2015-12-02 17:45

「100年マラソン」を読んでみた<その6 最終回は日本について


 「100年マラソン」について色々書いてきたが、今回は最終回として日本についてです。
邦題:China 2049、原題「100年マラソン」には日本については二ヶ所に記述があったが、一カ所は天安門事件をきっかけに反米・反日に大きく方針変更したことで量としては極少しだけ。

そしてもう一つが、2009年からのアメリカの衰退から日本への攻撃を強めた事。
これについては尖閣諸島問題が記憶に新しいが、それをピルズベリー氏はどう書いているか。
早速どんな事が書いてあるか見てみよう。


<以下アメリカの衰退に関して抜粋引用>

 2007年に中国が自国の気象衛星を爆破したことは、一連の威嚇射撃(アメリカと同盟国の決意や、国際的基準で許される限度を試すために行ったらしい意図的な挑発行為や敵対行為)の口火を切るもので、世界のほとんどの国はそれを見逃したり、無視したり、言い逃れしたりした。威嚇射撃はその後の数年間でますます厚かましいものになっていった。その結果、東アジアの緊張は、第二次大戦以降でピークに達した

 人工衛星を破壊した後、中国は、アメリカとその新しい大統領であるバラクーオバマに対する態度を明らかに変化させた。2009年12月、オバマ大統領はコペンハーゲンを訪問した。そこには、192力国の代表が、気候変動に関する新たな地球規模の政策に合意するために集まっていた。この首脳会議で目を引いたのは、中国の代表団の姿勢が大きく変わったことだ。彼らはいつになく無礼な態度を取り、欧米の代表の話を何度も遮り、建設的な意見をほとんど述べなかった。温家宝首相はほとんどの交渉への参加を拒み、他国の首脳たちを鼻であしらった。気候協定の交渉案に西側が期待する公約が含まれることを阻止する付帯決議を、中国は他の発展途上の国々とともに採択してオブザーバーたちを驚かせた。それは、全世界の合意という会議の目標に真っ向から歯向かう行為だった。
(引用者注:この2009年12月と言うのは、前回の中国梦で書いたオバマの最初の訪中の僅か1ヶ月後)
その時「オバマの訪中に対し、中国の受け止め方は「三十にして立つ」」だった

・・・中略

 この中国の打算を裏づける証拠が、2010年に露見した。それは、共産党中央委員会の外交問題専門家から中国の役人に送られた4ページからなる機密文書だった。この文書は「今後10年間に中国が直面する最も重要な外交政策上の問題は何か?」という問いに答えるものだった。アメリカ政府が入手したその機密文書には、その専門家の回答として、「管理美国衰落(アメリカの衰退にいかに対処するか)」と記されており、それに役立ついくつかの戦術が語られていた。情報が正しければ、その報告は10年以内に中国がアメリカの経済を超えると示唆していた。p301-304

・・・以下略

<次は日本に関する部分抜粋引用>

 しかし、最も緊張が高まっているのは、日本との関係だ。中国の著述家の中には、日本人は「雑種」で、日本はアジアにおけるアメリカの代理国だと考える人もいる。その上、第二次世界大戦中に中国を占領した日本軍の残酷な行為に対する怒りも、根強く残っている。東シナ海では、日本列島から西へ延びる一連の島々で衝突が頻発しており、全面的な海戦へと発展しかねない。

 2010年9月7日、中国では釣魚島、日本では尖閣諸島と呼ばれる諸島の近くで、中国漁船と日本の巡視船が衝突した。中国政府が強く反対したにもかかわらず、日本の海上保安庁は、中国漁船の船長と船員を拘束、連行した。しこれに対して中国は、日本へのレアアース輸出を大幅に削減するとともに、軍が管理する立ち入り禁止区域に侵入したとして4入の日本人を逮捕した
 驚いたことに、2年後、6隻の中国の海洋監視船が2グループに分かれて尖閣諸島地域に侵入し、うち4隻が日本の巡視船の警告を無視して航行を続けた。中国は、領海をそれらの島々の周囲にまで拡大するという声明を出し、その海域での巡回を始めた。この事件を皮切りに、中国は諸島の周囲を継続的に巡回するようになり、数週間にわたって巡回することもあった。諸島から14マイル以内への侵入もたびたび起きた。尖閣諸島に含まれる個人所有の島々を日本政府が購入すると、中国全土で反目の抗議行動が勃発した。北京の日本大使館を数千人が取り囲み、他の多くの都市でも抗議行動が起きた。中国政府は「日本は中国の権利を侵害したのだから、中国の市民が意見を表明するのは極めて当然のことである」との声明を出し、抗議を後押しした。

 2013年11月23日に中国の国防部が東シナ海に防空識別圏(ADIZ)を設定すると発表するにいたって、ついにアメリカは何らかの手を打たなければならなくなった。過去において日本やアメリカを含む他の国も、それぞれADIZを公表してきたが、中国の場
合は非常に厳しい要求を掲げ、その圏内を飛ぶ航空機に、身分を明かし、飛行計画を提供することだけでなく、飛行中に中国のADIZ管理機構と無線連絡を取り続けることまで要求した。中国政府の発表の直後、喜ばしいことに、アメリカの国防長官チャック・ヘーゲルは、2機のB52超大型戦略爆撃機が中国のADIZ上空を飛ぶことを許可し、中国政府の要求をアメリカが認めないことを明らかにした。中国は抵抗しないはずだとヘーゲルに助言したのはわたしだった。

 日本の抗議に対して、中国の外文部は「日本には、無責任な意見や悪意のこもった言いがかりを中国にぶつける権利はない」「中国の領土統治権を傷つける行為をすべてやめるよう日本に要求する」と述べた

日本の安倍晋三総理大臣は、2014年1月にスイスのダボスで聞かれた世界経済フォーラム年次総会で、東シナ海諸島を巡って緊張が高まる日中の関係を、第一次世界大戦前のイギリスとドイツの緊張にたとえて、論争を引き起こした。イギリスとドイツが、現在の日本と中国のように経済的に強く結びついていたにもかかわらず、1914年に戦争に突入したのは誰もが知るところだ。(p309-p311)

・・・以下略

<引用終り>


 さて戦争状態云々と言っても今の人にはピンとこないと思う。
しかし産経新聞の古森さんの情報によれば、こんな事が・・・

中国が日本との戦争を準備!   古森義久  2014.02.21
http://blog.kajika.net/?search=%C3%E6%B9%F1%A4%AC%C6%FC%CB%DC%A4%C8%A4%CE%C0%EF%C1%E8%A4%F2%BD%E0%C8%F7%A1%AA%A1%A1%A1%A1%A1%A1%B8%C5%BF%B9%B5%C1%B5%D7

以下ブログも参照ください。
http://tansoku159.blog.fc2.com/blog-entry-915.html

<以下抜粋引用>
 どうしても気になるニュースです。米軍の現役の軍人が「中国人民解放軍はいま日本との短期の戦争の準備をしている」と発言したというのです。
この動きはワシントンの報道陣でも国家安全保障問題では最も実績があるとされるビル・ガーツ記者により本日2月20日付のワシントン・タイムズで報じられました。昨夜19日夜にはすでにフォックス・ニュースTVが報じています。

<引用此処まで>

おいおい!、マジかよ!、そんな思いがするのだが、その後この話は立ち消えになったようで続報は無い。
又尖閣諸島での中国船領海侵犯事件もその後ピタッと止まってしまった。
ムチャクチャな中国の反日デモもその後トンと話を聞かなくなった。

中国の反日デモ(2012年9月)
2015-11-25中国暴動2012年9月アウディ販売店


ところでその中国の開戦に関して、余命3年時事日記に興味深い記事がある。
今迄の事実と比べてみてどうでしょうか。

これ以降、事実関係検討の為、「余命3年時事日記」の関連部分を一部引用します。
余命さんはブログの引用に関して、引用は良いが事実を正確に知ってもらうため、引用するのなら全文引用してほしいと言っておられましたが、それをすると長すぎて何が何だか分からなくなるので関連部分だけ引用にとどめます。
該当記事のURLを分かるようにしておきますので、読む際全文を見ていただければ幸いです。


最初にこの記事

107 中国軍事放談会
http://yh649490005.xsrv.jp/public_html/2015/08/21/107%E3%80%80%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E6%94%BE%E8%AB%87%E4%BC%9A/

<要点を抜粋引用>

(最初に2013年3月15日中華人民共和国中央軍事委員(委員長:習近平)となった人の名前を紹介した後で

この3月15日直後の軍事委員会で異変が起きたようです。(引用者注:2013年3月の事です)
 議題は日中戦争で開戦に向けての準備状況が中心になったそうですが、会議はだいぶもめたようです。その結論は「軍事委員会としては当分の間、日中開戦は考えない」ということだったそうです。(一同驚き雰囲気が変わる)メモを見ながらですいません。
 かなり会議の詳細がわかっております。今回特徴的な出来事は会議にビデオ映像がふんだんに使われたということです。自衛隊の観艦式映像、観閲式映像、総火演映像等大変な量だったようです。結論を先に言えば、会議の方向を決めたのはこれらの映像資料でした。開戦強硬派の陸軍は中国軍戦車と日本の10式戦車の圧倒的な能力差にまったく反論ができなかったのです。また対潜水艦哨戒システムやP3CがP1ジェットに切り替わることによって南シナ海も原潜の危険ゾーンであることが判明したのもビデオ映像からでした。
 人民解放軍というより中国軍は陸軍が主体です。当然軍事委員会の力関係も圧倒的に陸軍の意向が反映されます。ところが今回は違いました。仮想敵国が日本という海を挟んだ国であるため陸軍は海軍、空軍の意向を無視できなかったのです。少なくとも2010年前半までは海軍もそこそこ開戦の意向はあったようです。ところが韓国のすり寄りにより、日本の国家機密情報が筒抜けになり自衛隊の準備状況が明らかになることによって中国海軍の戦闘意識はなくなってしまいました。日本の引いて防御の作戦は当然のこととしてわかっておりましたが、その封鎖作戦は中国の予想をはるかにこえるもので、中国海軍は東シナ海はもとより南シナ海でも自由な行動はできないことがはっきりとしたからです。第2砲兵戦略ミサイル部隊や陸軍は強硬だったようですが当初の戦闘は海軍の制海権確保です。物理的に不可能となればすべては終わりです。中国海軍は2004年の漢級原潜の事件についても、つい最近までどうして出港から帰港までチェックされていたのかわかっていなかったようです。ケーブルセンサーや機雷封鎖についても全く念頭になく、日本侵攻には欠かせない対策が全くないことが露呈したのです。機雷敷設について陸軍は1000個もの機雷敷設には半年はかかるだろうという認識しかなく日本の能力は航空敷設をフルに使えば1日で完了するという答えに絶句というありさまだったようです。海軍が全くやる気をなくした最大の要因は自衛隊の細かな艦船情報でした。そして完璧な衛星情報と、海中センサー管理体制です。対日強硬派といわれる周が軍事委員会の主席となって「さあこれから」という会議が無残なものになってしまいました。このような状況では戦争どころではなく、とりあえず国民向けに対日強硬の路線は維持しつつ、しかし間違っても開戦となるような事態は避けなくてはならないということで、尖閣への海軍艦船の航行は避ける香港の民兵尖閣上陸行動は阻止するという対応を確認したそうです。周のこの対応について陸軍というより人民解放軍は大きな不満をもったようです。今後にかなりの影響が出る可能性があります。しかし、これだけの情報が漏れ出すということは周の軍に対する影響力に問題ありということです。もう半年は経過したとはいえ、日中戦争の基本的条件は変わっていないので確認事項はそのままでしょう。防衛識別圏の設定とか安重根記念館等の問題は戦略変更のあらわれです。

<引用此処まで>

以下は余命ブログの関連記事です。この会議の詳細が色々記述されています。

114 驚きの中国軍事委員会(遺稿記事)

http://yh649490005.xsrv.jp/public_html/2015/08/21/114%E3%80%80%E9%A9%9A%E3%81%8D%E3%81%AE%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A%EF%BC%88%E9%81%BA%E7%A8%BF%E8%A8%98%E4%BA%8B%EF%BC%89/



115 中国軍事委員会記事検証座談会

http://yh649490005.xsrv.jp/public_html/2015/08/21/115%E3%80%80%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A%E8%A8%98%E4%BA%8B%E6%A4%9C%E8%A8%BC%E5%BA%A7%E8%AB%87%E4%BC%9A/


124 中国軍事委員会対日開戦議論(遺稿記事)

http://yh649490005.xsrv.jp/public_html/2015/08/21/124%E3%80%80%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A%E5%AF%BE%E6%97%A5%E9%96%8B%E6%88%A6%E8%AD%B0%E8%AB%96%EF%BC%88%E9%81%BA%E7%A8%BF%E8%A8%98%E4%BA%8B%EF%BC%89/


所で上掲余命記事で「韓国のすり寄りにより、日本の国家機密情報が筒抜け」との記述があります。
これは民主党政権時に自衛隊の防衛機密が韓国に漏れ、そこから中国に漏れたものです。膨大な資料でしたので中国軍が解析するのに約2年かかったそうです。
その防衛機密漏えい事件は

民主政権、3万件の防衛秘密廃棄
http://www.sankei.com/politics/news/131120/plt1311200004-n1.html

この件の動画などは下記にあります
http://kazuyahkd.com/archives/1847


余命さんの記事とこのピルズベリーの「100年マラソン」を読み比べてみると、余命さんの記事はピルズベリーが書けなかったことが書いてあるように感じる。

そして重要な事、2012年にあれだけ荒れ狂った中国の反日デモ、そして尖閣諸島周辺での中国艦船の領海侵犯、こんな事が急にピタッと止まってしまった。
その裏側にはこんな事情があった、その事が分かったのは大変良い事だと思う。
しかし中国はこれに諦めた訳ではない。今はその時期ではないと言う事で一旦引き下がって力を蓄えようとしているだけ。
そう理解すべきだと思う。

正に今目の前の問題で、日本人に自らの将来を真剣に考える良い機会となるものだと思う。、


最後のこの話のつけたし、実は中国の動きと連動して韓国が可笑しな動きをしている。
李明博の「日本乗っ取り完了宣言」を記憶されていると思う。
日本乗っ取り完了宣言
https://www.youtube.com/watch?v=btfyg18VtWQ
だがこの裏にはこんな事がある。


以下余命さんの記事
117 中国、韓国ここ10年(時系列検証)
http://yh649490005.xsrv.jp/public_html/2015/08/21/117%E3%80%80%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%80%81%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%81%93%E3%81%9310%E5%B9%B4%EF%BC%88%E6%99%82%E7%B3%BB%E5%88%97%E6%A4%9C%E8%A8%BC%EF%BC%89/

<肝心な部分だけ抜粋引用>
20100608鳩山から管へ。
20101020韓国対馬侵攻と疑われる部隊移動開始。察知した北朝鮮が軍を移動。これに中国も反応。瀋陽軍区朝鮮国境地帯に兵力を集中移動。監視衛星で察知した米から警告も民主党政府は反応せず。当時の防衛大臣は北澤俊美。米軍、韓国に忠告も動かず朝鮮戦争再開を防ぐため、米中工作、了解のもとに20101123延坪島砲撃開始。
 日本メディアは報道していませんが2010年11月28日の世界軍事ネット記事と関連サイトでは中国人民解放軍瀋陽軍区国境地帯に約30万人の兵力集中とある。対馬侵攻情報に疑問を持ったか政府は動かず、自衛隊は独自に態勢を整えた。
<引用此処まで>

これだけ読むとこの記事本当なのだろうかと思うが、それに関連したこんな話が有る。

2009年1月26日、対馬市長と市議会議長が防衛庁を訪問し、防衛力強化を直訴した・・・前代未聞なのだが・・・。
詳細は以下wiki参照ください
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BE%E9%A6%AC%E8%AD%A6%E5%82%99%E9%9A%8A_(%E9%99%B8%E4%B8%8A%E8%87%AA%E8%A1%9B%E9%9A%8A)

国境の最前線に住んでいる対馬市長、市議会議長には口外出来ないような情報が結構入ってきていたのだろう。
実は私も2009年にこの防衛庁への直訴の件を知った時、今そこまで危機が迫っているとは思えず(短足も平和ボケ)、半信半疑状態だったが、余命ブログで事実関係が分かり愕然とした。

実にきわどい所で日本が護られたと言う事だと思う。


以上で「100年マラソン」の書評を終わります。
しかし最後にもう一つ、今の日本に関する部分です。
安保法案は成立しました。しかし共産党などは戦争法案だとして未だに反対運動を続けています。
しかもその反対運動には多額の運動資金が流れ込んでいるようです。これが何処から出てきたのか。
こんな事を考えると、今この戦争は現に今も続いていると思われます。

最後にピルズベリーの「100年マラソン」から安倍さんの言葉。

「日本の安倍晋三総理大臣は、2014年1月にスイスのダボスで聞かれた世界経済フォーラム年次総会で、東シナ海諸島を巡って緊張が高まる日中の関係を、第一次世界大戦前のイギリスとドイツの緊張にたとえて、論争を引き起こした。イギリスとドイツが、現在の日本と中国のように経済的に強く結びついていたにもかかわらず、1914年に戦争に突入したのは誰もが知るところだ。」


これこそ実にいいタイミングでの牽制球だと思う。
こんな流れの先に今年のアメリカ上下両院での演説があり、8月の70年談話がある。
孫子の兵法の最善の手は「戦わずして勝つ」、この為には抑止力の強化しかありません。


今回でこの「100年マラソン」シリーズは終わりにします。いつの間にか今年も後一ヶ月、光陰矢の如しですね。
明日からはどんな話題になりますやら・・・
  1. 中国
  2. TB(0)
  3. CM(20)

コメント

 権力を持った人々の間でも、最近に与えた恩恵によって、以前の怨念が消えるなどと思う人がいたならば、

 その人は取り返しのつかない誤りを犯すことになる。


 ニコロ・マキャベリの言葉です。

 日本もアメリカも過去には中国とイロイロあったわけですが、戦後は善意を尽くす事によって過去の問題を乗り越えて友好関係を作れると思ったのです。

 しかしマキャベリの言う通りでした。

 中国は過去の問題を永遠に忘れていません。 と言うより中国と言うより過去に関係なく世界最強最大の国家であるために手段を択ばない意思を持っているのです。

 これでは友好関係などを考える方が無理でしょう。
  1. 2015-12-02 19:17
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

To:よもぎねこさん

>  権力を持った人々の間でも、最近に与えた恩恵によって、以前の怨念が消えるなどと思う人がいたならば、
>
>  その人は取り返しのつかない誤りを犯すことになる。
>
>
>  ニコロ・マキャベリの言葉です。
>
>  日本もアメリカも過去には中国とイロイロあったわけですが、戦後は善意を尽くす事によって過去の問題を乗り越えて友好関係を作れると思ったのです。
>
>  しかしマキャベリの言う通りでした。
>
>  中国は過去の問題を永遠に忘れていません。 と言うより中国と言うより過去に関係なく世界最強最大の国家であるために手段を択ばない意思を持っているのです。
>
>  これでは友好関係などを考える方が無理でしょう。


全くその通りです。
日本には「水に流す」文化がありますが、中国にも、そして欧米にもありません。
特に戦後70年たっても未だアメリカは「日本が原爆投下の復讐をする」、そんな心配をしています。
その裏には多分国を追われて世界を彷徨ったユダヤの民の2000年来の怨念があるのでしょう。

中国は国家がバラバラになるしかないのですが、日本もその影響を免れる事は出来ないですね。
  1. 2015-12-03 04:54
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

 中国は各国の指導者の就任時に当りを付けて、反応をみるそうでうね。安倍総理の時も、確か強圧的な言動で揺さぶりをかけて来ました。総理は毅然と対応されたし、それは今も変わりなくて本当に良かったです。あの国は、足元をみて弱いとみると付け込んでくる、まるでチンピラみたいな国です。

 とにかく、我が国は経済・軍事・外交・国民の意識を向上させて、彼らに妙な気を起こさせないようにしないといけませんね。

 それにしても、厚みのある「100年マラソン」を噛み砕いて解説して下さり、ありがとうございました。とても米国や中国の思惑や、我が国がどうすればよいのか素人の私にも分って来ました。
  1. 2015-12-03 09:32
  2. URL
  3. 都民です。 #-
  4. 編集

改めて民主党政権のバカさ加減極まれりを再認識しました

2大暴力団組織wの手打ちがあったから、朝鮮半島や対馬が火の海にならなかったのに過ぎません。
脳内お花畑の9条教徒の出番など皆無ですw
素人以下の『積極的なバカ』に国を任せる危険性が如何様なものか、国民はあまりにも高すぎる授業料を払ってしまったのではないのでしょうか。しかし、今もってバカ共を担ごうとする連中が第三勢力として徘徊している危険性も考慮しなければなりません。
  1. 2015-12-03 10:10
  2. URL
  3. hanehan #3/2tU3w2
  4. 編集

To:都民です さん

>  中国は各国の指導者の就任時に当りを付けて、反応をみるそうでうね。安倍総理の時も、確か強圧的な言動で揺さぶりをかけて来ました。総理は毅然と対応されたし、それは今も変わりなくて本当に良かったです。あの国は、足元をみて弱いとみると付け込んでくる、まるでチンピラみたいな国です。
>
>  とにかく、我が国は経済・軍事・外交・国民の意識を向上させて、彼らに妙な気を起こさせないようにしないといけませんね。
>
>  それにしても、厚みのある「100年マラソン」を噛み砕いて解説して下さり、ありがとうございました。とても米国や中国の思惑や、我が国がどうすればよいのか素人の私にも分って来ました。


中国=チンピラ893論ですか、確かにその通りです。
こっちが弱いと見ると何処までも付け上がってくる。安倍さんで本当に良かったです。
変な話ですが、若し日本がアメリカとか韓国みたいな大統領制だったら・・・
多分日本は鳩山由紀夫大統領に国をたたき売られ、今頃日本人は世界を彷徨っているのではないか。
信じがたい悪夢ですが、政治とはそんなモノなんですね。
そして今頃は中華人民共和国日本省東京県になっているかも・・・、おおっ、怖っ。

それにしても読みにくい長文にお付き合いいただき、有難うございました。
  1. 2015-12-03 11:12
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

Re: 改めて民主党政権のバカさ加減極まれりを再認識しました

> 2大暴力団組織wの手打ちがあったから、朝鮮半島や対馬が火の海にならなかったのに過ぎません。
> 脳内お花畑の9条教徒の出番など皆無ですw
> 素人以下の『積極的なバカ』に国を任せる危険性が如何様なものか、国民はあまりにも高すぎる授業料を払ってしまったのではないのでしょうか。しかし、今もってバカ共を担ごうとする連中が第三勢力として徘徊している危険性も考慮しなければなりません。


初めまして、コメント有難うございます。
いや、このFC2では初めてですが、確かIZA時代に何度もすれ違ったことがあるのではないかと思います。
これからも宜しくお願いします。

それにしても、この本を読んでみて、私も改めて民主党政権のバカさ加減を痛感しました。
こんな時は相手がフラフラしていても手を抜いてはいけないでしょう。徹底的に叩き潰さねば。
これでないと子子孫孫に悔いを残します。
  1. 2015-12-03 11:17
  2. URL
  3. 短足おじさん二世 #-
  4. 編集

北京オリンピックの2008年頃は、日本と戦争する方針であることは隠さなくなってましたね。北京ダックを食いながら何度も聞きました。上海万博と北京オリンピックが終われば、一挙に台湾に上陸し、日本と決着を付ける計画だったと思います。歴代の王朝と同じで、あの国が大きくなれば、必ず日本から台湾に続く島々が邪魔なわけですから。そして、朝鮮を使い、対馬を攻めるのも同様です。

中国も韓国も相変わらず科挙制度なのです。
一生懸命に受験勉強して、試験に合格した文民のインテリ達がエリート層を作り全てを支配するのです。現場感覚は全くゼロ。全て文献を読んで情報を集め、机の上で考えた戦略です。机上の空論を権力をもって実行しますので、とても危険です。そして、彼らの参考文献が朝日新聞、中日新聞、日本のあほだらテレビですから、日本について間違ったイメージを信じ込んで計画を立てるのです。

私は連中の講演会を聞いて、全てがわかりましたよ。
世界中の文献を引用しながら、我田引水の大風呂敷を広げ、空きだらけの理論ながら、質疑応答は受け付けず、だだ拍手するのみなんですから。
朝鮮の両藩と同じように「箸より重いものを持ったことがない」者のイメージと重なります。
日本は現場力と武力を磨き対抗するしかないでしょう。
  1. 2015-12-03 18:18
  2. URL
  3. 友遊 #-
  4. 編集

余命三年、大当たりです

中国が儒教(朱子学)と科挙による頭でっかちの観念論で机上の空論を弄ぶのに対し、アメリカはマニフェスト・デスティニーといった狂信的な民主主義の伝道師(押し売り)、両国とも自分が一番偉いと信じており自国の価値観を押し付けようとする。

高山正之氏の著書「アメリカと中国は偉そうに嘘をつく」にこんな小見出しがあります。『欧米は「搾取」しか知らず、中露は「略奪」しか知らない』

満洲事変のリットン調査団、調査目的とは裏腹に各国の植民地担当大臣で構成され、日本の植民地経営を密かに観察する狙いがあったという。その結論は「欧米の搾取型経営を告発する危険性」があり、調査報告は「日本に手を引かせ、欧米諸国が代わりに満洲を引き継いで、ゆくゆくは搾取型に変える」方向を示した、とあります。

パラオをはじめとする南洋の島々、日本統治時代には学校・病院・工場が建てられ大いに発展したのに、米国統治となってからは日本統治時代の道路も橋も徹底的に破壊されました。米軍基地に必要な島々以外はほとんど見捨てられ、住民は補助金と米国の高カロリーの缶詰漬けにされてしまった。

欧米のイラク・リビア・シリアなどに対する扱いをみても、中東・アフリカ諸国の発展など望んでおらず、資源さえ黙って差し出していれば良いという本音が透けて見えます。

今の日本、アメリカ幕府の外様から普代並みになったところでしょうか。真の独立を回復するにはアメリカと協調しつつ国防の強化により中国・韓国及び国内の反日勢力を抑え、憲法改正への道筋をつけること。

最近、余命三年ブログ記事の通り、在日の絡む事件・事案が多いですね。
共産党の別働隊のSEALDsやしばき隊、朝鮮式デモで素性はバレバレ。

今日(3日)のニュースで山口組ナンバー3、直系団体「極心連合会」の姜弘文(通称・橋本弘文)会長(68)が離脱、さらに靖国神社での爆発事件に韓国人が関与していたとの報道。まさに在日・本国とも韓国人はろくなものじゃない。

来年はいよいよ在日の年貢の納め時となるよう願っています。
  1. 2015-12-03 23:27
  2. URL
  3. gai-yaang #-
  4. 編集

余命との符号が興味深いですね

一連の100年マラソン記事、大変分かりやすくまとめて頂き理解が深まりました。
100年マラソンの記述と余命の記事と時系列でプロットした場合の符号具合には驚きました。

これらの背景を踏まえて改めて考えてみると、我が国が最も危機に瀕していたのは2010年後半から2011年前半であったと思い知らされます。
仮に、2010年末に韓国による対馬侵攻が行われて占領に成功していたら、火事場泥棒上等の支那は攻めこんできたでしょうし、2011年の東日本大震災の際に米国が迅速に空母を派遣して来なければ、支那の武力進行が行われていた可能性もありえたと思われます。(思い起こせば震災直後には、当時の政府が災害支援の名目で人民解放軍を招き入れるのではないかという噂がありましたね・・・)

この時期の一連の流れを鑑みるに、我が国は米国に大きな借りを作ってしまったのではないかと思われます。

その上で、戦後70年間成し得なかった先の大戦に関する日米の和解が、今年になって急に進み始めた背景として一連の事件があると考えると、なんとなく筋道が通るような気がします。
米国は先の大戦で自分達がやり過ぎたこと理解しており、それ故に復讐を恐れて和解が進まなかったという話も見聞きしますので、今回の一件で貸し借りが相殺されて米国も精神的な区切りが付いたのではないかと考える次第です。
  1. 2015-12-04 10:33
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  3. esfahan #-
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To:友遊さん

> 北京オリンピックの2008年頃は、日本と戦争する方針であることは隠さなくなってましたね。北京ダックを食いながら何度も聞きました。上海万博と北京オリンピックが終われば、一挙に台湾に上陸し、日本と決着を付ける計画だったと思います。歴代の王朝と同じで、あの国が大きくなれば、必ず日本から台湾に続く島々が邪魔なわけですから。そして、朝鮮を使い、対馬を攻めるのも同様です。
>
> 中国も韓国も相変わらず科挙制度なのです。
> 一生懸命に受験勉強して、試験に合格した文民のインテリ達がエリート層を作り全てを支配するのです。現場感覚は全くゼロ。全て文献を読んで情報を集め、机の上で考えた戦略です。机上の空論を権力をもって実行しますので、とても危険です。そして、彼らの参考文献が朝日新聞、中日新聞、日本のあほだらテレビですから、日本について間違ったイメージを信じ込んで計画を立てるのです。
>
> 私は連中の講演会を聞いて、全てがわかりましたよ。
> 世界中の文献を引用しながら、我田引水の大風呂敷を広げ、空きだらけの理論ながら、質疑応答は受け付けず、だだ拍手するのみなんですから。
> 朝鮮の両藩と同じように「箸より重いものを持ったことがない」者のイメージと重なります。
> 日本は現場力と武力を磨き対抗するしかないでしょう。


貴重な情報ありがとうございます。
矢張り現場で実際見聞きした話は重みが違いますね。良く分かりました。
そして、中国指導者は文民で箸より重いものは持った事が無い、同感です。
こんな連中なればこそ、訳の分からない話でもごり押ししてくるのでしょう。
困った存在です。

このコメント、大変良い話なのであとで皆さんの意見を纏めてみたいと思います。
その節はよろしくお願いします。
  1. 2015-12-04 13:47
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  3. 短足おじさん二世 #-
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Re: 余命三年、大当たりです

> 中国が儒教(朱子学)と科挙による頭でっかちの観念論で机上の空論を弄ぶのに対し、アメリカはマニフェスト・デスティニーといった狂信的な民主主義の伝道師(押し売り)、両国とも自分が一番偉いと信じており自国の価値観を押し付けようとする。
>
> 高山正之氏の著書「アメリカと中国は偉そうに嘘をつく」にこんな小見出しがあります。『欧米は「搾取」しか知らず、中露は「略奪」しか知らない』
>
> 満洲事変のリットン調査団、調査目的とは裏腹に各国の植民地担当大臣で構成され、日本の植民地経営を密かに観察する狙いがあったという。その結論は「欧米の搾取型経営を告発する危険性」があり、調査報告は「日本に手を引かせ、欧米諸国が代わりに満洲を引き継いで、ゆくゆくは搾取型に変える」方向を示した、とあります。
>
> パラオをはじめとする南洋の島々、日本統治時代には学校・病院・工場が建てられ大いに発展したのに、米国統治となってからは日本統治時代の道路も橋も徹底的に破壊されました。米軍基地に必要な島々以外はほとんど見捨てられ、住民は補助金と米国の高カロリーの缶詰漬けにされてしまった。
>
> 欧米のイラク・リビア・シリアなどに対する扱いをみても、中東・アフリカ諸国の発展など望んでおらず、資源さえ黙って差し出していれば良いという本音が透けて見えます。
>
> 今の日本、アメリカ幕府の外様から普代並みになったところでしょうか。真の独立を回復するにはアメリカと協調しつつ国防の強化により中国・韓国及び国内の反日勢力を抑え、憲法改正への道筋をつけること。
>
> 最近、余命三年ブログ記事の通り、在日の絡む事件・事案が多いですね。
> 共産党の別働隊のSEALDsやしばき隊、朝鮮式デモで素性はバレバレ。
>
> 今日(3日)のニュースで山口組ナンバー3、直系団体「極心連合会」の姜弘文(通称・橋本弘文)会長(68)が離脱、さらに靖国神社での爆発事件に韓国人が関与していたとの報道。まさに在日・本国とも韓国人はろくなものじゃない。
>
> 来年はいよいよ在日の年貢の納め時となるよう願っています。


>『欧米は「搾取」しか知らず、中露は「略奪」しか知らない』
良い話を聞きました。確かに納得です。
そんな意味で、では日本は、日本人は如何すればいいかこれを考えていきたいと思います。

尚皆さんから有意義なコメントを沢山頂戴しました。
後で別エントリーで纏めてみたいと思います。
その際はよろしくお願いします。
  1. 2015-12-04 13:50
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  3. 短足おじさん二世 #-
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Re: 余命との符号が興味深いですね

> 一連の100年マラソン記事、大変分かりやすくまとめて頂き理解が深まりました。
> 100年マラソンの記述と余命の記事と時系列でプロットした場合の符号具合には驚きました。
>
> これらの背景を踏まえて改めて考えてみると、我が国が最も危機に瀕していたのは2010年後半から2011年前半であったと思い知らされます。
> 仮に、2010年末に韓国による対馬侵攻が行われて占領に成功していたら、火事場泥棒上等の支那は攻めこんできたでしょうし、2011年の東日本大震災の際に米国が迅速に空母を派遣して来なければ、支那の武力進行が行われていた可能性もありえたと思われます。(思い起こせば震災直後には、当時の政府が災害支援の名目で人民解放軍を招き入れるのではないかという噂がありましたね・・・)
>
> この時期の一連の流れを鑑みるに、我が国は米国に大きな借りを作ってしまったのではないかと思われます。
>
> その上で、戦後70年間成し得なかった先の大戦に関する日米の和解が、今年になって急に進み始めた背景として一連の事件があると考えると、なんとなく筋道が通るような気がします。
> 米国は先の大戦で自分達がやり過ぎたこと理解しており、それ故に復讐を恐れて和解が進まなかったという話も見聞きしますので、今回の一件で貸し借りが相殺されて米国も精神的な区切りが付いたのではないかと考える次第です。


余命さんの記事はそれだけ見ると凄い事が書いてあるなあ、港なんですが、別の見方をすると本当かなあ。
しかしこんな風に並べてみると、余命さんの記事が間違っていないことが良く分かる。
そうすると実は日本は本当に危ない所だった。背筋が寒くなりますね。

それからアメリカの日本に対する反省に関して。
多分これからアメリカの20世紀の反省が始まると思います。
この反省が無いと現在の世界情勢とその中のアメリカの立場が分からないからです。
そんな意味で今回のシリア問題、IS問題、欧州移民問題はアメリカの失政から端を発していますから、曽於反省が無いと前へ進みません。
来年はだから世界は大変動の時代になりそうですね。

それから皆さんから貴重な意見をたくさんいただきましたので、別エントリーで纏めてみたいと思います。
その節はよろしくお願いします。
  1. 2015-12-04 13:59
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  3. 短足おじさん二世 #-
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 関係なくて恐縮ですが、短足おじさんの技術者としての、ご意見をお聞きしたいです。

中国原発の技術とカネにすがる 英国のお寒いエネルギー事情 中国マネーにひざまずく落日の大英帝国(4) - 山本隆三
http://blogos.com/article/147827/

 日本の原発の未来を考えて背筋が寒くなりました。
  1. 2015-12-05 11:58
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  3. よもぎねこ #-
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To:よもぎねこさん

>  関係なくて恐縮ですが、短足おじさんの技術者としての、ご意見をお聞きしたいです。
>
> 中国原発の技術とカネにすがる 英国のお寒いエネルギー事情 中国マネーにひざまずく落日の大英帝国(4) - 山本隆三
> http://blogos.com/article/147827/
>
>  日本の原発の未来を考えて背筋が寒くなりました。


原発に関しては私も全く素人ですし、イギリスに関しては情報も有りませんので良く分からない。
但しこの話は多分途中で破綻すると見ています。
コメント欄では書ききれませんので、別途エントリーしたいと思います。
それまで少々お待ちください。
  1. 2015-12-05 19:33
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  3. 短足おじさん二世 #-
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大変長いエントリーお疲れ様でした。

小生は米国人の支那に関する著作というとまずパール・バックの「大地」とエドガー・スノーの「中国の赤い星」を思い出します。前者は小6の時、後者は中1の時に読みました。パール・バックの方は純粋な小説ですし支那の農民の3代記ということで純粋に楽しめました。パール・バックが支那にいたのは1934年までといいますからいい時期に離れたのでしょう。彼女は子供の頃宣教師の娘として支那にいたわけですから支那語に全く不自由はなかったわけで支那語を直接理解できていたのでしょう。

ちょうど小生がガキの頃、支那は文化大革命の馬鹿騒ぎで騒然としていた時代でした。情報があまりなくわからぬ国の典型だった中共について社会科の教師が読むといいよ、と教えられた本でした。当時からなんでこんなに中共に対して好意的なのかなあ、という思いで読んだのを憶えています。小生は昔からの短波放送のリスナーでしたが、北京放送とモスクワ放送で言ってることが全然違うなああ、というのが根本にあったような気がします。
その後、中高の頃にいろいろ検討した結果、支那の分析はモスクワ放送がみんな正しかった、ということが分かり流石に敵国のことはよく研究してるわ、と感心したものです。

爾来、30年を超えますが米国人の著作でこと政治に関わるもので優れた支那の分析というのは見たことがありません。理解が皮相というか、どうも自分たちの考える支那、というものが先にあってそれにあった内容を考えてるんじゃないかという気がしてなりませんでした。漢文の勉強をし、ある米国人のかいた文章を読んで初めて分ったことがありました。誰の文章か未だに思い出せないのですがこんな趣旨の文章があります。

米国人は直接支那語を勉強します(まあ当たり前の話です)。ところがその文章の筆者は日本語の専門家で日本語で漢文を学ぶという手段で支那語の古典を読めるようになった、というのです。その時の感想ですが日本人は漢字を漢字の意味として理解し漢文を読んでいるが、米国人は漢字の纏まりを語彙としてしか理解していない、この理解の差は大きいかもしれないというような趣旨だったと思います。

この時に初めてああそうかと分った気がしました。これじゃあどうしても理解は皮相になるわな、と納得したものです。大学を卒業した後、塾で国語の教師をやるなどという経歴を積んだので漢字については相当個人的に勉強しましたが、その抽象性と普遍性を理解せねば本当のことはわからないだろうということはよく理解できます。
米国人は壮大な誤解をしていたのだということ、連中もようやく分ったのでしょうか、まあ良いことでしょう。そうすれば日本の明治以降の近代史の真の意味を連中が悟る日も来るでしょうから。

閑話休題

最近、宮崎正弘氏と宮脇淳子氏の共著、「中国壊死」が出ました。この手の対談本は結構数多く読みましたがこの本の出来は出色だと思います。何しろ現代支那の話と歴史上の話が同じページに混然として書かれそれが全く違和感がありません。この二人の共著は初めてのはずですがすげえもんです。現代支那の研究家と支那周辺史の研究家の対話ですが意見の対立が全くありません。本の腹帯には「歴史捏造と漢字支配の恐怖」とあります。御一読をおすすめします。

あと12/17に余命3年時事日記が本となるようですね。おそらくマスゴミは完全スルーでしょうがこれがおそらく特亜批判の決定版となるでしょう。思えばいい時代になたものです。
  1. 2015-12-06 21:11
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  3. kazk #-
  4. 編集

差し出口ながら…

  「よもぎねこ」さんの所を通して貴ブログを知り、常々勉強させて頂いている者です。

  私は米国内の親中派について少々関心がありましたので、今回のお話でも、皆さんのコメントと併せて、とても興味深く拝見させて頂きました。また、いずれ時間を作って自分でも読んでみようと思い、本も購入しました。

  さて、話は変わりますが、「鐧」の字、及び「殺手鐧」について大変興味をお持ちの御様子とお見受け致しました。

  お差し支えなければ、御参考までに『大漢和辞典』(日本、大修館)と『漢語大詞典』(中共、漢語大詞典出版社)の「鐧」の項、及び後者の「殺手鐧」の項をお送りしようかと存じますが、宜しいでしょうか。

  いずれ指摘される方もあろうかと思っていたのですが、そのような方もおられないようなので、甚だ僭越ではありますが、お声を掛けさせて頂く事にしました。

  もし、画像データで好ければお送りの仕方をお教え下さい。或いは文字データをお望みでしたら、少々お時間を下さい。仕事の合間に打ち込みますので。

  なお、文字データの場合は、こちらへ投稿する形でお送りしようと思いますが、それで宜しいでしょうか。

  また、後者の簡体字などは繁体字(旧字)に改めておいた方が宜しいでしょうか。手間自体は殆ど同じようなものですので。

  1. 2015-12-07 11:49
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  3. アクトザク #f7CI/OQE
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Re: 大変長いエントリーお疲れ様でした。

> 小生は米国人の支那に関する著作というとまずパール・バックの「大地」とエドガー・スノーの「中国の赤い星」を思い出します。前者は小6の時、後者は中1の時に読みました。パール・バックの方は純粋な小説ですし支那の農民の3代記ということで純粋に楽しめました。パール・バックが支那にいたのは1934年までといいますからいい時期に離れたのでしょう。彼女は子供の頃宣教師の娘として支那にいたわけですから支那語に全く不自由はなかったわけで支那語を直接理解できていたのでしょう。
>
> ちょうど小生がガキの頃、支那は文化大革命の馬鹿騒ぎで騒然としていた時代でした。情報があまりなくわからぬ国の典型だった中共について社会科の教師が読むといいよ、と教えられた本でした。当時からなんでこんなに中共に対して好意的なのかなあ、という思いで読んだのを憶えています。小生は昔からの短波放送のリスナーでしたが、北京放送とモスクワ放送で言ってることが全然違うなああ、というのが根本にあったような気がします。
> その後、中高の頃にいろいろ検討した結果、支那の分析はモスクワ放送がみんな正しかった、ということが分かり流石に敵国のことはよく研究してるわ、と感心したものです。
>
> 爾来、30年を超えますが米国人の著作でこと政治に関わるもので優れた支那の分析というのは見たことがありません。理解が皮相というか、どうも自分たちの考える支那、というものが先にあってそれにあった内容を考えてるんじゃないかという気がしてなりませんでした。漢文の勉強をし、ある米国人のかいた文章を読んで初めて分ったことがありました。誰の文章か未だに思い出せないのですがこんな趣旨の文章があります。
>
> 米国人は直接支那語を勉強します(まあ当たり前の話です)。ところがその文章の筆者は日本語の専門家で日本語で漢文を学ぶという手段で支那語の古典を読めるようになった、というのです。その時の感想ですが日本人は漢字を漢字の意味として理解し漢文を読んでいるが、米国人は漢字の纏まりを語彙としてしか理解していない、この理解の差は大きいかもしれないというような趣旨だったと思います。
>
> この時に初めてああそうかと分った気がしました。これじゃあどうしても理解は皮相になるわな、と納得したものです。大学を卒業した後、塾で国語の教師をやるなどという経歴を積んだので漢字については相当個人的に勉強しましたが、その抽象性と普遍性を理解せねば本当のことはわからないだろうということはよく理解できます。
> 米国人は壮大な誤解をしていたのだということ、連中もようやく分ったのでしょうか、まあ良いことでしょう。そうすれば日本の明治以降の近代史の真の意味を連中が悟る日も来るでしょうから。
>
> 閑話休題
>
> 最近、宮崎正弘氏と宮脇淳子氏の共著、「中国壊死」が出ました。この手の対談本は結構数多く読みましたがこの本の出来は出色だと思います。何しろ現代支那の話と歴史上の話が同じページに混然として書かれそれが全く違和感がありません。この二人の共著は初めてのはずですがすげえもんです。現代支那の研究家と支那周辺史の研究家の対話ですが意見の対立が全くありません。本の腹帯には「歴史捏造と漢字支配の恐怖」とあります。御一読をおすすめします。
>
> あと12/17に余命3年時事日記が本となるようですね。おそらくマスゴミは完全スルーでしょうがこれがおそらく特亜批判の決定版となるでしょう。思えばいい時代になたものです。



大変長ったらしいエントリー、お付き合いいただき有難うございます。
膨大な著作でしたが、問題は書いてある事と書いてない事の読み取り、そして英語を和訳する際のニュアンスの違い。
こんな所を読み取るのに苦労しました。
そして実はどうしてもわからないのが殺手鐧という概念、これを未だに拘っています。
次のエントリーに皆さんからの有意義なコメントを紹介させていただきたいと思っていますが、その際kazkさんの意見、そしてこの殺手鐧もとり上げたいと思っています。コメントを引用させていただきますので宜しくお願いします。

それからアメリカ人のシナ語に関する解釈ですが、アメリカ人は漢字の纏まりを語彙としてしか理解していない、これは全く同感です。
しかし今まではそれで何ら支障なかったと思います。理由はアメリカ人は指示命令する立場、シナ人はそれに従う立場ですので、微妙なニュアンスなど関係なかったからだと思います。

しかし今では立場が様変わりしていますので、そんな言葉の問題が大きいのでしょうね。
多分世界中で中国がキチンと理解できるのは日本人しかいないかもしれません。
ご指摘の「日本語を学んだ外国人が日本語読み下し文として中国語が読める」、これの大きさがやっと分かった、この流れをもっと広めたいですね。

それから「中国壊死」、これは読んでみます。それと余命3年時事日記ですが、私もアマゾンで発注しています。
届くのが楽しみです。
今回のエントリーで皆さんから余命さんの記事との比較すると実によく符合するとの意見を色々戴きました。
余命3年時事日記があそこまで読まれれば、確か12月9日今日が命日の初代余命さん(かず先生)も草葉の陰で喜んでいるでしょう。


  1. 2015-12-07 11:51
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  3. 短足おじさん二世 #-
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Re: 差し出口ながら…

>   「よもぎねこ」さんの所を通して貴ブログを知り、常々勉強させて頂いている者です。
>
>   私は米国内の親中派について少々関心がありましたので、今回のお話でも、皆さんのコメントと併せて、とても興味深く拝見させて頂きました。また、いずれ時間を作って自分でも読んでみようと思い、本も購入しました。
>
>   さて、話は変わりますが、「鐧」の字、及び「殺手鐧」について大変興味をお持ちの御様子とお見受け致しました。
>
>   お差し支えなければ、御参考までに『大漢和辞典』(日本、大修館)と『漢語大詞典』(中共、漢語大詞典出版社)の「鐧」の項、及び後者の「殺手鐧」の項をお送りしようかと存じますが、宜しいでしょうか。
>
>   いずれ指摘される方もあろうかと思っていたのですが、そのような方もおられないようなので、甚だ僭越ではありますが、お声を掛けさせて頂く事にしました。
>
>   もし、画像データで好ければお送りの仕方をお教え下さい。或いは文字データをお望みでしたら、少々お時間を下さい。仕事の合間に打ち込みますので。
>
>   なお、文字データの場合は、こちらへ投稿する形でお送りしようと思いますが、それで宜しいでしょうか。
>
>   また、後者の簡体字などは繁体字(旧字)に改めておいた方が宜しいでしょうか。手間自体は殆ど同じようなものですので。


初めまして、コメント有難うございます。
大変ありがたいお言葉、感謝いたします。
私が一番知りたいのは、文字の意味が分からないと言うよりどこにどんな風に書いてあるかという事が一番の興味のある所。
理由は「殺手鐧」は新しい言葉で、個展などで使っている言葉ではないと見ているからです。
そして今日のエントリーでも書きましたが、中国の現在の指導者層は文革世代で一般知識や教養が欠けている、そう思えるからなんです。
そんな事なので是非ともそんなモノの分かるモノが見てみたいと思います。

コメント欄には写真は貼れませんので以下の方法は如何でしょうか。

このコメント欄の「管理者のみ閲覧可」にチェックを入れていただくと私だけが読めます。
そこにアクトザク さんのメールアドレスなりブログをお持ちでしたらブログURLを書いて戴ければ、そこに私のメールアドレスを送ります。そこへ返信いただければ連絡が取れます。
そこでいただいたメールアドレスなどは個人情報なので、私が責任を持って守秘義務を守ります。
こんなことでいかがでしょうか。

今後とも宜しくお願いします。
  1. 2015-12-07 15:03
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  3. 短足おじさん二世 #-
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管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2015-12-08 10:47
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Re: 宜しくお願いします

 詳細な情報ありがとうございます。
大変貴重な話なので本文にも追記しました。
私の疑問に思っていたことが解けました。感謝します。

これからも宜しくお願いします。
  1. 2015-12-08 17:13
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  3. 短足おじさん二世 #-
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