2015-12-21 14:19

中国の技術<技術の目的は金儲け

 中国の技術について色々書いてきたのだが、中国の技術の目的について考えてみたい。
日本人がどうしても中国人に勝てない事がある。
何だって、先進国のニッポンがどうしても勝てない?、そんな事有るもんかと言いたいところだが・・・
残念ながら事実、有るのです。

金儲けです。人を騙しても嘘を吐いても、とにかくカネを儲ける、これだけは日本人は勝てません。

それと金儲けの一環ですが、「賄賂の使い方(出す方も貰う方も)」、これも日本人は絶対勝てません。

さてそんな金儲けの結果ですが、昨日中国から衝撃的な報道が入ってきた。中国深圳市の工業団地で大規模な地滑りが発生したと言う。未だ被害の程度は良く分からないが、相当数の死者が出ているだろう。

2015-12-21中国の地滑り事故現場

単純な話、こんな事を防ぐ技術が中国には無いのか?、そう思うのだが答えは簡単。
そんな事に使うカネは無い。自分が儲けるだけ、これがこの事業の目的、そう言う事の様だ。

技術を向上させる、そんな事より金儲け、こんな中国流の正に格好に事例となった悲劇だと思う。

そんな事だが此処に興味深いデータがある。
中国の鉄鋼がどんなものに使われているかのデータである。

2015-12-21中国の業種別鉄鋼使用量

これは2013年のデータだが、実に55%が建設関係に使われている。

では日本はどうかと言うと

2015-12-21日本の業種別鉄鋼生産量

この推移グラフの一番下、青色の部分が建設用の鉄鋼の割合。中国とはデータの中身が違うが大まかには傾向は分かると思う。
中国が55%が建設用に使われる鉄鋼。日本はバブル崩壊期に当たる1991年で37%が建設関係、小泉改革(2001年)後の2002年に大きく落ちて26%、そしてミンシ党政権で更におちて20%となっている。
こうしてみると中国の鉄鋼の使い方が如何に異常かが分かる。そりゃあ、ゴーストタウン量産する訳だ。
鉄鋼ひとつとってもこんな使い方をする。技術が育つかと言えば「ノー」である。

私はタイでタイ人相手に技術や管理を教えてきた。タイ人の技術屋と話をする時は基本的に通訳はそばにいるようにさせたが通訳はさせない。私が日本議・英語の機械用語辞典。タイ人は英語・タイ語の矢張り機械用語辞典を持ってきて、それを一つずつ指さしながら説明した。通訳の子にもそばに並ばせたのは、通訳にもそんな専門用語などを教えるためだった。
だから日本人に教えるより5倍も10倍も時間がかかる。
分からない所は「ポンチ絵(マンガ)」を描いたりして説明したものだった。

技術を教える、技術屋を育てると言うのはこんなモノで、だからその国の言葉が微妙なニュアンスを表現できない言葉は実に始末が悪かった。タイ語もそうである。だから中国語も多分同じなのだと思う。
難しい技術を教えるには実に回りくどい事を何度も何度もやらなければ教えきれないのだ。

ちょっと話が飛んでしまった。
だから上掲の鉄鋼の場合でも、中国で鉄を使った難しいものを作るのは技術面で無理だろう。
建築用の「鉄筋」位ならいくらでも出来る。だから狂ったようにゴーストタウンを作っているのだと思い当たる。

冒頭の深圳工業団地の地滑り事故は正に中国のそんな問題点が露呈した。
つまり中国の技術の目的は金儲け、それ以外は全く考えていないと言う事だと思う。

中国の技術の話が何やら散漫になりましたがこの辺でこのテーマは終わりとさせていただきます。

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コメント

 深圳で建物がお豆腐の様に次々と潰れていくのを観ましたが、東日本大震災の時の地震や津波が町を襲うのを何度も観たのとは全く違いました。東北の建物は、あんなにふにゃりと潰れたりしませんでした。ひっくり返っても形はしっかり残っていました。もしかして中国は、鉄筋の強度が弱いものをしかも必要な量使っていなかったのではないかと思います。

 こんな状態の中国なのに、人民元をSDR入りさせてIMFの出資比率を3位にする欧米のいい加減さにこれからどうなることやらと考えてしまいました。
  1. 2015-12-21 17:36
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  3. 都民です。 #-
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膨大な量はどこへ?

お久しぶりです

今回の地滑り崩壊、各画像に目を凝らせても
倒壊したビルの鉄筋はロクに入っていないみたい。
一方で中国の鉄鋼生産量は膨大でその半分が建設関係へ、、、、
あれれ、、、
ビルなどの建設数が超々膨大でないと辻褄が合いませんね。
コンクリート中身やの打ち方もお粗末でしょうから、
今後もちょっとしたことで崩壊だらけでしょうね。



  1. 2015-12-21 18:01
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  3. 横浜在住 #-
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To:都民です さん

>  深圳で建物がお豆腐の様に次々と潰れていくのを観ましたが、東日本大震災の時の地震や津波が町を襲うのを何度も観たのとは全く違いました。東北の建物は、あんなにふにゃりと潰れたりしませんでした。ひっくり返っても形はしっかり残っていました。もしかして中国は、鉄筋の強度が弱いものをしかも必要な量使っていなかったのではないかと思います。
>
>  こんな状態の中国なのに、人民元をSDR入りさせてIMFの出資比率を3位にする欧米のいい加減さにこれからどうなることやらと考えてしまいました。


あのオカラビルは凄いですね。私も改めて驚きました。
外国を色々見てみると分かりますが、日本以外の外国の耐震基準は大体アメリカが基準です。
自分らで独自の耐震基準など造る能力は有りませんし、建設会社も大体欧米系かその影響下。
ですから建物全体が極めて華奢です。それでももつのは大体地盤が固いから。
そんな理由で場所によって地盤が弱いと全くダメですね。
有名なところではメキシコシティー、此処は昔の湖の跡なので地盤が軟弱、だからいつも地震などで災害が起こっています。

そう言う背景の上に中国特有の手抜き工事・オカラ工事が有る。今回等も鉄筋の代わりに竹筋なんか使ってある所だって有るかもしれません。
こんな国が世界のトップになろうなど、百万年早い(!)。手本にならないのですね。
  1. 2015-12-22 08:33
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  3. 短足おじさん二世 #-
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Re: 膨大な量はどこへ?

> お久しぶりです
>
> 今回の地滑り崩壊、各画像に目を凝らせても
> 倒壊したビルの鉄筋はロクに入っていないみたい。
> 一方で中国の鉄鋼生産量は膨大でその半分が建設関係へ、、、、
> あれれ、、、
> ビルなどの建設数が超々膨大でないと辻褄が合いませんね。
> コンクリート中身やの打ち方もお粗末でしょうから、
> 今後もちょっとしたことで崩壊だらけでしょうね。


おおっ、久しぶりのコメント、有難うございます。
確かにご指摘の通り、あんな手抜きのビルを作るのですが、大量の粗悪な鉄は何処へ行ったんでしょうね。
私も正直、疑問を持っています。
アチコチにゴーストタウンを絶賛量産中ですが、もうカネも無くなっている筈です。

実はアチコチに無茶苦茶な在庫があると睨んでいまして、どこかにそんなデータが無いか探しているのですが見つからない。
しかし天津大爆発で明らかになったように、とんでもない在庫を持っていたのです。
鉄なんかは何処へでも積んでおけますから、凄まじい在庫があっても分かりませんね。
確か2年くらい前に「中国の港だけで鉄鉱石・石炭の在庫は1年分ある」と聞きました。
今はもっと有るんでしょうね。

この造り過ぎの余剰在庫が世界に物凄い災いをもたらすと思っていまして、その影響などを調べたいと思っていますが、如何せんデータ不足です。
  1. 2015-12-22 08:48
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  3. 短足おじさん二世 #-
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最近、シナでは、10年位前に立てた15F建て位のビルを爆破して、新しい高層ビルを建てる動きが広がっているようです。鉄材など在庫は消費できるにしても、出来た借金をいったいどうするつもりなのか?シナ通貨は暴落するのではないかを懸念しています。
また、シナの鉄材ダンピングはASEANを席巻しています。ベトナムでは最近、不動産セクターが好調ですが、これは安いシナ鉄材を利用しているからと思われます。また、インドネシア当たりはシナ鉄材の捨て場になっているのではないでしょうか。正確なデータはなくただの想像です。ASEAN経済は華僑が握っていますから、二束三文の安い材料でマンション建設することはやりそうなことです。それこそ、悪貨は良貨を駆逐するです。
  1. 2015-12-22 11:46
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  3. NINJA300 #/xzFVZWc
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書き忘れましたが、シナ緑化事業に100億円の予算は許せませんね。官僚の天下り先を作るための予算です。日本が植林しても、数年後にシナ人は木を切って販売。そして、岩を緑のペンキで塗って誤魔化しています。日本の官僚に良心の呵責はないのか?
  1. 2015-12-22 11:48
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  3. NINJA300 #/xzFVZWc
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 もう20年以上前のNHKである中国の医療機器会社の特集をしていました。

 詰まった血管を広げる機器を作っているのですが、しかし技術者達にミーティングで繰り返し幾ら儲かるかを説いて檄を飛ばすのです。

 エッ?
 こういう医療機器でも技術者一同に設け第一で士気を鼓舞するのかと呆れた覚えがあります。

 ある意味、資本主義的価値感が行きつくところまで行った社会だと思いました。

 その意味では資本主義が崩壊して共産主義国家が生まれると言うマルクスの説が証明された唯一の社会です。

 しかしまあマルクスの説もその続きは見事に外れたのですが。
  1. 2015-12-22 11:54
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  3. よもぎねこ #-
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お金が神様という点では、アメリカと良く似ています。
お互いに儲かればこんなに馬の合うカップルはないでしょうが、儲からなくなれば、近親憎悪に化学変化します。まだ、シナには10億の貧困層が残っているので、この10億人は儲かるのかどうかをアメリカは評価中というところではないでしょうか。ここでアメリカとは0.1%の富裕層アメリカ人で、大統領選挙への寄付がもっとも多い層です。
  1. 2015-12-22 12:24
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  3. NINJA300 #/xzFVZWc
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To:NINJA300 さん

> 最近、シナでは、10年位前に立てた15F建て位のビルを爆破して、新しい高層ビルを建てる動きが広がっているようです。鉄材など在庫は消費できるにしても、出来た借金をいったいどうするつもりなのか?シナ通貨は暴落するのではないかを懸念しています。
> また、シナの鉄材ダンピングはASEANを席巻しています。ベトナムでは最近、不動産セクターが好調ですが、これは安いシナ鉄材を利用しているからと思われます。また、インドネシア当たりはシナ鉄材の捨て場になっているのではないでしょうか。正確なデータはなくただの想像です。ASEAN経済は華僑が握っていますから、二束三文の安い材料でマンション建設することはやりそうなことです。それこそ、悪貨は良貨を駆逐するです。


僅か10年で建て替えですか。もう末期的症状になっていますね。
中国産の安物鋼材のダンピング輸出は殆ど報道されないので実態が不明ですが、相当ひどいものであることは想像がつきます。
これから借金の返済が始まるんでしょうが、そうなった時は地獄。
しかし無茶苦茶な悪影響があるでしょう。困ったものです。
  1. 2015-12-22 14:48
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  3. 短足おじさん二世 #-
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To:NINJA300 さん

> 書き忘れましたが、シナ緑化事業に100億円の予算は許せませんね。官僚の天下り先を作るための予算です。日本が植林しても、数年後にシナ人は木を切って販売。そして、岩を緑のペンキで塗って誤魔化しています。日本の官僚に良心の呵責はないのか?


この話は猛烈に腹が立ちます。
日本の官僚の堕落ぶりが良く分かる事例。
昔なら責任者は切腹でしょう。それ位しないと目が覚めないと思います。
一罰百戒、この一言です。
  1. 2015-12-22 14:52
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  3. 短足おじさん二世 #-
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To:よもぎねこさん

>  もう20年以上前のNHKである中国の医療機器会社の特集をしていました。
>
>  詰まった血管を広げる機器を作っているのですが、しかし技術者達にミーティングで繰り返し幾ら儲かるかを説いて檄を飛ばすのです。
>
>  エッ?
>  こういう医療機器でも技術者一同に設け第一で士気を鼓舞するのかと呆れた覚えがあります。
>
>  ある意味、資本主義的価値感が行きつくところまで行った社会だと思いました。
>
>  その意味では資本主義が崩壊して共産主義国家が生まれると言うマルクスの説が証明された唯一の社会です。
>
>  しかしまあマルクスの説もその続きは見事に外れたのですが。


なるほど、医療機器でもそうでしたか。
まあ彼らの判断基準はいくら儲かるか、もとい、「自分がいくら儲かるか」ですから。
それだから「失敗したらコ・ロすぞ」が有効なんですね。
  1. 2015-12-22 14:59
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  3. 短足おじさん二世 #-
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To:NINJA300 さん

> お金が神様という点では、アメリカと良く似ています。
> お互いに儲かればこんなに馬の合うカップルはないでしょうが、儲からなくなれば、近親憎悪に化学変化します。まだ、シナには10億の貧困層が残っているので、この10億人は儲かるのかどうかをアメリカは評価中というところではないでしょうか。ここでアメリカとは0.1%の富裕層アメリカ人で、大統領選挙への寄付がもっとも多い層です。


そうでしょうねえ。
確かにこんな連中は良く馬が合う。
連中はカネ以外何にも信用していませんから、今はいいんでしょうがカネが亡くなると悲惨なものになる。
早くそんな日が来てほしい、その混乱の先に未来を見ないといけない時期が近づいていますね。
  1. 2015-12-22 15:19
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  3. 短足おじさん二世 #-
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 中国が改革開放を始めた直後ですが、中国からアメリカに輸出した錦鯉の中に、麻薬が入っていたと言うニュースがありました、

 それが鯉のお腹を割いて、そこに麻薬の入った袋を押しこんで、傷口を縫っているのです。

 当然鯉の多くが死んでしまうし、大きな傷と乱暴に縫った丸見えで直ぐにばれたのです。

 しかしワタシはそれを見た時、本当に何とも言えない無残なモノを感じました。

 一つは生き物に対する思いやりのなさです。
 
 もう一つはあの文化大革命は何だったのか・・・・・と言う思いです。

 あれだけ多くの犠牲を払ったのに、文化大革命で掲げられた理想は何一つ残っていなかったのです。

 だって経済自由化が始まったら早速こんな犯罪を始めるのですから。 ある種絶望的な社会です。
  1. 2015-12-23 14:31
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  3. よもぎねこ #-
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To:よもぎねこさん

>  中国が改革開放を始めた直後ですが、中国からアメリカに輸出した錦鯉の中に、麻薬が入っていたと言うニュースがありました、
>
>  それが鯉のお腹を割いて、そこに麻薬の入った袋を押しこんで、傷口を縫っているのです。
>
>  当然鯉の多くが死んでしまうし、大きな傷と乱暴に縫った丸見えで直ぐにばれたのです。
>
>  しかしワタシはそれを見た時、本当に何とも言えない無残なモノを感じました。
>
>  一つは生き物に対する思いやりのなさです。
>  
>  もう一つはあの文化大革命は何だったのか・・・・・と言う思いです。
>
>  あれだけ多くの犠牲を払ったのに、文化大革命で掲げられた理想は何一つ残っていなかったのです。
>
>  だって経済自由化が始まったら早速こんな犯罪を始めるのですから。 ある種絶望的な社会です。


面白い話、有難うございます。
錦鯉の中に麻薬、そんな事、日本人の発想には決してありえません。ビックリ仰天です。

以前ヒラリー・クリントンが中国は20年後、最も貧しい国になると言いました。
その理由として「中国人は世界でも稀な宗教の無い、信仰心の無い国民だ」と言いました。
最近の中国の色々な不祥事を見るたびにこの話を思い出します。
彼らにはカネ以外に信じるモノが無い、或る意味可哀そうな人種ですが、そんな人間が最近日本にも増えてきました。
特に中国のカネに目が眩んだアホが目立つのは困った事です。
早く中国が倒産してくれることを期待しています。
  1. 2015-12-24 06:02
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  3. 短足おじさん二世 #-
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