ほどに何か見えます。小さな芋虫が這い上っているのです。
多分この芋虫は一瞬の後、このモズに食べられるでしょう。
武蔵野心が良く分かる絵だと思います。

それから「二つのアメリカ」、難しい話ですが日本人には避けて通れない所、読んでいただいてどうも有難うございます。
  1. 2016-01-25 14:43
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  3. 短足おじさん二世 #-
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To:よもぎねこさん

> >実践と鍛錬
>
>  明治維新の志士達って皆剣道の達人なんですよね。 歴史的な政治改革をやった人達が全部剣達人と言う例は世界で他にありません。
>
>  一方思想的リーダーと言うのはいないのです。
>  
>  だって自分達の全く知らない世界と当に対決しなければならない時に、どのような思想で行くべきかなど誰にもわからないわけです。
>
>  だから相手の出方を見ながら、対応を考えるしかないのです。
>
>  そういう事が出来たのは、結局剣の達人だけだったのでしょう。
>  
>  逆に言うとストーリーに執着した中国や韓国は、これを最後まで理解できませんでした。 実は今も理解していないようですが。


流石よもぎねこさん、肝心な部分を実に簡潔明瞭に示していただきました。
この件を説明する時、この明治維新の志士たちは全て剣の達人、この話を私も使わせていただこうと思います。
何時その機会が来るか分かりませんが、その節はよろしくお願いします。
  1. 2016-01-25 14:49
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  3. 短足おじさん二世 #-
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 もらもらさんの話ですが、森鴎外って優れた文学者ですが、医者でも科学者でもないのです。

 今だって原因のわからない病気は沢山あるのですが、そういう病気には医者はわからないまま対処療法で対応するのです。

 何で効くのかわからなくて、取りあえず「これで患者が少しでも楽になるなら・・・・・。」と言う処方をするのです。

 で脚気には昔から麦飯を食べれば治る事が経験的に知られていたのですから、医者ならそれを試すべきなのです。

 医者なら患者を助ける為にあらゆる手段を試すべきでしょう。
 ところが鴎外はそれを拒否したのです。

 また科学者としてなら、ドイツ医学の盲信ってあり得ないです。
 特定の学説の盲信程、科学の精神に相応しくない話はありません。

 ドイツは優れた科学者が沢山いるけれど、そういう科学者達は権威の盲信などはしなかったから、新しい発見ができたのです。

 科学についてはドイツはやはり超一流国です。
 
 特に鴎外の時代は、ほぼすべての分野で世界最高水準でした。

 それは理論と実験結果の整合を追及しようと言う、ドイツの合理主義の成果でしょう。
 でも森鴎外はこのドイツの合理主義は学ぶ事ができず、ドイツ科学の権威だけを持って帰ったのです。

 森鴎外は官僚だったのと思います。

 権威を盲信してその権威を盾に自分の地位を確保する。
 これで彼は軍医総監にまでなれたのでしょう。

 陸軍兵士にとっては大変不幸なことでしが。

 
  1. 2016-01-26 18:40
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  3. よもぎねこ #-
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ドイツうんぬん

朝鮮とシナの歴史哲学及その民族のエートスなどに関しては抜群の慧眼をしめす古田教授にしてもこんな程度の頓珍漢なドイツ理解か、という心寂しい気持ちがします。
一方最近とみに各所で引用されるトッドの「ドイツ論」ですが、彼がユダヤ系フランス人であり、それに由来する色眼鏡と「ためにする議論」が含まれていることを指摘するむきは少ないようです。

そもそも、ドイツ、ドイツとひとまとめに論ずること自体がシナ論同様に各地方の特色を無視した的外れなものになりがちです。多くの例を引かずとも南北ではまったくことなる風土であり、例えばバイエルン(およびオーストリア)と北ドイツ・プロイセンとは画然と異なる歴史文化、風土と人心をもっております。そして、明治の近代化でわが国が学んだのはプロイセンであること銘記しておくべきです。
しかもそれは軍事、医学、法学などであり、とくに軍事でしょう。そしてそれを維持するための兵隊の資質を変えるためにプロイセン式の教育制度も導入したのでした。江戸時代までのわが国とくに江戸市民はあたかもフーテンの寅さんが如き生活態度だったようで、まるでイタリア人のようです。それではイタリア同様に強い軍隊にはなりませんわね(笑)
南ドイツの人々にとってはそういう規律や団体行動を重視する行動様式は疎ましいものであることも知るべきでしょう。

いずれにせよ欧州の歴史を読めばローマ帝国を崩壊に導く外因となって以来、ドイツと北フランスや北イタリアを含むゲルマン族がその主役の座を占め続けたことは自明のことであり、またアングロサクソンも民族と言語的にはゲルマンであり、米国国民の多数を占めるのはドイツおよびゲルマン系なのであります。すなわちドイツ各族の中でももっとも核心的地位を占める現在のドイツ連邦共和国こそが善かれ悪しかれ欧米文明の中心地であります。それゆえにこそこの文明圏に打撃を与えようとするものはドイツを標的にするでしょう。現在生起している「ドイツ批判」の大合唱もその一環と見るべき、とわたしは考えます。

最後に、シナとドイツ双方を知るものとして、シナとドイツをごっちゃにまとめて批判批評するなどまさに烏滸の沙汰であるといっておきましょう。それはたんに言葉の遊びにしてもセンスがないなあ凹凸 古田教授への評価をし直さねばなるまいと思っています。
  1. 2016-01-26 21:41
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  3. 丸山光三 #54oMcB6U
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  1. 2016-01-26 21:52
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たたら製鉄とタタールとの関係研究へ タタルスタンから視察団
http://www.sankei.com/region/news/150123/rgn1501230056-n1.html

モンゴル高原などで活動した遊牧民、タタール(タタル)が日本古来の製鉄技術「たたら製鉄」の語源!? 謎を解明しようと、ロシアのタタルスタン共和国の視察団が島根県で現地調査を進行中だ。地元関係者も「大きなロマンを感じる」と期待を込めて調査を見守っている。

 島根県ではたたら製鉄の技術が残り、日本刀の原料になる玉鋼を生産。一方、タタール人は古くから優れた製鉄技術を持っていたとされ、朝鮮半島を経て日本に伝来した説も。

面白い話を拾いました。
  1. 2016-01-27 06:10
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  3. taigen #-
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渡辺昇一先生の本にもかかれていましたが、当時、イギリス留学とドイツ留学の連中で、色々あったようです。森鴎外は潔癖症で顕微鏡でみればそこらじゅうに汚い虫がいると信じてこんでいたようです。たしかにばい菌はいますが、いちいち気にしてもね。生きるとは泥沼をストラッグルするということですから。
鴎外は小説家としては好きですが、医者としては国賊ものでしょう。
  1. 2016-01-27 13:39
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  3. NINJA300 #/xzFVZWc
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To:よもぎねこさん

>  もらもらさんの話ですが、森鴎外って優れた文学者ですが、医者でも科学者でもないのです。
>
>  今だって原因のわからない病気は沢山あるのですが、そういう病気には医者はわからないまま対処療法で対応するのです。
>
>  何で効くのかわからなくて、取りあえず「これで患者が少しでも楽になるなら・・・・・。」と言う処方をするのです。
>
>  で脚気には昔から麦飯を食べれば治る事が経験的に知られていたのですから、医者ならそれを試すべきなのです。
>
>  医者なら患者を助ける為にあらゆる手段を試すべきでしょう。
>  ところが鴎外はそれを拒否したのです。
>
>  また科学者としてなら、ドイツ医学の盲信ってあり得ないです。
>  特定の学説の盲信程、科学の精神に相応しくない話はありません。
>
>  ドイツは優れた科学者が沢山いるけれど、そういう科学者達は権威の盲信などはしなかったから、新しい発見ができたのです。
>
>  科学についてはドイツはやはり超一流国です。
>  
>  特に鴎外の時代は、ほぼすべての分野で世界最高水準でした。
>
>  それは理論と実験結果の整合を追及しようと言う、ドイツの合理主義の成果でしょう。
>  でも森鴎外はこのドイツの合理主義は学ぶ事ができず、ドイツ科学の権威だけを持って帰ったのです。
>
>  森鴎外は官僚だったのと思います。
>
>  権威を盲信してその権威を盾に自分の地位を確保する。
>  これで彼は軍医総監にまでなれたのでしょう。
>
>  陸軍兵士にとっては大変不幸なことでしが。


もらもらさんの所でも書いたのですが、私は森鴎外がどうしても好きになれません。
あの脚気の問題が原因です。
あの当時、医学とは経験の集積でしたので、せめて一部の部隊だけでも麦飯を食べさせるべきだったのです。
思い込みとは恐ろしいものですね。
  1. 2016-01-27 14:36
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  3. 短足おじさん二世 #-
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見えぬ物へのアプローチ

現代科学は嫌でも目に見えぬ世界へのアプローチをせねばなりません。
ノーベル賞がその指標になるかどうかは分かりませんが、結構これは面白いことを表してる気がします。

2001年以降の自然科学分野の受賞数

アメリカ 58
日本   13
イギリス 11
ドイツ   6
フランス  5
ロシア   3
カナダ   2
オーストラリア 2
スイス   1
オランダ  1
支那    1

となります。米国は他国出身者がゴマンといますので中々比較対象にはなりませんが、GDPとか何とかを勘案するとアングロサクソンの69、特に英国の11というのは異様な数字だという気がするのは小生だけでしょうか。

不思議な気がしたのはフィールズ賞です
こちらは4年おきなので総数

アメリカ 13
フランス 12
ロシア(旧ソ連)9
イギリス  7
日本    3
ベルギー  2
その他  14
ドイツは1、アジアでは他にベトナムが1あり
数学に関しては仏露は異様な才能がありますのでこれは例外として、もやはりアングロサクソンの20というのは不思議な数字です。ドイツはガウスのような天才は出しましたが、結局どうなんだろうという数字だと思います。

まあ色んな要素があるんでしょうが少なくとも英国の突出ぶりは明白です。が約に言えば大陸の閉塞ぶりはどうなんでしょうか。ある意味の真実でしょう。

眼に見えないもんといえば経済でしょうが、こちらはもうやめましょう。
いいか悪いか知りませんがこの辺りが本当の連中の力の源泉なのかもしれません。

  1. 2016-01-27 18:08
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  3. kazk #cPv2SIBE
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Re: ドイツうんぬん

> 朝鮮とシナの歴史哲学及その民族のエートスなどに関しては抜群の慧眼をしめす古田教授にしてもこんな程度の頓珍漢なドイツ理解か、という心寂しい気持ちがします。
> 一方最近とみに各所で引用されるトッドの「ドイツ論」ですが、彼がユダヤ系フランス人であり、それに由来する色眼鏡と「ためにする議論」が含まれていることを指摘するむきは少ないようです。
>
> そもそも、ドイツ、ドイツとひとまとめに論ずること自体がシナ論同様に各地方の特色を無視した的外れなものになりがちです。多くの例を引かずとも南北ではまったくことなる風土であり、例えばバイエルン(およびオーストリア)と北ドイツ・プロイセンとは画然と異なる歴史文化、風土と人心をもっております。そして、明治の近代化でわが国が学んだのはプロイセンであること銘記しておくべきです。
> しかもそれは軍事、医学、法学などであり、とくに軍事でしょう。そしてそれを維持するための兵隊の資質を変えるためにプロイセン式の教育制度も導入したのでした。江戸時代までのわが国とくに江戸市民はあたかもフーテンの寅さんが如き生活態度だったようで、まるでイタリア人のようです。それではイタリア同様に強い軍隊にはなりませんわね(笑)
> 南ドイツの人々にとってはそういう規律や団体行動を重視する行動様式は疎ましいものであることも知るべきでしょう。
>
> いずれにせよ欧州の歴史を読めばローマ帝国を崩壊に導く外因となって以来、ドイツと北フランスや北イタリアを含むゲルマン族がその主役の座を占め続けたことは自明のことであり、またアングロサクソンも民族と言語的にはゲルマンであり、米国国民の多数を占めるのはドイツおよびゲルマン系なのであります。すなわちドイツ各族の中でももっとも核心的地位を占める現在のドイツ連邦共和国こそが善かれ悪しかれ欧米文明の中心地であります。それゆえにこそこの文明圏に打撃を与えようとするものはドイツを標的にするでしょう。現在生起している「ドイツ批判」の大合唱もその一環と見るべき、とわたしは考えます。
>
> 最後に、シナとドイツ双方を知るものとして、シナとドイツをごっちゃにまとめて批判批評するなどまさに烏滸の沙汰であるといっておきましょう。それはたんに言葉の遊びにしてもセンスがないなあ凹凸 古田教授への評価をし直さねばなるまいと思っています。




 最近ドイツに関したエントリーを色々していまして、ドイツを愛する丸山師匠には不快なエントリーだった事、恐縮です。
特に最近ドイツ、メルケル首相に対する批判的言論が多いようですが、これは2015年3月のメルケルさん訪日以来強まってきたように感じています。
かく言う私も3月の訪日でメルケル首相、ドイツのメディアに対する考えを変えました。理由はこんな風です。
メルケルさんの訪日は昨年3月9日でした。こんなスケジュールでした。
メルケルさんの訪日は7年ぶりでした。
・ 3月9日7時過ぎ羽田着。
・ 午前、東京都科学未来館訪問、ロボットのアシモ君など視察
・ 築地で朝日新聞主催の講演会で講演
・ その後、皇居宮殿で天皇陛下と会見(約20分)
・ 根津美術館訪問 安倍首相が案内
・ 午後4時半から安倍首相との日独首脳会談
・ その後首相公邸での晩餐会
3月10日
・ 三菱ふそうトラック訪問、工場視察 同社は現在ダイムラー社が90%の株主で社長はドイツ人
・ 民主党岡田代表と会談
・ 帰国

そして表向きの理由はG7への協力要請、ウクライナやギリシア問題の話し合いと言われている。
しかし本音は「脱原発」と「歴史認識」、そして世界の首脳の代表として安倍首相に意見をしに来た、こう言われている。

参考までにここに在日ドイツ大使館のHPが有ります。ここで安倍首相との会談の写真の国旗を見てください。
http://www.japan.diplo.de/Vertretung/japan/ja/05-politik/051-besuch/20150309-BK-Merkel.html

安倍さんには当然日章旗、ですがメルケルさんにはドイツ国旗とEUの旗、そして二人の会見写真では日章旗のトナリはEUの旗、つまりメルケルさんはEUの首相としてやってきたと言う事の様です。

しかし考えてみてください。
メルケル首相が日本の野党の代表者と何やら会談していた丁度其の頃、安倍首相は3月10日の東京大空襲(10万人が死んだ)の慰霊祭をやっていた。
その翌日3月11日はあの大震災の日。だがメルケルさんはそのどちらにも何も言及せず、さっさと帰国してしまった。

メルケルさんが脱原発と言うのなら、どうして原発大国フランスに言わないのですか。オランドさんとはしょっちゅう会っているじゃありませんか。
歴史認識と言うのなら日本が中国と韓国にどれだけ援助してきたのか、そんな事を考えるべきです。
しかも日本にとって3月11日がどんな日か、そんな事位メルケルさんほどの方が気が付かない筈が無い。

更にメルケル訪日直後の3月17日にはドイツは中国主導のAIIBに参加を表明しました。これに一緒に入ろうと言いに来たのかもしれません。それなら話は分からないでもない。

しかしメルケルさんが訪日後最初に行ったのが安倍さんでも天皇陛下でもなく「あの朝日新聞」です。安倍の葬式は朝日が出すと言ってはばからない新聞社で講演した、中韓では「やった!、俺たちにドイツから援軍が来た」と大はしゃぎでした。
さらに追い打ちが民死党のオカラとの会談。

このメルケルさん訪日以来、日本の言論界のドイツに対する見方がガラリと変わりました。
私も永年のドイツびいきなので、この事は非常に悲しいです。

そしてこの話の延長線上に安倍首相の米議会上下両院での演説が有ります。希望の同盟と言う話しです。
そして8月の70年談話、これも同じ線上の話です。

古田博司氏の話は丸山師匠には非常に不愉快、それは良く分かります。
しかしメルケルさんのお蔭で日本の心ある人の心情に深い深い傷を残した、これも事実です。

こんな悲しい事情がある事をご理解いただきたいと思います。

  1. 2016-01-27 18:34
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  3. 短足おじさん二世 #-
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To:taigen さん

> たたら製鉄とタタールとの関係研究へ タタルスタンから視察団
> http://www.sankei.com/region/news/150123/rgn1501230056-n1.html
>
> モンゴル高原などで活動した遊牧民、タタール(タタル)が日本古来の製鉄技術「たたら製鉄」の語源!? 謎を解明しようと、ロシアのタタルスタン共和国の視察団が島根県で現地調査を進行中だ。地元関係者も「大きなロマンを感じる」と期待を込めて調査を見守っている。
>
>  島根県ではたたら製鉄の技術が残り、日本刀の原料になる玉鋼を生産。一方、タタール人は古くから優れた製鉄技術を持っていたとされ、朝鮮半島を経て日本に伝来した説も。
>
> 面白い話を拾いました。


興味深い情報ありがとうございます。
たたらなどと言う日本語らしからぬ言葉が外来語ですか、面白い話ですね。
鉄に関係した仕事をしていましたが、こんな事はそんな関係では一度も聞いたことがない話です。

しかし日本と言うのはつくづく凄い国ですね。
ペルシャのガラス器でも正倉院御物には残っていますが、原産地のペルシャには伝世品は無い。
そんなモノは他にも色々あります。、

結局先人の技術に対する敬意がそんな貴重なモノを残したのでしょう。
私らも後世に残すものは何か、そんな事を真剣に考えないといけないですね。
  1. 2016-01-27 21:38
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  3. 短足おじさん二世 #-
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To:NINJA300 さん

> 渡辺昇一先生の本にもかかれていましたが、当時、イギリス留学とドイツ留学の連中で、色々あったようです。森鴎外は潔癖症で顕微鏡でみればそこらじゅうに汚い虫がいると信じてこんでいたようです。たしかにばい菌はいますが、いちいち気にしてもね。生きるとは泥沼をストラッグルするということですから。
> 鴎外は小説家としては好きですが、医者としては国賊ものでしょう。


渡部昇一先生もそんな事を仰ってお見えですか。
しかしそんな考え方の違いが国の運命を左右するのだから、哲学は貴重ですね。

今の時代に生きる人間だから言えることかもしれませんが、矢張りイギリスには学ぶことが多いと思っています。
今のキャメロン政権も中国と手を握ったりして、一見チャランポランですが、芯は一本確かに通っている。
だから国防大臣が日本に来て、日本は同盟国だと言ったりするのでしょう。
確かに百年前は日英同盟でしたが、今は同盟など結んでいないのに・・・
このしたたかさがイギリスの凄い所なんでしょう。見習わなければ。
  1. 2016-01-27 21:49
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
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Re: 見えぬ物へのアプローチ

> 現代科学は嫌でも目に見えぬ世界へのアプローチをせねばなりません。
> ノーベル賞がその指標になるかどうかは分かりませんが、結構これは面白いことを表してる気がします。
>
> 2001年以降の自然科学分野の受賞数
>
> アメリカ 58
> 日本   13
> イギリス 11
> ドイツ   6
> フランス  5
> ロシア   3
> カナダ   2
> オーストラリア 2
> スイス   1
> オランダ  1
> 支那    1
>
> となります。米国は他国出身者がゴマンといますので中々比較対象にはなりませんが、GDPとか何とかを勘案するとアングロサクソンの69、特に英国の11というのは異様な数字だという気がするのは小生だけでしょうか。
>
> 不思議な気がしたのはフィールズ賞です
> こちらは4年おきなので総数
>
> アメリカ 13
> フランス 12
> ロシア(旧ソ連)9
> イギリス  7
> 日本    3
> ベルギー  2
> その他  14
> ドイツは1、アジアでは他にベトナムが1あり
> 数学に関しては仏露は異様な才能がありますのでこれは例外として、もやはりアングロサクソンの20というのは不思議な数字です。ドイツはガウスのような天才は出しましたが、結局どうなんだろうという数字だと思います。
>
> まあ色んな要素があるんでしょうが少なくとも英国の突出ぶりは明白です。が約に言えば大陸の閉塞ぶりはどうなんでしょうか。ある意味の真実でしょう。
>
> 眼に見えないもんといえば経済でしょうが、こちらはもうやめましょう。
> いいか悪いか知りませんがこの辺りが本当の連中の力の源泉なのかもしれません。


良い話有難うございます。
ノーベル賞の件数表で、上位5か国がズバリG5の国。
しかもその並び方がG5の国の序列そのまま。
アメリカ・日本・イギリス・ドイツ・フランス・・・

こんな所にまで国の力が反映されるんですね。少々驚きです。

  1. 2016-01-27 21:56
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
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訂正及び補充

ノーベル賞受賞者のうちアメリカ人について調査してみました米国籍保持者のうち他国出身者がどれだけ居るかを調査しました。1901年から全部調べたのですがこれがけっこう大変でした。出生地がアメリカではない、という人間だけでもよく分かりません。

基本的に高等教育を自国で受けアメリカで研究をしたというのはアメリカ以外でいいのだろうと思うのですが、出身国で医学部を出てその後アメリカに移住し分子生物学を研究し、米国籍取得なんて人はどうしたらいいのか見当がつきません。

それでも米国籍保持者のノーベル賞受賞者 347(最大値) 

米国生まれと思われるノーベル賞受賞者(最大値、減る可能性あり)
          物 化 医 文 平 経    
1901年から1945年   5  3  7  3 8
1945年から1969年  14 11 20  3 7
1970年から2000年  31 22 31  1 1 22
2001年から2015年  16 19 14 0  2 23

先ほどの統計と数値が違いますが先程のは文科省の統計です。
アホバカマヌケの文科省は南部麒次郎氏と中村修二氏を米国人にカウントしてます。だから先程の表ではアメリカ56日本15になります。
とにかく計算の仕方で出身国が変わるというのはどうよ?という気分ですが傾向はつかめるでしょう。
1945年までの平和賞8は笑いましたが1945年の受賞者はコーデル・ハルです。これってイグノーベル賞でしょうか。
数え方をどうするかは本当に問題ですが外国籍保持者85人です。
やはり見えない世界を見ることには長けてる人々のようです。

米国のGDPを日本の3.5倍見当とするとようやく見合ってきたかなという数字ですか。2001年以降の外国籍保持者が13人いますからこんなものでしょうか。我々も見えないモノを見ることは決して出来ないようではないようです。

とにかく不確実な時代ですから何かのストーリーを作りそれに嵌めるというのはもはや不可能でしょう。アメリカ人は学問の世界ではそんなことしないのに政治の世界ではそれをやり過ぎます。迷惑な連中です。

学問でも政治でもとにかく目の前のことを一つ一つ解決していくそういう方法しかないようです。明治の先人たちはそういう気分だったのでしょう。

また昭和の初年の頃の先人たちは米国かソ連か知りませんが連中の書いたストリーについて薄々勘付きつつ打つ手のないもどかしさで苦しんでいたのではないかということを最近感じます。
  1. 2016-01-28 11:32
  2. URL
  3. kazk #cPv2SIBE
  4. 編集

Re: 訂正及び補充

> ノーベル賞受賞者のうちアメリカ人について調査してみました米国籍保持者のうち他国出身者がどれだけ居るかを調査しました。1901年から全部調べたのですがこれがけっこう大変でした。出生地がアメリカではない、という人間だけでもよく分かりません。
>
> 基本的に高等教育を自国で受けアメリカで研究をしたというのはアメリカ以外でいいのだろうと思うのですが、出身国で医学部を出てその後アメリカに移住し分子生物学を研究し、米国籍取得なんて人はどうしたらいいのか見当がつきません。
>
> それでも米国籍保持者のノーベル賞受賞者 347(最大値) 
>
> 米国生まれと思われるノーベル賞受賞者(最大値、減る可能性あり)
>           物 化 医 文 平 経    
> 1901年から1945年   5  3  7  3 8
> 1945年から1969年  14 11 20  3 7
> 1970年から2000年  31 22 31  1 1 22
> 2001年から2015年  16 19 14 0  2 23
>
> 先ほどの統計と数値が違いますが先程のは文科省の統計です。
> アホバカマヌケの文科省は南部麒次郎氏と中村修二氏を米国人にカウントしてます。だから先程の表ではアメリカ56日本15になります。
> とにかく計算の仕方で出身国が変わるというのはどうよ?という気分ですが傾向はつかめるでしょう。
> 1945年までの平和賞8は笑いましたが1945年の受賞者はコーデル・ハルです。これってイグノーベル賞でしょうか。
> 数え方をどうするかは本当に問題ですが外国籍保持者85人です。
> やはり見えない世界を見ることには長けてる人々のようです。
>
> 米国のGDPを日本の3.5倍見当とするとようやく見合ってきたかなという数字ですか。2001年以降の外国籍保持者が13人いますからこんなものでしょうか。我々も見えないモノを見ることは決して出来ないようではないようです。
>
> とにかく不確実な時代ですから何かのストーリーを作りそれに嵌めるというのはもはや不可能でしょう。アメリカ人は学問の世界ではそんなことしないのに政治の世界ではそれをやり過ぎます。迷惑な連中です。
>
> 学問でも政治でもとにかく目の前のことを一つ一つ解決していくそういう方法しかないようです。明治の先人たちはそういう気分だったのでしょう。
>
> また昭和の初年の頃の先人たちは米国かソ連か知りませんが連中の書いたストリーについて薄々勘付きつつ打つ手のないもどかしさで苦しんでいたのではないかということを最近感じます。


面白い統計、有難うございます。
まあアメリカは巨大ですから、こんな結果も分かります。

コーデル・ハルについては、間違いなく対日戦争への論功行賞でしょう。
こんな所はオバカの(?、マ?)平和賞と同じですね。

戦前の先人は日本が欧米から学んだことを実行しようとしたのに、それが軋轢の元。
随分違和感のある話だったと思っています。

それからこんな「見えない世界へのアプローチ」、これは明治の先人は実は江戸時代からの思想的遺産の上に乗っかって考え抜いたと思います。
いずれ近い内にエントリーしようと考えていますが、先の見えない時代の最たるものが「戦国時代」。
こんな時どうすればいいか、これは中国の春秋戦国時代も日本の戦国時代もどちらも偉大な思想家を作りました。
こんな思想が元になったのではないかと思っています。
日本の場合は多分武芸・武士道が基礎に有ると思っています。いずれそんな話をエントリーするつもりです。

  1. 2016-01-28 21:43
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